JP2015207409A - ディスプレイ及びタイリングディスプレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】配線抵抗に起因する電圧降下を抑制し、輝度ばらつきの均一化を図るとともに、非表示領域において、汎用の信号入力用ドライバーでの実装が容易に行えるようにし、且つ、工程数の増加を抑制したディスプレイを提供する。
【解決手段】複数の給電元電極7の各々は、基端71sが非表示領域NDであって、複数の第1給電電極3が引き出されていない残部領域7Aにあり、先端72eが表示領域Dにおいて、複数の第2給電電極6の各々と1対1の関係で接続され、基端71sと先端72eとの間は、第2方向に延伸する電極部分71と前記第1方向に延伸する電極部分72とを有する蛇行状をなしており、複数の給電元電極7は、基端71sから先端72e側に近づく程、隣接する給電元電極同士の間隔が広がる形態を取っている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ディスプレイ及びそれを用いたタイリングディスプレイに関する。
近年、大型のデジタルサイネージ用として、ディスプレイを複数枚繋ぎ合せたタイリングディスプレイが開発され、その普及が図られている。
従来技術におけるタイリングディスプレイ用のディスプレイの一例として、図11を用いて有機ELディスプレイ800を説明する。図11(a)は、平面図であり、図11(b)は、A−A断面図である。有機ELディスプレイ800は、第1基板801上にX軸方向に延伸する複数の第1電極802と、複数の第1電極802と交差するようにY軸方向に延伸する複数の第2電極804とを有する。複数の第1電極802の各々と複数の第2電極804の各々との間には、各交差部分に有機EL層805が設けられ、残余の部分に絶縁層803が設けられている。また、複数の第2電極804の上には保護層806が設けられている。複数の第1電極802のX軸方向の端部802aと複数の第2電極804のY軸方向の端部804aは、信号入力用のドライバーが実装される実装端子部を構成している。
ここで、図11に示す有機ELディスプレイ800を用いてタイリングディスプレイを構成する場合を想定する。実装端子部802a及び804aが存在する領域は、表示領域外の非表示領域となる。そのため、有機ELディスプレイ800を複数枚繋ぎ合せた場合に、画像が表示されない非表示領域の面積が増えて、1枚もののディスプレイとして視認されにくいという問題がある。
そこで、特許文献1では、非表示領域の面積を小さくする方法として一方向配線という方法を用いた有機ELディスプレイ900が開示されている。
具体的には図12(a)に示すように、X軸方向に延伸する複数の第1電極902と、Y軸方向に延伸する複数の第2電極904との各交差部分に有機EL層905が設けられている。複数の第2電極904の下方であり、3つの第1電極902同士の間には、複数の第1電極902と並行し、複数の第2電極904に給電する複数の第2給電電極903が設けられている。図12(b)は、図12(a)における一点鎖線で囲まれた領域R3を、矢印E3の方向から見たときの斜視図である。複数の第2電極904の各々と複数の第2給電電極903の各々が交差する部分には、これらを電気的に接続させるコンタクトホール906が形成されている。これにより、特許文献1の有機ELディスプレイ900では、実装端子部をX軸方向の端部の1辺側にのみ設ける一方向配線を実現している。有機ELディスプレイ900の非表示領域は、X軸方向の端部902aが存する1辺側のみとなり、他の3辺には非表示領域が存在しない。有機ELディスプレイ900の非表示領域が存在しない辺同士を複数枚繋ぎ合せることで、1枚もののディスプレイとして視認されるタイリングディスプレイが実現できる。
特開2012−32471号公報
しかし、特許文献1の有機ELディスプレイ900の構成では、複数の第2電極904の各々と複数の第2給電電極903の各々との電気的に接続については、それぞれが交差する1箇所でしか行えない。そのため、複数の第2電極904の各々では、複数の第2給電電極903の各々との接続箇所906から離れるに従って配線抵抗が高くなる。その結果、電圧降下が生じて輝度ばらつきの原因となる。
また、有機ELディスプレイ900の構成では、例えば、複数の第1電極902の端部にデータ信号入力用のドライバーが、複数の第2給電電極903の端部に走査信号入力用のドライバーが実装されることになる。しかしながら、複数の第1電極902と、複数の第2給電電極903とは、非表示領域に混合して引き出されており、低コストの汎用の信号入力用ドライバーで実装することが困難となる。そのため、絶縁層を介して電極配線を束ねるように引き回す必要が生ずる。但し、この際、工程数の増加は、最小限に留めたい。
そこで本発明は、配線抵抗に起因する電圧降下を抑制し、輝度ばらつきの均一化を図るとともに、非表示領域において、汎用の信号入力用ドライバーでの実装が容易に行えるようにし、且つ、工程数の増加を抑制したディスプレイを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係るディスプレイは、基板の上方に、第1方向に延伸する複数の第1電極と、前記複数の第1電極の上方において、前記第1方向と交差し、第2方向に延伸する複数の第2電極とが設けられ、前記交差部分のそれぞれに発光層が存在し、全体を平面視する場合において、最外側の複数の前記発光層を外縁とする表示領域と、前記表示領域と前記第2電極の延伸方向の一方端側において隣り合う非表示領域とが存在し、前記複数の第1電極に給電する複数の第1給電電極と、前記複数の第2電極に給電する複数の第2給電電極とを含む給電電極層が、前記基板と前記複数の第1電極との間に設けられ、前記複数の第1給電電極及び前記複数の第2給電電極のいずれも第2方向に延伸し、前記複数の第1給電電極の各々は、前記複数の第1電極の各々と1対1の関係で接続され、基端が前記非表示領域の一部領域まで引き出され、前記複数の第2給電電極の各々は、前記複数の第2電極の各々と1対1の関係で接続されているディスプレイであって、前記複数の第2給電電極の各々と前記複数の第2電極の各々との接続箇所は、複数あり、且つ、前記複数の第1電極の少なくとも1つを挟んだ位置関係にあって、前記給電電極層は、複数の給電元電極をさらに含み、前記複数の給電元電極の各々は、基端が前記非表示領域であって、前記複数の第1給電電極が引き出されていない残部領域にあり、先端が表示領域において、前記複数の第2給電電極の各々と1対1の関係で接続され、基端と先端との間は、前記第2方向に延伸する電極部分と前記第1方向に延伸する電極部分とを有する蛇行状をなしており、前記複数の給電元電極は、基端から先端側に近づく程、隣接する給電元電極同士の間隔が広がる形態を取っている。
本発明の一態様に係るディスプレイは、複数の第2電極の各々と複数の第2給電電極の各々とが並行している。そして、複数の第2給電電極の各々と複数の第2電極の各々とは複数の第1電極の少なくとも1つを挟んだ位置関係にある複数の接続箇所で電気的に接続されている。
上記構成により、接続箇所が1箇所だけしかない特許文献1の技術と比べて接続箇所を増やした分だけ、複数の第2電極の各々における接続箇所から最も遠い箇所までの距離を短くすることができる。よって、複数の第2電極の各々での配線抵抗を下げることができて、電圧降下や輝度ばらつきを低減することが可能となる。
また、本発明の一態様に係るディスプレイは、複数の給電元電極が設けられ、複数の給電元電極の各々の先端は、複数の第2給電電極の各々と電気的に接続され、基端と先端の間は、蛇行状をなしている。複数の給電元電極のうち、第1方向に延伸する電極部分の少なくとも1つは、ブリッジ部の下方を横切りながら延伸している。そして、複数の給電元電極は、先端側程、給電元電極同士の間隔が広がっている。逆に、先端から基端側にかけては、表示領域で複数の給電元電極の各々同士が段階的に近づくように設けられている。そのため、非表示領域においては、複数の第1給電電極が引き出されていない残部領域にまとめられている。よって、汎用の信号入力用ドライバーでの実装を容易に行うことができる。
さらに、前記複数の各給電電極は給電電極層という同層に形成されているので、追加する絶縁層の工程数を少なくすることが可能となる。
従って、本発明の一態様に係るディスプレイは、配線抵抗に起因する電圧降下を抑制し、輝度ばらつきの均一化を図るとともに、非表示領域において、汎用の信号入力用ドライバーでの実装が容易に行えるようにし、且つ、工程数の増加を抑制したディスプレイを提供することができる。
実施の形態1に係るタイリングディスプレイ1000の平面模式図である。 実施の形態1に係るタイリングディスプレイのうちの1枚を構成するディスプレイ100Aの平面模式図である。 実施の形態1に係るディスプレイ100Aの表示領域の領域R1における斜視図である。 実施の形態1に係るディスプレイ100Aの表示領域から非表示領域にかけての領域R2における斜視図である。 (a)は、実施の形態1に係るディスプレイ100AのY−Y断面図である。(b)は、実施の形態1に係るディスプレイ100AのX−X断面図である。 参考例に係るディスプレイ200Aの平面模式図である。 実施の形態2に係るタイリングディスプレイのうちの1枚を構成するディスプレイ300Aの平面模式図である。 実施の形態2に係るタイリングディスプレイ3000の平面模式図である。 (a)は、変形例1に係るタイリングディスプレイ4000の斜視図であり、(b)は、変形例2に係るタイリングディスプレイ5000の斜視図であり、(c)は、変形例3に係るタイリングディスプレイ6000の斜視図である。 (a)は、変形例4に係るアクティブマトリクス駆動型有機EL基板700のうちの1絵素(1画素を構成するR、G、Bの発光セルのいずれかを有する部分)における平面模式図である。(b)は、当該1絵素の回路図である。(c)は、図10(a)のXX−XX断面図である。 (a)は、従来技術に係るディスプレイ800の平面模式図である。(b)は、従来技術に係るディスプレイ800のA−A断面図である。 (a)は、従来技術に係るディスプレイ900の平面模式図である。(b)は、従来技術に係るディスプレイ900の表示領域から非表示領域にかけての領域R3における斜視図である。
<発明の態様>
本発明の一態様に係るディスプレイは、基板の上方に、第1方向に延伸する複数の第1電極と、前記複数の第1電極の上方において、前記第1方向と交差し、第2方向に延伸する複数の第2電極とが設けられ、前記交差部分のそれぞれに発光層が存在し、全体を平面視する場合において、最外側の複数の前記発光層を外縁とする表示領域と、前記表示領域と前記第2電極の延伸方向の一方端側において隣り合う非表示領域とが存在し、前記複数の第1電極に給電する複数の第1給電電極と、前記複数の第2電極に給電する複数の第2給電電極とを含む給電電極層が、前記基板と前記複数の第1電極との間に設けられ、前記複数の第1給電電極及び前記複数の第2給電電極のいずれも第2方向に延伸し、前記複数の第1給電電極の各々は、前記複数の第1電極の各々と1対1の関係で接続され、基端が前記非表示領域の一部領域まで引き出され、前記複数の第2給電電極の各々は、前記複数の第2電極の各々と1対1の関係で接続されているディスプレイであって、前記複数の第2給電電極の各々と前記複数の第2電極の各々との接続箇所は、複数あり、且つ、前記複数の第1電極の少なくとも1つを挟んだ位置関係にあって、前記給電電極層は、複数の給電元電極をさらに含み、前記複数の給電元電極の各々は、基端が前記非表示領域であって、前記複数の第1給電電極が引き出されていない残部領域にあり、先端が表示領域において、前記複数の第2給電電極の各々と1対1の関係で接続され、基端と先端との間は、前記第2方向に延伸する電極部分と前記第1方向に延伸する電極部分とを有する蛇行状をなしており、前記複数の給電元電極は、基端から先端側に近づく程、隣接する給電元電極同士の間隔が広がる形態を取っている。
また、前記複数の第2給電電極の少なくとも1つは、前記表示領域において1または複数の箇所で部分的に分断されており、前記分断されている箇所をブリッジ状に導電性材料で電気的に接続するブリッジ部が設けられ、前記給電元電極の前記先端以外の前記第1方向に延伸する電極部分は、前記ブリッジ部の下方を横切ることにより、前記第2給電電極と接触しないように、前記第2給電電極を横切ることとしてもよい。
また、前記ブリッジ部と前記複数の第1電極とは、同層で形成されていてもよい。
また、前記ブリッジ部と前記複数の第1電極とは、同じ組成からなる材料を含む導電性材料で構成されていてもよい。
また、前記非表示領域は、前記一部領域と、前記一部領域と前記第1方向に隣接する残部領域に分けられ、前記複数の第1給電電極のうち、前記一部領域の前記残部領域と反対側の最も端部側に引き出されている第1給電電極が、前記非表示領域から最も遠い第1電極と電気的に接続され、当該第1給電電極から内側の複数の第1給電電極の各々に移る程、前記非表示領域により近い複数の第1電極の各々と電気的に接続されていてもよい。
また、前記複数の第2電極は、透光性電極であってもよい。
また、平面視において、前記複数の第2給電電極の各々は、前記複数の第2電極の各々の少なくとも一部と重畳するように形成されていてもよい。
また、前記ブリッジ部は、前記ブリッジ部の上方の第2電極と電気的に接続されていてもよい。
また、前記基板は可撓性基板であってもよい。
また、さらに、前記複数の第2電極の上方に設けられた第2基板を備えていてもよい。
また、前記発光層は有機EL層であってもよい。
また、前記複数の第1給電電極と、前記複数の第2給電電極と、前記複数の給電元電極は同じ組成からなる材料を含む導電性材料で構成されていてもよい。
また、前記非表示領域の前記一部領域と前記残部領域とは、それぞれ異なるドライバーが実装されていてもよい。
また、前記複数の第2給電電極のうち、前記複数の給電元電極と電気的に接続されていない1または複数の第2給電電極は、前記非表示領域まで引き出されていて、前記残部領域と同じドライバーが実装されていてもよい。
また、上記のいずれかに記載のディスプレイは、パッシブマトリクス駆動型であってもよい。
また、上記のいずれかに記載のディスプレイを複数枚繋ぎ合せて1枚のディスプレイとしたタイリングディスプレイとしてもよい。
また、前記基板は矩形状であり、前記非表示領域が配置されていない辺同士を複数枚繋ぎ合せて1枚のディスプレイとしたタイリングディスプレイとしてもよい。
本発明の一態様に係るTFT基板は、基板と、前記基板の上方において、第1方向に延伸する複数のゲート電極と、前記第1方向と交差する第2方向に延伸する複数のソース電極と、前記複数のゲート電極の各々と、前記ソース電極の各々とに接続されたTFT素子と、を備え、前記複数のゲート電極の各々と、前記複数のソース電極の各々との一方は、1または複数の箇所で部分的に分断されており、前記分断されている箇所をブリッジ状に導電性材料で電気的に接続するブリッジ部が設けられ、前記複数のゲート電極の各々と、前記複数のソース電極の各々との他方が、少なくとも1箇所で前記ブリッジ部の下方を横切ることを特徴とするアクティブマトリクス駆動型ディスプレイ用のTFT基板であってもよい。
本発明を実施するための形態を、図面を参照して詳細に説明する。
<実施の形態1>
(1)全体構成(タイリングディスプレイ)
まず、実施の形態1に係るタイリングディスプレイ1000について図1を用いて説明する。タイリングディスプレイ1000は、同一の3つの有機ELディスプレイ100A〜100Cと、これらをX軸方向に沿った対称軸に対して線対称となるように作製した3つの有機ELディスプレイ101A〜101Cの合計6枚を並べた構成である。タイリングディスプレイ1000は、最外側の複数の発光層(有機EL層、詳細は(2)で説明する)を外縁とする表示領域Dと、表示領域Dと隣り合い信号入力用のドライバーが実装される非表示領域NDとからなる。このように非表示領域NDをY軸方向の端部の1辺側に設ける一方向配線構造を採用することで、非表示領域NDをY軸方向の両端にのみ設置することが可能となる。その結果、表示領域Dでは6枚のディスプレイが1枚もののディスプレイとして視認され、非表示領域を感じさせない大型のデジタルサイネージ用ディスプレイが実現できる。
(2)全体構成(各ディスプレイ)
図2は、タイリングディスプレイ1000のうちの1枚を構成するディスプレイ100Aを示している。具体的にはパッシブマトリクス駆動型の有機ELディスプレイ100Aである。図2において二点鎖線で囲まれた拡大断面図に示すように、発光層である有機EL層12が複数の第1電極2の各々と複数の第2電極4の各々との間に挟まれている。この有機EL層12が2つの電極で挟まれた部分が発光セル5を構成する。表示領域Dでは全体として平面視においてこの発光セル5がマトリクス状に配置されている。有機EL層12は、発光セル5毎にR(赤)、G(緑)、B(青)の発光色を有する層となっている。R、G、Bの3つの発光セル5で1画素を構成している。
尚、図2に示す各部は、単に模式的に示したもので、実際の各部の大きさや、各電極層の構成を反映したものではない。
(3)詳細構成(領域R1)
図2における一点鎖線で囲まれた領域R1を矢印E1方向の斜め上方から見たときの斜視構造を図3に示す。ここでは簡単のため、基板1と各電極のみについて示し、絶縁層等の各電極以外の層は省略している。
基板1の上方には各々がX軸方向に延伸する複数の第1電極2と、その上方に各々がY軸方向に延伸する複数の第2電極4とが形成されている。複数の第1電極2と、複数の第2電極4とは、それぞれ同層に設けられている。そして、これらの電極の各々同士が交差する部分には発光層である有機EL層12が設けられている。
基板1と複数の第1電極2との間には、複数の第2電極4と並行するように、Y軸方向に延伸する複数の第1給電電極3が設けられている。また、基板1と複数の第1電極2との間には、同じく複数の第2電極4と並行するように、Y軸方向に延伸する複数の第2給電電極6が設けられている。ここで、各電極同士が並行するとは、各電極同士の延伸方向のなす角度が0°に限定されるものではなく、0°を中心とした±30°の範囲内にあることを意味する。より好ましくは、0°を中心とした±15°の範囲内にあることを意味する。また、各電極同士が交差するとは、各電極同士の延伸方向のなす角度が90°に限定されるものではなく、90°を中心とした±30°の範囲内にあることを意味する。より好ましくは、90°を中心とした±15°の範囲内にあることを意味する。
また、「第1方向に延伸する」という場合も、「第1方向とのなす角度が0°の方向に延伸する」ことに限定されるものではない。第1方向とのなす角度が、0°を中心とした±30°の範囲内に延伸することを意味する。より好ましくは、0°を中心とした±15°の範囲内に延伸することを意味する。「第2方向」、「X軸方向」、「Y軸方向」等についても同様である。
複数の第1電極2の各々と複数の第1給電電極3の各々とはコンタクトホールCH1を通じて1対1の関係で電気的に接続されている。コンタクトホールは1つに限定されるものではなく、複数のコンタクトホールで電気的に接続されていてもよい。本明細書でいうところの「コンタクトホール」の用語は後程、詳細に説明する。
複数の第2給電電極6の各々は、Y軸方向に沿って延伸し、且つ、平面視において複数の第2電極4の各々と重畳するように形成されている。複数の第2給電電極6の各々と複数の第2電極4の各々とはコンタクトホールCH2を通じて1対1の関係で電気的に接続されている。例えば、図3の最も手前側の第2給電電極6と第2電極4とは、1画素おきに1つずつ配置されたコンタクトホールCH2を通じて電気的に接続されている。尚、実施の形態1では複数の第2給電電極6の各々は、複数の第2電極4の各々と並行、かつ、平面視で複数の第2電極4の各々と重畳するように設けたが、必ずしも全体が重畳していなくともよい。一部が重畳していてもよいし、また、コンタクトホールCH2で接続可能な範囲内であればX軸方向おいて互いにずれていても構わない。
次に、複数の給電元電極7について説明する。実施の形態1では、複数の第1給電電極3と、複数の第2給電電極6と、複数の給電元電極7とは、すべて同層にある給電電極層として形成されている。これらの電極は、同じプロセスで同時に設けられている。そして、同じ組成からなる材料を含む導電性材料で構成されている。複数の給電元電極7について説明するにあたり、図3に図示されている給電元電極7の1つである7aに着目して説明する。給電元電極7aは、図3の右上から左下にかけて(図2のエッジ1側からエッジ2側にかけて)、Y軸方向に延伸する電極部分71と、X軸方向に延伸する電極部分72とが交互に連結された蛇行状の構成である。そして、給電元電極7aにおいて非表示領域側を基端71s(図2参照)としたときに先端にある電極部分72の先端72eが、第2給電電極の1つである6aと接続箇所C3で電気的に接続されている。
給電元電極7aは、第2給電電極6a以外の複数の第2給電電極6とは絶縁している必要がある。そこで、図3のCR(以下、交差部CRと称す)で囲った領域のように、接続箇所C3以外で、給電元電極7aの電極部分72が、第2給電電極6bを横切る箇所では、第2給電電極6bは、距離G分だけ分断されている。そして、分断されている箇所をブリッジ状に導電性材料で電気的に接続するブリッジ部BRが設けられている。給電元電極7aの電極部分72は、ブリッジ部BRの下方を横切っている。ここで、ブリッジ部BRは、複数の第1電極2と同層で形成されている。本明細書中において同層で形成されているとは、同じプロセスで同時に形成されていることを意味する。また、ブリッジ部BRと複数の第1電極2とは、同じ組成からなる材料を含む導電性材料で構成されていることが好ましい。このようにしてブリッジ部BRを形成すれば、ブリッジ部は複数の第1電極2と同じプロセスで形成できる。よって、ブリッジ部BRのみを形成するプロセスは不要である。すると、追加するプロセスは、給電電極層を形成するためのプロセスと、その上に絶縁層を形成するためのプロセスだけで済む。但し、ブリッジ部BRと複数の第1電極2とは同層で形成されておらず、異なるプロセスで形成されていても構わない。また、異なる組成からなる材料を含む導電性材料で構成されていても構わない。また、交差部CRでは、ブリッジ部BRと、その上方の第2電極4bとは、コンタクトホールCH4を通じて電気的に接続されている。給電元電極7bも給電元電極7aと同様に、給電元電極7bの先端にある電極部分72の先端72eが、第2給電電極6bと接続箇所C3で電気的に接続されている。
第2給電電極6の少なくとも1つは、1または複数の箇所で部分的に分断されている。そして、この分断されている箇所は、ブリッジ部BRで電気的に接続されている。複数の給電元電極7の少なくとも1つは、電極部分71がY軸方向に延伸しつつ、X軸方向に延伸する電極部分72が少なくとも1箇所でブリッジ部BRの下方を横切っている。このようにして、複数の給電元電極7は、基端71sから先端71e側に近づく(エッジ1からエッジ2にかけて)程、隣接する給電元電極同士の間隔が広がる形態を取っている(図2参照)。
逆に、先端71eから基端71s側にかけて(エッジ2からエッジ1にかけて)は、表示領域で隣接する給電元電極7同士の間隔が段階的に近づくように設けられている。そのため、非表示領域NDにおいては、複数の第1給電電極3が引き出されていない残部領域7Aにまとめられている(図2参照)。残部領域7Aは、例えば、走査信号用のドライバーが実装される実装端子部となる。図2の構成では、エッジ1側に最も近い給電元電極7では、給電元電極7の電極部分72が第2給電電極6を横切る箇所がないため、当該第2給電電極6は、部分的に分断されていない。しかし、当該第2給電電極6が、部分的に分断されている箇所を有していても構わない。その場合は、先に説明したように、各分断箇所にはブリッジ部BRが設けられ、その下方を当該給電元電極7の電極部分72が横切ることになる。
また、複数の第1給電電極3の各々は、コンタクトホールCH1を先端3eとして、Y軸方向にそのまま延伸され、基端3sが非表示領域まで達している。そして、非表示領域NDでは、当該基端3sが一部領域3Aに存在している。一部領域3Aは、例えば、データ信号用のドライバーが実装される実装端子部となる。ここで、複数の第1給電電極3のうち、非表示領域NDにおいて一部領域3Aの残部領域7Aと反対側の最も端部側に引き出されている第1給電電極3aは、非表示領域NDから最も遠い第1電極2aと電気的に接続されている。そして、第1給電電極3aから内側の複数の第1給電電極の各々に移る程、非表示領域NDにより近い複数の第1電極の各々と電気的に接続されている。
ところで、実装端子部を2つの領域に分けるためだけであれば、図6の参考例に示したような構成も考えられる。この参考例のディスプレイ200Aでは、非表示領域ND内で複数の第2給電電極206と複数の給電元電極203とを立体交差させている。しかしながら、この参考例のディスプレイ200Aでは、非表示領域ND内で立体交差させる分だけ、非表示領域NDの面積が増してしまう。その点、実施の形態1のディスプレイ100Aでは、表示領域D内で両者を交差させているので、非表示領域NDの面積をより小さくすることができる。
さらに、実施の形態1では、図2に示すように、複数の第2給電電極6の各々と複数の第2電極4の各々とは3つの第1電極を挟んで(1画素おきに)、コンタクトホールCH2またはコンタクトホールCH4を通じて1対1の関係で電気的に接続されている。実施の形態1に係るパッシブマトリクス駆動型有機ELディスプレイ100Aは上方向(+Z軸方向)に光を取り出す、所謂トップエミッション型であるため、複数の第2電極4は透光性電極である。透光性電極は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)やIZO(Indium Zinc Oxide)等から形成されており配線抵抗が高い。そのため、配線を長距離で配置すると電圧降下が生じて輝度ばらつきが生じてしまう。
しかし、実施の形態1では、1画素程度の間隔で、コンタクトホールCH2またはCH4を通じて複数の第2給電電極6の各々と複数の第2電極4の各々とが1対1の関係で電気的に接続されている。これにより高抵抗である透光性電極を配置する距離を1画素程度の間隔まで狭めることができ、結果的に配線抵抗を下げることが可能となる。
また、実施の形態1では、複数の第2給電電極6の各々と複数の第2電極4の各々とは3つの第1電極を挟んで(1画素おきに)、複数のコンタクトホールCH2またはCH4を通じて接続されている構成としたが、これに限定されるものではない。少なくとも1つの第1電極を挟んだ構成であればよい。また、接続箇所はコンタクトホールに限定されるものではない。電気的に接続されるものであれば、その他の構成でもよい。例えば、導電性部材等を埋め込んだ構成でも構わない。
さらに、複数の各給電電極は、同層として形成され、且つ、同じ組成からなる材料を含む導電性材料で形成されている。つまり、これらの電極は、同じプロセスで同時に同じ組成からなる材料を含む導電性材料で形成されている。よって、追加する絶縁層の工程数を少なくすることが可能となる。
(4)詳細構成(領域R2)
図2における一点鎖線で囲まれた領域R2を矢印E2方向の斜め上方から見たときの斜視構造を図4に示す。ここでは簡単のため、基板1と各電極のみについて示し、絶縁層等の各電極以外の層は省略している。
複数の第2給電電極6のうち、第2給電電極6zは、複数の給電元電極7と電気的に接続されていない(図2参照)。そのため、第2給電電極6zは、複数の給電元電極7と同じ信号(例えば、走査信号)を入力する必要がある。そこで、第2給電電極6zは、複数の給電元電極7と同様に、非表示領域NDまで引き出され、複数の給電元電極7と同じ残部領域7Aに存在している。そして、複数の給電元電極7と第2給電電極6zには、同一の信号(ここでは、走査信号)入力用のドライバーを実装することができる。ここでは、複数の給電元電極7と電気的に接続されていない第2給電電極は1つのみとしたが、複数であっても構わない。複数ある場合は、当該複数の第2給電電極を非表示領域NDまで引き出せばよい。そして、複数の給電元電極7と当該複数の第2給電電極には、同一の信号入力用のドライバーを実装すればよい。
(5)各層構成(Y−Y断面図)
図5(a)を参照して図2に示したY−Y断面の構造を説明する。
これまでの説明では、電極構造の説明に主眼を置くために、基板は1枚の基板1のみとしていた。しかし、実際には、実施の形態1のディスプレイ100Aでは、対向基板も有していてもよい。そこで、下側の基板を第1基板1とし、対向する上側の基板を第2基板16として説明を行う。また、各電極及び各給電電極は、実際には複数存在するが、以下は断面図での説明のため、基本的に単数として記述する。
第1基板1は、可撓性基材であるポリイミドを有する。そして第1基板1上にバリア層8がある。第1基板1が可撓性基材の場合は水分透過率が高く、有機EL層が劣化する問題が生ずる。そのため、バリア層8は水分透過を防止するために設けられる。バリア層8の材料は窒化シリコンである。しかし、窒化シリコンに限定されることはなく、水分透過性の低い材料であれば、窒化酸化シリコン、酸化シリコン等のシリコン系材料でもよい。また、金属薄膜や有機材料であってもよい。また、第1基板1は可撓性基材である必要はなく、ガラス等の剛性のある基材を用いてもよい。ガラスを用いる場合は水分透過性が低いためバリア層8はなくてもよい。
バリア層8の上には平坦化層9がある。平坦化層9はアクリル系の有機材料である。しかし、これに限定されるものではなく、平坦性を高められる材料であれば他の有機材料や無機材料でもよい。尚、第1基板1にガラスを用いる場合には、ガラスは平坦性が高いため平坦化層9はなくてもよい。
平坦化層9の上にはY軸方向に沿って延伸する第2給電電極6と、X軸方向に沿った給電元電極7の電極部分72がある。第2給電電極6と給電元電極7は、同層で、且つ、同じ組成からなる材料を含む導電性材料で形成されている。第2給電電極6と給電元電極7の材料を例示すると、Moであるが、これに限定されるものではない。Al合金、Ag合金またはCuやAu等の低抵抗な材料であってもよい。さらには金属材料である必要もなく、ナノチューブや銀ナノワイヤー等の高い導電性を有するものであってもよい。
第1給電電極6と第2給電電極7上には、第1絶縁層10がある。第1絶縁層10は、アクリル系の有機材料である。しかし、これに限定されるものではなく、絶縁性を有するものであれば酸化シリコン等の無機材料でもよい。第1絶縁層10には、矢印で示された部分に2つのホールHが空けられている。このホールHの部分では、第2給電電極6が露出している。
給電元電極7の電極部分72上の第1絶縁層10と、ホールHの部分で露出している第2給電電極6を覆うように、導電性材料からなるブリッジ状のブリッジ部BRが設けられている。これにより、距離G分だけ分断されている第2給電電極6同士をブリッジ部BRで電気的に接続することができる。このブリッジ部BRは、X軸方向に沿って延伸する第1電極2と同層で形成することが好ましい。また、同じ組成からなる材料を含む導電性材料で形成されることが好ましい。なぜなら、ブリッジ部BRと第1電極2とを同じ組成からなる材料を含む導電性材料で同時に形成できるからである。
第1電極2は、アノード(陽極)である。第1電極2は、第1絶縁層10の上に3本単位でX軸方向に延伸するように設けられる。各第1電極2同士の間は離間している。第1電極2及びブリッジ部BRの材料は、例えば、Moを有する。Moを用いる理由は、酸化に強く他の配線と接続しやすいためである。しかし、第1電極2の材料はこれに限定されるものではなく、導電性を有するものであれば他の金属材料、金属酸化物材料、有機材料、また、その複合材料であってもよい。また、実施の形態1では、第1電極2はアノードとなっているが、カソードとしてもよい。
第1電極2同士の離間部及びその上と、第1絶縁層10の露出している領域上と、ブリッジ部BRの中央部を除いた領域上に第2絶縁層11が設けられている。第2絶縁層11はポリイミドを主成分とする材料である。しかし、これに限定されるものではなく、他の有機材料や酸化シリコン等の無機材料であってもよい。尚、図5(a)において、一点鎖線で囲まれた領域の拡大図に示したように、第2絶縁層11の端面はテーパー状をなしていることが好ましい。すなわち、第2絶縁層11の端面11aと第1電極2の主面2dとのなす角度θは90°より大きいことが好ましい。仮にθが90°以下であるとすると、第2電極4を薄く形成した場合に、第2電極4が第2絶縁層11の端面11a付近で切れてしまい、導電性を確保できないからである。
第1電極2上であって、第2絶縁層11で挟まれた領域には、有機EL層12がある。有機EL層12は、有機材料と無機材料とで形成され、内部で、ホール注入層、ホール輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層等が機能分離した構造となっている。しかしこれに限定されるものではなく、発光機能を有するものであれば機能分離した構造でなくてもよい。
ブリッジ部BRの中央部には第2絶縁層11が形成されておらず、ブリッジ部BRが露出している。そして、第1電極2と交差するようにY軸方向に沿って延伸する第2電極4が設けられている。第2電極4は、有機EL層12上に設けられ、各発光セル5のカソード(陰極)として機能する。また、ブリッジ部BRの中央部にある第2絶縁層11の穴には第2電極4が入り込んで、ブリッジ部BRと電気的に接続される。これが、コンタクトホールCH4である。コンタクトホールCH4は、ブリッジ部BRと給電元電極7の第2部分72とが交差する交差部CRに設けられる。本明細書で記載されたコンタクトホールとは単なるホール(穴)ではなく、上層の電極が入り込んで下層の電極と電気的に接続(コンタクト)されているものを意味する。第2電極4は、透光性電極であり、例えば、Mgを有する。第2電極4を厚く形成してしまうと透過率が低くなってしまうため、膜厚は30nm以下が好ましい。第2電極4は、Mgを有するものに限定されるのではなく、他の金属でもよい。また、透光性電極であれば金属である必要もなく、ITO等の金属酸化物でもよい。その他、PEDOT等の有機材料やナノチューブ等の無機材料であってもよい。実施の形態1では、第2電極4はカソードとしたが、アノードとしてもよい。
第2電極4の上には水分等の侵入を防ぐための封止層13を設ける。封止層13の材料は、例えば、窒化シリコンである。しかしこれに限定されるものではなく、水分透過性の低い材料であれば、窒化酸化シリコンや酸化シリコン等のシリコン系材料または金属薄膜や有機材料であってもよい。
封止層13上には樹脂層14がある。樹脂層14上にはバリア層15を介して第2基板16がある。樹脂層14は、封止層13までが形成された第1基板1と、バリア層15が設けられた第2基板16とを、封止層13とバリア層15とが対向した状態で接着する役割を果たす。樹脂層14の材料としては、例えば、熱硬化性のエポキシ樹脂である。しかしこれに限定されるものではなく、UV硬化性のエポキシ樹脂や他の有機材料であってもよい。バリア層15は、封止層12同様、例えば、窒化シリコンである。しかしこれに限定されるものではなく、水分透過性の低い材料であれば、窒化酸化シリコンや酸化シリコン等のシリコン系材料または金属薄膜や有機材料であってもよい。第2基板16の材料は、例えば、ポリイミドを有する。しかし、これに限定されるものではなく、PENやPET等の他、有機材料でもよいし、ガラスであってもよい。 尚、上記では第2基板16の第1基板1側にバリア層15を形成したが、第1基板1と反対側に形成してもよい。また、バリア層15を多層構造としてもよい。また上記では第1基板1と第2基板16とを樹脂層14で接着したが、他の方法による接着であってもよい。
(6)各層構成(X−X断面図)
図5(b)を参照して図2に示したX−X断面の構造を説明する。ここではY−Y断面の説明のところで説明済のものは省略し、異なる箇所のみについて述べる。
平坦化層9の上には、Y軸方向に沿って延伸する第2給電電極6と第1給電電極3とが同層で形成されている。第2給電電極6と第1給電電極3の上には、第1絶縁層10が設けられる。第1絶縁層10のコンタクトホールCH1の部分には、穴を空けて第1給電電極3の1つを露出させておく。そして、その上からX軸方向に沿って延伸する第1電極2が設けられている。これにより、コンタクトホールCH1を通じて、第1電極2と、第1給電電極3の1つが電気的に接続される。尚、先に述べたコンタクトホールCH2についても、同様に、第1絶縁層10に穴が空けられていて、第2電極4がその穴に入り込んで、第2電極4と第2給電電極6とが電気的に接続される。
<実施の形態2>
図7は、実施の形態2に係るパッシブマトリクス駆動型の有機ELディスプレイ300Aを示す。実施の形態1に係るパッシブマトリクス駆動型の有機ELディスプレイ100Aとの違いは、発光セル305がY軸方向に配列している1列305Lを2列分ずつ、隣接して配置した点である。そして、2列の305L同士の間隔をPになるようにしている。このような配置にすると、ディスプレイ300Aの最上段の1列の305Lとディスプレイ300Aの上辺300A1との間には、給電電極を配置する必要がなくなる。そのため、これらの間の間隔X1を任意に設定できる。また、ディスプレイ300Aの最下段の1列の305Lとディスプレイ300Aの下辺300A2との間にも、実施の形態1のディスプレイ100Aと比べて設計上の余裕ができる。そのため、これらの間の間隔X2もある程度、任意に設定することができる。例えば、X1+X2=Pとなるように設定することができる。
次に、実施の形態2に係るタイリングディスプレイ3000について図8を用いて説明する。タイリングディスプレイ3000は、同一の3つの有機ELディスプレイ300A〜300Cと、これらをX軸方向に沿った対称軸に対して線対称となるように作製した3つの有機ELディスプレイ301A〜301Cの合計6枚を並べた構成である。先に述べたように、各ディスプレイ内では、X1+X2=Pとなるように設定している。その結果、X軸方向の2列の発光セル同士の間隔が、各ディスプレイ内だけでなく、異なるディスプレイ間でも同じ間隔Pに設定することができる。従って、実施の形態2では6枚のディスプレイがより滑らかに繋がれた1枚もののディスプレイとして視認される。
<変形例1>
図9(a)は、変形例1に係るパッシブマトリクス駆動型の有機ELディスプレイ400A及び401Aと、それらを並べたタイリングディスプレイ4000を示している。
ここでは有機ELディスプレイ400A及び401Aの第1基板及び第2基板として可撓性基材であるポリイミドを用いている。そのため、1枚のディスプレイを湾曲させたり、折り曲げたりすることができる。
変形例1のタイリングディスプレイ4000では、有機ELディスプレイ400A及び401Aの非表示領域NDを裏側に折り曲げて2枚を繋げている。その結果、表示領域Dが1枚もののディスプレイとして視認されるだけでなく、非表示領域NDもなくしてしまうことが可能となり、額縁を究極まで感じさせないタイリングディスプレイ4000が実現される。
<変形例2>
変形例2では、図9(b)のように非表示領域NDを互いに反対側に配置した点を除き、変形例1と同じである。変形例2では、タイリングディスプレイ5000の裏側で非表示領域ND同士の間に回路基板等をまとめて設置するスペースが確保できる点でメリットがある。
<変形例3>
変形例3では、図9(c)のように非表示領域NDを多少湾曲させて、隣接する有機ELディスプレイの裏側に非表示領域NDを配置している。変形例1及び変形例2のように折り曲げる程の可撓性がない基板を用いる場合には、変形例3はメリットがある。
(変形例1及び変形例3の補足)
上記の変形例1及び3に示した各有機ELディスプレイは可撓性基材を用いているため、任意の位置で折り曲げや屈曲が可能である。そのため、Y軸方向において隣り合う有機ELディスプレイの境界線を跨いで対向する1画素同士の距離を、各有機ELディスプレイ内におけるY軸方向の1画素同士の距離と等しく調節して設置することも可能である。その結果、変形例1及び3に示したタイリングディスプレイ4000及び6000では複数枚の有機ELディスプレイがY軸方向でもより滑らかに繋がれた1枚もののディスプレイとして視認される。
<変形例4>
実施の形態1で説明したブリッジ部の構造は、パッシブマトリクス駆動型の有機EL基板だけでなく、アクティブマトリクス駆動型の有機EL基板にも適用することができる。図10は、変形例4に係るアクティブマトリクス駆動型の有機EL基板を説明するための図である。図10(a)は、有機EL基板700のうちの1絵素(1画素を構成するR、G、Bの発光セルのいずれかを有する部分)における平面図を示している。実際には、図10(a)の構成がマトリクス状に配置されて有機EL基板700を構成している。簡単のため、発光層からの上の構成は省略している。図10(b)は、当該1絵素の回路図であり、図10(c)は、図10(a)のXX−XX断面図である。基板701の上方には、Y軸方向に延伸するゲート電極702と、ゲート電極702と交差するX軸方向に延伸するソース電極703が設けられている。ゲート電極702とソース電極703とが交差する領域付近にはスイッチング用の薄膜トランジスタ素子(TFTと称す)705がある。TFT705のドレイン電極707は、駆動用のTFT706のゲート電極と電気的に接続されている。駆動用のTFT706のソース電極は、外部から大電流が供給される電源信号線704と電気的に接続されている。駆動用のTFT706のドレイン電極708は、アノード709と電気的に接続されている。
図10(c)に示すように、基板701の上方には、ゲート電極702とソース電極703とが設けられている。ゲート電極702とソース電極703とは、同じ組成からなる材料を含む導電性材料で構成されていてもよい。尚、図10(a)のCR1で囲った領域では、図10(c)に示すように、X軸方向に延伸しているソース電極703が、距離G分だけ分断されている。ゲート電極702とソース電極703の上には絶縁層710が設けられている。絶縁層710には、矢印で示された部分に2つのホールHが空けられている。このホールHの部分では、ソース電極703が露出している。そして、ゲート電極702上の絶縁層710と、ホールHの部分で露出しているソース電極703を覆うように、導電性材料からなるブリッジ状のブリッジ部BRが設けられている。これにより、距離G分だけ分断されているソース電極703同士をブリッジ部BRで電気的に接続することができる。ゲート電極702は、ブリッジ部BRの下方をY軸方向に横切っている。このブリッジ部BRは、アノード709と同層で形成されていることが好ましい。この場合、ブリッジ部BRと、アノード709とを同じプロセスで、同時に形成できるというメリットがある。
上記で説明したブリッジ部BRは、ゲート電極702が電源信号線704を横切るCR2(図10(c)参照)で囲った領域に設けてもよい。また、変形例4では、ソース電極703や電源信号線704をブリッジ状にブリッジ部BRで接続し、ブリッジ部BRの下方をゲート電極702が横切る構成としたが、これに限られるものではない。ブリッジ部BRの下方をソース電極703や電源信号線704が横切る構成としてもよい。
このように、実施の形態1に係るブリッジ部の構造は、パッジブマトリクス駆動型ディスプレイ用の基板だけでなく、アクティブマトリクス駆動型ディスプレイ用のTFT基板にも適用することができる。また、有機ELディスプレイだけでなく、液晶ディスプレイ等、フラットパネルディスプレイに広く適用することができる。
<その他の事項>
(1)本明細書中の実施の形態及びその変形例では、有機ELディスプレイについて説明したが、これに限定されるものではない。無機ELディスプレイやFED(Field Emission Display)、SED(Surface−conduction Electron−emitter Display)、液晶ディスプレイ等、FPD(Flat Panel Display)に広く適用可能である。
(2)本明細書中の実施の形態及びその変形例では、第2基板を有している構成としたが、これに限定されるものではない。発光層の上方に配置された封止膜やバリア層等で水分の侵入を充分抑制することができるのであれば、第2基板はなくともよい。
(3)本明細書中の実施の形態及びその変形例では、複数の第1給電電極と、複数の第2給電電極と、複数の給電元電極とをY軸方向に取り出して一方向配線を実現していたが、この方向に限定されるものではない。X軸方向に取り出して一方向配線としてもよいし、その他の方向であってもよい。
(4)本明細書中の実施の形態では、各給電電極は同層で形成されているとしたが、必ずしも同じ組成からなる材料を含む導電性材料で構成されていなくても構わない。いずれか1つの給電電極が異なる組成からなる材料を含む導電性材料で構成されていてもよい。すべての給電電極が異なる組成からなる材料を含む導電性材料で構成されていてもよい。
(5)本明細書中の実施の形態では、複数の第1給電電極の各々の先端が複数の第1電極の各々と1対1の関係で接続されている構成としたが、これに限定されるものではない。複数の第1給電電極の各々の一部が複数の第1電極の各々と1対1の関係で接続されていればよい。
(6)本明細書中の実施の形態では、複数の給電元電極の各々の先端が表示領域において、複数の第2給電電極の各々と1対1の関係で接続されている構成としたが、必ずしも最先端が接続されていなくても構わない。少なくとも給電元電極の先端に位置する第2方向に延伸する電極部分が複数の第2給電電極の各々と1対1の関係で接続されていてもよい。
(7)本明細書中の実施の形態では、複数の給電元電極の各々は、基端と先端との間で第2方向に延伸する電極部分と第1方向に延伸する電極部分とが交互に連結される構成としていたが、これに限定されるものではない。第2方向に延伸する電極部分と第1方向に延伸する電極部分との間に、任意の方向を向いた電極部分があっても構わない。
(8)本明細書中の実施の形態及びその変形例では、第1基板と第2基板の両方を可撓性基板としたが、少なくとも一方だけでもよい。
(9)本明細書中の実施の形態及びその変形例で「基板の上方」という用語が使用されている場合には、その意味は、「基板上(基板と接している)」場合と「基板の上の方(基板と接していない)」場合の両方の意味であるとする。
(10)本発明に係るディスプレイは、平面構造のみならず、曲面や球面状の構造にも適用可能である。
(11)本明細書中の実施の形態及びその変形例では、発光セル毎にR(赤)、G(緑)、B(青)に発光するフルカラーのディスプレイを前提としていたが、これに限定されるものではない。モノクロ(単色)のディスプレイにも適用が可能である。
(12)本発明に係るディスプレイは、Z軸のプラス方向を上方としているが、各工程を経る際に上方側に作製することに限定するものでなく、便宜上のものである。
(13)本明細書中の実施の形態におけるディスプレイ100Aは、1枚のパネルとして説明したが、これに限定されるものではない。100Aの部分は最小単位の配線パターンであって、この配線パターンを複数タイリングして1枚もののディスプレイを作製した場合であっても、それは本発明の権利範囲内である。また、配線パターンをタイリングする際に、X軸方向、または、Y軸方向に沿った対称軸に対して線対称となるように作製した配線パターン同士をタイリングして1枚もののディスプレイを作製した場合も同様に本発明の権利範囲内である。
(14)本発明に係るディスプレイは、実施の形態及びその変形例の部分的な構成を、適宜組み合わせてなる構成であってもよい。また、実施の形態及びその変形例に記載した材料、数値等は好ましいものを例示しているだけであり、それに限定されることはない。さらに、本発明の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、構成に適宜変更を加えることは可能である。本発明は、フラットパネルディスプレイ全般に広く利用可能である。
本発明は、例えば、デジタルサイネージ用のタイリングディスプレイとして利用することができる。
1.基板(第1基板)
2.第1電極
3.第1給電電極
3s.基端
3e.先端
3A.一部領域(実装端子部)
4.第2電極
5、305.発光セル
6.第2給電電極
7.給電元電極
7A.残部領域(実装端子部)
12.発光層(有機EL層)
16.第2基板
71.電極部分
72.電極部分
71s.基端
72e.先端
100A、100B、100C、101A、101B、101C、300A、300B、300C、301A、301B、301C、400A、401A、500A、501A、600A、601A、602A.ディスプレイ
700.アクティブマトリクス駆動型ディスプレイ用のTFT基板
701.基板
702.ゲート電極
703.ソース電極
705.薄膜トランジスタ(TFT)
1000、3000、4000、5000、6000.タイリングディスプレイ
CH1、CH2、CH4.コンタクトホール
C3.接続箇所
D.表示領域
ND.非表示領域
BR.ブリッジ部

Claims (18)

  1. 基板の上方に、第1方向に延伸する複数の第1電極と、前記複数の第1電極の上方において、前記第1方向と交差し、第2方向に延伸する複数の第2電極とが設けられ、前記交差部分のそれぞれに発光層が存在し、全体を平面視する場合において、最外側の複数の前記発光層を外縁とする表示領域と、前記表示領域と前記第2電極の延伸方向の一方端側において隣り合う非表示領域とが存在し、
    前記複数の第1電極に給電する複数の第1給電電極と、前記複数の第2電極に給電する複数の第2給電電極とを含む給電電極層が、前記基板と前記複数の第1電極との間に設けられ、
    前記複数の第1給電電極及び前記複数の第2給電電極のいずれも第2方向に延伸し、前記複数の第1給電電極の各々は、前記複数の第1電極の各々と1対1の関係で接続され、基端が前記非表示領域の一部領域まで引き出され、前記複数の第2給電電極の各々は、前記複数の第2電極の各々と1対1の関係で接続されているディスプレイであって、
    前記複数の第2給電電極の各々と前記複数の第2電極の各々との接続箇所は、複数あり、且つ、前記複数の第1電極の少なくとも1つを挟んだ位置関係にあって、
    前記給電電極層は、複数の給電元電極をさらに含み、前記複数の給電元電極の各々は、基端が前記非表示領域であって、前記複数の第1給電電極が引き出されていない残部領域にあり、先端が表示領域において、前記複数の第2給電電極の各々と1対1の関係で接続され、基端と先端との間は、前記第2方向に延伸する電極部分と前記第1方向に延伸する電極部分とを有する蛇行状をなしており、前記複数の給電元電極は、基端から先端側に近づく程、隣接する給電元電極同士の間隔が広がる形態を取っている
    ことを特徴とするディスプレイ。
  2. 前記複数の第2給電電極の少なくとも1つは、前記表示領域において1または複数の箇所で部分的に分断されており、前記分断されている箇所をブリッジ状に導電性材料で電気的に接続するブリッジ部が設けられ、
    前記給電元電極の前記先端以外の前記第1方向に延伸する電極部分は、前記ブリッジ部の下方を横切ることにより、前記第2給電電極と接触しないように、前記第2給電電極を横切ることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ。
  3. 前記ブリッジ部と前記複数の第1電極とは、同層で形成されていることを特徴とする請求項2に記載のディスプレイ。
  4. 前記ブリッジ部と前記複数の第1電極とは、同じ組成からなる材料を含む導電性材料で構成されていることを特徴とする請求項3に記載のディスプレイ。
  5. 前記非表示領域は、前記一部領域と、前記一部領域と前記第1方向に隣接する残部領域に分けられ、
    前記複数の第1給電電極のうち、前記一部領域の前記残部領域と反対側の最も端部側に引き出されている第1給電電極が、前記非表示領域から最も遠い第1電極と電気的に接続され、当該第1給電電極から内側の複数の第1給電電極の各々に移る程、前記非表示領域により近い複数の第1電極の各々と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のディスプレイ。
  6. 前記複数の第2電極は、透光性電極であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のディスプレイ。
  7. 平面視において、前記複数の第2給電電極の各々は、前記複数の第2電極の各々の少なくとも一部と重畳するように形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のディスプレイ。
  8. 前記ブリッジ部は、前記ブリッジ部の上方の第2電極と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のディスプレイ。
  9. 前記基板は可撓性基板であることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のディスプレイ。
  10. さらに、前記複数の第2電極の上方に設けられた第2基板を備えることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のディスプレイ。
  11. 前記発光層は有機EL層であることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のディスプレイ。
  12. 前記複数の第1給電電極と、前記複数の第2給電電極と、前記複数の給電元電極は同じ組成からなる材料を含む導電性材料で構成されていることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載のディスプレイ。
  13. 前記非表示領域の前記一部領域と前記残部領域とは、それぞれ異なるドライバーが実装されることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ。
  14. 前記複数の第2給電電極のうち、前記複数の給電元電極と電気的に接続されていない1または複数の第2給電電極は、前記非表示領域まで引き出されていて、前記残部領域と同じドライバーが実装されることを特徴とする請求項13に記載のディスプレイ。
  15. 請求項1から14のいずれかに記載のディスプレイは、パッシブマトリクス駆動型であることを特徴とするディスプレイ。
  16. 請求項1から15のいずれかに記載のディスプレイを複数枚繋ぎ合せて1枚のディスプレイとしたタイリングディスプレイ。
  17. 前記基板は矩形状であり、前記非表示領域が配置されていない辺同士を複数枚繋ぎ合せて1枚のディスプレイとした請求項1に記載のタイリングディスプレイ。
  18. 基板と、
    前記基板の上方において、第1方向に延伸する複数のゲート電極と、
    前記第1方向と交差する第2方向に延伸する複数のソース電極と、
    前記複数のゲート電極の各々と、前記ソース電極の各々とに接続されたTFT素子と、を備え、
    前記複数のゲート電極の各々と、前記複数のソース電極の各々との一方は、1または複数の箇所で部分的に分断されており、前記分断されている箇所をブリッジ状に導電性材料で電気的に接続するブリッジ部が設けられ、
    前記複数のゲート電極の各々と、前記複数のソース電極の各々との他方が、少なくとも1箇所で前記ブリッジ部の下方を横切ることを特徴とするアクティブマトリクス駆動型ディスプレイ用のTFT基板。
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