JP6101458B2 - 有機elモジュール及び有機elモジュールの敷設構造 - Google Patents

有機elモジュール及び有機elモジュールの敷設構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6101458B2
JP6101458B2 JP2012198623A JP2012198623A JP6101458B2 JP 6101458 B2 JP6101458 B2 JP 6101458B2 JP 2012198623 A JP2012198623 A JP 2012198623A JP 2012198623 A JP2012198623 A JP 2012198623A JP 6101458 B2 JP6101458 B2 JP 6101458B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
organic
power feeding
module
feeding unit
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012198623A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014053254A (ja
Inventor
伸仁 三浦
伸仁 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneka Corp
Original Assignee
Kaneka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaneka Corp filed Critical Kaneka Corp
Priority to JP2012198623A priority Critical patent/JP6101458B2/ja
Publication of JP2014053254A publication Critical patent/JP2014053254A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6101458B2 publication Critical patent/JP6101458B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Description

本発明は有機ELモジュール及び有機ELモジュールの敷設構造に関する。本発明の有機ELモジュールは、照明装置として有用なものである。
白熱灯や蛍光灯に代わる照明装置として、有機ELモジュールからなる照明装置が開発されている。
有機ELモジュールは、面状の広がりを持った有機EL装置にフレームなどの付属品を取り付けたものである。また有機EL装置は、ガラス基板や透明樹脂フィルム等の基材に、有機EL素子を積層したものである。また有機EL装置は、有機EL素子に給電するための給電機構を備えている。
有機EL素子は、陰極及び陽極からなる一対の電極の間に有機化合物を含む発光層(機能層)を備えている。有機EL素子は、電気的に励起された電子と正孔との再結合のエネルギーによって発光する。
有機EL装置は自発光デバイスであり、また、発光層の材料を適宜選択することにより、種々の波長の光を発光することができる。さらに有機EL装置は、白熱灯や蛍光灯に比べて厚さが極めて薄く、かつ面状に発光するので、設置場所の制約が少ないという利点も有している。
有機ELモジュールを発光させるためには、外部電源から有機EL装置に給電し、上記した2つの電極間に電圧を印加する必要がある。すなわち、外部電源と有機ELモジュールを電気的に繋ぎ、有機EL装置に給電する給電構造が必要である。
また、複数の有機ELモジュールを用いて、より大面積の光源を得ることができる(例えば、特許文献1)。例えば、天井等の壁面に複数の有機ELモジュールを平面状に敷き詰めてマトリクス状に配置し、かつ各々の有機ELモジュールを電気的に繋ぐことにより、天井等の全面を発光させることができる。
特開2004−69774号公報
有機ELモジュールからなる照明装置については、以下のような要望がある。まず、有機ELモジュールが従来の光源に比べて極めて薄いという利点を生かすために、有機ELモジュールを天井等に設置する場合には、有機ELモジュールの背面(発光面と反対側の面)には配線等をできるだけ設けないことが好ましい。
また天井等に複数の有機ELモジュールをマトリクス状に配置して用いる場合に、一部の有機ELモジュールが故障したときに、その有機ELモジュールのみを容易に交換できる構成とすることが好ましい。例えば、他の有機ELモジュールを外すことなく、特定の有機ELモジュールのみを天井面に対して垂直方向に着脱可能であることが好ましい。
さらに、複数の有機ELモジュールを並べて用いる場合に、用いる有機ELモジュールの種類はできるだけ少ないことが好ましい。例えば、1種類の有機ELモジュールのみを用いて直列又は並列に配置し、天井等の全面を覆うことができる構成が好ましい。
そこで本発明は、天井面等に複数並べて用いるのに適した有機ELモジュールと、当該有機ELモジュールを複数並べた有機ELモジュールの敷設構造を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するための請求項1に記載の発明は、矩形状の基材上に第1電極層、有機発光層、及び第2電極層がこの順に積層され、少なくとも一方の平面が発光面となる有機EL装置と、第1電極層に電気的に接続された第1給電部と、第2電極層に電気的に接続された第2給電部とを備えた有機ELモジュールであって、第1給電部と第2給電部は、前記有機EL装置の周縁であって当該周縁を構成する四辺の各辺に沿って設けられており、第1給電部と第2給電部は、前記辺における中央から両方の角に向かって互いに離れた位置にあり、前記四辺における互いに対向する二辺について、一方の辺に沿って設けられた第1給電部と他方の辺に沿って設けられた第2給電部とが対向した位置にあり、一方の辺に沿って設けられた第2給電部と他方の辺に沿って設けられた第1給電部とが対向した位置にあり、前記周縁の各角において第1給電部同士又は第2給電部同士が角を挟んで位置しており、第1給電部と第2給電部とが、有機ELモジュールの中心を対称中心として点対称に配置されており、各第1給電部は、導電性の箔体からなる1つの第1導電箔で構成され、各第2給電部は、導電性の箔体からなる1つの第2導電箔で構成され、第1導電箔は、第1給電部同士で挟まれた角同士を結んだ対角線に沿って延びる帯状であり、第2導電箔は、第2給電部同士で挟まれた角同士を結んだ対角線に沿って延びる帯状であり、外部電源と第1給電部又は第2給電部とを電気的に接続可能な配線が、有機EL装置における前記辺に沿う端面に設けられていることを特徴とする有機ELモジュールである。
本発明の有機ELモジュールは、矩形状の基材上に第1電極層、有機発光層、及び第2電極層がこの順に積層され、少なくとも一方の平面が発光面となるものである。また本発明の有機ELモジュールは、第1電極層に電気的に接続された第1給電部と、第2電極層に電気的に接続された第2給電部とを備えている。
そして本発明の有機ELモジュールでは、第1給電部と第2給電部の位置関係について、各給電部が「有機EL装置の周縁」であって「当該周縁を構成する四辺の各辺に沿って」設けられており、かつ前記辺における中央から両方の角に向かって互いに離れた位置にある。そのため、有機ELモジュールを複数並べて配置する場合、給電部同士が隣接する配置を容易に作り出すことができる。その結果、使用する有機ELモジュールの種類を少なくすることができる。
さらに本発明の有機ELモジュールでは、外部電源と第1給電部又は第2給電部とを電気的に接続可能な配線が、各給電部がある辺に沿う端面に設けられている。そのため、有機ELモジュールの背面(発光面と反対側の面)に当該配線を設ける必要がなく、有機ELモジュール全体の厚みを小さくすることできる。
ここで「矩形」には正方形が含まれる。また「有機EL装置の周縁」には、有機EL装置の発光面における周縁部分と、有機EL装置の端面(周面、側面)の両方が含まれる。
また本発明の有機ELモジュールでは、前記四辺における互いに対向する二辺に設けられた給電部の位置関係について、一方の辺に沿って設けられた第1給電部と他方の辺に沿って設けられた第2給電部とが対向した位置にあり、一方の辺に沿って設けられた第2給電部と他方の辺に沿って設けられた第1給電部とが対向した位置にある。換言すれば、一方の辺における第1給電部から第2給電部へ向かう方向と、他方の辺における第1給電部から第2給電部へ向かう方向とが、逆である。かかる構成により、有機ELモジュールを複数並べて配置する場合、給電部同士が隣接する配置をより容易に作り出すことができる。その結果、使用する有機ELモジュールの種類をより少なくすることができる。
また本発明の有機ELモジュールでは、四辺すべてに各給電部が設けられており、かつ各角において第1給電部同士又は第2給電部同士が角を挟んで位置している。かかる構成により、有機ELモジュールを複数並べて配置する場合、給電部同士が隣接する配置をさらに容易に作り出すことができる。その結果、使用する有機ELモジュールの種類をさらに少なくすることができる。
また本発明の有機ELモジュールでは、第1給電部と第2給電部とが、有機ELモジュールの中心を対称中心として点対称に配置されている。かかる構成により、有機ELモジュールを複数並べて配置する場合、給電部同士が隣接する配置をさらに容易に作り出すことができる。その結果、使用する有機ELモジュールの種類をさらに少なくすることができる。例えば、有機ELモジュールを平面状に敷き詰めてマトリクス状に配置する場合にも容易に適応できる。
さらに本発明の有機ELモジュールでは、各第1給電部は、導電性の箔体からなる1つの第1導電箔で構成され、各第2給電部は、導電性の箔体からなる1つの第2導電箔で構成され、第1導電箔は、第1給電部同士で挟まれた角同士を結んだ対角線に沿って延びる帯状であり、第2導電箔は、第2給電部同士で挟まれた角同士を結んだ対角線に沿って延びる帯状である。
請求項1に記載の有機ELモジュールにおいて、有機EL装置の少なくとも一辺を覆う枠部材をさらに備え、第1給電部と第2給電部は前記枠部材の一部から露出していることが好ましい(請求項)。
請求項に記載の発明は、基材と第1電極層が透光性であることを特徴とする請求項1又は2に記載の有機ELモジュールである。
本発明は、いわゆるボトムエミッション方式の有機ELモジュールを提供するものである。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれかに記載の有機ELモジュールを複数並べた有機ELモジュールの敷設構造であって、複数の有機ELモジュールの端面同士を突き合わせて面状又は線状に並べ、隣接する有機ELモジュール間において互いに近接する給電部同士を電気的に接続させたことを特徴とする有機ELモジュールの敷設構造である。
本発明は有機ELモジュールの敷設構造に関するものである。本発明では、上記した本発明の有機ELモジュールの端面同士突き合わせて面状又は線状に並べ、かつ、隣接する有機ELモジュール間において互いに近接する給電部同士を電気的に接続させている。本発明の有機ELモジュール敷設構造によれば、有機ELモジュールの交換を容易に行うことができる。
請求項に記載の有機ELモジュールの敷設構造において、導電性部材を介して前記給電部同士を電気的に接続させた構成が好ましい(請求項)。
請求項に記載の発明は、導電性部材は、有機ELモジュールの発光面側に取り付けられていることを特徴とする請求項に記載の有機ELモジュールの敷設構造である。
かかる構成により、有機ELモジュールの着脱を、発光面に対して垂直方向に行うことができる。
本発明の有機ELモジュールによれば、複数並べて配置する場合に、給電部同士が隣接する配置を容易に作り出すことができる。その結果、使用する有機ELモジュールの種類を少なくすることができる。また、有機ELモジュールの背面に給電用の配線を設ける必要がなく、有機ELモジュール全体の厚みを小さくすることができる。
本発明の有機ELモジュールの敷設構造によれば、有機ELモジュールの交換を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る有機ELモジュールを正面側から見た斜視図である。 図1の有機ELモジュールが有する有機EL装置の積層構造を表す断面図である。 図2の有機EL装置における有機EL素子の層構成を表す断面図である。 図1の有機ELモジュールの正面図である。 図1の有機ELモジュールを複数並べて直列接続した例を表す説明図である。 図1の有機ELモジュールを複数並べて並列接続した例を表す説明図である。 有機EL装置と各給電部の構成の一例を表す斜視図である。 (a)は図7の有機EL装置の角の部分を拡大して表す斜視図、(b)は(a)で表した部分に枠部材を取り付けた状態を表す斜視図である。 接続部材を取り付ける方法を表す斜視図である。 陰極配線と陽極配線を有機EL装置の端面に設けた状態を模式的に表す斜視図である。 有機ELモジュールの着脱方法を表す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、発明の理解を容易にするために、各図面において、各部材の大きさや厚み等については一部誇張して描かれており、実際の大きさや比率等とは必ずしも一致しないことがある。さらに、本発明が以下の実施形態に限定されないことは当然である。
有機ELモジュールを見る方向については、有機ELモジュールの発光面がある面を正面とする。
図1に示す本発明の一実施形態に係る有機ELモジュール1は、有機EL装置10が額縁状の枠部材11に装着され、さらに有機EL素子2(図2)に給電するための給電機構を備えたものである。有機ELモジュール1は、例えば、図1に示すように発光面8が下向きになる姿勢で天井面20に設置され、照明器具として使用される。また有機ELモジュール1は、図1に示すように、複数を並べて敷設して用いるのに適したものである。
有機ELモジュール1は、いわゆるボトムエミッション方式のものである。有機ELモジュール1が有する有機EL装置10の積層構造は図2に示すとおりであり、正方形状でかつ透光性の基板(基材)3の上に、透明電極層である第1電極層(陽極)4、有機発光層5、及び第2電極層(陰極)6がこの順に積層され、これらが封止部7で封止された構造を有している。有機ELモジュール1においては、基板3における第1電極層とは反対側の面が発光面8となる(ボトムエミッション方式)。なお、第1電極層4、有機発光層5、及び第2電極層6によって、有機EL素子2が構成されている。
有機発光層5は、複数の有機化合物薄膜が積層されたものであり、機能層とも呼ばれるものである。有機発光層5の層構成は、例えば図3に示すように、正孔注入層50、正孔輸送層51、発光層52、電子輸送層55、及び電子注入層56が積層されてなる。
ここで有機発光層5はPN結合を有するものであり、整流作用をもつ。具体的には、陽極たる第1電極層4から陰極たる第2電極層6に向かってのみ電流を流すものである。
基板3、第1電極層4、有機発光層5、第2電極層6、及び封止部7の素材等については後述する。
有機EL装置10は正面視が正方形の薄い板状である。ここで、有機EL装置10が額縁状の枠部材11に装着され、有機ELモジュール1を形成している。すなわち、図4に示すように、有機ELモジュール1も正面視が正方形である。正面視において、枠部材11の開口部に有機EL装置10が露出し、発光面8を形成している。
有機ELモジュール1(有機EL装置10)は、4つの辺25a〜25dと4つの角26a〜26dを有する。
有機EL装置10には、第1給電部15(15a〜15d)と第2給電部16(16a〜16d)が設けられている。第1給電部15は、第1電極層4と電気的に接続されている。第2給電部16は、第2電極層6と電気的に接続されている。
なお図4では、第1給電部15の位置に黒塗りを付し、第2給電部16の位置にハッチングを付し、さらに、陽極配線17と陰極配線18を破線で模式的に示しており、各々の詳しい構造等は省略している。
第1給電部15と第2給電部16は、それぞれ4箇所に設けられている。詳細には、有機ELモジュール1(有機EL装置10)の一辺、例えば上辺25aに着目すると、第1給電部15aと第2給電部16aが、上辺25aに沿って設けられている。ここで、第1給電部15aと第2給電部16aは、上辺25aの中央から両方の角26a,26bに向かって互いに離れた位置にある。また第1給電部15aと第2給電部16aとは、上辺25aの長手方向における中点を通りかつ上辺と直交する直線(すなわち、有機EL装置10の上下方向の中心線)を基準として、互いに線対称の位置にある。
同様に、第1給電部15bと第2給電部16bは、有機ELモジュール1(有機EL装置10)の左辺25bに沿って設けられており、左辺25bの長手方向における中点を通りかつ左辺25bと直交する直線(すなわち、有機EL装置10の左右方向の中心線)を基準として、互いに線対称の位置にある。
同様に、第1給電部15cと第2給電部16cは、有機ELモジュール1(有機EL装置10)の下辺25cに沿って設けられており、下辺の長手方向における中点を通りかつ下辺25cと直交する直線(すなわち、有機EL装置10の上下方向の中心線)を基準として、互いに線対称の位置にある。
同様に、第1給電部15dと第2給電部16dは、有機ELモジュール1(有機EL装置10)の右辺25dに沿って設けられており、右辺25dの長手方向における中点を通りかつ右辺25dと直交する直線(すなわち、有機EL装置10の左右方向の中心線)を基準として、互いに線対称の位置にある。
有機ELモジュール1(有機EL装置10)における対向する二辺、例えば上辺25aと下辺25cに着目すると、第1給電部15aと第2給電部16cとが発光面8を挟んで対向した位置にあり、第1給電部15cと第2給電部16aとが発光面8を挟んで対向した位置にある。同様に、左辺25bと右辺25dに着目すると、第1給電部15bと第2給電部16dとが発光面8を挟んで対向した位置にあり、第1給電部15dと第2給電部16bとが発光面8を挟んで対向した位置にある。
有機ELモジュール1全体に着目すると、第1給電部15a〜15dと第2給電部16a〜16dは、有機ELモジュール1の中心(対角線の交点)を対称中心として点対称となるように配置されている。
また、第1給電部15aと15b、第1給電部15cと15d、第2給電部16aと16d、第2給電部16bと16cは、いずれも有機ELモジュール1(有機EL装置10)の1つの角26を挟んで位置している。すなわち、有機ELモジュール1(有機EL装置10)における各々の角26は、第1給電部15同士あるいは第2給電部16同士に挟まれている。
第1給電部15a〜15dには、それぞれ外部電源と電気的に接続可能な陽極配線17a〜17dが繋がっている。同様に、第2給電部16a〜16dには、それぞれ外部電源と電気的に接続可能な陰極配線18a〜18dが繋がっている。
陽極配線17a〜17dと陰極配線18a〜18dは、枠部材11の内部に収納されている。すなわち、陽極配線17a〜17dと陰極配線18a〜18dは有機EL装置10の端面23(図7,9)に配されており、背面側には配されていない。
第1給電部15と第2給電部16は、枠部材11の表面側にその一部が露出している。後に詳述するように、有機ELモジュール1を複数並べて設置する場合に、隣接する給電部15,16同士を導電性の接続部材(導電性部材)21(図5,6,9)で接続し、給電部15,16同士を電気的に接続することができる。
有機ELモジュール1は、複数を直列又は並列に接続して使用するのに適している。ここで、複数の有機ELモジュール1を並べ、直列又は並列に接続して使用する例について説明する。
図5に示す例は、直列接続の例である。この例では、2個の有機ELモジュール1が端面同士を突き合わせて並べられている。そして各有機ELモジュール1の向きについては、一方の有機ELモジュール1の第1給電部15と、他方の有機ELモジュール1の第2給電部16とが近接する向きに配置されている。
具体的には、左側の有機ELモジュール1の第1給電部15cと右側の有機ELモジュール1の第2給電部16c’とが隣接している。また、左側の有機ELモジュールの第2給電部16aと右側の有機ELモジュール1の第1給電部15a’とが隣接している。そして、第1給電部15cと第2給電部16c’、第2給電部16aと第1給電部15a’が、それぞれ導電性の接続部材(導電性部材)21で繋がれている。
図5に示す、直列接続された2個の有機ELモジュール1を発光させる場合は、いずれかの陽極配線17と陰極配線18に外部電源を接続し、第1電極層4と第2電極層6との間に電圧を印加する。これにより各有機ELモジュール1の有機発光層5が発光し、第1電極層4と基板3を介して光が外部に取り出され、各発光面8が発光する。
本実施形態の有機ELモジュール1は、全体形状が正方形で、かつ第1給電部15と第2給電部16が点対称を成すように配置されているので、1種類の有機ELモジュール1のみを用いて図5のような直列接続を実現することができる。
3個以上の有機ELモジュール1を直列接続することもできる。例えば、図5の配置パターン、すなわち、第1給電部15と第2給電部16とが隣接するような配置パターンを繰り返すことにより、3個以上の有機ELモジュール1を直列接続することができる。
例えば、有機ELモジュール1が3ボルトで駆動するものであれば、4個の有機ELモジュール1を直列接続して1組とし、12ボルトで駆動させることができる。また、この1組を複数並べることにより、24ボルトや48ボルトで駆動することができる。
さらに、図5のような直列配列を成した有機ELモジュール1の群を独立して複数作製し、各群を並列に配置することにより、より大面積の発光面を作製することができる。
一方、図6に示す例は、並列接続の例である。この例では、3個の有機ELモジュール1が端面同士を突き合わせ、かつL字状に配置されている。そして各有機ELモジュール1の向きについては、隣接する2個の有機ELモジュール1間において、第1給電部15同士あるいは第2給電部16同士が近接する向きに、各有機ELモジュール1が配置されている。
具体的には、左側の有機ELモジュールの第1給電部15cと中央の有機ELモジュール1の第1給電部15b’とが隣接している。また、左側の有機ELモジュールの第2給電部16aと右側の有機ELモジュール1の第2給電部16d’とが隣接している。
また、中央の有機ELモジュールの第2給電部16d’と上の有機ELモジュール1の第2給電部16c’’とが隣接している。また、中央の有機ELモジュールの第1給電部15d’と上側の有機ELモジュール1の第1給電部15c’’とが隣接している。
そして、第1給電部15cと第1給電部15b’、第2給電部16aと第2給電部16d’、第2給電部16d’と第2給電部16c’’、第1給電部15d’の第1給電部15c’’が、それぞれ導電性の接続部材21で繋がれている。
図6に示す並列接続された3個の有機ELモジュール1を発光させる場合は、いずれかの陽極配線17と陰極配線18に外部電源を接続し、第1電極層4と第2電極層6との間に電圧を印加する。これにより各有機ELモジュール1の有機発光層5が発光し、第1電極層4と基板3を介して光が外部に取り出され、各発光面8が発光する。
本実施形態の有機ELモジュール1は、全体形状が正方形で、かつ第1給電部15と第2給電部16が点対称を成すように配置されているので、1種類の有機ELモジュール1のみを用いて図6のような並列接続を実現することができる。
4個以上の有機ELモジュール1を並列接続することもできる。例えば、図6の配置パターン、すなわち、第1給電部15同士あるいは第2給電部16同士が隣接するような配置パターンを繰り返すことにより、4個以上の有機ELモジュール1を並列接続することができる。
次に、有機ELモジュール1(有機EL装置10)に第1給電部15と第2給電部16を設ける構成の具体例について説明する。
有機ELモジュール1(有機EL装置10)に第1給電部15と第2給電部16を設ける方法としては特に限定はないが、例えば、図7に示す構成を採用することができる。
図7に示す例では、各給電部15,16が導電性の箔体(導電箔)で構成されている。第1給電部15は第1導電箔31、第2給電部が第2導電箔32で構成されている。第1導電箔31と第2導電箔32は、いずれも末端が2つに分岐した帯状の箔体である。第1導電箔31と第2導電箔32は、例えば金属箔である。
第1導電箔31と第2導電箔32は、各々の中心を交点として直交している。さらに、正面視において正方形の対角線に沿って延びており、各末端は正方形の角26に向かって延びている。
第1導電箔31は、第1電極層4と電気的に接続されている。また第2導電箔32は、第2電極層6と電気的に接続されている。
第1導電箔31と第2導電箔32は、有機EL装置10と略同サイズ(正方形)の2枚の絶縁性膜で上下を挟まれている。さらに第1導電箔31と第2導電箔32の間も絶縁性膜等で絶縁されている。絶縁性膜は、例えば樹脂膜である。
第1導電箔31と第2導電箔32は、基本的に、絶縁性膜を介して有機EL装置10の背面(発光面8と反対側の面)に設置されているが、分岐した末端部分が背面からはみ出ている。そして、図7に示すように、はみ出た部分がコ字状に折り曲げられて、有機EL装置10の端面23を覆い、発光面8の周縁に至っている。これにより、第1導電箔31から第1給電部15a〜15dが形成され、第2導電箔32から第2給電部16a〜16dが形成される。
有機EL装置10が取り付けられる枠部材11の構成の具体例を図8に示す。
図7の有機EL装置10の1つの角26に着目すると、図8(a)に示すとおり、2つの第1給電部15又は第2給電部16が角26を挟んでいる。
図8(b)は、枠部材11に有機EL装置10を取り付けた状態を示す。枠部材11には、各給電部15a〜15d,16a〜16dに対応する位置に、各給電部15a〜15d,16a〜16dを露出させる複数の開口35,36が設けられている。当該開口35,36は、発光面8側(表面側開口35)と端面23側(端面側開口36)の両方に設けられている。
開口35,36は、枠部材11の表面又は端面(外周面)の一部を貫通する長方形状の小孔である。開口35,36を通じて、各給電部15a〜15d,16a〜16dにアクセスすることができる。
複数の有機ELモジュール1を並べ、隣接する給電部15,16同士を電気的に接続させる際には、図9に示すような導電性の接続部材(導電性部材)21を用いることができる。接続部材21は導電性の板状部材であり、開口35,36に挿入可能な突出片22a,22bを有している。そして、2つの突出片22a,22bは互いに電気的に繋がっている。
接続部材21で給電部15,16同士を接続する場合は、例えば図9に示すように、隣接する2つの表面側開口35に突出片22a,22bが挿入されるように接続部材21を取り付ければよい。
接続部材21は、隣接する2つの端面側開口36に取り付けることもできる。
接続部材21は、例えば金属製の接続金具等で構成することができる。その他、樹脂製部材の一部を金属箔で被覆したものでもよい。
また接続部材21は、有機ELモジュール1を保持する機能を兼ね備えたものでもよい。例えば、断面コ字状の金属製金具を採用し、2個の有機ELモジュール1を端面側から挟み込む構成としてもよい。
陽極配線17と陰極配線18については、例えば、第1導電箔31と第2導電箔32が折り曲げられた部分であって、有機EL装置10の端面23を覆う部分に設けることができる(図10)。これにより、陽極配線17と陰極配線18を有機EL装置10の背面側に設ける必要が生じない。
図11に示すように、本実施形態によれば、複数の有機ELモジュール1を平面状に敷き詰めた有機ELモジュールの敷設構造において、有機ELモジュール1を発光面8に対して(すなわち、天井面20に対して)垂直方向に着脱することができる。例えば、図11において中央に位置する有機ELモジュール1のみを交換したい場合には、その有機ELモジュール1を天井面20に対して垂直方向に着脱すれば足り、周囲の有機ELモジュール1を取り外す必要がない。
なお、本実施形態では、有機ELモジュール1の背面側には陽極配線17と陰極配線18がないので、有機ELモジュール1を天井面20等に固定する際の自由度が高い。例えば、マグネットを利用して有機ELモジュール1の背面を天井面20に固定することができる。
上記した実施形態では、第1給電部15、第2給電部16、陽極配線17、陰極配線18が有機ELモジュール1の四辺全てに設けられているが、他の実施形態も可能である。例えば、対向する二辺のみ、あるいは一辺のみにこれらの要素を設けてもよい。
さらに、第1給電部15と第2給電部16を四辺全てに設け、陽極配線17と陰極配線18をいずれか一辺のみに設けてもよい。
上記した実施形態では、有機ELモジュール1(有機EL装置10、基板3)は正面視で正方形状であるが、他の矩形状であってもよい。
上記した実施形態では、ボトムエミッション方式の有機ELモジュール1を採用しているが、トップエミッション方式の有機ELモジュールであってもよい。
最後に、基板(基材)3、第1電極層4、有機発光層5、第2電極層6、及び封止部7を構成する素材等について説明する。
基板3は透光性を有するものであり、フレキシブル基板、プラスチック基板、ガラス基板等から適宜選択され得る。
第1電極層4の素材は特に限定されるものではなく、例えば、インジウム錫酸化物(ITO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、酸化錫(SnO2)、酸化亜鉛(ZnO)等の金属酸化物や、銀(Ag)、クロム(Cr)等の金属などを採用することができる。なお、有機発光層5からの光を効率的に取り出せる点で、透明性が高いITOとIZOが特に好ましい。
有機発光層5を構成する発光材料は、発光させる光の波長によって適宜選択することができる。例えば、有機EL装置で一般的に用いられている低分子形色素材料や、共役系高分子材料を採用することができる。
第2電極層6の素材は特に限定されるものではなく、例えば銀(Ag)やアルミニウム(Al)等の金属を採用することができる。
封止部7の素材としては、例えばSiO2を採用することができる。
1 有機ELモジュール
3 基板(基材)
4 第1電極層
5 有機発光層
6 第2電極層
8 発光面
10 有機EL装置
11 枠部材
15,15a〜15d 第1給電部
15’,15a’〜15d’ 第1給電部
15’’,15a’’〜15d’’ 第1給電部
16,16a〜16d 第2給電部
16’,16a’〜16d ’ 第2給電部
16’’,16a’’〜16d’’ 第2給電部
17 陽極配線
18 陰極配線
21 接続部材
23 端面
25,25a〜25d 辺
26,26a〜26d 角

Claims (6)

  1. 矩形状の基材上に第1電極層、有機発光層、及び第2電極層がこの順に積層され、少なくとも一方の平面が発光面となる有機EL装置と、第1電極層に電気的に接続された第1給電部と、第2電極層に電気的に接続された第2給電部とを備えた有機ELモジュールであって、
    第1給電部と第2給電部は、前記有機EL装置の周縁であって当該周縁を構成する四辺の各辺に沿って設けられており、
    第1給電部と第2給電部は、前記辺における中央から両方の角に向かって互いに離れた位置にあり、
    前記四辺における互いに対向する二辺について、一方の辺に沿って設けられた第1給電部と他方の辺に沿って設けられた第2給電部とが対向した位置にあり、一方の辺に沿って設けられた第2給電部と他方の辺に沿って設けられた第1給電部とが対向した位置にあり、
    前記周縁の各角において第1給電部同士又は第2給電部同士が角を挟んで位置しており、
    第1給電部と第2給電部とが、有機ELモジュールの中心を対称中心として点対称に配置されており、
    各第1給電部は、導電性の箔体からなる1つの第1導電箔で構成され、
    各第2給電部は、導電性の箔体からなる1つの第2導電箔で構成され、
    第1導電箔は、第1給電部同士で挟まれた角同士を結んだ対角線に沿って延びる帯状であり、
    第2導電箔は、第2給電部同士で挟まれた角同士を結んだ対角線に沿って延びる帯状であり、
    外部電源と第1給電部又は第2給電部とを電気的に接続可能な配線が、有機EL装置における前記辺に沿う端面に設けられていることを特徴とする有機ELモジュール。
  2. 有機EL装置の少なくとも一辺を覆う枠部材をさらに備え、第1給電部と第2給電部は前記枠部材の一部から露出していることを特徴とする請求項1に記載の有機ELモジュール。
  3. 基材と第1電極層が透光性であることを特徴とする請求項1又は2に記載の有機ELモジュール。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の有機ELモジュールを複数並べた有機ELモジュールの敷設構造であって、複数の有機ELモジュールの端面同士を突き合わせて面状又は線状に並べ、隣接する有機ELモジュール間において互いに近接する給電部同士を電気的に接続させたことを特徴とする有機ELモジュールの敷設構造。
  5. 導電性部材を介して前記給電部同士を電気的に接続させたことを特徴とする請求項に記載の有機ELモジュールの敷設構造。
  6. 導電性部材は、有機ELモジュールの発光面側に取り付けられていることを特徴とする請求項に記載の有機ELモジュールの敷設構造。
JP2012198623A 2012-09-10 2012-09-10 有機elモジュール及び有機elモジュールの敷設構造 Expired - Fee Related JP6101458B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012198623A JP6101458B2 (ja) 2012-09-10 2012-09-10 有機elモジュール及び有機elモジュールの敷設構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012198623A JP6101458B2 (ja) 2012-09-10 2012-09-10 有機elモジュール及び有機elモジュールの敷設構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014053254A JP2014053254A (ja) 2014-03-20
JP6101458B2 true JP6101458B2 (ja) 2017-03-22

Family

ID=50611546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012198623A Expired - Fee Related JP6101458B2 (ja) 2012-09-10 2012-09-10 有機elモジュール及び有機elモジュールの敷設構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6101458B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7522243B2 (ja) 2022-02-14 2024-07-24 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフト 排気ガスシステムを加熱する方法、排気ガスシステム、および自動車両

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11522157B2 (en) * 2018-03-09 2022-12-06 Sharp Kabushiki Kaisha Display device comprising sealing film provided covering light-emitting element

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11219782A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Hokuriku Electric Ind Co Ltd El素子とその製造方法
TW428871U (en) * 1999-11-04 2001-04-01 Ritek Corp Electroluminescent panel with structure having high speed power distributing
JP2002175877A (ja) * 2000-09-27 2002-06-21 Seiko Epson Corp 有機エレクトロルミネッセンス装置、有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法、電子機器
US7108392B2 (en) * 2004-05-04 2006-09-19 Eastman Kodak Company Tiled flat panel lighting system
JP4860530B2 (ja) * 2006-04-04 2012-01-25 コイズミ照明株式会社 El光源体
JP4992771B2 (ja) * 2008-03-11 2012-08-08 コニカミノルタホールディングス株式会社 照明装置
DE102008027519A1 (de) * 2008-06-10 2009-12-17 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Flächige Leuchtkörper und ein Verfahren zum Kontaktieren flächiger Leuchtkörper
JP5081877B2 (ja) * 2009-08-26 2012-11-28 パナソニック株式会社 接続法が選択可能な発光モジュール
JP5796171B2 (ja) * 2009-10-27 2015-10-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 発光モジュール
WO2012102194A1 (ja) * 2011-01-25 2012-08-02 パナソニック株式会社 面状発光装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7522243B2 (ja) 2022-02-14 2024-07-24 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフト 排気ガスシステムを加熱する方法、排気ガスシステム、および自動車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014053254A (ja) 2014-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5336071B2 (ja) 有機発光装置
JP2007329313A (ja) 発光パネルシステム
JP2007005243A (ja) 照明装置および照明器具
US9651203B2 (en) Light panel system
JP5308274B2 (ja) 発光装置
JP5830711B2 (ja) 発光モジュール
JP6101458B2 (ja) 有機elモジュール及び有機elモジュールの敷設構造
JP6073084B2 (ja) 有機elモジュール、並びに、有機elモジュールの給電構造
JP5957266B2 (ja) 有機elモジュール
JP2014086196A (ja) 照明装置
JP5983894B2 (ja) 面発光モジュール
US9853239B2 (en) Surface light-emitting unit
JP2007287345A (ja) El発光モジュール
US10077890B2 (en) Light-emitting device
JP5293910B1 (ja) 照明器具
JP5761060B2 (ja) 照明器具
JP5785997B2 (ja) 有機発光装置
JP2014017204A (ja) 有機エレクトロルミネッセンス素子及び面状発光装置
JP5624088B2 (ja) 有機elモジュール
JP2018092799A (ja) 曲面発光建材部材、及びこれを含む建材
JP4936178B2 (ja) El発光素子及びそれを用いた照明システム
JP2014167864A (ja) 有機elモジュール
US9559315B2 (en) Surface light-emitting element and light-emitting device
JP6520049B2 (ja) 面発光モジュール
JP5984495B2 (ja) 有機el装置、有機el装置の製造方法、及び有機elモジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6101458

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees