JP5885517B2 - 表示制御装置、表示制御装置の表示制御方法およびプログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御装置の表示制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示制御装置、表示制御装置の制御方法、プログラムおよび記録媒体に関するものである。特に、タッチ操作により画像送りを行うことができる表示制御装置などに用いられて好適である。
従来、タッチパネルに対する1点タッチの操作と、複数点タッチの操作とにそれぞれ機能を割り当てることで、より多くの機能を使い分けて指示することが可能な技術が提案されている。例えば特許文献1には、2点タッチの距離に応じて地図を拡大縮小でき、1点タッチしたまま移動すると地図をスクロールでき、2点タッチでコンパスのような動きをすると地図を回転することができる携帯情報機器が開示されている。
特開2000−163444号公報
表示部に表示された画像を切り換える画像送りの方法として、1枚画像送りとジャンプ画像送りが知られている。異なるタッチ点数のタッチ操作によってこれらの画像送りの種別を使い分けることを考えた場合、ユーザは画像送りを行った結果の画像を見るだけでは、どのような画像送りが行われたのかを認識できない。そのため、ユーザは画像送りによって切り換えられた画像が所望の画像でなかったときに元の画像に戻りたい場合があるが、どのような画像送りを行えば元の画像に戻れるのかを認識できないという問題がある。
本発明は上記課題に鑑み、異なるタッチ点数のタッチ操作によって画像送りの種別を使い分けた場合でも、ユーザにどのような画像送りが行われたのかを確実に認識させることができる表示制御装置などを提供することを目的とする。
本発明の表示制御装置は、表示手段に対する複数点のタッチ操作を検出可能なタッチ検出手段と、前記表示手段に対して1点がタッチされたまま移動する操作に応じて、前記表示手段に表示された画像を所定の順序における隣の画像に切り換え、前記表示手段に対して2点がタッチされたまま該2点が同一方向へ移動する操作に応じて、前記表示手段に表示された画像を、前記所定の順序における隣の画像であるという条件とは異なる他の所定の条件を満たす他の画像に切り換えるように制御する制御手段と、前記2点がタッチされたまま該2点が同一方向に移動する操作に応じて前記表示手段に表示された画像が切り換えられると、前記他の所定の条件を表示するように制御する表示制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、異なるタッチ点数のタッチ操作によって画像送りの種別を使い分けた場合でも、ユーザにどのような画像送りが行われたのかを確実に認識させることができる。
表示制御装置の構成を示すブロック図である。 ジャンプ画像送りの設定画面の表示例を示す図である。 画像送りを行ったときの表示例を示す図である。 表示制御装置による再生処理を示すフローチャートである。 画像送りを行ったときの表示例を示す図である。 第1の実施形態の2点タッチ処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態の2点タッチ処理を示すフローチャートである。 ジャンプ画像送り設定処理を示すフローチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。ここでは、表示制御装置としてデジタルカメラ100を例にして説明する。
デジタルカメラ100は撮影レンズ101、シャッター102、撮像部103、A/D変換器104、バリア105、画像処理部106、メモリ制御部107、システム制御部108、メモリ109、表示部110、D/A変換器111を有している。また、デジタルカメラ100は不揮発性メモリ112、システムメモリ113、システムタイマー114、電源スイッチ115、モード切替スイッチ116、第1シャッタースイッチ117、第2シャッタースイッチ118、操作部119を有している。また、デジタルカメラ100は記録媒体120、電源制御部121、電源部122、記録媒体I/F123などを有している。
撮影レンズ101はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター102は、絞り機能を備えるものである。撮像部103は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子などで構成される撮像素子である。A/D変換器104は撮像部103から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。バリア105は撮影レンズ101、シャッター102、撮像部103を含む撮像系を覆うことにより撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部106はA/D変換器104からのデータまたはメモリ制御部107からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部106は撮像部103により撮像された画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部108が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。更に、画像処理部106は撮像部103により撮像された画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器104からの出力データは、画像処理部106およびメモリ制御部107
を介してあるいは直接メモリ制御部107を介してメモリ109に書き込まれる。メモリ109は撮像部103によって得られA/D変換器104によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部110に表示するための画像データを格納する。メモリ109は所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。また、メモリ109は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。
D/A変換器111はメモリ109に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部110に供給する。したがって、メモリ109に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器111を介して表示部110に表示される。表示部110はLCDなどの表示器上にD/A変換器111からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器104によって一度デジタル変換されメモリ109に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器111においてアナログ変換し、表示部110に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示を行うことができる。
不揮発性メモリ112は電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROMなどが用いられる。不揮発性メモリ112にはシステム制御部108の動作用の定数、プログラムなどが記録される。不揮発性メモリ112に記録されるプログラムは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムである。
システム制御部108はデジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部108は上述した不揮発性メモリ112に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。また、システム制御部108はメモリ109、D/A変換器111、表示部110などを制御することにより表示制御も行う。システムメモリ113はシステム制御部108の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ112から読み出されたプログラムなどを展開する。システムメモリ113は例えばRAMなどが用いられる。システムタイマー114は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
電源スイッチ115、モード切替スイッチ116、第1シャッタースイッチ117、
第2シャッタースイッチ118および操作部119は、ユーザがシステム制御部108に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
電源スイッチ115はデジタルカメラ100の電源オン、電源オフを切り替えるために使用される。
モード切替スイッチ116はシステム制御部108の動作モードを静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モードなどの何れかのモードに切り替えるために使用される。静止画撮影モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモードなどがある。モード切替スイッチ116で、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードの何れかに直接切り替えることができる。または、モード切替スイッチ116で静止画撮影モードに一旦切り替えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードの何れかに、他の操作部材を用いて切り替えてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ117はデジタルカメラ100に設けられたシャッターボタンの操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でオンとなり、第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部108は第1シャッタースイッチ信号SW1によりAF処理、AE処理、AWB処理、EF処理などの動作を開始する。
第2シャッタースイッチ118はシャッターボタンの操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部108は第2シャッタースイッチ信号SW2により撮像部103からの信号読み出しから記録媒体120に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部119の各操作部材は表示部110に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては例えばメニューボタン、終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタンなどがある。例えばメニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部110に表示される。ユーザは表示部110に表示されたメニュー画面と上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
コントローラホイール119aは操作部119に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示するときなどに使用される。コントローラホイール119aを回転操作すると操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、システム制御部108は発生したパルス信号に基づいてデジタルカメラ100の各部を制御する。システム制御部108はこのパルス信号に基づいてコントローラホイール119aが回転操作された角度や回転数などを判定することができる。なお、コントローラホイール119aは回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール119a自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラホイール119a自体は回転せず、コントローラホイール119a上でのユーザの指の回転動作などを検出する、いわゆるタッチホイールであってもよい。
電源制御部121は電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路などにより構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部121はその検出結果およびシステム制御部108の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体120を含む各部へ供給する。
電源部122はアルカリ電池やリチウム電池などの一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池などの二次電池、ACアダプターなどからなる。記録媒体I/F123は記録媒体120とのインターフェースである。記録媒体120は撮影された画像を記録するためのものであり、半導体メモリ、メモリカード、磁気ディスク、ハードディスクなどが用いられる。
なお、デジタルカメラ100は、操作部119の一つとして、表示部110に対する接触を検出可能なタッチパネル119bを有している。タッチパネル119bはタッチ検出手段の一例に対応する。タッチパネル119bと表示部110とは一体的に構成され、例えば光の透過率が表示部110の表示を妨げないように、タッチパネル119bを表示部110の表示面の上層に取り付ける。タッチパネル119bにおける入力座標と表示部110上の表示座標とを対応付けることで、あたかもユーザが表示部110上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。
タッチパネル119bには抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式などの様々な方式のうち何れかの方式のものを用いることができる。
システム制御部108はユーザによるタッチパネル119bに対する以下の操作を検出することができる。タッチパネル119bを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。タッチパネル119bを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)。タッチパネル119bを指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと称する)。タッチパネル119bへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)。タッチパネル119bに何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)。
上述した操作やタッチパネル119b上に指やペンが触れている位置座標は内部バス124を通じてシステム制御部108に通知される。システム制御部108は通知された情報に基づいてタッチパネル119b上でどのような操作が行なわれたかを判定する。ムーブについては、システム制御部108はタッチパネル119b上で移動する指やペンの移動方向を位置座標の変化に基づいてタッチパネル119b上の垂直成分・水平成分毎に判定する。また、タッチパネル119b上をタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたことになる。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル119b上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル119b上を指ではじくように素早くなぞる操作である。システム制御部108は所定距離以上を所定速度以上でムーブされたことを検出し、そのままタッチアップを検出するとフリックが行なわれたと判定する。また、システム制御部108は所定距離以上を所定速度未満でムーブしたことを検出した場合はドラッグが行なわれたと判定する。
なお、本実施形態のタッチパネル119bは、同時に複数箇所タッチされたことを検出することができる。この場合、システム制御部108は、タッチされた箇所の数(タッチ点数)と、各タッチ箇所の位置座標とを取得し、タッチ箇所ごとに上述したタッチダウン、タッチオン、タッチアップ、タッチオフ、ムーブ、フリック、ドラッグなどを判定することができる。
本実施形態では、表示部110に画像を表示している状態でのタッチパネル119bに対する以下の(a)〜(d)の操作にそれぞれ異なる機能が割り当てられている。
(a)2点タッチを行い、2点のタッチ位置の距離を広げる操作(ピンチアウト):1枚の画像を表示している(シングル表示である)場合は、表示している画像を拡大表示する。複数の画像をマルチ表示している場合は、マルチ表示の枚数を減らして、各画像の表示サイズを大きくした画面に遷移する。最も枚数の少ないマルチ表示をしていた場合は、画像1枚をシングル表示に移行する。
(b)2点タッチを行い、2点のタッチ位置の距離を狭める操作(ピンチイン):シングル表示で拡大中であった場合は、表示している画像を縮小表示する。シングル表示で拡大中ではなかった場合(全画面表示であった場合)は、最も枚数の少ないマルチ表示に移行する。マルチ表示であった場合は、マルチ表示の枚数が増やして、各画像の表示サイズを小さくした画面に遷移する。
(c)2点タッチを行い、2点一緒に同一方向へムーブさせる操作:ジャンプ画像送りとして設定されている種別のジャンプ画像送りを行う。その詳細は後述する。
(d)1点タッチを行い、所定距離以上ムーブあるいはフリックする操作:シングル画像送りを行う。表示部110の左方向へ所定距離以上ムーブあるいはフリックした場合は、表示している画像を、画像送りの順序で次の画像に切り換える。表示部110の右方向へ所定距離以上ムーブまたはフリックした場合は、表示している画像を、画像送りの順序で1つ前の画像に切り換える。
ここで、上述した(c)のジャンプ画像送りとは、特定の枚数または特定の属性情報の単位で表示する画像を切り換える処理である。特定の枚数または特定の属性情報などの所定の条件は、ジャンプキーとして後述するジャンプ画像送りの設定によって設定することができる。ジャンプの単位となる属性情報としては例えば撮影日、フォルダ、動画、静止画、お気に入り(レーティング情報)などである。また、ジャンプの単位となる枚数としては、例えば10枚、100枚である。
ジャンプ画像送りでは、ジャンプキーに合致しない画像は飛ばされて表示されないために目的の画像を迅速に表示させることができる。
例えば、撮影日をジャンプキーとした場合のジャンプ画像送り(以下、日付ジャンプという)では、日付ジャンプの指示があるたびに、表示する画像を次の日付の最初の画像に切り換える。具体的には、順方向の日付ジャンプの指示を受付ける前に表示部110に表示されていた画像(カレント画像)から、画像送りの順序(例えばファイル名順)で先にある画像のうち最も近くにある、カレント画像と異なる撮影日の画像に切り換える。逆方向の日付ジャンプの指示を受付けた場合は、カレント画像より画像送りの順序で前にある画像のうち最も近くにあるカレント画像と異なる撮影日の画像に切り換える。
フォルダをジャンプキーとした場合の順方向のジャンプ画像送りでは、カレント画像を、カレント画像より画像送りの順序で先にある、カレント画像と異なるフォルダに格納された画像のうち、画像送りの順序でカレント画像に最も近い画像に切り換える。
動画をジャンプキーとした場合の順方向のジャンプ画像送りでは、カレント画像を、カレント画像より画像送りの順序で先にある動画像のうち、画像送りの順序でカレント画像に最も近い動画像に切り換える。
静止画をジャンプキーとした場合の順方向のジャンプ画像送りでは、カレント画像を、カレント画像より画像送りの順序で先にある静止画のうち、画像送りの順序でカレント画像に最も近い静止画に切り換える。
お気に入り度をジャンプキーとした場合の順方向のジャンプ画像送りでは、カレント画像を、カレント画像より画像送りの順序で先にある、所定のお気に入り度以上のお気に入り度が属性情報に付加された画像のうち、画像送りの順序でカレント画像に最も近い画像に切り換える。
枚数をジャンプキーとした場合の順方向のジャンプ画像送り(ジャンプする枚数に応じて10枚ジャンプ、100枚ジャンプという)では、カレント画像を、カレント画像から画像送りの順序でジャンプキーの枚数分先の画像に切り換える。例えば100枚ジャンプでは、カレント画像から画像送りの順序で100枚分先にある画像に切り換える。逆方向の100枚ジャンプでは、カレント画像から画像送りの順序で100枚分前にある画像に切り換える。
図2は、表示部110に表示されるジャンプ画像送りの設定画面の表示例を示す図である。ユーザが操作部119を操作して設定メニューを開き、ジャンプ画像送りの設定を選択すると、システム制御部108は図2に示すようなジャンプ画像送りの設定画面を表示する。ジャンプ画像送りの設定画面では、ジャンプキーの候補がアイコン形式で一覧表示される。ユーザは操作部119の4方向ボタンを用いて選択枠201を移動させて所望のジャンプキーを選択し、操作部119の決定ボタンを押下することによって、所望のジャンプキーに変更可能である。システム制御部108は変更されたジャンプキーを不揮発性メモリ112に記録することでジャンプ画像送りを設定し、次回のジャンプ画像送りに反映する。
次に、図3を参照してシングル画像送りとジャンプ画像送りとの操作方法および画面表示例について説明する。なお、画像送りの順序はファイル番号順の場合について説明するが、この場合に限られず、ファイル名順や撮影日時順などであってもよい。また、図3(a)の矢印301と図3(c)の矢印302とは、タッチ操作の方向とタッチ点数を説明するためのものであって、実際に表示されるものではない。
図3(a)に示すように、ファイル番号0001の画像が表示された状態で、矢印301のように1点タッチで左方向へ所定距離以上ムーブが行われたとする。この場合、シングル画像送りが行われ、図3(b)に示すように画像送りの順序で次のファイル番号0002の画像に切り換わる。
一方、図3(c)に示すように、ファイル番号001の画像が表示された状態で、矢印302のように、2点タッチであって2点一緒に左方向へ所定距離以上ムーブが行われたとする。この場合、ジャンプ画像送りが行われ、例えばジャンプキーが10枚ジャンプに設定されているとすると、図3(d)に示すように画像送りの順序で10枚先のファイル番号0011の画像に切り換わる。このとき、本実施形態では、切り換わった画像と共に、ジャンプ画像送り結果表示303が表示される。ジャンプ画像送り結果表示303には、設定されているジャンプキーと、現在表示されている画像が記録媒体120に格納された全画像を画像送りの順序に並べたときの位置を示すインジケータとが含まれる。図3(d)では、設定されているジャンプキーの表示として、10枚ジャンプのジャンプキーを示すアイコンが表示されている。
したがって、ユーザはジャンプ画像送り結果表示によりジャンプ画像送りが行われたことを認識することができる。また、ジャンプ画像送り結果表示にはジャンプキーが含まれていることから、ユーザはジャンプ画像送りの種別も認識することができる。
次に、上述した画像送りを実現する再生処理を図4のフローチャートを参照して説明する。この処理は、システム制御部108が不揮発性メモリ112に記録されたプログラムをシステムメモリ113に展開して実行することにより実現する。図4に示すフローチャートは、デジタルカメラ100が起動され再生モードになることで開始される。
まず、ステップS401では、システム制御部108は記録媒体120から最初に表示する初期画像を読み出し、表示部110に表示する。初期画像は、例えば前回再生モードを終了したときに最後に表示していた画像(レジューム画像)や最後に撮影された画像(最新画像)である。図5(a)は、初期画像がファイル番号0001の画像である場合の表示例である。
次に、ステップS402では、システム制御部108は終了要求があったか否かを判定する。終了要求は、例えば再生モードから静止画撮影モードなどの他の動作モードに切り替える操作や電源スイッチ115により電源オフにする操作である。終了要求があった場合には再生処理を終了し、終了要求がない場合にはステップS403に進む。
ステップS403では、システム制御部108はタッチパネル119b上でタッチオンを検出しているか否かを判定する。タッチオンを検出していない場合にはステップS402に戻り、タッチオンを検出している場合にはステップS404に進む。
ステップS404では、システム制御部108はタッチされている箇所が1点であるか否かを判定する。1点である場合にはステップS405に進み、1点ではない場合すなわち複数点がタッチされている場合にはステップS409に進む。
ステップS405では、システム制御部108はムーブがあるか否かを判定する。ムーブがない場合にはステップS404に戻り、ムーブがある場合にはステップS406に進む。
ステップS406では、システム制御部108はムーブのx方向(表示部110の横方向)成分に追従して画像を移動させる。すなわち、システム制御部108は画像をドラッグさせる。
ステップS407では、システム制御部108はタッチオンを継続して検出しているか否かを判定する。タッチオンを継続して検出している場合にはステップS405に戻り、タッチオンを継続して検出していない場合すなわちタッチアップを検出した場合にはステップS408に進む。
ステップS408では、システム制御部108はタッチダウン時からタッチアップ時までのムーブのx成分に基づいてシングル画像送りを行う。すなわち、システム制御部108は、左方向に所定距離以上ムーブしていた場合には表示部110に表示していた画像を1枚先の画像に切り換え、右方向に所定距離以上ムーブしていた場合には表示部110に表示していた画像を1枚前の画像に切り換える。一方、システム制御部108は、所定距離以上のムーブがなかった場合には画像送りを行わない。
ここで、図5(a)に示す状態から順方向へのシングル画像送りが行われた場合には図3(b)に示す画像に切り換えられる。
一方、ステップS409では、システム制御部108はタッチされている箇所が2点であるか否かを判定する。2点である場合にはステップS410に進み、2点でない場合にはステップS402に戻る。
ステップS410では、システム制御部108は2点タッチ処理を行う。2点タッチ処理については、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
図6は、図4のステップS410の2点タッチ処理のフローチャートである。この処理は、システム制御部108が不揮発性メモリ112に記録されたプログラムをシステムメモリ113に展開して実行することにより実現する。図6に示すフローチャートは、2点タッチが判定されることで開始される。
まず、ステップS601では、システム制御部108は不揮発性メモリ112から現在設定されているジャンプキーを読み出し、ジャンプ画像送りの設定値表示を行う。図5(b)は、ジャンプキーに10枚ジャンプが設定されている場合のジャンプ画像送りの設定値表示を示す図である。ジャンプ画像送りの設定値表示501には、設定されているジャンプキーが含まれる。図5(b)では、設定されているジャンプキーの表示として、10枚ジャンプのジャンプキーを示すアイコン502が表示されている。
したがって、2点タッチによりジャンプ画像送りの設定値表示が行われることで、ユーザは2点タッチの操作でジャンプ画像送りが行えることを認識することができる。また、ジャンプ画像送りの設定値表示にはジャンプキーが含まれていることから、ユーザはジャンプ画像送りの種別も認識することができる。
このように、ユーザは2点タッチの操作により行われる画像送りを事前に把握できるために、ユーザが意図しないジャンプ画像送りを行うことを防ぐことができる。すなわち、意図しないジャンプ画像送りが行われた後に以前の画像に戻すような不要な画像送りを少なくすることができる。
ステップS602では、システム制御部108はタッチされている2点間の距離の変動幅が閾値以内であるか否か、すなわち2点タッチが開始されてからの2点間の距離が一定であるか否かを判定する。一定である場合にはステップS603に進み、一定でない場合にはステップS607に進む。
ステップS603では、システム制御部108はタッチされている2点が一定の間隔を保ったまま同一方向へ所定距離以上ムーブしたか否か、すなわち所定距離以上のムーブが2点一緒に行われたか否かを判定する。所定距離以上のムーブが2点一緒に行われていない場合にはステップS602に戻り、所定距離以上のムーブが2点一緒に行われた場合にはステップS604に進む。
ステップS604では、システム制御部108は2点タッチが継続しているか否かを判定する。例えば1点離されて1点タッチになった場合や2点とも離されてタッチオフとなった場合のように、2点タッチが継続していない場合にはステップS605に進む。一方、2点タッチが継続している場合には2点タッチが解除されるまで待機する。
ステップS605では、システム制御部108はジャンプ画像送りを行う。具体的には、システム制御部108は不揮発性メモリ112から現在設定されているジャンプキーを読み出し、読み出したジャンプキーに応じたジャンプ画像送りを行う。例えばジャンプキーが100枚ジャンプであった場合には、システム制御部108は表示部110に表示していた画像よりも画像送りの順序で100枚先の画像を記録媒体120から読み出して表示部110に表示する。
ステップS606では、システム制御部108はステップS605でジャンプ画像送りが行われたことを示すジャンプ画像送り結果表示を行う。ジャンプ画像送り結果表示には設定されているジャンプキーが含まれていることから、ユーザはジャンプ画像送りの種別も認識することができる。図3(d)は、図5(a)の状態からジャンプ画像送りが行われたときのジャンプ画像送り結果表示を示す図である。システム制御部108は、ジャンプ画像送り結果表示を表示開始から所定時間(数秒程度)で消去する。その後、2点タッチ処理を終了し、図4のステップS402に進む。
一方、ステップS607では、システム制御部108はステップS601で表示したジャンプ画像送りの設定値表示を消去する。ステップS602からステップS607に進む場合とは、ピンチインまたはピンチアウトが行われた場合であり、ユーザにジャンプ画像送りを行う意思がなかったと想定できる。したがって、ジャンプ画像送りの設定値表示は不要であり、ジャンプ画像送りの設定値表示を消去することで画像閲覧の妨げにならないようにする。
ステップS608では、システム制御部108は2点間の距離が広がったか否かを判定する。この判定はピンチアウトまたはピンチインの何れかであるかを判定するための処理である。距離が広がった場合はピンチアウトが行われたと判定され、ステップS609に進む。ステップS609では、システム制御部108は表示している画像を2点間の広がった距離に応じて拡大表示する。一方、距離が広がっていない場合は距離が狭まっているのでピンチインが行われたと判定され、ステップS610に進む。ステップS610では、システム制御部108は表示している画像を2点間の狭まった距離に応じて縮小表示する。
ステップS611では、システム制御部108は2点タッチが継続しているか否かを判定する。2点タッチが継続している場合にはステップS612に進み、2点タッチが継続されていない場合には2点タッチ処理を終了し、図4のステップS402に進む。
ステップS612では、システム制御部108は2点間の距離が一定であるか否かを判定する。一定である場合にはステップS611に戻る。一定でない場合にはステップS608に戻り、システム制御部108は2点間の変化した方向に応じて画像を拡大表示または縮小表示する。
このように本実施形態によれば、ステップS601で説明したように2点タッチが検出されたときに、設定されているジャンプキーを含んだジャンプ画像送りの設定値表示が行われる。したがって、ユーザはジャンプ画像送りの種別を認識できるので、ジャンプ画像送りを行うか否かを容易に判断でき、意図しないジャンプ画像送りを行うことを防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、ステップS606で説明したようにジャンプ画像送が行われることにより、設定されているジャンプキーを含んだジャンプ画像送り結果表示が行われる。したがって、ユーザはジャンプ画像送りの種別を認識することができる。すなわち、ユーザは切り換わった前後の画像がどのような関係であるのかを認識することができる。
また、切り換わった画像が所望の画像ではなかった場合には、ユーザは逆向きにジャンプ画像送りを行うことで切り換わる前の画像に戻ることを容易に認識することができる。
また、ジャンプ画像送りは、シングル画像送りの操作と同じ動作をシングル画像送りの操作よりも多いタッチ点数で行う操作によって実現される。すなわち、シングル画像送りよりも多くの画像送りを行いたい場合、ユーザは単にシングル画像送りと同じ動作を多くのタッチ点数で行えばよく、直感的にジャンプ画像送りの操作を行うことができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、2点タッチが検出されたときに設定されているジャンプキーを含んだジャンプ画像送りの設定値表示が行われる場合について説明した。一方、ユーザがジャンプ画像送りの操作やジャンプキーを既に把握している場合には、ジャンプ画像送りの設定値表示は必要なく、かえって画像閲覧の妨げになってしまう。そこで、本実施形態ではジャンプキーを変更したときのみジャンプ画像送りの設定値表示を行うことで、ユーザにジャンプキーを勘違いなく認識させると共に画像閲覧の妨げにならないようにする。
図7は、図4のステップS410の2点タッチ処理のフローチャートである。この処理は、システム制御部108が不揮発性メモリ112に記録されたプログラムをシステムメモリ113に展開して実行することにより実現する。なお、図7のフローチャートは、図6のフローチャートのステップS601の処理をステップS701〜ステップS703に変更したものであり、図6と同一の処理は同一ステップ番号を付してその説明を省略する。図7のフローチャートは、2点タッチが判定されることで開始される。
まず、ステップS701では、システム制御部108はシステムメモリ113に保持されているジャンプ画像送りの設定値表示済みフラグを読み出す。ジャンプ画像送りの設定値表示済みフラグとは、ジャンプ画像送りの設定値表示をしたことがあるかを示すフラグである。システム制御部108はジャンプ画像送りの設定値表示済みフラグに基づいてジャンプキーが変更されてからジャンプ画像送りの設定値表示をしたことがあるか否かを判定する。表示をしたことがないと判定された場合にはステップS702に進む。
ステップS702では、システム制御部108は不揮発性メモリ112から現在設定されているジャンプキーを読み出し、ジャンプ画像送りの設定値表示を行う。この処理は、上述した図6のステップS601の処理と同様である。
ステップS703では、システム制御部108はシステムメモリ113に保持されているジャンプ画像送りの設定値表示済みフラグをオンにすることで、ジャンプキーを変更した後、既にジャンプ画像送りの設定値表示をしたことを記録する。
一方、ステップS701において、表示をしたことがあると判定された場合には、ステップS702およびS703の処理を行わずにステップS602に進む。すなわち、システム制御部108はジャンプキーが変更されてから1回目に2点タッチが検出された場合のみ、ジャンプ画像送りの設定値表示を行い、1度ジャンプ画像送りの設定値表示を行っている場合にはその表示を行わない。したがって、ジャンプキーの操作に慣れていないユーザには、ジャンプキーが変更されたときにジャンプ画像送りの設定値表示が行われることでジャンプ画像送りの誤操作を低減させることができる。一方、ジャンプキーを把握しているユーザには、ジャンプ画像送りの設定値表示が画像閲覧の妨げとなることを防ぐことができる。
次に、ジャンプ画像送りの設定処理について図8のフローチャートを参照して説明する。ジャンプ画像送りの設定処理によりジャンプキーが変更された場合には、ジャンプ画像送りの設定値表示済みフラグが更新される。図8のフローチャートの処理は、システム制御部108が不揮発性メモリ112に記録されたプログラムをシステムメモリ113に展開して実行することにより実現する。図8のフローチャートは、ユーザが操作部119を操作して設定メニューを開くことで開始される。
まず、ステップS801では、システム制御部108は不揮発性メモリ112から現在設定されているジャンプキーを読み出す。
ステップS802では、システム制御部108は読み出したジャンプキーを、ジャンプ画像送り設定処理を開始したときの初期値としてシステムメモリ113に記録する。また、システム制御部108は読み出したジャンプキーを、現在のジャンプキー(現在値)としてシステムメモリ113に記録する。
ステップS803では、システム制御部108はシステムメモリ113に記録された現在値を現在設定されているジャンプキーとして表示部110に表示する。具体的には、図2に示すように、システム制御部108はジャンプ画像送りの設定画面を表示し、複数のジャンプキーの候補のうち現在値のジャンプキーを選択した状態で表示する。
ステップS804では、システム制御部108は操作部119の4方向ボタンなどでジャンプキーの選択を変更する操作があったか否かを判定し、選択の変更がある場合にはステップS805に進み、選択の変更がない場合にはステップS806に進む。
ステップS805では、システム制御部108はシステムメモリ113に記録された現在値を新たに選択されたジャンプキーに変更し、ステップS803に戻り表示を更新する。
ステップS806では、システム制御部108はジャンプ画像送りの設定画面の終了要求があったか否かを判定し、終了要求があった場合にはステップS807に進み、終了要求がない場合にはステップS803に戻る。
ステップS807では、システム制御部108はシステムメモリ113に記録されているジャンプキーの初期値と現在値とが一致しているか否かを判定する。一致している場合、すなわちジャンプ画像送りの設定画面を開く前と終了要求があった後とでジャンプキーに変更がない場合には、システム制御部108はジャンプ画像送りの設定値表示済みフラグを変更せず、ジャンプ画像送りの設定画面を閉じて処理を終了する。一方、一致していない場合、すなわちジャンプ画像送りの設定画面を開く前と終了要求があった後とでジャンプキーの変更があった場合には、ステップS808に進む。
ステップS808では、システム制御部108はシステムメモリ113に記録していた現在値を不揮発性メモリ112に記録し、新たなジャンプキーとして設定する。
ステップS809では、システム制御部108はジャンプ画像送りの設定値表示済みフラグをオフにする。
このようにジャンプ画像送りの設定値表示済みフラグはジャンプキーが変更されたときにオフにされ、ジャンプ画像送りの設定値表示を行ったときにオンにされる。したがって、ジャンプ画像送りの設定値表示済みフラグに基づいてジャンプ画像送りの設定値表示をしたことがあるか否かを容易に判定することができる。上述したように、画像送りの設定値表示が行われている場合には、2点タッチを行ってもジャンプ画像送りの設定値表示が行われない。したがって、例えばジャンプ画像送りを連続で行った場合などには煩わしい表示が行われず、ユーザは画像閲覧を快適に行うことができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
上述した実施形態では、ジャンプ画像送りの結果表示およびジャンプ画像送りの設定値表示には、設定されているジャンプキーをアイコンで表示する場合について説明した。しかしながら、この場合に限られず、ジャンプキーの種別をユーザが識別できればよく、例えば文字、音声などを用いてもよい。
また、システム制御部108による制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、デジタルカメラ100全体の制御を行ってもよい。また、上述した各実施形態は、本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態では、本発明をデジタルカメラ100に適用した場合を例にして説明したが、この場合に限定されず、タッチ操作により画像送りを行うことができる表示制御装置であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するプログラムをネットワークまたは各種記録媒体を介して表示制御装置に供給し、その表示制御装置のコンピュータ(システム制御部108など)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明を構成することになる。
100:デジタルカメラ 101:撮影レンズ 102:シャッター 103:撮像部 104:A/D変換器 105:バリア 106:画像処理部 107:メモリ制御部 108:システム制御部 109:メモリ 110:表示部 111:D/A変換器 112:不揮発性メモリ 113:システムメモリ 114:システムタイマー 115:電源スイッチ 116:モード切替スイッチ 117:第1シャッタースイッチ 118:第2シャッタースイッチ 119:操作部 119a:コントローラホイール 119b:タッチパネル 120:記録媒体 121:電源制御部 122:電源部 123:記録媒体I/F

Claims (15)

  1. 表示手段に対する複数点のタッチ操作を検出可能なタッチ検出手段と、
    前記表示手段に対して1点がタッチされたまま移動する操作に応じて、前記表示手段に表示された画像を所定の順序における隣の画像に切り換え、
    前記表示手段に対して2点がタッチされたまま該2点が同一方向へ移動する操作に応じて、前記表示手段に表示された画像を、前記所定の順序における隣の画像であるという条件とは異なる他の所定の条件を満たす他の画像に切り換えるように制御する制御手段と、
    前記2点がタッチされたまま該2点が同一方向に移動する操作に応じて前記表示手段に表示された画像が切り換えられると、前記他の所定の条件を表示するように制御する表示制御手段と
    を有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記他の所定の条件は、ユーザの操作により変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記タッチ検出手段によって2点がタッチされていることを検出すると、前記表示制御手段は、前記他の所定の条件を前記表示手段に表示するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記他の所定の条件が変更されてから1回目に前記2点がタッチされていることを検出された場合にのみ、前記他の所定の条件を表示するように制御することを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記表示手段に対して2点がタッチされたまま該2点間の距離が変化したことに応じて、前記表示手段に表示された画像を拡大または縮小するように制御することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記他の所定の条件は、特定の属性情報を有する画像のうち、前記所定の順序において切り換え前の画像よりも先で最も近くの画像であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記特定の属性情報は、前記切り換え前の画像の撮影日と異なる撮影日であることを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。
  8. 前記特定の属性情報は、画像のレーティング情報であることを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。
  9. 前記特定の属性情報は、画像の種別であることを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。
  10. 前記画像の種別は、動画あるいは静止画であることを特徴とする請求項9に記載の表示制御装置。
  11. 前記特定の属性情報は、前記切り換え前の画像に格納されているフォルダと異なるフォルダであることを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。
  12. 前記他の所定の条件は、切り換え前の画像よりも前記所定の順序において特定の枚数分先にある画像であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の表示制御装置。
  13. 表示手段に対する複数点のタッチ操作を検出可能なタッチ検出ステップと、
    前記表示手段に対して1点がタッチされたまま移動する操作に応じて、前記表示手段に表示された画像を所定の順序における隣の画像に切り換え、
    前記表示手段に対して2点がタッチされたまま該2点が同一方向へ移動する操作に応じて、前記表示手段に表示された画像を、前記所定の順序における隣の画像であるという条件とは異なる他の所定の条件を満たす他の画像に切り換えるように制御する制御ステップと、
    前記2点がタッチされたまま該2点が同一方向に移動する操作に応じて前記表示手段に表示された画像が切り換えられると、前記他の所定の条件を表示するように制御する表示制御ステップと
    を有することを特徴とする表示制御装置の表示制御方法。
  14. コンピュータを、請求項1乃至12の何れか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  15. コンピュータを、請求項1乃至12の何れか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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