JP6100479B2 - エレベータ式駐車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、凹凸パレットとフラットパレットを混用可能なエレベータ式駐車装置に関する。
エレベータ式駐車装置は、建屋の中央に設けられたケージ昇降路と、ケージ昇降路の側部に多段に設けられた格納棚と、格納棚に沿ってケージ昇降路を昇降し格納棚との間で車を載せたパレットを横行させて受け渡しを行うケージとを備える。また、ケージは、パレットの横行を案内する横行用レールと、パレットを横行させる横行装置とを備える。かかるエレベータ式駐車装置は、例えば特許文献1に開示されている。
エレベータ式駐車装置は、手前側と奥側に2台設置する場合がある。かかるエレベータ式駐車装置を「縦列型エレベータ式駐車装置」と呼ぶ。縦列型エレベータ式駐車装置では、手前側と奥側の入出庫口を同一高さに設定し、手前側の入出庫口に停止するケージ上に上面が平らなパレット(以下、「フラットパレット」)を載せ、その上を車が自走して奥側の入出庫口まで通過する場合がある。かかる縦列型エレベータ式駐車装置は、例えば特許文献2に開示されている。
また、単一のエレベータ式駐車装置において、上面に凹凸がある通常のパレット(以下、「凹凸パレット」)とフラットパレットを混在して使用する場合がある。かかるエレベータ式駐車装置は、例えば特許文献3に開示されている。
特許第3449669号公報 特許第3947063号公報 特開2008−8003号公報
図1は、凹凸パレット1Aと従来のフラットパレット1Bの正面図であり、(A)は凹凸パレット1A、(B)はフラットパレット1Bを示している。
凹凸パレット1Aとフラットパレット1Bの側面には、その長手方向に水平に延び下方が開口した横行用溝2が設けられている。
以下、従来のフラットパレット1Bを「旧フラットパレット1B」と呼ぶ。
図2は、凹凸パレット1Aと旧フラットパレット1Bを載せたケージ3の正面図であり、(A)は凹凸パレット1Aの場合、(B)は旧フラットパレット1Bの場合を示している。
パレット1A,1Bの横行用溝2には、ケージ3上の横行装置(いわゆるトンボ機構)の水平旋回するピン(横行用ピン4)が下方から篏合し、横行用溝2と横行用ピン4との係合により、横行用ピン4を水平旋回させることで、凹凸パレット1Aと旧フラットパレット1Bを水平に横行させるようになっている。
図2において、入出庫口では、車が円滑に入出庫できるように乗込み高さH1(入出庫口の車路高さ)とパレット1A,1Bの車路面5の高さ(車のタイヤが載る面の高さ)が一致する必要がある。
従来の凹凸パレット1Aでは、上面に凹凸があり、この凹凸により凹凸パレット1Aの曲げ剛性が高いので、図1(A)に示すように、ケージ3上の横行用レール6の上面から凹凸パレット1Aの車路面5までの高さa1(例えば130mm)は相対的に低く設定されていた。
一方、上面が平らな旧フラットパレット1Bは、上述した横行用溝2の上端高さが同じであり、この部分が車路面5から上方に突出しないために、図1(B)に示すように、ケージ上の横行用レールの上面からパレットの車路面5までの高さa2(例えば230mm)は相対的に高くなっていた。
そのため、ケージを入出庫口で停止させる場合、図2に示すように、ケージ3に設けられたストッパ7の停止高さを、凹凸パレット1Aと旧フラットパレット1Bで変える必要があった。
例えば、図2(A)の例で、ケージ3に設けられたストッパ7の下面の停止高さが乗込み高さからb1(例えば90mm)である場合、図2(B)の例では、ストッパ下面の停止高さを乗込み高さからb1より大きいb2(例えば90+230−130=190mm)にする必要があった。
そのため、従来は、入出庫口に凹凸パレット1Aと旧フラットパレット1Bにそれぞれ対応する2組のドッグ出没装置8を設け、それぞれに対応させて異なる制御を行う必要があった。
ドッグ出没装置8は、ケージ3の4隅を支持するため、通常4台で1組となる。そのため、入出庫口に合計8台のドッグ出没装置8を設ける必要が生じ、入出庫口における構造及び制御が複雑となる問題点があった。
そのため、特に入出庫口がケージ昇降路の中間にあり、中間位置に固定ドッグを設けられない中間乗込み方式のエレベータ式駐車装置では、凹凸パレットとフラットパレットの混用が困難であった。
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、凹凸パレットとフラットパレットを混用可能であり、入出庫口におけるケージの停止高さを共通にすることができ、これにより入出庫口に必要なドッグ出没装置の必要数を減らし、構造を簡略化し、制御を容易化できるエレベータ式駐車装置を提供することにある。
本発明によれば、上下方向に延びるケージ昇降路の幅方向端部に隣接して上下方向に間隔を隔てて設けられた複数の格納棚と、ケージ昇降路を昇降するケージと、ケージに取り付けられ車を載せるパレットの横行を案内する横行用レールと、ケージに取り付けられパレットを格納棚との間で横行させる横行装置と備えたエレベータ式駐車装置であって、
前記パレットは、上面に凹凸がある凹凸パレットと上面が平らなフラットパレットとからなり、かつそれぞれの側面に長手方向に水平に延び下方が開口した横行用溝を有し、
凹凸パレットとフラットパレットは、前記横行用レールの上面から車が載る車路面までの距離が同一に構成され、かつ前記フラットパレットは、該フラットパレットの前記横行用溝が該フラットパレットの上面から上方に突出しないように設けられており
前記凹凸パレットと前記フラットパレットとの前記横行用溝の下端は、前記横行用レールの上面より上方に位置し、
さらに前記横行用レールの上面から前記フラットパレットが有する前記横行用溝の下端までの上下方向における距離は、前記横行用レールの上面から前記凹凸パレットが有する前記横行用溝の下端までの上下方向における距離より短く設けられており、
前記横行装置は、前記横行用溝と係合する横行用ピンを水平旋回させる水平旋回装置と、水平旋回装置をケージ上において昇降させる昇降装置とを備え、
昇降装置により前記凹凸パレットの前記横行用溝と前記フラットパレットの前記横行用溝のそれぞれの異なる高さに合わせて水平旋回装置を昇降させる、ことを特徴とするエレベータ式駐車装置が提供される。
上記本発明の構成によれば、凹凸パレットと本発明のフラットパレットは、横行用レールの上面から車が載る車路面までの高さが同一に構成されているので、ケージを入出庫口で停止させる場合、ケージに設けられたストッパの停止高さは、凹凸パレットとフラットパレットで同一となる。
従って、入出庫口におけるケージの停止高さを共通にすることができ、これにより入出庫口に必要なドッグ出没装置の必要数を減らすことができる。
一方、本発明のフラットパレットの横行用溝は、その上面から上方に突出しないように凹凸パレットの横行用溝より低い位置に設けられているが、昇降装置により前記横行用溝の高さに合わせて水平旋回装置を昇降させる。これにより、凹凸パレットとフラットパレットのどちらの場合でも、水平旋回装置により横行用溝と係合する横行用ピンを水平旋回させることで、パレットを格納棚との間で横行させることができる。
従って、パレットの種類(凹凸パレット又はフラットパレット)に応じて、昇降装置により水平旋回装置を所定の高さ昇降させるだけで、凹凸パレットとフラットパレットを混用可能であり、構造を簡略化し、制御を容易化できる。
従って、ケージ昇降路の中間に固定ドッグを設けられない中間乗込み方式のエレベータ式駐車装置であっても、凹凸パレットとフラットパレットを容易に混在させることができる。
また、縦列型エレベータ式駐車装置の場合に、車路用のフラットパレットを設けることで昇降床の設置が不要となり、コストダウン、工期の短縮が可能となる。
凹凸パレットと従来のフラットパレットの正面図である。 凹凸パレットと従来のフラットパレットを載せたケージの正面図である。 本発明によるエレベータ式駐車装置の全体構成図である。 凹凸パレットと本発明のフラットパレットの正面図である。 横行装置の説明図である。 入出庫口におけるケージの正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図3は、本発明によるエレベータ式駐車装置10の全体構成図である。この図において、本発明のエレベータ式駐車装置10は、上下方向に延びるケージ昇降路11の幅方向端部に隣接して上下方向に間隔を隔てて設けられた複数の格納棚12と、ケージ昇降路11を昇降するケージ14と、ケージ14に取り付けられ車を載せるパレット1A、1Cの横行を案内する横行用レール16と、ケージ14に取り付けられパレット1A、1Cを格納棚12との間で横行させる横行装置20と備える。
ケージ14は、ケージ昇降路11及び格納棚12と干渉しない位置に設けられたケージ吊部14aと、ケージ吊部14aの4隅上端に下端が固定された紐部材14b(ワイヤ又はチェーン)を有する。紐部材14bは鉛直に上方に延び、装置上部に設置された巻上げ装置(図示せず)により、紐部材14bを巻上げ、巻下げできるようになっている。
この紐部材14bの巻上げ、巻下げにより、ケージ中央部14cは、ケージ昇降路11に沿って昇降する。
この例で、格納棚12は、普通車用の格納高さを有する普通車用格納棚12aと、ハイルーフ車用の格納高さを有するハイルーフ車用格納棚12bとが混在して設けられている。
図3のエレベータ式駐車装置10は、手前側と奥側に位置し、入出庫口が連続する同一高さに設定された2台のエレベータ式駐車装置(上述した縦列型エレベータ式駐車装置)の手前側のエレベータ式駐車装置を示している。
手前側のエレベータ式駐車装置10の少なくとも1つのフラットパレット1Cは、手前側の入出庫口に停止するケージ上に載せて、その上を車が自走して奥側の入出庫口まで通過可能な車路用のフラットパレット1Cである。
車路用のフラットパレット1Cは、格納用のフラットパレット1Cと用途が相違するが形状は実質的に同一である。
以下、本発明のフラットパレット1Cを「新フラットパレット1C」と呼ぶ。
縦列型エレベータ式駐車装置の手前側のエレベータ式駐車装置10の少なくとも1つの格納棚12は、ハイルーフ車用の格納高さを有するハイルーフ車用格納棚12bである。また、ハイルーフ車用格納棚12bの上方に、普通車用の格納高さを確保して車路用の新フラットパレット1Cを格納する車路用格納棚12cが設けられている。
図4は、凹凸パレット1Aと本発明の新フラットパレット1Cの正面図であり、(A)は凹凸パレット1A、(B)は新フラットパレット1Cを示している。なお、凹凸パレット1Aは、図1に示した従来の凹凸パレット1Aと同一であるが、新フラットパレット1Cは、図1に示した従来の旧フラットパレット1Bとは異なっている。
各パレット1A,1Cの側面には、その長手方向に水平に延び下方が開口した横行用溝2が設けられている。
また、凹凸パレット1Aと新フラットパレット1Cは、横行用レール16の上面から車が載る車路面5までの高さa1,a3が同一に構成されている。
さらに、新フラットパレット1Cの横行用溝2は、その上面から上方に突出しないように凹凸パレット1Aの横行用溝2より低い位置に設けられている。すなわち、新フラットパレット1Cの横行用溝2は、凹凸パレット1Aの横行用溝2より、高さh(例えば100mm)低く設定されている。
従って図3において、ケージ14のケージ吊部14aに設けられたストッパ7の下面の停止高さは、乗込み高さH1からb1(例えば90mm)であり、凹凸パレット1Aと新フラットパレット1Cで同一である。
図5は、横行装置20の説明図であり、(A)は凹凸パレット1Aの横行時、(B)は新フラットパレット1Cの横行時を示している。なお、各図において、凹凸パレット1Aと新フラットパレット1Cは図示を省略している。
図5(A)(B)において、横行装置20は、パレット1A,1Cの横行用溝2(図示せず)と係合する横行用ピン21を水平旋回させる水平旋回装置22と、水平旋回装置22をケージ14上において昇降させる昇降装置30とを備える。
横行用ピン21は、例えば鉛直軸を中心に自由回転する円筒形のローラである。
水平旋回装置22は、例えば旋回駆動装置23、ターンテーブル24、及び水平部材25からなる。旋回駆動装置23は、例えばターンテーブル24に固定されたリングギヤと、これと噛みあうピニオンギヤを回転駆動するモータとからなる。
水平部材25は、先端の上面に横行用ピン21が固定され、末端がターンテーブル24の外面に固定されている。
さらに、ターンテーブル24は、横行用ピン21及び水平部材25がパレット1A,1Cと干渉することなく、パレット1A,1Cの下面を支持できるようになっている。
昇降装置30は、例えば昇降フレーム31、昇降用ボールネジ32、ボールナット33、同期スプロケット34、及びスラスト軸受35からなる。
昇降フレーム31は、その上部に水平旋回装置22が固定され、ケージ14に対し上下動可能に取り付けられている。この例で昇降フレーム31の4隅にボールナット33が固定されている。また、ボールナット33と螺号する4本の昇降用ボールネジ32が鉛直に伸び、それぞれの下端はスラスト軸受35を介してケージ14のケージ中央部14cに固定されている。
各昇降用ボールネジ32には、同期スプロケット34が取り付けられており、これと噛み合うチェーン(図示せず)により、4本の昇降用ボールネジ32が同期して回転するようになっている。さらに、このチェーン又は同期スプロケット34を駆動する駆動モータ(図示せず)が設けられている。
上述した昇降装置30により、駆動モータ(図示せず)で4本の昇降用ボールネジ32を同期して回転することにより、昇降フレーム31をケージ14に対して昇降させることができる。また、その昇降位置を、リミットスイッチ又はNC制御により、任意の位置に正確に設定することができる。
以下この昇降位置を上位置、中位置、下位置の3位置とする。昇降装置30は、パレット1A,1Cの横行用溝2の高さに合わせて水平旋回装置22を昇降させるようになっている。
昇降装置30による「上位置」は、水平旋回装置22のターンテーブル24によりパレット1A,1Cの下面を支持し、パレット1A,1Cを横行用レール16から浮かせた状態に設定されている。この状態で旋回駆動装置23によりターンテーブル24を水平旋回させることにより、パレット1A,1Cをケージ14上で水平旋回させることができる。
昇降装置30による「中位置」は、水平旋回装置22のターンテーブル24がパレット1A,1Cの下面に当接せず、横行用ピン21が凹凸パレット1Aの横行用溝2に嵌合する高さに設定されている。
また、昇降装置30による「下位置」は、水平旋回装置22のターンテーブル24がパレット1A,1Cの下面に当接せず、横行用ピン21が新フラットパレット1Cの横行用溝2に嵌合する高さに設定されている。
この構成により、中位置及び下位置において、旋回駆動装置23により水平部材25を水平旋回させることにより、横行用ピン21を水平旋回させることで、パレット1A,1Cを格納棚12との間で横行させることができる。
図6は、入出庫口におけるケージ14の正面図であり、(A)は凹凸パレット1A、(B)は新フラットパレット1Cを横行する状態を示している。
図6(A)(B)において、ケージ14のケージ吊部14aに設けられたストッパ7の下面の停止高さは、乗込み高さH1からb1(例えば90mm)であり、凹凸パレット1Aと新フラットパレット1Cで同一である。
図6(A)において、昇降装置30により、凹凸パレット1Aの横行用溝2の高さに合わせて水平旋回装置22を昇降させることにより、水平旋回装置22は上述した「中位置」に位置している。この状態では、水平旋回装置22のターンテーブル24が凹凸パレット1Aの下面に当接せず、横行用ピン21が凹凸パレット1Aの横行用溝2に嵌合している。従って、この状態のまま、水平旋回装置22により横行用ピン21を水平旋回させることにより、横行用溝2と横行用ピン21との係合により、凹凸パレット1Aを横行用レール16に沿って水平に横行させ、隣接する格納棚12との間で凹凸パレット1Aを横行させることができる。
図6(B)において、昇降装置30により、新フラットパレット1Cの横行用溝2の高さに合わせて水平旋回装置22を昇降させることにより、水平旋回装置22は上述した「下位置」に位置している。この状態では、水平旋回装置22のターンテーブル24が新フラットパレット1Cの下面に当接せず、横行用ピン21が新フラットパレット1Cの横行用溝2に嵌合している。従って、この状態のまま、水平旋回装置22により横行用ピン21を水平旋回させることにより、横行用溝2と横行用ピン21との係合により、新フラットパレット1Cを横行用レール16に沿って水平に横行させ、隣接する格納棚12との間で新フラットパレット1Cを横行させることができる。
上述した本発明の構成によれば、凹凸パレット1Aと本発明の新フラットパレット1Cは、横行用レール16の上面から車が載る車路面5までの高さが同一に構成されているので、ケージ14を入出庫口で停止させる場合、ケージ14のケージ吊部14aに設けられたストッパ7の停止高さは、凹凸パレット1Aと新フラットパレット1Cで同一となる。
従って、入出庫口におけるケージ14の停止高さを共通にすることができ、これにより入出庫口に必要なドッグ出没装置8の必要数を減らすことができる。
一方、本発明の新フラットパレット1Cの横行用溝2は、その上面から上方に突出しないように凹凸パレット1Aの横行用溝2より低い位置に設けられているが、昇降装置30により横行用溝2の高さに合わせて水平旋回装置22を昇降させる。これにより、凹凸パレット1Aと新フラットパレット1Cのどちらの場合でも、水平旋回装置22により横行用溝2と係合する横行用ピン21を水平旋回させることで、パレット1A,1Cを格納棚12との間で横行させることができる。
従って、パレットの種類(凹凸パレット1A又は新フラットパレット1C)に応じて、昇降装置30により水平旋回装置22を昇降させるだけで、凹凸パレット1Aと新フラットパレット1Cを混用可能であり、構造を簡略化し、制御を容易化できる。
従って、ケージ昇降路11の中間に固定ドッグを設けられない中間乗込み方式のエレベータ式駐車装置であっても、凹凸パレット1Aと新フラットパレット1Cを容易に混在させることができる。
また、縦列型エレベータ式駐車装置の場合に、車路用の新フラットパレット1Cを設けることで昇降床の設置が不要となり、コストダウン、工期の短縮が可能となる。
なお本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
1A 凹凸パレット、1B 旧フラットパレット、1C 新フラットパレット、
2 横行用溝、3 ケージ、4 横行用ピン、5 車路面、
6 横行用レール、7 ストッパ、8 ドッグ出没装置、
10 エレベータ式駐車装置、11 ケージ昇降路、
12 格納棚、12a 普通車用格納棚、
12b ハイルーフ車用格納棚、12c 車路用格納棚、
14 ケージ、14a ケージ吊部、14b 紐部材(ワイヤ又はチェーン)、
14c ケージ中央部、16 横行用レール、
20 横行装置、21 横行用ピン(円筒形ローラ)、
22 水平旋回装置、23 旋回駆動装置、
24 ターンテーブル、25 水平部材、
30 昇降装置、31 昇降フレーム、
32 昇降用ボールネジ、33 ボールナット、
34 同期スプロケット、35 スラスト軸受

Claims (2)

  1. 上下方向に延びるケージ昇降路の幅方向端部に隣接して上下方向に間隔を隔てて設けられた複数の格納棚と、ケージ昇降路を昇降するケージと、ケージに取り付けられ車を載せるパレットの横行を案内する横行用レールと、ケージに取り付けられパレットを格納棚との間で横行させる横行装置と備えたエレベータ式駐車装置であって、
    前記パレットは、上面に凹凸がある凹凸パレットと上面が平らなフラットパレットとからなり、かつそれぞれの側面に長手方向に水平に延び下方が開口した横行用溝を有し、
    凹凸パレットとフラットパレットは、前記横行用レールの上面から車が載る車路面までの距離が同一に構成され、かつ前記フラットパレットは、該フラットパレットの前記横行用溝が該フラットパレットの上面から上方に突出しないように設けられており
    前記凹凸パレットと前記フラットパレットとの前記横行用溝の下端は、前記横行用レールの上面より上方に位置し、
    さらに前記横行用レールの上面から前記フラットパレットが有する前記横行用溝の下端までの上下方向における距離は、前記横行用レールの上面から前記凹凸パレットが有する前記横行用溝の下端までの上下方向における距離より短く設けられており、
    前記横行装置は、前記横行用溝と係合する横行用ピンを水平旋回させる水平旋回装置と、水平旋回装置をケージ上において昇降させる昇降装置とを備え、
    昇降装置により前記凹凸パレットの前記横行用溝と前記フラットパレットの前記横行用溝のそれぞれの異なる高さに合わせて水平旋回装置を昇降させる、ことを特徴とするエレベータ式駐車装置。
  2. 手前側と奥側に位置し、入出庫口が連続する同一高さに設定された2台のエレベータ式駐車装置であって、
    手前側のエレベータ式駐車装置の少なくとも1つのフラットパレットは、手前側の入出庫口に停止するケージ上に載せて、その上を車が自走して奥側の入出庫口まで通過可能な車路用のフラットパレットであり、
    手前側のエレベータ式駐車装置の少なくとも1つの格納棚は、ハイルーフ車用の格納高さを有するハイルーフ車用格納棚であり、
    さらに、ハイルーフ車用格納棚の上方に、普通車用の格納高さを確保して車路用フラットパレットを格納する車路用格納棚を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ式駐車装置。
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