JP6084029B2 - 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及びその記憶媒体 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法及びプログラム及びその記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、複数の画像よりなる1組の画像群を撮影した後にレビュー表示を行う撮像装置及びその制御方法及びプログラム及びその記憶媒体に関する。
連写やブラケット撮影などにおいて、1回の撮影指示によって複数の画像を撮影し、撮影後に、撮影された複数の画像をレビュー表示することのできる撮像装置が知られている。
特許文献1には、連写やオートブラケット撮影の後、撮影された複数の画像のうち最初の画像と最後の画像の2つを自動的に順次表示するレビュー表示が提案されている。また、連写やオートブラケット撮影の後、撮影された複数の画像を自動的にマルチ表示し、その後、何れか1枚の画像を拡大して全画面表示するレビュー表示が提案されている。
特許文献2には、連写やオートブラケット撮影の後に撮影された複数の画像をレビュー表示する方法として以下が提案されている。
・撮影された複数の画像をスルー画像と並べて表示すること。
・撮影された複数の画像を設定値毎に並べて表示すること。
・撮影された複数の画像をそれぞれ異なる表示サイズで順不同の位置にタイリング表示すること。
・撮影された複数の画像のそれぞれの位置や向き、表示サイズなどを順次ランダムに選択して積み重ねていくように表示すること。
特開2001−145002号公報 特開2008−124826号公報
しかしながら、特許文献1のレビュー表示の方法では、1回の撮影指示に応じて撮影された複数の画像のうち、全画面で大きく表示されるのは最初と最後の画像だけ、あるいは何れか1枚だけである。また、特許文献2のレビュー表示の方法では、1回の撮影指示に応じて撮影された複数の画像は全画面で大きく表示されない。すなわち、何れのレビュー表示の方法でも、1回の撮影指示に応じて生成される複数の画像のそれぞれを、レビュー表示において大きく詳細に確認することができなかった。そのため、1回の撮影指示に応じて様々なバリエーションを持った画像を撮影した場合にもそれぞれの画像の違いが識別しにくい。
また、特許文献1、2ともに、撮影直後のレビュー表示に適したグループ画像の表示についてしか考慮されていない。すなわち従来は、撮影直後のレビュー表示と再生モードでの表示とにそれぞれ適したグループ画像の表示方法が提案されていなかった。
そこで本発明は、1回の撮影指示に応じて生成される複数の画像よりなるグループの画像について、ユーザーがより効果的に確認できる表示を行う撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明の1つに係る撮像装置は、撮像手段と、1回の撮影指示に応じて前記撮像手段での撮像を行って複数の画像を生成するように制御する制御手段と、前記撮影指示に応じた撮像の後、自動的に行われるレビュー表示として、前記複数の画像のうち1つが新たに生成される度に、前記新たに生成された画像を1枚ずつ順に切り替えて画面に表示し、その後、前記複数の画像を所定時間、同一画面にマルチ表示するように制御する表示制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、1回の撮影指示に応じて生成される複数の画像よりなるグループの画像について、ユーザーがより効果的に確認できる表示を行うことができる。
本発明の実施形態としてのデジタルカメラ100の外観図である。 本発明の実施形態としてのデジタルカメラ100の概略構成ブロック図である。 マルチショットモード処理のフローチャートである。 マルチショット用レビュー処理のフローチャートである。 マルチショットモードにおけるスルー画像の表示例である。 マルチショットモードにおけるクイックレビューの表示例である。 マルチショットモードにおけるレックレビュー表示の配置レイアウトのテンプレートの例である。 マルチショットモードにおけるレックレビューの表示例である。 再生モード処理のフローチャートである。 グループ内画像再生処理のフローチャートである。 再生モードにおけるグループ画像の表示例である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1(a)〜(c)に本発明の撮像装置の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。図1(a)はデジタルカメラ100の正面斜視図、図1(b)はチルト式の表示部を閉じた位置とした場合のデジタルカメラ100の背面斜視図、図1(c)はチルト式の表示部を開いた際の正面斜視図である。表示部28は画像や各種情報を表示する表示部であり、操作部70に含まれるタッチパネル71と一体的に構成されている。シャッター操作部61は撮影指示を行うための操作部である。シャッター操作部61は、矢印11で示すレンズ光軸と垂直な方向にスライド操作が可能である。シャッター操作部61は、上下それぞれの方向に半押し操作及び全押し操作が可能である。例えば矢印11のうち、下側の中間位置までスライドさせて押し込み、半押し状態とすることができる。さらに下側にスライドさせて押し込み、全押し状態とすることができる。上側にも同様に、半押しと全押しが可能である。シャッター操作部61に触れていない状態では、シャッター操作部61は上下何れにも半押し状態にも全押し状態にもならない中間位置に復帰する。また、シャッター操作部61は、矢印12で示すレンズ光軸周りに回転操作することも可能であり、回転操作することによってズームレンズを駆動させる光学ズームや、電子ズームを行うことができる。すなわち、シャッター操作部61は撮影を指示する機能とともに、いわゆるズームレバーの機能を兼ねて備えている。モード切替スイッチ60は各種モードのいずれかに切り替えてモード設定するための操作部である。操作部70はユーザーからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。表示部28及びタッチパネル71が備えられた表示部は、本体部に対して矢印13の方向に開閉可能であり、最大で90度、表示面を上として図1(c)に示すように開いた状態とすることができる。図1(c)のように表示部を開いて、デジタルカメラを下の方に構えることで、スルー画像(ライブビュー画像)が表示される表示部28を上から見下ろして視認することができるので、ローアングル撮影が容易となる。また、図1(c)と上下逆さまに構えることで、デジタルカメラ100を上に持ち上げて構えても表示部28を下側から視認することができ、ハイアングル撮影を容易にすることができる。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図2において、撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア102は、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切り替えスイッチ60で、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切り替えスイッチ60で静止画撮影モードに一旦切り換えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい(撮影モード切替)。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッター操作部61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッター操作部61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または優先ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録することが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサーやジャイロセンサーなどを用いることができる。
なお操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネル71を有する。タッチパネル71と表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル71を光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル71における入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を構成することができる。システム制御部50はタッチパネル71への以下の操作、あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル71を指やペンで触れたこと(以下、タッチダウン(Touch−Down)と称する)。
・タッチパネル71を指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と称する)。
・タッチパネル71を指やペンで触れたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch−Move)と称する)。
・タッチパネル71へ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップ(Touch−Up)と称する)。
・タッチパネル71に何も触れていない状態(以下、タッチオフ(Touch−Off)と称する)。
これらの操作・状態や、タッチパネル71上に指やペンが触れている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル71上にどのような操作が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル71上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル71上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル71上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル71上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル71上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。タッチパネル71は、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
デジタルカメラ100では、マルチショットモードでの撮影が可能である。マルチショットモードとは、静止画撮影モードの1つとして備えられた撮影モードである。モード切替スイッチ60を操作することによりマルチショットモードに切り替えることができる。マルチショットモードでは、1回のシャッター操作部61の全押し操作に応じて、露出やフォーカス位置を変えた3回の撮影を行い、3枚のRAW画像をメモリ32上に生成する。そして撮影後の後処理で3枚のRAW画像から最終的に6枚の画像を生成し、記録媒体200に保存する。3回の撮影を行う際は、露出値の違うパターンで3回撮影する場合、ピント位置を変えて3回撮影する場合などがあり、撮影シーンの解析結果に応じてシステム制御部50が自動的に撮影方法を変える仕組みになっている。また後処理で6枚の画像を生成する際は、3枚のRAW画像のうちの任意の画像に対して、ぼかし処理、色フィルター処理、トリミングなどの画像処理を組み合わせて実施し、最終的に6枚の画像を生成する。生成された6枚の画像は、短い期間で同じ被写体を撮影したものであるにも関わらず、構図や色、明るさやピントなどの組み合わせが異なる、バリエーション豊かな6枚の画像となる。従ってデジタルカメラの操作に詳しくないユーザーや、構図の取り方に詳しくないユーザーであっても、同じ被写体に対して互いに雰囲気が異なり、それぞれ面白みのある画像を撮影することができる。
図3に、マルチショットモード処理のフローチャートを示す。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを、システムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することにより実現する。モード切替スイッチ60が操作されてマルチショットモードに切り替えられると図3の処理を開始する。
S301では、システム制御部50は、撮像部22で撮影された画像をほぼリアルタイムで表示するスルー画像表示(ライブビュー)を行う。
図5に、マルチショットモードで表示部28に表示されるスルー画像表示の表示例を示す。スルー画像501は、現在撮影されている被写体のスルー画像(ライブビュー画像)である。ダイアログ502には、現在デジタルカメラ100に設定されている撮影条件(撮影設定)が表示される。図示の例では、左から順に、画像圧縮率低、画素数Lサイズ、マルチショットモードでの残り撮影指示可能回数が1234回、動画の残り撮影可能時間12分34秒であることを示している。撮影指示可能回数は、記録媒体200の残容量に応じた静止画の残り撮影可能枚数(この例では7404枚)を、マルチショットモードでの1回の撮影指示で生成される画像の数である6で割った数であり、あと何回の撮影指示を行えるかを示している。マルチショットモードアイコン503は、現在の撮影モードがマルチショットモードであることを表すアイコンである。なお、このマルチショットモードアイコンにタッチすることで、撮影モード変更画面を表示させて他の撮影モードに変更することもできる。FUNCボタン504は、FUNCメニューを表示させるためのタッチアイコンである。FUNCボタン504がタッチされると、システム制御部50はスルー画像に重畳してFUNCメニューを表示する。FUNCメニューを表示した画面において、ユーザーは各種撮影条件を設定することができる。DISPボタン505は、スルー画像に重畳して表示される情報の種類、量が異なる他の表示モードに切り替えるためのタッチボタンである。
S302では、システム制御部50は、シャッター操作部61が半押しされてSW1がオンとなったか否かを判定する。SW1がオンとなったと判定した場合はS308に進み、そうでない場合はS303に進む。なお、タッチシャッターが有効となっている場合は、タッチパネル71のスルー画像上に対するタッチダウンがあった場合にもSW1がオンとなるものとする。
S303では、システム制御部50は、FUNCボタン504に対するタップ操作(タッチパネル71がタッチされ、所定距離以上のタッチムーブを検出せずに、FUNCボタン504上でタッチアップが検出される操作))があったか否かを判定する。なお、本実施形態ではFUNCボタンはソフトキーであるタッチボタンとして説明しているが、ハードウェアキーとして有していてもよい。FUNCボタンに対するタップ操作があったと判定するとS304に進み、そうでない場合はS305に進む。
S304では、システム制御部50は、スルー画像に重畳して、記録画素数や圧縮率、ストロボ発光有無やセルフタイマー設定などの各種撮影条件を設定するためのメニュー項目を含むFUNCメニューを表示させる。そして、FUNCメニューを表示している状態で受け付けたユーザー操作に応じて撮影条件を設定する。
S305では、システム制御部50は、操作部70に含まれるMenuボタンが押下されたか否かを判定する。Menuボタンはハードウェアボタンとして説明するが、タッチパネル71に表示されるソフトキーとしてもよい。Menuボタンが押下されたと判定するとS306に進み、そうでない場合はS307に進む。
S306では、システム制御部50は、表示部28にMenu画面を表示する。Menu画面は、前述のFuncメニューとは異なるメニュー項目よりなる設定メニューである。Menu画面には、AF(オートフォーカス)の設定項目、顔検出を行うか否かの設定項目、タッチシャッターを有効とするか無効とするかの設定項目、後述するレックレビュータイマーの設定項目などが含まれる。レックレビュータイマーの設定項目では、レックレビューなし(レビュー時間0秒)、レビュー時間0.5秒、レビュー時間2秒、レビュー時間10秒、ホールド(時間に応じて自動的に終了させることはしない設定)の何れかを設定できる。システム制御部50は、Menu画面を表示している状態で受け付けたユーザー操作に応じて各種設定を行う。設定された内容や設定値は不揮発性メモリ56に記憶される。
S307は、モード切替スイッチ60の操作による他モードへの移行指示や、電源スイッチ72の押下による電源OFFとする指示などの、マルチショットモードを終了させるイベントがあったか否かを判定する。マルチショットモードを終了させるイベントがあった場合は処理を終了する。マルチショットモードを終了させるイベントが無い場合にはS301に戻って処理を繰り返す。
一方、S308では、システム制御部50はSW1がオンになったことに応じて、AF、AEなどの撮影準備処理を行う。
S309では、システム制御部50は、シャッター操作部61を全押しにする操作などによってSW2がオンとなったか否かを判定する。SW2がオンとなった場合にはS311に進み、そうでない場合にはS310に進む。なお、タッチシャッターが有効となっている場合は、SW1をオンとするトリガーとなったタッチダウンから継続したタッチ操作におけるタッチアップによってもSW2がオンとなるものとする。
S310では、システム制御部50は、SW1がオンとなった状態のままであるか否かを判定する。SW1がオンのままであればS309に戻り、SW1がオフとなった場合はS303に進む。
S311では、システム制御部50は、撮像部22で撮像しているスルー画像から現在撮影している被写体を解析する。例えば、検出された顔やモノなどの被写体が静止しているか否か、主被写体とその他の被写体に距離があるかどうか、逆光のシーンであるか、被写体に動きがあるか否か等を解析する。
S312では、システム制御部50は、S311での解析結果に基づいて、露出ブラケット撮影を行うか否かを判定する。露出ブラケット撮影とは、シャッター速度と絞りの組み合わせによる露出の設定を、自動的に少しずつ変えた設定にして複数枚の撮影を行う撮影方法である。露出ブラケットを行うと判定する条件としては例えば、S311で逆光のシーンであると判定された場合などがある。逆に露出ブラケット撮影ではなく、フォーカスブラケット撮影を行うと判定する条件としては、被写体が静止しており、互いに距離があると判定された場合などがある。露出ブラケット撮影を行うと判定した場合はS313にすすみ、そうでない場合はS314に進む。
S313では、システム制御部50は、露出ブラケット撮影を行う。すなわち、露出値を、それぞれ通常値(適正値)、アンダー寄り(暗め)、オーバー寄り(明るめ)の異なる値に設定して3回の連続撮影(連写)を行う。すなわち複数回撮影が行われる。こうして3つのRAW画像が撮像される。
S314では、システム制御部50は、フォーカスブラケット撮影を行う。フォーカスブラケット撮影では、フォーカス位置(ピント位置)がそれぞれ異なるように、フォーカス位置を合焦位置、合焦位置から手前側、及び合焦位置から奥側に自動的にずらして3回の連続撮影(連写)を行う。すなわち複数回撮影が行われる。こうして3つのRAW画像(デモザイク処理を含む現像処理をする前のデータ)が撮像される。
S315では、システム制御部50は、生成された画像の数をカウントするためにシステムメモリ52に保持された変数iを、初期値である1にセットする。
S316では、システム制御部50は、撮像されたRAW画像を解析して、i番目の画像として生成すべき画像を生成するための画像処理内容を決定する。例えば画像解析として顔検出を行い、検出された顔の位置と大きさに応じたトリミング処理を施すと決定する。なお、特に特別な処理を施していない通常画像を1枚は生成するように、i=1の時は特別な画像処理は行わない(通常の画像生成に必要な処理は行う)ように決定するものとする。また、一回の撮影指示に応じて生成される6枚の画像の中に同じような画像が含まれないように、変数i毎に異なる画像処理条件となるように決定される。
S317では、システム制御部50は、S316で決定した画像処理を、3枚のRAW画像のいずれかに施して可視化画像(現像された画像)を生成する。ここで施す画像処理には以下のうちの何れか、または組み合わせである。トリミング処理(アスペクト比変更処理を含む)、ぼかし処理、色処理。ぼかし処理には、主被写体と判定される被写体や、画像中央部以外のエッジを和らげる処理(ジオラマ風など)が含まれる。色処理には、モノクロ画像にする処理、1色を残して他の色をモノクロにする処理(ワンポイントカラー)、セピアにする処理、画像周辺部を暗くする処理(トイカメラ風になる)などが含まれる。また、暖色を強調する処理、寒色を強調する処理、彩度を淡くする処理、彩度を高める処理などが含まれる。なお、変数i=1の時は3枚のRAW画像のうち、露出ブラケットであれば適正露出(通常露出)で撮影された画像から可視化画像を生成し、フォーカスブラケットであればフォーカス位置を合焦位置として撮影された画像から可視化画像を生成する。
S318では、システム制御部50は、S317での画像処理が終了次第、S317の画像処理で生成された画像を表示部28にクイックレビュー表示として表示する。この表示は1枚ずつ行われる。
S319では、システム制御部50は、S317で生成された画像を画像ファイルとして記録媒体200に記録する。なお、1回の撮影指示に応じて生成された1組の画像群に含まれる6枚の画像の画像ファイルのそれぞれには、属性情報として、同一の撮影指示に応じて撮影された同一グループに属する画像であることを示す識別子が付与される。例えば画像ファイルのヘッダ情報に、同一グル―プの画像のそれぞれには同一のグループ識別子が付与される。このグループ識別子によって、互いに関連する画像であることを識別できる。
S320では、システム制御部50は、変数i=6であるか否かを判定する。すなわち、6枚の画像(グループ内の全画像)を生成したか否かの判定である。i=6であると判定するとS322に進み、そうでない場合にはS321に進んでiを1つインクリメントし、S316に進んで同一グループの次の画像の生成を行う。このようにi=6となるまで処理を繰り返すことにより、S318では、生成された画像が1枚ずつ順次表示される。
図6(a)〜(f)に、変数i=1〜6の6回分繰り返されるS318でのクイックレビューでの表示例を示す。表示部28には、i=1〜6までの処理によって生成された下記の画像601〜606が、下記の順番で順次表示される。なお、各画像の表示期間は次の画像を生成するためにS317で要した画像処理の時間に依存する。
1.図6(a)の画像601:適正露出または合焦位置で撮影されたRAW画像(元画像)に、特別な処理を施していない画像(標準の処理を施した画像)である。撮影モードのオートモードで撮影される画像と同じ画像処理が施される標準的な画像である。
2.図6(b)の画像602:画像601の元画像と同じRAW画像を、人物の顔の位置とサイズに基づいて自動的に3:4の縦長のアスペクト比でトリミング処理し、色を淡くする色処理を施した画像である。
3.図6(c)の画像603:露出ブラケット撮影によって、画像601の撮影とは異なる露出で撮影された画像に、色褪せたような色処理を施した画像である。
4.図6(d)の画像604:画像603の元画像と同じRAW画像を、顔の位置と大きさに基づいて1:1のアスペクト比でトリミングし、色処理を施してモノクロとした画像である。
5.図6(e)の画像605:画像601、画像603とは異なる露出で撮影された元画像(RAW画像)を、(顔には基づかずに)3:4の縦長のアスペクト比でトリミング処理して生成された画像である。
6.図6(f)の画像606:画像605の元画像と同じRAW画像を、(顔には基づかずに)1:1のアスペクト比でトリミングし、彩度を上げる色処理を施して生成された画像である。
S322では、システム制御部50は、生成された6枚の画像をレックレビュー画面として同一画面に表示する際の、配置パターンを選択する。予め複数の配置パターンが不揮発性メモリ56に記録されており、システム制御部50は複数の配置パターンの何れかをランダムに選択する。図7(a)、(b)に、不揮発性メモリ56に記憶されている配置パターンの例を示す。図示のように、各画像が配置されるべき6つの領域が1:1のアスペクト比で定義されている。各領域には優先順位1〜6が割り当てられている(定義づけられている)。また、各領域は、それぞれ異なるサイズ(面積)となっている。実際に生成された画像(1:1のアスペクト比とは限らない)は、図示の各画像の表示領域を示す枠内に全体が収まる最大のサイズに変倍され、図示の枠内の位置に中心を合わせて表示される。なお、何れの配置パターンにおいても、優先順位1の領域は、他の領域に比べて最も大きな面積としている。
S323では、システム制御部50は、生成された6枚の画像(画像601〜画像606)を画像解析して評価し、それぞれの優先順位を決定する。評価基準としては、被写体の構図やコントラスト等が挙げられる。画像の評価の方法は様々な方法が考えられるので、詳細は省略する。なお、本実施形態においては、上述の変数i=1で生成された、特別な処理を施していない通常処理画像(画像601)は優先順位が1番となるように最も高い評価値とする。
S324では、システム制御部50は、S322で選択した配置パターンに定義された各領域に対して、S323で画像評価した結果に応じた各優先順位の画像を割り当てる(表示位置の決定)。また、配置パターンの各領域に割り当てられた画像を、領域の枠に収まるようにリサイズする(サイズ決定)。
S325では、システム制御部50は、S324で決定した画像のサイズ及び位置に基づいて、1組の複数の画像を同一画面に表示する処理(マルチショット用レックレビュー処理)を行う。マルチショット用レックレビュー処理の詳細は図4を用いて後述する。マルチショット用レックレビュー処理を終了すると、S301に進んで処理を繰り返す。
図4に、マルチショット用レックレビュー処理のフローチャートを示す。この処理は、前述の図3のS325の処理の詳細である。またこの処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することにより実現する。
S401では、システム制御部50は、レックレビュー表示を行う。図8(a)に、表示部28でのレックレビュー表示の表示例を示す。マルチショット用のレックレビューでは、1回の撮影指示で生成された1組の画像である画像601〜画像606が、前述の図3のS322で選択された配置パターンと、S323で決定した画像評価に基づいて、図示のように同一画面に配置されて表示される。配置パターンに定義された各画像の表示領域のサイズが互いに異なるため、同一画面に表示される6枚の画像はそれぞれ異なるサイズで表示される。また、配置も縦方向及び横方向に整列された配置とはなっていない。そのためユーザーは、図8(a)のレックレビュー表示で表示された各画像から単調な印象を受けることなく、それぞれの画像に異なった印象を持つ可能性が高い。従って、1度の撮影指示に応じてそれぞれ印象の異なるバリエーション豊かな画像を撮影出来たことをユーザーが理解することができ、撮影に面白みを感じさせることができる。言い換えれば、シャッター操作部61を1回操作するだけで、簡単に様々な印象の画像を撮影できることをユーザーが実感することができる。なお、戻るボタン801はタッチアイコンであり、システム制御部50は、戻るボタン801に対するタップ操作に応じて、レックレビューを終了させてスルー画像表示を行う。
S402では、システム制御部50は、レックレビュー表示を自動的に終了させるためのタイマー(レビュー時間)のカウントダウンをスタートする。レビュー時間は、上述のMenu画面において予め設定された時間である。
S403では、システム制御部50は、タッチパネル71に対するタッチダウンか、操作部70に含まれるSETボタンを押下する操作があったか否かを判定する。タッチダウンかSETボタンの押下があった場合にはS405に進み、そうでない場合はS404に進む。
S404では、システム制御部50は、S402のタイマー開始からレビュー時間が経過したか否かを判定する。レビュー時間が経過していなければS403に処理を戻し、レビュー時間が経過していた場合は、レックレビュー表示を終了して図3のS301に進み、スルー画像表示を行う。
S405では、システム制御部50は、S402でスタートしたタイマーを止めてリセットし、レックレビューをホールド状態とする。ホールド状態では、レックレビュータイマーに応じて自動的にレックレビューを終了させることはせず、ユーザーからの指示があるまでS401で表示したレックレビュー表示を継続する。なお、レックレビューがホールド状態であっても、無操作になってからレックレビュータイマーより長い所定時間が経過した場合には節電のためにすべての表示を終了させる。
S406では、システム制御部50は、レックレビューで表示された複数の画像の何れかを選択する操作があったか否かを判定する。例えば、図8(a)のように表示部28に表示された画像601〜画像606の何れかの表示領域をタッチすることで、タッチした画像を選択することができる。あるいは、操作部70に含まれる方向ボタンを用いて画像選択カーソルを移動させ、操作部70に含まれる決定ボタンの押下によって選択カーソルの当たっている画像を選択できるようにしても良い。いずれかの画像が選択されるとS408に進み、いずれの画像も選択されないとS407に進む。
S407では、システム制御部50は、SW1がオンとなったか否かを判定する。SW1がオンとなった場合はレックレビュー表示を終了して図3のS301に進み、スルー画像表示を行う。SW1がオンとなっていなければS406に戻る。
S408では、システム制御部50は、S406で選択された画像を、表示部28の全体に1枚全画面表示するシングル表示(1枚表示)を行う。例えば、図8(a)で画像602がタッチされた場合は、図8(b)のように画像602が全画面表示される(画像全体が表示領域に収まる最大のサイズで表示される)。図8(b)の戻るボタン801はレックレビュー表示を終了させてスルー画像表示に戻るためのタッチボタンであり、タッチされると図4の処理の途中でも図3のS301に進む。
S409では、システム制御部50は、表示された画像を拡大または縮小させる操作があったか否かを判定する。システム制御部50は、タッチパネル71にタッチした2点を互いに離れるようにタッチムーブさせるピンチアウト操作、またはズームレバーの機能を兼用しているシャッター操作部61を望遠側に回転させる操作を検出すると拡大操作が行われたと判定する。またシステム制御部50は、タッチパネル71にタッチした2点が互いに近づくようにタッチムーブさせるピンチイン操作、またはズームレバーの機能を兼用しているシャッター操作部61を広角側に回転させる操作を検出すると縮小操作が行われたと判定する。拡大または縮小操作があったと判定した場合はS410に進み、そうでない場合はS411に進む。
S410では、システム制御部50は、S409で検出された拡大/縮小操作に応じて表示部28に表示された画像を拡大または縮小する。
S411では、システム制御部50は、表示部28に表示された画像にお気に入りを付与する操作があったか否かを判定する。お気に入りを付与する操作があった場合はS412に進み、そうでない場合はS413に進む。
S412では、システム制御部50は、表示部28に表示された画像が格納された画像ファイルのヘッダ部に、お気に入り属性を付与(記録)する。
S413では、システム制御部50は、表示部28に表示された画像を消去する指示操作があったか否かを判定する。消去する指示操作があった場合はS414に進み、そうでない場合はS415に進む。
S414では、システム制御部50は、表示部28に表示されている画像が格納された画像ファイルを記録媒体200から消去する。
S415では、システム制御部50は、表示する画像を、前または後の画像に切り替える指示である、画像送り操作が行われた否かを判定する。画像送り操作は、例えばタッチパネル71に対するフリック操作によって行える。例えば右に1回フリック操作された場合は、表示されている画像を1つ前の画像に切り替える指示として受けつけ、左に1回フリック操作された場合は表示されている画像を1つ後の画像に切り替える指示として受け付ける。
S416では、システム制御部50は、画像送りを行って表示されている画像を切り替える。なおここでは、レックレビュー表示であるため、画像の切り替えは、今回の1回の撮影指示に応じて生成された同一グループの画像内でのみ行われる。例えば画像602がシングル表示されている状態で右フリックがあると画像601に表示を切り替え、画像602がシングル表示されている状態で左フリックがあると画像603に表示を切り替える。また、画像601が表示された状態で右フリックが合った場合は、画像606に表示を切り替え、今回の撮影で生成された画像以外には切り替えない。
S417では、システム制御部50は、マルチ表示へ戻る操作があったか否かを判定する。マルチ表示へ戻る操作は、画像を全画面表示(シングル表示)で拡大していない状態からのピンチイン操作(縮小操作)、あるいはズームレバーの機能を兼用しているシャッター操作部61を広角側に回転させる操作によって行える。マルチ表示へ戻る操作があった場合にはS418に進み、そうでない場合はS409に戻って処理を繰り返す。
S418では、システム制御部50は、S401と同様に、今回の撮影で生成されたグループ内の画像をレイアウトしてマルチ表示する。なおこの際、S414で消去された画像があった場合は、S401と比べて各画像の配置は変更せずに、消去された画像だけを非表示とする歯抜けの表示を行う。すなわち、削除(消去)された画像以外の画像の表示位置とサイズは削除前から変更しない。例えば、画像602が消去された場合の表示例を図8(c)に示す。S401で表示される図8(a)と比べて、消去された画像602以外の配置、サイズは図8(c)でも変わっていない。そのため、図8(a)の時にどこに配置されていた画像が消去されたのかをユーザーが理解しやすい。また仮に、消去された画像の位置に、残っている画像を詰めて表示するように配置を変更してしまうと、S323での画像評価が低かった画像が、評価の高い画像が表示されるべき領域に表示され、評価が高かったとユーザーに誤解を与える可能性がある。しかし本実施形態のように、消去された画像は歯抜けとなるように表示することで、このような誤解を防ぐことができる。
次に、マルチショットモードで撮影された組画像をどのように再生するかを説明する。
図9に、本実施形態における再生モード処理のフローチャートを示す。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを、システムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することにより実現する。モード切替スイッチ60が操作されて再生モードに切替えられた場合、あるいは操作部70に含まれる再生ボタンが押下された場合に、図9の処理を開始する。
S901では、システム制御部50は、表示すべき画像の属性情報を、記録媒体200に記録された画像ファイルからシステムメモリ52に取得する。再生モードに移行してから最初に表示すべき画像は、前回最後に再生モードを抜けてから、記録媒体200に新たな画像の追加があった場合は最新の画像とする。一方、前回最後に再生モードを抜けてから記録媒体200に新たな画像の追加が無かった場合は前回再生モードを抜けた際に最後に表示していた画像とする。
S902では、システム制御部50は、取得した属性情報より、表示すべき画像がグループに属するグループ内画像であるか否かを判定する。表示すべき画像にグループ識別子が付与されていた場合はグループに属する画像であると判定され、S903に進む。表示すべき画像にグループ識別子が付与されていない場合(すなわち、前述のマルチショットモードや、連写などで撮影された画像ではない場合)はSS920に進む。
S903では、システム制御部50は、表示すべき画像が含まれるグループの代表画像を表示する。本実施形態では、代表画像はグループの先頭画像であるものとする。すなわち、表示すべき画像と同じグループ識別子を有するグループ内画像のうち、最も若いファイル番号を有する画像を検索して代表画像として表示する。なお、代表画像は先頭画像に限らなくてもよい。
図11(a)に、S903で表示されるグループの代表画像の表示例を示す。前述の1組の画像601〜画像606においては、画像601が先頭画像であるため、代表画像としての画像601の全体が図示のように表示される。ただし、複数の画像により構成されたグループの表示であることがわかるように、代表画像でない画像602〜画像606も、代表画像である画像601の背面に、少しずつずらして束のように重ねた表現の表示をする。このような表示を行うと、マルチショットモードで撮影された1組の画像の内、代表画像でない画像も端の一部が表示されるため、どのような色合いの画像がグループに含まれているのかという程度は、ユーザーが識別できる。特に、マルチショットモードで撮影された1組の画像は前述のように異なる色処理を施された画像を含むため、様々な色処理が施されたバリエーション豊かな画像によってグループが構成されていることを認識させることができる。転送ボタン1101は、デジタルカメラ100が備える不図示の通信部を介して、画像601が属するグループに属する複数の画像(画像601〜画像606)を一括して外部機器に転送したり、インターネット上にアップロードするためのタッチボタンである。転送ボタン1101がタッチされると、どの機器に画像601のグループの画像群を転送するのかを指定する画面を表示し、ユーザーの操作に応じて画像601のグループの画像群を、指定された転送先に送信することができる。ダイアログ1102は、電池残量、及び代表画像として表示されている画像601のファイル番号を示す。ダイアログ1103は、画像601が、記録媒体200に記録されている画像の総枚数(1981)のうち、何枚目の画像か(410)を表している。なお、画像の総枚数、及び何枚目の画像であるかは、同一グループに含まれる複数の画像をまとめて1枚としてカウントするものとする。すなわち、画像の総枚数は、グループをまとめて代表画像1枚で表示した場合に、画像送りで切り替え可能な画像の枚数である。FUNCボタン1104は、FUNCメニューを表示させるためのタッチボタンであり、タップされると、画像601に対する消去や回転、リサイズ、トリミング、スライドショー表示などの処理を指示するための再生Funcメニューが表示される。ダイアログ1105は、画像601の属性情報を示す表示である。
S904では、システム制御部50は、グループ内画像の再生指示があったかどうかを判定する。グル―プ内画像の再生指示は、例えば図11(a)の画像601に対するタップ操作(より詳しくは、タッチした後所定距離以上のタッチムーブをせずに画像601の領域からタッチアップする操作)によって行える。なお、他のタッチボタンに対する操作との誤検出を避けるために、画像601の表示された領域のうち、端部を除く中央部分でタッチアップされた場合のみ、グル―プ内画像の再生指示として受け付けるようにしてもよい。グループ画像の再生指示があった場合にはS905に進み、そうでない場合はS906に進む。S905におけるグループ内画像再生処理については、図10を用いて後述する。
S906では、システム制御部50は、画像送り操作(画像戻し操作も含む)があったか否かを判定する。右フリックがあった場合は前の画像への画像送り(画像戻し)操作があったと判定し、左フリックがあった場合は次の画像への画像送り操作があったと判定する。画像送り操作があったと判定した場合はS907に進み、そうでない場合はS908に進む。
S907では、システム制御部50は、S908で行われた操作に応じて、次に表示すべき画像の属性情報を取得し、S902に進んで次の画像を表示するための処理を行う。なおここでは、グループ単位の表示を行っているため、S903で表示されていた代表画像が属するグループの画像は次に表示すべき画像とはならず、同一グル―プ内の画像ではない画像が次に表示すべき画像となる。例えば画像601が表示されていた場合に、次の画像への画像送りが指示された場合は、同一グループの最後の画像である画像606の次のファイル番号の画像が、次の表示対象となる。
S908では、システム制御部50は、マルチ表示指示があったか否かを判定する。マルチ表示指示は、拡大していない状態でのタッチパネル71に対するピンチイン操作、及びズームレバー機能を兼ねるシャッター操作部61の広角側への回転操作によって行える。マルチ表示指示があった場合にはS924に進み、そうでない場合はS909に進む。
S909では、システム制御部50は、表示されている画像に対してその他の操作が行われたか否かを判定する。その他の操作で行える処理としては、グループ内の画像の一括消去、グループ内の画像の一括転送などがある。なお、ここではグループの代表画像を図11(a)に示すように束表示している状態なので、画像の拡大操作は受け付けないものとする。画像に対してその他の操作があった場合はS910に進んで、操作に応じた処理を実行する。
S911では、システム制御部50は、モード切替スイッチ60の操作による他モードへの移行指示や、電源スイッチ72の押下による電源OFFとする指示などの、再生モードを終了させるイベントがあったか否かを判定する。終了イベントがあった場合は処理を終了する。終了イベントが無い場合にはS904に戻って処理を繰り返す。
一方、S920では、システム制御部50は、表示すべき画像がグループに属する画像ではないので、表示すべき画像を表示部28に通常通り(すなわち束表示せず)にシングル表示(全画面表示)する。
S921では、システム制御部50は、画像送り操作があったか否かを判定する。画像送り操作の方法はS906で説明した方法と同じである。画像送り操作があったと判定した場合は、S922に進み、そうで無い場合はS923に進む。
S922では、S921で受け付けた画像送り操作の方向に応じて、次に表示すべき画像を、現在表示されている画像のファイル番号が前または後の画像に決定する。そして次に表示すべき画像の属性情報を画像ファイルから取得し、S902に進んで次に表示すべき画像を表示するための処理を行う。
S923では、システム制御部50は、マルチ表示指示があったか否かを判定する。マルチ表示指示の操作方法はS908で述べた方法と同じである。マルチ表示指示があったと判定するとS924に進み、そうでない場合はS927に進む。
S924では、システム制御部50は、複数の画像を表示部28にマルチ表示する。図11(b)に、3行3列の9枚マルチ表示の表示例を示す。画像601のように、グループに属する画像は代表画像を先頭とする束表示でまとめて表示され、代表画像以外のグループ内画像の全体は表示されない。また、画像は上詰めで表示される。すなわち、図示の例では記録媒体200に画像が9枚以上あるケースの表示例となっているが、例えば6枚しかない場合には、1行目2行目の配置は図11(b)の通りで、一番下の3行目には画像が表示されないこととなる。
S925では、システム制御部50は、マルチ表示における各種操作を受け付け、受け付けた操作に応じた処理を実行する。受け付け可能な操作としては、選択している画像の消去指示や転送指示、同一画面に表示される画像を前または後の画像に切替えるスクロール操作、マルチ再生で1度に表示される画像枚数を増やす操作などがある。
S926では,システム制御部50は、シングル表示に移行する指示があったか否かを判定する。シングル表示に移行する指示は、タッチパネル71に対するピンチアウト操作、シャッター操作部61を望遠側に回転する操作、表示された画像のうち何れかを選択する操作で行える。シングル表示に移行する指示があった場合はS901に進んでシングル表示に切替え、そうでない場合はS925に戻って処理を繰り返す。
S927では、システム制御部50は、表示されている画像に対してその他の操作が行われたか否かを判定する。その他の操作で行える処理としては、表示された画像の消去、表示された画像の転送、リサイズ、トリミング、お気に入り属性付与、拡大/縮小などがある。画像に対するその他の処理が無かった場合はS929に進み、画像に対してその他の操作があった場合はS928に進んで、操作に応じた処理を実行する。
S929では、システム制御部50は、モード切替スイッチ60の操作による他モードへの移行指示や、電源スイッチ72の押下による電源OFFとする指示などの、再生モードを終了させるイベントがあったか否かを判定する。終了イベントが無い場合にはS904に戻って処理を繰り返し、終了イベントがあった場合は再生モード処理を終了する。
図10に、図9のS905のグループ内画像再生処理の詳細フローチャートを示す。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを、システムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することにより実現する。
S1001では、システム制御部50は、グループ内の画像を表示部28に一覧表示する。
図11(c)に、グループ内画像の一覧表示の表示例を示す。表示部28には、S903で表示されていたグループの代表画像である画像601と同じグループに属する画像601〜画像606が、2行3列に(行列に)整列されて表示される。グループに属さない他の画像は表示されない。再生モードでの表示である図11(c)では、画像601〜画像606は、図8(a)のレックレビュー時のようにそれぞれ異なる大きさの領域内に表示されるのではなく、それぞれ同じ大きさの整列された領域内に表示される。従って各画像を同じ条件で比較することができる。また、図11(c)では、グループに含まれる複数の画像は、上詰めの通常のマルチ表示(図11(b))と違い、中央揃えで表示される。これによって、図示の例では、現在表示している6枚の画像の上(前)にも下(後ろ)にも画像が無いことがわかる。従ってグループに含まれる画像が全部で6枚であることをユーザーが認識することができる。なお、図示の例では、各画像をそれぞれ4:3の領域内に表示している例を示しているが、1:1の領域内に表示するようにしてもよい。戻るボタン1106は、タッチボタンであり、タッチ操作されると、グループ内画像の一覧表示を抜けて、図11(a)の代表画像の表示状態となる。このように、シングル表示でグループの代表画像が表示されていた状態(S903、図11(a))でのグループ内画像再生指示に応じてすぐにグループ内の画像をシングル表示するのではなく、まずグループ内の画像をマルチ表示で一覧表示する。これにより、複数の画像が属するグループ内の各画像を表示するモードに遷移したことをユーザーに認識させることができる。
S1002では、システム制御部50は、シングル表示指示があったか否かを判定する。シングル表示指示は、一覧表示された何れかの画像を選択する操作、シャッター操作部61を望遠側に回転させる操作、タッチパネル71に対するピンチアウト操作を行うことによってなされる。シングル表示指示があったと判定した場合はS1004に進み、そうでない場合はS1003に進む。
S1003では、システム制御部50は、戻るボタン1106に対するタップ(タッチパネル71がタッチされ、所定距離以上のタッチムーブを検出せずに、戻るボタン1106上でタッチアップが検出される操作)があったか否かを判定する。戻るボタン1106に対するタップがあった場合はグループ内画像再生処理を終了し、図9のS903に進み、図11(a)のようにグループの代表画像を表示する。戻るボタン1106に対するタップがなかった場合はS1002に戻る。
S1004では、グループに含まれる画像の1つを全画面表示(画像1枚の全体が表示領域に収まる最大のサイズでの表示)する。
図11(d)に、グループ内画像のシングル表示の表示例を示す。例えば図11(c)の一覧画面で、画像602が選択されると、図11(d)のように画像602を表示部28に全画面表示する。ダイアログ1107には、グループに属する画像の枚数(6枚)と、表示されている画像602のグループ内における順番(2枚目)が表示される。
S1005では、システム制御部50は、シングル表示された画像に対する操作があったか否かを判定する。画像に対する操作があったと判定した場合はS1006に進み、そうでない場合はS1007に進む。シングル表示された画像に対する操作としては、シングル表示された画像を削除する操作、拡大する操作(ピンチアウト、シャッター操作部61の望遠側への操作)、外部機器へ転送する操作、お気に入り属性を付与する操作、リサイズ、トリミング等がある。
S1007では、システム制御部50は、画像送り操作(あるいは画像戻し操作)があったか否かを判定する。画像送り操作があったと判定するとS1008に進み、そうでない場合はS1009に進む。なお,画像送り操作の操作方法は図9のS906で説明した方法と同じである。
S1008では、S1007で行われた画像送り操作に応じて、グループ内の前または後の画像に表示を切替える。この際、グループに属さない画像には画像送りされない。従って例えば、画像606が表示された状態で次の画像に画像送りする指示があった場合には画像601が表示され、画像601が表示された状態で前の画像に画像送りする指示があった場合には画像606が表示される。
S1009では,システム制御部50は、戻るボタン1106に対するタップがあったか否かを判定する。戻るボタン1106に対するタップがあった場合はグループ内画像再生処理を終了し、図9のS903に進み、図11(a)のようにグループの代表画像を表示する。戻るボタン1106に対するタップがなかった場合はS1005に戻る。
なお、上述のS1006の画像操作処理において、グループに属される画像が消去された場合は、その後グループ内画像再生処理に移行した場合は、図11(e)のように、消去された画像(図示の例では画像602が消去された画像)の分は詰めて表示される。すなわち、図8(b)で説明したような歯抜け状態とはならない。
以上説明したグループ内画像再生処理によれば、代表画像のシングル表示状態から、グループの各要素画像を表示する状態に切替える際は、直接要素画像1枚のシングル表示に切り替えるのではなく、まずはグループ内の画像を図11(c)のように一覧表示する。これによって、これからグループ内の各要素画像に限った表示を行う状態に遷移することをユーザーに確実に認識させることができ、グループとは関係無く画像を表示している状態との混同を防ぐことができる。
なお、デジタルカメラ100では、マルチショットモードとは別の撮影モードである、露出ブラケットモードでの撮影が可能である。モード切替スイッチ60を操作することで露出ブラケットモードに切り替えることができる。露出ブラケットモードでは、SW2オンになったことに応じて、少なくとも1枚の露出アンダー側の撮影、適正露出での撮影、少なくとも1枚の露出オーバー側の撮影を行う。すなわち、シャッター操作部61の1回の全押し操作に応じて3枚または5枚の画像が撮影される。露出だけが違う画像を撮影することが目的であるので、各撮影において露出以外の撮影設定、色処理などは変更されない。露出ブラケットモードでのレックレビューはマルチショットモードとは異なり、撮影された画像を同じサイズで同一画面に表示するものとする。また、配列は、画面左から、露出アンダー側での撮影画像、適正露出での撮影画像、露出オーバー側での撮影画像の順番で並べる。このようにすることで、それぞれの画像の露出の違いに基づく明るさの違いを比較しやすくなり、どの画像が最もユーザーが良いと感じる明るさで撮影出来ているかを判断しやすい。このようにレックレビューのレイアウトをマルチショットモードと変えているのは、各撮影モードの想定される利用目的の違いに基づくものである。すなわち、ブラケット撮影モードでの撮影は露出が好適な画像を撮影するためのモードであり、マルチショットモードのように雰囲気が異なるバリエーション豊かな撮影をすることによる面白みを求められる撮影モードでない。
なお、システム制御部50の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラ100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、1回の撮影指示に応じて複数の画像を生成可能である撮像装置であれば適用可能である。すなわち、本発明はカメラ付きのパーソナルコンピュータやPDA、カメラ付きの携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、カメラ付きのゲーム機、カメラ付きの電子ブックリーダーなどに適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (20)

  1. 撮像手段と、
    1回の撮影指示に応じて前記撮像手段での撮像を行って複数の画像を生成するように制御する制御手段と、
    前記撮影指示に応じた撮像の後、自動的に行われるレビュー表示として、前記複数の画像のうち1つが新たに生成される度に、前記新たに生成された画像を1枚ずつ順に切り替えて画面に表示し、その後、前記複数の画像を所定時間、同一画面にマルチ表示するように制御する表示制御手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記1回の撮影指示に応じて、露出ブラケット撮影とフォーカスブラケット撮影を含む複数の撮影方法のうち少なくとも1つの撮影方法で複数回の撮像を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記1回の撮影指示に応じて前記撮像手段で撮像された画像に対して異なる条件で画像処理を施すことにより前記複数の画像を生成するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記画像処理には、色処理、ぼかし処理およびトリミング処理のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. ユーザー操作に応じて前記所定時間を設定する設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記レビュー表示での前記マルチ表示を、前記所定時間が経過したことに応じて終了するように制御することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記レビュー表示での前記マルチ表示を行っている際に所定のユーザー操作があると、前記所定時間が経過しても前記マルチ表示を終了しないように制御することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記レビュー表示での前記マルチ表示において、前記1回の撮影指示に応じて生成された1組の複数の画像のそれぞれを、異なるサイズに変倍して同一画面にマルチ表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の撮像装置。
  9. 少なくとも撮影モードと再生モードとを含む複数の動作モードのいずれかに設定するモード設定手段を更に有し、
    前記表示制御手段は、前記再生モードにおいて、前記1組の複数の画像のそれぞれを同じサイズで同一画面にマルチ表示するように制御することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記表示制御手段は、前記レビュー表示での前記マルチ表示において、前記1回の撮影指示に応じて生成された1組の複数の画像のそれぞれを、行列に整列せずに同一画面にマルチ表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の撮像装置。
  11. 少なくとも撮影モードと再生モードとを含む複数の動作モードのいずれかに設定するモード設定手段を更に有し、
    前記表示制御手段は、前記再生モードにおいて、前記1組の複数の画像のそれぞれを、行列に整列させて同一画面にマルチ表示するように制御することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 少なくとも撮影モードと再生モードとを含む複数の動作モードのいずれかに設定するモード設定手段を更に有し、
    前記1回の撮影指示に応じて生成された1組の複数の画像のそれぞれを評価する評価手段をさらに有し、
    前記表示制御手段は、前記レビュー表示においては、前記評価手段での評価に基づいたレイアウトで前記1組の複数の画像をマルチ表示し、前記再生モードにおいては、前記評価手段での評価には関わらないレイアウトで前記1組の複数の画像をマルチ表示することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 前記評価手段は、画像における被写体の構図と、画像のコントラストとのうち少なくとも一方を含む評価基準で評価を行うことを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 前記評価手段は、評価に基づいて、前記1回の撮影指示に応じて生成された1組の複数の画像のそれぞれの優先順位を決定し、
    前記表示制御手段は、前記レビュー表示において、前記評価手段で決定された優先順位に基づいて、前記1組の複数の画像をレイアウトして表示するように制御することを特徴とする請求項12または13に記載の撮像装置。
  15. 前記表示制御手段は、前記レビュー表示での前記マルチ表示で表示された複数の画像のうちユーザーに選択された1枚の画像を前記マルチ表示でのサイズよりも拡大して前記画面に表示するように制御し、
    該1枚の画像が表示された状態となると、表示された画像に対する処理を指示するユーザー操作を受け付けることを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の撮像装置。
  16. 前記表示制御手段は、前記レビュー表示での前記マルチ表示で選択された画像を前記画面に1枚表示した状態で、ユーザー操作に応じて、表示されている画像を前記1回の撮影指示で生成された画像以外に切り替えることなく、該1回の撮影指示で生成された画像のいずれかに切り替えるように制御することを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。
  17. 前記レビュー表示での前記マルチ表示で選択された画像を前記画面に1枚表示した状態で、ユーザー操作に応じて、削除する削除手段をさらに有し、
    前記表示制御手段は、前記画像が削除された後のレビュー表示でのマルチ表示において、削除された画像以外を削除前の表示位置とサイズを変更せずに表示するよう制御することを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。
  18. 撮像手段を有する撮像装置の制御方法であって、
    1回の撮影指示に応じて前記撮像手段での撮像を行って複数の画像を生成するように制御する制御ステップと、
    前記撮影指示に応じた撮像の後、自動的に行われるレビュー表示として、前記複数の画像のうち1つが新たに生成される度に、前記新たに生成された画像を1枚ずつ順に切り替えて画面に表示し、その後、前記複数の画像を所定時間、同一画面にマルチ表示するように制御する表示制御ステップと
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  19. コンピュータを、請求項1乃至17のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  20. コンピュータを、請求項1乃至17のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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