JP5624088B2 - 有機elモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、主に照明として用いられる有機EL(Electro Luminescence)モジュールに関するものである。
近年、白熱灯や蛍光灯に代わる照明装置として有機ELモジュールが注目され、多くの研究がなされている。
ここで、有機ELモジュールは、有機EL装置に封止構造やケーシングを施したものである。また、有機EL装置は、ガラス基板や透明樹脂フィルム、金属シート等の基材に、有機EL素子を積層し、この有機EL素子に給電するための給電構造を形成したものである。
そして、有機EL素子は、一方又は双方が透光性を有する2つの電極を対向させ、この電極の間に有機化合物からなる発光層を積層したものである。有機EL装置は、電気的に励起された電子と正孔との再結合のエネルギーによって発光する。
すなわち、有機ELモジュールは、自発光デバイスであり、発光層の材料を適宜選択することにより、種々の波長の光を発光することができる。
また、有機ELモジュールは、白熱灯や蛍光灯、LED照明に比べて厚さが極めて小さくて軽量であり、且つ面状に発光するので、設置場所の制約が少ないという特長を有している。さらに、有機ELモジュールは、白熱灯や蛍光灯に比べて発光効率が高いので消費電力が少なく、発熱が少ないという特長も有している。
有機EL装置としては、例えば、特許文献1に開示されているものがある。特許文献1に開示されている有機EL装置(有機分散型ELパネル)は、透明電極層に電気を供給するための透明電極層用供電部を金属箔と金属ペーストの2層構造としている。このことにより、金属箔によって電気抵抗を極力小さくできると共に、金属ペーストによって金属箔部分と透明電極との接触を良好に保つことが可能となっている。
有機ELモジュールとしては、例えば、特許文献2に開示されているものがある。特許文献2に開示されている有機ELモジュールでは、有機EL素子の発光部分(封止部)の外縁より外側に電極を配している。この発光部分は平面視が略正方形となっており、4辺の外側にはそれぞれ電極の一部が位置している。より具体的には、平面視が略長方形状となる陽極の一部と、平面視が略長方形状となる陰極の一部とが発光部分の外縁の周方向で交互に配された状態となっている。すなわち、発光部分の外縁を形成する4辺のうちの1辺の外側に陽極の一部が配されているのであれば、その1辺と連続する2辺のそれぞれの外側には陰極の一部が配されており、発光部分の外縁を形成する4辺のうちの1辺の外側に陰極の一部が配されているのであれば、その1辺と連続する2辺のそれぞれの外側には陽極の一部が配された状態となっている。
さらに、特許文献2で開示された有機ELモジュールは、平面視略「U」字状となる配線板を2つ備えている。この2つの配線板はそれぞれ異なる姿勢で配されるものであり、「U」字の開放部分が異なる方向を向くように配されている。すなわち、一方の配線板が他方の配線板を90度回転させた姿勢で配されている。さらに、この2つの配線板は大きさが異なるものであり、一方の配線板が他方の配線板を取り囲むように配されている。このことから、この2つ配線板は互いに接触しない状態で、一方の配線板が発光部分の外縁より外側に配された2つの陽極の一部と接しており、他方の配線板が発光部分の外縁より外側に配された2つの陰極の一部に接している。
なお、特許文献2で開示された有機ELモジュールでは、この平面視略「U」字状となる配線板を折り曲げ加工して形成することにより、板状の導体から切り出し加工する場合に比べて加工ロスを低減している。
特開平06−223969号公報 特開2010−192822号公報
しかしながら、従来技術の有機ELモジュールには、より小型化するに当たってさらなる改良の余地があった。例えば、特許文献2に開示されている有機ELモジュールでは、上記したように、発光部分の外縁より外側の部分に一方の配線板が位置し、さらにその外側に他方の配電板が位置している。このことから、発光部分の外側で2つの配線板が並列することとなるので、発光部分の外縁から有機ELモジュール全体の外縁までの長さが長くなってしまう。すなわち、特許文献2に開示されている有機ELモジュールの構造では、有機ELモジュールの水平方向の大きさ(幅や奥行き)が大きくなってしまうので、小型化が困難であった。
そこで本発明は、従来技術の問題点に鑑み、より小型化が可能な有機ELモジュールを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、面状に広がりを有する基材に、少なくとも第1電極層と、有機発光層と、第2電極層とが積層された層構成を有する有機EL装置を備えた有機ELモジュールにおいて、第1給電部材と、絶縁層と、第2給電部材と、2以上の給電線を有し、前記第1給電部材及び前記第2給電部材は、いずれも板状又は箔状であり、一部が欠落した部分である第1給電部材欠落部及び第2給電部材欠落部がそれぞれに別途形成されるものであり、前記第1給電部材と前記第2給電部材とは形状が相違し、前記第1給電部材と前記第2給電部材の両者を重ね合わせたとき、前記第1給電部材の少なくとも一部が前記第2給電部材欠落部を前記基材の面状の広がりに対して垂直方向に投影した領域に位置するものであり、且つ、前記第2給電部材の少なくとも一部が前記第1給電部材欠落部を前記基材の面状の広がりに対して垂直方向に投影した領域に位置するものであって、前記絶縁層を間に挟んだ状態で前記第1給電部材と前記第2給電部材とが重ねられ、前記給電線のうちの1つは、前記第2給電部材を通過して前記第1給電部材に接続されるものであり、前記給電線のうちの1つが接続された前記第1給電部材は、直接又は導電部材を介して前記第1電極層又は前記第2電極層の一方に接続され、前記給電線のうちの他の1つが接続された前記第2給電部材は、直接又は導電部材を介して前記第1電極層又は前記第2電極層の他方に接続されていることを特徴とする有機ELモジュールである。
すなわち、本発明は、面状に広がりを有する基材に、少なくとも第1電極層と、有機発光層と、第2電極層とが積層された層構成を有する有機EL装置を備えた有機ELモジュールにおいて、第1給電部材と、絶縁層と、第2給電部材と、2以上の給電線を有し、前記第1給電部材及び前記第2給電部材は、いずれも板状又は箔状であり、一部が欠落した部分である第1給電部材欠落部及び第2給電部材欠落部がそれぞれに別途形成されるものであり、前記第1給電部材と前記第2給電部材とは形状が相違し、前記第1給電部材と前記第2給電部材の両者を重ね合わせたとき、前記第1給電部材の少なくとも一部が前記第2給電部材欠落部を前記有機EL装置の部材厚方向に投影した領域に位置するものであり、且つ、前記第2給電部材の少なくとも一部が前記第1給電部材欠落部を前記有機EL装置の部材厚方向に投影した領域に位置するものであって、前記絶縁層を間に挟んだ状態で前記第1給電部材と前記第2給電部材とが重ねられ、前記給電線のうちの1つは、前記第2給電部材を通過して前記第1給電部材に接続されるものであり、前記給電線のうちの1つが接続された前記第1給電部材は、直接又は導電部材を介して前記第1電極層又は前記第2電極層の一方に接続され、前記給電線のうちの他の1つが接続された前記第2給電部材は、直接又は導電部材を介して前記第1電極層又は前記第2電極層の他方に接続されていることを特徴とする。
本発明の有機ELモジュールは、有機EL装置の第1電極層又は第2電極層に電気を供給するための第1給電部材及び第2給電部材が板状又は箔状であって、いずれもその厚さが比較的薄くなっている。そのため、第1給電部材と第2給電部材とを重ね合わせた状態で配しても、有機ELモジュール全体の厚さが際立って厚くなってしまうことはなく、有機ELモジュールを十分に薄くできる。
さらに、本発明の有機ELモジュールでは、第1給電部材及び第2給電部材にその一部を欠落させた部分である第1給電部材欠落部と第2給電部材欠落部とがそれぞれ形成されており、2部材間で形状が相違している。そして、第1給電部材と第2給電部材の両者を絶縁層を間に挟んだ状態で重ね合わせたとき、前記第1給電部材の少なくとも一部が前記第2給電部材欠落部を鉛直方向に投影した領域に位置するものであり、且つ、前記第2給電部材の少なくとも一部が前記第1給電部材欠落部を鉛直方向に投影した領域に位置する構造となっている。
つまり、本発明の有機ELモジュールでは、第1給電部材と第2給電部材を絶縁層を間に挟んだ状態で重ね合わせたとき、それぞれの部材の一部が他の部材と重ならないようにすることで、水平方向の大きさ(幅や奥行き)を大きくすることなく、有機EL装置の第1電極層と第2電極層に第1給電部材と第2給電部材とを接続(接触)させることができる。
具体的に説明すると、第1電極層と第2電極層に第1給電部材と第2給電部材とをそれぞれ接続(接触)させる際、短絡等を防止すべく、第1給電部材と第2給電部材の電気的な接触を防止する必要がある。しかしながら、第1給電部材の内側又は外側に第2給電部材を配するといったように、第1給電部材と第2給電部材とを水平方向でずれた位置に配することでこれらの接触を防止する構造では、有機ELモジュールが水平方向に大きくなってしまう。これに対して、本発明の有機ELモジュールでは、第1給電部材と第2給電部材を絶縁層を間に挟んだ状態で重ね合わせたとき、それぞれの部材の一部が他の部材と重ならないようにしているので、第1給電部材と第2給電部材とを水平方向で大きくずれた位置に配することなく、これらの電気的な接触を防止できる。つまり、本発明の有機ELモジュールでは、第1給電部材と第2給電部材とを重ねた状態とし、これらの水平方向の位置が大きくずれていないので、有機ELモジュールの水平方向の大きさ(幅や奥行き)を必要最小限の大きさとすることができる。
このように、本発明の有機ELモジュールでは、その厚さを十分に薄くすることが可能であり、且つ、有機ELモジュールの水平方向の大きさ(幅や奥行き)を必要最小限の大きさとすることができるので、より小型化が可能となっている。
請求項2に記載の発明は、前記第1給電部材欠落部は前記第1給電部材の外縁部分に形成されるものであり、前記第2給電部材の少なくとも一部が、前記第1給電部材の縁端より外側に位置することを特徴とする請求項1に記載の有機ELモジュールである。
請求項3に記載の発明は、前記第2給電部材欠落部は前記第2給電部材の外縁部分に形成されるものであり、前記第1給電部材の少なくとも一部が、前記第2給電部材の縁端より外側に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の有機ELモジュールである。
これらの構成によると、外縁部分を欠落させるという比較的簡易な加工で第1給電部材欠落部又は第2給電部材欠落部を形成可能であり、第1給電部材欠落部又は第2給電部材欠落部から第2給電部材の一部又は第1給電部材の一部を露出させるために複雑な加工を必要としないので、好ましい。
請求項4に記載の発明は、前記基材の辺部近傍に前記第1給電部材又は前記第2給電部材の一方と導通するための第1導通領域が形成されており、前記基材の辺部近傍であって前記第1導通領域とは異なる部分に前記第1給電部材又は前記第2給電部材の他方と導通するための第2導通領域が形成されるものであって、前記第2給電部材の外縁部分であって前記第1給電部材の縁端より外側に位置する部分が前記第1導通領域又は前記第2導通領域の一方と接し、前記第1給電部材の外縁部分であって前記第2給電部材の縁端より外側に位置する部分が前記第1導通領域又は前記第2導通領域の他方と接していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の有機ELモジュールである。
かかる構成によると、比較的簡単に本発明の有機ELモジュールを構築できるので、好ましい。
請求項5に記載の発明は、前記第2給電部材には、前記給電線の1つを挿通可能な貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の有機ELモジュールである。
かかる構成によると、第1給電部材と第2給電部材とを重ね合わせた状態で、第1給電部材と第2給電部材のそれぞれに上方から給電線(給電部材)を接続する場合、第1給電部材に接続する給電線を第2給電部材を迂回させるように延設する必要がなく、第2給電部材の貫通孔に貫通させるだけでよい。そのため、給電線の接続構造をより簡易化できる。
請求項6に記載の発明は、板状又は箔状であり強磁性体である面状体を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の有機ELモジュールである。
かかる構成によると、本発明の有機ELモジュールを天井や壁面等に取り付ける際、磁石を介在させる等して簡単に取り付けることができる。
詳説すると、本発明の有機ELモジュールを天井や壁面等に取り付ける際、一般的には、天井や壁面等にフレーム等の部材を予め固定し、この部材に対して有機ELモジュールを取り付けている。本発明の有機ELモジュールは、強磁性体である面状体を有しているので、この取り付けの際に永久磁石等を使用して簡単に取り付けることができる。つまり、永久磁石を一体に取り付けたフレームを使用したり、フレームと有機ELモジュールの間に永久磁石を介在させることで、ネジ止め等をすることなく簡単に取り付けることができる。
本発明の有機ELモジュールは、その厚さを十分に薄くすると共に、有機ELモジュールの水平方向の大きさ(幅や奥行き)を必要最小限の大きさとすることができる。このため、より小型化が可能であるという効果がある。
本発明の実施形態に係る有機ELモジュールの設置状況を示す模式図である。 図1の有機ELモジュールを示す分解斜視図である。 図2の電気供給部を示す分解斜視図である。 図2の電気供給部を示すA―A断面図であり、要部を拡大して示す。 図2の電気供給部を示す斜視図であり、熱伝導性シートを透過して示す。 図5の電気供給部を示すB―B断面図であり、要部を拡大して示す。 図5の電気供給部を示すC―C断面図であり、要部を拡大して示す。 図2の電気供給部の一部を示す斜視図である。 図8とは異なる方向からみた電気供給部の一部を示す斜視図である。 図8の電気供給部の一部を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態に係る有機ELモジュール1について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において、前後方向、上下方向、並びに左右方向は、特に断りのない限り図1で示される通常の設置状態を基準として説明する。すなわち、有機ELパネル2(有機EL装置)が下方に位置する姿勢を基準として説明する。
本実施形態の有機ELモジュール1は、図1で示されるように、照明器具として使用されるものである。この有機ELモジュール1は、図2で示されるように、有機ELパネル2と、電気供給部材3と、枠部材4から形成されている。
有機ELパネル2は、平板状のガラス板やプラスチックフィルム等から形成されて面状に広がりを有する透明な基材の上に、陽極となる透明電極(第1電極層)と、有機化合物を用いた蛍光物質からなる有機発光層と、陰極となる金属電極(第2電極層)とが積層された層構成となっている(各層及び層構造については図示しない)。そして、有機発光層が酸素に触れないように、これら透明電極、有機発光層、金属電極がガラス系封止材等によって封止されて形成されている。
この有機ELパネル2は、透明電極と金属電極に給電することによって、有機発光層から光が放出されるように形成される構造となっている。ここで、透明電極はITO(Indium Tin Oxide)等で形成され、光透過性を有している。つまり、有機発光層の下方に位置する透明電極と基材とがそれぞれ透明であり光透過性を有しているので、有機発光層から放出された光は下方側の外部に向けて発せられることとなる。
この有機ELパネル2は、平面視が略正方形状となる部分であり中央側に位置する発光部8と、この発光部8を環状に取り囲む周辺部9によって形成されている。
発光部8は、電極(透明電極、金属電極)に給電したときに光を発する平面視が略正方形状の領域であり、この発光部8の下面全体が有機ELパネル2の発光面となっている。
周辺部9は、電極(透明電極、金属電極)に給電した際に発光しない領域である。この周辺部9には、外部との電気的な接点として機能する電極部10が配されている。
電極部10は、透明電極に電気的に接続される第1電極部11(第1導通領域)と、金属電極に電気的に接続される第2電極部12(第2導通領域)を備えており、いずれも、有機ELパネル2の厚さ方向成分を含む方向に(内部側から外側に向かって)延在している。
第1電極部11は、周辺部9の上面の一部を占めるものであり、周辺部9の上面に平面視略L字状となる領域を複数形成している。
第2電極部12もまた、周辺部9の上面の一部を占めるものであり、周辺部9の上面に平面視略長方形状となる領域を複数形成している。
そして、第1電極部11が形成する平面視略L字状となる領域と、第2電極部12が形成する平面視略長方形状となる領域とは、間隔を空けて環状に連続している。より具体的には、第1電極部11が形成する平面視略L字状となる領域は4つ形成されており、それぞれ発光部8の四隅となる部分の外側に位置している。そして、この平面視略L字状となる領域の間に、第2電極部12が形成する平面視略長方形状の領域が位置している。つまり、周辺部9の周方向に、第1電極部11(第1電極部11が形成する領域)と、第2電極部12(第2電極部12が形成する領域)とが所定の距離を隔てて交互に位置することとなる。
電気供給部材3は、図示しない外部電源と有機ELパネル2の間に位置し、外部電源から有機ELパネル2までの電気の供給経路を形成する部分である。
電気供給部材3は、図3で示されるように、有機ELパネル2側(下方側)から順に、均熱板20、陰極側接続金具21(第1給電部材)、絶縁膜22(絶縁層)、陽極側接続金具23(第2給電部材)、天板形成部材24(面状体)、熱伝導性シート25が積層されて形成されている。
均熱板20は、平面視が略正方形となる平板状の部材であって、カーボン等の熱伝導率の高い材料で形成されている。この均熱板20は、発光部8の部材厚方向(上下方向)の投影面上に配されており、間接的に発光面(発光部8の下面)の全面を覆っている。そのため、有機ELパネル2の駆動時に発光面で発生した熱が均熱板20に伝わることで平面状にまんべんなく均熱化することができる。それ故に、局所的に集熱されることを防止でき、熱による発光欠陥の発生を防止することができる。
陰極側接続金具21は、銅等の導電性を有する金属で形成されるものであり、所定の形状に打ち抜いた金属箔(又は金属板)が折り曲げられた状態となっている。なお、本実施形態では、金属箔として錫めっき銅箔を採用している。この陰極側接続金具21は、平面視が略正方形状となる平板状の本体部30と、脚部31とを備えている。
脚部31は、本体部30の外縁を形成する辺と一体に形成されている。本実施形態では、この脚部31は複数形成されるものであり、本体部30の4辺のそれぞれに1つずつ形成されている。つまり、脚部31は、各辺の長手方向の中心近傍にそれぞれ位置し、本体部30の周方向に間隔を空けて複数形成されている。
この脚部31は、本体部30の外縁から水平方向外側へ突出する略長方形平板状の突出片部33と、突出片部33の外側端部から下方へ垂下された立壁部34と、立壁部34の下端から外側へ向かって突出する略長方形平板状の下板部35とが一体に形成されている。別言すると、突出片部33の外側端部が下方へ折り曲がって立壁部34が形成され、立壁部34の下端が外側へ折り曲がって下板部35が形成されている。したがって、下板部35は、本体部30から外側に離れた位置であって、本体部30の下面より下方に位置する。
ここで、陰極側接続金具21の脚部31は、上記したように、本体部30の4辺にそれぞれ1つずつ形成されており、各辺の長手方向の中心近傍に位置している。このため、陰極側接続金具21の縁部分では、脚部31が形成されている部分が周囲よりも外側へ張り出している。そして、陰極側接続金具21の縁部分のうちで脚部31が形成されていない部分は、その縁端が周囲(脚部31が形成されている部分)よりも内側に位置している。別言すると、陰極側接続金具21の縁部分は、その一部が切り欠かれて欠落しているともいえる。この欠落部分、すなわち、周囲よりも内側に位置する縁端の外側に隣接する領域が陰極側欠落部36(第1給電部材欠落部)となっている。
陰極側欠落部36は、図3で示されるように、本体部30の角部分の近傍に位置しており、平面視が略L字状となっている(図10参照)。つまり、陰極側欠落部36は、陰極側接続金具21の縁部分の周方向に沿って延びるものであり、一部が略直角に屈曲しつつ延びている。この陰極側欠落部36は複数設けられるものであり、より具体的には、4つの陰極側欠落部36が本体部30の四角の近傍にそれぞれ設けられている。そして、この陰極側欠落部36は、陰極側接続金具21の縁部分の周方向に間隔を空けて配されている。
絶縁膜22は、平滑性、耐熱性、電気絶縁性に優れた樹脂性のフィルムであって、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムが好適に採用される。
この絶縁膜22には、絶縁膜22の縁部分を形成する4辺の内の1辺の近傍に、絶縁膜22を部材厚方向に貫通するコネクタ接続用孔38が形成されている。より具体的には、このコネクタ接続用孔38は、絶縁膜22の縁部分よりやや内側であって、縁部分を形成する辺のうちで最も近接する位置にある辺の長手方向の中心よりやや片側端部よりの位置に形成されている。また、コネクタ接続用孔38は、開口形状が略四角形状の貫通孔となっている。
陽極側接続金具23は、銅等の導電性を有する金属で形成されるものであり、所定の形状に打ち抜いた金属箔(又は金属板)が折り曲げられた状態となっている。なお、本実施形態では、この金属箔に錫めっき銅箔を採用している。すなわち、陽極側接続金具23は、上記した陰極側接続金具21と同様の部材、同様の方法によって形成されているが、陰極側接続金具21とは形状の相違する部材となっている。
この陽極側接続金具23は、平面視が略正方形状となる平板状の本体部40と、脚部41とを有している。
本体部40には、本体部40の縁部分を形成する4辺の内の1辺の近傍に、本体部40を部材厚方向に貫通するコネクタ接続用孔42が形成されている。より具体的には、このコネクタ接続用孔42は、本体部40の縁部分よりやや内側であって、縁部分を形成する辺のうちで最も近接する位置にある辺の長手方向の中心よりやや片側端部よりの位置に形成されている。また、コネクタ接続用孔42は、開口形状が略四角形状の貫通孔となっている。
脚部41は、本体部40の外縁を形成する辺と一体に形成されている。本実施形態では、本体部40の4辺のそれぞれに複数の脚部41が形成されている。より具体的には、各辺の長手方向の両端近傍にそれぞれ1つずつ計2つの脚部41が形成されている。別言すると、脚部41は、本体部40の角部分の近傍に形成されている。そして、本実施形態では、角部分に位置する2つの脚部41の間に隙間71(図10等参照)が形成されている。つまり、脚部41は、各辺の長手方向の両端近傍にそれぞれ位置し、本体部40の周方向に間隔を空けて複数形成されている。
この脚部41は、本体部40の外縁から水平方向外側へ突出する略長方形平板状の突出片部43と、突出片部43の外側端部が下方へ折り曲がって形成されるものであって突出片部43の外側端部から下方へ垂下している立壁部44と、立壁部44の下端から外側へ向かって突出する略長方形平板状の下板部45とが一体に形成されている。したがって、下板部45は、本体部40から外側に離れた位置にあり、本体部40の下面より下方に位置している。
ここで、陽極側接続金具23の脚部41は、上記したように、本体部40の4辺それぞれに2つずつ形成されており、各辺の長手方向の両端近傍に1つずつ位置している。このため、陽極側接続金具23の縁部分では、脚部41が形成されている部分が周囲よりも外側へ張り出している。そして、陽極側接続金具23の縁部分のうちで脚部41が形成されていない部分は、その縁端が周囲(脚部41が形成されている部分)よりも内側に位置している。別言すると、陽極側接続金具23の縁部分は、その一部が切り欠かれて欠落しているともいえる。この欠落部分、すなわち、周囲よりも内側に位置する縁端の外側に隣接する領域が陽極側欠落部46(第2給電部材欠落部)となっている。
陽極側欠落部46は、図3で示されるように、本体部40の縁部分を形成する各辺の長手方向の中心近傍にそれぞれ位置しており、平面視が略長方形状となっている(図10参照)。この陽極側欠落部46は複数設けられるものであり、より具体的には、4つの陽極側欠落部46が本体部40の四角の間となる部分の近傍にそれぞれ設けられている。そして、この4つの陽極側欠落部46は、陽極側接続金具23の縁部分の周方向に間隔を空けて配されている。
天板形成部材24は、磁石に引き寄せられる性質を有する金属や合金等によって形成されるものであり、本実施形態では、鉄又は鉄を主成分とする金属によって形成される略正方形平板状の部材となっている。つまり、天板形成部材24は、磁性体又は磁性体を含む材料で形成される部材であるともいえる。
このような天板形成部材24により、本実施形態の有機ELモジュール1は、永久磁石のような磁性を帯びた取付具、又はそのような磁性を帯びた部材を有する取付具を介して天井や壁等への取り付けが可能となっている。
この天板形成部材24は、有機ELパネル2の駆動時において熱伝導媒体としても機能する。すなわち、天板形成部材24は、有機ELパネル2で発生した熱を枠部材4や熱伝導性シート25等を介して外部へと放熱する際に、有機ELパネル2側から外部側へ向かう熱伝達経路の一部を形成するものでもある。
また、天板形成部材24には、天板形成部材24を部材厚方向に貫通する孔であるコネクタ接続用孔48と、取付作業用孔49とが形成されており、コネクタ接続用孔48にはエラスティックコネクタ50(給電線)が挿通された状態で一体に取り付けられている。
より具体的には、天板形成部材24の縁部分を形成する4辺の内の1辺のやや内側部分であって、この辺の長手方向の中心近傍と、この辺の長手方向の片側端部の近傍とにそれぞれ1つずつ取付作業用孔49が形成されている。すなわち、2つの取付作業用孔49が間隔を空けて並列した状態となっている。
そして、天板形成部材24の縁部分を形成する4辺の内の1辺から内側に離れた位置であって、取付作業用孔49よりもさらに内側に位置する部分にコネクタ接続用孔48が形成されている。すなわち、取付作業用孔49とコネクタ接続用孔48とは間隔を空けて並列した状態となっている。
ここで、天板形成部材24にはコネクタ接続用孔48が2つ設けられており、この2つのコネクタ接続用孔48は、異なる2つの取付作業用孔49のそれぞれから内側に離れた位置に1つずつ形成されている。つまり、天板形成部材24の縁部分を形成する4辺の内の1辺のやや内側部分で取付作業用孔49が間隔を空けて並列しており、取付作業用孔49が並列している部分からさらに内側に離れた部分でコネクタ接続用孔48が間隔を空けて並列している。別言すると、取付作業用孔49とコネクタ接続用孔48によって構成される貫通孔列51が2つ形成されており、この貫通孔列51が天板形成部材24の縁部分を形成する4辺の内の1辺の中心近傍と、この辺の長手方向の片側端部の近傍とにそれぞれ位置している。
エラスティックコネクタ50は、絶縁性と弾力性を有するゴム等の厚さ方向に複数本の導電性の細線(導電性繊維や金属細線等)を配設させた構造のものや、導電性ゴム(導電性シリコンゴム等)と非導電性ゴム(絶縁性シリコンゴム等)を積層した構造のものを好適に採用することができる。このエラスティックコネクタ50は、異方導電性コネクタであって、マクロ分子材料に弱い圧力を加えることによって変形し、その圧力を除けば急速に最初の寸法に復帰するものである。
熱伝導性シート25は、熱伝導性、柔軟性に優れた素材で形成された平面視略正方形状のシート(例えば、富士高分子工業株式会社製のサーコンEGR−11F、同サーコンTR、同サーコンGSR等)である。
この熱伝導性シート25は、有機ELモジュール1を組み立てたとき、天板形成部材24と天井や壁面等に固定された図示しない取付用部材(例えば板状枠体)との間に位置する。この熱伝導性シート25は上記したように柔軟性に優れているので、有機ELモジュール1を取付用部材に強く押し付けることなく天板形成部材24と取付用部材の間に形成される隙間を埋めることができる。さらに、この熱伝導性シート25は、天板形成部材24の上面に広い面積で密接する。このことから、天板形成部材24から取付用部材へと熱を効率よく伝達させることができる。
また熱伝導性シート25には、熱伝導性シート25の縁部分を形成する4辺の内の1辺の近傍に、熱伝導性シート25を部材厚方向に貫通するコネクタ接続用孔54が形成されている。より具体的には、熱伝導性シート25の縁部分を形成する4辺の内の1辺のやや内側部分であって、この辺の長手方向の中心近傍と、この辺の長手方向の片側端部の近傍とにそれぞれ1つずつコネクタ接続用孔54が形成されている。すなわち、2つのコネクタ接続用孔54が間隔を空けて並列した状態となっている。
枠部材4は、図2で示されるように、シリコン樹脂等の適宜の素材で形成された可撓性を有する枠体である。より具体的には、枠部材4は、略角筒状の本体部4aと、本体部4aの外周面の上端近傍に形成される上側フランジ部4bと、本体部4aの内周面の下端近傍に形成される内部突起部4cによって形成されている。
本体部4aは、直立した長方形平板状の立壁部4dが平面視が略「ロ」字状となるように環状に連続して形成される部分である。
上側フランジ部4bは、本体部4aの外周面の上端から外方へ向かって突出する平板状の部分である。この上側フランジ部4bは、本体部4aの周方向で環状に連続するものであり平面視が略「ロ」字状となっている。そして、上側フランジ部4bの天面部分は、枠部材4の天面を形成する部分となる。
内部突起部4cは、本体部4aの内周面の下端から内方へ向かって突出する平板状の部分である。この内部突起部4cもまた、本体部4aの周方向で環状に連続するものであり平面視が略「ロ」字状となっている。
続いて、電気供給部材3の組み立て構造について説明する。
電気供給部材3は、上記したように、有機ELパネル2側(下方側)から均熱板20、陰極側接続金具21、絶縁膜22、陽極側接続金具23、天板形成部材24、熱伝導性シート25を積層して形成されている(図3参照)。このとき、この積層構造を形成する所定の各部材は、必要に応じて接着材料を介して接合した状態となっている。この接着材料には、RTVゴムや、熱伝導性の高いペースト状のものを好適に採用することができる。
また各部材が積層された状態では、図3、図4で示されるように、熱伝導性シート25のコネクタ接続用孔54の一方と、天板形成部材24のコネクタ接続用孔48の一方と、陽極側接続金具23のコネクタ接続用孔42と、絶縁膜22のコネクタ接続用孔38とが連通した状態となり4つの部材を貫通する孔である陰極側コネクタ配置孔57(図4参照)が形成される。そして、この陰極側コネクタ配置孔57には、図示しない外部電源の陰極側と電気的に接続されるエラスティックコネクタ50aが挿通された状態となっている。このエラスティックコネクタ50aの下方側の部分は、陰極側接続金具21と接触した状態となっている。すなわち、このエラスティックコネクタ50aは、図示しない外部電源の陰極と陰極側接続金具21との間に介在し、これらを電気的に接続するものである。
さらに、熱伝導性シート25のコネクタ接続用孔54の他方と、天板形成部材24のコネクタ接続用孔48の他方とが連通した状態となり2つの部材を貫通する孔である陽極側コネクタ配置孔58(図4参照)が形成される。そして、この陽極側コネクタ配置孔58に、図示しない外部電源の陽極側に電気的に接続されるエラスティックコネクタ50bが挿通された状態となっている。このエラスティックコネクタ50bの下方側の部分は、陽極側接続金具23と接触した状態となっている。すなわち、このエラスティックコネクタ50bは、図示しない外部電源の陽極と陽極側接続金具23との間に介在し、これらを電気的に接続するものである。
ここで、図5で示されるように、陰極側コネクタ配置孔57よりも電気供給部材3の縁端よりの部分に、陰極側取付作業用孔61が形成されている。さらに、陽極側コネクタ配置孔58よりも電気供給部材3の縁端よりの部分に、陽極側取付作業用孔62が形成されている
陰極側取付作業用孔61は、図6で示されるように、天板形成部材24の取付作業用孔49の一方と、陽極側接続金具23のコネクタ接続用孔42と、絶縁膜22のコネクタ接続用孔38とが連通した状態となり3つの部材を貫通する孔である。したがって、陽極側接続金具23のコネクタ接続用孔42と、絶縁膜22のコネクタ接続用孔38は、陰極側取付作業用孔61の一部を形成すると共に、上記した陰極側コネクタ配置孔57の一部を形成している。
そして、この陰極側取付作業用孔61の下端と陰極側コネクタ配置孔57の下端は同じ位置であり、その下端部分はいずれも絶縁膜22の下面と上下方向の位置が同じとなっている。すなわち、陰極側取付作業用孔61と陰極側コネクタ配置孔57とは、いずれも上側から(天板形成部材24又は熱伝導性シート25から)絶縁膜22までを貫通する貫通孔となっている。このように、エラスティックコネクタ50aを取り付けるための陰極側コネクタ配置孔57から僅かに離れた位置に、その下端が同じ高さとなる陰極側取付作業用孔61が形成されていることで、エラスティックコネクタ50aを強固に固定することができる。
具体的に説明すると、電気供給部材3を組み立てる際、エラスティックコネクタ50aを天板形成部材24の陰極側コネクタ配置孔57に挿通し、エラスティックコネクタ50aの天板形成部材24に対する相対的な上下方向の位置を調整し、エラスティックコネクタ50aを調整した位置に固定する必要がある。そこで本実施形態では、陰極側コネクタ配置孔57の近傍に陰極側取付作業用孔61が形成されている。このことにより、エラスティックコネクタ50aを陰極側コネクタ配置孔57に挿通して位置調整を実施した後、ドライバー等の器具で陰極側取付作業用孔61の内周面を打つことで、天板形成部材24を変形させて陰極側コネクタ配置孔57の径を狭めることができる。すなわち、陰極側取付作業用孔61の内周面に対し、陰極側取付作業用孔61側から陰極側コネクタ配置孔57側へ向かう方向に打撃を加えることにより、陰極側取付作業用孔61の径を広げると共に陰極側コネクタ配置孔57の径を狭めるように天板形成部材24をかしめることができる。このことにより、エラスティックコネクタ50aを位置調整をした位置に強固に固定できる。
なお、本実施形態では、電気供給部材3を組み立てる際、このようにエラスティックコネクタ50aの位置合わせを実施し、その後に熱伝導性シート25を積層させて電気供給部材3を形成している。
陽極側取付作業用孔62は、図7で示されるように、天板形成部材24の取付作業用孔49の他方、すなわち、2つの取付作業用孔49(図3等参照)のうちで陰極側取付作業用孔61を形成する取付作業用孔49とは異なる取付作業用孔49であり、天板形成部材24を貫通する孔である。
この陽極側取付作業用孔62の下端もまた、上記した陽極側コネクタ配置孔58の下端と同じ位置となっている。すなわち、陽極側取付作業用孔62の下端と陽極側コネクタ配置孔58の下端は、いずれも天板形成部材24の下面と上下方向の位置が同じとなっている。すなわち、陽極側取付作業用孔62と陽極側コネクタ配置孔58とは、いずれも上側から(天板形成部材24の上面又は熱伝導性シート25)から天板形成部材24の下面までを貫通する貫通孔となっている。このように、エラスティックコネクタ50bを取り付けるための陽極側コネクタ配置孔58から僅かに離れた位置に、その下端が同じ高さとなる陽極側取付作業用孔62が形成されているため、エラスティックコネクタ50bをを強固に固定することができる。
なお、このエラスティックコネクタ50bをを強固に固定する方法については、上記した陰極側コネクタ配置孔57に取り付けたエラスティックコネクタ50aの場合と同じであるので、具体的な説明を省略する。
さらに、陰極側接続金具21と陽極側接続金具23とが積層された部分に注目すると、図8で示すように、陰極側接続金具21の上側に陽極側接続金具23が位置しており、陰極側接続金具21の本体部30(図3参照)と、陽極側接続金具23の本体部40(図3参照)とが重なり合った状態となっている。
ここで、上側に位置する陽極側接続金具23の脚部41は、下側に位置する陰極側接続金具21の脚部31に比べて上下方向の長さが長くなっている。より具体的には、陽極側接続金具23の脚部41のうちの立壁部44の上下方向の長さが、陰極側接続金具21の脚部31のうちの立壁部34の上下方向の長さよりも長くなっている。そのため、陽極側接続金具23の脚部41の下端に位置する下板部45の下面と、陰極側接続金具21の脚部31の下端に位置する下板部35の下面とは、上下方向の高さが同じとなっている。別言すると、陽極側接続金具23の脚部41の下面と陰極側接続金具21の脚部31の下面とは略同一平面上に位置している。
さらに、図9、図10で示されるように、縁部分(電気供給部材3の縁部分)の周方向で陰極側接続金具21の脚部31と、陽極側接続金具23の脚部41とが交互に配された状態となっている。
具体的に説明すると、陰極側接続金具21と陽極側接続金具23とを重ねたとき、図10で示されるように、縁部分(電気供給部材3の縁部分)の周方向で陰極側欠落部36と陽極側欠落部46とが交互に配された状態となる。そして、陰極側接続金具21の脚部31の少なくとも一部が陽極側欠落部46に配されており、陽極側接続金具23の脚部41の少なくとも一部が陰極側欠落部36に配されている。このため、陰極側接続金具21と陽極側接続金具23とを重ねてこれらを平面視したとき、陰極側接続金具21の脚部31と陽極側接続金具23の脚部41の双方が露出した状態となる。
別言すると、陰極側接続金具21の脚部31を鉛直方向に投影した投影形状は、陽極側欠落部46を鉛直方向に投影した投影形状よりも小さく、陰極側接続金具21の脚部31は、陽極側欠落部46を鉛直方向に投影した領域に位置している。より具体的には、陰極側接続金具21の脚部31は、陽極側欠落部46を鉛直方向に投影した領域の内側に位置している。
同様に、陽極側接続金具23の脚部41を鉛直方向に投影した投影形状は、陰極側欠落部36を鉛直方向に投影した投影形状よりも小さく、陽極側接続金具23の脚部41は、陰極側欠落部36を鉛直方向に投影した領域に位置している。より具体的には、陽極側接続金具23の脚部41は、陰極側欠落部36を鉛直方向に投影した領域の内側に位置している。
また、このことから、陰極側接続金具21の脚部31と陽極側接続金具23の脚部41との間には、隙間70が形成されることとなる。そのため、これら陰極側接続金具21の脚部31と陽極側接続金具23の脚部41とは、本体部30の周方向において間隔(隙間70)を空けて交互に配されることとなる。
なお、本実施形態では、陽極側接続金具23の本体部40の角部分に位置する2つの脚部41の間にも隙間71が形成されている。このことから、本実施形態では、陰極側接続金具21の脚部31と陽極側接続金具23の脚部41からなる全ての脚部(脚部31又は脚部41)は、本体部30の周方向において間隔(隙間70又は隙間71)を空けて1つずつ配されることとなる。つまり、本体部30の周方向において、陰極側接続金具21の脚部31、陽極側接続金具23の脚部41、陽極側接続金具23の脚部41、陰極側接続金具21の脚部31、陽極側接続金具23の脚部41、陽極側接続金具23の脚部41、・・・といった具合に、1つの陰極側接続金具21の脚部31と、2つの陽極側接続金具23の脚部41とが連続するような順序で間隔を空けて並列した状態となる。
このとき、図3、図8で示されるように、陽極側接続金具23の脚部41の一部である突出片部43は、陰極側接続金具21の本体部30の縁端の上方外側に離れた位置に配されている。また、図9で示されるように、脚部41の一部である立壁部44は、陰極側接続金具21の本体部30の縁端から外側に離れた位置に配されている。すなわち、陽極側接続金具23の脚部41は、陰極側接続金具21から離れた位置にあり、陰極側接続金具21と直接接触しない状態となっている。
さらに、陰極側接続金具21の脚部31は、陽極側接続金具23の本体部40の縁端の下方外側に離れた位置に配されており、陽極側接続金具23と接触しない状態となっている。
そして、図3で示されるように、陰極側接続金具21の本体部30と陽極側接続金具23の本体部40の間には絶縁膜22が位置しており、これらは直接接触しない構造となっている。
つまり、陰極側接続金具21と陽極側接続金具23とは、直接接触しない状態で重なっている。
また、電気供給部材3を組み立てると、図2、図5で示されるように、陰極側接続金具21の脚部31と陽極側接続金具23の脚部41の上方に、天板形成部材24及び熱伝導性シート25の縁側部分が位置した状態となっている。詳説すると、天板形成部材24及び熱伝導性シート25は、陰極側接続金具21の本体部30及び陽極側接続金具23の本体部40よりも水平方向に大きくなっている。そのため、これらを重ね合わせたとき、陰極側接続金具21の縁側に形成された脚部31と、陽極側接続金具23の縁側に形成された脚部41の上側に天板形成部材24及び熱伝導性シート25の縁側部分が位置した状態となる。より具体的には、天板形成部材24及び熱伝導性シート25は、庇のように、陰極側接続金具21の脚部31から上方に離れた位置でこの脚部31を覆うように設けられている。また、天板形成部材24の下面と、陽極側接続金具23の脚部41の上端に位置する突出片部43の上面とが密着した状態となっている。そして、天板形成部材24及び熱伝導性シート25は、庇のように、この脚部41の下板部45の上方に離れた位置でこの下板部45を覆うように設けられている。
以上で、電気供給部材3の組み立て構造についての説明を終了する。
有機ELモジュール1を組み立てる際には、図2で示されるように、この電気供給部材3と有機ELパネル2とを電気的に接続した状態とする。すなわち、電気供給部材3のうち、陰極側接続金具21の脚部31を有機ELパネル2の第2電極部12と接触させた状態とし、陽極側接続金具23の脚部41を有機ELパネル2の第1電極部11と接触させた状態とする。より詳細には、陰極側接続金具21の脚部31のうちの下板部35の下面(図3参照)を第2電極部12に接触させ、陽極側接続金具23の脚部41のうちの下板部45の下面(図3参照)を第1電極部11に接触させた状態とする。
このことにより、陰極側接続金具21の4つの脚部31がそれぞれ別の第2電極部12に接触した状態となる。また、陽極側接続金具23の脚部41のうちの2つが第1電極部11の1つと接触した状態となり、4つの第1電極部11にはそれぞれ異なる脚部41が2つずつ接触した状態となる。すなわち、陰極側接続金具21に形成された複数の脚部31はそれぞれ別の第2電極部12に接触し、陽極側接続金具23に形成された複数の脚部41は2つを1組とし、組毎にそれぞれ別の第1電極部11と接触している。
このように電気供給部材3と有機ELパネル2とが電気的に接続された状態で、これらを枠部材4の内側に収容することにより、有機ELモジュール1が組み立てられた状態となる。このとき、枠部材4の天面と電気供給部材3の天面とが略同一平面となる(図示せず)。つまり、枠部材4の上側フランジ部4bの天面と電気供給部材3の熱伝導性シート25の天面とが、略同一平面となる。
またこのとき、可撓性を有する枠部材4が電気供給部材3及び有機ELパネル2を締め付けるように取付けられた状態となる。つまり、枠部材4と電気供給部材3及び有機ELパネル2の所定の部分とが密着(又は略密着)した状態となり、これらの間が隙間なく(略隙間なく)閉塞された状態となる。
より具体的には、枠部材4と電気供給部材3の天板形成部材24及び熱伝導性シート25の縁部分とが密着(又は略密着)した状態となる。また、枠部材4の内部突起部4cの上面と、枠部材4の有機ELパネル2の下面(発光面が位置する面)との間が密着(又は略密着)した状態となる。このことにより、本実施形態の有機ELモジュール1は、陰極側接続金具21及び陽極側接続金具23が枠部材4によって覆われて外部に露出しない状態であると共に、この陰極側接続金具21や陽極側接続金具23が配されている部分へ水滴等が浸入しない構造となっている。
本実施形態では、電気供給部材3の配線材として、銅箔を所定の形状に折り曲げられた状態とした陰極側接続金具21及び陽極側接続金具23を使用している。このことにより、フラットケーブル等を配線材として使用する場合に比べて、配線材を安価に形成することができる。また、このような陰極側接続金具21及び陽極側接続金具23によると、陰極側接続金具21と陽極側接続金具23とを上記した均熱板20のように熱拡散媒体として機能させることもできる。すなわち、有機ELパネル2の駆動時に発光面で発生した熱が陰極側接続金具21又は陽極側接続金具23に伝わることで平面状にまんべんなく均熱化することができる。このことから、局所的に集熱されることをより確実に防止できる。
上記した実施形態では、均熱板20、天板形成部材24が板状である例を示したが、本発明はこれに限るものではない。これらをさらに薄くして箔状としてもよい。なお、箔状とすると、有機ELモジュール1全体の厚さをより薄くできる。
また、陰極側接続金具21、絶縁膜22、陽極側接続金具23、熱伝導性シート25は、箔状又は膜状に限らず板状であってもよいが、有機ELモジュール1全体の厚さを薄くするという観点に立つと、これらも箔状であることが好ましい。
なお、陰極側接続金具21及び陽極側接続金具23が板状である場合には、所定の形状に打ち抜いた金属板を折り曲げ加工して形成してもよい。また、陰極側接続金具21及び陽極側接続金具23が箔状である場合には、電気供給部材3を形成するために各部材を積層させた際に、所定の形状に打ち抜いた金属箔を他部材に押し当てることで賦形してもよい。
上記した実施形態では、陰極側接続金具21に形成された複数の脚部31をそれぞれ別の第2電極部12に接触させ、陽極側接続金具23に形成された複数の脚部41の2つを1組とし、組毎にそれぞれ別の第1電極部11と接触させた例について説明した。
つまり、本発明の陰極側接続金具21又は陽極側接続金具23には、有機ELパネル2側の電極との接点(脚部)を複数形成してもよい。また、複数形成した接点のうちの所定数の接点を接点の組としてもよい。そして、それぞれの接点又は接点の組は、有機ELパネル2側の電極と異なる位置で接触する構成であってもよい。
上記した実施形態では、陽極側接続金具23に形成された8つの脚部41のうち、角部分に位置する2つの脚部41の間に隙間71が形成されている例について説明した。しかしながら、本発明はこれに限るものではなく、同じ第1電極部11と接触する脚部41は接触していてもよい。すなわち、角部分に位置する2つの脚部41の間に隙間71を形成しなくてもよい。
上記した実施形態では、平面視が略正方形状の本体部30と、本体部30の縁端に位置する4辺のそれぞれの長手方向の中心近傍に形成された脚部31とを備えた金具を陰極側接続金具21とすると共に、平面視が略正方形状の本体部40と、本体部40の縁端に位置する4辺のそれぞれの長手方向の両端近傍に形成された脚部41とを備えた金具を陽極側接続金具23とした例について説明したが本発明はこれに限るものではない。上記した例において陰極側接続金具21として採用した金具の形状を陽極側の金具と使用してもよく、上記した例において陽極側接続金具23として採用した金具の形状を陰極側の金具と使用してもよい。すなわち、2つの金具のうちのどちらの形状の金具を陽極側(又は陰極側)として使用するかは適宜変更してよい。
このとき、上側に位置する金具を第2電極部12に接続する陰極側の金具とし、下側に位置する金具を第1電極部11に接続する陽極側の金具としてもよい。また、それに伴ってそれぞれの金具の高さは適宜変更してよい。すなわち、金具の脚部31(脚部41)における立壁部34(立壁部44)の上下方向の長さは適宜変更してよい。
上記した実施形態では、給電線としてエラスティックコネクタ50を使用する例を示したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、給電線としてコード等の線状に延びる部材を使用してもよい。すなわち、電気供給部材3を構成する各部材には、コネクタを配置するための孔や、コネクタの取り付け作業を行うための孔を必ずしも設けなくてもよい。
1 有機ELモジュール
2 有機ELパネル(有機EL装置)
11 第1電極部(第1導通領域)
12 第2電極部(第2導通領域)
21 陰極側接続金具(第1給電部材)
22 絶縁板(絶縁層)
23 陽極側接続金具(第2給電部材)
24 取付用部材(面状体)
36 陰極側欠落部(第1給電部材欠落部)
42 コネクタ接続用孔(貫通孔)
46 陽極側欠落部(第2給電部材欠落部)
50 エラスティックコネクタ(給電線)

Claims (6)

  1. 面状に広がりを有する基材に、少なくとも第1電極層と、有機発光層と、第2電極層とが積層された層構成を有する有機EL装置を備えた有機ELモジュールにおいて、
    第1給電部材と、絶縁層と、第2給電部材と、2以上の給電線を有し、
    前記第1給電部材及び前記第2給電部材は、いずれも板状又は箔状であり、一部が欠落した部分である第1給電部材欠落部及び第2給電部材欠落部がそれぞれに別途形成されるものであり、
    前記第1給電部材と前記第2給電部材とは形状が相違し、
    前記第1給電部材と前記第2給電部材の両者を重ね合わせたとき、前記第1給電部材の少なくとも一部が前記第2給電部材欠落部を前記基材の面状の広がりに対して垂直方向に投影した領域に位置するものであり、且つ、前記第2給電部材の少なくとも一部が前記第1給電部材欠落部を前記基材の面状の広がりに対して垂直方向に投影した領域に位置するものであって、
    前記絶縁層を間に挟んだ状態で前記第1給電部材と前記第2給電部材とが重ねられ、
    前記給電線のうちの1つは、前記第2給電部材を通過して前記第1給電部材に接続されるものであり、
    前記給電線のうちの1つが接続された前記第1給電部材は、直接又は導電部材を介して前記第1電極層又は前記第2電極層の一方に接続され、
    前記給電線のうちの他の1つが接続された前記第2給電部材は、直接又は導電部材を介して前記第1電極層又は前記第2電極層の他方に接続されていることを特徴とする有機ELモジュール。
  2. 前記第1給電部材欠落部は前記第1給電部材の外縁部分に形成されるものであり、前記第2給電部材の少なくとも一部が、前記第1給電部材の縁端より外側に位置することを特徴とする請求項1に記載の有機ELモジュール。
  3. 前記第2給電部材欠落部は前記第2給電部材の外縁部分に形成されるものであり、前記第1給電部材の少なくとも一部が、前記第2給電部材の縁端より外側に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の有機ELモジュール。
  4. 前記基材の辺部近傍に前記第1給電部材又は前記第2給電部材の一方と導通するための第1導通領域が形成されており、前記基材の辺部近傍であって前記第1導通領域とは異なる部分に前記第1給電部材又は前記第2給電部材の他方と導通するための第2導通領域が形成されるものであって、
    前記第2給電部材の外縁部分であって前記第1給電部材の縁端より外側に位置する部分が前記第1導通領域又は前記第2導通領域の一方と接し、
    前記第1給電部材の外縁部分であって前記第2給電部材の縁端より外側に位置する部分が前記第1導通領域又は前記第2導通領域の他方と接していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の有機ELモジュール。
  5. 前記第2給電部材には、前記給電線の1つを挿通可能な貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の有機ELモジュール。
  6. 板状又は箔状であり強磁性体である面状体を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の有機ELモジュール。
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