JP6087903B2 - トランス−1233zdの製造方法 - Google Patents

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Description

1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zd又は1233zd)のトランス異性体であるトランス−1233zdは、発泡剤、溶媒、洗浄剤、並びに高分子化合物のモノマーとして用いることができる。トランス−1233zdは、触媒を用いる1,1,1−トリフルオロ−3,3−ジクロロプロパン(HCFC−243fa又は243fa)の脱塩化水素化によって製造することができる。しかしながら、所望のトランス−1233zd生成物と一緒に、シス異性体もまた副生成物として生成し、このためにトランス−1234zdのシングルパス収率が低下する。したがって、シス−1233zdをトランス−1233zdに転化させることができる手段に対する必要性が存在する。
以下の特許及び特許出願は本発明の主題に関連する。これらの文献は参照として本明細書中に包含する。
1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロパン及び1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造するための蒸気相方法と題された米国特許5,710,352。
1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(1233zd)の低温製造と題された米国特許6,844,475。
1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの異性化と題された米国特許公開20100152504。
米国特許5,710,352 米国特許6,844,475 米国特許公開20100152504
本発明においては、次の4つの主要単位操作:(1)243faを接触脱塩化水素化してトランス及びシス−1233zdの混合物を生成させること;(2)HClの回収;(3)シス−1233zdのトランス−1233zdへの接触異性化;及び(4)所望の生成物であるトランス−1233zdの単離;を含む、243faからトランス−1233zdを製造するための統合方法が開示される。
本発明者らの知る限りにおいては、いずれの従来技術も243faの脱塩化水素化による1233zdの製造を教示していない。更に、シス−1233zd異性化反応器と統合したトランス−1233zd製造プロセスは、従来技術においてこれまで報告されていないと考えられる。
而して、本発明の一態様は、
(a)反応器内で1,1,1−トリフルオロ−3,3−ジクロロプロパン(243fa)を脱塩化水素化して、それによってシス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、及び塩化水素を含む生成物流を生成させ;
(b)場合によっては、工程(a)の生成物流から塩化水素を回収し;
(c)シス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの少なくとも一部をトランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンに異性化し;そして
(d)トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン生成物を分離及び精製する;
ことを含むトランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造するための連続統合製造方法を提供する。
幾つかの態様においては、243faの脱塩化水素化は、触媒を用いて蒸気相中で行う。好ましい触媒は、ハロゲン化金属酸化物、金属ハロゲン化物、及び担持金属触媒からなる群から選択される。幾つかの態様においては、243faの脱塩化水素化は、フッ素化クロミア触媒上で行う。
幾つかの態様においては、蒸気相反応は固定床反応器内で行う。幾つかの態様においては、243faは反応器に導入する前に予め気化させる。幾つかの態様においては、243faは反応器の内部で気化させる。
幾つかの態様においては、243faの脱塩化水素化は、実質的に液体(溶液、分散液、エマルジョン、又は懸濁液など)である苛性溶液を用いて行う。幾つかの態様においては、苛性溶液は、KOH、NaOH、Ca(OH)、及びCaOからなる群から選択される塩基の水溶液である。幾つかの態様においては、苛性溶液の濃度は約2重量%〜約100重量%である。幾つかの態様においては、苛性溶液の濃度は約5重量%〜約90重量%である。幾つかの態様においては、苛性溶液の濃度は約10重量%〜約80重量%である。
幾つかの態様においては、シス−1233zdの異性化は、触媒を用いて蒸気相中で行う。好ましくは、触媒は、ハロゲン化金属酸化物、金属ハロゲン化物、及び担持金属触媒からなる群から選択される。幾つかの態様においては、蒸気相異性化反応は固定床反応器内で行う。
本発明の他の態様は、
(a)蒸気相反応器内で1,1,1−トリフルオロ−3,3−ジクロロプロパン(243fa)を脱塩化水素化して、それによってシス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、及び塩化水素を含む生成物流を生成させ;
(b)場合によっては、工程(a)の生成物流から塩化水素を回収し;
(c)トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン生成物を分離及び精製し;そして
(d)シス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン及び1,1,1−トリフルオロ−3,3−ジクロロプロパンの分離した混合物を、再循環のために工程(a)の蒸気相反応器に戻して、その中で243faをトランス−及びシス−1233zdの混合物に脱塩化水素化し、更にシス−1233zdをトランス−1233zdに異性化する;
ことを含むトランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造する方法を提供する。
上記に記載したように、本発明の一態様は、
(a)反応器内で1,1,1−トリフルオロ−3,3−ジクロロプロパン(243fa)を脱塩化水素化して、それによってシス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、及び塩化水素を含む生成物流を生成させ;
(b)場合によっては、工程(a)の生成物流から塩化水素を回収し;
(c)シス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの少なくとも一部をトランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンに異性化し;そして
(d)トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン生成物を分離及び精製する;
ことを含むトランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造するための連続統合製造方法を提供する。
より好ましい態様においては、トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法は、
(a)蒸気相反応器内で1,1,1−トリフルオロ−3,3−ジクロロプロパン(243fa)を脱塩化水素化して、それによってシス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、及び塩化水素を含む生成物流を生成させ;
(b)場合によっては、工程(a)の生成物流から塩化水素を回収し;
(c)トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン生成物を分離及び精製し;そして
(d)シス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン及び1,1,1−トリフルオロ−3,3−ジクロロプロパンの分離した混合物を、再循環のために工程(a)の蒸気相反応器に戻して、その中で243faをトランス/シス−1233zdに脱塩化水素化するだけでなく、シス−1233zdをトランス−1233zdに異性化する;
ことを含む。
243faの脱塩化水素化:
本方法の第1工程は、243faを脱塩化水素化することによって243faを接触転化させて、シス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、及び塩化水素の組み合わせを含む生成物流を生成させることを含む。好ましくは、243faの脱塩化水素化は、蒸気相中で、より好ましくは固定床反応器内において蒸気相中で行う。
脱塩化水素化反応は任意の好適な反応容器又は反応器内で行うことができるが、これは好ましくは、ニッケル及びその合金、例えばハステロイ、インコネル、インコロイ、及びモネル、又はフルオロポリマーでライニングした容器のようなフッ化水素の腐食作用に抵抗性の材料から構成すべきである。これらは、バルク形態又は担持形態のハロゲン化金属酸化物、バルク形態又は担持形態の金属ハロゲン化物、及び炭素担持遷移金属の1以上であってよい脱塩化水素化触媒を充填した単一のパイプ又は多重管であってよい。好適な触媒としては、非排他的に、ハロゲン化金属酸化物(例えば、フッ素化Cr、フッ素化Al)、金属ハロゲン化物(例えば、CrF、AlF、AlCl、FeCl)、及び炭素担持遷移金属(ゼロの酸化状態)、例えばFe/C、Co/C、Ni/C、及びPd/Cが挙げられる。243faは、純粋な形態か、不純形態か、又は窒素、アルゴンなどのような随意的な不活性ガス希釈剤と一緒に反応器中に導入する。
本発明の好ましい態様においては、243faは、反応器に導入する前に予め気化又は予め加熱する。或いは、243faは反応器の内部で気化させる。有用な反応温度は、約200℃〜約600℃の範囲であってよい。好ましい温度は約250℃〜約450℃の範囲であってよく、より好ましい温度は約300℃〜約350℃の範囲であってよい。反応は、大気圧、大気圧以上、又は真空下で行うことができる。真空圧は約5Torr〜約760Torrであってよい。243faと触媒との接触時間は約0.5秒間〜約120秒間の範囲であってよいが、より長いか又はより短い時間を用いることができる。
好ましい態様においては、プロセス流は触媒床を通って下向き又は上向きのいずれかである。また、触媒を長時間使用した後に触媒を反応器内に配置しながら周期的に再生することが有利である可能性がある。触媒の再生は、当該技術において公知の任意の手段によって、例えば空気又は窒素で希釈した空気を、約200℃〜約500℃、好ましくは約300℃〜約400℃の温度において、約0.5時間〜約3日間触媒の上に通すことによって行うことができる。この後、担持遷移金属触媒に関しては、約100℃〜約400℃、好ましくは約200℃〜約300℃の温度においてH処理を行う。
本発明の別の態様においては、243faの脱塩化水素化は、それを、KOH、NaOH、Ca(OH)、及びCaOなど(しかしながら、これらに限定されない)の強苛性溶液と昇温温度において反応させることによっても行うことができる。苛性溶液は、実質的に液体(溶液、分散液、エマルジョン、又は懸濁液など)である。幾つかの態様においては、苛性溶液の苛性物質濃度は、約2重量%〜約100重量%、より好ましくは約5重量%〜約90重量%、最も好ましくは約10重量%〜約80重量%である。反応は、約20℃〜約100℃、より好ましくは約40℃〜約90℃、最も好ましくは約50℃〜約70℃の温度で行うことができる。上記のように、反応は、大気圧、大気圧以上、又は真空下で行うことができる。真空圧は約5Torr〜約760Torrであってよい。更に、場合によっては溶媒を用いて、有機化合物を苛性溶液中に溶解させるのを助けることができる。この随意的な工程は、かかる目的に関して当該技術において周知の溶媒を用いて行うことができる。
HClの回収:
場合によっては、しかしながら好ましくは、次に脱塩化水素化反応の生成物流から塩化水素を回収する。HClカラムを用いて、粗中間体流中のHClを回収する。高純度のHClがカラムの頂部から単離され、これを濃HClとして脱イオン水中に吸収させる。
或いは、HClは、水又は苛性スクラバーを用いることによって生成物流から回収又は除去することができる。水抽出器を用いる場合には、種々の濃度のHCl水溶液が形成される。苛性スクラバーを用いる場合には、HClは水溶液中の塩化物塩として中和される。
HCFO−シス−1233zdの異性化:
生成物流中のシス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの少なくとも一部を、トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンに異性化する。シス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、又はそれとトランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン及び/又は1,1,1−トリフルオロ−3,3−ジクロロプロパンとの混合物の流れを、シス−1233zdの殆どをトランス−1233zdに転化させるのに好適な異性化触媒を含む異性化反応器中に供給する。
異性化反応は任意の好適な反応容器又は反応器内で行うことができるが、これは、好ましくはニッケル及びその合金、例えばハステロイ、インコネル、インコロイ、及びモネル、又はフルオロポリマーでライニングした容器のような腐食に対して抵抗性の材料から構成すべきである。これらは、ハロゲン化金属酸化物、金属ハロゲン化物、又は炭素担持遷移金属であってよい異性化触媒を充填した単一のパイプ又は多重管であってよい。好適な触媒としては、非排他的に、フッ素化クロミア、フッ化クロム、フッ素化アルミナ、フッ化アルミニウム、塩化アルミナ、塩化第二鉄、及び炭素に担持させた鉄、コバルト、ニッケル、又はパラジウムが挙げられる。
有用な異性化反応温度は、約25℃〜約450℃の範囲である。好ましい温度は、約50℃〜約350℃の範囲であり、より好ましい温度は約100℃〜約250℃の範囲である。反応は、大気圧、大気圧以上、又は真空下で行うことができる。真空圧は約5Torr〜約760Torrであってよい。シス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンと触媒との接触時間は約0.5秒間〜約120秒間の範囲であってよいが、より長いか又はより短い時間を用いることができる。
HCFO−トランス−1233zdの分離及び精製:
トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンは、抽出及び好ましくは蒸留のような当該技術において公知の任意の手段によって、未反応の出発材料、及びシス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンなどの副生成物を含む反応生成物混合物から回収することができる。蒸留は、好ましくは、標準的な蒸留カラム内で、大気圧、大気圧以上、又は真空において行うことができる。好ましくは、圧力は、約300psig未満、より好ましくは約150psig未満、最も好ましくは100psig未満である。蒸留カラムの圧力によって、蒸留運転温度が本質的に決定される。トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンは約19℃の沸点を有し;シス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンは38℃の沸点を有し;243faは71℃〜74℃の沸点を有する。トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンは、蒸留カラムを約30℃〜約100℃で運転することによって、留出物として回収することができる。単一又は複数の蒸留カラムを用いることができる。留出物の部分はトランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの実質的に全部を含む。
次に、塔頂流を更に蒸留して所望の生成物仕様を満足させることができる。蒸留の塔底流は、シス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、243fa、及び他の不純物を含む。塔底流は、次に他の蒸留カラム内で更に蒸留することができる。留出物として回収されるシス−1233zd及び243faの混合物は、好ましい態様においては次に243fa脱塩化水素化反応器に再循環して戻して、そこで243faをトランス−及びシス−1233zdの混合物に脱塩化水素化するだけでなく、更にシス−1233zdをトランス−1233zdに異性化する。
以下の実施例は、選択された触媒が実際に、シス−及びトランス−1233zdの混合物を形成する243faの脱塩化水素化、及びシス−1233zdのトランス−1233zdへの異性化に関して活性であることを示すように働く。
実施例1:243faの接触脱塩化水素化:
実施例1においては、3種類の異なる触媒、即ちフッ素化金属酸化物、金属ハロゲン化物、及び担持金属を243faの脱塩化水素化のために用いた。それぞれの場合において、20ccの触媒を用いた。99.9%の243faを、12g/時の速度で触媒上に流した。表1に示されるように、表1に示す全ての触媒は、243faの脱塩化水素化中において、高い活性(>70%の243faの転化率)、及びシス/トランス−1233zdへの高い選択率(>95%)を示した。
Figure 0006087903
実施例2:
選択された触媒上でのシス−1233zdの異性化:
実施例2においては、3種類の異なる触媒、即ちフッ素化金属酸化物、金属ハロゲン化物、及び担持金属をシス−1233zdの異性化のために用いた。それぞれの場合において、20ccの触媒を用いた。88.0%のシス−1233zd及び11.0%の243faの混合物を、12g/時の速度で触媒上に通した。規定の触媒に関して、供給流中に含まれる243faへの脱塩化水素化反応が殆ど起こらないように、好適な反応温度を注意深く選択した。
表2に示すように、表2に示す全ての触媒は、シス−1233zdの異性化中において、40%より高いシス−1233zdの転化率、及び95%より高いトランス−1233zdの選択率を与えた。
Figure 0006087903
実施例3:フッ素化クロミア触媒上での243faの脱塩化水素化及びシス−1233zdの異性化の組み合わせ:
実施例3においては、243faの脱塩化水素化及びシス−1233zdの異性化の組み合わせを、フッ素化クロミア触媒上で行った。20ccの触媒を用いた。10.0%のシス−1233zd/89.0%の243faの混合物を、12g/時の速度で触媒上に通した。243faの脱塩化水素化及びシス−1233zdの異性化の両方を起こすことができるように、反応温度を注意深く選択した。
表3に示すように、225℃の反応温度においては、トランス−1233zdは生成物流中において主成分(>70%)として検出され、243fa及びシス−1233zdの両方の割合は、供給流中よりも生成物流中においてより低かった。その結果、トランス−1233zdとそのシス異性体とのより高いモル比(約12)が実現された。この実施例は、最適の運転温度においては、243faの脱塩化水素化及びシス−1233zdの異性化を、同じ反応器内において同時に起こすことができることを示す。
Figure 0006087903
好ましい態様を参照して本発明を特に示し且つ記載したが、発明の範囲から逸脱することなく種々の変更及び修正を行うことができることは当業者に容易に認められるであろう。特許請求の範囲は、開示されている態様、上記で議論したこれらの代替物、及びこれらに対する全ての均等物をカバーするように解釈されると意図される。
本発明は以下の態様を含む。
[1]
(a)1,1,1−トリフルオロ−3,3−ジクロロプロパン(243fa)を脱塩化水素化して、それによってシス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、及び塩化水素を含む生成物流を生成させ;
(b)場合によっては、工程(a)の生成物流から塩化水素を回収し;
(c)シス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの少なくとも一部をトランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンに異性化し;そして
(d)トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン生成物を分離及び精製する;
ことを含むトランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造するための連続統合製造方法。
[2]
243faの脱塩化水素を、ハロゲン化金属酸化物、金属ハロゲン化物、及び担持金属触媒からなる群から選択される触媒を用いて蒸気相中で行う、[1]に記載の方法。
[3]
243faの脱塩化水素をフッ素化クロミア触媒上で行う、[2]に記載の方法。
[4]
243faの脱塩化水素を苛性溶液を用いて行う、[1]に記載の方法。
[5]
苛性溶液が、KOH、NaOH、Ca(OH)、及びCaOからなる群から選択される塩基の水溶液である、[4]に記載の方法。
[6]
苛性溶液の濃度が約2重量%〜約100重量%である、[4]に記載の方法。
[7]
苛性溶液の濃度が約10重量%〜約80重量%である、[4]に記載の方法。
[8]
シス−1233zdの異性化を、ハロゲン化金属酸化物、金属ハロゲン化物、及び担持金属触媒からなる群から選択される触媒を用いて蒸気相中で行う、[1]に記載の方法。
[9]
シス−1233zdの異性化をフッ素化クロミア触媒上で行う、[8]に記載の方法。

Claims (3)

  1. (a)触媒を用いて蒸気相中で1,1,1−トリフルオロ−3,3−ジクロロプロパン(243fa)を脱塩化水素化して、それによってシス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、及び塩化水素を含む生成物流を生成させ;
    (b)場合によっては、工程(a)の生成物流から塩化水素を回収し;
    (c)シス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの少なくとも一部をトランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンに異性化し;そして
    (d)トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン生成物を分離及び精製する;
    ことを含むトランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造するための連続統合製造方法。
  2. 243faの脱塩化水素を、ハロゲン化金属酸化物、金属ハロゲン化物、及び担持金属触媒からなる群から選択される触媒を用いて蒸気相中で行う、請求項1に記載の方法。
  3. 243faの脱塩化水素をフッ素化クロミア触媒で行う、請求項2に記載の方法。
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