JP2017102837A - 表示装置および撮像装置 - Google Patents
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Description
本発明の第2の態様による撮像装置は、第1の態様による表示装置と、前記第1画像および前記第2画像の少なくとも一方を撮像可能な撮像部とを有する。
図1は、一実施の形態による表示装置を搭載するカメラ100の要部構成を説明する図である。図1において、撮像レンズ201は交換可能に構成されており、カメラ100のボディに装着して使用される。
なお、撮像レンズ201をカメラ100のボディ内に組み込んで一体構成にしてもよい。
なお、記録媒体209に記録するデータは、画像処理部207による画像処理後のデータに限らず、画像処理前のいわゆるRAWデータであってもよい。
なお、図2は操作部材206を構成するボタン等の一部を例示したものである。
上述したカメラ100は、撮像レンズ201によって撮像素子202に投射された被写体像を撮像する。レリーズボタン205の全押し操作に応じて1コマを撮像する単コマ撮像や、レリーズボタン205が全押し操作されている間に複数コマを連続して撮像する連写が可能に構成されている。
なお、所定のフレーム周期で被写体像を撮像する動画撮像を行うように構成してもよい。
制御部203は、例えば、被写体の明るさに応じて撮像素子202の露光時間(電荷蓄積時間)を調節したり、撮像素子202の感度を調節したりするなどして、撮像素子202で取得される画像の画素信号レベルを適正レベルにする露出制御を行う。
制御部203は、記録媒体209に記録する画像ファイルを生成する。制御部203は、撮像素子202から読み出した画素信号に基づく画像のデータ(主画像データおよび表示用の画像データ)を画像ファイルに含める。画像ファイルは、記録媒体209において設けられたフォルダの中に記録される。本実施の形態では、一つのフォルダに記録する画像ファイルの数に上限が定められており、フォルダ内の画像ファイル数が上限(例えば100コマ)に達すると、自動的に、または、操作部材206からの操作信号に応じて、制御部203が新たなフォルダを生成する。そして、制御部203は、生成したフォルダに画像ファイルを記録する。
制御部203は、上述したように再生ボタン206aが押下操作された場合において、記録媒体209に記録されている画像ファイルのうち、例えば直近に記録された画像ファイルから表示用の画像データを読み出す。そして、読み出した画像データに基づく再生画像を表示部208に表示させる。
画像情報には、上記4種以外の他の項目を含めてもよいし、上記4種の項目についての表示を省略してもよい。
制御部203はさらに、再生画像31の右上にコマ番号32を表示させる。
本実施の形態によるカメラ100では、表示部208のパネル面に設けられたタッチ操作部材206に対して接触操作を行うことによっても、表示部208に表示する再生画像31の切り替えが可能に構成される。
なお、コマ1〜コマ7の画像は、単写画像でもよいし、連写された一連の画像でもよいが、ここでは連写された画像の例を説明する。
図3(b)は、第1操作領域206Uおよび第2操作領域206Dを説明する図である。本実施の形態では、図3(b)に示すように、表示部208のパネル面(タッチ操作部材206の操作面)を第1操作領域206Uと第2操作領域206Dとに分ける。第1操作領域206Uは、例えば、再生画像31の表示範囲に対応し、第2操作領域206Dは、上述した画像情報(フォルダ名称33、撮影日時35、画像サイズ36)の表示範囲に対応する。
制御部203は、再生画像31が表示部208に表示された状態(図3(a))で、第1操作領域206Uがフリック操作されると、再生画像31を表示するコマを前後に切り替える。具体的には、表示部208のパネル面において図3(b)に例示するように第1操作領域206Uに触れた指などを右方向に第1の距離ずらすフリック操作がなされた場合、制御部203は、再生画像31を表示するコマを一コマ前に切り替える(一コマ戻し)。一コマ戻しのためのフリック操作の方向は、厳密に右方向でなくてもよく、表示部208のパネル面において右斜め上または右斜め下に向かう方向でも構わない。
本実施の形態では、フォルダごとに、表示部208に表示を許可する/許可しないを設定することが可能に構成される。制御部203は、表示を許可するフォルダ(許可しない設定が行われていないフォルダ)に記録されている画像ファイルを、表示部208による表示の対象とし、表示を許可しない設定が行われたフォルダに記録されている画像ファイルについては表示部208に表示しない。
制御部203は、フリック操作中の指の位置が第1操作領域206Uから外れて第2操作量域206Dへ入った場合であっても、指などが表示部208のパネル面に継続して触れていれば一コマ送り/一コマ戻しを行い、後述する早送り/早戻しバー38を表示させない。
図5(a)〜図5(d)は、早送り/早戻しを説明する図である。制御部203は、再生画像31が表示部208に表示された状態(図5(a))で、第2操作領域206Dがタッチされると、図5(b)に示すように、第2操作領域206Dに表示する画像情報(フォルダ名称33、撮影日時35、画像サイズ36)に代えて、早送り/早戻しバー38を第2操作領域206Dに表示して、早送り/早戻しモードに切り替わったことを知らせる。
なお、スワイプ操作量とコマ送り量との関係は一例であって適宜変更してよい。例えば、設定メニュー画面において変更してもよい。
なお、制御部203は、第1操作領域206Uにおける再生画像31の表示の切り替え速度を速く(1コマ当たりの表示時間を短く)する場合において、早送りする全てのコマについての再生画像31を表示させる。コマを間引くことなく全コマを表示することにより、ユーザーにとって、コマ間の被写体像の変化を確認しやすくなる。
なお、スワイプ操作量に対応させてコマ送り量を決定する点や、スワイプ操作の速度によって再生画像31の表示の切り替え速度を決定する点は、上述した早送りの場合と同様である。また、早戻しのためのスワイプ操作の方向は、厳密に左方向でなくてもよく、表示部208のパネル面において左斜め上または左斜め下に向かう方向でも構わない。
制御部203は、スワイプ操作中の指の位置が第2操作領域206Dから外れて第1操作量域206Uへ入っても、指などが表示部208のパネル面に継続して触れていれば早送り/早戻しバー38の表示を維持し、早送り/早戻しモードを継続する。
制御部203は、スワイプ操作の方向(指などの移動方向)がスワイプ操作途中に変更された場合、変更された位置を、新たな基準位置(指などによる接触操作の開始位置)と認識してスワイプ操作量を検出し直す。
制御部203は、記録媒体209に記録されている画像ファイルが1つのみの場合、第2操作領域206Dがタッチされても、早送り/早戻しバー38を第2操作領域206Dに表示せず、早送り/早戻しモードにも切り替えない。早送り/早戻しするメリットがないからである。
本実施の形態では、早送り/早戻しモードにおける閲覧制限フォルダを以下のように取り扱う。すわなち、制御部203は、閲覧可能フォルダについてはフォルダ名称の順番で昇順に早送りを行うとともに、閲覧可能フォルダについてフォルダ名称の順番で降順に早戻しを行う。そして、制御部203は、早送りまたは早戻しによって閲覧制限フォルダ内の最終コマまたは先頭コマに基づく再生画像を表示した場合において、次のフォルダが閲覧制限フォルダである場合は、その閲覧制限フォルダを跨ぐことなく早送り/早戻しを一時停止する。
本実施の形態では、上述したように、スワイプ操作量に対応させて、送り量(早送り/早戻しするコマ数)を決定する。そして、制御部203は、決定した送り量に対応するコマ数に達するまで、再生画像を順次切り換えて表示部208に表示させる。しかしながら、早送り/早戻しの途中に、例えばプロテクト設定された画像ファイルやレーティングが付された画像ファイルが存在する場合には、早送り/早戻しを一時停止する。具体的には、制御部203は、プロテクト設定された画像ファイル、またはレーティングが付された画像ファイルに基づく再生画像を表示部208に表示させたところで、一旦早送り/早戻しを停止させる。
また、レーティングの他に、所定のタグを付した画像ファイルが存在する場合にも、早送り/早戻しを一時停止するように構成してもよい。
制御部203は、一時停止する条件を以下のように設定することもできる。
1.早送り/早戻し中の一連の画像ファイルの撮影日と異なる撮影日に撮像された画像ファイルに基づく再生画像を表示部208に表示したとき。
2.早送り/早戻し中の一連の画像ファイルの撮影時間帯(例えば午前中)と異なる時間帯(例えば午後)に撮像された画像ファイルに基づく再生画像を表示部208に表示したとき。
3.早送り/早戻し中の一連の画像ファイルの画像に含まれる主要被写体とは異なる主要被写体が含まれる画像の再生画像を表示部208に表示したとき。
4.早送り/早戻し中の一連の画像ファイルの画像の構図とは異なる構図の画像の再生画像を表示部208に表示したとき。
5.早送り/早戻し中に、顔が写っている画像の再生画像を表示部208に表示したとき。
6.早送り/早戻し中の一連の画像ファイルの画像に含まれる顔とは異なる顔が含まれる画像の再生画像を表示部208に表示したとき。
7.早送り/早戻し中に、レタッチなどの加工を行った画像の再生画像を表示部208に表示したとき。
8.早送り/早戻し中の一連の画像ファイルのファイルフォーマットとは異なるファイルフォーマットの画像の再生画像を表示部208に表示したとき。異なるファイルフォーマットとは、例えば、静止画と動画との違い、RAW、TIFF、jpeg等のファイルの拡張子の違いであってもよい。
なお、早送り/早戻し中において一時停止する条件の設定は、例えば、設定メニュー画面において行われる。
撮影直後の画像確認が有効に設定されている場合において、2コマ以上の連続した撮像を行った後にレリーズボタン205の半押し操作が解除されると、制御部203は、レリーズボタン205の全押し操作継続中に行われた一連の撮像で取得された複数コマの画像ファイルに基づき、これら複数コマの画像ファイルに対応する再生画像31を所定の時間間隔(例えば0.5秒)で順送りして表示部208に表示させる。
なお、撮影直後の画像確認の有効/無効の設定は、例えば、設定メニュー画面において行われる。
制御部203は、一連の撮像で得られた複数コマの画像ファイルに対応する再生画像31を順送りしながら表示部208に表示させている状態で、表示部208のパネル面(タッチ操作部材206の操作面)がタッチされると、その時点で表示中のコマの再生画像31を表示させたたまで、再生画像31の順送りを一時停止させる。これにより、ユーザーは、一連の画像のうちの任意のコマの再生画像31の確認を続けることができる。
例えば、1回目の全押しによる連写を行った後、半押し解除を行い、その後、2回目の全押しによる連写を行った後に再生ボタンを操作した場合は、2回目の全押しによる連写で得られた一連の複数コマの画像のうちの先頭コマの表示用の画像データに基づく再生画像31が表示部208に表示されることになる。
(1)表示装置を搭載するカメラ100は、画像31を表示する第1操作領域206Uと表示中の画像31に関する情報(ファイル名称34、撮影日時35等)を表示する第2操作領域206Dとを有する表示部208と、表示部208に表示される画像31のコマ送り(コマ戻しを含む)または早送り(早戻しを含む)を行う制御部203と、表示部208の表示面に対する接触操作を検知するタッチ操作部材206と、タッチ操作部材206によって検知された接触操作の開始位置が第1操作領域206Uの中にある場合に制御部203へコマ送りを指示するとともに、タッチ操作部材206によって検知された接触操作の開始位置が第2操作領域206Dの中にある場合に制御部203へ早送りを指示する制御部203とを備える。表示部208の表示面に対する接触操作の開始位置によって画像31のコマ送り(コマ戻しを含む)または早送り(早戻しを含む)を行うようにしたので、多数のコマを送るために何度も接触操作を繰り返さなくてすみ、使い勝手をよくすることができる。
(変形例1)
カメラ100に姿勢検出センサを備え、カメラ100が横位置に保持されているか、縦位置に保持されているかを検知し、検知結果を用いて表示部208における早送り/早戻しバー38の表示位置を決定してもよい。例えば、表示部208における4つの辺のうち重力方向に位置する辺に沿って早送り/早戻しバー38を表示させる。
また、カメラ100の姿勢にかかわらず、早送り/早戻しバー38の表示位置を固定しておいてもよい。
早送り/早戻しモードにおいて、表示部208に表示中のコマ以外にも前後所定数のコマの表示用の画像データを記録媒体209から先読みしてメモリ204に格納しておき、メモリ204に格納した画像データを用いて再生画像を表示部208に表示させるように構成してもよい。
上述した説明では、右方向へのスワイプ操作を検出した場合に早送りを行い、左方向へのスワイプ操作を検出した場合に早戻しを行う例を説明したが、スワイプ方向と早送り/早戻しの関係を反対向きにしてもよい。
また、スワイプ方向と早送り/早戻しの関係をメニュー設定で選べるように構成してもよい。
タッチ操作部材206として、タッチ位置に加えてタッチ圧力の大きさを示す信号を出力するものを採用してもよい。変形例4において、制御部203は、スワイプ操作による圧力の大きさに対応させて、送り量(早送り/早戻しするコマ数)を決定する。すなわち、検出圧力が大きいほど送り量を多くし、検出圧力が小さいほど送り量を少なくする。
上述したタッチ圧力の大小を検出する場合、タッチしている指の面積の大小に基づいて検出するようにしてもよい。
以上の説明では、表示部208の中に再生画像31と早送り/早戻しバー38とを表示させるようにした。この代わりに、表示部208と別に設けられた表示部に早送り/早戻しバー38を表示させてもよい。
なお、表示部208と別の表示部は、表示部208の近傍に設けられていることが好ましい。
カメラ100を例に説明したが、スマートフォンやタブレットパソコン等の電子機器にも適用することができる。
Claims (9)
- 第1領域と第2領域とが備えられた表示面と、
前記第1領域に第1画像が表示されている場合に前記第1領域における操作者が触れている位置が第1方向に第1距離移動したとき前記第1画像が表示された状態から第2画像が表示された状態に変化するように前記第1領域の表示制御を行い、前記第1領域に前記第2画像が表示されている場合に前記第1領域における前記操作者が触れている位置が前記第1方向に前記第1距離移動したとき前記第2画像が表示された状態から第3画像が表示された状態に変化するように前記第1領域の表示制御を行い、前記第1領域に前記第1画像が表示されている場合に、前記第2領域における前記操作者が触れている位置が第1位置から前記第1方向に前記第1距離移動したとき前記第1画像が表示された状態から前記第2画像が表示された状態に変化した後、前記第2画像が表示された状態から前記第3画像が表示された状態に変化するように前記第1領域の表示制御を行い、前記第1領域に前記第1画像が表示されている場合に、前記第2領域における前記操作者が触れている位置が前記第1位置よりも前記第1方向側に離れた第2位置から前記第1方向に前記第1距離移動したとき前記第1画像が表示された状態から前記第2画像が表示された状態に変化した後、前記第2画像が表示された状態から前記第3画像が表示された状態に変化するように前記第1領域の表示制御を行う表示制御部とを有する表示装置。 - 請求項1に記載された表示装置であって、
前記表示制御部は、前記第1領域に前記第1画像が表示されている場合に前記第1領域における操作者が触れている位置が前記第1方向に前記第1距離よりも長い第2距離移動したとき前記第1画像が表示された状態から前記第2画像が表示された状態に変化するように前記第1領域の表示制御を行い、
前記第1領域に前記第1画像が表示されている場合に、前記第2領域における前記操作者が触れている位置が前記第1方向に前記第2距離移動したとき前記第1画像が表示された状態から前記第2画像が表示された状態に変化し、前記第2画像が表示された状態から前記第3画像が表示された状態に変化した後、前記第3画像が表示された状態から第4画像が表示された状態に変化するように前記第1領域の表示制御を行う表示装置。 - 請求項1または請求項2に記載された表示装置であって、
前記表示制御部は、前記第1領域に前記第1画像が表示されている場合に前記第1領域における前記操作者が触れている位置が前記第1方向に前記第1距離移動した後、前記操作者が触れている位置が前記第2領域になったとき、前記第1画像が表示された状態から前記第2画像が表示された状態に変化するように前記第1領域の表示制御を行い、
前記第1領域に前記第1画像が表示されている場合に、前記第2領域における前記操作者が触れている位置が前記第1方向に前記第1距離移動した後、前記操作者が触れている位置が前記第1領域になったとき、前記第1画像が表示された状態から前記第2画像が表示された状態に変化した後、前記第2画像が表示された状態から前記第3画像が表示された状態に変化するように前記第1領域の表示制御を行う表示装置。 - 請求項1から請求項3の何れか1項に記載された表示装置であって、
前記表示制御部は、前記操作者が前記第2領域に触れているとき、前記第1領域に表示させる画像を変化させることを示す情報を前記第2領域に表示するように制御する表示装置。 - 請求項1から請求項4の何れか1項に記載された表示装置であって、
前記第1画像、前記第2画像および前記第3画像から選択された少なくとも1つの画像の重要度を判断する判断部を有し、
前記表示制御部は、前記第1領域に前記第1画像が表示された状態で前記第2領域における前記操作者が触れている位置が前記第1方向に前記第1距離移動した場合でも、前記判断部により前記第2画像が重要であると判断されたとき、前記第1画像が表示された状態から前記第2画像が表示された状態に変化した後、前記第2画像が表示された状態から前記第3画像が表示された状態に変化しないように制御する表示装置。 - 請求項1から請求項5の何れか1項に記載された表示装置であって、
前記表示制御部は、連写撮影された複数の画像を順番に前記第1領域に表示する制御を行い、前記連写撮影された複数の画像を順番に前記第1領域に表示しているときに前記操作者が前記第1領域および前記第2領域の少なくとも一方に触れた場合、前記連写撮影された複数の画像を順番に前記第1領域に表示する制御を止めるように制御する表示装置。 - 請求項6に記載された表示装置であって、
前記表示制御部は、前記連写撮影された複数の画像を順番に前記第1領域に表示する制御と、前記連写撮影された複数の画像を順番に前記第1領域に表示せず、前記連写撮影が終了した後に前記連写撮影された複数の画像のうち最初に撮影された画像を前記第1領域に表示する制御とが可能である表示装置。 - 請求項1から請求項7の何れか1項に記載された表示装置であって、
前記表示面と、前記第1領域および前記第2領域の少なくとも一方に前記操作者が触れていることを検出する検出部とを有するタッチパネルを有する表示装置。 - 請求項1から請求項7の何れか1項に記載された表示装置と、
前記第1画像および前記第2画像の少なくとも一方を撮像可能な撮像部とを有する撮像装置。
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