JPH11219782A - El素子とその製造方法 - Google Patents

El素子とその製造方法

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JPH11219782A
JPH11219782A JP10033706A JP3370698A JPH11219782A JP H11219782 A JPH11219782 A JP H11219782A JP 10033706 A JP10033706 A JP 10033706A JP 3370698 A JP3370698 A JP 3370698A JP H11219782 A JPH11219782 A JP H11219782A
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JP
Japan
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electrode
emitting layer
transparent electrode
transparent
light emitting
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JP10033706A
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English (en)
Inventor
Morimitsu Wakabayashi
守光 若林
Hajime Yamamoto
肇 山本
Shigeru Fukumoto
滋 福本
Tetsuya Tanpo
哲也 丹保
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、表示面における発光面以外の
部分が占める割合を少なくし、高品位な発光表示を可能
にする。 【解決手段】 ガラスや石英、樹脂等の透明な基板10
を有し、その表面にITO等の透明な電極材料により形
成された透明電極12と、この透明電極12に積層され
たホール輸送材料及び電子輸送材料その他発光材料によ
るEL材料からなる発光層14を有する。発光層14に
積層され、透明電極に対向して形成された背面電極16
と、発光層14と背面電極16全体を覆い、これらを密
閉するように設けられた密閉部材34を備える。透明電
極12と背面電極16の少なくとも一方と接続する側面
電極36が、基板10の側面に設けられ、外部の回路と
の接続は、側面電極36に接続したリード線22を介し
て行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、平面光源やディ
スプレイ、その他所定のパターンの発光表示に用いられ
るEL素子とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、有機EL(エレクトルミネッセン
ス)素子は、図3に示すように、透明な基板10に透光
性のITO膜を一面に形成し、所定のストライプ状等の
形状にエッチングし透明電極12を形成し、その表面に
発光層14を全面蒸着により形成している。この発光層
14は、有機EL材料であり、トリフェニルアミン誘導
体(TPD)等のホール輸送材料を設け、その上に発光
材料であるアルミキレート錯体(Alq3)等の電子輸
送材料を積層したものや、これらの混合層からなる。そ
してその表面に、Al,Li,Ag,Mg,In等の背
面電極16が上記透明電極12と対向するように蒸着等
で設けられ、発光部18を形成している。
【0003】この有機EL素子は、発光層14の形成さ
れていない周縁部の基板10上に設けられた回路接続用
電極20にリード線22が接続され、このリード線22
を通って外部の回路と接続される。そして、この回路接
続用電極20を経て駆動電流が、陽極の透明電極12と
陰極の背面電極16との間に流れ、発光層14が発光す
るものである。
【0004】また発光部18は、基板10と背面ガラス
板24との間で周囲を、接着剤26で封止し密閉され、
基板10と背面ガラス板24との間の空間28には乾燥
した窒素ガス等が充填されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、回路接続用電極20とリード線22の端部を接続し
た結線部は、発光部18が形成された基板10の同一平
面上の周縁部に設けられ、表示装置の発光面以外の部分
の面積が大きくなるものであった。特に、発光層14の
有機EL材料は化学的に脆弱な材料であり、水分の存在
下で容易に劣化するため、接着剤26の塗布幅を広く取
る必要があり、発光部以外の周縁部の面積が大きくなり
易いものであった。
【0006】そこで本発明は上記従来の技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、表示面にお
ける発光面以外の部分が占める割合を少なくし、高品位
な発光表示が可能なEL素子とその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のEL素子は、
ガラスや石英、樹脂等の透明な基板を有し、その表面に
ITO等の透明な電極材料により形成された透明電極
と、この透明電極に積層されたホール輸送材料及び電子
輸送材料その他発光材料によるEL材料からなる発光層
と、この発光層に積層され、透明電極に対向して形成さ
れた背面電極と、発光層と背面電極全体を覆い、これら
を密閉するように設けられた密閉部材とから構成されて
いる。また透明電極と背面電極の少なくとも一方と接続
する側面電極が基板の側面に設けられている。また外部
の回路との接続は、側面電極に接続したリード線を介し
ている。
【0008】このEL素子の製造方法は、ガラスや石
英、樹脂等の透明な基板表面にITO等の透明な電極材
料により透明電極を形成し、基板側面に導電性材料によ
り透明電極と接続する側面電極を形成する。次に、透明
電極にEL材料からなる発光層を真空薄膜形成技術によ
り積層し、発光層に背面電極を真空薄膜形成技術により
積層した後、背面電極全体を覆うように発光層及び背面
電極の縁周部に接着剤を塗布し、発光層と背面電極を密
閉する密閉部材を接合し、側面電極を介して外部の回路
と接続する。
【0009】また他のEL素子として、ガラスや石英、
樹脂等の透明な基板表面にITO等の透明な電極材料に
より形成された透明電極と、この透明電極に積層された
ホール輸送材料及び電子輸送材料その他発光材料による
EL材料からなる発光層と、この発光層に積層され、透
明電極に対向して形成された背面電極と、発光層と背面
電極全体を覆って、これらを密閉するように設けられた
密閉部材とから構成されている。また基板には、表裏面
を貫通する導電性のスルーホールが形成され、このスル
ーホールを介して透明電極と接続した裏面電極が設けら
れている。外部の回路との接続は、裏面電極に接続した
リード線を介している。
【0010】このEL素子の製造方法は、ガラスや石
英、樹脂等の透明な基板に表裏面を貫通するスルーホー
ルを設け、このスルーホールの内周面に導電性材料を設
ける。次に、基板表面でスルーホールと接続するように
ITO等の透明な電極材料により透明電極を形成し、こ
の透明電極にEL材料からなる発光層を真空薄膜形成技
術により積層し、発光層に背面電極を真空薄膜形成技術
により積層する。さらに、発光層及び背面電極の縁周部
全周に接着剤を塗布し、背面電極全体を覆うように発光
層と背面電極を密閉する密閉部材を接合し、基板のスル
ーホール及び裏面電極を介して外部の回路と接続する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面に基づいて説明する。図1はこの発明のEL素子
の第一実施形態を示すもので、この実施形態のEL素子
は、1μm程度の厚みで、ガラスや石英、樹脂等の透明
な基板10の一方の側面にITO等の透明な電極材料に
よる透明電極12が形成されている。透明電極12は所
定のピッチ、例えば0.4mm幅で0.1mm程度の間
隔を空けて0.5mmピッチのストライプ状に設けら
れ、先端部は基板10の周縁部にまで形成されている。
また、基板10の側面は凹凸のないように整面され、角
は0.05mm程度のRに面取りがされている。
【0012】透明電極12の表面には、500Å程度の
ホール輸送材料、及び500Å程度の電子輸送材料、そ
の他発光材料によるEL材料からなる発光層14が全面
に積層されている。
【0013】そして、発光層14の電子輸送材料の表面
には、Liを0.01〜0.05%程度含む純度99%
程度のAl−Li合金、その他Al−Mg等の陰極材料
による背面電極16が適宜の500Å〜1000Å程度
の厚さで、ストライプ状に形成されている。背面電極1
6は、透明電極12と対向して、互いに直角方向に位置
し、例えば0.4mm幅で0.1mm程度の間隔を空け
て、0.5mmピッチで形成される。
【0014】さらにこの背面電極16の表面には、適宜
99.999%以上の純度のAl等による導電パターン
がストライプ状に積層されていてもよく、この表面に図
示しない保護層を積層しても良い。そして、これら基板
10上に積層された透明電極12から背面電極16まで
が発光部18を形成する。
【0015】また基板10の縁周部には、発光層14を
密封した気密性の高い接着剤32が設けられている。接
着剤32は、EL材料と反応しない樹脂材料で導電性を
有し、透水性、透気性、含水性を有せず、気密性が高
く、例えば2液エポキシ樹脂(チバガイギ社製アラルダ
イト)や、UV硬化エポキシ樹脂、UV硬化アクリル樹
脂等である。また接着剤32は、発光層14を侵さない
ものであれば発光部18全面に塗布しても良い。
【0016】基板10の背面側には、この接着剤32を
介して、ガラス板やセラミック板、表面を絶縁処理した
金属板等の密閉部材34が密着され、発光部18と密閉
部材34の間の空間28には、乾燥した窒素ガスが充填
されている。
【0017】ここで発光層14は、母体材料のうちホー
ル輸送材料としては、トリフェニルアミン誘導体(TP
D)、ヒドラゾン誘導体、アリールアミン誘導体等があ
る。また電子輸送材料としては、アルミキレート錯体
(Alq3)、ジスチリルビフェニル誘導体(DPVB
i)、オキサジアゾール誘導体、ビスチリルアントラセ
ン誘導体、ベンゾオキサゾールチオフェン誘導体、ペリ
レン類、チアゾール類等を用いる。さらに適宜の発光材
料を混合しても良く、ホール輸送材料と電子輸送材料を
混合した発光層を形成しても良く、その場合、ホール輸
送材料と電子輸送材料の比は、10:90乃至90:1
0の範囲で適宜変更可能である。
【0018】基板10の側面には、Ni、Al等からな
る側面電極36が形成されている。側面電極36は、基
板10表面に形成された発光部18の透明電極12及び
背面電極16と電気的に接続するもので、透明電極12
と接続させる側と、背面電極16と接続させる側の側面
とに各々所定間隔で透明電極12、背面電極16の本数
分の側面電極36が形成されている。この側面電極36
には、このEL素子を駆動する外部の回路から電流を流
すためのフラットケーブル等のリード線22が、異方性
導電体37を介して熱圧着により取り付けられている。
【0019】ここで異方性導伝体とは、加圧方向に導電
性を有し辺方向には絶縁性を維持する同電堆であり、例
えばAuコートされた樹脂粒子やNi粒子を混入された
樹脂であり、その樹脂は熱硬化性樹脂及び熱可塑性樹脂
の何れでも良い。その粒子径は3〜5μm程度であり、
樹脂中の金属密度は、16μmの厚さで10000〜4
0000個/mm2 である。熱硬化性樹脂としては、例
えばエポキシ樹脂やポリイミド樹脂があり、熱可塑性樹
脂としてはポリエステル樹脂がある。その他、通常は絶
縁性を有するとともに、厚さ方向に加圧すると厚さ方向
にのみ導電性を得ることができる材料であれば良い。
【0020】この実施形態のEL素子の製造方法は、ガ
ラスや石英、透明樹脂等の透明な基板10の表面に、I
TO等の透明な電極材料により透明電極12をストライ
プ状に形成する。透明電極12は、基板10に全面蒸着
後、エッチングによりストライプ状に形成する。また、
マスク蒸着により形成しても良い。次に、基板10の側
面にNi、Al等からなる側面電極36を形成する。側
面電極36は、マスク蒸着や蒸着とエッチングにより形
成する。
【0021】次に透明電極12にホール輸送材料及び電
子輸送材料によるEL材料からなる発光層14を真空蒸
着やスパッタリングその他真空薄膜形成技術により積層
する。そして、発光層14に、背面電極16を真空薄膜
形成技術により積層する。ストライプ状に形成する方法
は、マスク蒸着やエッチングにより行う。
【0022】次に発光部12全体を覆い、基板10の側
縁部に接着剤32を塗布し、乾燥窒素雰囲気下で、ガラ
ス板やセラッミク板、表面を絶縁処理した金属板等の密
閉部材34を接合し密閉した後、例えば24時間程度、
常温で硬化させる。また、発光部18と密閉部材34の
間の空間28は、窒素ガスで充填される。接着剤32は
発光層14に影響を及ぼさないものであれば、発光層1
4に接着してもよく、接着剤32を発光部12表面に全
面塗布し、乾燥窒素雰囲気下で密閉部材34を接合して
もよい。
【0023】ここで蒸着条件は、例えば、真空度が6×
10−6Torrで、EL材料の場合50Å/secの
蒸着速度で成膜させる。また発光層14等は、フラッシ
ュ蒸着により形成してもよい。フラッシュ蒸着法は、予
め所定の比率で混合したEL材料を、300〜600℃
好ましくは、400〜500℃に加熱した蒸着源に落下
させ、EL材料を一気に蒸発させるものである。またそ
のEL材料を容器中に収容し、急速にその容器を加熱
し、一気に蒸着させるものでもよい。
【0024】次に、側面電極36と外部の回路とを接続
するため、側面電極36の表面に異方性導電体37を塗
布し、リード線22の端末部を熱圧着により付着させ
る。これにより、リード線22の各端末と各側面電極3
6とが電気的に個々に接続される。
【0025】この実施形態のEL素子によれば、リード
線22を接続した電極を基板10の側面に形成するた
め、表示装置の発光面以外の面を小さくすることがで
き、EL素子を用いた表示装置を小型化することができ
る。また、回路接続用電極が基板周縁部にないため、接
着剤32を比較的幅広く塗布することも可能であり、気
密性も高く、素子の寿命を延ばすこともできる。さら
に、異方性導電体37によりリード線22と接続してい
るので、接続工程が容易であり、信頼性も高い。
【0026】次にこの発明の第二実施形態について図2
を基にして説明する。ここで、上記実施形態と同様の部
材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態
のEL素子は、ガラスや石英、樹脂等の透明な基板10
に、表裏面を貫通し直径0.3mm程度のスルーホール
38が表面電極12及び背面電極16に対応して形成さ
れている。スルーホール38の内周面には、無電解メッ
キによりNiやAlその他導電性材料が被覆されてい
る。また導電性樹脂を、吸引塗布等により設けてもよ
い。
【0027】基板10の表面には、スルーホール38と
接続するようにITO等の透明な電極材料による透明電
極12が形成され、さらに第一実施形態と同様に発光層
14や背面電極16等が順次積層され、発光部18を形
成する。また接着剤32や密閉部材34も同様に設けら
れている。
【0028】また、基板10の裏面で、スルーホール3
8と接続するように、Ni、Al等の電極材料により裏
面電極40が形成されている。この裏面電極40はスル
ーホール38内の導電部の形成と同時に行うと良い。裏
面電極40も、導電性樹脂を印刷して形成してもよい。
【0029】そして、裏面電極40に、外部の回路とE
L素子を電気的に接続するリード線22の端末を異方性
導電体37を介して接続される。
【0030】この実施形態のEL素子の製造方法は、ガ
ラスや石英、透明樹脂等の透明な基板10の表面に、表
裏面を貫通するように孔を設けてスルーホール38を形
成し、内周面に無電解メッキにより導電性の材料を被覆
する。
【0031】次に基板10表面でスルーホール38と接
続するようにITO等の透明な電極材料により透明電極
12を形成し、この透明電極12にホール輸送材料及び
電子輸送材料によるEL材料からなる発光層14を真空
蒸着やスパッタリングその他真空薄膜形成技術により積
層する。さらに、発光層14に背面電極16を真空薄膜
形成技術により積層し、発光部18を基板10に形成す
る。
【0032】次に発光部12全体を覆い、基板10の側
縁部に接着剤32を塗布し、乾燥窒素雰囲気下で、ガラ
ス板やセラッミク板、表面を絶縁処理した金属板等の密
閉部材34を接合しEL発光層14を密閉した後、例え
ば24時間程度、常温で硬化させる。また、発光部18
と密閉部材34の間に空間28が生じた場合、この空間
28は窒素ガスで充填される。接着剤32は発光層14
に影響を及ぼさないものであれば、発光層14に接着し
てもよく、接着剤32を発光部12表面に全面塗布し、
乾燥窒素雰囲気下で密閉部材34を接合してもよい。
【0033】次に基板10の裏面にNi、Al等の電極
材料により裏面電極40をスルーホール38と接続する
ように形成する。なお、裏面電極40は、スルーホール
内の導電層の形成と合わせて一緒に形成したも良い。そ
して、外部の回路とEL素子を接続するように、裏面電
極40にリード線22の端末を、異方性導伝体37を介
して熱圧着等により付着させる。
【0034】この実施形態のEL素子によれば、リード
線22を接続した電極を基板10の裏面に形成するた
め、リード線22を異方性導伝体を介して裏面電極40
に熱圧着する際、熱の影響が少なく、発光層14等を劣
化させることなく良好な発光部14を形成することが可
能である。
【0035】なお、この発明のEL素子は、リード線を
基板の側面に接続するほか、裏面に電極を設けて、回路
基板表面に表面実装してもよい。また適宜のEL材料を
選択することが可能であり、上記実施形態に限定されな
い。電極等の薄膜の形成は、蒸着以外のスパッタリング
やその他の真空薄膜形成技術により形成してもよい。
【0036】
【発明の効果】この発明のEL素子とその製造方法は、
リード線の端末や外部の回路と接続する電極を、基板の
側面や裏面に設けることにより、表示装置における発光
面を大きくすることができ、発光面以外の面による実質
占有面積への影響をなくすることが可能である。しかも
製造方法も容易なものであり、構造も簡単なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施形態のEL素子を示す断面
図である。
【図2】この発明の第二実施形態のEL素子を示す断面
図である。
【図3】従来の技術のEL素子を示す断面図である。
【符号の説明】
10 基板 18 発光部 22 リード線 28 空間 32 接着剤 34 密閉部材 36 側面電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹保 哲也 富山県上新川郡大沢野町下大久保3158番地 北陸電気工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な基板表面に透明な電極材料により
    形成された透明電極と、この透明電極に積層されたEL
    材料からなる発光層と、この発光層に積層され、上記透
    明電極に対向して形成された背面電極と、上記発光層と
    背面電極全体を覆って、これらを密閉するように設けら
    れた密閉部材と、上記基板側面に設けられ、上記透明電
    極と背面電極の少なくとも一方と接続した側面電極を設
    けたことを特徴とするEL素子。
  2. 【請求項2】 上記側面電極に、外部の回路と接続する
    リード線を設けた特徴とする請求項1記載のEL素子。
  3. 【請求項3】 透明な基板表面に透明な電極材料により
    形成された透明電極と、この透明電極に積層されたEL
    材料からなる発光層と、この発光層に積層され、上記透
    明電極に対向して形成された背面電極と、上記発光層と
    背面電極全体を覆って、これらを密閉するように設けら
    れた密閉部材と、上記基板にその表裏面を貫通する導電
    性のスルーホールを設け、このスルーホールを介して上
    記透明電極と背面電極の少なくとも一方と接続した裏面
    電極を設けたことを特徴とするEL素子。
  4. 【請求項4】 上記裏面電極に、外部の回路と接続する
    リード線を設けた特徴とする請求項3記載のEL素子。
  5. 【請求項5】 透明な基板表面に透明な電極材料により
    透明電極を形成し、上記基板側面に導電性材料により上
    記透明電極と接続する側面電極を形成し、上記透明電極
    にEL材料からなる発光層を真空薄膜形成技術により積
    層し、上記発光層に背面電極を真空薄膜形成技術により
    積層し、上記背面電極全体を囲むように上記発光層及び
    背面電極の縁周部に接着剤を塗布し、上記発光層と背面
    電極を密閉する密閉部材を接合し、上記側面電極を介し
    て外部の回路と接続するEL素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 透明な基板に表裏面を貫通するスルーホ
    ールを設け、このスルーホールの内周面に導電性材料を
    設け、上記基板表面に透明な電極材料によりこのスルー
    ホールと接続する透明電極を形成し、この透明電極にE
    L材料からなる発光層を真空薄膜形成技術により積層
    し、上記発光層に背面電極を真空薄膜形成技術により積
    層し、上記発光層及び背面電極の縁周部を囲むように接
    着剤を塗布し、上記発光層と背面電極を密閉する密閉部
    材を接合し、上記基板の上記スルーホール及び裏面電極
    を介して外部の回路と接続するEL素子の製造方法。
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