JP6095815B1 - 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置 - Google Patents

情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツに係る情報の訴求効果を向上させることができる。【解決手段】本願に係る情報表示プログラムは、コンピュータに、表示サイズが縦長の動画像を取得する取得手順と、表示サイズが縦長のウェブコンテンツ内に配置された横長の表示領域内に、前記取得手順により取得された動画像を配置して表示する表示手順とを実行させる。このため、例えば、端末装置100は、縦長のウェブページC10に配置された横長の表示領域C11内に、縦長のコンテンツであって、表示サイズが画面よりも小さいコンテンツC13〜C16からなる動画像を表示することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置に関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、インターネットを介した情報配信が盛んに行われている。例えば、所定の表示領域がウェブページ内に配置されている場合は、表示領域内に配置して表示するコンテンツとして、表示サイズが表示領域と同じコンテンツを取得し、取得したコンテンツを表示領域内に配置して表示する技術が知られている。また、所定の表示領域内に所定のコンテンツを配置し、表示領域が可視領域に入るタイミングを検出すると、コンテンツの表示態様を変化させる技術が知られている。
特開2011−128204号公報
しかしながら、上記の従来技術では、コンテンツに係る情報の訴求効果が必ずしも高いとは言えない場合がある。例えば、上記の従来技術では、表示領域と同じ表示サイズのコンテンツを可視領域内に表示しているに過ぎず、利用者の興味を生じさせることができない場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、コンテンツに係る情報の訴求効果を向上させる情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置を提供することを目的とする。
本願に係る情報表示プログラムは、コンピュータに、表示サイズが縦長の動画像を取得する取得手順と、表示サイズが縦長のウェブコンテンツ内に配置された横長の表示領域内に、前記取得手順により取得された動画像を配置して表示する表示手順とを実行させる。
実施形態の一態様によれば、動画像を含むコンテンツに係る情報の訴求効果を向上させる情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置を提供することができる。
図1は、実施形態に係る端末装置の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る配信システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る広告配信サーバの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る広告データベースに格納された情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るコンテンツ配信サーバの構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る端末装置が実行する表示処理のバリエーションについて説明する図である。 図8は、実施形態にかかる端末装置がコンテンツを配置する処理の一例を示す図である。 図9は、端末装置がコンテンツの出し分けを行う処理の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る端末装置が実行する表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図11は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置を実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置が限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.端末装置の一例〕
まず、図1を用いて、情報表示装置の一例である端末装置100が実行する処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る端末装置の一例を示す図である。図1では、端末装置100によって、ウェブページC10およびコンテンツC12を画面上に表示するとともに、静止画像であるコンテンツC13〜C16を順次切り替えて表示することで、画面上に動画像として表示する例について記載した。
なお、以下の説明では、ウェブページC10やコンテンツC12〜C16を画面に表示する際に基準となる位置であり、ウェブページC10やコンテンツC12〜C16を表示する際に、画面上の最も上側に配置される端をウェブページC10やコンテンツC12〜C16の上端と記載する。また、ウェブページC10やコンテンツC12〜C16を画面に表示する際に生じる端のうち、画面上の最も下側に配置される端をウェブページC10やコンテンツC12〜C16の下端と記載する。
また、以下の説明では、端末装置100が有する画面上において、コンテンツC10の上端が表示される方向を画面上方向と記載し、画面上においてコンテンツC10の下端が表示される方向を画面下方向と記載する。また、端末装置100が有する画面上において、コンテンツC10の左側の端が表示される方向を画面左方向と記載し、画面上においてコンテンツC10の右側の端が表示される方向を画面右方向と記載する。
図1に示した端末装置100は、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、3G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。また、端末装置100は、液晶ディスプレイ等の画面を有する。
ここで、端末装置100が有する画面は、長方形の画面を有しているものとする。より具体的には、端末装置100が有する画面は、縦方向の長さが横方向の長さよりも長い縦長の画面を有するものとする。また、以下の説明では、端末装置100は、画面が縦長となる状態で使用される例について記載するが、実施形態は、これに限定されるものではなく、画面が横長となる状態で使用されてもよい。また、端末装置100には、タッチパネルが採用されているものとする。すなわち、端末装置100の利用者は、指やスタイラスで画面をタッチすることにより各種操作を行う。
ウェブページC10は、例えば、ニュース、天気予報、受信メールのインデックスや内容、フォトビュワー、その他各種のコンテンツが配置されたウェブページであり、HTML(Hyper Text Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)等で記述された、いわゆるポータルサイトのウェブページである。
例えば、ウェブページC10は、ニュース、天気予報、受信メールのインデックスや内容、フォトビュワー、その他各種のコンテンツが独立したタイル状に配置されたコンテンツであり、タイル状に配置されたコンテンツごとに操作や更新等を行うことができるコンテンツである。また、ウェブページC10には、広告に関連するコンテンツが配置されたタイルが随時挿入される。なお、ウェブページC10に配置される各タイルの大きさ、配置位置、配置されるタイルの数は、タイルごとに自動で変更されてもよく、利用者の操作に応じて変更されてもよい。また、ウェブページC10には、検索キーワードを入力するための入力欄や、他のウェブページへのリンク等が含まれていてもよい。
また、ウェブページC10は、スマートデバイス用に最適化されたウェブページであり、横方向の表示サイズが、端末装置100が有する画面の横方向の表示サイズと同じウェブページであるものとする。また、ウェブページC10は、縦方向の表示サイズが、端末装置100が有する出力部130の縦方向の表示サイズよりも長い(以下、縦長と記載する。)ウェブページであり、端末装置100の利用者の属性、利用者が選択したタイルに配置されたコンテンツの内容、入力した検索キーワード等により、タイルに配置されるコンテンツの内容や順序が変更されるものとする。
ここで、ウェブページC10には、ウェブページC10とは別のサーバから取得されるコンテンツC12〜C16を配置して表示するための領域であって、縦方向の表示サイズよりも横方向の表示サイズの方が長い(以下、横長と記載する。)表示領域C11が配置されている。すなわち、端末装置100は、横長の表示領域C11が配置された縦長のウェブページC10の配信を受付けて表示することとなる。
コンテンツC12は、表示領域C11内に配置されて表示されるコンテンツであり、例えば、縦方向の表示サイズが表示領域C11の縦方向の表示サイズと同じ画像である。また、コンテンツC13〜C16は、表示領域C11内に配置されるとともに、順次切り替えて表示されることで動画像として表示される画像であり、例えば、GIF(Graphics Interchange Format)動画等により実現される。ここで、コンテンツC13〜C16は、表示サイズが縦長のコンテンツであり、縦方向の長さと横方向の長さとの比であるアスペクト比が、端末装置100の画面が有するアスペクト比と同一または類似(以下、略同一と記載する。)のコンテンツである。
ここで、コンテンツC12およびコンテンツC13〜C16は、任意のコンテンツが適用可能である。例えば、コンテンツC12〜C16は、広告に係るコンテンツ(以下、広告コンテンツと記載する。)である。より具体的には、コンテンツC12〜C16は、表示領域C11に配置して表示される広告に係るコンテンツとして配信されるコンテンツであり、所定の商品、役務、若しくは他のコンテンツ等に関する情報を利用者に伝えるためのコンテンツである。
ここで、広告に係るコンテンツとは、営利若しくは非営利の広告だけではなく、ボランティアの募集、公共広告、公共に対する通知、ウェブページC10にかかる情報の一部、その他任意のコンテンツであるものとする。すなわち、コンテンツC12〜C16は、いわゆる広告関連の情報を含むコンテンツのみならず、利用者に興味を抱かせ、コンテンツC12〜C16に含まれる情報、または、コンテンツC12〜C16と関連するコンテンツ(例えば、ランディングページ等)に含まれる情報を広く報知するものであれば、画像、動画像、文字、図形、記号、ハイパーリンク、その他任意のコンテンツを適用可能である。すなわち、利用者に対してウェブページC10よりも興味を生じさせようとするコンテンツであれば、任意のコンテンツをコンテンツC12〜C16として適用可能である。
端末装置100は、ウェブページC10の配信を受けると、広告に係るコンテンツの配信を行う広告配信サーバ20に配信要求を送信する。そして、端末装置100は、広告配信サーバ20から広告に係るコンテンツとして、コンテンツC12〜C16の配信を受けると、ウェブページC10とコンテンツC12〜C16とを表示する。
〔2.端末装置100が実行する処理〕
ここで、従来技術では、表示領域C11に表示する広告コンテンツとして、表示領域C11の表示サイズと同じ表示サイズの広告コンテンツを取得し、取得した広告コンテンツをウェブページC10とともに表示する。しかしながら、このような表示を行った場合には、コンテンツを通常の表示態様で表示しているに過ぎず、コンテンツに関する情報の訴求効果を向上させることができない場合がある。
〔2−1.表示処理〕
そこで、端末装置100は、以下の表示処理を実行する。まず、端末装置100は、表示サイズが縦長の動画像を取得する。そして、端末装置100は、表示サイズが縦長のウェブページC10内に配置された横長の表示領域C11内に、取得した縦長の動画像を配置して表示する。より具体的には、端末装置100は、縦長の画像であるコンテンツC13〜C16を動画像として取得し、取得したコンテンツC13〜C16を動画像として横長の表示領域C11内に配置して表示する。
以下、端末装置100が実行する表示処理の具体例について説明する。例えば、端末装置100は、利用者の操作に応じて、コンテンツ配信サーバ30からウェブページC10の配信を受付ける。ここで、ウェブページC10には、表示領域C11に配置する広告コンテンツを広告配信サーバ20から取得する旨を指示する取得指示が含まれている。このような場合、端末装置100は、広告配信サーバ20から、表示領域C11に配置して表示するためのコンテンツとして、コンテンツC12〜C16の配信を要求し、コンテンツC12〜C16の配信を受付ける。
続いて、端末装置100は、ウェブページC10に配置された表示領域C11内に、コンテンツC12を配置する。そして、端末装置100は、ウェブページC10を表示するとともに、ウェブページC10に対する利用者の操作を受付ける。例えば、端末装置100は、ウェブページC10のうち表示される領域を移動させるスクロール操作や、ウェブページC10に含まれるリンク等を選択するためのタップ操作等を受付ける。
ここで、端末装置100は、ウェブページC10に対するスクロール操作の結果、表示領域C11が画面内に表示された場合には、表示領域C11にコンテンツC12が配置されているといった態様で、コンテンツC12を表示する。そして、端末装置100は、表示領域C11の全体が画面内に表示された場合や、表示領域C11のうち所定の割合が画面内に表示された場合等、表示領域C11のうち、所定の領域が表示された場合には、表示領域C11内に縦長の動画像を配置して表示する。
より具体的には、端末装置100は、コンテンツC12の一部に、表示サイズが画面よりも小さい画像であって、アスペクト比が画面と略同一の画像であるコンテンツC13を重ねて表示するとともに、コンテンツC13を他のコンテンツC14〜C16に順次切り替える。すなわち、端末装置100は、縦長のウェブページC10が有する横長の表示領域に、縦長の動画像であって、アスペクト比が画面の縦横比と略同一の動画像が配置され、その動画像が再生されているといった態様で、ウェブページC10やコンテンツC12〜C16を表示する。
すなわち、端末装置100は、第1の方向の大きさが、第1の方向に直行する第2の方向の大きさよりも長い画面を有する。また、端末装置100は、このような画面に表示するためのウェブページC10として、第1の方向の表示サイズが、第2の方向の表示サイズよりも大きい(長い)ウェブページC10の配信を受付ける。ここで、ウェブページC10には、第1の方向の表示サイズが、第2の方向の表示サイズよりも小さい(短い)表示領域C11が配置されている。そして、端末装置100は、このような表示領域C11に配置して表示するコンテンツとして、第1の方向の表示サイズが、第2の方向の表示サイズよりも大きい(長い)コンテンツC13〜C16を取得し、取得したコンテンツC13〜C16を動画像として表示する。
ここで、画面よりも小さい表示サイズの動画像は、画面と同じ表示サイズの動画像よりもデータ量が少なくなる。このため、端末装置100は、ウェブページC10の配信時にコンテンツC13〜C16を取得した場合には、画面と同じ表示サイズの動画像を取得するよりもレスポンスの改善や通信量の削減を実現できる。しかしながら、画面よりも小さい表示サイズの動画像は、それが動画像である旨を利用者に示唆することができるものの、動画像が利用者に伝えようとする情報を利用者に提示することができない場合がある。
そこで、端末装置100は、画面よりも小さい表示サイズの動画像に対して、利用者が興味を有すると判定可能な場合には、画面と略同一の表示サイズの動画像を改めて取得し、取得した動画像を表示する。例えば、端末装置100は、表示領域C11内に表示されたコンテンツC13〜C16が利用者によって選択された場合には、コンテンツC13〜C16を順次切り替えることで表示される動画像と同じ内容の動画像であって、表示サイズが画面と略同一の動画像M10を新たに取得する。
続いて、端末装置100は、コンテンツC13〜C16のうち、選択されたコンテンツを徐々に拡大する。例えば、端末装置100は、コンテンツC13が画面に表示されている際に、利用者がコンテンツC13を選択した場合には、コンテンツC13の表示サイズを徐々に拡大する。そして、端末装置100は、コンテンツC13の表示サイズが所定の大きさよりも大きくなった場合には、新たに取得した動画像M10を画面全体に表示する。なお、端末装置100は、コンテンツC13〜C16を順次切替ながら、コンテンツC13〜C16の表示サイズを徐々に拡大してもよい。
〔2−2.ランディングページの表示について〕
上述した説明では、端末装置100は、利用者がコンテンツC13〜C16を選択すると、表示サイズが画面と略同一の動画像M10を取得し、取得した動画像M10を表示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、選択されたコンテンツC13〜C16に関連するウェブページであって、コンテンツC13〜C16と同一または関連する広告対象に関する情報が配置されたウェブページ(以下、ランディングページと記載する場合がある。)に遷移可能なコンテンツC13〜C16を表示してもよい。また、端末装置100は、ランディングページ以外にも、例えば、所定の画像、動画像、音声、その他任意のコンテンツに遷移可能なコンテンツC13〜C16を表示してもよい。
また、端末装置100は、利用者がコンテンツC12を選択した際と、利用者がコンテンツC13〜C16を選択した際とで、異なるコンテンツを表示してもよい。例えば、端末装置100は、利用者がコンテンツC12を選択した場合には、所定のランディングページを表示し、利用者がコンテンツC13〜C16を選択した場合には、コンテンツC13〜C16を順次切り替えることで表示される動画像と内容が同じ動画像であって、表示サイズが画面と略同一の動画像M10を表示してもよい。
〔2−3.動画像の表示態様について〕
また、上述した例では、端末装置100は、コンテンツC12の一部に動画像を配置して表示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、表示領域C11内に、縦長の動画像を複数配置して表示してもよい。また、端末装置100は、各動画像が利用者に選択された場合には、選択された動画像に対応する動画像であって、表示サイズが画面と略同一の動画像を取得して表示してもよく、選択された動画像に対応するランディングページを表示してもよい。すなわち、端末装置100は、選択された際にそれぞれ異なるコンテンツへと遷移可能な動画像であって、表示サイズが画面よりも小さい複数の動画像を表示領域C11に配置して表示してもよい。
〔2−4.複数の動画像の表示について〕
また、上述した例では、端末装置100は、表示領域C11内に、表示サイズが表示領域C11よりも小さい縦長の動画像を表示した。ここで、端末装置100は、表示領域C11内に、このような動画像を複数配置して表示してもよい。例えば、端末装置100は、表示領域C11の全体が画面内に表示された場合には、表示領域C11内に配置されたコンテンツC12のうち、中央から画面右側の領域に第1の動画像を配置して表示し、中央から画面左側の領域に第2の動画像を配置して表示してもよい。
また、端末装置100は、利用者が第1の動画像を選択した場合には、第1の動画像と内容が同一の動画像であって、表示サイズが画面と略同一の動画像を取得して表示する。また、端末装置100は、利用者が第2の動画像を選択した場合には、第2の動画像と内容が同一の動画像であって、表示サイズが画面と略同一の動画像を取得して表示してもよい。また、端末装置100は、利用者が第1の動画像を選択した際と第2の動画像を選択した際とで、異なるランディングページを表示してもよい。
〔2−5.動画像の再生態様について〕
ここで、端末装置100は、利用者がコンテンツC13〜C16による動画像を選択した際に、任意の態様で動画像M10の再生を行ってよい。例えば、端末装置100は、動画像M10の先頭から再生を開始してよい。また、例えば、端末装置100は、利用者がコンテンツC13〜C16による動画像を選択した際における動画像の再生位置を示す再生位置情報を生成し、動画像M10のうち、生成した再生位置情報が示す再生位置と対応する再生位置から再生を開始してもよい。
より具体的には、端末装置100は、コンテンツC14を利用者が選択した場合には、動画像M10のうち、コンテンツC14に対応する再生位置、または、コンテンツC14の次に表示されるコンテンツC15に対応する再生位置から再生を開始してもよい。すなわち、端末装置100は、あたかも、表示サイズが画面と同じ動画像M10の表示サイズを縮小した状態で表示領域C11に配置して再生し、利用者が動画像を選択した場合には、再生を継続させながら表示サイズを画面全体まで拡大するといった対応で動画像M10を再生してもよい。
また、端末装置100は、動画像M10のうち、再生位置情報が示す再生位置よりも後の範囲を取得してもよい。例えば、端末装置100は、コンテンツC14を利用者が選択した場合には、動画像M10のうち、コンテンツC14またはコンテンツC15に対応する再生位置よりも後の範囲を再生するためのデータの配信を広告配信サーバ20に対して要求し、配信を受付けてもよい。このような処理を実行することで、端末装置100は、動画像M10の再生に要する通信量を削減することができる。
〔2−6.その他〕
なお、上述した説明では、端末装置100は、アスペクト比が画面と略同一のコンテンツC13〜C16を取得し、取得したコンテンツC13〜C16を順次切り替えることで、表示領域C11内にアスペクト比が画面と略同一の動画像を表示した。このような処理を実行した場合には、端末装置100のOS(Operating System)やブラウザが、動画像を再生させつつウェブページC10を表示するといった表示態様に対応していない場合にも、ウェブページC10の表示領域C11に表示サイズが画面よりも小さい動画像を再生させながら配置するといった表示態様を実現することができる。
しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、表示サイズが画面よりも小さい動画像として、mpeg(Moving Picture Experts Group)方式等の動画像のデータを取得し、取得した動画像を表示領域C11に配置して表示してもよい。このような動画像のデータには、補完フレームが含まれているので、端末装置100は、各コンテンツC13〜C16を順次切り替えることで動画像を実現するよりも、通信量を削減することができる。
〔2−7.表示処理の一例〕
以下、図1を用いて、端末装置100が実行する表示処理の一例について説明する。まず端末装置100は、横長の表示領域C11が配置された縦長のコンテンツであるウェブページC10の配信を受付ける。このような場合、端末装置100は、表示領域C11に表示するコンテンツの配信要求を広告配信サーバ20に送信し、コンテンツC12の配信を受付けるとともに、表示サイズが画面よりも小さい画像であって、アスペクト比が画面と略同一の画像、すなわち、縦長の画像C13〜C16の配信を受付ける。
このような場合、端末装置100は、表示領域C11内にコンテンツC12を配置した状態で、ウェブページC10を表示する。例えば、端末装置100は、第1状態に示す例では、画面内に表示領域C11が含まれていないため、ウェブページC10のみを表示する。そして、端末装置100は、第1状態に示すように、利用者の指F10が画面上方向へとウェブページC10をスクロールさせる操作を行った場合には、ウェブページC10を画面上方向へとスクロールさせる。
また、端末装置100は、スクロール操作の結果、画面内まで表示領域C11を移動させた場合には、表示領域C11内にコンテンツC12を配置した状態で表示する。そして、端末装置100は、第2状態に示すように、表示領域C11の全体が画面内に表示された場合には、第3状態に示すように、コンテンツC12の前面にコンテンツC13を配置して表示する。より具体的には、端末装置100は、コンテンツC12のうち画面右側の領域に、縦長の画像であるコンテンツC13を配置して表示する。続けて、端末装置100は、第4状態に示すように、コンテンツC13をコンテンツC14に切替えて表示する。このように、端末装置100は、コンテンツC13〜C16を順次切り替えて表示することで、縦長のウェブページC10に配置された横長の表示領域C11内に、縦長の動画像を配置して表示するといった表示態様を実現することができる。
また、端末装置100は、利用者の指F10がコンテンツC13〜C16をタップした場合には、コンテンツC13〜C16の表示サイズを徐々に拡大し、コンテンツC13〜C16の表示サイズを画面と略同一のサイズまで拡大した場合には、コンテンツC13〜C16と同じ内容の動画像M10を表示する。例えば、端末装置100は、第4状態に示すように、利用者の指F10がコンテンツC14をタップした場合には、動画像M10の取得を開始するとともに、第5状態に示すように、表示サイズを拡大させた状態で、コンテンツC14の次に表示されるコンテンツC15を表示する。そして、端末装置100は、コンテンツC13〜C16を切替えながらコンテンツC13〜C16の表示サイズを徐々に拡大し、コンテンツC13〜C16の表示サイズを画面のサイズと略同一のサイズまで拡大した場合には、第6状態に示すように、動画像M10を画面全体に表示して再生させる。
このように、端末装置100は、表示サイズが縦長のウェブページC10内に配置された横長の表示領域C11内に、縦長の動画像を配置して表示する。このため、表示領域C11の一部に表示サイズが画面よりも小さい動画像を配置して表示した場合には、動画像M10が示す情報の全てを利用者に伝えることはできないものの、動画像M10の存在を利用者に示唆することができる。この結果、端末装置100は、表示領域C11に表示された動画像を利用者が選択する動機付けを与えることができるので、表示領域C11に表示された動画像(コンテンツC13〜C16)や、動画像M10に関連する情報の訴求効果を向上させることができる。
〔2−8.実行主体について〕
なお、上記では説明を省略したが、端末装置100は、上述した表示処理を任意の手法で実現することができる。例えば、端末装置100は、上述した表示処理を端末装置100に実行させるアプリケーションをあらかじめダウンロードし、任意のタイミングでアプリケーションを起動することで、上述した表示処理を実現してもよい。例えば、アプリケーションは、起動されると、ウェブページC10とコンテンツC13〜C16、または、動画像M10と同一の内容で表示サイズが動画像M10よりも小さい動画像の配信を受け付け、図1に示した表示処理を実現してもよい。
また、端末装置100は、ウェブページC10やコンテンツC12〜C16の配信と同時に、ウェブブラウザ等、汎用のプログラムに上述した表示処理を実行させる制御情報の配信を受付ける。そして、端末装置100は、制御情報に従って上記した表示処理を行ってもよい。
また、端末装置100は、上述した制御情報に従って、上述した表示処理を実現するアプリケーションや、上述した表示処理を実現するアプリケーションそのものを制御情報として取得してもよい。例えば、端末装置100は、利用者の操作に従って、上述した表示処理を実現するアプリケーションをダウンロードし、かかるアプリケーションを自装置にインストールする。かかるアプリケーションは、起動されると、利用者からの操作に応じてウェブページC10とコンテンツC12〜C16とを取得し、上述した表示処理を実現するよう端末装置100を制御する。ここで、アプリケーションは、上述した表示処理を実現するため、制御情報の配信を受付けてもよく、予めアプリケーションプログラム内に含んでいてもよい。
〔3.配信システムの構成〕
以下、上記した表示処理を実現する端末装置100等について説明する。まず、図2を用いて、実施形態に係る配信システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る配信システムの構成例を示す図である。図2に示すように、配信システム1は、端末装置100と、広告主端末10と、広告配信サーバ20と、コンテンツ配信サーバ30とを含む。端末装置100、広告主端末10、広告配信サーバ20およびコンテンツ配信サーバ30は、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図2に示す配信システム1には、複数台の端末装置100や、複数台の広告主端末10や、複数台の広告配信サーバ20や、複数台のコンテンツ配信サーバ30が含まれてもよい。
端末装置100は、利用者による操作にしたがって、コンテンツ配信サーバ30からウェブページC10を取得し、ウェブページC10にコンテンツC12〜C16の取得を要求する取得命令が含まれる場合には、コンテンツC12〜C16を広告配信サーバ20から取得する。また、端末装置100は、上述した表示処理を実現する制御情報の配信を広告配信サーバ20から受付けた場合は、かかる制御情報に従って動作し、表示処理を実現する。
広告主端末10は、広告主によって利用される情報処理装置である。例えば、広告主端末10は、デスクトップ型PCや、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA等である。広告主端末10は、広告主による操作にしたがって、コンテンツC20等の広告コンテンツとして広告配信サーバ20に入稿する。例えば、広告主端末10は、広告コンテンツとして、コンテンツC12〜C16を広告配信サーバ20に入稿する。
また、広告主端末10は、コンテンツC12〜C16として、静止画像や、動画像や、テキストデータや、ランディングページを取得するためのURL(Uniform Resource Locator)などを広告配信サーバ20に入稿する。例えば、広告主は、広告主端末10を介して、コンテンツC12〜C16および動画像M10の登録を行う。なお、広告主は、コンテンツC12〜C16に変えて、動画像M10と内容が同一であって、表示サイズが動画像M10よりも小さい動画像(すなわち、表示領域C11内に配置された表示される動画像)の登録を行ってもよい。
また、広告主は、広告コンテンツの入稿を代理店に依頼する場合がある。この場合、広告配信サーバ20に広告コンテンツを入稿するのは代理店となる。以下では、「広告主」といった表記は、広告主だけでなく代理店を含む概念であり、「広告主端末」といった表記は、広告主端末10だけでなく代理店によって利用される代理店装置を含む概念であるものとする。
広告配信サーバ20は、広告主端末10から入稿された広告コンテンツを配信するサーバ装置である。例えば、広告配信サーバ20は、端末装置100から広告コンテンツの配信要求を受付けると、端末装置100の場所や利用者の属性等から利用者と広告コンテンツとのマッチングを行い、マッチングの結果配信対象となる広告コンテンツを端末装置100に配信する。また、広告配信サーバ20は、上述した表示処理を実現するための制御情報を広告コンテンツであるコンテンツC12〜C16とともに端末装置100に配信する。この制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)やCSS(Cascading Style Sheets)等のスクリプト言語により記述される。
コンテンツ配信サーバ30は、端末装置100にウェブページC10を配信するウェブサーバ等である。例えば、コンテンツ配信サーバ30は、ポータルサイト、ニュースサイト、オークションサイト、天気予報サイト、ショッピングサイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図提供サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、ウェブブログなどに関連する各種情報がタイル状に配置されたウェブページC10を端末装置100に配信する。なお、コンテンツ配信サーバ30は、各種情報が配置されたポータルサイト等のウェブページを配信するサーバであってもよい。
ここで、コンテンツ配信サーバ30によって配信されるウェブページC10には、表示領域C11が設定されるとともに、表示領域C11内に配置して表示される広告コンテンツを広告配信サーバ20から取得するよう指示する取得命令が含まれる。例えば、ウェブページC10を形成するHTMLファイル等には、広告配信サーバ20のURLや、広告コンテンツを取得して、表示領域C11に配置して表示させるための各種スクリプト等が取得命令として記述される。この場合、端末装置100は、HTMLファイル等に記述されているURLにアクセスすることで、広告配信サーバ20からコンテンツC12〜C16を広告コンテンツとして取得する。
なお、コンテンツ配信サーバ30から端末装置100に配信される各種データは、実際にはウェブページを形成するHTMLファイルや画像、ウェブページC10とともに表示される動画像等である。また、表示領域C11は、ウェブページC10を形成するHTMLファイル等に所定の表示領域として記述されていてもよく、例えば、タイルの1つとして配信されてもよい。このように、表示領域C11がタイルの1つとして配信される場合、表示領域C11内に表示する広告コンテンツを取得させる取得命令が、表示領域C11部分の配信とともに、端末装置100へと配信されることとなる。
〔4.広告配信サーバの構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る広告配信サーバ20の構成について説明する。図3は、実施形態に係る広告配信サーバの構成例を示す図である。図3に示すように、広告配信サーバ20は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。
通信部21は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部21は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100や広告主端末10やコンテンツ配信サーバ30との間で情報の送受信を行う。
記憶部22は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部22は、広告主端末10から入稿された広告コンテンツに関する各種情報が格納されたデータベースである広告データベース24を記憶する。
ここで、図4は、実施形態に係る広告データベースに格納された情報の一例を示す図である。図4に示した例では、広告データベース24は、広告主ID、広告コンテンツ、インプレッション数、インプレッション保証数、対価といった項目を有する。なお、広告データベース24は、コンテンツと利用者とのマッチングを行うための情報や、CTR(Click Through Rate)といった情報をさらに記憶してもよい。
「広告主ID」は、広告主または広告主端末10を識別するための識別情報を示す。「広告コンテンツ」は、広告主端末10から入稿されたコンテンツ、すなわち、コンテンツC12〜C16、動画像M10等の広告に係るコンテンツを示す。なお、図4では「広告コンテンツ」に「C12〜C16」や「M10」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、共通する情報を利用者に伝えようとする個別の画像、動画像、音声と画像、テキストデータ、ゲームのデータ、ゲーム形式の広告等、各コンテンツが所在するURL、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
広告データベース24には、広告コンテンツとして、コンテンツC12〜C16、動画像M10の他にも、上述した表示処理の実行を指示する表示指示が登録される。かかる表示指示には、例えば、コンテンツC12〜C16を表示領域C11のどの位置に配置して表示するか、コンテンツC13〜C16をどのタイミングで表示するか、コンテンツC13〜C16の切替をどのタイミングで表示するか(すなわち、動画像をどのタイミングで再生するか)等を示す設定値が含まれる。また、表示指示には、どのような操作が行われた時に動画像M10を取得するか、どのような操作が行われた時に動画像M10の再生を開始するか、どのような態様でコンテンツC13〜C16の表示を動画像M10に切替えるか等といった設定値が含まれる。なお、上述した表示指示は、例えば、広告主が広告コンテンツを登録する際に、広告主によって任意の設定が行われるものとする。
「インプレッション数」は、広告コンテンツが表示された回数を示す。より具体的には、「インプレッション数」は、コンテンツC12〜C16が表示された回数、コンテンツC13〜C16を動画像として再生した回数、または、動画像M10が再生された回数を示す。また、「インプレッション保証数」は、対価に対して保証されている広告コンテンツの表示回数を示す。また、「対価」は、「インプレション保証数」だけ広告コンテンツが表示された際に広告主から支払われる報酬を示す。すなわち、広告配信サーバ20は、広告に係るコンテンツをインプレッション保証型で配信するサーバである。
すなわち、図4では、広告主ID「B10」によって識別される広告主が、コンテンツC12〜C16、動画像M10を広告コンテンツとして入稿した例を示している。また、図4では、コンテンツC12〜C16、動画像M10のインプレッション数が「10000」であり、インプレッション保証数が「20000」であり、インプレッション保証数だけコンテンツC12〜C16、動画像M10が表示された際の課金額が「aaa」である例を示している。
なお、広告コンテンツが選択される度に課金が行われるクリック課金形式で広告に係るコンテンツを配信する場合は広告データベース24には、コンテンツが選択された回数や、コンテンツが選択された際の課金額等が登録される。また、配信要求を受信した際に、入札形式で広告コンテンツを選択し、選択した広告コンテンツを配信する場合は、広告データベース24には、1インプレッションあたりの報酬として広告主が設定した広告料金である入札価格や、CTR等が登録される。
図3に戻って、説明を続ける。制御部23は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、広告配信サーバ20内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部23は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部23は、入稿受付部25と、要求受付部26と、広告選択部27と、配信部28とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部23の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部23が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
入稿受付部25は、広告主端末10から、対価の指定とともに広告コンテンツであるコンテンツC12〜C16、動画像M10の入稿や表示指示を受付ける。かかる場合、入稿受付部25は、コンテンツC12〜C16、動画像M10、表示指示、広告主ID、及び受付けた対価の値を対応付けて広告データベース24に登録する。
要求受付部26は、端末装置100から広告コンテンツの取得要求を受け付ける。例えば、要求受付部26は、広告コンテンツの取得要求として、HTTPリクエストを受け付ける。
広告選択部27は、要求受付部26によって広告コンテンツの取得要求が受け付けられた場合に、配信候補の広告コンテンツを広告データベース24から選択する。例えば、広告選択部27は、端末装置100の位置や利用者の属性に基づいて、広告データベース24に登録されている広告コンテンツから配信対象となる広告コンテンツのマッチングを行う。
かかるマッチングにおいては、インプレッション数が、インプレッション保証数よりも多くなるように、広告コンテンツの選択が行われる。例えば、広告選択部27は、インプレッション保証数とインプレッション数との差が最も大きい広告コンテンツを優先して選択する。なお、広告選択部27は、入札価格またはCTRが高い広告コンテンツや、入札価格およびCTRの双方が高い広告コンテンツが優先的に選択されてもよい。
また、広告選択部27は、ウェブページが検索ページである場合には、検索ページに指定された検索キーワードとマッチする広告コンテンツを抽出する検索連動型広告と呼ばれる広告配信手法を用いてもよい。また、広告選択部27は、利用者の属性情報(サイコグラフィック属性、デモグラフィック属性など)とマッチする広告コンテンツを抽出するターゲティング配信と呼ばれる広告配信手法を用いてもよい。その後、広告選択部27は、配信対象として選択された広告コンテンツを配信部28に出力する。
配信部28は、広告選択部27が選択した広告コンテンツとともに、端末装置100に対して制御情報を配信する。具体的には、配信部28は、広告選択部27が選択した広告コンテンツを受信すると、受信した広告コンテンツに含まれる表示指示を抽出する。そして、配信部28は、抽出した表示指示が示す内容の表示処理を端末装置100に実行させるための制御情報を生成する。その後、配信部28は、生成した制御情報と、広告コンテンツとを端末装置100に対して配信する。
〔5.コンテンツ配信サーバの構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係るコンテンツ配信サーバ30の構成について説明する。図5は、実施形態に係るコンテンツ配信サーバの構成例を示す図である。図5に示すように、コンテンツ配信サーバ30は、通信部31と、コンテンツ記憶部32と、制御部33とを有する。
通信部31は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部31は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100や広告配信サーバ20との間で情報の送受信を行う。
コンテンツ記憶部32は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。そして、コンテンツ記憶部32は、コンテンツの一例であるウェブページを記憶する。例えば、コンテンツ記憶部32は、ウェブページを形成するHTMLファイルや、ウェブページに表示される静止画像や動画像を記憶する。
制御部33は、例えば、CPUやMPU等によって、コンテンツ配信サーバ30内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部33は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部33は、受付部34と、配信部35とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部33の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部33が有する各処理部の接続関係は、図5に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
受付部34は、端末装置100からウェブページの取得要求を受け付ける。例えば、受付部34は、ウェブページの取得要求として、HTTPリクエストを受け付ける。
配信部35は、受付部34によってウェブページの取得要求が受け付けられた場合に、ウェブページを端末装置100に配信する。具体的には、配信部35は、コンテンツ記憶部32から取得要求対象のウェブページをコンテンツ記憶部32から取得し、取得したウェブページを端末装置100に配信する。かかる場合、端末装置100は、ウェブページC10を受信すると、広告配信サーバ20に対して広告の配信要求を送信し、応答として受信した広告コンテンツを表示する。そして、端末装置100は、利用者の操作に応じて、広告コンテンツを変更する表示処理を実行する。
〔6.端末装置の構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る端末装置100の構成について説明する。図6は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。図6に示すように、端末装置100は、通信部110と、入力部120と、出力部130と、物理センサ140と、制御部150とを有する。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、広告配信サーバ20やコンテンツ配信サーバ30との間で情報の送受信を行う。
入力部120は、利用者から各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。出力部130は、各種情報を表示するための表示装置であり、すなわち、画面である。例えば、出力部130は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、端末装置100にタッチパネルが採用される場合には、入力部120と出力部130とは一体化される。また、以下の説明では、出力部130を画面と記載する場合がある。
物理センサ140は、端末装置100の物理的な状態を検知するセンサである。例えば、物理センサ140は、端末装置100の3軸方向の傾きを測定するジャイロセンサである。なお、物理センサ140は、ジャイロセンサに限定されるものではなく、例えば、加速度センサ、温度センサ、音量センサ、明度センサ等、任意のセンサが適用可能である。
制御部150は、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報表示プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、ウェブブラウザと呼ばれるアプリケーションプログラムに該当する。また、制御部150は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部150は、要求部151と、操作制御部152と、表示制御部153とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部150の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部150が有する各処理部の接続関係は、図6に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
要求部151は、操作制御部152からウェブページC10のURLを受信した場合は、コンテンツ配信サーバ30に対して受信したURLが示すウェブページC10の取得要求を送信する。また、要求部151は、コンテンツ配信サーバ30から受信したウェブページC10に取得命令が含まれる場合に、広告コンテンツの取得要求を広告配信サーバ20に送信する。
操作制御部152は、入力部120を介して受け付けた利用者の操作にしたがって、各種制御を実行する。例えば、操作制御部152は、利用者が入力部120に対してウェブページC10の表示操作を行った場合は、表示対象となるウェブページC10のURLを要求部151に出力する。また、操作制御部152は、入力部120を介して受け付けたスクロール操作やタップ操作等、利用者の操作の内容を表示制御部153に出力する。
表示制御部153は、受信したウェブページおよび広告コンテンツを出力部130に表示し、上述した表示処理を実行する。例えば、表示制御部153は、制御部150が、広告コンテンツとともに配信される制御情報を実行することで、図6に示すように、取得部154、配置部155、および表示部156として動作し、表示処理を実行する。取得部154、配置部155、および表示部156は、例えば、CPUやMPU等によって、制御情報がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。
取得部154は、表示サイズが縦長の動画像を取得する。より具体的には、取得部154は、表示領域C11内に配置して表示するためのコンテンツとして、コンテンツC12を取得する。また、取得部154は、表示領域C11内に配置して表示するための動画像として、アスペクト比が画面の縦横比と略同一の画像であって、表示サイズが画面よりも小さい複数の画像であるコンテンツC13〜C16、すなわち、動画像として表示されるコンテンツC13〜C16を取得する。また、取得部154は、画面上に表示させたコンテンツC13〜C16のいずれかが選択された場合には、コンテンツC13〜C16を順次切り替えることで実現される動画像と同じ内容の動画像であって、表示サイズが画面と略同一の動画像M10を取得する。
配置部155は、取得部154によって取得された動画像を表示領域C11内に配置する。例えば、配置部155は、取得部154が取得したコンテンツC12を表示領域C11内に配置する。また、配置部155は、ウェブページC10に対するスクロール操作により、表示領域C11のうち、所定の領域が画面内に表示された場合には、動画像として表示されるコンテンツC13〜C16を表示領域C11の同一の位置に配置する。
表示部156は、表示サイズが縦長のウェブページC10内に配置された横長の表示領域C11に、表示サイズが縦長の動画像であって、表示サイズが画面より小さい動画像を配置して表示する。より具体的には、表示部156は、縦方向の表示サイズが表示領域C11の縦方向の表示サイズと同じ動画像を表示領域C11内に配置して表示する。
例えば、表示部156は、スクロール操作が行われた場合には、スクロール操作の内容に従って、ウェブページC10をスクロールさせる。そして、表示部156は、スクロール操作の結果、ウェブページC10のうち表示領域C11が画面内に表示された場合には、表示領域C11内にコンテンツC12が配置されているといった態様で、ウェブページC10を表示する。
また、表示部156は、表示領域C11のうち所定の領域が画面内に表示された場合には、コンテンツC12の一部にコンテンツC13を重ねて表示するとともに、コンテンツC13〜C16を順次切り替えて表示することで、表示領域C11内に、表示サイズが画面より小さい(表示領域C11よりも小さい)縦長の動画像を再生した状態で表示する。
また、表示部156は、コンテンツC12〜C16が利用者によって選択された場合には、画面の表示を所定のコンテンツに遷移させる。例えば、表示部156は、コンテンツC12が表示された領域を利用者がタップした場合には、コンテンツC12にリンクが設定されたランディングページを画面上に表示する。一方、表示部156は、コンテンツC13〜C16が表示された領域を利用者がタップした場合には、コンテンツC13〜C16を順次切り替えながら、その表示サイズを徐々に拡大するとともに、表示サイズが所定の閾値を超えた場合には、取得部154によって取得された動画像M10を画面全体に表示する。
〔7.表示処理のバリエーション〕
上述した説明では、図1に例示した表示態様を用いながら、端末装置100による表示処理の一例について説明した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。以下、端末装置100が実行する表示処理のバリエーションについて説明する。なお、以下に説明する表示処理は、例えば、取得部154、配置部155、および表示部156が発揮する処理により実現されるが、実施形態は、これに限定されるものではない。
〔7−1.動画像の示唆について〕
上述した説明では、端末装置100は、表示領域C11に静止画像であるコンテンツC12を配置し、表示領域C11の全体が画面内に表示された場合等には、コンテンツC12にコンテンツC13〜C16を重ねて表示することで、表示領域C11内に、アスペクト比が画面と略同一であって、表示サイズが画面よりも小さい動画像を配置して表示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、表示領域C11内に表示する動画像の表示サイズが画面と比較して小さい場合は、ウェブページC10のスクロール中に表示されているコンテンツが動画像であると利用者が認識できない場合がある。
そこで、端末装置100は、動画像の存在を示唆する表示を行うことで、利用者の興味を動画像に向けてもよい。例えば、端末装置100は、背面に配置されたコンテンツを透過させる領域であって、表示サイズが横長の透過領域C21が配置されたウェブページC20の配信を受付ける。このような場合、端末装置100は、表示サイズを変更することなく、コンテンツC13〜C16を透過領域C21内に配置して順次切替ながら表示するとともに、コンテンツC13〜C16を拡大させるとともに輪郭を不明確にした状態で、ウェブページC20の背面に配置して順次切替ながら表示してもよい。すなわち、端末装置100は、表示サイズが画面や透過領域C21よりも小さい動画像を透過領域C21内に配置して表示するとともに、その動画像の表示サイズを画面と略同一の大きさまで拡大した動画像であって、輪郭を不鮮明にした動画像をウェブページC20の背面に配置して表示してもよい。
すなわち、利用者に動画像を広告コンテンツとして提供する場合、表示サイズが大きい(すなわち、解像度が高い)動画像を取得した場合には、通信量が増大し、利用者の印象を悪化させる恐れがある。一方で、表示サイズが小さい(すなわち、解像度が低い)動画像を取得した場合には、通信量を削減することができるものの、利用者が動画像に気づかない恐れがある。そこで、端末装置100は、表示サイズが小さい動画像を取得して透過領域C21内に表示するとともに、取得した動画像の解像度を変更することなく、そのまま表示サイズを拡大し、透過領域C21を有するウェブページC20の背面に配置する。
なお、解像度が低い動画像の表示サイズを拡大した場合には、撮像対象の輪郭にジャギーが生じやすくなる。そこで、端末装置100は、取得した動画像の表示サイズを拡大させるとともに、撮像対象の輪郭を不鮮明にした状態で(いわゆる「ぼかし」の処理を適用した状態で)、ウェブページC20の背面に配置して表示する。この結果、端末装置100は、表示サイズが画面よりも小さい動画像を1つ取得するだけで、動画像M10を示唆する表示サイズが小さい動画像を透過領域C21内に表示するとともに、透過領域C21の他の領域に、動画像M10を示唆する動画像であって、表示サイズが画面と略同一の動画像の一部を表示するといった複雑な表示態様を実現することができる。
以下、図7を用いて、端末装置100が実行する表示処理のバリエーションについて説明する。図7は、実施形態に係る端末装置が実行する表示処理のバリエーションについて説明する図である。なお、図7に示す例では、端末装置100が実行する表示処理のバリエーションを第1状態〜第6状態に分けて記載した。まず端末装置100は、横長の透過領域C21が配置された縦長のコンテンツであるウェブページC20の配信を受付ける。このような場合、端末装置100は、透過領域C21に表示するコンテンツの配信要求を広告配信サーバ20に送信し、表示サイズが画面よりも小さい画像であって、アスペクト比が画面と略同一の画像、すなわち、縦長の画像C13〜C16の配信を受付ける。
このような場合、端末装置100は、透過領域C21の画面左側の端にコンテンツC13〜C16を配置する。また、端末装置100は、各コンテンツC13〜C16の解像度を変更せずに表示サイズを画面と略同一の大きさまで拡大したコンテンツC23〜C26をウェブページC20の背面に配置する。そして、端末装置100は、各コンテンツC13〜C16、C23〜C26を順次切り替えて表示することとなる。
例えば、図8は、実施形態にかかる端末装置がコンテンツを配置する処理の一例を示す図である。例えば、端末装置100は、ウェブページC20に配置された透過領域C21内に、縦方向の表示サイズが透過領域C21と略同一であって、縦長の画像であるコンテンツC13を配置する。また、端末装置100は、コンテンツC13の解像度を変更することなく、表示サイズを画面(出力部130)と略同一まで拡大したコンテンツC23を配置する。この結果、例えば、端末装置100は、透過領域C21の一部にコンテンツC13が配置され、さらに、透過領域C21のうちコンテンツC13が配置されていない領域に、コンテンツC13を拡大してぼかしたコンテンツC23の一部が透過して見えているといった態様で、コンテンツC13、C23を表示することができる。
以下、図7に戻り、端末装置100が実行する表示処理のバリエーションの一例について説明する。例えば、端末装置100は、第1状態に示すように、ウェブページC20を表示し、利用者の指F10によるスクロール操作に従って、ウェブページC20と透過領域C21内に配置されたコンテンツC13〜C16を画面上方向にスクロールさせる。この結果、端末装置100は、第2状態に示すように、透過領域C21が画面内に表示されると、コンテンツC13を透過領域C21の左端に配置して表示するとともに、ウェブページC20の背面に配置されたコンテンツC23のうち、透過領域C21のうちコンテンツC13が配置されていない領域と重なった範囲を表示することとなる。
また、端末装置100は、利用者がさらに上スクロール操作を行った場合には、ウェブページC20を画面上方向にスクロールさせる。そして、端末装置100は、第3状態に示すように、透過領域C21内のコンテンツC13をコンテンツC14に切替え、ウェブページC20の背面に配置されたコンテンツC23をコンテンツC24に切替える。この結果、端末装置100は、コンテンツC14を透過領域C21の左端に配置して表示するとともに、ウェブページC20の背面に配置されたコンテンツC24のうち、透過領域C21のうちコンテンツC14が配置されていない領域と重なった範囲を表示することとなる。
また、端末装置100は、利用者がさらにスクロール操作を行った場合には、第4状態に示すように、透過領域C21を画面の上端まで移動させる。また、端末装置100は、透過領域C21内のコンテンツC14をコンテンツC15に切替え、ウェブページC20の背面に配置されたコンテンツC24をコンテンツC25に切替える。この結果、端末装置100は、コンテンツC15を透過領域C21の左端に配置して表示するとともに、ウェブページC20の背面に配置されたコンテンツC25のうち、透過領域C21のうちコンテンツC15が配置されていない領域と重なった範囲を表示することとなる。
また、端末装置100は、第5状態に示すように、透過領域C21内のコンテンツC15をコンテンツC16に切替え、ウェブページC20の背面に配置されたコンテンツC25をコンテンツC26に切替える。この結果、端末装置100は、コンテンツC16を透過領域C21の左端に配置して表示するとともに、ウェブページC20の背面に配置されたコンテンツC26のうち、透過領域C21のうちコンテンツC16が配置されていない領域と重なった範囲を表示することとなる。また、端末装置100は、利用者の指F10がコンテンツC16が表示された領域を選択した場合、または、コンテンツC26が表示された領域を選択した場合には、第6状態に示すように、動画像M10を取得して表示する。
このように、端末装置100は、表示サイズが画面や透過領域C21よりも小さい動画像を透過領域C21内に配置して表示するとともに、その動画像の表示サイズを画面と略同一の大きさまで拡大した動画像であって、輪郭を不鮮明にした動画像をウェブページC20の背面に配置して表示する。このような表示を行った場合、端末装置100は、透過領域C21内に表示サイズが小さい動画像を配置して表示するとともに、透過領域C21の他の領域に、表示サイズを拡大した動画像の一部を表示することとなる。この結果、透過領域C21内に動きのあるコンテンツを配置して表示することができるので、端末装置100は、動画像に対する利用者の興味を生じさせることができる。
なお、例えば、端末装置100は、透過領域C21のうち、コンテンツC13〜C16が表示されていない領域に他のコンテンツを配置してもよい。例えば、端末装置100は、コンテンツC13〜C16を順次切り替えることで表示される動画像の再生や一時停止を行うための操作ボタンを、透過領域C21内に配置して表示してもよい。
また、端末装置100は、表示サイズが画面と略同一の動画像M10のうち一部の領域に、所定のウェブページ等を表示させるためのオブジェクト(画像等)を重畳して表示させてもよい。例えば、端末装置100は、利用者がコンテンツC13〜C16を選択した場合には、動画像M10を表示するとともに、特設サイトへのリンクが設定された画像を動画像M10の一部領域にオーバーレイ状態で表示する。そして、端末装置100は、利用者が画像を選択した場合には、特設サイトを表示する。このような表示を行うことで、端末装置100は、所定のウェブページを表示させるオブジェクトを見つけさせるために、ウェブページC10のスクロールや動画像の選択を促すことができる。
〔7−2.コンテンツの出し分けについて〕
上述した例では、端末装置100は、利用者がコンテンツC12〜C16を選択した際に、動画像M10を取得して表示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、利用者が選択したコンテンツに応じて、ランディングページや動画像M10の出し分けを行ってもよい。
例えば、図9は、端末装置がコンテンツの出し分けを行う処理の一例を示す図である。なお、図9に示す例では、利用者がコンテンツC12を選択した際と、コンテンツC13を選択した際とで異なるコンテンツの出し分けを行う処理を第1状態〜第3状態に分けて記載した。例えば、端末装置100は、第1状態に示すように、ウェブページC10に配置された表示領域C11内に、コンテンツC12を配置するとともに、コンテンツC12の前面にコンテンツC13を配置して表示する。
ここで、コンテンツC13が表示されている領域が選択された場合には、利用者が動画像に対して興味を有したと推定される。そこで、端末装置100は、コンテンツC13が表示されている領域が選択されると、第2状態に示すように、動画像M10を取得して表示する。一方、コンテンツC12のうちコンテンツC13が重なっていない領域が選択された場合には、利用者がコンテンツC12が示す情報に興味を有したと推定される。そこで、端末装置100は、コンテンツC12が表示されている領域が選択されると、第3状態に示すように、コンテンツC12と対応する所定のランディングページL10を表示する。このように、端末装置100は、利用者が選択したコンテンツに応じて、ランディングページL10や動画像M10の出し分けを行うので、利用者が興味を有した情報に即して、各種のコンテンツを提供することができる。
〔7−3.動画像の配置位置について〕
また、端末装置100は、コンテンツC13〜C16を順次切り替えることにより表示される動画像を、表示領域C11内に配置されたコンテンツC12の右側に配置して表示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、動画像をコンテンツC12の左側に配置して表示してもよい。また、端末装置100は、コンテンツC12の右側に第1の動画像を配置し、コンテンツC12の左側に第1の動画像とは異なる第2の動画像を配置して表示してもよい。このような表示態様が採用される場合、端末装置100は、第1の動画像が選択された際と第2の動画像が選択された際とで、異なる動画像やランディングページを表示してもよい。
また、端末装置100は、表示領域C11や透過領域C21のうち、任意の位置に動画像を配置して表示してよい。すなわち、端末装置100は、縦長のウェブページC10、C20のうち、横長の表示領域C11や透過領域C21に、縦長の動画像を配置して表示するのであれば、任意の位置に動画像を配置して表示してよい。
〔7−4.動画像の再生について〕
上述した説明では、端末装置100は、表示領域C11や透過領域C21に配置した縦長の動画像を再生させた状態で表示した。ここで、端末装置100は、動画像を自動で再生してもよく、利用者が選択した際に再生を開始するようにしてもよい。すなわち、端末装置100は、動画像を任意の再生態様で再生させてよい。
また、上述した例では、端末装置100は、動画像とウェブページC10とを同時に表示することができないブラウザ等に対応するため、コンテンツC13〜C16を順次切り替えることで動画像とウェブページC10とを表示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、ウェブページC10と動画像とを同時に表示可能なアプリケーションがインストールされている場合は、コンテンツC13〜C16に変えて、表示サイズが表示領域C11よりも小さい動画像の配信を受付け、受付けた動画像を表示領域C11内に配置して表示してもよい。
また、例えば、端末装置100は、表示領域C11内に動画像M10とは異なる動画像を表示してもよい。例えば、端末装置100は、ある動画像のうち先頭から所定の再生位置までの領域を示す複数のコンテンツC13〜C16の配信を受付け、コンテンツC13〜C16を順次切り替えながら表示領域C11内に表示することで、ある動画像のうち先頭から所定の再生位置までの領域を利用者に提示する。そして、端末装置100は、利用者がコンテンツC13〜C16を選択した場合には、ある動画像のうち所定の再生位置から最後までの範囲を含む動画像M10を取得して再生してもよい。
また、例えば、端末装置100は、利用者が表示領域C11内に配置された動画像を選択した場合には、その動画像の解像度を変更することなく、表示サイズを画面と略同一の表示サイズに拡大して再生させるとともに、利用者が動画像の取得を要求する操作(例えば、さらなるタップ操作)が行われた場合には、解像度がより高い動画像M10を取得して表示してもよい。
〔7−5.その他〕
端末装置100は、上述した任意の処理を適宜組み合わせて、表示処理を実行してもよい。例えば、端末装置100は、表示領域C11のうち所定の領域が表示されるまでは、表示領域C11にコンテンツC12を配置して表示する。そして、端末装置100は、表示領域C11のうち所定の領域が表示された場合には、表示領域C11を透過領域C21に変換し、透過領域C21内に動画像を配置して表示するとともに、ウェブページC10の背面に表示サイズを拡大した動画像を配置して表示してもよい。
また、かかる組合せは、広告配信サーバ20に広告コンテンツを登録する際、表示指示として広告主が任意に設定することができる。そして、広告配信サーバ20は、広告主が設定した処理の組合せを端末装置100に実行させる制御情報を生成し、生成した制御情報を端末装置100に配信する。この結果、端末装置100は、上述した任意の処理を広告主の設定に応じて組合せ、実行することができる。
〔8.端末装置100の処理フロー〕
次に、図10を用いて、制御情報を実行した端末装置100が実行する処理の手順について説明する。図10は、実施形態に係る端末装置が実行する表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図10に示す例では、コンテンツC12を広告コンテンツと記載し、コンテンツC13〜C16を縦長コンテンツと記載した。
図10に示す例では、端末装置100は、利用者の操作に応じてコンテンツ配信サーバ30にウェブページC10の配信を要求し、コンテンツ配信サーバ30からウェブページC10を受信する(ステップS101)。次に、端末装置100は、配信されたウェブページC10に取得命令が含まれる場合は、広告配信サーバ20に対して広告コンテンツと縦長コンテンツとの配信要求を送信する(ステップS102)。次に、端末装置100は、広告コンテンツと縦長コンテンツとを受信したか否かを判定する(ステップS103)。そして、端末装置100は、広告コンテンツと縦長コンテンツを受信していないと判定した場合は(ステップS103:No)、再度ステップS103を実行する。
また、端末装置100は、広告コンテンツと縦長コンテンツを受信した場合は(ステップS103:Yes)、ウェブページC10に配置された横長の表示領域C11に、広告コンテンツを配置して表示する(ステップS104)。そして、端末装置100は、表示領域C11のうち、所定の領域が表示されたか否かを判定し(ステップS105)、表示された場合には(ステップS105:Yes)、横長の表示領域C11に縦長コンテンツを配置して表示するとともに(ステップS106)、表示する縦長コンテンツを順次切り替えることで(ステップS107)、縦長のウェブページC10内に配置された横長の表示領域C11に縦長の動画像を表示する。
続いて、端末装置100は、縦長コンテンツが選択されたか否かを判定し(ステップS108)、縦長コンテンツが選択された場合には(ステップS108:Yes)、対応する動画像M10の取得を開始するとともに(ステップS109)、取得した動画像M10の再生を開始する(ステップS110)。また、端末装置100は、利用者がリンクをタップした等の処理によりウェブページを遷移させるか否かを判定する(ステップS111)。そして、端末装置100は、ウェブページを遷移させる場合は(ステップS111:Yes)、ウェブページを遷移させ(ステップS112)、処理を終了する。
一方、端末装置100は、ウェブページを遷移させない場合は(ステップS111:No)、ステップS105を実行する。また、端末装置100は、表示領域C11のうち所定の領域が表示されていない場合や(ステップS105:No)、縦長コンテンツが選択されていない場合(ステップS108:No)等には、ステップS111を実行する。
〔9.変形例〕
上記では、図1、図7に例示した表示態様を用いながら、端末装置100による表示処理の一例について説明した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。以下、端末装置100が実行する表示処理のバリエーションについて説明する。なお、以下に説明する表示処理は、例えば、取得部154、配置部155、および表示部156が発揮する処理により実現されるが、実施形態は、これに限定されるものではない。
〔9−1.コンテンツの態様について〕
上述した端末装置100は、広告コンテンツであるコンテンツC12〜C16、C23〜C26を表示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、コンテンツC13〜C16とコンテンツC23〜C26とは、異なる内容の動画像であってもよい。また、端末装置100は、コンテンツC12〜C16、C23〜C26を選択した際に、それぞれ異なる内容の動画像やそれぞれ異なるランディングページ等を表示してもよい。
また、ウェブページC10とコンテンツC12〜C16、C23〜C26とは、ウェブページC10を配信したサーバと同一のサーバにより配信されてもよく、それぞれ異なるサーバから配信されてもよい。すなわち、上述した表示処理を実行する際に、ウェブページC10やコンテンツC12〜C16、C23〜C26を配信する処理の態様については、任意の態様が採用可能である。
〔9−2.コンテンツについて〕
上述した例では、端末装置100が、広告に係るコンテンツC12〜C16を表示する例について説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。すなわち、コンテンツC12〜C16は、広告に係るコンテンツに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、広告以外の文字列、模様、画像、動画像等を含む任意のコンテンツを表示してもよい。また、端末装置100は、広告にかかるコンテンツではなく、ゲーム等を含むコンテンツC12〜C16を表示してもよく、いわゆるプレイアブル広告を含むコンテンツC12〜C16を表示してもよい。また、端末装置100は、音声を含むコンテンツC12〜C16を表示してもよい。なお、コンテンツC12〜C16に含まれる文字列、模様、画像、動画像、ゲーム、音声等は、広告に係るものに限定されるものではない。
また、端末装置100は、ウェブページC10に代えてゲームコンテンツを表示する際、ゲームのメニューやチュートリアル等の補助コンテンツをコンテンツC12〜C16として表示してもよい。また、端末装置100は、ゲームの実行時、フラッシュやCSS等の技術により作成されたインタラクティブ形式のウェブページの表示を行う際に上述した表示処理を実行してもよい。
また、端末装置100は、SNS(Social Networking Service)のコンテンツ、メッセンジャーアプリケーションの画面、カメラアプリケーションの画面、その他任意のコンテンツとともに、コンテンツC12〜C16を表示し、上述した表示処理を実行してもよい。また、端末装置100は、ウェブページC10以外にも、ゲーム、地図、音楽再生画面、動画再生画面等、任意のコンテンツを表示してもよい。
〔9−3.制御情報について〕
上記した端末装置100は、広告配信サーバ20がコンテンツC12〜C16とともに配信する制御情報を用いて、上記した表示処理を実行した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、上記した制御情報をコンテンツ配信サーバ30からウェブページC10とともに受信し、広告配信サーバ20からコンテンツC12〜C16とともに制御指示を受信する。そして、端末装置100は、コンテンツ配信サーバ30から受信した制御情報を実行するとともに、受信した制御指示に従って表示処理を実行してもよい。
また、端末装置100は、上述した表示処理等を端末装置100に実行させるアプリケーションをあらかじめダウンロードし、かかるアプリケーションを実行することで、上述した処理を実現してもよい。
〔9−4.装置構成〕
また、上記実施形態では、配信システム1に、広告配信サーバ20とコンテンツ配信サーバ30とが含まれる例を示したが、広告配信サーバ20とコンテンツ配信サーバ30とは1個の装置として形成されてもよい。この場合、図3に示した広告配信サーバ20は、例えば、図5に示したコンテンツ記憶部32、受付部34、配信部35を有する。そして、広告配信サーバ20は、端末装置100からウェブページの取得要求を受け付けた場合に、広告コンテンツとともに、取得命令を含まないウェブページを端末装置100に配信する。
また、上記実施形態では、広告配信サーバ20から端末装置100にコンテンツC12〜C16が配信される例を示したが、コンテンツ配信サーバ30が、広告配信サーバ20からコンテンツC12〜C16を取得してもよい。この場合、広告配信サーバ20の要求受付部26は、コンテンツ配信サーバ30からコンテンツC12〜C16の取得要求を受け付ける。また、広告配信サーバ20は、コンテンツ配信サーバ30にコンテンツC12〜C16を配信する。また、コンテンツ配信サーバ30は、広告配信サーバ20から取得したコンテンツC12〜C16とともに、取得命令を含まないウェブページを端末装置100に配信し、上述した表示処理を実現させてもよい。
〔9−5.ログについて〕
ここで、端末装置100は、コンテンツC12〜C16が表示されたか否かを示すログや、利用者によって選択されたコンテンツのログを取ってもよい。より具体的には、端末装置100は、コンテンツC12〜C16が表示されたか否か、コンテンツC13〜C16を切替えることで動画像が再生されたか否か、コンテンツC13〜C16に代えて配信される動画像、すなわち、表示サイズが画面よりも小さい動画像が再生されたか、動画像M10が取得または再生されたか、動画像M10を再生させるための再生操作や停止操作が行われたか否かを示すログを取ってもよい。
また、端末装置100は、動画像の表示回数や選択回数、再生された時間等を測定してもよい。また、端末装置100は、初期表示の後ですぐに動画像M10を表示したか、コンテンツC13〜C16のうちどのコンテンツが表示されている際に利用者が選択し、動画像M10を再生したか等といったログを取得してもよい。また、端末装置100は、コンテンツC13〜C16が選択されたか否か、コンテンツC23〜C26が選択されたか否か、コンテンツC13〜C16、C23〜C26を何回切替えたか等といったログを取ってもよい。
例えば、端末装置100は、初期表示から利用者が上スクロール操作を行わずにウェブページC10の表示を終了した場合は、コンテンツC13〜C16や動画像M10が表示されなかった旨のログを取得してもよい。一方で、端末装置100は、初期画面から利用者が上スクロール操作を行い、表示領域C11が画面内に表示された場合には、コンテンツC12やコンテンツC13〜C16が表示された旨のログを取ってもよい。
このように端末装置100が取得したログは、コンテンツC12〜C16、C23〜C26等のインプレッション数やCTRの更新、コンテンツC12〜C16、C23〜C26等の表示に対する課金処理、および、広告主に広告効果を報告する際等に有用なログとなる。例えば、表示処理の結果、動画像M10が再生された場合は、利用者がコンテンツC12〜C16、C23〜C26等に興味を示したものと予測される。また、コンテンツC12〜C16、C23〜C26等の表示時間が長い場合や何度も表示された場合には、コンテンツC12〜C16、C23〜C26等に対する興味、すなわち、動画像M10に対する興味を利用者がより強く有したものと予測される。
このため、コンテンツC12〜C16、C23〜C26の表示回数や表示時間を示すログや各種操作の内容を示すログ等は、利用者がコンテンツC12〜C16、C23〜C26等や動画像M10に対して興味を有したか否かの指標となりえる。また、一度のアクセスでコンテンツC12〜C16、C23〜C26や動画像M10を再生した回数や、操作した回数等は、利用者の広告に対する認知度を示す指標になりえる。
そこで、広告配信サーバ20は、取得された各ログを用いて、インプレッション数の更新や、課金額の変更等を行ってもよい。例えば、広告配信サーバ20は、コンテンツC12〜C16、C23〜C26、動画像M10の表示回数、表示時間、再生回数、再生時間、再生位置等に応じて課金額を変更してもよい。
また、端末装置100が取得したログは、ランディングページに配置されるコンテンツの変更に用いられてもよい。例えば、端末装置100は、コンテンツC12を選択した際と、コンテンツC13を選択した際とで、同一のランディングページを取得するとともに、かかるランディングページを配信するサーバに対して、取得したログの内容等を通知し、ランディングページに配置するコンテンツを変更させてもよい。
〔9−6.端末装置の操作記録〕
また、上述してきた端末装置100は、実施形態に係るコンテンツC12〜C16、C23〜C26が配置されているウェブページC10、C20に対して、利用者がどれだけ端末装置100を操作したかという記録を広告配信サーバ20に送信してもよい。具体的には、端末装置100は、コンテンツC12〜C16、C23〜C26が配置された際におけるスクロール操作の内容や回数、利用者の選択操作、利用者がコンテンツC12〜C16、C23〜C26を選択した位置、再生操作や停止操作の回数等を記録する。
また、端末装置100は、スクロール操作の回数、リロードした回数や、上述した表示処理、動画像M10の内容など、コンテンツC12〜C16、C23〜C26を特定する情報について端末装置100からの発信操作(例えば、SNSへの書き込みなど)など、利用者が端末装置100に対して行う種々の操作を記録することもできる。そして、端末装置100は、操作履歴に関する情報を広告配信サーバ20に送信する。
かかる場合、広告配信サーバ20は、端末装置100から配信された操作履歴に関する情報を集計し、かかる情報について分析した情報をさらに取得する。例えば、広告配信サーバ20は、制御情報とともにコンテンツC12〜C16、C23〜C26を配信した場合と、配信しなかった場合とについて、スクロール操作の回数や、表示処理を実行した回数、表示したランディングページの種別やランディングページに配置されたコンテンツの種別、CTRなどの広告効果の指標を比較した情報などを取得する。
ここで、制御情報とともにコンテンツC12〜C16、C23〜C26を配信した際にウェブページC10、C20に対して行われた操作の履歴は、広告効果を示す指標となりうる。すなわち、実施形態に係る制御情報を伴うコンテンツC12〜C16、C23〜C26が表示されるウェブページC10、C20においては、利用者の操作によってコンテンツC12〜C16、C23〜C26に対応する動画像M10が表示され、もしくは、コンテンツC12〜C16、C23〜C26が選択されることにより動画像M10または動画像M10よりも先のウェブページ(ランディングページ)が表示されることのみならず、かかるウェブページC10、C20に対して利用者がどれだけ操作を行ったか(つまり、利用者がどれだけ画面の表示態様を変化させたか)という操作履歴自体が利用者のコンテンツC12〜C16、C23〜C26への興味を示す指標といえる。
例えば、広告配信サーバ20は、スクロール操作の内容、スクロール操作の回数、再生操作や停止操作の検出回数、動画像M10の再生回数、コンテンツC12〜C16、C23〜C26を表示した回数、ウェブページC10、C20の滞在時間等を比較することで、実施形態に係る制御情報を伴うコンテンツC12〜C16、C23〜C26を表示した際に、コンテンツC12〜C16、C23〜C26が広く伝えようとする情報、すなわち広告に対する関心をどれくらい発生させたかを示す指標を提供することができる。
したがって、広告配信サーバ20は、広告主端末10に端末装置100の操作履歴に関する情報を送信することにより、実施形態に係るコンテンツC12〜C16、C23〜C26が表示されるウェブページC10、C20に対する広告効果の指標を示すレポートとすることができる。なお、広告配信サーバ20は、広告主端末10に端末装置100の操作履歴に関する情報やログをそのまま送信してもよい。
これにより、広告配信サーバ20は、端末装置100における実施形態に係る制御情報を伴うコンテンツC12〜C16、C23〜C26の表示態様の有用性を広告主に示すことができる。
〔9−7.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図6に示した要求部151および操作制御部152は統合されてもよい。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔9−8.プログラム〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置100は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図11は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一時記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が端末装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部150の機能を実現する。
〔10.効果〕
上述したように、端末装置100は、表示サイズが縦長の動画像を取得し、表示サイズが縦長のウェブページC10内に配置された横長の表示領域C11内に、取得された動画像を配置して表示する。このように、端末装置100は、横長の表示領域C11内に、あえて縦長の動画像を配置して表示するので、表示領域C11内に表示された動画像に対する利用者の興味を生じさせ、動画像に関連する情報の訴求効果を向上させることができる。
また、端末装置100は、動画像として、アスペクト比が画面の縦横比と略同一の動画像を取得する。また、端末装置100は、動画像として、画面よりも表示サイズが小さい動画像を取得する。このため、端末装置100は、表示サイズが小さくとも、利用者の目を引く動画像を表示することができるので、動画像に関連する情報の訴求効果を向上させることができる。
また、端末装置100は、動画像として、利用者により選択された際に表示サイズが画面と略同一の動画像M10や、ランディングページL10等といった所定のコンテンツに遷移可能な動画像を表示する。このため、端末装置100は、動画像や動画像に関連するコンテンツに関する情報の訴求効果を向上させることができる。
また、端末装置100は、ウェブページC10をスクロールさせる操作の結果、表示領域C10のうち所定の範囲が画面内に表示された場合には、表示領域C10内に動画像を配置して表示する。このため、端末装置100は、表示領域C10内に表示した動画像に対する興味を生じさせることができる。
また、端末装置100は、表示領域C10内の動画像が利用者により選択された場合には、表示サイズが画面と略同一の動画像M10を新たに取得し、取得された動画像M10を表示する。このため、端末装置100は、動画像に興味を持った利用者に対し、表示サイズがより大きい動画像M10を提示することができるので、通信量の増大による利用者の印象の悪化を防ぎつつ、動画像に関する情報の訴求効果を向上させることができる。
また、端末装置100は、表示領域内C11に配置された動画像が利用者により選択された場合には、利用者により選択された際における動画像の再生位置を示す再生位置情報に基づいた再生位置から、表示サイズが画面と略同一の動画像M10の再生を開始する。このため、端末装置100は、あたかも、動画像M10の表示サイズが縮小された状態で再生され、利用者が選択した際に、再生が継続されたまま、動画像M10の表示サイズが元に戻るといった複雑な態様で、動画像M10を再生させることができる。
また、端末装置100は、表示領域C11内に配置された動画像が利用者により選択された場合には、表示サイズが画面と略同一の動画像M10のうち、利用者により選択された際における再生位置を示す再生位置情報に基づいた再生位置よりも後の範囲を取得する。このため、端末装置100は、動画像M10の再生に伴う通信量を削減することができる。
また、端末装置100は、表示領域C10内の動画像が利用者により選択された場合には、選択された動画像の表示サイズを徐々に拡大し、動画像の表示サイズが画面と略同一の大きさとなった場合には、新たに取得された動画像M10を表示する。このため、端末装置100は、動画像の表示サイズが徐々に拡大し、解像度がより高い動画像M10となって表示されるといった態様で、動画像M10を提示することができるので、動画像M10に対する利用者の興味を生じさせる結果、情報の訴求効果を向上させることができる。
また、端末装置100は、ウェブページC20に配置された横長の領域であって、背面に配置されたコンテンツを透過させる透過領域C21内に、取得した動画像を配置する。そして、端末装置100は、ウェブページC20の背面に、取得した動画像の表示サイズを拡大させるとともに輪郭を不鮮明にした動画像を配置して表示する。このため、端末装置100は、表示サイズが小さい動画像を取得した場合であっても、動画像の存在を利用者に提示することができるので、動画像に関する情報の訴求効果を向上させることができる。
また、端末装置100は、動画像として、表示サイズが画面よりも小さい複数の画像であるコンテンツC13〜C16を取得し、動画像として取得されたコンテンツC13〜C16を表示領域C11内に配置して表示するとともに、表示されるコンテンツC13〜C16を順次切り替える。このため、端末装置100は、ブラウザが動画像とウェブページC10との同時表示を行うことができない場合にも、ウェブページC10が有する表示領域C11内に、表示サイズが小さい動画像を配置して表示することができる。
また、端末装置100は、取得された動画像を再生した状態で表示する。このため、端末装置100は、動画像に対する利用者の興味を生じさせる結果、動画像に関する情報の訴求効果を向上させることができる。
また、端末装置100は、利用者により選択された際に所定の第1コンテンツ(例えば、ランディングページL10)へと遷移可能なコンテンツC12と、利用者により選択された際に所定の第2コンテンツへ(例えば、動画像M10)へと遷移可能な動画像が配置された表示領域C11を表示する。このため、端末装置100は、利用者がより興味を有すると推定されるコンテンツに対応する情報を提示することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、配信部は、配信手段や配信回路に読み替えることができる。
1 配信システム
10 広告主端末
20 広告配信サーバ
21、31、110 通信部
22 記憶部
23、33、150 制御部
24 広告データベース
25 入稿受付部
26 要求受付部
27 広告選択部
28 配信部
30 コンテンツ配信サーバ
32 コンテンツ記憶部
34 受付部
35 配信部
100 端末装置
120 入力部
130 出力部
140 物理センサ
151 要求部
152 操作制御部
153 表示制御部
154 表示部
155 消去部

Claims (16)

  1. コンピュータに、
    表示サイズが縦長の動画像を取得する取得手順と、
    表示サイズが縦長のウェブコンテンツ内に配置された横長の表示領域内に、表示サイズが横長のコンテンツを配置して表示し、前記ウェブコンテンツをスクロールさせる操作の結果、前記表示領域が画面内の所定の位置まで移動した場合は、前記取得手順により取得された動画像を前記コンテンツの前面に重ねた状態で前記表示領域内に配置して表示する表示手順と
    を実行させるための情報表示プログラム。
  2. コンピュータに、
    表示サイズが縦長の動画像を取得する取得手順と、
    表示サイズが縦長のウェブコンテンツ内に配置された横長の表示領域であって、背面に配置されたコンテンツを透過させる表示領域内に、前記取得手順により取得された動画像を配置するとともに、前記ウェブコンテンツの背面に、表示サイズを拡大させるとともに輪郭を不鮮明にした前記動画像を配置して表示する表示手順と
    を実行させるための情報表示プログラム。
  3. 前記表示手順は、前記ウェブコンテンツをスクロールさせる操作の結果、前記表示領域のうち所定の範囲が画面内に表示された場合には、当該表示領域内に前記動画像を配置して表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報表示プログラム。
  4. 前記取得手順は、前記動画像が利用者により選択された場合には、表示サイズが画面と略同一の動画像を新たに取得し
    前記表示手順は、前記表示領域内に配置された動画像が利用者により選択された場合には、前記取得手順によって新たに取得された表示サイズが画面と略同一の動画像を表示する
    ことを特徴とする請求項1〜のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  5. 前記表示手順は、前記表示領域内に配置された動画像が利用者により選択された場合には、当該利用者により選択された際における当該動画像の再生位置を示す再生位置情報に基づいた再生位置から、前記取得手順によって新たに取得された表示サイズが画面と略同一の動画像の再生を開始する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報表示プログラム。
  6. 前記取得手順は、前記表示領域内に配置された動画像が利用者により選択された場合には、前記表示サイズが画面と略同一の動画像のうち、当該利用者により選択された際における当該動画像の再生位置を示す再生位置情報に基づいた再生位置よりも後の範囲を取得する
    ことを特徴とする請求項またはに記載の情報表示プログラム。
  7. 前記表示手順は、前記動画像が利用者により選択された場合には、前記選択された動画像の表示サイズを徐々に拡大し、当該動画像の表示サイズが前記画面と略同一の大きさとなった場合には、前記取得手順によって新たに取得された動画像を表示する
    ことを特徴とする請求項のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  8. 前記取得手順は、前記動画像として、表示サイズが画面よりも小さい複数の画像を取得し、
    前記表示手順は、前記取得手順により前記動画像として取得された画像を前記表示領域内に配置して表示するとともに、表示される画像を順次切り替える
    ことを特徴とする請求項1〜のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  9. 前記表示手順は、前記取得手順により取得された動画像を再生した状態で表示する
    ことを特徴とする請求項1〜のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  10. 前記表示手順は、利用者により選択された際に所定の第1コンテンツへと遷移可能なコンテンツと、前記利用者により選択された際に所定の第2コンテンツへと遷移可能な動画像とが配置された表示領域を表示する
    ことを特徴とする請求項1〜のうちいずれか1つに記載の情報表示プログラム。
  11. 表示サイズが縦長の動画像を取得する取得部と、
    表示サイズが縦長のウェブコンテンツ内に配置された横長の表示領域内に、表示サイズが横長のコンテンツを配置して表示し、前記ウェブコンテンツをスクロールさせる操作の結果、前記表示領域が画面内の所定の位置まで移動した場合は、前記取得部により取得された動画像を前記コンテンツの前面に重ねた状態で前記表示領域内に配置して表示する表示部と
    を有することを特徴とする情報表示装置。
  12. 情報表示装置が実行する情報表示方法であって、
    表示サイズが縦長の動画像を取得する取得工程と、
    表示サイズが縦長のウェブコンテンツ内に配置された横長の表示領域内に、表示サイズが横長のコンテンツを配置して表示し、前記ウェブコンテンツをスクロールさせる操作の結果、前記表示領域が画面内の所定の位置まで移動した場合は、前記取得工程により取得された動画像を前記コンテンツの前面に重ねた状態で前記表示領域内に配置して表示する表示工程と
    を含むことを特徴とする情報表示方法。
  13. ウェブコンテンツを表示する端末装置から動画像の配信要求を受付けた場合には、当該端末装置が有する画面よりも表示サイズが縦長の動画像とともに制御情報を配信する配信部を備え、
    前記制御情報は、
    前記動画像を取得する取得手順と、
    表示サイズが縦長のウェブコンテンツ内に配置された横長の表示領域内に、表示サイズが横長のコンテンツを配置して表示し、前記ウェブコンテンツをスクロールさせる操作の結果、前記表示領域が画面内の所定の位置まで移動した場合は、前記取得手順により取得された動画像を前記コンテンツの前面に重ねた状態で前記表示領域内に配置して表示する表示手順と
    を実行させることを特徴とする配信装置。
  14. 表示サイズが縦長の動画像を取得する取得部と、
    表示サイズが縦長のウェブコンテンツ内に配置された横長の表示領域であって、背面に配置されたコンテンツを透過させる表示領域内に、前記取得部により取得された動画像を配置するとともに、前記ウェブコンテンツの背面に、表示サイズを拡大させるとともに輪郭を不鮮明にした前記動画像を配置して表示する表示部と
    を有することを特徴とする情報表示装置。
  15. 情報表示装置が実行する情報表示方法であって、
    表示サイズが縦長の動画像を取得する取得工程と、
    表示サイズが縦長のウェブコンテンツ内に配置された横長の表示領域であって、背面に配置されたコンテンツを透過させる表示領域内に、前記取得工程により取得された動画像を配置するとともに、前記ウェブコンテンツの背面に、表示サイズを拡大させるとともに輪郭を不鮮明にした前記動画像を配置して表示する表示工程と
    を含むことを特徴とする情報表示方法。
  16. ウェブコンテンツを表示する端末装置から動画像の配信要求を受付けた場合には、当該端末装置が有する画面よりも表示サイズが縦長の動画像とともに制御情報を配信する配信部を備え、
    前記制御情報は、
    前記動画像を取得する取得手順と、
    表示サイズが縦長のウェブコンテンツ内に配置された横長の表示領域であって、背面に配置されたコンテンツを透過させる表示領域内に、前記取得手順により取得された動画像を配置するとともに、前記ウェブコンテンツの背面に、表示サイズを拡大させるとともに輪郭を不鮮明にした前記動画像を配置して表示する表示手順と
    を実行させることを特徴とする配信装置。
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