JP6098316B2 - 車載用表示装置 - Google Patents

車載用表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6098316B2
JP6098316B2 JP2013084784A JP2013084784A JP6098316B2 JP 6098316 B2 JP6098316 B2 JP 6098316B2 JP 2013084784 A JP2013084784 A JP 2013084784A JP 2013084784 A JP2013084784 A JP 2013084784A JP 6098316 B2 JP6098316 B2 JP 6098316B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
passenger seat
main body
seat direction
movement command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013084784A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014205448A (ja
Inventor
勝美 吉田
勝美 吉田
加藤 香平
香平 加藤
裕二 重田
裕二 重田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2013084784A priority Critical patent/JP6098316B2/ja
Publication of JP2014205448A publication Critical patent/JP2014205448A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6098316B2 publication Critical patent/JP6098316B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

本発明は、車両走行時に使用規制が設定される車載用表示装置に関する。
近年、車載用表示装置としての車載用センターディスプレイは、目的地設定操作や、地図表示や案内表示などのナビゲーション機能だけではなく、オーディオ操作や燃費表示などの機能も兼ね備えている。このため、操作も多様で複雑となってきている。一方、事故防止の観点からから、走行中のセンターディスプレイの特定表示(TV、DVDなどの動画画面表示)や特定操作(TV、DVD鑑賞のための操作など)を制限したり禁止したりする、いわゆる、使用規制を行うようにしている。
しかし、この使用規制は、助手席の乗員の有無にかかわらず一律に実施されるため、助手席の乗員にとっては、車載用センターディスプレイの機能を十分に活用できない不具合があった。
なお、特許文献1には、センターディスプレイの表示面に、視野方向が運転席側と助手席側から見ることができる場合と助手席側からのみ見ることができる場合とを切替え可能な視野角制御シャッターを設ける技術が示されている。
特開2003−15535号公報
上記特許文献1においては、センターディスプレイの画面を、前記視野角制御シャッターを通して見るときには、運転者及び助手席乗員にとって限定された目視角度でしか見ることができず、姿勢が規制され疲労度が大きくなる不具合がある。特に、助手席乗員は使用規制がかかった画面(運転者が見ることが制限もしくは禁止されている画面)を見る場合、常に顔をインストルメントパネル中央側へ向けていなければならず、使い勝手が悪いという不具合もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、助手席の乗員にとって使用規制のない表示及び操作を、助手席の近くで制約なく見たり操作したりすることができて使い勝手が非常に良い車載用表示装置を提供することにある。
請求項1の発明においては、トリガスイッチが操作されて助手席方向移動指令を出力することで、移動機構制御部が当該助手席方向移動指令を受けて前記表示装置本体が前記第2の位置に移動するように前記移動機構を制御する。又、トリガスイッチが操作されて運転席方向移動指令を出力することで、移動機構制御部が当該運転席方向移動指令を受けて前記表示装置本体が前記第1の位置に移動するように前記移動機構を制御する。そして、使用規制制御部が、前記表示装置本体が前記第1の位置にあるときには車両走行時において使用規制をかけ且つ前記表示装置本体が前記第2の位置にあるときには車両走行時でも使用規制をかけないように制御する。
この請求項1の発明によれば、表示装置本体を第1の位置に移動させておけば、車両走行時において使用規制がかけられるから、運転者にとって、走行時に必要な機能は、運転者にとって見やすく且つ操作しやすい位置で、従前どおりに得ることができる。又、助手席に乗員が居る場合には、表示装置本体を第2の位置に移動させれば、車両走行時でも使用規制をかけないように制御するから、助手席の乗員にとって表示装置本体がすぐ近くの距離つまり見やすく且つ操作しやすい位置となり、使用規制のない表示や操作を自由に且つ容易に行うことができ、使い勝手が非常に良い。この場合、運転者にとっては、表示装置本体が物理的に操作不可能な遠い位置となり、使用規制のない表示を見たり使用規制のない操作を不用意に行ったりすることを防止できる。
本発明の一実施形態による車載用表示装置の機能的構成のブロック図 表示装置本体が第1の位置にある状態の車内の斜視図 表示装置本体が第2の位置にある状態の車内の斜視図 インストルメントパネルを省略して示す車載用表示装置の斜視図 連結体部分の縦断側面図 モータ部分の縦断側面図 使用規制制御部の制御内容を示すフローチャート 移動機構制御部の制御内容を示すフローチャート 移動制御(その1)の制御内容を示すフローチャート 移動制御(その2)の制御内容を示すフローチャート 移動制御(その3)の制御内容を示すフローチャート 移動制御(その4)の制御内容を示すフローチャート 緊急制御手段の制御内容を示すフローチャート
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。車載用表示装置1は、図2〜図4に示すように、表示装置本体2と、移動機構3とを有している。
前記表示装置本体2は、本体ベース21に例えば液晶ディスプレイからなる表示部22を備えている。また、この本体ベース21には、ナビゲーション機能やオーディオ機能などのための各種スイッチからなる操作部23(図2及び図3には図示せず、図1参照)を備えている。
前記表示部22の全面には、タッチパネル入力部24(図1参照)が設けられており、このタッチパネル入力部24は、ナビゲーション機能やオーディオ機能などのための各種スイッチとしての操作部241を構成している。この操作部241は表示部22の画面の特定部位に操作スイッチとして表示される。
又、前記タッチパネル入力部24は、表示部22の画面の任意の部位又は特定の部位がユーザーによってフリック操作されると、この操作をもってトリガスイッチとしても機能する。この場合、図2の矢印J方向のフリック操作で助手席方向移動指令を出力し、矢印U方向のフリック操作で運転席方向移動指令を出力する。
さらに、このタッチパネル入力部24は、例えば抵抗膜方式の入力構成であって、タッチ圧力で抵抗値が変化することを利用して、上記フリック操作時におけるタッチ圧力を検出するタッチ圧力検出機能を備えている。
前記本体ベース21の右側面(運転席側の側面)及び左側面(助手席側の側面)には、夫々トリガスイッチを構成する第1スイッチ212、第2スイッチ213が設けられている。第1スイッチ212及び第2スイッチ213は押圧操作されることによりスイッチ動作する押圧動作型をなしている。第1スイッチ212は押圧操作されると助手席方向移動指令を出力し、第2スイッチ213は押圧操作されると運転席方向移動指令を出力する。
又、第1スイッチ212及び第2スイッチ213は、例えば圧電素子から構成されていて、押圧されたときに押圧力を検出する押圧力検出機能を備えている。
前記表示装置本体2は、移動機構3により、インストルメントパネル4において運転席側の第1の位置P1と、助手席側の第2の位置P2とに移動されるように設けられている。
移動機構3について説明する。移動機構3は、図4〜図6に示すように、前記インストルメントパネル4に前記第1の位置P1と第2の位置P2とにわたるように形成された貫通スリット5と、前記インストルメントパネル4の表側に位置する前記表示装置本体2の裏面から前記貫通スリット5を通してインストルメントパネル4の裏側に延びた連結体6と、駆動源としてモータ71を有し前記連結体6を前記貫通スリット5に沿って往復移動させる駆動機構7とを備えている。
前記貫通スリット5は、インストルメントパネル4における上部分を下部分に対して若干手前側に位置させることにより下向きに開放しており、もって、貫通スリット5はインストルメントパネル4の表側から見えない構成となっている。
前記連結体6は、貫通スリット5の開放の向きに合わせて途中部がクランク形状をなしている。
前記駆動機構7は、一対のプーリ72、73と、このプーリ72、73に架け渡したベルト74と、ガイドレール75、第1の位置センサ76と、第2の位置センサ77と、前記モータ71とを備えている。
一対のプーリ72、73は、インストルメントパネル4の裏側において、前記貫通スリット5の両端側に設けられている。一方のプーリ72は前記モータ71によって回転駆動される。モータ71は、回転方向を切替え可能で且つ回転速度を変更可能である。このモータ71の回転方向の切り替えによって前記ベルト74の上側部分が矢印J、U方向へ移動する。
ガイドレール75は、インストルメントパネル4の裏側において、前記ベルト74の上側部分に沿って設けられている。このガイドレール75は、ガイド溝751が形成されたレール本体752と、このレール本体752の両端を閉鎖するキャップ753、753とから構成されている。
レール本体752のガイド溝751には前記連結体6の他端部が矢印J、U方向へ移動可能に挿入配置されている。そして、この連結体6に前記ベルト74の上側部分が連結されている。従って、モータ71が図4の矢印J1方向に回転されると表示装置本体2が矢印J方向へ移動され、モータ71が図4の矢印U1方向へ回転されると表示装置本体2が矢印U方向へ移動される。
前記第1の位置センサ76は、表示装置本体2が第1の位置P1に至ったことを検出するためのものであり、例えば反射型光センサからなる。この第1の位置センサ76は、図5に示すように、レール本体752において第1の位置P1対応部分に形成された光透過孔755部分に設けられており、光透過孔755に前記連結体6が至ったとき、表示装置本体2が第1の位置P1に至ったことを検出する。
前記第2の位置センサ77は表示装置本体2が第2の位置P2に至ったことを検出するためのものであり、第2の位置P2対応部分に形成された光透過孔(図示せず)部分に上記第1の位置センサ76と同様に設けられている。
又、前記モータ71にはロータリーエンコーダ711(図1参照)が組み込まれており、このロータリーエンコーダ711は、モータ71の回転速度ひいては表示装置本体2の移動速度を検出する。なお、インストルメントパネル4における貫通スリット5の上部分の縁部には飾り板41が設けられている。
機能的構成を示す図1において、表示制御部8は例えばマイクロコンピュータから構成されており、ソフトウエア構成により、表示部22に対して、表示制御全般を行うと共に使用規制制御部81としても機能する。なお、この表示制御部8には、車両情報ECU9から自車両が走行中であるか否かの情報が与えられる。又、この表示制御部8には前記操作部23、タッチパネル入力部24の出力が入力される。
移動機構制御部10は例えばマイクロコンピュータから構成されており、ソフトウエア構成により、後述するが、前記助手席方向移動指令及び運転席方向移動指令を受けて夫々前記表示装置本体2が前記第2の位置P2及び第1の位置P1に移動するように前記移動機構3を制御する。さらに移動機構制御部10は、復帰制御手段101、特定動作制御手段102、スイッチ圧力対応速度変更手段103、タッチ圧力対応速度変更手段104、移動禁止制御手段105、異常判定手段106、異常処理手段107、緊急制御手段108としての機能を含んでいる。この移動機構制御部10には、赤外線センサ11、着座センサ12、車内カメラECU13、プリクラッシュセーフティシステムECU(以下PCSECU14)、前記第1の位置センサ76、前記第2の位置センサ77、ロータリーエンコーダ711からの出力が入力される。そして、この移動機構制御部10は前記モータ71を駆動制御することで、移動機構3を制御する。
赤外線センサ11、着座センサ12、車内カメラECU13は、いずれも助手席に乗員がいるか否かを検出する助手席乗員有無検出手段に相当するものであり、着座センサ12は着座圧を検出する。前記PCSECU14は、自車両に衝突の危険があるときに衝突危険信号を出力する。この衝突危険信号は移動機構制御部10に入力される。
次に図7において表示制御部8における使用規制制御部81の制御内容について説明する。図示しないACCスイッチがオンされると、使用規制制御部81は、ステップS10で、表示装置本体2が第1の位置P1にあるか否かを判断する。この第1の位置P1にあれば、ステップS20に移行して車両情報ECU9からの情報が走行中であるか否かを判断し、走行中であればステップS30に移行して使用規制をかける。この使用規制は、事故防止の観点からから、走行中の表示部22の特定表示(TV、DVDなどの動画画面表示)や特定操作(TV、DVD鑑賞のための操作など)を制限したり禁止したりするための規制である。前記ステップS10で「NO」、又はステップS20で「NO」の時はステップS40で使用規制はしない設定をする。
次に図8〜図13において、移動機構制御部10の制御内容について説明する。メイン制御を示す図8において、例えばACCスイッチがオンされると、ステップT10で、表示装置本体2が第2の位置P2にあるか否かを判断し、第2の位置P2にあると判断されると、ステップS20に移行する。このステップS20で、赤外線センサ11、着座センサ12、車載カメラECU13の少なくとも一つからの信号に基づいて助手席に乗員が居るか否かを判断する。このステップS20で助手席に乗員がいない(「NO」)と判断されると、ステップT30で、モータ71を駆動制御して表示装置本体2の第1の位置P1への移動を開始させる。なお、赤外線センサ11、着座センサ12、車載カメラECU13の全てが助手席の乗員を検出したことをもって、助手席に乗員が居ると判断するようにしても良い。
この場合、表示装置本体2を予め定められた速度で移動させる。この後、ステップS40ではこの表示装置本体2の移動が正常であるか否かを判断する。つまり、表示装置本体2の移動時に、この表示装置本体2がユーザーの腕や他のものに当たって止まった場合(これはロータリーエンコーダ711による速度検出に基づいて判定する)、これをもって異常であると判定する(異常判定手段106))。この場合、ステップT70に移行して、表示装置本体2を移動前の位置に戻す(移動させる)(異常処理手段107)。
表示装置本体2の移動が正常(ステップT40が「YES」)のまま第1の位置P1に到達すれば(ステップT50で判断)、ステップT60でモータ71を停止する。これにより表示装置本体2が第1の位置P1に移動される。
ここで、表示装置本体2が前記第2の位置にあって(ステップT10の「YES」)且つ助手席に乗員がいないこと(ステップT20の「NO」)が検出されたときには、前記表示装置本体2を前記第1の位置に移動させる(ステップT30〜ステップT60)制御が復帰制御手段101に相当する。
ステップT80では、第1スイッチ212の操作により助手席方向移動指令が入力されたか否かを判断し、入力されたことが判断されると、移動制御(その1)を実行する。この移動制御(その1)の制御内容をサブルーチンとして図9に示している。
この図9において、ステップV10で、表示装置本体2が第1の位置P1にあるか否かを判断する。ここで表示装置本体2が第1の位置P1になければ(第2の位置P2にあれば)、ステップV80に移行して特定動作制御手段102に相当するバウンド制御を実行する。
このバウンド制御は、表示装置本体2が第2の位置P2にあるときに助手席方向移動指令を受けたときに実行される。つまり、表示装置本体2が第2の位置P2にあるときに助手席方向移動指令を受けたときには、表示装置本体2をそれ以上矢印J方向へ移動させる必要がないことから、これをユーザーに認識させるために行う。この場合のバウンド制御は、表示装置本体2が一旦前記助手席方向の延長方向へ僅かに移動した後第2の位置P2に戻るように移動機構3を動作させる。これにより、表示装置本体2が一瞬バウンドするように挙動する。これをもってユーザーは、第2の位置P2において、表示装置本体2を矢印J方向へ移動させようとしても、表示装置本体2がそれ以上移動できないことを認識する。
又、前記ステップV10で「YES」であってステップV20で助手席に乗員がいると判断されると、ステップV30に移行して、第1スイッチ212に対する押圧力に応じて表示装置本体2の移動速度を設定する(スイッチ圧力対応速度変更手段103)。
そしてステップV40で表示装置本体2の第2の位置P2への移動を開始する。
この後、ステップV50で表示装置本体2の移動が正常か否かを判断して異常(「NO」)であれば(異常判定手段106)、ステップV100に移行して表示装置本体2を移動前の位置に戻す(異常処理手段107)。
表示装置本体2の移動が正常(ステップV50が「YES」)のまま第2の位置P2に到達すれば(ステップV60で判断)、ステップV70でモータ71を停止する。これにより表示装置本体2が第2の位置P2に移動される。
ここで、表示装置本体2が前記第1の位置にあって(ステップV10の「YES」)且つ助手席に乗員がいないとき(ステップV20の「NO」)には、ステップV90で表示装置本体2の第2の位置P2への移動を禁止する(移動禁止制御手段105)。
前記ステップV70の後、ステップV80の後、ステップV90の後、あるいはステップV100の後、図8のメイン制御に戻り、ステップT100に移行する。このステップT100では、第2スイッチ213の操作により運転席方向移動指令が入力されたか否かを判断し、入力されたことが判断されると、移動制御(その2)を実行する。この移動制御(その2)の制御内容をサブルーチンとして図10に示している。
この図10において、ステップW10で、表示装置本体2が第2の位置P2にあるか否かを判断する。ここで表示装置本体2が第2の位置P2になければ(第1の位置P1にあれば)、ステップW80に移行して特定動作制御手段102に相当するバウンド制御を実行する。
このバウンド制御は、この場合表示装置本体2を運転席方向の延長方向へ僅かに移動した後第1の位置P1に戻るように移動機構3を動作させる。これによりユーザーが表示装置本体2を矢印U方向へ移動させようとしても、表示装置本体2がそれ以上移動できないことを認識する。
又、前記ステップW10で「YES」であると、ステップW20に移行して、第2スイッチ213に対する押圧力に応じて表示装置本体2の移動速度を設定する(スイッチ圧力対応速度変更手段103)。
そしてステップW30で表示装置本体2の第1の位置P1への移動を開始する。
この後、ステップW40で表示装置本体2の移動が正常か否かを判断して異常(「NO」)であれば(異常判定手段106)、ステップW80に移行して表示装置本体2を移動前の位置に戻す(異常処理手段107)。
表示装置本体2の移動が正常(ステップW40が「YES」)のまま第1の位置P1に到達すれば(ステップW50で判断)、ステップW60でモータ71を停止する。これにより表示装置本体2が第1の位置P1に移動される。
前記ステップW60の後、ステップW70の後、あるいはステップW80の後、図8のメイン制御に戻り、ステップT120に移行する。このステップT120では、タッチパネル入力部24でのJ方向フリック操作による助手席方向移動指令が入力されたか否かを判断し、入力されたことが判断されると、ステップT130の移動制御(その3)を実行する。この移動制御(その3)の制御内容をサブルーチンとして図11に示している。
この図11においてはステップX30が図9のステップV30と異なるのみで、他について同じである。すなわち、ステップX30では、フリック操作時のタッチ圧力に応じて表示装置本体2の移動速度を設定する。この図11のサブルーチンを実行した後、図8のステップT140に移行し、U方向フリック操作による運転席方向移動指令が入力されたか否かを判断し、入力されたことが判断されると、ステップT150の移動制御(その4)を実行する。この移動制御(その4)の制御内容をサブルーチンとして図12に示している。
この図12においてはステップY20が図10のステップW20と異なるのみで、他について同じである。すなわち、ステップY20では、フリック操作時のタッチ圧力に応じて表示装置本体2の移動速度を設定する。
又、移動機構制御部10に含まれる緊急制御手段108は、図13に示す割り込み制御を行う。この割り込み制御は、移動機構制御部10がPCSECU14からの衝突危険信号を受信すると、実行される。ステップZ10では、前記表示装置本体2が前記第2の位置P2にあるか否かを判断し、第2の位置P2にあると判断すれば、ステップZ20〜ステップZ40で示すように表示装置本体2を第1の位置P1まで、通常より速い速度(この場合最大速度)で移動させる。
上述した実施形態によれば、トリガスイッチとしての第1スイッチ212、第2スイッチ213、タッチパネル入力部24のいずれかが操作されて助手席方向移動指令を出力することで、移動機構制御部10が当該助手席方向移動指令を受けて、表示装置本体2が第2の位置P2に移動するように移動機構3を制御する。又、第1スイッチ212、第2スイッチ213、タッチパネル入力部24のいずれかが操作されて運転席方向移動指令を出力することで、移動機構制御部10が当該運転席方向移動指令を受けて、表示装置本体2が第1の位置P1に移動するように移動機構3を制御する。そして、使用規制制御部81が、表示装置本体2が第1の位置P1にあるときには車両走行時において使用規制をかけ且つ表示装置本体2が第2の位置P2にあるときには車両走行時でも使用規制をかけないように制御する。
この実施形態によれば、表示装置本体2を第1の位置P1に移動させておけば、使用規制制御部81により、車両走行時において使用規制がかけられるから、運転者にとって、走行時に必要な機能は、運転者にとって見やすく且つ操作しやすい位置で、従前どおりに得ることができる。又、助手席に乗員が居る場合には、表示装置本体2を第2の位置P2に移動させれば、使用規制制御部81により、車両走行時でも使用規制をかけないように制御するから、助手席の乗員にとって表示装置本体2がすぐ近くの距離、つまり見やすく且つ操作しやすい位置となり、使用規制のない表示や操作を自由に且つ容易に行うことができ、使い勝手が非常に良い。この場合、運転者にとっては、表示装置本体2が物理的に操作不可能な遠い位置となり、使用規制のない表示を見たり使用規制のない操作を不用意に行ったりすることを防止できる。
又、本実施形態においては、トリガスイッチとしての、押圧操作されることにより助手席方向移動指令を出力する押圧操作型の第1スイッチ212を、第1スイッチ212を表示装置本体2の運転席側の側面に設け、又、同じくトリガスイッチとしての、押圧操作されることにより運転席方向移動指令を出力する押圧操作型の第2スイッチ213を表示装置本体2の助手席側の側面に設けた。
これによれば、運転者が表示装置本体2を助手席乗員方向へ移動させる場合に第1スイッチ212を操作しやすくなる。又、助手席乗員が表示装置本体2を運転者方向へ移動させる場合に第2スイッチ213を操作しやすくなる。
又、本実施形態によれば、トリガスイッチを、助手席方向へフリック操作されることにより助手席方向移動指令を出力し、運転席方向へフリック操作されることにより運転席方向移動指令を出力するタッチパネル入力部24から構成したから、表示装置本体2に対する移動指令を、簡単に入力することができる。
又、本実施形態においては、特定動作制御手段102を設け、この特定動作制御手段102により、表示装置本体2が第2の位置P2にあるときに助手席方向移動指令を受けると、移動機構3を表示装置本体2が一旦助手席方向の延長方向(矢印J方向)へ僅かに移動した後第2の位置P2に戻るように動作(バウンド動作)させ、表示装置本体2が第1の位置P1にあるときに運転席方向移動指令を受けると、移動機構3を表示装置本体2が一旦運転席方向の延長方向(矢印U方向)へ僅かに移動した後第1の位置P1に戻るように動作(バウンド動作)させる。
これによれば、第1の位置P1にある表示装置本体2を矢印J方向へ移動させようとしても、バウンド動作によって表示装置本体2がそれ以上移動できないことを認識させることができる。又、第2の位置P2において、表示装置本体2を矢印J方向へ移動させようとしても、バウンド動作によって表示装置本体2がそれ以上移動できないことを認識させることができる。
又、本実施形態によれば、第1スイッチ212及び第2スイッチ213が、押圧されたときに押圧力を検出する押圧力検出機能を備え、さらに移動機構制御部10が、押圧力が大きいほど表示装置本体2の移動速度を速くするスイッチ圧力対応速度変更手段103を備えたから、ユーザーが押圧力を変えれば表示装置本体2の移動速度を変更でき、便利となる。
又、本実施形態によれば、タッチパネル入力部24が、フリック操作時におけるタッチ圧力を検出するタッチ圧力検出機能を備え、さらに移動機構制御部10が、タッチ圧力が大きいほど表示装置本体2の移動速度を速くするタッチ圧力対応速度変更手段104を備えたから、ユーザーがタッチ圧力を変えれば表示装置本体2の移動速度を変更でき、便利となる。
又、本実施形態によれば、表示装置本体2の移動が正常であるか異常であるかを判定する異常判定手段106を備え、さらに、移動機構制御部10が、異常判定手段106が異常の判定をしたときには表示装置本体2を移動前の位置に戻す異常処理手段107を備えたから、表示装置本体2の移動時に当該表示装置本体2にユーザーの腕などが当たって移動に支障を来したときに、表示装置本体2を移動前の位置に戻すことができる。
又、助手席に乗員がいるか否かを検出する助手席乗員有無検出手段として、赤外線センサ11、着座センサ12、車載カメラECU13を備え、さらに移動機構制御部10が、表示装置本体2が第1の位置P1にあって且つ助手席方向移動指令を受けたときであっても、助手席に乗員がいないことが検出されたときには、表示装置本体2の助手席方向への移動を行わない移動禁止制御手段105を備えたから、助手席乗員がいないにもかかわらず表示装置本体2を無用に助手席側に移動させることを防止できる。なお、助手席乗員有無検出手段としては、赤外線センサ11、着座センサ12、車載カメラECU13のいずれか一つでも良い。
又、本実施形態によれば、助手席に乗員がいるか否かを検出する助手席乗員有無検出手段として、赤外線センサ11、着座センサ12、車載カメラECU13を備え、さらに、移動機構制御部10が、表示装置本体2が第2の位置P2にあって且つ助手席に乗員がいないことが検出されたときには、表示装置本体2を第1の位置P1に移動させる復帰制御手段101を備えたから、表示装置本体2が第2の位置P2にあるときに、助手席に乗員が最初から居なかったり、途中で降車したような場合に、表示装置本体2を自動的に運転席側に戻すことができる。
又、本実施形態によれば、移動機構制御部10は、PCS(プリクラッシュセーフティシステム)からの衝突危険信号の入力が可能であり、移動機構制御部10には、表示装置本体2が第2の位置P2にあるときに衝突危険信号の入力があると、表示装置本体2を第1の位置P1に通常より速い速度で移動させる緊急制御手段108を備えたから、衝突危険信号が入力された場合に素早く表示装置本体2を運転席側である第1の位置P1に戻すことができ、エアバックなどの緊急動作を支障なく行うことができる。
又、本実施形態によれば、移動機構3が、インストルメントパネル4に第1の位置P1と第2の位置P2とにわたるように形成された貫通スリット5と、インストルメントパネル4の表側に位置する表示装置本体2の裏面から貫通スリット5を通してインストルメントパネル4の裏側に延びた連結体6と、駆動源としてのモータ71を備え連結体6を貫通スリット5に沿って往復移動させる駆動機構7とを備えた構成であるから、インストルメントパネル4の表側の表示装置本体2を、インストルメントパネル4の裏側の移動機構3によって移動させることができる。
又、本実施形態によれば、前記貫通スリット5はインストルメントパネル4の表側から見えない構成となっているから、意匠的外観が良い。さらに、貫通スリット5は下向きに開放しているから、この貫通スリット5から異物がインストルメントパネル4裏側へ入り難くできる。なお、この貫通スリット5は、連結体6の移動は弾性変形により許容し且つ通常は当該貫通スリット5を覆うゴムなどの柔軟なシートで覆う構成としても良い。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、移動機構は、表示装置本体をベルトで移動させる構成でなく、連結体に直にモータ及び車輪を取り付け自走式としたり、駆動源としてエアシリンダや油圧シリンダを用いる構成としても良いなど、様々な変形が可能であり、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
図面中、1は車載用表示装置、2は表示装置本体、3は移動機構、4はインストルメントパネル、5は貫通スリット、6は連結体、7は駆動機構、71はモータ(駆動源)、8は表示制御部、81は使用規制制御部、10は移動機構制御部、101は復帰制御手段、102は特定動作制御手段、103はスイッチ圧力対応速度変更手段、104はタッチ圧力対応速度変更手段、105は移動禁止制御手段、106は異常判定手段、107は異常処理手段、108は緊急制御手段、11は赤外線センサ(助手席乗員有無検出手段)、12は着座センサ(助手席乗員有無検出手段)、13は車内カメラECU(助手席乗員有無検出手段)、14はPCSECU、22は表示部、23、241は操作部、24はタッチパネル入力部(トリガスイッチ)、212は第1スイッチ(トリガスイッチ)、213は第2スイッチ(トリガスイッチ)を示す。

Claims (14)

  1. 表示部(22)及び操作部(23、241)を有し、インストルメントパネル(4)において運転席側の第1の位置(P1)と、助手席側の第2の位置(P2)とに移動可能に設けられた表示装置本体(2)と、
    前記表示装置本体(2)を移動させる移動機構(3)と、
    前記表示装置本体(2)に設けられ助手席方向移動指令及び運転席方向移動指令を出力するトリガスイッチ(24、212、213)と、
    前記助手席方向移動指令及び運転席方向移動指令を受けて夫々前記表示装置本体(2)が前記第2の位置(P2)及び第1の位置(P1)に移動するように前記移動機構(3)を制御する移動機構制御部(10)と、
    前記表示装置本体(2)が前記第1の位置(P1)にあるときには車両走行時において使用規制をかけ且つ前記表示装置本体(2)が前記第2の位置(P2)にあるときには車両走行時でも使用規制をかけないように制御する使用規制制御部(81)とを備え
    前記トリガスイッチは、前記表示装置本体の運転席側の側面に設けた押圧操作型の第1スイッチ(212)と、助手席側の側面に設けられた押圧操作型の第2スイッチ(213)を含んで構成され、
    前記第1スイッチ(212)は押圧操作されることにより助手席方向移動指令を出力し、前記第2スイッチ(213)は押圧操作されることにより運転席方向移動指令を出力し、
    前記移動機構制御部(10)には、
    前記表示装置本体(2)が前記第2の位置(P2)にあるときに前記助手席方向移動指令を受けると、前記移動機構(3)を前記表示装置本体(2)が一旦前記助手席方向の延長方向へ僅かに移動した後前記第2の位置(P2)に戻るように動作させ、前記表示装置本体(2)が前記第1の位置(P1)にあるときに前記運転席方向移動指令を受けると、前記移動機構(3)を前記表示装置本体(2)が一旦前記運転席方向の延長方向へ僅かに移動した後前記第1の位置(P1)に戻るように動作させる特定動作制御手段(102)を含む車載用表示装置。
  2. 前記第1スイッチ(212)及び第2スイッチ(213)は、押圧されたときに押圧力を検出する押圧力検出機能を備え、
    前記移動機構制御部(10)には、
    押圧力が大きいほど前記表示装置本体(2)の移動速度を速くするスイッチ圧力対応速度変更手段(103)を含む請求項記載の車載用表示装置。
  3. 表示部(22)及び操作部(23、241)を有し、インストルメントパネル(4)において運転席側の第1の位置(P1)と、助手席側の第2の位置(P2)とに移動可能に設けられた表示装置本体(2)と、
    前記表示装置本体(2)を移動させる移動機構(3)と、
    前記表示装置本体(2)に設けられ助手席方向移動指令及び運転席方向移動指令を出力するトリガスイッチ(24、212、213)と、
    前記助手席方向移動指令及び運転席方向移動指令を受けて夫々前記表示装置本体(2)が前記第2の位置(P2)及び第1の位置(P1)に移動するように前記移動機構(3)を制御する移動機構制御部(10)と、
    前記表示装置本体(2)が前記第1の位置(P1)にあるときには車両走行時において使用規制をかけ且つ前記表示装置本体(2)が前記第2の位置(P2)にあるときには車両走行時でも使用規制をかけないように制御する使用規制制御部(81)とを備え、
    前記トリガスイッチは、前記表示部に設けたタッチパネル入力部(24)から構成され、当該タッチパネル入力部(24)は、助手席方向へフリック操作されることにより助手席方向移動指令を出力し、運転席方向へフリック操作されることにより運転席方向移動指令を出力し、
    前記移動機構制御部(10)には、
    前記表示装置本体(2)が前記第2の位置(P2)にあるときに前記助手席方向移動指令を受けると、前記移動機構(3)を前記表示装置本体(2)が一旦前記助手席方向の延長方向へ僅かに移動した後前記第2の位置(P2)に戻るように動作させ、前記表示装置本体(2)が前記第1の位置(P1)にあるときに前記運転席方向移動指令を受けると、前記移動機構(3)を前記表示装置本体(2)が一旦前記運転席方向の延長方向へ僅かに移動した後前記第1の位置(P1)に戻るように動作させる特定動作制御手段(102)を含む車載用表示装置。
  4. 前記タッチパネル入力部(24)は、フリック操作時におけるタッチ圧力を検出するタッチ圧力検出機能を備え、
    前記移動機構制御部(10)には、
    タッチ圧力が大きいほど前記表示装置本体(2)の移動速度を速くするタッチ圧力対応速度変更手段(104)を含む請求項3記載の車載用表示装置。
  5. 表示部(22)及び操作部(23、241)を有し、インストルメントパネル(4)において運転席側の第1の位置(P1)と、助手席側の第2の位置(P2)とに移動可能に設けられた表示装置本体(2)と、
    前記表示装置本体(2)を移動させる移動機構(3)と、
    前記表示装置本体(2)に設けられ助手席方向移動指令及び運転席方向移動指令を出力するトリガスイッチ(24、212、213)と、
    前記助手席方向移動指令及び運転席方向移動指令を受けて夫々前記表示装置本体(2)が前記第2の位置(P2)及び第1の位置(P1)に移動するように前記移動機構(3)を制御する移動機構制御部(10)と、
    前記表示装置本体(2)が前記第1の位置(P1)にあるときには車両走行時において使用規制をかけ且つ前記表示装置本体(2)が前記第2の位置(P2)にあるときには車両走行時でも使用規制をかけないように制御する使用規制制御部(81)と、
    助手席に乗員がいるか否かを検出する助手席乗員有無検出手段(11、12、13)とを備え、
    前記移動機構制御部(10)には、
    前記表示装置本体(2)が前記第1の位置(P1)にあって且つ前記助手席方向移動指令を受けたときであっても、助手席に乗員がいないことが検出されたときには、前記表示装置本体(2)の助手席方向への移動を行わない移動禁止制御手段(105)を含む車載用表示装置。
  6. 表示部(22)及び操作部(23、241)を有し、インストルメントパネル(4)において運転席側の第1の位置(P1)と、助手席側の第2の位置(P2)とに移動可能に設けられた表示装置本体(2)と、
    前記表示装置本体(2)を移動させる移動機構(3)と、
    前記表示装置本体(2)に設けられ助手席方向移動指令及び運転席方向移動指令を出力するトリガスイッチ(24、212、213)と、
    前記助手席方向移動指令及び運転席方向移動指令を受けて夫々前記表示装置本体(2)が前記第2の位置(P2)及び第1の位置(P1)に移動するように前記移動機構(3)を制御する移動機構制御部(10)と、
    前記表示装置本体(2)が前記第1の位置(P1)にあるときには車両走行時において使用規制をかけ且つ前記表示装置本体(2)が前記第2の位置(P2)にあるときには車両走行時でも使用規制をかけないように制御する使用規制制御部(81)と、
    助手席に乗員がいるか否かを検出する助手席乗員有無検出手段(11、12、13)とを備え、
    前記移動機構制御部(10)には、
    前記表示装置本体(2)が前記第2の位置(P2)にあって且つ助手席に乗員がいないことが検出されたときには、前記表示装置本体(2)を前記第1の位置(P1)に移動させる復帰制御手段(101)を含む車載用表示装置。
  7. 表示部(22)及び操作部(23、241)を有し、インストルメントパネル(4)において運転席側の第1の位置(P1)と、助手席側の第2の位置(P2)とに移動可能に設けられた表示装置本体(2)と、
    前記表示装置本体(2)を移動させる移動機構(3)と、
    前記表示装置本体(2)に設けられ助手席方向移動指令及び運転席方向移動指令を出力するトリガスイッチ(24、212、213)と、
    前記助手席方向移動指令及び運転席方向移動指令を受けて夫々前記表示装置本体(2)が前記第2の位置(P2)及び第1の位置(P1)に移動するように前記移動機構(3)を制御する移動機構制御部(10)と、
    前記表示装置本体(2)が前記第1の位置(P1)にあるときには車両走行時において使用規制をかけ且つ前記表示装置本体(2)が前記第2の位置(P2)にあるときには車両走行時でも使用規制をかけないように制御する使用規制制御部(81)とを備え、
    前記移動機構制御部(10)は、プリクラッシュセーフティシステム(9)からの衝突危険信号の入力が可能であり、
    前記移動機構制御部(10)には、
    前記表示装置本体(2)が前記第2の位置(P2)にあるときに前記衝突危険信号の入力があると、前記表示装置本体(2)を第1の位置(P1)に通常より速い速度で移動させる緊急制御手段(108)を含む車載用表示装置。
  8. 前記トリガスイッチは、前記表示装置本体の運転席側の側面に設けた押圧操作型の第1スイッチ(212)と、助手席側の側面に設けられた押圧操作型の第2スイッチ(213)を含んで構成され、
    前記第1スイッチ(212)は押圧操作されることにより助手席方向移動指令を出力し、前記第2スイッチ(213)は押圧操作されることにより運転席方向移動指令を出力する請求項5から7のいずれか一項記載の車載用表示装置。
  9. 前記トリガスイッチは、前記表示部に設けたタッチパネル入力部(24)から構成され、当該タッチパネル入力部(24)は、助手席方向へフリック操作されることにより助手席方向移動指令を出力し、運転席方向へフリック操作されることにより運転席方向移動指令を出力する請求項5から7のいずれか一項記載の車載用表示装置。
  10. 前記移動機構制御部(10)には、
    前記表示装置本体(2)が前記第2の位置(P2)にあるときに前記助手席方向移動指令を受けると、前記移動機構(3)を前記表示装置本体(2)が一旦前記助手席方向の延長方向へ僅かに移動した後前記第2の位置(P2)に戻るように動作させ、前記表示装置本体(2)が前記第1の位置(P1)にあるときに前記運転席方向移動指令を受けると、前記移動機構(3)を前記表示装置本体(2)が一旦前記運転席方向の延長方向へ僅かに移動した後前記第1の位置(P1)に戻るように動作させる特定動作制御手段(102)を含む請求項又は記載の車載用表示装置。
  11. 前記第1スイッチ(212)及び第2スイッチ(213)は、押圧されたときに押圧力を検出する押圧力検出機能を備え、
    前記移動機構制御部(10)には、
    押圧力が大きいほど前記表示装置本体(2)の移動速度を速くするスイッチ圧力対応速度変更手段(103)を含む請求項記載の車載用表示装置。
  12. 前記タッチパネル入力部(24)は、フリック操作時におけるタッチ圧力を検出するタッチ圧力検出機能を備え、
    前記移動機構制御部(10)には、
    タッチ圧力が大きいほど前記表示装置本体(2)の移動速度を速くするタッチ圧力対応速度変更手段(104)を含む請求項記載の車載用表示装置。
  13. 前記表示装置本体(2)の移動が正常であるか異常であるかを判定する異常判定手段(106)を備え、
    前記移動機構制御部(10)には、
    前記異常判定手段(106)が異常の判定をしたときには前記表示装置本体(2)を移動前の位置に戻す異常処理手段(107)を含む請求項1から12のいずれか一項記載の車載用表示装置。
  14. 前記移動機構(3)は、前記インストルメントパネル(4)に前記第1の位置(P1)と第2の位置(P2)とにわたるように形成された貫通スリット(5)と、前記インストルメントパネル(4)の表側に位置する前記表示装置本体(2)の裏面から前記貫通スリット(5)を通してインストルメントパネル(4)の裏側に延びた連結体(6)と、駆動源(71)を備え前記連結体(6)を前記貫通スリット(5)に沿って往復移動させる駆動機構(7)と、を備え、
    前記貫通スリット(5)はインストルメントパネル(4)の表側から見えない構成となっている請求項1から請求項13のいずれか一項記載の車載用表示装置。
JP2013084784A 2013-04-15 2013-04-15 車載用表示装置 Expired - Fee Related JP6098316B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013084784A JP6098316B2 (ja) 2013-04-15 2013-04-15 車載用表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013084784A JP6098316B2 (ja) 2013-04-15 2013-04-15 車載用表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014205448A JP2014205448A (ja) 2014-10-30
JP6098316B2 true JP6098316B2 (ja) 2017-03-22

Family

ID=52119388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013084784A Expired - Fee Related JP6098316B2 (ja) 2013-04-15 2013-04-15 車載用表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6098316B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6827304B2 (ja) * 2016-11-21 2021-02-10 パイオニア株式会社 移動制御装置、移動制御方法及び移動制御装置用プログラム
JP6981273B2 (ja) * 2018-01-23 2021-12-15 トヨタ自動車株式会社 車両用表示装置搭載構造
JP6960899B2 (ja) * 2018-11-29 2021-11-05 株式会社ホンダアクセス 車載用電子機器
TWI815046B (zh) * 2020-10-14 2023-09-11 友達光電股份有限公司 行車輔助方法及車載裝置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59160306U (ja) * 1983-04-11 1984-10-27 日産自動車株式会社 ドライブポジシヨン設定装置
JP2804643B2 (ja) * 1991-06-18 1998-09-30 アルパイン株式会社 車載用ディスプレイ装置
JPH06183286A (ja) * 1992-09-16 1994-07-05 Zanabui Infuomateikusu:Kk 車載用情報表示装置
JPH07217607A (ja) * 1994-02-03 1995-08-15 Smc Corp 負荷の位置決め装置
JPH11262883A (ja) * 1998-03-19 1999-09-28 Denso Corp ロボットのマニュアル操作装置
JP3457601B2 (ja) * 1999-12-16 2003-10-20 日本電気株式会社 車載用ナビゲーション装置
JP2002211327A (ja) * 2001-01-16 2002-07-31 Kenwood Corp 車載用表示装置
JP4425496B2 (ja) * 2001-07-03 2010-03-03 アルパイン株式会社 表示装置
JP2003200788A (ja) * 2001-12-28 2003-07-15 Pioneer Electronic Corp 表示制御装置および表示制御方法、駆動制御装置および駆動制御方法
JP2003214878A (ja) * 2002-01-17 2003-07-30 Hitachi Ltd 車載用表示装置
JP4715257B2 (ja) * 2005-03-22 2011-07-06 パナソニック株式会社 データ処理装置
JP4752385B2 (ja) * 2005-08-03 2011-08-17 トヨタ自動車株式会社 車両用表示装置
JP2010030324A (ja) * 2008-07-24 2010-02-12 Autonetworks Technologies Ltd 操作装置
JP5146923B2 (ja) * 2009-03-13 2013-02-20 日本精機株式会社 計器装置
JP2012189780A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Aisin Aw Co Ltd 地図表示システム、地図表示装置、地図表示方法及びコンピュータプログラム
JP2014173931A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Mitsubishi Electric Corp 車載情報機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014205448A (ja) 2014-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10613810B2 (en) Display device for vehicle
JP6682574B2 (ja) 自動操縦装置が作動している自動車両において通信端末を使用する方法及び自動車両
US9939912B2 (en) Detection device and gesture input device
JP5899251B2 (ja) 車両用入力装置
US20170371032A1 (en) Control device for a motor vehicle
EP2068189A2 (en) Head-up display device for vehicle
EP3623930B1 (en) Operation apparatus
US10474357B2 (en) Touch sensing display device and method of detecting user input from a driver side or passenger side in a motor vehicle
JP6098316B2 (ja) 車載用表示装置
CN105511662B (zh) 用于车辆的二元操作触屏装置
JP2019006277A (ja) 車両操作装置
US20090327977A1 (en) Interactive control device and method for operating the interactive control device
JP6464869B2 (ja) 操作システム
US20150314684A1 (en) Vehicle arrangement, method and computer program for controlling the vehicle arrangement
WO2014119584A1 (ja) 表示制御装置
JP2013193670A (ja) 表示制御装置
JP6085275B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2011143885A (ja) 車両用シート調整装置
US20170192498A1 (en) Mirror Device with Display Function and Method of Changing Direction of Mirror Device with Display Function
KR102097966B1 (ko) 차량 주행 제어 시스템 및 차량 주행 제어 방법
KR100986333B1 (ko) 차량용 입체영상 입력장치
JP7156229B2 (ja) 表示デバイス制御装置
JP5040606B2 (ja) 可視方向切替え装置および表示システム
JP2019127078A (ja) 表示装置
KR101619220B1 (ko) 차량용 헤드 업 디스플레이 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160719

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170206

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6098316

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees