JP6664275B2 - バース付きフォークパーキングとその入出庫方法 - Google Patents

バース付きフォークパーキングとその入出庫方法 Download PDF

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Description

本発明は、くし型ケージを用いるバース付きフォークパーキングとその入出庫方法に関する。
フォークパーキングは、車を載せて昇降するくし型ケージと、格納棚に車を載せて格納するくし型トレイとを用いる機械式駐車装置である。
かかるフォークパーキングは、例えば特許文献1,2に開示されている。
特開2011−106124号公報 特開2005−248668号公報
従来のフォークパーキングは、特許文献1に開示されているように、同一位置で互いに干渉しないように互いに位置の異なる歯部を有するくし型ケージとくし型トレイを用いる。
また、くし型ケージは、その歯部に車の車輪を載せて昇降路を昇降し、くし型トレイは、その歯部に車の車輪を載せて格納棚と昇降路の間を横行する。
上述した従来のフォークパーキングでは、運転手が車を運転して、入庫時にケージ昇降部(例えば昇降路の最下端)に位置するくし型ケージの上に車を搬入し、かつ出庫時に同じ位置のくし型ケージの上から車を搬出する。
しかし、くし型ケージは、四隅がワイヤ(又はチェーン)で吊り下げられている。また、くし型ケージは、昇降路を昇降するため、幅及び長さが可能な範囲で小さくなっている。そのため、従来のフォークパーキングでは、入出庫する駐車場内が棚柱やワイヤ(又はチェーン)等で囲まれて狭く、入出庫時に圧迫感があり、入出庫が困難であった。
この問題点を解決するため、特許文献2では、ケージ昇降部に達する前後2列のベルトコンベヤを備えた入出庫バースと、ベルトコンベヤとくし型ケージの間で車両を移載させる車両移載装置とを備える。
しかし、車両移載装置は、くし型ケージと干渉することなく、ベルトコンベヤ上の車両をくし型ケージの上まで搬送する必要があり、構造と方法が複雑となる。
さらに、従来のフォークパーキングでは、入出庫時間をさらに短縮することが要望されていた。
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、圧迫感が少なく、運転手が車を運転して容易に入出庫ができ、かつ入出庫時間を短縮することができるバース付きフォークパーキングとその入出庫方法を提供することにある。
本発明によれば、昇降路を昇降するくし型ケージと、前記昇降路に沿って設けられた複数の格納棚と、前記昇降路と各格納棚との間で車を載せて水平移動可能な複数のくし型トレイと、を有する格納装置と、
前記昇降路の外側に設けられ前記車が入出庫する入出庫位置を有するバースと、
前記くし型ケージと同一平面において互いに干渉しない形状を有する上下の入出庫トレイと、
上下の前記入出庫トレイをそれぞれ独立に、バース内の前記入出庫位置と前記昇降路内の載替位置との間で前記車を載せた前記入出庫トレイを水平移動する上下のトレイ移動装置と、
前記入出庫トレイと同一平面において互いに干渉しない形状を有し、前記入出庫位置において前記車を載せて昇降可能な入出庫ケージと、
前記入出庫位置の下方に設けられ、前記トレイ移動装置及び前記入出庫ケージと同一平面において互いに干渉しない形状の回転台を有し、前記入出庫位置において前記回転台に前記車を載せて昇降かつ水平旋回可能な昇降旋回装置と、
上下の前記トレイ移動装置の移動方向の一端又は両端の外側に設けられ、前記トレイ移動装置との間で前記入出庫トレイを水平移動するトレイ待機棚と、を備えた、バース付きフォークパーキングが提供される。
前記トレイ移動装置は、前記入出庫トレイの長手方向両端部を前記入出庫位置と前記載替位置の間で幅方向に水平移動可能に支持する複数の横行ローラと、前記横行ローラを回転駆動するローラ駆動装置と、を有し、
前記車が入出庫する入出庫高さは、上下の前記トレイ移動装置より上方に位置する。
前記バース内に設けられ、前記車が入出庫する入出庫高さに位置する前記入出庫ケージに隣接し、前記入出庫高さと前記入出庫トレイより下方に位置する退避高さとの間で昇降可能な昇降床を備える。
前記トレイ移動装置は、前記格納装置の下部、中間、又は上部に設けられる。
幅方向に並設された複数の前記格納装置と、
複数の前記格納装置の外側又は中間に設けられた1又は複数の前記バースと、を備える。
また本発明によれば、上述したバース付きフォークパーキングの入出庫方法であって、
(A)前記入出庫位置の前記車が入出庫する入出庫高さに位置する前記入出庫ケージ及び前記回転台の上に、前記車を入庫させ、
(B)前記回転台を下降させた後、前記トレイ移動装置により、上下の前記入出庫トレイの一方を待機位置から前記入出庫位置に水平移動させ、
(C)前記車を載せた前記入出庫ケージを下降させて、前記車を前記入出庫ケージから前記入出庫トレイに載せ替え、
(D)前記トレイ移動装置により、前記入出庫位置から前記載替位置まで前記車を載せた前記入出庫トレイを水平移動させ、
(E)前記格納装置の前記くし型ケージを前記車の下方から上昇させて、前記車を前記入出庫トレイから前記くし型ケージに載せ替える、バース付きフォークパーキングの入出庫方法が提供される。
また本発明によれば、上述したバース付きフォークパーキングの入出庫方法であって、
(A)出庫する前記車を載せた前記格納装置の前記くし型ケージを下降させて、前記車を前記くし型ケージから前記載替位置に位置する上下の前記入出庫トレイの一方に載せ替え、
(B)前記トレイ移動装置により、前記載替位置から前記バース内の前記入出庫位置まで前記車を載せた前記入出庫トレイを水平移動させ、
(C)前記入出庫ケージを前記車の下方から上昇させて、前記車を前記入出庫トレイから前記入出庫ケージに載せ替え、
(D)前記トレイ移動装置により、前記入出庫トレイを前記入出庫位置から待機位置に水平移動させ、
(E)前記回転台を上昇させて、前記入出庫ケージ及び前記回転台を前記車が入出庫する入出庫高さまで上昇させ、
(F)前記入出庫位置の前記入出庫高さから、前記車を出庫させる、バース付きフォークパーキングの入出庫方法が提供される。
上記本発明の装置と方法によれば、格納装置の昇降路の外側にバースを備えており、トレイ移動装置によりバース内の入出庫位置と昇降路内の載替位置との間で車を載せた入出庫トレイを水平移動する。
従って、バース内の入出庫位置のまわりに棚柱等を設ける必要がないので、圧迫感が少ない入出庫位置において、運転手が車を運転して容易に入出庫ができる。
また、上下の入出庫トレイと上下のトレイ移動装置を備えるので、格納装置とバースの間の上下の入出庫トレイの水平移動を並行してでき、昇降路内の載替位置における待ち時間を実質的に無くし、入出庫時間を短縮することができる。
本発明によるバース付きフォークパーキングの第1実施形態図である。 図1のA−A矢視図である。 図1のB−B矢視図である。 図3のC−C矢視図である。 昇降旋回装置を用いた入出庫方法の説明図である。 本発明によるバース付きフォークパーキングの第2実施形態図である。 車が入出庫する乗込位置の説明図である。 本発明によるバース付きフォークパーキングの第3実施形態図である。 本発明によるバース付きフォークパーキングの第4実施形態図である。 車の入庫方法の説明図である。 車の出庫方法の説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明によるバース付きフォークパーキング100の第1実施形態図である。
この図において、本発明のバース付きフォークパーキング100は、格納装置10、バース20、上下の入出庫トレイ30A,30B、上下のトレイ移動装置40A,40B、入出庫ケージ50、昇降旋回装置60、及びトレイ待機棚70を備える。
格納装置10は、くし型ケージ12、複数の格納棚14、及び複数のくし型トレイ16を有する。
くし型ケージ12は、例えば四隅がワイヤ(又はチェーン)で吊り下げられて、昇降路2を昇降する。
複数の格納棚14は、昇降路2に沿って好ましくは両側に設けられる。
複数のくし型トレイ16は、昇降路2と各格納棚14との間で車1を載せて水平移動可能に構成されている。
図2は、図1のA−A矢視図である。
この図において、3は建屋、4はガイドレール、5は建屋3の柱、6は水平梁、7はガイドレール4を支持するレールサポートである。
図2において、左右の格納棚14の長手方向両端部には、棚部支持部材13aが水平に設けられている。また、棚部支持部材13aには、複数の横行ローラ15が同一高さで幅方向に間隔を隔て、かつ軸心を中心に回転可能に取り付けられている。
さらに、この図において昇降路2の長手方向両端部には、中央支持部材13bが棚部支持部材13aと同一高さに水平に設けられている。また、中央支持部材13bには、複数の横行ローラ15が同一高さで幅方向に間隔を隔て、かつ軸心を中心に回転可能に取り付けられている。
さらに、棚部支持部材13a及び中央支持部材13bは、それぞれに取り付けられた横行ローラ15を回転駆動するローラ駆動装置(図示せず)をそれぞれ有する。
図2において、くし型ケージ12とくし型トレイ16は、同一位置で互いに干渉しないように、それぞれ互いに位置の異なる歯部12a,16aを有している。
また、くし型ケージ12は、その歯部12aに車1の車輪1aを載せて昇降路2を昇降し、くし型トレイ16は、その歯部16aに車1の車輪1aを載せて格納棚14と昇降路2の間を横行するようになっている。
上述した構成により、横行ローラ15を回転駆動することで、歯部16aに車1を載せたくし型トレイ16を、格納棚14と昇降路2の間で横行させることができる。
また、任意の段において、くし型トレイ16を昇降路2の中央に横行させた状態において、くし型ケージ12とくし型トレイ16の歯部12a,16aが互いに干渉せずに、くし型ケージ12が昇降路2を昇降することができる。
従って、車1を載せたくし型ケージ12が、上から下に下降することにより、昇降路2の中央に位置するくし型トレイ16に車1を載せ替えることができる。また、逆に、くし型ケージ12が、下から上に上昇することにより、車1を載せたくし型トレイ16からくし型ケージ12に車1を載せ替えることができる。
図1において、バース20は、昇降路2の外側に設けられ車1が入出庫する幅方向の位置(以下、「入出庫位置X」)を有する。入出庫位置Xにおいて車1が入出庫する高さ(車輪1aの支持高さ)を以下、「入出庫高さH」と呼ぶ。
バース20は、この例では、格納装置10の図で右側に隣接して設けられている。
なお、昇降路2の外側に位置する限りで、バース20の一部が格納装置10の内部に位置してもよい。
バース20の幅、奥行き、高さは、運転手が圧迫感を感じず、車1を運転して容易に外部との間で入出庫ができるように十分大きく設定することが好ましい。
上下の入出庫トレイ30A,30Bは、格納装置10のくし型ケージ12と同一平面において互いに干渉しない形状を有する。すなわち、入出庫トレイ30A,30Bは、同一位置でくし型ケージ12と互いに干渉しないように、くし型ケージ12の歯部12aと位置が異なる歯部31a(図3参照)を有している。
入出庫トレイ30A,30Bは、格納装置10のくし型トレイ16と同一であるのが好ましいが、くし型ケージ12と同一平面において互いに干渉しない限りで異なってもよい。
また、上下の入出庫トレイ30A,30Bは、それぞれ1枚でも2枚でもよい。
上下のトレイ移動装置40A,40Bは、バース内の入出庫位置Xと昇降路内の載替位置Ya,Ybとの間で車1を載せた入出庫トレイ30A,30Bをそれぞれ独立に水平移動可能に構成されている。
この例において、車1が入出庫する入出庫高さHは、上下のトレイ移動装置40A,40Bより上方に位置する。以下、上下のトレイ移動装置40A,40Bによる上下の入出庫トレイ30A,30Bの上面高さ(車輪1aの支持高さ)を以下、横行高さHa,Hbとする。
横行高さHa,Hbの差は、入出庫トレイ30A,30Bが互いに干渉なく横行できる限りで小さく設定するのがよい。
昇降路内の載替位置Ya,Ybは、横行高さHa,Hbと昇降路2の中心線との交点位置に相当する。
なお、本発明は、この例に限定されず、横行高さHaを入出庫高さHより高く設定してもよい。
この構成により、上下のトレイ移動装置40A,40Bは、上下の入出庫トレイ30A,30Bに車1が載らないときは、それぞれ独立して自由に入出庫トレイ30A,30Bを水平移動することができる。
また、上側のトレイ移動装置40Aは、下側の入出庫トレイ30Bに車1が載っていない限り、入出庫トレイ30Bの位置に係らず、車1を載せた入出庫トレイ30Aを自由に水平移動することができる。
一方、下側のトレイ移動装置40Bは、上側の入出庫トレイ30Aが途中に位置すると、車1を載せた下側の入出庫トレイ30Bを自由に水平移動できない。そのため、車1を載せた下側の入出庫トレイ30Bを水平移動させる際は、上側の入出庫トレイ30Aを入出庫トレイ30Bの移動範囲からトレイ待機棚70に退避させる必要がある。
なお、本発明はこの構成に限定されず、横行高さHa,Hbの差を、車1を載せた下側の入出庫トレイ30Bが自由に水平移動できるように設定してもよい。
この構成により、上下のトレイ移動装置40A,40Bは、上下の入出庫トレイ30A,30Bに車1が載っているときでも、それぞれ独立して自由に入出庫トレイ30A,30Bを水平移動することができる。
図3は、図1のB−B矢視図である。
この図において、8はバース建屋、9はバース建屋8のバース柱である。
また図1と図3において、上下のトレイ移動装置40A,40Bは、複数の横行ローラ42とローラ駆動装置44とを有する。
格納装置10とバース20の長手方向両端部(図3で上下端部)には、ローラ支持部材46が水平に設けられている。ローラ支持部材46は、図1では、入出庫位置Xの支持部材46a、載替位置Ya,Ybの支持部材46b、及びその間の支持部材46c,46dに分割され、それぞれの間には、入出庫トレイ30A,30Bが水平に通過可能な隙間が設けられている。
なお、本発明はこの構成に限定されず、支持部材46a,46b,46c,46dの一部又は全部を一体に形成してもよい。また、上下の支持部材46a,46b,46c,46dをそれぞれ一体に形成してもよい。
図1と図3において、ローラ支持部材46(支持部材46a,46b,46c,46d)には、複数の横行ローラ42が同一高さで幅方向に間隔を隔て、かつ軸心を中心に回転可能に取り付けられている。複数の横行ローラ42は、上下の入出庫トレイ30A,30Bの長手方向両端部を横行高さHa,Hbで幅方向に水平移動可能に支持する。
横行ローラ42及びローラ支持部材46は、格納装置10の横行ローラ15及び棚部支持部材13aと同一であるのが好ましいが、異なってもよい。
ローラ駆動装置44は、複数の横行ローラ42を回転駆動する。なお、複数の横行ローラ42の全てが駆動ローラでなくてもよい。
ローラ駆動装置44は、支持部材46a,46b,46c,46dに取り付けられた複数の横行ローラ42を、支持部材毎に独立に回転駆動できることが好ましい。
図1と図3において、入出庫ケージ50は、上下の入出庫トレイ30A,30Bと同一平面において互いに干渉しない形状を有し、入出庫位置Xにおいて車1を載せて昇降可能に構成されている。
入出庫ケージ50は、ガイドレール52(図3参照)に沿って入出庫高さHと上下の入出庫トレイ30A,30Bの下方との間で昇降する。入出庫ケージ50の昇降機構は、例えばチェーン、スプロケット、及び電動モータの組合せによる。なお、この昇降の際に、ガイドレール52及び入出庫ケージ50は、構成部材が入出庫高さHより上方に突出しないよう構成されている。
また、入出庫ケージ50は、入出庫トレイ30A,30Bと同一位置で互いに干渉しない歯部51aを有する。入出庫ケージ50は、くし型ケージ12と同一形状であることが好ましいが相違してもよい。
昇降旋回装置60は、入出庫位置Xの下方に設けられ、トレイ移動装置40A,40B及び入出庫ケージ50と同一平面において互いに干渉しない形状の回転台62を有し、入出庫位置Xにおいて回転台62に車1を載せて昇降かつ水平旋回可能に構成されている。
この構成により、入出庫ケージ50と回転台62が入出庫高さHに位置するとき、図3に示すように、入出庫ケージ50の隙間を回転台62が塞いでいるので、入出庫ケージ50の内側に人が歩行可能な実質的に同一高さの床面を形成することができる。
昇降旋回装置60は、回転台62を旋回高さH1と下降高さとの間で昇降させ、かつ旋回高さH1において水平旋回させる。
旋回高さH1は、回転台62の下面が入出庫高さHより上に位置する高さであり、下降高さは、回転台62の上面が上下の入出庫トレイ30A,30Bの下方に位置する高さである。
図1において、トレイ待機棚70は、トレイ移動装置40A,40Bの移動方向の一端(図で左端)の外側に設けられ、トレイ移動装置40A,40Bとの間で上下の入出庫トレイ30A,30Bを水平移動させる。
この例で、トレイ待機棚70は、格納装置10の載替位置Ya,Ybの隣(図で左側)に設けられている。トレイ待機棚70は、トレイ移動装置40A,40Bの延長上に、上下のトレイ移載装置72A,72Bを有する。
トレイ移載装置72A,72Bは、トレイ移動装置40A,40Bと同様の構成であり、上下の入出庫トレイ30A,30Bをそれぞれ独立に、載替位置Ya,Ybとトレイ待機棚70の間で水平移動できるようになっている。
上述したトレイ待機棚70を設けることにより、上側の入出庫トレイ30Aをトレイ待機棚70に格納し、車1を載せた下側の入出庫トレイ30Bを入出庫位置Xと載替位置Ybとの間で自由に水平移動させることができる。
また、この例で、トレイ待機棚70が載替位置Ya,Ybに隣接しているので、くし型トレイ16との間で車1を載せ替える際に、入出庫トレイ30A,30Bの横行時間を短縮することができる。
図1と図3において、本発明のバース付きフォークパーキング100は、さらに昇降扉80、昇降床82、及び固定床84を備える。
格納装置10とバース20の間には、車1を載せた上下の入出庫トレイ30A,30Bが通過可能な開口18が設けられている。
昇降扉80は、開口18を全閉可能な大きさを有し、上昇時に開口18を全開し、下降時に開口18を全閉するようになっている。この構成により、運転手が車1を運転してバース20に入庫する際、及びバース20から外部へ出庫する際に、開口18を全閉し、格納装置10の内部へのアクセスを確実に防止することができる。
なお、昇降扉80は、この例では1枚であるが、2枚以上で構成してもよい。
図3において、昇降床82は、バース内に設けられ、入出庫位置Xに位置する入出庫ケージ50の左側に隣接し、図で上下に位置する支持部材46cの間に位置する。
昇降床82は、上下の入出庫トレイ30A,30Bがないときに、車1が入出庫する入出庫高さHと、上下の入出庫トレイ30A,30Bより下方に位置する退避高さLとの間で昇降可能に構成されている。
昇降床82の上面は、入出庫高さHにおいて入出庫高さHと実質的に同一高さに位置する。また、昇降床82の上面は、退避高さLにおいて水平移動する上下の入出庫トレイ30A,30Bの下面より下方に位置する。
なお、上下の入出庫トレイ30A,30Bに車1を載せていないときは、昇降床82は、入出庫高さH又はそれより高い位置で待機してもよい。この構成により、入出庫高さHへ移動する移動時間を短縮できる。
図3において、固定床84は、入出庫位置Xに位置する入出庫ケージ50の右側に隣接する。また固定床84の上面は、入出庫高さHと実質的に同一高さに位置する。
なお、必要により、固定床84を昇降床82と同様に昇降するように構成してもよい。
図3において、本発明のバース付きフォークパーキング100は、さらに補助固定床85を備える。
補助固定床85は、バース20の長手方向両端部(図で上下端部)に設けられ、昇降床82及び固定床84とバース建屋8との隙間を塞いでいる。補助固定床85の上面は入出庫高さHと実質的に同一高さに位置する。
上述した構成により、運転手が車1を運転して外部からバース20に入庫する際、及びバース20から外部へ出庫する際に、入出庫位置Xに位置する入出庫ケージ50のまわり(前後左右)に入出庫ケージ50の上面と実質的に同一高さの床面を形成することができる。これにより、車1の入出庫を容易にし、かつバース内での人の乗降りを容易にすることができる。
また、上下の入出庫トレイ30A,30Bがないときに、昇降床82を下降させることで、バース内の入出庫位置Xと昇降路内の載替位置Ya,Ybとの間で水平移動する上下の入出庫トレイ30A,30Bと昇降床82との干渉を確実に防止することができる。
図4は、図3のC−C矢視図である。
この図に示すように、入出庫トレイ30A,30Bの長手方向両端部の端部水平部材32をL形部材で構成し、両端部から突起した板状のレール(又はレ鋼の片フランジ上面)のみが横行ローラ42の上に載る構成であるのがよい。
なお、端部水平部材32は、L形部材に限定されず、その他の水平部材、例えばコの字形部材を用いてもよい。
また、この図に示すように、端部水平部材32の上面を入出庫高さHより低い位置に設定することが好ましい。この構成により、端部水平部材32と補助固定床85との干渉を回避し、かつ補助固定床85と昇降床82の上面を入出庫高さHに設定したままで、その間の表面隙間を小さくできる。
図1において、本発明のバース付きフォークパーキング100は、さらに制御装置90を備える。
制御装置90は、操作盤を有するコンピュータ(PC)又はプログラマブルロジックコントローラ(PLC)であり、操作盤からの指令信号に基づき、上述した各構成機器を制御する。
上述した本発明の装置によれば、格納装置10の昇降路2の外側にバース20を備えており、トレイ移動装置40A,40Bによりバース内の入出庫位置Xと昇降路内の載替位置Ya,Ybとの間で車1を載せた入出庫トレイ30A,30Bを水平移動する。
従って、バース内の入出庫位置Xのまわりに棚柱等を設ける必要がないので、圧迫感が少ない入出庫位置Xにおいて、運転手が車1を運転して容易に入出庫ができる。
また、上下のトレイ移動装置40A,40Bを備えるので、上下の入出庫トレイ30A,30Bの水平移動を並行してでき、昇降路内の載替位置Ya,Ybにおける待ち時間を実質的に無くし、入出庫時間を短縮することができる。
図5は、昇降旋回装置60を用いた入出庫方法の説明図である。
上述した構成により、回転台62を入出庫高さHより上の旋回高さH1まで上昇させることにより、回転台62の上に車1を直接載せて旋回高さH1で水平旋回させることができる。これにより、他の構成機器(トレイ移動装置40A,40B、入出庫ケージ50、昇降扉80、昇降床82、及び固定床84)との干渉なしに車1を直接載せて水平旋回させることができる。
図5において、(A)は180°回転と通り抜け、(B)は90°回転を示している。
図5(A)において、車1が入出庫ケージ50と回転台62の上に前進入庫した後、入庫直後又は出庫直前に、回転台62を入出庫高さHより上の旋回高さH1まで上昇させ、車1を載せた回転台62を180°回転させる。次いで、回転台62を入出庫高さHまで下降させて、前進出庫により入出庫ケージ50と回転台62の上から車1を出庫させることができる。
また、バース20の前後に入出庫口を設けることにより、図5(A)において、前進入庫により車1が入出庫ケージ50と回転台62の上に入庫した後、前進出庫により入出庫ケージ50と回転台62の上から車1を出庫させることができる。この場合、昇降旋回装置60は、入出庫高さHのまま回転は不要である。
図5(B)において、バース20の幅方向に入出庫口を設け、入庫時及び出庫時に、回転台62を入出庫高さHより上の旋回高さH1まで上昇させ、回転台62を90°回転させることで、幅方向の入出庫口から車1を入庫させ、かつ出庫させることができる。
図6は、本発明によるバース付きフォークパーキング100の第2実施形態図である。
この例において、本発明のバース付きフォークパーキング100は、トレイ移動装置40A,40Bの移動方向の両端の外側に2組のトレイ待機棚70を備える。
各トレイ待機棚70の構成は、第1実施形態と同一である。
トレイ待機棚70をトレイ移動装置40A,40Bの移動方向の両端に設けることにより、上下のトレイ移動装置40A,40Bに上下の入出庫トレイ30A,30Bをそれぞれ2つ設けることができる。この場合、上側の2枚の入出庫トレイ30Aを2つのトレイ待機棚70にそれぞれ格納することで、車1を載せた下側の入出庫トレイ30Bを入出庫位置Xと昇降路内の載替位置Ybとの間で自由に水平移動させることができる。
また、この例で、図の右端のトレイ待機棚70が入出庫位置Xに隣接しているので、入出庫ケージ50との間で車1を載せ替える際に、入出庫トレイ30A,30Bの横行時間を短縮することができる。
図7は、車1が入出庫する乗込位置の説明図である。なお、入出庫ケージ50、昇降旋回装置60の図示を省略している。
この図において、(A)は下部乗込、(B)は中間乗込、(C)は上部乗込を示している。この例において、トレイ移動装置40A,40Bは、格納装置10の下部、中間、又は上部に設けられる。
上述した第1実施形態と第2実施形態は、図7(A)の下部乗込に相当する。
図7(A)の下部乗込では、格納装置10の下端に載替位置Ya,Yb及びトレイ移動装置40A,40Bが設けられる。
図7(B)の中間乗込では、格納装置10の中間高さに載替位置Ya,Yb及びトレイ移動装置40A,40Bが設けられる。
図7(C)の上部乗込では、格納装置10の上端に載替位置Ya,Yb及びトレイ移動装置40A,40Bが設けられる。
すなわち、本発明のバース付きフォークパーキング100は、下部乗込に限定されず、中間乗込又は上部乗込であってもよい。
図8は、本発明によるバース付きフォークパーキング100の第3実施形態図である。この図において、入出庫ケージ50、昇降旋回装置60の図示を省略している。
図8において、本発明のバース付きフォークパーキング100は、幅方向に並設された複数(この例で2基)の格納装置10と、複数の格納装置10の外側(図で右側)に設けられた1つのバース20と、を備える。
なお、格納装置10は2基に限定されず、3基以上でもよい。また、バース20は1つに限定されず、左右両側に2以上設けてもよい。また、トレイ待機棚70は両端に設けてもよい。
また、車1が入出庫する乗込位置は、下部乗込に限定されず、中間乗込又は上部乗込であってもよい。
図8の構成により、入出庫時間を短縮すると共に、車1の格納台数を大幅に増やすことができる。
図9は、本発明によるバース付きフォークパーキング100の第4実施形態図である。この図において、入出庫ケージ50、昇降旋回装置60の図示を省略している。
図9において、本発明のバース付きフォークパーキング100は、幅方向に並設された複数(この例で2基)の格納装置10と、複数の格納装置10の内側(図で中間)に設けられた1つのバース20と、を備える。
なお、格納装置10は2基に限定されず、3基以上でもよい。また、バース20は1つに限定されず、2以上設けてもよい。
また、車1が入出庫する乗込位置は、下部乗込に限定されず、中間乗込又は上部乗込であってもよい。
図9の構成により、入出庫時間を短縮すると共に、車1の格納台数を大幅に増やすことができる。
図10と図11は、本発明によるバース付きフォークパーキング100の入出庫方法の説明図である。なお、以下の説明は、図6に示した第2実施形態のバース付きフォークパーキング100に基づく。
本発明によるバース付きフォークパーキング100は、制御装置90により、操作盤からの指令信号に基づき、以下の入出庫方法を実行する。
図10は、車1の入庫方法の説明図である。
図10(A)において、(1)最初に、入出庫高さHに位置する入出庫ケージ50及び回転台62の上に、車1を入庫させる。
この際、入出庫ケージ50の隙間を回転台62が塞いでいるので、入出庫ケージ50の内側に人が歩行可能な実質的に同一高さの床面が形成されている。
(2)次いで、回転台62を下降させた後、トレイ移動装置40A,40Bにより、上下の入出庫トレイ30A,30Bの一方(この例では上側の入出庫トレイ30A)を待機位置から入出庫位置Xに水平移動させる。入出庫トレイ30Aの待機位置は、この例では、図の右端が好ましいが、中間でも左端でもよい。
(3)次に、車1を載せた入出庫ケージ50を下降させて、車1を入出庫ケージ50から入出庫トレイ30Aに載せ替える。
図10(A)は、上記(1)(2)(3)が完了した状態を示している。
次いで、図10(B)において、トレイ移動装置40Aにより、入出庫位置Xから載替位置Yaまで車1を載せた入出庫トレイ30Aを水平移動させる。この時点で、くし型ケージ12は載替位置Yaの下方に位置している。
次いで、図10(C)において、格納装置10のくし型ケージ12を車1の下方から上昇させて、車1を入出庫トレイ30Aからくし型ケージ12に載せ替える。
車1を載せたくし型ケージ12は、格納する格納棚14より上まで上昇した後、その格納棚14のくし型トレイ16を昇降路2の中央に横行させる。その後、車1を載せたくし型ケージ12が、上から下に下降することにより、昇降路2の中央に位置するくし型トレイ16に車1を載せ替える。
次いで、くし型トレイ16を格納棚14へ横行させて、車1の格納棚14への格納が完了する。
図10(C)において、車1をくし型ケージ12に載せ替えた後、図10(D)において、トレイ移動装置40Aにより、載替位置Yaからトレイ待機棚70に空の入出庫トレイ30Aを水平移動させ、次の車1の入庫に備える。なおこの際のトレイ待機棚70は、図で左端でも右端でもよい。
なお、車1の入庫後に、出庫する場合には、空の入出庫トレイ30Aをそのまま載替位置Yaに待機させてもよい。
次に、図10(D)において、(1)最初に、入出庫高さHに位置する入出庫ケージ50及び回転台62の上に、次の車1を入庫させる。
(2)次いで、回転台62を下降させた後、トレイ移動装置40A,40Bにより、上下の入出庫トレイ30A,30Bの一方(この例では下側の入出庫トレイ30B)を待機位置から入出庫位置Xに水平移動させる。入出庫トレイ30Bの待機位置は、この例では、図の右端が好ましいが、中間でも左端でもよい。
(3)次に、車1を載せた入出庫ケージ50を下降させて、車1を入出庫ケージ50から入出庫トレイ30Bに載せ替える。
図10(D)は、上述した(1)(2)(3)が完了した状態を示している。
その後のステップ(工程)は、入出庫トレイ30Aと同様である。
図11は、車1の出庫方法の説明図である。
図11(A)において、車1を載せたくし型トレイ16を昇降路2の中央まで横行させた後、くし型ケージ12を車1の下方から上昇させて、車1をくし型トレイ16からくし型ケージ12に載せ替える。この載せ替え後に、空のくし型トレイ16を格納棚14へ戻す。
次いで、図11(B)において、出庫する車1を載せたくし型ケージ12を下降させて、車1をくし型ケージ12から載替位置Yaに位置する入出庫トレイ30Aに載せ替える。
次いで、図11(C)において、トレイ移動装置40Aにより、載替位置Yaからバース内の入出庫位置Xまで車1を載せた入出庫トレイ30Aを水平移動させる。
次いで、図11(D)において、(1)最初に、入出庫ケージ50を車1の下方から上昇させて、車1を入出庫トレイ30Aから入出庫ケージ50に載せ替える。
(2)次いで、トレイ移動装置40Aにより、入出庫トレイ30Aを入出庫位置Xから待機位置に水平移動させる。入出庫トレイ30Aの待機位置は、この例では、図の右端が好ましいが、中間でも左端でもよい。
(3)次に、回転台62を上昇させて、入出庫ケージ50及び回転台62を車1が入出庫する入出庫高さHまで上昇させる。
この際、入出庫ケージ50の隙間を回転台62が塞いでいるので、入出庫ケージ50の内側に人が歩行可能な実質的に同一高さの床面が形成されている。
(4)次いで、入出庫位置Xの入出庫高さHから、車1を出庫させる。
なお上述の説明では、図6の第2実施形態のバース付きフォークパーキング100について説明したが、その他の実施形態でも同様である。
上述した本発明の方法によれば、バース付きフォークパーキング100が格納装置10の昇降路2の外側にバース20を備えており、トレイ移動装置40A,40Bによりバース内の入出庫位置Xと昇降路内の載替位置Ya,Ybとの間で車1を載せた入出庫トレイ30A,30Bを水平移動する。
従って、バース内の入出庫位置Xのまわりに棚柱等を設ける必要がないので、圧迫感が少ない入出庫位置Xにおいて、運転手が車1を運転して容易に入出庫ができる。
また、上下のトレイ移動装置40A,40Bを備えるので、上下の入出庫トレイ30A,30Bの水平移動を並行してでき、昇降路内の載替位置Ya,Ybにおける待ち時間を実質的に無くし、入出庫時間を短縮することができる。
なお本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
H 入出庫高さ、H1 旋回高さ、Ha,Hb 横行高さ、L 退避高さ、
X 入出庫位置、Ya,Yb 載替位置、1 車、1a 車輪、2 昇降路、
3 建屋、4 ガイドレール、5 柱、6 水平梁、7 レールサポート、
8 バース建屋、9 バース柱、10 格納装置、12 くし型ケージ、
12a 歯部、13a 棚部支持部材、13b 中央支持部材、14 格納棚、
15 横行ローラ、16 くし型トレイ、16a 歯部、18 開口、
20 バース、30A,30B 入出庫トレイ、31a 歯部、
32 端部水平部材、40A,40B トレイ移動装置、42 横行ローラ、
44 ローラ駆動装置、46 ローラ支持部材、
46a,46b,46c,46d 支持部材、50 入出庫ケージ、51a 歯部、
52 ガイドレール、60 昇降旋回装置、62 回転台、70 トレイ待機棚、
72A,72B トレイ移載装置、80 昇降扉、82 昇降床、84 固定床、
85 補助固定床、90 制御装置、100 バース付きフォークパーキング

Claims (7)

  1. 昇降路を昇降するくし型ケージと、前記昇降路に沿って設けられた複数の格納棚と、前記昇降路と各格納棚との間で車を載せて水平移動可能な複数のくし型トレイと、を有する格納装置と、
    前記昇降路の外側に設けられ前記車が入出庫する入出庫位置を有するバースと、
    前記くし型ケージと同一平面において互いに干渉しない形状を有する上下の入出庫トレイと、
    上下の前記入出庫トレイをそれぞれ独立に、バース内の前記入出庫位置と前記昇降路内の載替位置との間で前記車を載せた前記入出庫トレイを水平移動する上下のトレイ移動装置と、
    前記入出庫トレイと同一平面において互いに干渉しない形状を有し、前記入出庫位置において前記車を載せて昇降可能な入出庫ケージと、
    前記入出庫位置の下方に設けられ、前記トレイ移動装置及び前記入出庫ケージと同一平面において互いに干渉しない形状の回転台を有し、前記入出庫位置において前記回転台に前記車を載せて昇降かつ水平旋回可能な昇降旋回装置と、
    上下の前記トレイ移動装置の移動方向の一端又は両端の外側に設けられ、前記トレイ移動装置との間で前記入出庫トレイを水平移動するトレイ待機棚と、を備えた、バース付きフォークパーキング。
  2. 前記トレイ移動装置は、前記入出庫トレイの長手方向両端部を前記入出庫位置と前記載替位置の間で幅方向に水平移動可能に支持する複数の横行ローラと、前記横行ローラを回転駆動するローラ駆動装置と、を有し、
    前記車が入出庫する入出庫高さは、上下の前記トレイ移動装置より上方に位置する、請求項1に記載のバース付きフォークパーキング。
  3. 前記バース内に設けられ、前記車が入出庫する入出庫高さに位置する前記入出庫ケージに隣接し、前記入出庫高さと前記入出庫トレイより下方に位置する退避高さとの間で昇降可能な昇降床を備える、請求項1に記載のバース付きフォークパーキング。
  4. 前記トレイ移動装置は、前記格納装置の下部、中間、又は上部に設けられる、請求項1に記載のバース付きフォークパーキング。
  5. 幅方向に並設された複数の前記格納装置と、
    複数の前記格納装置の外側又は中間に設けられた1又は複数の前記バースと、を備える、請求項1に記載のバース付きフォークパーキング。
  6. 請求項1に記載のバース付きフォークパーキングの入出庫方法であって、
    (A)前記入出庫位置の前記車が入出庫する入出庫高さに位置する前記入出庫ケージ及び前記回転台の上に、前記車を入庫させ、
    (B)前記回転台を下降させた後、前記トレイ移動装置により、上下の前記入出庫トレイの一方を待機位置から前記入出庫位置に水平移動させ、
    (C)前記車を載せた前記入出庫ケージを下降させて、前記車を前記入出庫ケージから前記入出庫トレイに載せ替え、
    (D)前記トレイ移動装置により、前記入出庫位置から前記載替位置まで前記車を載せた前記入出庫トレイを水平移動させ、
    (E)前記格納装置の前記くし型ケージを前記車の下方から上昇させて、前記車を前記入出庫トレイから前記くし型ケージに載せ替える、バース付きフォークパーキングの入出庫方法。
  7. 請求項1に記載のバース付きフォークパーキングの入出庫方法であって、
    (A)出庫する前記車を載せた前記格納装置の前記くし型ケージを下降させて、前記車を前記くし型ケージから前記載替位置に位置する上下の前記入出庫トレイの一方に載せ替え、
    (B)前記トレイ移動装置により、前記載替位置から前記バース内の前記入出庫位置まで前記車を載せた前記入出庫トレイを水平移動させ、
    (C)前記入出庫ケージを前記車の下方から上昇させて、前記車を前記入出庫トレイから前記入出庫ケージに載せ替え、
    (D)前記トレイ移動装置により、前記入出庫トレイを前記入出庫位置から待機位置に水平移動させ、
    (E)前記回転台を上昇させて、前記入出庫ケージ及び前記回転台を前記車が入出庫する入出庫高さまで上昇させ、
    (F)前記入出庫位置の前記入出庫高さから、前記車を出庫させる、バース付きフォークパーキングの入出庫方法。
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