JP2017073316A - 照明装置 - Google Patents

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Naoki Kimura
直樹 木村
淳弥 若原
Junya Wakahara
淳弥 若原
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Abstract

【課題】製造コストを低減し、非発光領域の面積を小さくしつつ、簡易な構成で複数の面発光素子が有する発光部を電気的に接続できる照明装置を提供する。【解決手段】照明装置1は、透明基板12、発光部2および発光部2に接続された端子部18,19をそれぞれ含む第1面発光素子10Aおよび第2面発光素子10Bと、接続部材21とを備え、第1面発光素子10Aの端子部19は、透明基板12の端部12dに設けられ、第2面発光素子10Bにおいて、透明基板12の端部12cには、貫通部11が設けられ、第2面発光素子10Bの端子部18は、貫通部11の周囲に設けられ、第1面発光素子10Aおよび第2面発光素子10Bは、端子部19と、貫通部11とが重なるように配置され、接続部材21は、貫通部11を経由して、第1面発光素子10Aの端子部19と第2面発光素子10Bの端子部18とを電気的に接続する。【選択図】図3

Description

本発明は、複数の面発光素子を備えた照明装置に関する。
近年、有機EL(Electro Luminescence)などに代表される面発光光源(面発光素子)が新しい灯りの形として注目されている。この面発光光源は、装置制約や歩留まりの観点から、作成可能な大きさに上限が存在する。このため、大型ディスプレイや大型看板のバックライト、壁一面に配置するアンビエント照明用光源などを、単一の発光素子のみで形成するのは非常に難易度が高い。
そこで、面発光光源を複数枚タイリングして、より大きな面発光体を形成する構成が近年数多く提案・開発されている。
一方、面発光光源は周縁部に封止領域を設ける構成が一般的である。この封止領域は基本的に光らないため、面発光光源の周縁には非発光部が生じる。このため、タイリング技術を用いる場合、光学的な工夫を入れないと発光部の間に非発光部が存在するような面発光形態となってしまう。
特に、発光部を封止する封止領域の外側に外部との電気的接続のための給電部(端子部)を設ける構成においては、給電部も封止領域と同様に非発光部となるため、複数の面発光素子をタイリングした場合には、非発光部の領域が大きくなる。このため、面発光体内に生じる輝度ムラの問題は顕著となる。以上のことから、このような構成においては面発光体内に生じる非発光部を目立たなくする技術が非常に重要である。
そのような技術の一例として、たとえば、特開2009−139463号公報(特許文献1)、特開2014−017204号公報(特許文献2)が挙げられる。
特許文献1および特許文献2においては、面発光光源同士を端部が重なるようにタイリングし、面発光光源の周縁部に存在する非発光部の面積を少なくして目立たなくする構成が開示されている。
特開2009−139463号公報 特開2014−017204号公報
しかしながら、特許文献1に開示の照明装置は、タイリングされた複数の面発光素子の各々がフレキシブル基板に接続され、フレキシブル基板のコネクタの各々が、複数の面発光素子を保持する保持板に設けられた接続孔に挿入された構成を有する。このため、面発光素子毎にフレキシブル基板を接続する必要が生じるとともに、保持板にコネクタと外部端子とを接続する配線を設ける必要が生じ、製造コストが増大するとともに、構成が複雑となる。
また、特許文献2に開示の照明装置は、面発光光源の非発光領域(端子部が形成された領域)に他の面発光光源を重ねた構成を有し、他の面発光素子において、面発光光源の発光領域と重なる部分が透明に形成されている。他の面発光素子において、透明に形成される部分には端子部が形成されていないため、配線等を用いて複数の面発光素子を電気的に接続する場合には、相当程度長い距離、配線を引き回す必要が生じる。これにより、製造コストが増大する。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、製造コストを低減し、非発光領域の面積を小さくしつつ、簡易な構成で複数の面発光素子が有する発光部を電気的に接続できる照明装置を提供することにある。
本発明の第1の局面に基づく照明装置は、相対する表面および裏面を有する透明基板、上記表面上または上記裏面上に形成された発光部、ならびに上記表面上で該表面の法線から見て上記発光部の外側に形成され、上記発光部に接続された端子部、をそれぞれ含む、第1面発光素子および第2面発光素子と、上記第1面発光素子の上記端子部と上記第2面発光素子の上記端子部とを電気的に接続する接続部材と、を備え、上記第1面発光素子の上記端子部は、上記透明基板の有するいずれかの端部に設けられ、上記第2面発光素子において、上記透明基板のいずれかの端部には、上記表面から上記裏面にかけて貫通する貫通部が設けられており、上記第2面発光素子の上記端子部は、上記貫通部の周囲の少なくとも一部に設けられ、上記第1面発光素子および上記第2面発光素子は、上記表面が同じ方向を向くようにして、上記第1面発光素子の上記端子部と、上記貫通部とが重なるように配置されており、上記接続部材は、上記貫通部を経由して、上記第1面発光素子の上記端子部と上記第2面発光素子の上記端子部とを電気的に接続する。
上記本発明の第1の局面に基づく照明装置にあっては、上記貫通部は、上記端部における端面の一部が上記発光部側に後退するように形成された切欠き部によって構成されていてもよい。この場合には、上記第2面発光素子の上記端子部は、上記端面の一部が後退する方向において上記切欠き部と上記発光部との間に設けられないように、上記端面の一部が後退する方向に沿って設けられていることが好ましい。
上記本発明の第1の局面に基づく照明装置にあっては、上記表面の法線方向から見た場合に、上記第1面発光素子の上記端子部の全てが、上記貫通部が設けられた上記第2面発光素子の上記端部よりも内側に位置することが好ましい。
上記本発明の第1の局面に基づく照明装置にあっては、上記発光部は、上記表面上に設けられていることが好ましい。
上記本発明の第1の局面に基づく照明装置にあっては、上記第1面発光素子および上記第2面発光素子の各々を封止する封止部材をさらに備えていてもよい。この場合には、上記第1面発光素子を封止する封止部材は、上記第1面発光素子の上記端子部を露出させる穴部を有することが好ましく、上記第2面発光素子を封止する封止部材は、上記第2面発光素子の上記端子部を露出させるとともに、上記貫通部に連通する貫通孔部を有することが好ましい。さらに、この場合には、上記接続部材は、上記穴部、上記貫通孔部、および上記貫通部を経由して、上記第1面発光素子の上記端子部と上記第2面発光素子の上記端子部とを電気的に接続することが好ましい。
上記本発明の第1の局面に基づく照明装置にあっては、上記第1面発光素子の上記端子部は、第1端子部および第2端子部を含み、上記第2面発光素子の上記端子部は、第1端子部および第2端子部を含み、上記接続部材は、上記第1面発光素子における上記第1端子部および上記第2端子部のいずれか一方と、上記第2面発光素子における上記第1端子部および上記第2端子部のいずれか一方とを電気的に接続し、上記第1面発光素子における上記第1端子部および上記第2端子部は、上記表面の法線方向から見た場合に、上記発光部の外側に位置するとともに、上記透明基板が有するいずれかの端部に、当該端部の端辺に沿って設けられ、上記第2面発光素子において、上記貫通部は、上記表面から上記裏面にかけて貫通する第1貫通部と第2貫通部とが、上記第1面発光素子における上記第1端子部と上記第2端子部に対応するように、当該端部の端辺に沿って設けられ、上記第2面発光素子の上記第1端子部は、上記表面の法線方向から見た場合に、上記発光部の外側に位置するとともに、上記第1貫通部の周囲の少なくとも一部に設けられ、上記第2面発光素子の上記第2端子部は、上記表面の法線方向から見た場合に、上記発光部の外側に位置するとともに、上記第2貫通部の周囲の少なくとも一部に設けられ、上記第1面発光素子および上記第2面発光素子は、上記表面が同じ方向を向くようにして、上記第2面発光素子における上記第1貫通部および上記第2貫通部の少なくとも一方と、上記第1面発光素子における上記第1端子部および上記第2端子部の少なくとも一方とが重なるように配置されていることが好ましい。
より好ましくは、上記接続部材は、上記第1面発光素子と上記第2面発光素子とが重なる領域において、上記第1貫通部および上記第2貫通部のいずれか一方を経由して、上記第1面発光素子における上記第1端子部および上記第2端子部のいずれか一方と、上記第2面発光素子における上記第1端子部および上記第2端子部のいずれか一方とを電気的に接続することが好ましい。
上記本発明の第2の局面に基づく照明装置は、相対する表面および裏面を有する透明基板、上記表面上または上記裏面上に形成された発光部、ならびに上記表面上に形成され、上記発光部に接続された複数の端子部、をそれぞれ含み、互いに端部が重なるように配置された複数の面発光素子と、上記複数の面発光素子が有する上記発光部の各々を電気的に接続する接続部材と、を備え、上記複数の面発光素子は、上記表面が同じ方向を向くように配置されており、上記複数の端子部は、上記表面の法線方向から見た場合に、上記発光部の外側に位置するとともに、上記面発光素子の周縁部において周方向に互いに離間して設けられ、上記複数の面発光素子が相互に重なる領域の各々において、第1面発光素子と第2面発光素子とが互いに隣り合っており、上記第2面発光素子に重なる上記第1発光素子の端部において、上記端子部が設けられ、上記第1面発光素子に重なる上記第2発光素子の端部において、上記表面から上記裏面にかけて貫通する貫通部が設けられるとともに、上記貫通部の周囲の少なくとも一部に上記端子部が設けられており、上記第1面発光素子および上記第2面発光素子は、上記第1面発光素子の上記端子部と、上記貫通部とが重なるように配置されており、上記複数の面発光素子が相互に重なる領域のうち全部の領域または一部の領域において、上記接続部材が、上記貫通部を経由して、上記第1面発光素子の上記端子部と上記第2面発光素子の上記端子部とを電気的に接続することにより、上記複数の面発光素子が有する上記発光部の各々が電気的に接続される。
本発明によれば、製造コストを低減し、非発光領域の面積を小さくしつつ、簡易な構成で複数の面発光素子が有する発光部を電気的に接続できる照明装置を提供することができる。
実施の形態1に係る照明装置に具備される面発光素子を示す平面図である。 図1に示すII−II線に沿った断面図である。 実施の形態1に係る照明装置の断面図である。 実施の形態1に係る照明装置の製造フローを示す図である。 実施の形態1に係る照明装置の製造工程の第1工程を示す図である。 実施の形態1に係る照明装置の製造工程の第2工程を示す図である。 実施の形態1に係る照明装置の製造工程の第3工程を示す図である。 比較例における照明装置に具備される面発光素子を示す平面図である。 比較例における照明装置を示す断面図である。 実施の形態2に係る照明装置に具備される面発光素子の平面図である。 実施の形態3に係る照明装置に具備される面発光素子の平面図である。 実施の形態3に係る照明装置の断面図である。 実施の形態4に係る照明装置に具備される面発光素子の平面図である。 実施の形態4に係る照明装置の断面図である。 実施の形態5に係る照明装置の断面図である。 実施の形態6に係る照明装置に具備される面発光素子の平面図である。 実施の形態6に係る照明装置の平面図である。 実施の形態7に係る照明装置に具備される面発光素子の平面図である。 実施の形態7に係る照明装置の平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
(面発光素子)
図1は、実施の形態1に係る照明装置に具備される面発光素子を示す平面図である。図2は、図1に示すII−II線に沿った断面図である。図1および図2を参照して、実施の形態1に係る照明装置に具備される面発光素子10について説明する。
図1および図2に示すように、面発光素子10は、たとえば有機EL素子から構成される。面発光素子10は、可撓性を有することが好ましい。面発光素子10は、貫通部11、透明基板12、陽極13、有機層14、陰極15、封止層16、絶縁層17を含む。
透明基板12は、相対する表面12aおよび裏面12bを有する。透明基板12は、たとえば矩形形状を有する。透明基板12は、たとえば、PET、PC等の可撓性を有するフィルム基板によって構成されている。なお、透明基板12は、ガラス基板によって構成されていてもよい。
透明基板12の端部12cには、表面12aから裏面12bにかけて貫通する貫通部11が設けられている。貫通部11は、透明基板12の端部12cの端面が発光部2側に向けて後退する切欠き部によって構成されている。貫通部11は、断面視略矩形形状を有する。
透明基板12の表面12aには、陽極13、有機層14、および陰極15が順に積層されている。陽極13、有機層14および陰極15により発光部2が構成される。
陽極13は、透明性を有する導電膜である。陽極13を形成するためには、スパッタリング法等によって、ITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)等が透明基板12の表面12a上に成膜される。フォトリソグラフィ法等によりITO膜が所定の形状にパターニングされることによって、陽極13が形成される。実施の形態1における陽極13は、端子部18(陽極用)および端子部19(陰極用)を形成するために、パターニングによって2つの領域に分割されている。なお、透明電極としてはITO以外に薄銀を用いてもよい。
有機層14(発光層)は、電力を供給されることによって光(可視光)を生成することができる。有機層14は、単層の発光層から構成されていてもよく、正孔輸送層、発光層、正孔阻止層、および電子輸送層などが順次積層されることによって構成されていてもよい。
陰極15は、たとえばアルミニウム(AL)である。陰極15は、真空蒸着法等によって有機層14を覆うように形成される。陰極15を所定の形状にパターニングするために、真空蒸着の際にはマスクが用いられるとよい。
陰極15と陽極13とが短絡しないように、陰極15と端子部18側の陽極13との間に絶縁層17が設けられる。陰極15において、絶縁層17が設けられる側とは反対側の部分は、端子部19側の陽極13に接続される。絶縁層17は、たとえばスパッタリング法を用いてSiO2などが成膜された後、フォトリソグラフィ法等を用いて陽極13と陰極15とを互いに絶縁する箇所を覆うように所望のパターンに形成される。
封止層16は、絶縁性を有する樹脂またはガラス基板などから構成される。封止層16は、有機層14を水分等から保護するために形成される。封止層16は、陽極13、有機層14、および陰極15の略全体を透明基板12の表面12a上に封止する。陽極13の一部は、電気的な接続のために、封止層16から露出している。
陽極13において、封止層16から露出している(図2左側の)部分は、端子部18を構成する。端子部18と陽極13とは互いに同じ材料で構成される。
端子部18は、発光部2に接続されている。具体的には、端子部18は、発光部2の陽極13に接続される。端子部18は、透明基板12の表面12aの法線方向から見た場合に、発光部2の外側に位置する。端子部18は、透明基板12の表面12a上に形成されている。
端子部18は、貫通部11を囲むように設けられている。なお、当該端子部18は、貫通部11の周囲の少なくとも一部に設けられていればよい。端子部18は、透明基板12の端部12cの端面が発光部2側に向けて後退する方向に沿って延在する部分18aと、封止層16と貫通部11との間にも設けられた部分18bとを含む。
陽極13の封止層16から露出している(図2右側の)部分は、端子部19を構成する。端子部19と陽極13とは互いに同じ材料で構成される。
端子部19は、発光部2に接続されている。具体的には、端子部19は、発光部2の陰極15に接続されている。端子部19は、透明基板12の表面12aの法線方向から見た場合に、発光部2の外側に位置する。端子部19は、透明基板12の表面12a上に形成されている。端子部19は、透明基板12が有する端部12dに設けられている。
端子部18および端子部19は、有機層14を挟んで相互に反対側に位置している。端子部18および端子部19は、発光部2と同様に透明基板12の表面12aに形成されている。端子部18,19と発光部2を透明基板12に対して同一の方向に形成することにより、面発光素子10の構成をより簡易に構成することができる。また、表面12a上に、金属等の導電性の高い材料を厚め(たとえば300nm程度)に成膜し、電位の等しい領域を生成して、その部分を端子部18,19としても良い。
以上のように構成される面発光素子10は、相対する第1主面10aおよび第2主面10bを有し、第1主面10aにおいては、光が出射される発光面R1および、光が出射されない非発光面R2が形成される。発光面R1が形成される部分は、第1主面10aの中央側に位置し、有機層14が形成されている領域に略対応している。非発光面R2が形成される部分は、発光面R1の外周に位置し、端子部18,19が形成されている領域に略対応している。
図3は、実施の形態1に係る照明装置の断面図である。図3を参照して、実施の形態1に係る照明装置1について説明する。
図3に示すように、実施の形態1に係る照明装置1は、上述した構成を有する複数の面発光素子10と、接続部材21と備える。複数の面発光素子10は、第1面発光素子10Aおよび第2面発光素子10Bを含む。
第1面発光素子10Aおよび第2面発光素子10Bは、透明基板12の表面12aが同じ方向に向くようにして、第1面発光素子10Aの端子部19と、第2面発光素子10Bの貫通部11とが重なるように配置されている。
第1面発光素子10Aの端子部19は、非発光領域に形成されており、第2面発光素子10Bの貫通部11も非発光領域に形成されている。このため、上述のように第1面発光素子10Aおよび第2面発光素子10Bを重ねて配置することにより、非発光領域同士が重なる。
貫通部11を設けることにより、第2面発光素子10Bの端部12cを第1面発光素子10Aの発光部2により近づけた状態、または、第1面発光素子10Aの端部12dを第2面発光素子10Bの発光部2により近づけた状態で、第1面発光素子10Aおよび第2面発光素子10Bを重ねることができる。この結果、照明装置1においては、非発光領域の面積を小さくすることができる。
なお、第1面発光素子10Aおよび第2面発光素子10Bは、透明基板12の表面12aの法線方向から見た場合に、貫通部11と重なる部分を除く第1面発光素子10Aの端子部19が、貫通部11が設けられた側の第2面発光素子10Bの一端よりも内側に位置することが好ましい。
接続部材21は、第2面発光素子10Bの貫通部11を経由して、第1面発光素子10Aの端子部19と、第2面発光素子10Bの端子部18とを電気的に接続する。
接続部材21は、導電性を有する。接続部材21としては、半田、銀ペーストおよび導電性樹脂等の導電性部材を採用することができる。接続部材21として、リード線等が用いられてもよい。この場合には、リード線の両端側が、半田等によって第1面発光素子10Aの端子部18および第2面発光素子10Bの端子部19に接続されることが好ましい。
なお、接続部材21のうち貫通部11から露出する部分を非導電性部材でコーティングすることが好ましい。このようにコーティングすることにより、接続部材21が別の導電性部材と接触して、照明装置1が短絡することを防止することができる。
また、接続部材21によって第1面発光素子10Aの端子部19と、第2面発光素子10Bの端子部18とを電気的に接続することにより、第1面発光素子10Aと第2面発光素子10Bとを接合することもできる。これにより、照明装置1を機器に組み付ける際に、複数の面発光素子10が分離することが防止される。この結果、照明装置1の取扱い性が向上する。
端子部18,19は、封止層16から露出しているため、面発光素子10のうち端子部18,19が形成されている部分は、中央部(発光領域)と比較して厚みが薄い。このため、面発光素子10のうち端子部18,19が形成されている部分においては、発光領域と比較して、ヤング率が低い場合がある。
このような場合において、上述のように接続部材21が設けられることにより、非発光領域におけるヤング率を増加させることができ、照明装置1におけるヤング率の面内均一化を図ることができる。
図4は、実施の形態1に係る照明装置の製造フローを示す図である。図5から図7は、実施の形態1に係る照明装置の製造工程の第1工程から第3工程を示す図である。なお、図5においては、有機層14に対応する領域を発光部2として図示している。図4〜図7を参照して、実施の形態1に係る照明装置1の製造方法について説明する。
図4および図5に示すように、実施の形態1に係る照明装置1を製造するに際して、まず、工程(S1)にて、第1面発光素子10Aを準備する。具体的には、相対する表面12aおよび裏面12bを有する透明基板12、当該表面12a上に形成された発光部2、ならびに当該表面12aの法線方向から見た場合に、発光部2の外側に位置するように上記表面12a上に形成されるとともに、透明基板12が有する端部12dに設けられ、発光部2に接続された端子部19を含む第1面発光素子10Aを準備する。
次に、工程(S2)にて、第2面発光素子10Bを準備する。具体的には、相対する表面12aおよび裏面12bを有する透明基板12、当該表面12a上に形成された発光部2、透明基板12が有する端部12cに、表面12aから裏面12bにかけて貫通するように設けられた貫通部11、ならびに、上記表面12aの法線方向から見た場合に発光部2の外側に位置するとともに、上記表面12a上において貫通部11の周囲の少なくとも一部に設けられた端子部18とを含む第2面発光素子10Bを準備する。
続いて、図4および図6に示すように、工程(S3)にて、第1面発光素子10Aおよび第2面発光素子10Bを互いの端部が重なるように配置する。具体的には、第1面発光素子10Aおよび第2面発光素子10Bを、透明基板12の表面12aが同じ方向を向くようにして、第1面発光素子10Aの端子部19と、第2面発光素子10Bの貫通部11とが重なるように配置する。
次に、図4および図7に示すように、工程(S4)にて、第2面発光素子10Bの貫通部11を経由して、第1面発光素子10Aの端子部19と、第2面発光素子10Bの端子部18とを電気的に接続する。
具体的には、第1面発光素子10Aの端子部19および第2面発光素子10Bの端子部18に接触するように、第2面発光素子10Bの貫通部11に銀ペースト、半田、導電性樹脂等を充填して、これらを硬化させる。これにより、接続部材21によって、第1面発光素子10Aの端子部19と、第2面発光素子10Bの端子部18とを電気的に接続する。なお、リード線を用いて、第1面発光素子10Aの端子部19と、第2面発光素子10Bの端子部18とを電気的に接続してもよい。
以上のような工程を経て、実施の形態1に係る照明装置1が製造される。実施の形態1に係る照明装置1においては、第1面発光素子10Aおよび第2面発光素子10Bが、透明基板12の表面12aが同じ方向を向くようにして、第1面発光素子10Aの端子部19と、第2面発光素子10Bの貫通部11とが重なるように配置した構成とすることにより、第2面発光素子10Bの端部12cを第1面発光素子10Aの発光部2により近づけた状態または、第1面発光素子10Aの端部12dを第2面発光素子10Bの発光部2により近づけた状態で、第1面発光素子10Aおよび第2面発光素子10Bを重ねることができる。この結果、照明装置1においては、非発光領域の面積を小さくすることができる。
また、照明装置1においては、接続部材21が貫通部11を経由して、第1面発光素子10Aの端子部19と第2面発光素子10Bの端子部18とを電気的に接続するように構成することにより、各面発光素子10にフレキシブル基板を接続する必要がなくなるとともに、短い距離で各発光素子の発光部間を接続することができる。この結果、製造コストを低減させることができる。
また、端子部が片面にのみ形成された簡素な構成を有する面発光素子によって構成されるため、照明装置1の構成も簡素化できる。
以上のように、実施の形態1に係る照明装置の製造方法を用いることにより、製造コストを低減し、非発光領域の面積を小さくしつつ、簡易な構成で複数の面発光素子が有する発光部を電気的に接続できる照明装置を製造することができる。
(比較例)
図8は、本比較例における照明装置に具備される面発光素子を示す平面図である。図9は、本比較例における照明装置を示す断面図である。図8および図9を参照して、本比較例における照明装置について説明する。
図8および図9に示すように、本比較例における照明装置1Xは、実施の形態1に係る照明装置1と比較した場合に、複数の面発光素子の構成が相違する。複数の面発光素子は、それぞれ同等の構成を有する第1面発光素子10X1および第2面発光素子10X2を含む。
第1面発光素子10X1および第2面発光素子10X2は、実施の形態1に係る面発光素子10と比較した場合に、貫通部11が設けられていない点において相違する。その他の構成は、ほぼ同様である。貫通部11が設けられていないため、第1面発光素子10X1および第2面発光素子10X2を互いの端部が重なるように配置する場合には、信頼性を確保するために、接続部材21の設置個所となる接続代L1を残す必要が生じる。
接続部材21は、第2面発光素子10X2の端部12cから露出する部分の第1面発光素子10X1の端子部19と、第2面発光素子10X2の端子部18とを接続する。
本比較例における照明装置1Xにおいては、相当程度の長さを有する接続代L1を残して第1面発光素子10X1と第2面発光素子10X2とが重ねて配置されているため、実施の形態1に係る照明装置1と比較して、非発光領域の面積が大きくなる。
(実施の形態2)
(照明装置)
図10は、実施の形態2に係る照明装置に具備される面発光素子の平面図である。図10を参照して、実施の形態2に係る照明装置1Aについて説明する。なお、図10においては、有機層14に対応する領域を発光部2として図示している。
図10に示すように、実施の形態2に係る照明装置1Aは、実施の形態1に係る照明装置1と比較した場合に、複数の面発光素子の構成が相違する。複数の面発光素子は、それぞれ同等の構成を有する第1面発光素子10A1および第2面発光素子10B1を含む。
第1面発光素子10A1および第2面発光素子10B1は、実施の形態1に係る面発光素子10と比較した場合に、貫通部11と端子部18との間に隙間Sが形成されている点において相違する。その他の構成は、ほぼ同様である。
このように、第1面発光素子10A1および第2面発光素子10B1が構成される場合であっても、照明装置を、第1面発光素子10A1および第2面発光素子10B1が、透明基板12の表面12aが同じ方向を向くようにして、第1面発光素子10A1の端子部19と、第2面発光素子10B1の貫通部11とが重なるように配置し、接続部材21が、貫通部11を経由して、第1面発光素子10A1の端子部18と第2面発光素子10B1の端子部19とを電気的に接続した構成とすることにより、実施の形態1とほぼ同様の効果が得られる。
なお、実施の形態2に係る照明装置は、実施の形態1に係る照明装置の製造方法に準拠して製造することができる。当該照明装置における製造方法においては、第1面発光素子を準備する工程および第2面発光素子を準備する工程において、上記構成を有する第1面発光素子10A1および第2面発光素子10B1を準備する点において相違し、その他の工程については、ほぼ同等の処理を行なう。
(実施の形態3)
(照明装置)
図11は、実施の形態3に係る照明装置に具備される面発光素子の平面図である。なお、図11においては、有機層14に対応する領域を発光部2として図示している。図12は、実施の形態3に係る照明装置の断面図である。図11および図12を参照して、実施の形態3に係る照明装置1Bについて説明する。
図11および図12に示すように、実施の形態3に係る照明装置1Bは、実施の形態1に係る照明装置1と比較した場合に、複数の面発光素子の構成が相違する。複数の面発光素子は、それぞれ同等の構成を有する第1面発光素子10A2および第2面発光素子10B2を含む。
第1面発光素子10A2および第2面発光素子10B2は、実施の形態2に係る面発光素子10と比較した場合に、貫通部11の近傍に位置する端子部18の形状が相違する。第1面発光素子10A2および面発光素子10B2においては、貫通部11は、端部12cの一部が発光部2側に後退するように形成された切欠き部によって構成され、端子部18は、上記端面が後退する方向において上記切欠き部と発光部2との間に設けられないように、端面の一部が後退する方向に沿って設けられている。
貫通部11は、封止層16の外側に設けられている。なお、貫通部11のうち最も発光部2に近い部分は、透明基板12の表面12aの法線方向から見た場合に、封止層16の側面に達していてもよい。この場合には、第2面発光素子10B2を第1面発光素子10A2側により近づけて重ね合わせることが可能となる。
このように、第1面発光素子10A2および第2面発光素子10B2が構成される場合であっても、照明装置を、第1面発光素子10A2および第2面発光素子10B2が、透明基板12の表面12aが同じ方向を向くようにして、第1面発光素子10A2の端子部19と、第2面発光素子10B2の貫通部11とが重なるように配置し、接続部材21が、貫通部11を経由して、第1面発光素子10A2の端子部18と第2面発光素子10B2の端子部19とを電気的に接続した構成とすることにより、実施の形態1とほぼ同様の効果が得られる。
なお、実施の形態3に係る照明装置1Bは、実施の形態1に係る照明装置の製造方法に準拠して製造することができる。当該照明装置における製造方法においては、第1面発光素子を準備する工程および第2面発光素子を準備する工程において、上記構成を有する第1面発光素子10A2および第2面発光素子10B2を準備する点において相違し、その他の工程については、ほぼ同等の処理を行なう。
(実施の形態4)
(照明装置)
図13は、実施の形態4に係る照明装置に具備される面発光素子の平面図である。なお、図13においては、有機層14に対応する領域を発光部2として図示している。図14は、実施の形態4に係る照明装置の断面図である。図13および図14を参照して、実施の形態4に係る照明装置1Cについて説明する。
図13および図14に示すように、実施の形態4に係る照明装置1は、複数の面発光素子10として、第1面発光素子10C1、第2面発光素子10C2、および第3面発光素子10C3を備える。第1面発光素子10C1、第2面発光素子10C2、および第3面発光素子10C3は、ほぼ同様の構成を有する。
面発光素子10は、実施の形態1に係る面発光素子10と比較した場合に、貫通部11Cが、筒状の開口部によって構成されている点において相違する。その他の構成については、ほぼ同様である。
第1面発光素子10C1および第2面発光素子10C2は、透明基板12の表面12aが同じ方向を向くようにして、第1面発光素子10C1の端子部19と、第2面発光素子10C2の貫通部11とが重なるように配置されている。
接続部材21Aは、第2面発光素子10C2の貫通部11を経由して、第1面発光素子10C1の端子部19と、第2面発光素子10C2の端子部18とを電気的に接続する。
第2面発光素子10C2および第3面発光素子10C3は、透明基板12の表面12aが同じ方向を向くようにして、第2面発光素子10C2の端子部19と、第3面発光素子10C3の貫通部11とが重なるように配置されている。
接続部材21Bは、第3面発光素子10C3の貫通部11を経由して、第2面発光素子10C2の端子部19と、第3面発光素子10C3の端子部18とを電気的に接続する。
このように、第1面発光素子10C1、第2面発光素子10C2および第3面発光素子10C3は、直列状に配置されており、第1面発光素子10C1から第3面発光素子10C3の各発光部2は、直列に接続されている。
このように照明装置1Cが、3つ以上の面発光素子10を備える場合であっても、互いに隣り合う2つの面発光素子10に着目した場合に、一方の面発光素子(たとえば第1面発光素子10A2)および他方の面発光素子(たとえば第2面発光素子10B2)が、透明基板12の表面12aが同じ方向を向くようにして、一方の面発光素子の端子部19と、他方の面発光素子の貫通部11とが重なるように配置し、接続部材21が、貫通部11を経由して、一方の面発光素子の端子部19と他方の面発光素子の端子部18とを電気的に接続する構成とすることにより、実施の形態1に係る照明装置1とほぼ同様の構成が得られる。
また、3つ以上の複数の面発光素子10を並べることにより、より大きな面発光体を形成することができる。
なお、実施の形態4に係る照明装置1Cは、実施の形態1に係る照明装置の製造方法に準拠して製造することができる。当該照明装置1Cにおける製造方法においては、第1面発光素子を準備する工程および第2面発光素子を準備する工程に加えて、第3面発光素子を準備する工程を備える。当該工程においては、上述の構成を有する第3面発光素子を準備する。
また、実施の形態4に係る照明装置の製造方法は、第2面発光素子および第3面発光素子を配置する工程を備え、当該工程においては、第1面発光素子および第2面発光素子を配置する工程における処理と同様の処理を施す。
さらに、実施の形態4に係る照明装置の製造方法は、貫通部を経由して、接続部材によって、第2面発光素子の端子部と第3面発光素子の端子部とを電気的に接続する工程を備え、当該工程において、貫通部を経由して、接続部材によって、第1面発光素子の上記端子部と上記第2面発光素子の上記端子部とを電気的に接続する工程における処理と同様の処理を施す。
(実施の形態5)
(照明装置)
図15は、実施の形態5に係る照明装置の断面図である。図15を参照して、実施の形態5に係る照明装置1Dについて説明する。
図15に示すように、実施の形態5に係る照明装置1Dは、実施の形態1に係る照明装置1と比較した場合に、各面発光素子10が封止部材30によって封止されている点において相違する。その他の構成については、ほぼ同様である。
第1面発光素子10Aを封止する封止部材30および第2面発光素子10Bを封止する封止部材30は、それぞれシート状の第1封止部材31とシート状の第2封止部材32とを含む。
第1封止部材31は、透明基板12の表面12a側に設けられている。第1封止部材31は、表面12a側から面発光素子10を覆う。第1封止部材31は、透明性を有することが好ましいが、透光性を有していなくても構わない。第1封止部材31は、可撓性を有することが好ましい。
第2封止部材32は、透明基板12の裏面12b側に設けられている。第1封止部材31は、裏面12b側から面発光素子10を覆う。第2封止部材32は、高い透明性を有しており、面発光素子10の発光面R1から出射される光を透光可能に構成されている。第2封止部材32は、可撓性を有することが好ましい。
第1封止部材31および第2封止部材32によって面発光素子10が挟み込まれた状態で第1封止部材31および第2封止部材32が互いに接着層(不図示)を介して接合されることにより、面発光素子10が、第1封止部材31および第2封止部材32によって封止される。
第1封止部材31および第2封止部材32としては、シート形状の樹脂部材を用いることができる。第1封止部材31および第2封止部材32の具体的な材質としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、アクリル、ポリイミド、ポリサルフォン等である。第1封止部材31および第2封止部材32としては、これらの素材に加えて、バリア性を向上させるために各種の成膜を施したものを用いてもよい。
第1面発光素子10Aを封止する封止部材30は、第1面発光素子10Aの端子部19を露出させる穴部33を有する。穴部33は、第1封止部材31に設けられている。
第2面発光素子10Bを封止する封止部材30は、第2面発光素子10Bの端子部18を露出させるとともに、貫通部11に連通する貫通孔部34を有する。貫通孔部34は、第1封止部材31および第2封止部材32に設けられている。
この場合においても、接続部材21は、第2面発光素子10Bの貫通部11を経由して、第1面発光素子10Aの端子部19と、第2面発光素子10Bの端子部18とを電気的に接続する。なお、接続部材21のうち封止部材30からから露出する部分を非導電性部材でコーティングすることが好ましい。このようにコーティングすることにより、接続部材21が別の導電性部材と接触して、照明装置1が短絡することを防止することができる。
実施の形態5に係る照明装置1Dは、上述の構成を有することにより、実施の形態1と同等以上の効果が得られる。各面発光素子10を封止する封止部材30が設けられることにより、酸素や水分に対する耐性を向上させることができ、信頼性を向上させることができる。
なお、実施の形態5に係る照明装置1Dは、実施の形態1に係る照明装置の製造方法に準拠して製造することができる。当該照明装置における製造方法においては、第1面発光素子を準備する工程において、上記のような穴部33を有する封止部材30によって封止された第1面発光素子10Aを準備するとともに、第2面発光素子10B2を準備する工程において、上記のような貫通孔部34を有する封止部材30によって封止された第2面発光素子10Bを準備する。その他の工程については、実施の形態1に係る照明装置の製造方法における工程とほぼ同等の処理を行なう。
(実施の形態6)
(照明装置)
図16は、実施の形態6に係る照明装置に具備される面発光素子の平面図である。図17は、実施の形態6に係る照明装置の断面図である。図16および図17を参照して、実施の形態6に係る照明装置1Eについて説明する。
図16および図17に示すように、実施の形態6に係る照明装置1Eは、実施の形態に係る照明装置1と比較した場合に、複数の面発光素子の構成が相違する。複数の面発光素子は、それぞれ同等の構成を有する第1面発光素子10A5および第2面発光素子10B5を含む。
第1面発光素子10A5および第2面発光素子10B5は、実施の形態4に係る面発光素子10と比較した場合に、端部12c,12dに、複数の端子部18,19が設けられている点において相違する。
より詳細には、第1面発光素子10A5および第2面発光素子10B5は、相対する表面12aおよび裏面12bを有する透明基板12、表面12a上に形成された発光部2、ならびに表面12a上に形成され、発光部2に接続された第1端子部としての端子部18および第2端子部としての端子部19、をそれぞれ含む。
第1面発光素子10A5において、第1端子部としての端子部18、および第2端子部としての端子部19は、透明基板12の表面12aの法線方向から見た場合に、発光部2の外側に位置するとともに、透明基板12が有する端部12dに、当該端部12dの端辺に沿って設けられている。
第1面発光素子10A5において、他の端子部18および他の端子部19は、透明基板12の表面12aの法線方向から見た場合に、発光部2の外側に位置するとともに、透明基板12が有する端部12cに、当該端部12cの端辺に沿って設けられている。
たとえば、端部12dにおける端子部18および端部12cにおける端子部19は、発光部2を挟んで対向するように配置されている。同様に、端部12dにおける端子部19および端部12cにおける端子部18は、発光部2を挟んで対向するように配置されている。
第1面発光素子10A5において、端部12cには、貫通部11C1および貫通部11C2が、端辺に沿って設けられている。端部12cにおける端子部18は、貫通部11C1の周囲を囲むように設けられている。端部12cにおける端子部19は、貫通部11C2の周囲を囲むように設けられている。
第2面発光素子10B5において、第1端子部としての端子部18、および第2端子部としての端子部19は、透明基板12の表面12aの法線方向から見た場合に、発光部2の外側に位置するとともに、透明基板12が有する端部12cに、当該端部12cの端辺に沿って設けられている。
第2面発光素子10B5において、他の端子部18および他の端子部19は、透明基板12の表面12aの法線方向から見た場合に、発光部2の外側に位置するとともに、透明基板12が有する端部12dに、当該端部12dの端辺に沿って設けられている。
たとえば、端部12dにおける端子部18および端部12cにおける端子部19は、発光部2を挟んで対向するように配置されている。同様に、端部12dにおける端子部19および端部12cにおける端子部18は、発光部2を挟んで対向するように配置されている。
第2面発光素子10B5において、透明基板12が有する端部12cには、第1貫通部としての貫通部11C1と第2貫通部としての貫通部11C2とが、第1面発光素子10A5における端部12dにおける端子部19と端子部18とにそれぞれ対応するように(すなわち、それぞれ重ねて配置することができるように)、当該端部12cの端辺に沿って設けられている。
第2面発光素子10B5において、第1端子部としての端子部18は、貫通部11C1の周囲を囲むように設けられている。
第2面発光素子10B5において、第2端子部としての端子部19は、貫通部11C2を囲むように設けられている。
第1面発光素子10A5および第2面発光素子10B5は、第2面発光素子10B5の貫通部11C1に第1面発光素子10A5の端部12dにおける端子部19が重なるとともに、第2面発光素子10B5の貫通部11C2に第1面発光素子10A5の端部12dにおける端子部18が重なるように配置されている。
接続部材21は、第1面発光素子10A5と第2面発光素子10B5とが重なる領域において、貫通部11C1および貫通部11C2のいずれか一方を経由して、第1面発光素子10A5における端部12dにおける端子部19および端子部18の一方と、第2面発光素子10B5の端部12cにおける端子部18および端子部19の一方とを電気的に接続する。
なお、第1面発光素子10A5および第2面発光素子10B5は、第2面発光素子10B5の貫通部11C1および貫通部11C2の少なくとも一方と、第1面発光素子10A5における端部12dにおける端子部18および端子部19の少なくとも一方とが重なるように配置される限り、第2面発光素子10B5が、透明基板12の表面12aの法線方向を回転軸として回転した状態で、重ねて配置されていてもよい。
この場合には、第2面発光素子10B5の貫通部11C1および貫通部11C2のうち、第1面発光素子10A5における端部12dにおける端子部18および端子部19の一方に重なっている側の貫通部を経由して、接続部材21が、第1面発光素子10A5における端部12dにおける端子部18および端子部19の一方と、第2面発光素子10B5の上記重なっている側の貫通部の周囲に位置する端子部とを電気的に接続する。
このような構成を有することにより、実施の形態6における照明装置1Eにおいては、実施の形態1に係る照明装置1と同等以上の効果が得られる。特に、上述のように、第2面発光素子10B5を透明基板12の表面12aの法線方向を回転軸として回転した状態で第1面発光素子10A5に重ねることができるため、照明装置1Eのデザインの自由度を大幅に向上させることができる。
また、複数の端子部のうち電気的に接続したくない端子部については、非導電性の接続部材によって接続することにより、より強固に第1面発光素子10A5と第2面発光素子10B5とを接合することもできる。
なお、実施の形態6に係る照明装置1Eにあっても、実施の形態1に係る照明装置の製造方法に準拠して製造することができる。この場合においては、第1面発光素子を準備する工程において、上述のような構成を有する第1面発光素子10A5を準備するとともに、第2面発光素子を準備する工程において、上述のような構成を有する第2面発光素子10B5を準備する。
続いて、第1面発光素子10A5および第2面発光素子10B5を互いの端部が重なるように配置する工程において、第1面発光素子10A5および第2面発光素子10B5を、透明基板12の表面12aが同じ方向を向くようにして、第2面発光素子10B5における第1貫通部および第2貫通部の少なくとも一方と、第1面発光素子10A5における第1端子部および第2端子部の少なくとも一方とが重なるように配置する。
次に、第2面発光素子10B5の貫通部を経由して、第1面発光素子10A5の端子部と、第2面発光素子10B5の端子部とを電気的に接続する工程において、接続部材21を用いて、第1面発光素子10A5と第2面発光素子10B5とが重なる領域において、第1貫通部および第2貫通部のいずれか一方を経由して、第1面発光素子10A5における第1端子部および第2端子部のいずれか一方と、第2面発光素子10B5における第1端子部および第2端子部のいずれか一方とを電気的に接続する。
(実施の形態7)
図18は、実施の形態7に係る照明装置に具備される面発光素子の平面図である。図19は、実施の形態7に係る照明装置の平面図である。図18および図19を参照して、実施の形態7に係る照明装置1Fについて説明する。
図18および図19に示すように、実施の形態7に係る照明装置1Fは、相対する表面12aおよび裏面12bを有する透明基板12、表面12a上に形成された発光部、ならびに表面12a上に形成され、発光部2に接続された複数の端子部18,19、をそれぞれ含み、互いに端部が重なるように配置された複数の面発光素子10と、複数の面発光素子10が有する発光部2の各々を電気的に接続する接続部材21と、を備える。
1つの面発光素子10において、複数の端子部18,19は、透明基板12の表面12aの法線方向から見た場合に、発光部2の外側に位置するとともに、面発光素子10の市周縁部において周方向に互いに離間して設けられている。
具体的には、端子部18は、透明基板12における互いに隣り合う端部の略中央に設けられている。端子部19は、透明基板12における他の互いに隣り合う端部の略中央に設けられている。
複数の面発光素子10は、透明基板12の表面12aが同じ方向を向くように配置されている。複数の面発光素子10は、たとえば2行3列に並べられている。複数の面発光素子10が相互に重なる領域の各々において、第1面発光素子と第2面発光素子とが互いに隣り合っている。
第1面発光素子および第2面発光素子は、複数の面発光素子10F1〜10F6のうち互いに隣り合う任意の面発光素子である。たとえば、第1面発光素子を面発光素子10F1とし、第2面発光素子を面発光素子10F2とする。
面発光素子10F2(第2面発光素子)に重なる面発光素子10F1(第1面発光素子)の端部において、端子部19が設けられている。面発光素子10F1に重なる面発光素子10F2の端部において、貫通部11Cが設けられるとともに、当該貫通部11Cの周囲に端子部18が設けられている。なお、当該端子部は、貫通部11Cの周囲の少なくとも一部に設けられていればよい。
面発光素子10F1と面発光素子10F2は、面発光素子10F2に重なる端部に設けられた面発光素子10F1の端子部19と、面発光素子10F1に重なる端部に設けられた面発光素子10F2の貫通部11Cとが重なるように配置されている。
複数の面発光素子10が相互に重なる領域のうち全部または一部の領域において、接続部材21が、貫通部11Cを経由して、第2面発光素子に重なる端部に設けられた第1面発光素子の端子部と、第1面発光素子に重なる第2面発光素子の端部に設けられた端子部とを電気的に接続することにより、複数の面発光素子10が有する発光部の各々が電気的に接続されている。
実施の形態7においては、面発光素子10F1と面発光素子10F2とが重なる部分、面発光素子10F2と面発光素子10F3とが重なる部分、面発光素子10F1と面発光素子10F4とが重なる部分、面発光素子10F4と面発光素子10F5とが重なる部分、面発光素子10F5と面発光素子10F6とが重なる部分において、接続部材21が設けられている。
なお、他に複数の面発光素子10が重なる部分において、端子部間を電気的に接続したくない場合には、非導電性の接続部材によってこれら端子部を接続することにより、より強固に第1面発光素子と第2面発光素子とを接合することができる。
このような構成を有することにより、実施の形態7における照明装置1Fにおいては、実施の形態1に係る照明装置1と同等以上の効果が得られる。特に、上述のように、透明基板12の周縁部に複数の端子部を設けるとともに、複数の貫通部を設け、貫通部と端子部とが重なるように複数の面発光素子を互いに端部が重なるように配置した構成とすることにより、互いに隣り合う第1面発光素子と第2面発光素子との端子部とを接合させる際の接続部材21の設置個所のバリエーションを増やすことができる。行列状に多数の面発光素子を並べる際において、接続事由によって面発光素子の配置が制約されなくなる。
なお、実施の形態7に係る照明装置1Fにあっても、実施の形態1に係る照明装置の製造方法に準拠して製造することができる。この場合においては、上述のような構成を有する面発光素子10を複数準備する。
続いて、複数の面発光素子10を、透明基板12の表面12aが同じ方向を向くように互いの端部が重なるように配置するとともに、互いに隣り合う第1面発光素子および第2面発光素子において、第2面発光素子に重なる端部に設けられた第1面発光素子の端子部と、第1面発光素子に重なる端部に設けられた第2面発光素子の貫通部とが重なるように配置する。
次に、複数の面発光素子10が相互に重なる領域のうち全部または一部の領域において、接続部材21が、貫通部11Cを経由して、第2面発光素子に重なる端部に設けられた第1面発光素子の端子部と、第1面発光素子に重なる第2面発光素子の端部に設けられた端子部とを電気的に接続することにより、複数の面発光素子10が有する発光部の各々が電気的に接続する。
上述した実施の形態1から7における思想は、面発光素子がトップエミッション型の有機ELから構成される場合にも適用できるし、面発光素子がボトムエミッション型の有機ELから構成される場合にも適用できる。
上述した実施の形態1から7における思想は、面発光素子10が無機EL素子から構成される場合にも適用できるし、面発光素子が複数の発光ダイオード(LED)およびこれら複数の発光ダイオードの出射面側に配置された拡散板(導光板)とから構成される場合にも適用できるし、面発光素子が冷陰極管等を用いて構成される場合にも適用できる。
上述の実施の形態1から7における思想は、面発光素子が回路基板上に搭載された面発光モジュールを複数重ねて照明装置を構成する場合にも適用することができる。この場合には、回路基板にランド電極等の端子部および貫通部が形成され、一方の回路基板に設けられた端子部に、他方の回路基板に設けられた貫通部が重なるように、一方の面発光モジュールと他方の面発光モジュールとを配置して、貫通部を経由して、接続部材によって、一方の面発光モジュールにおける端子部と、他方の面発光モジュールの端子部とが電気的に接続される。
上述した実施の形態1から7においては、面発光素子10が矩形形状を有する場合を例示して説明したが、これに限定されず、多角形状であってもよい。たとえば、面発光素子10は、三角形、六角形、八角形であってもよい。また、端部が曲線であり、そこに隙間または切欠き部、開口部などを有するような構成であってもよい。
上述した実施の形態1から7においては、発光部2が、透明基板12の表面12aに設けられている場合を例示して説明したが、これに限定されず、透明基板12の裏面12bに設けられていてもよい。なお、透明基板12の表面12aとは、透明基板12が有する相対する主面のうち、端子部が形成されている主面である。
上述した実施の形態1から6においては、複数の面発光素子10が、ほぼ同様の構成を有する場合を例示して説明したがこれに限定されず、複数の面発光素子10がそれぞれ異なる構成を有していてもよい。
たとえば、複数の面発光素子10において、それぞれ端子部18、端子部19が設けられている端部が異なっていてもよい。この場合には、端子部18は、透明基板12のいずれかの端部に設けられていればよく、端子部19は、当該端子部18が設けられた端子部と異なる端部のいずれかに設けられていればよい。
たとえば、複数の面発光素子10において、端子部が設けられた端部を重ね合わせない部分においては、貫通部が設けられていなくてもよく、具体的には、第1面発光素子が貫通部を有していなくてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1X 照明装置、2 発光部、10,10B2,10F1,10F6,10F2,10F3,10F4,10F5 面発光素子、10A,10A1,10A2,10A5,10C1,10X1 第1面発光素子、10B,10B1,10B2,10B5,10C2,10X2 第2面発光素子、10C3 第3面発光素子、10a 第1主面、10b 第2主面、11,11C,11C1,11C2 貫通部、12 透明基板、12a 表面、12b 裏面、12c,12d 端部、13 陽極、14 有機層、15 陰極、16 封止層、17 絶縁層、18,19 端子部、21,21A,21B 接続部材、30 封止部材、31 第1封止部材、32 第2封止部材、33 穴部、34 貫通孔部。

Claims (10)

  1. 相対する表面および裏面を有する透明基板、前記表面上または前記裏面上に形成された発光部、ならびに前記表面上で該表面の法線から見て前記発光部の外側に形成され、前記発光部に接続された端子部、をそれぞれ含む、第1面発光素子および第2面発光素子と、
    前記第1面発光素子の前記端子部と前記第2面発光素子の前記端子部とを電気的に接続する接続部材と、を備え、
    前記第1面発光素子の前記端子部は、前記透明基板のいずれかの端部に設けられ、
    前記第2面発光素子において、前記透明基板のいずれかの端部には、前記表面から前記裏面にかけて貫通する貫通部が設けられており、
    前記第2面発光素子の前記端子部は、前記貫通部の周囲の少なくとも一部に設けられ、
    前記第1面発光素子および前記第2面発光素子は、前記表面が同じ方向を向くようにして、前記第1面発光素子の前記端子部と、前記貫通部とが重なるように配置されており、
    前記接続部材は、前記貫通部を経由して、前記第1面発光素子の前記端子部と前記第2面発光素子の前記端子部とを電気的に接続する、照明装置。
  2. 前記貫通部は、前記端部における端面の一部が前記発光部側に後退するように形成された切欠き部によって構成されている、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第2面発光素子の前記端子部は、前記端面の一部が後退する方向において前記切欠き部と前記発光部との間に設けられないように、前記端面の一部が後退する方向に沿って設けられている、請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記貫通部は、筒状の開口部によって構成されている、請求項1に記載の照明装置。
  5. 前記表面の法線方向から見た場合に、前記貫通部と重なる部分を除く前記第1面発光素子の前記端子部が、前記貫通部が設けられた側の前記第2面発光素子の一端よりも内側に位置する、請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記発光部は、前記表面上に設けられている、請求項1から5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記第1面発光素子および前記第2面発光素子の各々を封止する封止部材をさらに備え、
    前記第1面発光素子を封止する封止部材は、前記第1面発光素子の前記端子部を露出させる穴部を有し、
    前記第2面発光素子を封止する封止部材は、前記第2面発光素子の前記端子部を露出させるとともに、前記貫通部に連通する貫通孔部を有し、
    前記接続部材は、前記穴部、前記貫通孔部、および前記貫通部を経由して、前記第1面発光素子の前記端子部と前記第2面発光素子の前記端子部とを電気的に接続する、請求項1から6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記第1面発光素子の前記端子部は、第1端子部および第2端子部を含み、
    前記第2面発光素子の前記端子部は、第1端子部および第2端子部を含み、
    前記接続部材は、前記第1面発光素子における前記第1端子部および前記第2端子部のいずれか一方と、前記第2面発光素子における前記第1端子部および前記第2端子部のいずれか一方とを電気的に接続し、
    前記第1面発光素子における前記第1端子部および前記第2端子部は、前記表面の法線方向から見た場合に、前記発光部の外側に位置するとともに、前記透明基板が有するいずれかの端部に、当該端部の端辺に沿って設けられ、
    前記第2面発光素子において、前記貫通部は、前記表面から前記裏面にかけて貫通する第1貫通部と第2貫通部とが、前記第1面発光素子における前記第1端子部と前記第2端子部に対応するように、当該端部の端辺に沿って設けられ、
    前記第2面発光素子の前記第1端子部は、前記表面の法線方向から見た場合に、前記発光部の外側に位置するとともに、前記第1貫通部の周囲の少なくとも一部に設けられ、
    前記第2面発光素子の前記第2端子部は、前記表面の法線方向から見た場合に、前記発光部の外側に位置するとともに、前記第2貫通部の周囲の少なくとも一部に設けられ、
    前記第1面発光素子および前記第2面発光素子は、前記表面が同じ方向を向くようにして、前記第2面発光素子における前記第1貫通部および前記第2貫通部の少なくとも一方と、前記第1面発光素子における前記第1端子部および前記第2端子部の少なくとも一方とが重なるように配置された、請求項1に記載の照明装置。
  9. 前記接続部材は、前記第1面発光素子と前記第2面発光素子とが重なる領域において、前記第1貫通部および前記第2貫通部のいずれか一方を経由して、前記第1面発光素子における前記第1端子部および前記第2端子部のいずれか一方と、前記第2面発光素子における前記第1端子部および前記第2端子部のいずれか一方とを電気的に接続する、請求項8に記載の照明装置。
  10. 相対する表面および裏面を有する透明基板、前記表面上または前記裏面上に形成された発光部、ならびに前記表面上で該表面の法線から見て前記発光部の外側に形成され、前記発光部に接続された複数の端子部、をそれぞれ含み、互いに端部が重なるように配置された複数の面発光素子と、
    前記複数の面発光素子が有する前記発光部の各々を電気的に接続する接続部材と、を備え、
    前記複数の面発光素子は、前記表面が同じ方向を向くように配置されており、
    前記複数の端子部は、前記面発光素子の周縁部において周方向に互いに離間して設けられ、
    前記複数の面発光素子が相互に重なる領域の各々において、第1面発光素子と第2面発光素子とが互いに隣り合っており、
    前記第2面発光素子に重なる前記第1面発光素子の端部において、前記端子部が設けられ、
    前記第1面発光素子に重なる前記第2面発光素子の端部において、前記表面から前記裏面にかけて貫通する貫通部が設けられるとともに、前記貫通部の周囲の少なくとも一部に前記端子部が設けられており、
    前記第1面発光素子および前記第2面発光素子は、前記第1面発光素子の前記端子部と、前記貫通部とが重なるように配置されており、
    前記複数の面発光素子が相互に重なる領域のうち全部の領域または一部の領域において、前記接続部材が、前記貫通部を経由して、前記第1面発光素子の前記端子部と前記第2面発光素子の前記端子部とを電気的に接続することにより、前記複数の面発光素子が有する前記発光部の各々が電気的に接続される、照明装置。
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