JP6664275B2 - バース付きフォークパーキングとその入出庫方法 - Google Patents
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Description
かかるフォークパーキングは、例えば特許文献1,2に開示されている。
また、くし型ケージは、その歯部に車の車輪を載せて昇降路を昇降し、くし型トレイは、その歯部に車の車輪を載せて格納棚と昇降路の間を横行する。
しかし、くし型ケージは、四隅がワイヤ(又はチェーン)で吊り下げられている。また、くし型ケージは、昇降路を昇降するため、幅及び長さが可能な範囲で小さくなっている。そのため、従来のフォークパーキングでは、入出庫する駐車場内が棚柱やワイヤ(又はチェーン)等で囲まれて狭く、入出庫時に圧迫感があり、入出庫が困難であった。
しかし、車両移載装置は、くし型ケージと干渉することなく、ベルトコンベヤ上の車両をくし型ケージの上まで搬送する必要があり、構造と方法が複雑となる。
さらに、従来のフォークパーキングでは、入出庫時間をさらに短縮することが要望されていた。
前記昇降路の外側に設けられ前記車が入出庫する入出庫位置を有するバースと、
前記くし型ケージと同一平面において互いに干渉しない形状を有する上下の入出庫トレイと、
上下の前記入出庫トレイをそれぞれ独立に、バース内の前記入出庫位置と前記昇降路内の載替位置との間で前記車を載せた前記入出庫トレイを水平移動する上下のトレイ移動装置と、
前記入出庫トレイと同一平面において互いに干渉しない形状を有し、前記入出庫位置において前記車を載せて昇降可能な入出庫ケージと、
前記入出庫位置の下方に設けられ、前記トレイ移動装置及び前記入出庫ケージと同一平面において互いに干渉しない形状の回転台を有し、前記入出庫位置において前記回転台に前記車を載せて昇降かつ水平旋回可能な昇降旋回装置と、
上下の前記トレイ移動装置の移動方向の一端又は両端の外側に設けられ、前記トレイ移動装置との間で前記入出庫トレイを水平移動するトレイ待機棚と、を備えた、バース付きフォークパーキングが提供される。
前記車が入出庫する入出庫高さは、上下の前記トレイ移動装置より上方に位置する。
複数の前記格納装置の外側又は中間に設けられた1又は複数の前記バースと、を備える。
(A)前記入出庫位置の前記車が入出庫する入出庫高さに位置する前記入出庫ケージ及び前記回転台の上に、前記車を入庫させ、
(B)前記回転台を下降させた後、前記トレイ移動装置により、上下の前記入出庫トレイの一方を待機位置から前記入出庫位置に水平移動させ、
(C)前記車を載せた前記入出庫ケージを下降させて、前記車を前記入出庫ケージから前記入出庫トレイに載せ替え、
(D)前記トレイ移動装置により、前記入出庫位置から前記載替位置まで前記車を載せた前記入出庫トレイを水平移動させ、
(E)前記格納装置の前記くし型ケージを前記車の下方から上昇させて、前記車を前記入出庫トレイから前記くし型ケージに載せ替える、バース付きフォークパーキングの入出庫方法が提供される。
(A)出庫する前記車を載せた前記格納装置の前記くし型ケージを下降させて、前記車を前記くし型ケージから前記載替位置に位置する上下の前記入出庫トレイの一方に載せ替え、
(B)前記トレイ移動装置により、前記載替位置から前記バース内の前記入出庫位置まで前記車を載せた前記入出庫トレイを水平移動させ、
(C)前記入出庫ケージを前記車の下方から上昇させて、前記車を前記入出庫トレイから前記入出庫ケージに載せ替え、
(D)前記トレイ移動装置により、前記入出庫トレイを前記入出庫位置から待機位置に水平移動させ、
(E)前記回転台を上昇させて、前記入出庫ケージ及び前記回転台を前記車が入出庫する入出庫高さまで上昇させ、
(F)前記入出庫位置の前記入出庫高さから、前記車を出庫させる、バース付きフォークパーキングの入出庫方法が提供される。
従って、バース内の入出庫位置のまわりに棚柱等を設ける必要がないので、圧迫感が少ない入出庫位置において、運転手が車を運転して容易に入出庫ができる。
この図において、本発明のバース付きフォークパーキング100は、格納装置10、バース20、上下の入出庫トレイ30A,30B、上下のトレイ移動装置40A,40B、入出庫ケージ50、昇降旋回装置60、及びトレイ待機棚70を備える。
くし型ケージ12は、例えば四隅がワイヤ(又はチェーン)で吊り下げられて、昇降路2を昇降する。
複数の格納棚14は、昇降路2に沿って好ましくは両側に設けられる。
複数のくし型トレイ16は、昇降路2と各格納棚14との間で車1を載せて水平移動可能に構成されている。
この図において、3は建屋、4はガイドレール、5は建屋3の柱、6は水平梁、7はガイドレール4を支持するレールサポートである。
また、くし型ケージ12は、その歯部12aに車1の車輪1aを載せて昇降路2を昇降し、くし型トレイ16は、その歯部16aに車1の車輪1aを載せて格納棚14と昇降路2の間を横行するようになっている。
従って、車1を載せたくし型ケージ12が、上から下に下降することにより、昇降路2の中央に位置するくし型トレイ16に車1を載せ替えることができる。また、逆に、くし型ケージ12が、下から上に上昇することにより、車1を載せたくし型トレイ16からくし型ケージ12に車1を載せ替えることができる。
なお、昇降路2の外側に位置する限りで、バース20の一部が格納装置10の内部に位置してもよい。
バース20の幅、奥行き、高さは、運転手が圧迫感を感じず、車1を運転して容易に外部との間で入出庫ができるように十分大きく設定することが好ましい。
入出庫トレイ30A,30Bは、格納装置10のくし型トレイ16と同一であるのが好ましいが、くし型ケージ12と同一平面において互いに干渉しない限りで異なってもよい。
また、上下の入出庫トレイ30A,30Bは、それぞれ1枚でも2枚でもよい。
横行高さHa,Hbの差は、入出庫トレイ30A,30Bが互いに干渉なく横行できる限りで小さく設定するのがよい。
昇降路内の載替位置Ya,Ybは、横行高さHa,Hbと昇降路2の中心線との交点位置に相当する。
なお、本発明は、この例に限定されず、横行高さHaを入出庫高さHより高く設定してもよい。
また、上側のトレイ移動装置40Aは、下側の入出庫トレイ30Bに車1が載っていない限り、入出庫トレイ30Bの位置に係らず、車1を載せた入出庫トレイ30Aを自由に水平移動することができる。
一方、下側のトレイ移動装置40Bは、上側の入出庫トレイ30Aが途中に位置すると、車1を載せた下側の入出庫トレイ30Bを自由に水平移動できない。そのため、車1を載せた下側の入出庫トレイ30Bを水平移動させる際は、上側の入出庫トレイ30Aを入出庫トレイ30Bの移動範囲からトレイ待機棚70に退避させる必要がある。
この構成により、上下のトレイ移動装置40A,40Bは、上下の入出庫トレイ30A,30Bに車1が載っているときでも、それぞれ独立して自由に入出庫トレイ30A,30Bを水平移動することができる。
この図において、8はバース建屋、9はバース建屋8のバース柱である。
また図1と図3において、上下のトレイ移動装置40A,40Bは、複数の横行ローラ42とローラ駆動装置44とを有する。
なお、本発明はこの構成に限定されず、支持部材46a,46b,46c,46dの一部又は全部を一体に形成してもよい。また、上下の支持部材46a,46b,46c,46dをそれぞれ一体に形成してもよい。
ローラ駆動装置44は、支持部材46a,46b,46c,46dに取り付けられた複数の横行ローラ42を、支持部材毎に独立に回転駆動できることが好ましい。
入出庫ケージ50は、ガイドレール52(図3参照)に沿って入出庫高さHと上下の入出庫トレイ30A,30Bの下方との間で昇降する。入出庫ケージ50の昇降機構は、例えばチェーン、スプロケット、及び電動モータの組合せによる。なお、この昇降の際に、ガイドレール52及び入出庫ケージ50は、構成部材が入出庫高さHより上方に突出しないよう構成されている。
また、入出庫ケージ50は、入出庫トレイ30A,30Bと同一位置で互いに干渉しない歯部51aを有する。入出庫ケージ50は、くし型ケージ12と同一形状であることが好ましいが相違してもよい。
この構成により、入出庫ケージ50と回転台62が入出庫高さHに位置するとき、図3に示すように、入出庫ケージ50の隙間を回転台62が塞いでいるので、入出庫ケージ50の内側に人が歩行可能な実質的に同一高さの床面を形成することができる。
旋回高さH1は、回転台62の下面が入出庫高さHより上に位置する高さであり、下降高さは、回転台62の上面が上下の入出庫トレイ30A,30Bの下方に位置する高さである。
この例で、トレイ待機棚70は、格納装置10の載替位置Ya,Ybの隣(図で左側)に設けられている。トレイ待機棚70は、トレイ移動装置40A,40Bの延長上に、上下のトレイ移載装置72A,72Bを有する。
トレイ移載装置72A,72Bは、トレイ移動装置40A,40Bと同様の構成であり、上下の入出庫トレイ30A,30Bをそれぞれ独立に、載替位置Ya,Ybとトレイ待機棚70の間で水平移動できるようになっている。
また、この例で、トレイ待機棚70が載替位置Ya,Ybに隣接しているので、くし型トレイ16との間で車1を載せ替える際に、入出庫トレイ30A,30Bの横行時間を短縮することができる。
昇降扉80は、開口18を全閉可能な大きさを有し、上昇時に開口18を全開し、下降時に開口18を全閉するようになっている。この構成により、運転手が車1を運転してバース20に入庫する際、及びバース20から外部へ出庫する際に、開口18を全閉し、格納装置10の内部へのアクセスを確実に防止することができる。
なお、昇降扉80は、この例では1枚であるが、2枚以上で構成してもよい。
昇降床82の上面は、入出庫高さHにおいて入出庫高さHと実質的に同一高さに位置する。また、昇降床82の上面は、退避高さLにおいて水平移動する上下の入出庫トレイ30A,30Bの下面より下方に位置する。
なお、上下の入出庫トレイ30A,30Bに車1を載せていないときは、昇降床82は、入出庫高さH又はそれより高い位置で待機してもよい。この構成により、入出庫高さHへ移動する移動時間を短縮できる。
なお、必要により、固定床84を昇降床82と同様に昇降するように構成してもよい。
補助固定床85は、バース20の長手方向両端部(図で上下端部)に設けられ、昇降床82及び固定床84とバース建屋8との隙間を塞いでいる。補助固定床85の上面は入出庫高さHと実質的に同一高さに位置する。
この図に示すように、入出庫トレイ30A,30Bの長手方向両端部の端部水平部材32をL形部材で構成し、両端部から突起した板状のレール(又はレ鋼の片フランジ上面)のみが横行ローラ42の上に載る構成であるのがよい。
なお、端部水平部材32は、L形部材に限定されず、その他の水平部材、例えばコの字形部材を用いてもよい。
制御装置90は、操作盤を有するコンピュータ(PC)又はプログラマブルロジックコントローラ(PLC)であり、操作盤からの指令信号に基づき、上述した各構成機器を制御する。
従って、バース内の入出庫位置Xのまわりに棚柱等を設ける必要がないので、圧迫感が少ない入出庫位置Xにおいて、運転手が車1を運転して容易に入出庫ができる。
上述した構成により、回転台62を入出庫高さHより上の旋回高さH1まで上昇させることにより、回転台62の上に車1を直接載せて旋回高さH1で水平旋回させることができる。これにより、他の構成機器(トレイ移動装置40A,40B、入出庫ケージ50、昇降扉80、昇降床82、及び固定床84)との干渉なしに車1を直接載せて水平旋回させることができる。
図5(A)において、車1が入出庫ケージ50と回転台62の上に前進入庫した後、入庫直後又は出庫直前に、回転台62を入出庫高さHより上の旋回高さH1まで上昇させ、車1を載せた回転台62を180°回転させる。次いで、回転台62を入出庫高さHまで下降させて、前進出庫により入出庫ケージ50と回転台62の上から車1を出庫させることができる。
この例において、本発明のバース付きフォークパーキング100は、トレイ移動装置40A,40Bの移動方向の両端の外側に2組のトレイ待機棚70を備える。
各トレイ待機棚70の構成は、第1実施形態と同一である。
この図において、(A)は下部乗込、(B)は中間乗込、(C)は上部乗込を示している。この例において、トレイ移動装置40A,40Bは、格納装置10の下部、中間、又は上部に設けられる。
上述した第1実施形態と第2実施形態は、図7(A)の下部乗込に相当する。
図7(B)の中間乗込では、格納装置10の中間高さに載替位置Ya,Yb及びトレイ移動装置40A,40Bが設けられる。
図7(C)の上部乗込では、格納装置10の上端に載替位置Ya,Yb及びトレイ移動装置40A,40Bが設けられる。
すなわち、本発明のバース付きフォークパーキング100は、下部乗込に限定されず、中間乗込又は上部乗込であってもよい。
なお、格納装置10は2基に限定されず、3基以上でもよい。また、バース20は1つに限定されず、左右両側に2以上設けてもよい。また、トレイ待機棚70は両端に設けてもよい。
また、車1が入出庫する乗込位置は、下部乗込に限定されず、中間乗込又は上部乗込であってもよい。
なお、格納装置10は2基に限定されず、3基以上でもよい。また、バース20は1つに限定されず、2以上設けてもよい。
また、車1が入出庫する乗込位置は、下部乗込に限定されず、中間乗込又は上部乗込であってもよい。
本発明によるバース付きフォークパーキング100は、制御装置90により、操作盤からの指令信号に基づき、以下の入出庫方法を実行する。
図10(A)において、(1)最初に、入出庫高さHに位置する入出庫ケージ50及び回転台62の上に、車1を入庫させる。
この際、入出庫ケージ50の隙間を回転台62が塞いでいるので、入出庫ケージ50の内側に人が歩行可能な実質的に同一高さの床面が形成されている。
(2)次いで、回転台62を下降させた後、トレイ移動装置40A,40Bにより、上下の入出庫トレイ30A,30Bの一方(この例では上側の入出庫トレイ30A)を待機位置から入出庫位置Xに水平移動させる。入出庫トレイ30Aの待機位置は、この例では、図の右端が好ましいが、中間でも左端でもよい。
(3)次に、車1を載せた入出庫ケージ50を下降させて、車1を入出庫ケージ50から入出庫トレイ30Aに載せ替える。
図10(A)は、上記(1)(2)(3)が完了した状態を示している。
次いで、図10(C)において、格納装置10のくし型ケージ12を車1の下方から上昇させて、車1を入出庫トレイ30Aからくし型ケージ12に載せ替える。
次いで、くし型トレイ16を格納棚14へ横行させて、車1の格納棚14への格納が完了する。
なお、車1の入庫後に、出庫する場合には、空の入出庫トレイ30Aをそのまま載替位置Yaに待機させてもよい。
(2)次いで、回転台62を下降させた後、トレイ移動装置40A,40Bにより、上下の入出庫トレイ30A,30Bの一方(この例では下側の入出庫トレイ30B)を待機位置から入出庫位置Xに水平移動させる。入出庫トレイ30Bの待機位置は、この例では、図の右端が好ましいが、中間でも左端でもよい。
(3)次に、車1を載せた入出庫ケージ50を下降させて、車1を入出庫ケージ50から入出庫トレイ30Bに載せ替える。
その後のステップ(工程)は、入出庫トレイ30Aと同様である。
図11(A)において、車1を載せたくし型トレイ16を昇降路2の中央まで横行させた後、くし型ケージ12を車1の下方から上昇させて、車1をくし型トレイ16からくし型ケージ12に載せ替える。この載せ替え後に、空のくし型トレイ16を格納棚14へ戻す。
次いで、図11(B)において、出庫する車1を載せたくし型ケージ12を下降させて、車1をくし型ケージ12から載替位置Yaに位置する入出庫トレイ30Aに載せ替える。
次いで、図11(C)において、トレイ移動装置40Aにより、載替位置Yaからバース内の入出庫位置Xまで車1を載せた入出庫トレイ30Aを水平移動させる。
(2)次いで、トレイ移動装置40Aにより、入出庫トレイ30Aを入出庫位置Xから待機位置に水平移動させる。入出庫トレイ30Aの待機位置は、この例では、図の右端が好ましいが、中間でも左端でもよい。
(3)次に、回転台62を上昇させて、入出庫ケージ50及び回転台62を車1が入出庫する入出庫高さHまで上昇させる。
この際、入出庫ケージ50の隙間を回転台62が塞いでいるので、入出庫ケージ50の内側に人が歩行可能な実質的に同一高さの床面が形成されている。
(4)次いで、入出庫位置Xの入出庫高さHから、車1を出庫させる。
従って、バース内の入出庫位置Xのまわりに棚柱等を設ける必要がないので、圧迫感が少ない入出庫位置Xにおいて、運転手が車1を運転して容易に入出庫ができる。
X 入出庫位置、Ya,Yb 載替位置、1 車、1a 車輪、2 昇降路、
3 建屋、4 ガイドレール、5 柱、6 水平梁、7 レールサポート、
8 バース建屋、9 バース柱、10 格納装置、12 くし型ケージ、
12a 歯部、13a 棚部支持部材、13b 中央支持部材、14 格納棚、
15 横行ローラ、16 くし型トレイ、16a 歯部、18 開口、
20 バース、30A,30B 入出庫トレイ、31a 歯部、
32 端部水平部材、40A,40B トレイ移動装置、42 横行ローラ、
44 ローラ駆動装置、46 ローラ支持部材、
46a,46b,46c,46d 支持部材、50 入出庫ケージ、51a 歯部、
52 ガイドレール、60 昇降旋回装置、62 回転台、70 トレイ待機棚、
72A,72B トレイ移載装置、80 昇降扉、82 昇降床、84 固定床、
85 補助固定床、90 制御装置、100 バース付きフォークパーキング
Claims (7)
- 昇降路を昇降するくし型ケージと、前記昇降路に沿って設けられた複数の格納棚と、前記昇降路と各格納棚との間で車を載せて水平移動可能な複数のくし型トレイと、を有する格納装置と、
前記昇降路の外側に設けられ前記車が入出庫する入出庫位置を有するバースと、
前記くし型ケージと同一平面において互いに干渉しない形状を有する上下の入出庫トレイと、
上下の前記入出庫トレイをそれぞれ独立に、バース内の前記入出庫位置と前記昇降路内の載替位置との間で前記車を載せた前記入出庫トレイを水平移動する上下のトレイ移動装置と、
前記入出庫トレイと同一平面において互いに干渉しない形状を有し、前記入出庫位置において前記車を載せて昇降可能な入出庫ケージと、
前記入出庫位置の下方に設けられ、前記トレイ移動装置及び前記入出庫ケージと同一平面において互いに干渉しない形状の回転台を有し、前記入出庫位置において前記回転台に前記車を載せて昇降かつ水平旋回可能な昇降旋回装置と、
上下の前記トレイ移動装置の移動方向の一端又は両端の外側に設けられ、前記トレイ移動装置との間で前記入出庫トレイを水平移動するトレイ待機棚と、を備えた、バース付きフォークパーキング。 - 前記トレイ移動装置は、前記入出庫トレイの長手方向両端部を前記入出庫位置と前記載替位置の間で幅方向に水平移動可能に支持する複数の横行ローラと、前記横行ローラを回転駆動するローラ駆動装置と、を有し、
前記車が入出庫する入出庫高さは、上下の前記トレイ移動装置より上方に位置する、請求項1に記載のバース付きフォークパーキング。 - 前記バース内に設けられ、前記車が入出庫する入出庫高さに位置する前記入出庫ケージに隣接し、前記入出庫高さと前記入出庫トレイより下方に位置する退避高さとの間で昇降可能な昇降床を備える、請求項1に記載のバース付きフォークパーキング。
- 前記トレイ移動装置は、前記格納装置の下部、中間、又は上部に設けられる、請求項1に記載のバース付きフォークパーキング。
- 幅方向に並設された複数の前記格納装置と、
複数の前記格納装置の外側又は中間に設けられた1又は複数の前記バースと、を備える、請求項1に記載のバース付きフォークパーキング。 - 請求項1に記載のバース付きフォークパーキングの入出庫方法であって、
(A)前記入出庫位置の前記車が入出庫する入出庫高さに位置する前記入出庫ケージ及び前記回転台の上に、前記車を入庫させ、
(B)前記回転台を下降させた後、前記トレイ移動装置により、上下の前記入出庫トレイの一方を待機位置から前記入出庫位置に水平移動させ、
(C)前記車を載せた前記入出庫ケージを下降させて、前記車を前記入出庫ケージから前記入出庫トレイに載せ替え、
(D)前記トレイ移動装置により、前記入出庫位置から前記載替位置まで前記車を載せた前記入出庫トレイを水平移動させ、
(E)前記格納装置の前記くし型ケージを前記車の下方から上昇させて、前記車を前記入出庫トレイから前記くし型ケージに載せ替える、バース付きフォークパーキングの入出庫方法。 - 請求項1に記載のバース付きフォークパーキングの入出庫方法であって、
(A)出庫する前記車を載せた前記格納装置の前記くし型ケージを下降させて、前記車を前記くし型ケージから前記載替位置に位置する上下の前記入出庫トレイの一方に載せ替え、
(B)前記トレイ移動装置により、前記載替位置から前記バース内の前記入出庫位置まで前記車を載せた前記入出庫トレイを水平移動させ、
(C)前記入出庫ケージを前記車の下方から上昇させて、前記車を前記入出庫トレイから前記入出庫ケージに載せ替え、
(D)前記トレイ移動装置により、前記入出庫トレイを前記入出庫位置から待機位置に水平移動させ、
(E)前記回転台を上昇させて、前記入出庫ケージ及び前記回転台を前記車が入出庫する入出庫高さまで上昇させ、
(F)前記入出庫位置の前記入出庫高さから、前記車を出庫させる、バース付きフォークパーキングの入出庫方法。
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