JP2014086196A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光モジュールを備えた照明装置であって、組立効率の低下を招くことなく、製造コストの削減を可能とする照明装置を提供する。
【解決手段】発光モジュール100を備えた照明装置1であって、発光モジュール100は、発光パネル10と、発光パネル10を表面111側に保持する保持部材110と、保持部材110の裏面112側に配置され、発光パネル10に各々電気的に接続される2枚の配線部材161とを含み、配線部材161は、直線状に延びる第1配線部材領域161aと、直線状に延びる第2配線部材領域161bとを有し、第1配線部材領域161aの一端側と第2配線部材領域161bの一端側とは、第1配線部材領域161aに対して第2配線部材領域161bが垂直となるように連結し、配線部材161は2枚1組として、2枚の配線部材161の端部同士が対向配置され、保持部材110の裏面112上で発光パネル10の外周に沿うように配置されている。
【選択図】図6
【解決手段】発光モジュール100を備えた照明装置1であって、発光モジュール100は、発光パネル10と、発光パネル10を表面111側に保持する保持部材110と、保持部材110の裏面112側に配置され、発光パネル10に各々電気的に接続される2枚の配線部材161とを含み、配線部材161は、直線状に延びる第1配線部材領域161aと、直線状に延びる第2配線部材領域161bとを有し、第1配線部材領域161aの一端側と第2配線部材領域161bの一端側とは、第1配線部材領域161aに対して第2配線部材領域161bが垂直となるように連結し、配線部材161は2枚1組として、2枚の配線部材161の端部同士が対向配置され、保持部材110の裏面112上で発光パネル10の外周に沿うように配置されている。
【選択図】図6
Description
本発明は、照明装置に関し、特に、面状に配列された発光パネルを備える照明装置に関する。
特開2012−104316号公報(特許文献1)および特開2011−222225号公報(特許文献2)に開示されているように、面状に配列された発光パネルを備える照明装置が知られている。
発光パネルは、1つの発光モジュール(発光ユニット)として使用される場合がある。このような発光モジュールにおいては、発光パネルの発光面とは反対側の面に、発光パネルを保持する保持部材が配置され、この保持部材の上に、発光パネルを電気的に接続する配線部材が配置される。このような構成を備える照明装置においては、組立効率の低下を招くことなく、製造コストの削減が重要な課題となっている。
本発明は、発光モジュールを備えた照明装置であって、組立効率の低下を招くことなく、製造コストの削減を可能とする照明装置を提供することを目的とする。
本発明に基づく照明装置は、発光モジュールを備えた照明装置であって、上記発光モジュールは、発光パネルと、上記発光パネルを表面側に保持する保持部材と、上記保持部材の裏面側に配置され、上記発光パネルに各々電気的に接続される2枚の配線部材とを含む。
上記配線部材は、直線状に延びる第1配線部材領域と、直線状に延びる第2配線部材領域とを有し、上記第1配線部材領域の一端側と上記第2配線部材領域の一端側とは、上記第1配線部材領域に対して上記第2配線部材領域が垂直となるように連結し、上記配線部材は2枚1組として、2枚の上記配線部材の端部同士が対向配置され、上記保持部材の上記裏面上で上記発光パネルの外周に沿うように配置されている。
他の形態においては、上記配線部材の各々は、複数の貫通孔を有し、上記配線部材は全て同じ形状であり、同じ位置に上記貫通孔が設けられている。
他の形態においては、上記発光パネルは、面状に複数枚配列され、複数枚の上記発光パネルが、一つの上記保持部材の表面側に保持され、上記保持部材の上記裏面側において、複数の上記発光パネルの各々に2枚の上記配線部材が接続されている。
本発明によれば、発光モジュールを備えた照明装置であって、組立効率の低下を招くことなく、製造コストの削減を可能とする照明装置を提供することを可能とする。
本発明に基づいた実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。実施の形態の説明において、個数および量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数およびその量などに限定されない。実施の形態の説明において、同一の部品および相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
(照明装置1)
図1は、本実施の形態における照明装置1を示す平面図である。図1は、照明装置1に用いられる発光パネル10の背面19側(発光面とは反対側の面側)から照明装置1を見たときの様子を示している。図2は、図1中のII−II線に沿った矢視断面図である。図示上の便宜のため、図1では照明装置1に用いられる発光パネル10が点線を用いて透過的に図示されている。
図1は、本実施の形態における照明装置1を示す平面図である。図1は、照明装置1に用いられる発光パネル10の背面19側(発光面とは反対側の面側)から照明装置1を見たときの様子を示している。図2は、図1中のII−II線に沿った矢視断面図である。図示上の便宜のため、図1では照明装置1に用いられる発光パネル10が点線を用いて透過的に図示されている。
図1および図2に示すように、照明装置1は、発光モジュール100,200と、発光モジュール100,200同士を接続する配線ケーブル320(外配線部材)とを備える。なお、発光モジュール100のみを備える照明装置1であってもよい。
(発光モジュール100)
発光モジュール100は、4枚の発光パネル10と、保持部材110と、基板120と、を含む。4枚の発光パネル10は、2×2の行列状(マトリックス状)に配列され、面方向に沿うように面状(同一平面上)に配置されている。4枚の発光パネル10の各々は、外周が略正方形状に形成され、同一の構成を有している。
発光モジュール100は、4枚の発光パネル10と、保持部材110と、基板120と、を含む。4枚の発光パネル10は、2×2の行列状(マトリックス状)に配列され、面方向に沿うように面状(同一平面上)に配置されている。4枚の発光パネル10の各々は、外周が略正方形状に形成され、同一の構成を有している。
保持部材110は、表面111(図2参照)および裏面112(図2参照)を有し、板状の部材から構成されている。保持部材110の厚さは、たとえば1mmである。保持部材110は、アルミニウム(AL)またはSUS(Steel Use Stainless)等の金属材料から構成されてもよいし、樹脂材料から構成されてもよい。4枚の発光パネル10は、図示しない両面テープ等を用いて保持部材110の表面111にそれぞれ取り付けられる。
基板120は、保持部材110の裏面112上に配置される。基板120上には、コネクター131,132,133,134,141,142が設けられ、ドライバー回路150(ドライバーIC:Driver Integrated Circuit)を含む駆動制御部などが実装されている。コネクター131には、ケーブル310(図1参照)が取り付けられる。コネクター141(電気接続部)には、配線ケーブル320の一端が取り付けられる。コネクター142については、図6を参照して後述する。
(発光モジュール200)
発光モジュール200も、4枚の発光パネル10と、保持部材210と、基板220と、を含む。4枚の発光パネル10は、2×2の行列状(マトリックス状)に配列され、面方向に沿うように面状(同一平面上)に配置されている。4枚の発光パネル10の各々は、外周が略正方形状に形成され、同一の構成を有している。
発光モジュール200も、4枚の発光パネル10と、保持部材210と、基板220と、を含む。4枚の発光パネル10は、2×2の行列状(マトリックス状)に配列され、面方向に沿うように面状(同一平面上)に配置されている。4枚の発光パネル10の各々は、外周が略正方形状に形成され、同一の構成を有している。
保持部材210は、表面211(図2参照)および裏面212(図2参照)を有し、板状の部材から構成されている。保持部材210の厚さは、たとえば1mmである。保持部材210は、アルミニウム(AL)またはSUS(Steel Use Stainless)等の金属材料から構成されてもよいし、樹脂材料から構成されてもよい。4枚の発光パネル10は、図示しない両面テープ等を用いて保持部材210の表面211にそれぞれ取り付けられる。
基板220は、保持部材210の裏面212上に配置される。基板220上には、コネクター241が設けられる。基板220には、ドライバー回路150などは実装されていない。コネクター241(電気接続部)には、配線ケーブル320の他端が取り付けられる。コネクター141,241同士を配線ケーブル320が接続することによって、発光モジュール100に設けられた4枚の発光パネル10および発光モジュール200に設けられた4枚の発光パネル10同士は電気的に接続される。
本実施の形態においては、基板120(第1基板)および基板220(第2基板)は、ドライバー回路150が基板120に実装されていることを除いて、ほとんどの構成部品が互いに共通化された構成を有している。本実施の形態においては、保持部材110,210も同一の構成(大きさおよび形状)を有し、8枚の発光パネル10も全て同一の構成(大きさおよび形状)を有している。
図3を参照して、発光モジュール100においては、コネクター131、ドライバー回路150および4枚の発光パネル10は、電気的に接続されている(詳細は後述する)。外部の電源300からの電力は、ケーブル310(図1参照)およびコネクター131を通して4枚の発光パネル10に供給される。
発光モジュール200においては、コネクター241および4枚の発光パネル10は、電気的に接続されている。電源300からの電力は、発光モジュール100のコネクター131、ドライバー回路150、コネクター141、配線ケーブル320(図1参照)およびコネクター241を通して4枚の発光パネル10に供給される。
(発光パネル10)
本実施の形態の発光パネル10は、有機EL(Organic Electroluminecense)から構成される。発光パネル10は、複数の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)と拡散板とから面状の発光パネルとして構成されていてもよいし、冷陰極管等を用いて面状の発光パネルとして構成されていてもよい。図4は、発光パネル10を示す平面図である。図4は、発光パネル10の背面19の側から発光パネル10を見たときの様子を示している。図5は、図4中のV−V線に沿った矢視断面図である。
本実施の形態の発光パネル10は、有機EL(Organic Electroluminecense)から構成される。発光パネル10は、複数の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)と拡散板とから面状の発光パネルとして構成されていてもよいし、冷陰極管等を用いて面状の発光パネルとして構成されていてもよい。図4は、発光パネル10を示す平面図である。図4は、発光パネル10の背面19の側から発光パネル10を見たときの様子を示している。図5は、図4中のV−V線に沿った矢視断面図である。
図4および図5を参照して、発光パネル10は、透明基板11(カバー層)、陽極14、有機層15、陰極16、封止部材17および絶縁層18を含む。透明基板11は、発光パネル10の表面12(発光面)を形成している。陽極14、有機層15および陰極16は、透明基板11の裏面13上に順次積層される。封止部材17は、発光パネル10の背面19を形成している。
透明基板11は、たとえば各種のガラス基板から構成される。透明基板11を構成する部材としては、PET(Polyethylene Terephthalate)またはポリカーボネイト等のフィルム基板が用いられてもよい。陽極14は、透明性を有する導電膜である。陽極14を形成するためには、スパッタリング法等によって、ITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)等が透明基板11上に成膜される。フォトリソグラフィ法等によりITO膜が所定の形状にパターニングされることによって、陽極14が形成される。陽極14は、電極取出部21(陽極用)および電極取出部22(陰極用)を形成するために、パターニングによって2つの領域に分割されている。
有機層15(発光部)は、電力を供給されることによって光(可視光)を生成することができる。有機層15は、単層の発光層から構成されていてもよく、正孔輸送層、発光層、正孔阻止層、および電子輸送層などが順次積層されることによって構成されていてもよい。陰極16は、たとえばアルミニウム(AL)である。陰極16は、真空蒸着法等によって有機層15を覆うように形成される。陰極16を所定の形状にパターニングするために、真空蒸着の際にはマスクが用いられるとよい。
陰極16と陽極14とが短絡しないように、陰極16と電極取出部21側の陽極14との間に絶縁層18が設けられる。陰極16の絶縁層18が設けられる側とは反対側の部分は、電極取出部22側の陽極14に接続される。絶縁層18は、たとえばスパッタリング法を用いてSiO2などが成膜された後、フォトリソグラフィ法等を用いて陽極14と陰極16とを互いに絶縁する箇所を覆うように所望のパターンに形成される。
封止部材17は、絶縁性を有する樹脂またはガラス基板などから構成される。封止部材17は、有機層15を水分等から保護するために形成される。封止部材17は、陽極14、有機層15、および陰極16(発光パネル10の内部に設けられる部材)の略全体を透明基板11上に封止する。陽極14の一部は、電気的な接続のために、封止部材17から露出している。
陽極14の封止部材17から露出している(図5左側の)部分は、電極取出部21(陽極用)を構成する。電極取出部21と陽極14とは互いに同じ材料で構成される。電極取出部21は、発光パネル10の外周に位置する(図4参照)。陽極14の封止部材17から露出している(図5右側の)部分は、電極取出部22(陰極用)を構成する。電極取出部22と陽極14とは互いに同じ材料で構成される。電極取出部22も、発光パネル10の外周に位置する(図4参照)。
電極取出部21および電極取出部22は、有機層15を挟んで相互に反対側に位置している。隣り合う電極取出部21および電極取出部22同士の間には、分割領域20(図4参照)が形成されている。電極取出部21および電極取出部22には、電極部材(図6〜図8における電極部材171,172)がそれぞれ取り付けられる。
(発光モジュール100の詳細構造)
図6は、発光モジュール100を保持部材110の裏面112側から見た平面図である。図7は、図6中のVII−VII線に沿った矢視断面図である。図8は、図7中のVIII線で囲まれる領域を拡大して示す断面図である。図示上の便宜のため、図6では発光パネル10が点線を用いて透過的に図示されている。
図6は、発光モジュール100を保持部材110の裏面112側から見た平面図である。図7は、図6中のVII−VII線に沿った矢視断面図である。図8は、図7中のVIII線で囲まれる領域を拡大して示す断面図である。図示上の便宜のため、図6では発光パネル10が点線を用いて透過的に図示されている。
図6を参照して、上述のとおり、発光モジュール100は、4枚の発光パネル10、保持部材110および基板120を含む。図3および図4を参照して上述したとおり、発光パネル10の外周には、電極取出部21(図7参照)および電極取出部22(図7,図8参照)が設けられている。
電極取出部21上には、電極部材171が設けられ、電極取出部22上には、電極部材172が設けられる。図7に示すように、電極部材171は、平板部173と、平板部173から起立する棒状部175とを有する。平板部173は、電極取出部21上に配置される。平板部173および電極取出部21同士が銀ペースト等の導電部材(図示せず)を用いて接合されることによって、電極取出部21および電極部材171同士は電気的に接続される。
図7および図8に示すように、電極部材172は、平板部174と、平板部174から起立する棒状部176とを有する。平板部174は、電極取出部22上に配置される。平板部174および電極取出部22同士が銀ペースト等の導電部材181(図8参照)を用いて接合されることによって、電極取出部22および電極部材172同士は電気的に接続される。
発光パネル10を保持する保持部材110には、棒状部175,176に対応する孔117,118(図7参照)が設けられている。電極部材171,172が発光パネル10の電極取出部21,22にそれぞれ取り付けられ、発光パネル10が保持部材110に取り付けられた状態においては、棒状部175,176は孔117,118を通りぬけて、保持部材110の裏面112(図8参照)から突出する。
保持部材110の裏面112上には、L字状の形状(図6参照)を有する8枚の配線部材161が設けられる。本実施の形態においては、配線部材には、プリント配線基板(PCB:Printed Circuit Board)が用いられている。配線部材161は2枚1組として、2枚の配線部材161の端部同士が対向し、保持部材110の裏面112上で発光パネル10の外周に沿うように略正方形状に配置される(図6参照)。
本実施の形態の発光モジュール100は、4枚の発光パネル10を有していることから、2枚1組の配線部材161が、発光パネル10の外周に沿うように4箇所に設けられている。
配線部材161はそれぞれ、図示しない配線パターンを有しており、電極部材171,172の棒状部175,176は、銀ペースト等の導電部材180(図8参照)を用いて配線部材161の配線パターンに接続される。
図6に示すように、配線部材161は、X方向に直線状に延びる第1配線部材領域161aと、Y方向に直線状に延びる第2配線部材領域161bとを有し、第1配線部材領域161aの一端側と第2配線部材領域161bの一端側とは、第1配線部材領域161aに対して第2配線部材領域161bが垂直となるように連結している。
第1配線部材領域161aには、電極部材171の棒状部175が貫通するコンタクトホールh11および電極部材172の棒状部176が貫通するコンタクトホールh12が設けられている。第2配線部材領域161bには、電極部材171の棒状部175が貫通するコンタクトホールh13および電極部材172の棒状部176が貫通するコンタクトホールh14が設けられている。
発光モジュール100に用いられるL字形状の配線部材161は全て同一の形状を有し、同一の位置に上記コンタクトホールh11,h12,h13,h14が設けられている。
これにより、1枚の発光パネル10に対して2枚のL字形状の配線部材161が必要となるものの、用いられる配線部材161は1種類であるため、発光モジュール100の組み立て時においても、配線部材161の選択の困難性はなく、発光モジュール100の組立効率を低下させることはない。
なお、配線部材161に対して、コンタクトホールを設けずに、電極部材171の棒状部175および電極部材172の棒状部176と電気的に接続を行なう場合には、コンタクトホールを設ける必要はない。
また、本実施の形態では、配線部材161は、各々の端部同士が対向することで、環状の略正方形状を呈する場合について図示しているが、正方形に限定されることなく、環状の長方形、その他の環状の矩形形状を採用することが可能である。
基板120(図6参照)上には、コネクター131,132,133,134,141,142が設けられ、ドライバー回路150が実装されている。コネクター131には、ケーブル310(図1参照)が接続される。コネクター141(電気接続部)には、配線ケーブル320の一端が取り付けられる。コネクター132,133,134は、必要に応じて基板120上に設けられているとよい。
コネクター142には、陽極用の配線ワイヤー191および陰極用の配線ワイヤー192がそれぞれ接続される。配線ワイヤー191,192は、配線部材161に接続され、配線部材161に設けられた配線パターンおよび電極部材171,172を通して発光パネル10に電気的に接続される。配線ワイヤー191,192、配線部材161および電極部材171,172によって、コネクター142は、4枚の発光パネル10に電気的に接続される。電源300(図3参照)からの電力は、ケーブル310(図1参照)、コネクター131、ドライバー回路150、コネクター142、配線部材161および電極部材171,172を通して、4枚の発光パネル10に供給される。
発光モジュール200(図1,図2参照)の保持部材210の裏面212上にも、配線部材161と同様な構成を有する配線PCB(図示せず)が配線部材161と同様に配置される。発光モジュール200の配線PCBは、電極部材171,172と同様な構成を有する電極部材を用いて4枚の発光パネル10に電気的に接続されるとともに、配線部材161の場合と同様に、陽極用および陰極用の配線ワイヤーを用いてコネクター241に接続される。当該構成により、コネクター241は4枚の発光パネル10に電気的に接続される。外部の電源300(図3参照)からの電力は、ケーブル310(図1参照)、コネクター131、ドライバー回路150、コネクター141、コネクター241、図示しない配線PCBおよび図示しない電極部材を通して、4枚の発光パネル10に供給される。
図1を参照して、以上のように構成される照明装置1においては、発光モジュール100に設けられたドライバー回路150が電源300からの電力を駆動電流に変換し、発光モジュール100に設けられた4枚の発光パネル10と、発光モジュール200に設けられた4枚の発光パネル10とに駆動電流を供給してこれらを駆動制御する。8枚の発光パネル10の有機層15で生成された光は、陽極14および透明基板11を通して、表面12(発光面)から外部に取り出される。
発光モジュール200の基板220にドライバー回路150が実装されていなくても、発光モジュール100に設けられたドライバー回路150からの電力供給によって、発光モジュール200に設けられた4枚の発光パネル10は駆動制御されることができる。本実施の形態の照明装置1においては、2つの発光モジュールに対して1つのドライバー回路150が設けられ、1つのドライバー回路150が2つの発光モジュールを駆動制御する。
ドライバー回路150が実装された2枚の基板を準備して、これらの基板を2つの発光モジュールにそれぞれ用いたとする。この場合、同一の基板を2枚準備すればよいため製造上の効率を上げることはできるものの、一方の基板に実装されたドライバー回路150は使用されないこととなる。ドライバー回路150等を含む駆動制御部は、一般的には他の部品に比べて値段が高い。
したがって本実施の形態のように、ドライバー回路150を駆動制御に必要な分だけ複数のうちの一部の発光モジュール(発光モジュール100)に搭載し、複数のうちの他の一部の発光モジュール(発光モジュール200)にはドライバー回路150を搭載しないことによって、より少ない部品点数で照明装置を構成でき、ひいてはその照明装置を安価に製造することも可能となる。
(配線部材161の基板161Aからの取り出しパターン)
ここで、図9を参照して、複数の配線部材161の1枚の基板161Aからの取り出しパターンについて説明する。1枚の基板161Aから複数の配線部材161を取り出す場合には、各々の配線部材161において、隣接する第1配線部材領域161a同士、および隣接する第2配線部材領域161b同士が平行となるように配線部材161を配置する。図9においては、1枚の基板161Aから8枚の配線部材161の取り出しを可能としている。また、基板161Aにおいて、領域Bを用いることなく、領域Aの面積のみから8枚の配線部材161の取り出しを可能としている。
ここで、図9を参照して、複数の配線部材161の1枚の基板161Aからの取り出しパターンについて説明する。1枚の基板161Aから複数の配線部材161を取り出す場合には、各々の配線部材161において、隣接する第1配線部材領域161a同士、および隣接する第2配線部材領域161b同士が平行となるように配線部材161を配置する。図9においては、1枚の基板161Aから8枚の配線部材161の取り出しを可能としている。また、基板161Aにおいて、領域Bを用いることなく、領域Aの面積のみから8枚の配線部材161の取り出しを可能としている。
一方、図10を参照して、背景技術における複数の配線部材163の1枚の基板161Aからの取り出しパターンについて説明する。背景技術における配線部材163は、矩形の環状形態を有し、1枚の基板161Aから4つの配線部材163を取出している。この配線部材163の取り出しにおいては、図9に示す基板161AにおいてA領域に加えB領域も必要する。さらに、配線部材163の基板材料に取り囲まれた中央部分は、廃棄することとなる。
このように、本実施の形態における配線部材161によれば、同一の構造を有する発光モジュール100においても、背景技術と比較して、配線部材161を製造するために必要とされる配線部材の取り出し用の基板を小さくすることができる。これにより、配線部材の製造に必要とされるコストの削減を図ることが可能となる。その結果、複数の発光モジュールを備えた照明装置であって、コストの削減を可能とする照明装置を提供することが可能となる。
なお、上記実施の形態においては、発光モジュールを備えた照明装置において、発光モジュール100(200)は、面状に配列された複数の発光パネル10と、複数の発光パネル10を表面側に保持する保持部材110(210)と、保持部材110(210)の裏面側に配置され、複数の発光パネル10に各々電気的に接続される2枚の配線部材161,161を配置する場合について説明したが、この構成に限定されるものではない。
たとえば、1枚の発光パネル10と、この発光パネル10を表面側に保持する保持部材110,210と、この保持部材110,210の裏面側に配置され、発光パネル19に電気的に接続される2枚の配線部材161とを備える構成であってもよい。
以上、本発明に基づいた各実施の形態について説明したが、今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B,1C 照明装置、10 発光パネル、11 透明基板、12,111,211 表面、13,112,212 裏面、14 陽極、15 有機層、16 陰極、17 封止部材、18 絶縁層、19 背面、20 分割領域、21,22 電極取出部、30 切替スイッチ、110,210 保持部材、117,118 孔、120,220 基板、131,132,133,134,141,142,143,144,231,232,233,234,241,242,243,244 コネクター(電気接続部)、150 ドライバー回路、161 配線部材、161a 第1配線部材領域、161b 第2配線部材領域、171,172 電極部材、173,174 平板部、175,176 棒状部、180,181 導電部材、191,192 配線ワイヤー、100,100A,100B,100C 発光モジュール(一部の発光モジュール)、200,200A〜200H,200A1,200A2,200B1,200B2,200C1,200C2 発光モジュール(他の一部の発光モジュール)、300 電源、310,311,312,313,315 ケーブル、320,321,322,323,324,325,326,327,328 配線ケーブル(外配線部材)、h11〜h14 貫通孔。
Claims (3)
- 発光モジュールを備えた照明装置であって、
前記発光モジュールは、
発光パネルと、
前記発光パネルを表面側に保持する保持部材と、
前記保持部材の裏面側に配置され、前記発光パネルに各々電気的に接続される2枚の配線部材と、を含み、
前記配線部材は、
直線状に延びる第1配線部材領域と、
直線状に延びる第2配線部材領域と、を有し、
前記第1配線部材領域の一端側と前記第2配線部材領域の一端側とは、前記第1配線部材領域に対して前記第2配線部材領域が垂直となるように連結し、
前記配線部材は2枚1組として、2枚の前記配線部材の端部同士が対向配置され、前記保持部材の前記裏面上で前記発光パネルの外周に沿うように配置されている、照明装置。 - 前記配線部材の各々は、複数の貫通孔を有し、
前記配線部材は全て同じ形状であり、同じ位置に前記貫通孔が設けられている、請求項1に記載の照明装置。 - 前記発光パネルは、面状に複数枚配列され、
複数枚の前記発光パネルが、一つの前記保持部材の表面側に保持され、
前記保持部材の前記裏面側において、複数の前記発光パネルの各々に2枚の前記配線部材が接続されている、請求項1または2に記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012232583A JP2014086196A (ja) | 2012-10-22 | 2012-10-22 | 照明装置 |
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JP2012232583A JP2014086196A (ja) | 2012-10-22 | 2012-10-22 | 照明装置 |
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JP2012232583A Pending JP2014086196A (ja) | 2012-10-22 | 2012-10-22 | 照明装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017045535A (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明装置およびそれを備えた照明器具 |
WO2018207547A1 (ja) * | 2017-05-12 | 2018-11-15 | コニカミノルタ株式会社 | 発光装置 |
-
2012
- 2012-10-22 JP JP2012232583A patent/JP2014086196A/ja active Pending
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