JP7156229B2 - 表示デバイス制御装置 - Google Patents

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Description

本開示は表示デバイス制御装置に関する。
特許文献1に車載用表示装置が開示されている。車載用表示装置は、車両の運転席よりも前方に表示部を備える。車載用表示装置は、ドライバの視線の角度に応じて表示部を傾ける。
特許第6405930号公報
ドライバの視線の角度以外の状況によっても、表示部の好ましい傾きは変化する。本開示の1つの局面は、状況に応じて表示部の傾きを設定できる表示デバイス制御装置を提供することが好ましい。
本開示の1つの局面は、車両(3)のインパネ(33)に設けられた表示デバイス(27)を制御する表示デバイス制御装置(1)であって、前記車両の状態を取得するように構成された状態取得ユニット(9)と、前記車両の状態に応じて、前記表示デバイスが備える表示部(29)の傾きを設定するように構成された傾き設定ユニット(11)と、を備える表示デバイス制御装置である。
本開示の1つの局面である表示デバイス制御装置は、車両の状態に応じて、表示部の傾きを設定することができる。そのため、本開示の1つの局面である表示デバイス制御装置は、表示部の傾きを、車両の状態に応じて好適なものにすることができる。
本開示の別の局面は、車両(3)のインパネ(33)に設けられた表示デバイス(27)を制御する表示デバイス制御装置(1)であって、前記車両のドライバの身体的特徴を取得するように構成された特徴取得ユニット(13)と、前記身体的特徴に応じて、前記表示デバイスが備える表示部(29)の傾きを設定するように構成された傾き設定ユニット(11)と、を備える表示デバイス制御装置である。
本開示の別の局面である表示デバイス制御装置は、ドライバの身体的特徴に応じて、表示部の傾きを設定する。そのため、本開示の別の局面である表示デバイス制御装置は、表示部の傾きを、ドライバの身体的特徴に応じて好適なものにすることができる。
本開示の別の局面は、車両(3)のインパネ(33)に設けられた表示デバイス(27)を制御する表示デバイス制御装置(1)であって、外光の照度を取得するように構成された照度取得ユニット(15)と、前記外光の照度に応じて、前記表示デバイスが備える表示部(29)の傾きを設定するように構成された傾き設定ユニット(11)と、を備える表示デバイス制御装置である。
本開示の別の局面である表示デバイス制御装置は、外光の照度に応じて、表示部の傾きを設定する。そのため、本開示の別の局面である表示デバイス制御装置は、表示部の傾きを、外光の照度に応じて好適なものにすることができる。
第1実施形態の表示デバイス制御装置の構成を表すブロック図である。 第1実施形態の表示デバイス制御装置の機能的構成を表すブロック図である。 表示デバイス制御装置が実行する処理を表すフローチャートである。 車室内におけるメータOLEDの配置を表す説明図である。 メータOLEDの傾きの変化を表す説明図である。 角度Tを表す説明図である。 第2実施形態の表示デバイス制御装置の構成を表すブロック図である。 第2実施形態の表示デバイス制御装置の機能的構成を表すブロック図である。 車両の状態が手動運転モードの場合のメータOLEDを表す説明図である。 表示デバイス制御装置が実行する衝突用処理を表すフローチャートである。 表示デバイス制御装置が実行する角度変化時処理を表すフローチャートである。
本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.表示デバイス制御装置1の構成
表示デバイス制御装置1の構成を、図1、図2、図4~図6に基づき説明する。図1に示すように、表示デバイス制御装置1は車両3に搭載されている。表示デバイス制御装置1は、CPU5と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、メモリ7とする)と、を有するマイクロコンピュータを備える。
表示デバイス制御装置1の各機能は、CPU5が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ7が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、表示デバイス制御装置1は、1つのマイクロコンピュータを備えてもよいし、複数のマイクロコンピュータを備えてもよい。
表示デバイス制御装置1は、図2に示すように、状態取得ユニット9と、傾き設定ユニット11と、特徴取得ユニット13と、照度取得ユニット15と、を備える。
表示デバイス制御装置1は、車両3が備える複数の部材と接続している。複数の部材として、図1に示すように、DSM(ドライバステイタスモニタ)17と、照度計19と、着座センサ21と、車両制御ECU23と、車載ネットワーク25と、表示デバイス27とがある。
DSM17は車両3のドライバの顔を撮影し、画像を生成する。DSM17は、ドライバの顔の画像を含むDSM情報を生成し、表示デバイス制御装置1に出力する。
照度計19は、外光の照度を計測するセンサである。外光とは、車両3の外部における光である。照度計19は、外光の照度を表す情報(以下では照度情報とする)を表示デバイス制御装置1に出力する。
着座センサ21は、車両3の運転席にドライバが着座しているか否かを検出するセンサである。着座センサ21は、車両3の運転席にドライバが着座しているか否かを表す情報(以下では着座情報とする)を表示デバイス制御装置1に出力する。
車両制御ECU23は、車両3の運転に関する制御を行う。車両3は、自動運転モードと、手動運転モードと、駐車中モードとを設定可能である。自動運転モードであるとき、車両3は自動運転を行う。手動運転モードであるとき、ドライバは車両3を手動運転することができる。駐車中モードであるとき、車両3は駐車している。
自動運転モードと、手動運転モードと、駐車中モードとは、それぞれ、車両の状態に対応する。自動運転モードと、手動運転モードとは、車両の状態のうち、走行中の状態に対応する。
車両制御ECU23は、現時点における車両3の状態が、自動運転モード、手動運転モード、及び駐車中モードのうちのどれであるかを表す情報(以下ではモード情報とする)を表示デバイス制御装置1に出力する。
車載ネットワーク25は、車両3の車速やシフト値を表す信号を表示デバイス制御装置1に出力する。
表示デバイス27は、メータOLED(Organic Light Emitting Diode)29と可動機構アクチュエータ31とを備える。メータOLED29は表示部に対応する。図5、図6に示すように、メータOLED29は板状の基本形態を有する。メータOLED29は、一部が曲面で構成されている。メータOLED29は、車両3の運転席側の面に映像を表示可能である。メータOLED29は、表示デバイス制御装置1から送られる映像出力に基づき映像を表示する。メータOLED29は、例えば、メータとしての機能を有する。メータOLED29は、例えば、視覚支援情報、ドライバ向けプライベート情報等を表示する。
図4、図5に示すように、メータOLED29はインパネ33に設けられている。図4、図5において39はハンドルを示す。図4において41はドライバ席を示す。図4において43はアームレストを示す。図4において45はパッセンジャー席を示す。図4において47はフロントウインドウを示す。
図5、図6に示すように、メータOLED29は、前端29Aが、後端29Bよりも高くなる方向に傾いている。前端29Aは、車両3の前方側の端部である。後端29Bは、車両3の後方側の端部である。後端29Bの位置は一定である。
図6に示すように、車両3の横方向から見て、車両3に対し固定された基準面35と、メータOLED29に対し固定された基準面37とが成す角度を角度Tとする。角度Tは、メータOLED29の傾きを表す数値である。角度Tが大きいほど、前端29Aが高くなる方向でのメータOLED29の傾きは大きい。
可動機構アクチュエータ31は角度Tを変化させることができる。可動機構アクチュエータ31は、表示デバイス制御装置1から送られる可動制御信号に基づき動作する。可動機構アクチュエータ31の駆動源はモータである。
2.表示デバイス制御装置1が実行する処理
表示デバイス制御装置1が実行する処理を、図3、図5に基づき説明する。図3に示す処理は、車両3のイグニッションがオンになったときに開始される。車両3のイグニッションがオフであるとき、角度Tは初期値TIである。初期値T1は固定値である。表示デバイス制御装置1は初期値TIを予め記憶している。イグニッションがオンになった直後において、車両3の状態は手動運転モードである。
ステップ1では、状態取得ユニット9が、DSM17を用いてDSM情報を取得する。
ステップ2では、状態取得ユニット9が、前記ステップ1で取得したDSM情報に基づき、ドライバの目の位置の高さを取得する。ドライバの目の位置の高さは、車両3を基準とする高さである。ドライバの目の位置の高さは、ドライバの身体的特徴に対応する。
ステップ3では、前記ステップ2で取得したドライバの目の位置の高さが、低の範囲、中の範囲、及び高の範囲のうちのいずれかに属するかを、状態取得ユニット9が判断する。中の範囲は、低の範囲よりも高い範囲である。高の範囲は、中の範囲よりもさらに高い範囲である。表示デバイス制御装置1は、低の範囲、中の範囲、及び高の範囲を予め記憶している。
ドライバの目の位置の高さが中の範囲に属する場合、本処理はステップ4に進む。ドライバの目の位置の高さが低の範囲に属する場合、本処理はステップ5に進む。ドライバの目の位置の高さが高の範囲に属する場合、本処理はステップ6に進む。
ステップ4では、傾き設定ユニット11が、基準角度TNの値をTNMとする。TNMは、0度より大きく90度より小さい固定値である。表示デバイス制御装置1は、TNMを予め記憶している。
ステップ5では、傾き設定ユニット11が、基準角度TNの値をTNLとする。TNLは、TNMより大きく90度より小さい固定値である。表示デバイス制御装置1は、TNLを予め記憶している。
ステップ6では、傾き設定ユニット11が、基準角度TNの値をTNSとする。TNSは、0度より大きくTNMより小さい固定値である。表示デバイス制御装置1は、TNSを予め記憶している。
ステップ7では、傾き設定ユニット11が、前記ステップ4~6のいずれかで決定した基準角度TNの値を記憶する。
ステップ8では、傾き設定ユニット11が、車両制御ECU23からモード情報を取得する。傾き設定ユニット11は、現時点における車両3の状態が、自動運転モード、手動運転モード、及び駐車中モードのうちのどれであるかを、モード情報に基づき判断する。
現時点における車両3の状態が手動運転モードの場合、本処理はステップ9に進む。現時点における車両3の状態が自動運転モードの場合、本処理はステップ10に進む。現時点における車両3の状態が駐車中モードの場合、本処理はステップ11に進む。
ステップ9では、傾き設定ユニット11が、可動機構アクチュエータ31を用いて、角度Tを、前記ステップ7で記憶した基準角度TNに設定する。その結果、角度Tは基準角度TNとなる。図5に示すように、角度Tが基準角度TNであるとき、前端29Aが低くなり、メータOLED29の傾きは小さい。
ステップ10では、傾き設定ユニット11が、可動機構アクチュエータ31を用いて、角度Tを、TN+ΔTAに設定する。その結果、角度TはTN+ΔTAとなる。TN+ΔTAは、前記ステップ7で記憶した基準角度TNに、ΔTAを加えた値である。ΔTAは正の固定値である。TN+ΔTAは、前記ステップ7で記憶した基準角度TNよりも大きい。
図5に示すように、角度TがTN+ΔTAの場合は、角度Tが基準角度TNの場合に比べて、前端29Aが高くなる方向でのメータOLED29の傾きが大きい。
車両3の状態が、自動運転モードから手動運転モードに変化した場合、角度Tは、TN+ΔTAから基準角度TNに変化する。このときの角度Tの変化速度を第1の速度とする。車両3の状態が、手動運転モードから自動運転モードに変化した場合、角度Tは、基準角度TNからTN+ΔTAに変化する。このときの角度Tの変化速度を第2の速度とする。
第1の速度は第2の速度より大きい。そのことにより、自動運転モードから手動運転モードに変化した場合に、角度Tが早期に減少し、前方の視野が早期に広がる。
ステップ11では、傾き設定ユニット11が、DSM17を用いてDSM情報を取得する。
ステップ12では、傾き設定ユニット11が、前記ステップ11で取得したDSM情報に基づき、ドライバが運転席から離席したか否かを判断する。ドライバが運転席から離席したと判断した場合、本処理はステップ13に進む。ドライバが運転席から離席していないと判断した場合、本処理はステップ14に進む。
なお、ドライバが運転席から離席したか否かの判断には、DSM情報に代えて、又はDSM情報に加えて、着座情報を用いてもよい。
ステップ13では、傾き設定ユニット11が、可動機構アクチュエータ31を用いて、角度Tを、初期値TIに設定する。その結果、角度Tは初期値TIとなる。初期値TIは、例えば、TNMと同程度の値である。
ステップ14では、傾き設定ユニット11が、可動機構アクチュエータ31を用いて、角度Tを、TN+ΔTBに設定する。その結果、角度TはTN+ΔTBとなる。TN+ΔTBは、前記ステップ7で記憶した基準角度TNに、ΔTBを加えた値である。ΔTBは、ΔTAより大きい正の固定値である。TN+ΔTBは、前記ステップ7で記憶した基準角度TNよりも大きく、TN+ΔTAよりも大きい。
図5に示すように、角度TがTN+ΔTBの場合は、角度Tが基準角度TNの場合、及び角度TがTN+ΔTAの場合に比べて、前端29Aが高くなる方向でのメータOLED29の傾きが大きい。
ステップ15では、照度取得ユニット15が、照度計19を用いて照度情報を取得する。
ステップ16では、照度取得ユニット15が、前記ステップ15で取得した照度情報に基づき、外光が弱いか否かを判断する。外光が弱いとは、外光の照度が予め設定された閾値以下であることを意味する。外光が弱いと判断した場合、本処理はステップ17に進む。外光が強いと判断した場合、本処理はステップ18に進む。
ステップ17では、傾き設定ユニット11が、可動機構アクチュエータ31を用いて、角度Tを、現状の角度TよりもΔTCだけ小さくする。ΔTCは正の固定値である。
ステップ18では、傾き設定ユニット11が、可動機構アクチュエータ31を用いて、角度Tを、現状の角度TよりもΔTDだけ大きくする。ΔTDは正の固定値である。
ステップ9では、車両3のイグニッションがオフになったか否かを状態取得ユニット9が判断する。イグニッションがオフになった場合、本処理はステップ20に進む。イグニッションがオンのままの場合、本処理はステップ8に進む。
ステップ20では、傾き設定ユニット11が、可動機構アクチュエータ31を用いて、角度Tを初期値TIに設定する。その結果、角度Tは初期値TIとなる。
3.表示デバイス制御装置1が奏する効果
(1A)表示デバイス制御装置1は、車両3の状態に応じて、メータOLED29の傾きを設定することができる。そのため、表示デバイス制御装置1は、メータOLED29の傾きを、車両3の状態に応じて好適なものにすることができる。
(1B)表示デバイス制御装置1は、車両3の状態が自動運転モードの場合は、車両3の状態が手動運転モードの場合に比べて、前端29Aが高くなる方向でのメータOLED29の傾きを大きくする。
車両3の状態が自動運転モードの場合は、自動運転機能の動作状況等をメータOLED29に表示することがある。そのため、車両3の状態が自動運転モードの場合は、手動運転モードの場合に比べて、メータOLED29に表示する情報の量が多くなる。
表示デバイス制御装置1は、車両3の状態が自動運転モードの場合に、前端29Aが高くなる方向でのメータOLED29の傾きを大きくするので、ドライバは、メータOLED29表示された多くの情報を容易に視認することができる。
車両3の状態が手動運転モードの場合、前方の視野を広くする必要がある。表示デバイス制御装置1は、車両3の状態が手動運転モードの場合に、前端29Aが低くなるように、メータOLED29の傾きを小さくするので、前方の視野が広くなる。
(1C)表示デバイス制御装置1は、車両3の状態が駐車中モードであってドライバが離席していない場合は、車両3の状態が手動運転モード及び自動運転モードの場合に比べて、前端29Aが高くなる方向でのメータOLED29の傾きを大きくする。ドライバは、駐車中にシートをリクライニングさせた場合でも、メータOLED29の表示内容を容易に視認することができる。
(1D)表示デバイス制御装置1は、ドライバの身体的特徴に応じて、メータOLED29の傾きを設定する。そのため、表示デバイス制御装置1は、メータOLED29の傾きを、ドライバの身体的特徴に応じて好適なものにすることができる。
(1E)表示デバイス制御装置1は、ドライバの目の位置が低いほど、前端29Aが高くなる方向でのメータOLED29の傾きを大きくする。そのため、メータOLED29の視認性に対する、ドライバの目の位置の高さの影響を抑制することができる。
(1F)表示デバイス制御装置1は、外光の照度に応じて、メータOLED29の傾きを設定する。そのため、表示デバイス制御装置1は、メータOLED29の傾きを、外光の照度に応じて好適なものにすることができる。
(1G)表示デバイス制御装置1は、外光の照度が高いほど、前端29Aが高くなる方向でのメータOLED29の傾きを大きくする。そのため、表示デバイス制御装置1は、メータOLED29の視認性が外光のために低下することを抑制できる。
(1H)表示デバイス制御装置1は、ドライバが離席した場合、角度Tを初期値TIにする。そのため、インパネ33の内部に直射日光が入ることに起因するインパネ33の内部における蓄熱を抑制できる。
<第2実施形態>
1.第1実施形態との相違点
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
図7に示すように、表示デバイス制御装置1は、第1実施形態において表示デバイス制御装置1と接続していた部材に加えて、静電センサ49と、圧力センサ51と、ミリ波レーダ53と、カメラ55と、入力部57と、報知装置59と、接続している。
静電センサ49は、ハンドル39に設けられている。静電センサ49は、静電容量の変化に基づき、ドライバがハンドル39を把持していることを検出する。静電センサ49は、ハンドル39のうち、右手で把持する部分と、左手で把持する部分とにそれぞれ設けられている。よって、静電センサ49は、ドライバが両手でハンドル39を把持していることを検出できる。静電センサ49は、検出結果を表示デバイス制御装置1に送る。
圧力センサ51は、ハンドル39に設けられている。圧力センサ51は、圧力の変化に基づき、ドライバがハンドル39を把持していることを検出する。圧力センサ51は、ハンドル39のうち、右手で把持する部分と、左手で把持する部分とにそれぞれ設けられている。よって圧力センサ51は、ドライバが両手でハンドル39を把持していることを検出できる。圧力センサ51は、検出結果を表示デバイス制御装置1に送る。
ミリ波レーダ53及びカメラ55は、それぞれ、車両3の周辺に存在する物標を検出する。物標として、例えば、他の車両、歩行者、固定物等が挙げられる。ミリ波レーダ53及びカメラ55は、それぞれ、検出した物標に関する情報(以下では周辺情報とする)を表示デバイス制御装置1に送る。周辺情報は、例えば、車両3の周辺に存在する物標の位置、物標の速度、車両3から物標までの距離、物標の種類等を表す情報である。
入力部57は、車両3の車室に設けられている。入力部57は、ドライバによる入力を受け付ける。入力の内容として、後述する動作再開の指示等がある。
報知装置59は、車両3の車室に設けられている。報知装置59は、音声、画像、振動等により、ドライバに対する報知を行う。
表示デバイス制御装置1は、図8に示すように、第1実施形態における構成に加えて、情報表示ユニット63と、把持判断ユニット65と、報知ユニット67と、反力情報取得ユニット69と、停止ユニット71と、衝突判断ユニット73と、を備える。
可動機構アクチュエータ31は、モータ反力情報を表示デバイス制御装置1に送る。モータ反力情報とは、可動機構アクチュエータ31のモータに加わる反力の大きさを表す情報である。反力とは、モータの回転方向とは反対方向の力である。例えば、可動機構アクチュエータ31が角度Tを変化させようとしているときに、ドライバの指や物体等がメータOLED29に接触し、メータOLED29の動きを妨げているとき、反力は大きくなる。メータOLED29に接触しているドライバの指や物体は、例えば、インパネ33やセンターコンソールとメータOLED29との間に挟まっている。
2.車両3の状態が手動運転モードの場合にメータOLED29に情報を表示する処理
図9に示すように、メータOLED29は、第1部75、第2部77、及び第3部79を備える。第1部75、第2部77、及び第3部79の表面はそれぞれ平面である。第2部77は、第1部75に隣接し、第1部75に対し屈曲している。第3部79は、第2部77に隣接し、第2部77に対し屈曲している。
第1部75の中心を81とする。中心81を通り、第1部75に直交する法線を83とする。ドライバの視点85から中心81に向かう視線方向87と、法線83とが成す角度を入射角θ1とする。
第2部77の中心を89とする。中心89を通り、第2部77に直交する法線を91とする。ドライバの視点85から中心89に向かう視線方向93と、法線91とが成す角度を入射角θ2とする。
第3部79の中心を95とする。中心95を通り、第3部79に直交する法線を97とする。ドライバの視点85から中心95に向かう視線方向99と、法線97とが成す角度を入射角θ3とする。
車両3の状態が手動運転モードの場合、角度Tは、車両3の状態が自動運転モードの場合よりも小さくなる。車両3の状態が手動運転モードの場合、入射角θ1は、入射角θ2及び入射角θ3よりも小さい。すなわち、車両3の状態が手動運転モードの場合、第1部75は、メータOLED29のうち、ドライバの視線方向の入射角が最小となる部分である。
情報表示ユニット63は、車両3の状態が手動運転モードの場合、第1部75に、車両3の走行状態、又は、車両3の機能の動作状態を表す情報を表示する。車両3の走行状態として、例えば、車速、燃料の残量等が挙げられる。車両3の機能の動作状態として、例えば、ACCの設定内容、ACCがオンであるか否か等が挙げられる。
3.衝突用処理
表示デバイス制御装置1は、衝突の危険性に応じてメータOLED29の角度Tを変化させる処理(以下では衝突用処理とする)を実行する。表示デバイス制御装置1は、車両3が走行しているときに、衝突用処理を所定時間ごとに繰り返し実行する。衝突用処理を、図10に基づき説明する。
ステップ31では、衝突判断ユニット73が、ミリ波レーダ53及びカメラ55を用いて、周辺情報を取得する。
ステップ32では、衝突判断ユニット73が、前記ステップ31で取得した周辺情報に基づき、車両3が他の物標と衝突する可能性があるか否かを判断する。車両3が他の物標と衝突する可能性がある場合、本処理はステップ33に進む。車両3が他の物標と衝突する可能性がない場合、本処理は終了する。
ステップ33では、傾き設定ユニット11が、メータOLED29の現在の角度Tを記憶する。
ステップ34では、傾き設定ユニット11が、可動機構アクチュエータ31を用いて、角度Tを、初期値TIに設定する。その結果、角度Tは初期値TIとなる。
ステップ35では、衝突判断ユニット73が、ミリ波レーダ53及びカメラ55を用いて、周辺情報を取得する。
ステップ36では、衝突判断ユニット73が、前記ステップ35で取得した周辺情報に基づき、車両3が他の物標と衝突する可能性があるか否かを判断する。車両3が他の物標と衝突する可能性がある場合、本処理はステップ35に進む。車両3が他の物標と衝突する可能性がない場合、本処理はステップ37に進む。
ステップ37では、傾き設定ユニット11が、可動機構アクチュエータ31を用いて、角度Tを、直前の前記ステップ33において記憶した値に設定する。その結果、角度Tは、直前の前記ステップ33において記憶した値となる。
4.角度Tが変化するときの処理
角度Tが変化するとき、傾き設定ユニット11、把持判断ユニット65、報知ユニット67、反力情報取得ユニット69、及び停止ユニット71は、以下の処理(以下では角度変化時処理とする)を実行する。
角度Tが変化する場合として、角度Tが小さくなる場合と、角度Tが大きくなる場合とがある。角度Tが変化する場合として、前記ステップ9、10、13、14、17、18、34、37の処理を実行する場合がある。角度変化時処理を、図11に基づき説明する。
ステップ41では、把持判断ユニット65が、静電センサ49及び圧力センサ51の検出結果を取得する。
ステップ42では、把持判断ユニット65が、前記ステップ41で取得した検出結果に基づき、ドライバが両手でハンドル39を把持しているか否かを判断する。ドライバが両手でハンドル39を把持していると判断した場合、本処理はステップ44に進む。ドライバが両手でハンドル39を把持していないと判断した場合、本処理はステップ43に進む。
ステップ43では、報知ユニット67が、メータOLED29を用いて、警告を表示する。警告は、ドライバが両手でハンドル39を把持していない場合の報知に対応する。
ステップ44では、傾き設定ユニット11が、可動機構アクチュエータ31を用いて動作を開始する。動作とは、メータOLED29の角度Tを、目標の値まで変化させることである。
ステップ45では、反力情報取得ユニット69が、可動機構アクチュエータ31からモータ反力情報を取得する。停止ユニット71は、モータ反力情報が表す反力が、予め設定された閾値より大きいか否かを判断する。反力が閾値より大きい場合、本処理はステップ46に進む。反力が閾値未満である場合、本処理はステップ49に進む。
ステップ46では、傾き設定ユニット11が、動作を停止する。また、報知ユニット67は、メータOLED29を用いて、通知を表示する。通知は、動作を正常に行えないことを表す。
ステップ47では、入力部57に動作再開の指示が入力されたか否かを、停止ユニット71が判断する。なお、ドライバは、前記ステップ46で表示された通知を見て、動作を阻害していた要因を解消してから、動作再開の指示を入力部57に入力することができる。動作を阻害していた要因として、例えば、ドライバの指、ドライバの頭部、物等が、メータOLED29に接触していたこと等が挙げられる。入力部57に動作再開の指示が入力された場合、本処理はステップ48に進む。入力部57に動作再開の指示が入力されていない場合、本処理はステップ47の前に戻る。
ステップ48では、傾き設定ユニット11が、可動機構アクチュエータ31を用いて動作を再開する。
ステップ49では、動作が終了したか否かを傾き設定ユニット11が判断する。動作が終了するとは、角度Tが目標の値となることである。動作が終了した場合、本処理は終了する。動作が終了していない場合、本処理はステップ45に進む。
5.表示デバイス制御装置1が奏する効果
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果を奏し、さらに、以下の効果を奏する。
(2A)表示デバイス制御装置1は、車両3の状態が手動運転モードの場合、車両3の走行状態、又は、車両3の機能の動作状態を表す情報を第1部75に表示する。第1部75は、車両3の状態が手動運転モードの場合、メータOLED29のうち、ドライバの視線方向の入射角が最小となる部分である。すなわち、第1部75は、車両3の状態が手動運転モードの場合、メータOLED29のうち、ドライバにとって最も表示を見易い部分である。
車両3の走行状態、又は、車両3の機能の動作状態を表す情報は、手動運転のために必要な情報である。そのため、表示デバイス制御装置1は、車両3の状態が手動運転モードの場合、手動運転のために必要な情報を、ドライバにとって見易く表示することができる。
(2B)ドライバが両手でハンドル39を把持しておらず、メータOLED29の傾きが変化する場合、ドライバの指が、メータOLED29と、インパネ33やセンターコンソール等との間に挟まれてしまうおそれがある。表示デバイス制御装置1は、メータOLED29の傾きが変化するとき、ドライバが両手でハンドル39を把持しているか否かを判断する。表示デバイス制御装置1は、ドライバが両手でハンドル39を把持していないと判断した場合、報知を行う。そのため、表示デバイス制御装置1は、ドライバの指が、メータOLED29と、インパネ33やセンターコンソール等との間に挟まれてしまうことを抑制できる。
(2C)メータOLED29の傾きが変化するとき、メータOLED29と、インパネ33やセンターコンソール等との間にドライバの指や物が挟まることがある。この場合、メータOLED29の傾きの変化が継続すると、問題が生じることがある。表示デバイス制御装置1は、メータOLED29の傾きが変化するとき、モータに加わる反力の大きさを取得する。表示デバイス制御装置1は、反力の大きさが予め設定された閾値より大きい場合、メータOLED29の傾きの変化を停止させる。メータOLED29の傾きの変化は、ドライバが動作再開の指示を入力部57に入力するまで、停止したままとなる。
そのため、表示デバイス制御装置1は、メータOLED29と、インパネ33やセンターコンソール等との間にドライバの指や物が挟まったとき、メータOLED29の傾きの変化を停止させることができる。
(2D)表示デバイス制御装置1は、車両3が他の物標と衝突する可能性があるか否かを判断する。表示デバイス制御装置1は、車両3が他の物標と衝突する可能性があると判断した場合は、その可能性がないと判断した場合よりも、前端29Aが高くなる方向でのメータOLED29の傾きを小さくする。そのため、表示デバイス制御装置1は、車両3が他の物標と衝突した場合に、メータOLED29が破損することを抑制できる。また、表示デバイス制御装置1は、メータOLED29が破損した場合でも、破片がドライバの方向に飛散することを抑制できる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)角度Tが大きい場合、メータOLED29のために、他の表示デバイスが見難くなることがある。他の表示デバイスとして、例えば、センターコンソール側の表示デバイス等がある。他の表示デバイスが見難い場合、表示デバイス制御装置1は、他の表示デバイスの表示内容を調整することができる。例えば、表示デバイス制御装置1は、他の表示デバイスのうち、メータOLED29のために見難くなっている部分には表示を行わないように調整することができる。
(2)メータOLED29の代わりに他の表示デバイスを用いてもよい。他の表示デバイスとして、例えば、液晶ディスプレイ等が挙げられる。メータOLED29の形態は、平坦な形状であってもよい。
(3)第1実施形態及び第2実施形態では、イグニッションがオンになったときに、前記ステップ1~7の処理を行った。表示デバイス制御装置1は、前記ステップ1~7の処理を、例えば、ドライバからの要求があったときに行ってもよい。ドライバからの要求は、例えば、ドライバによるスイッチ操作、ドライバのジェスチャ、ドライバの発する音声等である。
(4)基準角度TNは、ドライバの身体的特徴によらず一定であってもよい。
(5)前記ステップ8の処理を省略してもよい。この場合、角度Tは、車両3の状態によらず、前記ステップ7で記憶した基準角度TNとなる。
(6)前記ステップ15、16の処理は省略してもよい。この場合、角度Tは、外光の照度によらず、前記ステップ9~14の処理で設定した値となる。 (7)自動運転の状態には、例えば、複数のレベルがある。自動運転の状態として、例えば、レベル1と、レベル2と、レベル3とが存在する。レベル1の状態では、ACCやLKA等の走行安全機能により、車両3は走行車線内を自動で走行する。レベル1の状態では、ドライバはハンドル39を握る必要がある。
レベル2の状態では、ドライバによるハンドル操作の必要はない。レベル2の状態では、ドライバは車両3の周辺を確認する必要がある。レベル3の状態では、ドライバは、車両3の周辺を確認する義務がない。
前記ステップ8では、例えば、自動運転モードであると判断した場合、さらに自動運転のレベルを判断し、自動運転のレベルに応じて処理を変えてもよい。例えば、前記ステップ8において、自動運転のレベルがレベル1又はレベル2であると判断した場合、前記ステップ10に進むことができる。
前記ステップ10では、角度TがTN+ΔTAとなるため、ドライバは車両3の周辺を確認することができる。また、角度TがTNの場合に比べてメータOLED29の表示領域が大きくなる。
また、例えば、前記ステップ8において、自動運転のレベルがレベル3であると判断した場合、前記ステップ14に進むことができる。前記ステップ14では、角度TがTN+ΔTBとなるため、メータOLED29の表示領域が一層大きくなる。自動運転のレベルがレベル3である場合、ドライバは、車両3の周辺を確認する義務がないので、メータOLED29がドライバの視界を制限しても問題が生じ難い。
(8)本開示に記載の表示デバイス制御装置1及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の表示デバイス制御装置1及びその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の表示デバイス制御装置1及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されてもよい。表示デバイス制御装置1に含まれる各部の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。
(9)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
(10)上述した表示デバイス制御装置1の他、当該表示デバイス制御装置1を構成要素とするシステム、当該表示デバイス制御装置1としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、表示デバイス制御方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…表示デバイス制御装置、3…車両、9…状態取得ユニット、11…傾き設定ユニット、13…特徴取得ユニット、15…照度取得ユニット、27…表示デバイス、29…メータOLED、29A…前端、31…可動機構アクチュエータ、33…インパネ

Claims (3)

  1. 車両(3)のインパネ(33)に設けられた表示デバイス(27)を制御する表示デバイス制御装置(1)であって、
    前記車両の状態を取得するように構成された状態取得ユニット(9)と、
    前記車両の状態に応じて、前記表示デバイスが備える表示部(29)の傾きを設定するように構成された傾き設定ユニット(11)と、
    前記表示部の傾きが変化するとき、前記表示部の傾きを変化させる駆動源に加わる反力の大きさを取得するように構成された反力情報取得ユニットと、
    前記反力情報取得ユニットが取得した前記反力の大きさが予め設定された閾値より大きい場合、前記表示部の傾きの変化を停止させるように構成された停止ユニットと、
    を備える表示デバイス制御装置。
  2. 車両(3)のインパネ(33)に設けられた表示デバイス(27)を制御する表示デバイス制御装置(1)であって、
    前記車両のドライバの身体的特徴を取得するように構成された特徴取得ユニット(13)と、
    前記身体的特徴に応じて、前記表示デバイスが備える表示部(29)の傾きを設定するように構成された傾き設定ユニット(11)と、
    前記表示部の傾きが変化するとき、前記表示部の傾きを変化させる駆動源に加わる反力の大きさを取得するように構成された反力情報取得ユニットと、
    前記反力情報取得ユニットが取得した前記反力の大きさが予め設定された閾値より大きい場合、前記表示部の傾きの変化を停止させるように構成された停止ユニットと、
    を備える表示デバイス制御装置。
  3. 車両(3)のインパネ(33)に設けられた表示デバイス(27)を制御する表示デバイス制御装置(1)であって、
    外光の照度を取得するように構成された照度取得ユニット(15)と、
    前記外光の照度に応じて、前記表示デバイスが備える表示部(29)の傾きを設定するように構成された傾き設定ユニット(11)と、
    前記表示部の傾きが変化するとき、前記表示部の傾きを変化させる駆動源に加わる反力の大きさを取得するように構成された反力情報取得ユニットと、
    前記反力情報取得ユニットが取得した前記反力の大きさが予め設定された閾値より大きい場合、前記表示部の傾きの変化を停止させるように構成された停止ユニットと、
    を備える表示デバイス制御装置。
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