JP3989657B2 - カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像素子等の撮像素子によって得た画像情報を記録媒体に記録するカメラに係り、特にバッテリ電源等の電力消費を抑制して省電力化を図ったカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
写真撮影には、銀塩フィルムを用いる在来のカメラ、いわゆる銀塩カメラ、が従来から広く使用されている。一方、近年、ディジタルカメラ等と称され、被写体像を、例えばCCD(電荷結合素子)撮像素子等の固体撮像素子により撮像し、被写体の静止画像(スティル画像)または動画像(ムービー画像)の画像データを得て、いわゆるPCカード等のIC(集積回路)カードまたはビデオフロッピーディスク等にディジタル的に記録するタイプの電子カメラが急速に普及しつつある。
また、最近のディジタルカメラの中には、被写体像を、固体撮像素子により撮像するに際して、レリーズ操作する毎に単一の静止画像を得る通常モードのほか、レリーズ操作に伴い所定の時間間隔をおいて複数の静止画像を順次に得る連写モードと、レリーズ操作に伴い、予め設定された異なる露出条件で複数の静止画像を順次に得るオートブラケットモードと、レリーズ操作中に動画像を得る動画モード、のいずれかの撮像モードを持つカメラも提供されている。
【0003】
この種の電子カメラにおいては、その光学系以外の全ての機能を電子的に行なっていると言っても過言ではなく、基本的な撮影機能から付加的なアクセサリ機能に至るまで悉く電子化されている。
電子カメラは、撮像素子、レンズ駆動モータ、ストロボおよび表示部等に大電力を消費する傾向があり、撮影時には、多くの場合、携帯して用いられるため、主たる動作電源として一次電池または二次電池等の電池電源を用いることが多い。電池が消耗してしまうと、他の電源を別途に用意しておかない限り、電子カメラは、その機能を失い、撮影することができなくなる。例えば、単三形の乾電池四本で20〜40分、リチウム電池で1〜2時間程度しか稼働することができない場合もある。このため、電子カメラにおける消費電力は、可能な限り抑えることが望ましい。
【0004】
従来より、電子カメラにおいては、消費電力を低減するために種々の工夫が施されている。例えば、非撮影時、特に、撮影した画像データを再生表示したり、コンピュータ等の他の装置に撮影した画像データを伝送したりする際には、いわゆるAC(交流)アダプタ等を介して商用交流電源やカーバッテリー等の電源を利用することができるようにしている。また、撮影時における省電力のために、撮影待機状態のまま所定時間を経過すると、自動的に電源をオフとしたり、種々の動作モードにおいて、その動作モードでは使用しない(と予想される)機能に関する表示または照明等を選択的にオフとしたりしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、電子カメラに、液晶ディスプレイ(以下、「LCD」と称する)を搭載したものが増加し、撮影済み画像を該LCDに再生表示させたり、該LCDを撮影時の電子ファインダとして用いるようにしたりすることが、行われている。この種のLCDは、表示駆動に電力を消費するだけでなく、透過型表示のための背面照明、つまりバックライト、にも多くの電力を消費する。
従って、撮像時には、LCDを表示素子とする電子ファインダを用いずに、光学式ファインダを用いることが電力の節約上有利である。
一方、光学式ファインダを覗いて撮像したとき、実際に撮像した画像を見たい場合が多々あり、この場合、撮像後、直ちに再生表示操作を行い確認することとなる。
【0006】
しかしながら、撮像後、いちいち再生表示操作を行うことは、厄介であると共に、無用に長い時間に亘りLCD等を表示駆動する結果、電源電池の消耗を著しく早めてしまう、という難点がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、操作性を向上させつつ、撮像時における電力消費を可能な限り低減し、一層の省電力化を達成し得る電子カメラを提供することを目的としている。
即ち、特別の手動操作を伴うことなく、撮像直後の録画状態を所定時間についてのみ再生によって確認でき、しかも実使用状況に即して効率よく、消費電力の低減を達成し得る電子カメラを提供することを目的としている。
【0007】
また、本発明の他の目的は、使用者の好みに合わせた表示動作を可能とし、使い勝手を向上し得る電子カメラを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、種々の使用形態に適切に対応し得る電子カメラを提供することにある。
また、本発明のさらに他の目的は、通常使用される再生表示手段を用いて効率よく消費電力の低減を達成し得る電子カメラを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、請求項1の発明に係るカメラは、
撮像光学系により結像された被写体光学像を電子的な画像情報に変換する撮像部と、
ユーザの撮像指示を受け付ける撮像指示部と、
前記画像情報を表示する表示部と、
前記ユーザが撮影視野を確認する光学ファインダと、
を備え、
単一の画像情報を前記表示部全体に表示する全画面表示、あるいは、縮小した複数の画像情報を前記表示部に同時に表示する一覧表示のどちらかを選択的に行うカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が変換した撮影画像情報のうち少なくとも2つ以上の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報のうちの1つの撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了する
ことを特徴としている。
【0013】
請求項2の発明に係るカメラは、請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が変換した撮影画像情報により構成される撮影動画像情報のうち少なくとも2つ以上の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了する
ことを特徴としている。
【0014】
請求項3の発明に係るカメラは、請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が変換した撮影画像情報により構成される撮影動画像情報のうち最初と最後の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記最初と最後の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記最初と最後の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了する
ことを特徴としている。
請求項4の発明に係るカメラは、請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が所定の撮影間隔毎に変換した複数の撮影画像情報のうち少なくとも2つ以上の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了する
ことを特徴としている。
【0015】
請求項5の発明に係るカメラは、請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が所定の撮影間隔毎に変換した複数の撮影画像情報のうち最初と最後の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記最初と最後の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記最初と最後の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了する
ことを特徴としている。
請求項6の発明に係るカメラは、請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が変換した複数の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記複数の撮影画像情報を自動的に前記表示部に一覧表示し、
前記表示部に所定時間一覧表示させた後に前記複数の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に全画面表示し、
前記表示部に所定時間全画面表示させた後に前記表示部の表示を自動的に終了する
ことを特徴としている。
請求項7の発明に係るカメラは、請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して予め設定された異なる露出条件で前記撮像部が変換した複数の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記複数の撮影画像情報を自動的に前記表示部に一覧表示し、
前記表示部に所定時間一覧表示させた後に前記複数の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に全画面表示し、
前記表示部に所定時間全画面表示させた後に前記表示部の表示を自動的に終了することを特徴としている。
【0017】
請求項8の発明に係るカメラは、請求項1〜7のいずれか1項に記載のカメラにおいて、全画面表示を行う前記所定時間を設定し、一覧表示を行う前記所定時間を設定する画像表示時間操作部を有することを特徴としている。
【0018】
請求項9の発明に係るカメラは、請求項1〜8のいずれか1項に記載のカメラにおいて、電子カメラであることを特徴としている。
【0019】
請求項10の発明に係るカメラは、請求項1〜9のいずれか1項に記載のカメラにおいて、デジタルカメラであることを特徴としている。
請求項11の発明に係るカメラは、請求項1〜10のいずれか1項に記載のカメラにおいて、デジタルスチルカメラであることを特徴としている。
【0027】
【作用】
すなわち、本発明によるカメラは、
撮像光学系により結像された被写体光学像を電子的な画像情報に変換する撮像部と、
ユーザの撮像指示を受け付ける撮像指示部と、
前記画像情報を表示する表示部と、
前記ユーザが撮影視野を確認する光学ファインダと、
を備え、
単一の画像情報を前記表示部全体に表示する全画面表示、あるいは、縮小した複数の画像情報を前記表示部に同時に表示する一覧表示のどちらかを選択的に行うカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が変換した撮影画像情報のうち少なくとも2つ以上の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報のうちの1つの撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了する。
このような構成により、2つ以上の撮影画像情報を、選択的に、一覧表示またはそのうちの1つの画像を、全画面表示することにより、操作性に優れると共に、標準的な実使用状況に即し、電力消費を可能な限り低減し、省電力化を達成することができる。
また、本発明によるカメラは、表示部に表示させる所定時間を設定する画像表示時間操作部を設け、全画面表示または一覧表示を行う所定時間を設定する。
このような構成とすることにより、特に、使用者の好みに合わせた表示動作を可能とし、使い勝手を向上することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態に基づき、図面を参照して本発明の電子カメラを詳細に説明する。
図1は、本発明の第1〜第5の実施の形態に共通の電子カメラの構成を模式的に示すブロック図である。この実施の形態では、通常モード、連写モードおよびオートブラケットモードを選択した場合のスティル画像すなわち静止画像のみならず、動画モードを選択した場合の短時間の動画および音声情報等も記録させることが可能な電子カメラを例にとって説明している。
【0032】
図1に示す電子カメラは、撮像レンズ系1、シャッタ機構2、CCD(電荷結合素子)固体撮像素子3、CDS(相関二重サンプリング)回路4、第1のA/D(アナログ−ディジタル)変換器5、ディジタル信号処理部6、画像圧縮/伸長部7、FIFO(first in-first out)8、カードインタフェイス(I/F)9、PCカード10、マイクロフォン11、フィルタアンプ(フィルタ増幅器)12、第2のA/D(アナログ−ディジタル)変換器13、音声圧縮/伸長部14、CPU(中央処理部)21、第1のLCD(液晶ディスプレイ)22、操作部23、モータドライバ25、制御信号生成部(SG)26、ストロボ装置27、バッテリ28、DC−DCコンバータ29および第2のLCD30を具備している。
【0033】
撮像レンズ系1およびシャッタ機構2は、被写体像を結像するための撮像光学系を構成する。シャッタ機構2は、オートフォーカス(AF)機構、絞り機構およびフィルタ機構等を含み、レリーズ時の露光を制御する。撮像素子としては、この実施の形態では、CCD固体撮像素子3が用いられている。CCD固体撮像素子3は、撮像光学系により結像された光学像を電気信号に変換する。
撮像処理手段は、この場合、CDS回路4、第1のA/D変換器5、ディジタル信号処理部6、画像圧縮/伸長部7、FIFO8およびCPU21等で構成している。また再生表示手段は、ディジタル信号処理部6、画像圧縮/伸長部7、FIFO8、CPU21および第2のLCD30等で構成している。
【0034】
CDS回路4は、相関二重サンプリングによりCCD固体撮像素子3における雑音成分を抑圧する。A/D変換器5は、CDS回路4を介して入力されるCCD固体撮像素子3からのアナログ画像信号をディジタル画像データに変換する。すなわち、CCD固体撮像素子3の出力信号は、CDS回路4を経てA/D変換器5において最適なサンプリング周波数でサンプリングされてディジタル値に変換される。
ディジタル信号処理部6は、A/D変換器5から入力したディジタル画像データを色差成分と輝度成分に分けて、所要の各種処理、補正処理および画像圧縮/伸長のための前処理を施す。画像圧縮/伸長部7は、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)準拠の画像圧縮/伸長のための直交変換およびハフマン符号化/復号化等の処理を行う。
【0035】
一方、音声は、マイクロフォン11により電気信号に変換され、フィルタアンプ12により所要の周波数帯域のみが選択的に増幅され、A/D変換器13により所要の周波数帯域の2倍以上の周波数でサンプリングされてディジタル値に変換される。さらに、このディジタル値は、音声圧縮/伸長部14により圧縮され、符号化処理される。
FIFO8は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等で実現される一時記憶手段であり、圧縮処理された画像データと音声データを一旦蓄える。FIFO8に保持された圧縮画像データおよび圧縮音声データは、カードインタフェース9に読み出され、該カードインタフェース9に結合される記録媒体であるPCカード10に書き込まれる。
【0036】
CPU21は、操作部23からの指示に従い、上記各部の動作を制御する。ディスプレイである第2のLCD30は、撮像したディジタル画像データおよび圧縮状態から伸長復元されて読み出された画像データのいずれか1画面の画像を表示画面上に表示し、あるいはこれら画像データのうちの2画面または3画面を、同一表示画面(ページ)上に複合的に表示(マルチ表示)する。さらに、LCD30は、当該電子カメラの、例えば、通常モード、動画モード、連写モード、およびオートブラケットモード等の動作状態を示すメッセージによるモード表示を行なう。ユーザによる確認のために、第1のLCD22もまた上述の動作状態、すなわち当該電子カメラの4つの撮影モード、の表示を行なう。
【0037】
操作部23は、操作手段を構成し、撮像指示を与えるためのレリーズボタン、所望に応じて機能を選択するための機能選択ボタン、例えば、通常モードの選択、動画モードの選択、連写モードの選択、およびオートブラケットモードの選択を行うためのモード選択ボタン、切換ボタン、並びにその他の各種の撮影条件の設定を行うための設定ボタン等を備えている。
【0038】
モータドライバ25は、撮像光学系を構成する撮像レンズ系1およびシャッタ機構2を、CPU21の制御に従って駆動する。制御信号生成部26は、クロック信号等の駆動制御信号を生成して、CCD固体撮像素子3、CDS回路4およびA/D変換器5に供給し、これら各部を作動させる。ストロボ装置27は、CPU21により制御されて、シャッタ機構2の開放動作時に発光し、被写体を照明する。
当該電子カメラの電源部は、バッテリ28およびDC−DC(直流−直流)コンバータ29で構成される。バッテリ28は、Ni−Cd(ニッケルカドミウム)電池、ニッケル水素電池およびリチウム電池等が用いられ、該バッテリ28の出力がDC−DCコンバータ29で所要の電圧に変換されて、各部に供給される。
【0039】
この電子カメラは、後述するように、光学的に撮像視野を確認するための光学ファインダ手段としての光学ファインダ(F:図3〜図6参照)を備えており、該光学ファインダ(F)をのぞきながら操作部23を操作して撮像を行う。光学ファインダ(F)を有しているため、CPU21は、主として通常モード、連写モード等、オートブラケットモードおよび動画モードのいずれにおいても、撮像を行う撮像モードにあるときには、撮影待機状態では、第2のLCD30による画像表示をオフとしている。操作部23のレリーズボタン(23a)等によるレリーズ操作により、必要ならばストロボ装置27を発光させ、シャッタ機構2を開いて、被写体像をCCD固体撮像素子3で撮像し、ディジタル信号処理部6等を介してPCカード10に画像データを書き込む。
【0040】
この画像データの書込み後、例えば、通常モードにあっては、CPU21は、速やかにLCD30をオンとして、PCカード10に書き込まれた画像をLCD30の画面上に表示する。この表示状態を予め設定した1〜2秒間継続した後、CPU21は、LCD30による画面表示をオフとする。すなわち、CPU21は、限時制御手段としての機能を有している。従って、ユーザは、LCD30により撮像結果の画面表示が行われている1〜2秒間のうちに撮像結果を確認すればよい。このLCD30による撮像結果の画面表示期間の長さは、操作部23の操作により所望に応じて設定することができる。
通常、スティル画像に限らず動画像の撮像時にも、ユーザは撮像直後において、最も撮像結果を確認したいものである。
【0041】
そこで、そのときにのみ自動的に撮像結果の画面表示を行ってそれ以外のときはLCD30の表示をオフとして、無用な電力消費を防止する。もちろん、撮影後、長時間を経過した後にも撮像結果を確認したいことはあり、そのような場合には、所定の再生操作を行うことにより、随時、任意の時間にわたって撮像結果を表示させることが可能である。
上述した電子カメラにおいて、撮像モードを通常モードに選択してある第1の実施の形態の場合のCPU21における撮像動作について図2および図3〜図6を参照して説明する。図2にフローチャートを示す処理は、操作部23のレリーズボタンを操作するとその都度起動される。
待機状態においては、図3に示すように、LCD30はオフとなっており、画像データは表示されていない。
【0042】
この状態で、ユーザは、当該電子カメラのボディBを把持し、光学ファインダFにより被写体Hを観察しながら構図およびタイミング等をはかって、図4に示すように、操作部23のレリーズボタン23aを押操作する。
レリーズボタン23aが押操作されると、図2のフローチャートに示す処理が開始される。この処理による動作は、コダック社製電子カメラDC260およびDC220等に採用されているものと同様である。CPU21は、必要ならばストロボ装置27を発光させ、オートフォーカスを作動させるとともに、シャッタ機構2を開いて、被写体像をCCD固体撮像素子3で撮像し、ディジタル信号処理部6等を介してPCカード10に画像データを書き込む(ステップS1)。画像データの書込み後、直ちにCPU21は、図5に示すように、LCD30をオンとして、撮像した被写体像H′等の画像データを表示させる(ステップS2)。ユーザは、この状態で撮像結果を確認する。
【0043】
そして、CPU21は、予め設定した秒時、例えば1〜2秒の経過を待ち(ステップS3)、設定秒時が満了すると、図6に示すようにLCD30による画像表示をオフとして待機状態に戻る(ステップS4)。上述では撮像結果の表示時間は、1〜2秒としたが、この時間は所望に応じて設定することができ、数秒〜十数秒とすることもできる。
さらに、撮像結果の確認が不要であるとき、バッテリ28の残量が少ないと予測される場合等においては、LCD30の自動表示による撮像結果の確認を行わないように設定することもできる。また、PCカード10等に記録されている画像を表示させるための再生モードにおいては、LCD30による画像表示を常時行うようにする(このような再生モードは、商用電源コンセントの存在する室内等で利用されることが多く、電源はバッテリ28でなくACアダプタ等を用いていることが多い)。
【0044】
このように、LCD30等の表示部による撮像結果の確認用の表示を自動的に行い且つ短時間で自動的に表示を終了してしまうことにより、省電力化を達成することができ、電源電池の長時間使用が可能となる。また、撮像後、確認用の表示が自動的に行われるので、撮像後その都度再生モードに切り替えて撮像結果を表示させて確認するための煩雑な操作が不要となり、操作性が向上する。
図7および図8は、本発明の第2の実施の形態を説明するための図で、操作部23のレリーズボタン23aを押している間に毎秒30フレームの画像を得る動画モードをモード選択手段により選択した場合の説明図およびフローチャートを示す。
【0045】
図7の(a)は、動画モードを選択した場合において、第1画面(フレーム)から第6画面(フレーム)までを撮像したことを示す図、(b)は、(a)で撮像した第1画面から第6画面の動画像情報を、撮像処理手段で録画したことを示す図、(c)は、(b)で録画した画像のうち、限時制御手段の指令のもとに再生表示手段を作動させて、最初の画面(第1フレーム)1″と最後の画面(第6フレーム)6″の画像を順次に再生表示をしていることを示す図である。
待機状態においては、図3に示すように、LCD30はオフとなっており、画像データは表示されていない。この状態で、ユーザは、当該電子カメラのボディBを把持し、光学ファインダFにより被写体Hを観察しながら構図およびタイミング等をはかって、図4に示すように、操作部23のレリーズボタン23aを押操作する。
【0046】
レリーズボタン23aが押操作されると、図8のフローチャートに示す処理が開始され、CPU21は、必要ならばストロボ装置27を発光させ、オートフォーカスを作動させるとともに、シャッタ機構2を開いて、第1画面〜第6画面の被写体像をCCD固体撮像素子3で順次撮像し、ディジタル信号処理部6等を介してPCカード10に画像データを順次に書き込む(ステップS11〜S16)。画像データの書込み後、直ちにCPU21は、図5に示すように、LCD30をオン(ステップS17)として、先に録画した第1〜第6画面のうち、最初に撮像した被写体像H′(第1画面1″)を表示させる(ステップS18)。ユーザは、この状態で最初の画面の撮像結果を確認する。
【0047】
そして、CPU21は、第1再生画面表示から予め設定した秒時の経過を待ち(ステップS19)、次いで第6画面を再生表示し(ステップS20)、その第6画面表示から予め設定した秒時、例えば1〜2秒の経過を待ち(ステップS21)、設定秒時が満了すると、図6に示すようにLCD30による画像表示をオフとして待機状態に戻る(ステップS22)。上述では撮像結果の表示時間は、1〜2秒としたが、この時間は所望に応じて設定することができ、数秒〜十数秒とすることもできる。
さらに、上述したようにこの場合も、撮像結果の確認が不要であるとき、バッテリ28の残量が少ないと予測される場合等においては、LCD30の自動表示による撮像結果の確認を行わないように設定することもできる。また、PCカード10等に記録されている画像を表示させるための再生モードにおいては、LCD30による画像表示を常時行うようにする(このような再生モードは、商用電源コンセントの存在する室内等で利用されることが多く、電源はバッテリ28でなくACアダプタ等を用いていることが多い)。
【0048】
このように、電子カメラにおいて動画モードを選択して撮像を行うように際してもLCD30等の表示部による撮像結果の確認用の表示を自動的に行い且つ短時間で自動的に表示を終了してしまうことにより、省電力化を達成することができ、電源電池の長時間使用が可能となる。また、撮像後、確認用の表示が自動的に行われるので、撮像後その都度再生モードに切り替えて撮像結果を表示させて確認するための煩雑な操作が不要となり、操作性が向上する。
図9および図10は、本発明の第3の実施の形態を説明するための図で、操作手段としてのレリーズボタン23aの押操作に伴い、所定の時間間隔(t)をおいて複数の静止画像を順次撮像する連写モードをモード選択手段により選択した場合の説明図およびフローチャートを示す。
【0049】
図9の(a)は、連写モードを選択した場合において、第1画面から第3画面までを撮像したことを示す図、(b)は、(a)で撮像した静止画像情報を撮像処理手段で、第1画面から第3画面まで録画したことを示す図、(c)は、(b)で録画した画像1′〜3′のうち、限時制御手段の指令のもとに再生表示手段を作動させて最初の画面の画像1″と最後の画面の画像3″とを順次に再生表示することを示す図である。
この第3の実施の形態における電子カメラのCPU21における撮像動作について、図10のフローチャートを用いて説明する。
図10に示すフローチャートに示す処理は、既に、モード選択手段により連写モードが選択されているので、操作部23のレリーズボタンを操作することに起動される。
【0050】
レリーズボタン23aが押操作されると、図10のフローチャートに示す処理が開始され、CPU21は、必要ならばストロボ装置27を発光させ、オートフォーカスを作動させるとともに、シャッタ機構2を開いて、被写体像をCCD固体撮像素子3で第1画面を撮像し、ディジタル信号処理部6等を介してPCカード10に画像データを書き込む(ステップS31)。
第1画面を撮像してから所定時間(予め撮像の目的に応じて定めた必要な遅延時間)が経過したか否かを判定し(ステップS32)、経過したならば第2画面を撮像する(ステップS33)。以下、同様に、所定時間経過後第3画面を撮像し、撮像処理手段により、PCカード10に録画する(ステップS35)。その後、CPU21は、LCD30をオン(ステップS36)として、撮像した第1画面の被写体像1″の画像データを再生表示させる(ステップS37)。ユーザは、この状態で、第1画面の撮像結果を確認する。
【0051】
そして、CPU21は、予め設定した秒時、例えば1〜2秒の経過を待ち(ステップS38)、第3画面の被写体像3″の画像データを再生表示させる(ステップS39)。
さらに、この時点から予め設定した秒時が経過(ステップS40)すると図6に示すようにLCD30による画像表示をオフとして待機状態に戻る。
この場合も、撮像結果の確認が不要であるとき、バッテリ28の残量が少ないと予測される場合等においては、LCD30の自動表示による撮像結果の確認を行わないように設定することもできる。また、PCカード10等に記録されている画像を表示させるための再生モードにおいては、LCD30による画像表示を常時行うようにする(このような再生モードは、商用電源コンセントの存在する室内等で利用されることが多く、電源はバッテリ28でなくACアダプタ等を用いていることが多い)。
【0052】
このように、連写モードにおいても、LCD30等の表示部による撮像結果(複数の静止画像のうち、第1および第3画面)の確認用の表示を自動的に行い且つ短時間で自動的に表示を終了してしまうことにより、省電力化を達成することができ、電源電池の長時間使用が可能となる。また、撮像後、確認用の第1および第3画面の表示が特別の操作を要することなく自動的に行われるので、撮像後その都度再生モードに切り替えて撮像結果を表示させて確認するための煩雑な操作が不要となり、操作性が向上する。
【0053】
図11および図12は、第4の実施の形態を説明するための図で、操作手段としてのレリーズボタン23aの押操作に伴い、予め設定された異なる露出条件、例えば+1EV露出オーバー、適正露出および−1EV露出アンダーという条件で3画面の静止画像を撮像するオートブラケットモードをモード選択手段により選択した場合の説明図およびフローチャートを示す。
図11の(a)は、オートブラケットモードを選択した場合において、第1画面から第3画面までを撮像したことを示す図、(b)は、(a)で撮像した複数(この場合3画面)の静止画像情報を撮像処理手段で第1画面から第3画面までをPCカード10に録画したことを示す図、(c)は、(b)で録画した+1EVオーバ露出の静止画像1′、適正露出の静止画像2′および−1EVアンダー露出の静止画像3′のうち、限時制御手段の指令のもとに再生表示手段を作動させて、適正露出の静止画像2″を再生表示することを示す図である。
【0054】
この第4の実施の形態における電子カメラのCPU21における撮像動作について、図12のフローチャートを用いて説明する。
図12のフローチャートに示す処理は、既に、モード選択手段によりオートブラケットモードが選択されているので、操作部23のレリーズボタンを操作することによりオートブラケット動作が起動される。
レリーズボタン23aが押操作されると、図12のフローチャートに示す処理が開始され、CPU21は、シャッタ機構または絞り機構に対し、適正露出よりも例えば1EV(0.5EVでもよい)オーバーの露出条件を与え(ステップS51)(必要ならばストロボ装置27の発光を指令し)且つオートフォーカスを作動させると共にシャッタ機構2を開いて、先ず、被写体像をCCD固体撮像素子3で第1画面1を撮像し、ディジタル信号処理部6等を用いてPCカード10に画像データを書き込む(ステップS52)。
【0055】
次いで、CPU21は、適正露出条件下で(ステップS53)、第2画面2を撮像し、同様にPCカード10に画像データを書き込む(ステップS54)。
さらに、適正露出に対し−1EV(−0.5EVでもよい)アンダーの露出条件を与え(ステップS55)、第3画面3を撮像し、同様に録画する(ステップS56)。
その後、CPU21は、LCD30をオンとし(ステップS57)、撮像した3画面の画像のうち、第2画面の被写体像2″の画像を再生表示させる(ステップS58)。
ユーザは、この状態で、適正露出条件で撮像した結果だけを確認することとなる。そして、CPU21は、予め設定した秒時の経過を待ち(ステップS59)、設定秒時経過したらLCDによる画像表示をオフとして(ステップS60)、待機状態に戻る。
【0056】
この場合も、撮像結果の確認が不要であるとき、バッテリ28の残量が少ないと予測される場合等においては、LCD30の自動表示による撮像結果の確認を行わないように設定することもできる。
このように、オートブラケットモードにおいても、LCD30等の表示部による撮像結果(複数の静止画像のうち、適正露光で撮像された第2画面)の確認用の表示を自動的に行い且つ短時間で自動的に表示を終了してしまうことにより、省電力化を達成することができ、電源電池の長時間使用が可能となる。また、撮像後、確認用の第2画面の表示が特別の操作を要することなく自動的に行われるので、撮像後その都度再生モードに切り替えて撮像結果を表示させて確認するための煩雑な操作が不要となり、操作性が向上する。
【0057】
図13および図14は、本発明の第5の実施の形態を説明するための図で、操作部23のレリーズボタン23aを押している間に毎秒30フレームの画像を得る動画モードをモード選択手段により選択した場合の説明図およびフローチャートを示す。
図13の(a)は、動画モードを選択した場合において、第1画面(フレーム)から第6画面(フレーム)までを撮像したことを示す図、(b)は、(a)で撮像した動画像情報を、撮像処理手段で第1画面から第6画面を録画したことを示す図、(c)は、(b)で録画した画像のうち、限時制御手段の指令のもとに再生表示手段を作動させて、最初の画面(第1フレーム)1″と最後の画面(第6フレーム)6″の画像を同じLCD30により同時に再生表示(マルチ表示)させ、このマルチ表示を設定秒時の間持続させた後、さらに最後の画面の画像6″を拡大表示することを示す図である。
【0058】
この第5の実施の形態は、第2の実施の形態に対し、再生表示画像の表示の態様が異なっており、フローチャートで対比すると、ステップS61〜ステップS67までは、第2の実施の形態におけるフローチャート(図8)のステップS11〜ステップS17までと共通であるが、この第5の実施の形態の動作を示す図14のフローチャートのステップS68以降の動作が異なる。
即ち、図14において、その動作を説明すると、第6画面の撮像と録画が終了(ステップS66)した後、CPU21は、最初の画面の画像1″と最後の画面の画像6″とを、同じLCD30の表示画面上に、同時に設定時間だけ再生表示し(ステップS67〜S69)、その後、第6画面の画像6″を拡大して表示させ(ステップS70)、設定時間後、LCD30の表示を消滅させる(ステップS71〜S72)。
【0059】
図15および図16は、本発明の第6の実施の形態を説明するための図で、操作手段としてのレリーズボタン23aの押操作に伴い、所定の時間間隔(t)をおいて複数の静止画像を順次撮像する連写モードをモード選択手段により選択した場合の説明図およびフローチャートを示す。
図15の(a)は、連写モードを選択した場合において、第1画面から第4画面までを連写したことを示す図、(b)は、(a)で撮像した静止画像情報を撮像処理手段で、第1画面から第4画面までを録画したことを示す図、(c)は、(b)で録画した画像1′〜4′のうち、限時制御手段の指令のもとに再生表示手段を作動させて最初の画面の画像1″と最後の画面の画像4″とを同じLCD30上に同時に再生表示し、設定秒時後さらに、最後の画面の画像4″を拡大表示することを示す図である。
【0060】
この第6の実施の形態は、第3の実施の形態に対し、再生表示画像の表示の態様が異なっており、フローチャートで対比すると、ステップS81〜ステップS88までは、第3の実施の形態におけるフローチャート(図10)のステップS31〜ステップS35までと実質的に共通であるが、この第6の実施の形態の動作を示す図16のフローチャートのステップS89以降の動作が異なる。
即ち、図16において、その動作を説明すると、第4画面の撮像と録画が終了した後(ステップS87)、CPU21は、最初の画面の画像1″と最後の画面の画像4″とを、同じLCD30上に、同時に設定時間だけ再生表示し(ステップS89およびS90)、その後、第4画面の画像4″を拡大して表示し(ステップS91)、設定時間後、LCD30の表示を消滅させる(ステップS92およびS93)。
【0061】
図17および図18は、本発明の第7の実施の形態を説明するための図で、オートブラケットモードをモード選択手段により選択した場合の説明図およびフローチャートを示す。
図17の(a)は、オートブラケットモードを選択した場合において、第1画面(フレーム)から第3画面(フレーム)までを撮像したことを示す図、(b)は、(a)で撮像した複数の静止画像情報を、撮像処理手段で第1画面から第3画面を録画したことを示す図、(c)は、(b)で録画した画像のうち、限時制御手段の指令のもとに再生表示手段を作動させて、最初の画面(第1フレーム)と中間の画面と最後の画面(第3フレーム)の画像1″,2″,3″を同じLCD30に同時に再生表示(マルチ表示)をし(ステップS108)、このマルチ表示を設定秒時の間持続させた後(ステップS109)、さらに中間の最後の画面の画像2″を拡大表示(ステップS110〜S111)することを示す図である。
【0062】
この第7の実施の形態は、第4の実施の形態に対し、再生表示画像の表示の態様が異なっており、フローチャートで対比すると、ステップS101〜ステップS107までは、第4の実施の形態におけるフローチャート(図12)のステップS51〜ステップS57までと共通であるが、この第7の実施の形態の動作を示す図18のフローチャートのステップS108以降の動作が異なる。
即ち、図18において、その動作を説明すると、第3画面の撮像と録画が終了した後、CPU21は、最初の画面の画像1″と中間の画像2″と最後の画面の画像3″とを、同じLCD30上に、同時に設定時間だけ再生表示し(ステップS107〜S109)、その後、第2画面の画像2″を拡大して表示し(ステップS110)、設定時間後(ステップS111)、LCD30の表示を消滅させる(ステップS112)。
【0063】
上述したように、本発明によれば、通常モードに限らず、連写モード、オートブラケットモードおよび動画モードのいずれの撮像モードを選択した場合でも、特別の操作に煩わされることがなく、外部操作に応答して撮像処理手段により画像情報を記録媒体へ書き込んだ後、限時制御手段により、所定の設定時間についてのみ再生表示手段のLCD30等を作動させて、直前に撮像した画像情報を表示させることにより、前記再生表示手段のLCD30等の動作時間を撮像直後のみに制限して、標準的な実使用状況に即し、撮影時における電力消費を可能な限り低減して、省電力化を達成することができる。
【0064】
尚、本発明は、上述し且つ図面に示す第1〜第7の実施の形態にのみ限定されることなく、その要旨を変更しない範囲内で種々変形実施することができる。
例えば、撮像画像を前記再生表示手段のLCD30等に表示させる時間を、所望に応じて、例えば数秒または数十秒等に変更してもよい。
また、撮像結果の確認が不要であるとき、バッテリ28等の残量が少ないと予測される場合等においては、LCD30等の自動表示による撮像結果の確認を行わないように設定することもできる。また、PCカード10等の記録媒体に記録されている画像を表示させるための再生モードにおいては、LCD30による画像表示を常時行うようにする。このような再生モードは、商用電源コンセントの存在する室内等で利用されることが多く、電源はバッテリ28でなくACアダプタ等を用いていることが多い。
【0065】
さらに、動画モード、連写モードおよびオートブラケットモードにおいて、1回の操作手段によって撮像する撮像フレーム数は、任意であり、また、再生表示するフレームおよびフレーム数についても任意である。
また、上述した実施の形態では、マルチ再生表示した後、拡大再生表示する場合について説明したが、必らずしも拡大再生表示をする必要はない。
【0066】
以上において説明した処理は、上述の記載に基づき当該技術分野の技術者が可能な範囲で、プログラムした在来の汎用マイクロプロセッサを用いて実現するようにしてもよい。当該技術分野の技術者には明らかなように、熟達したプログラマーが、上述に基づき容易に適切なプログラムコードを作成することができる。本発明は、また、記憶媒体に格納されて、コンピュータに本発明に従った処理を実行させるプログラム命令を含むコンピュータ応用製品をも含む。該記憶媒体としては、フロッピーディスク、光ディスク、CD−ROMおよびMO(光磁気)ディスク等を含むあらゆるタイプのディスク媒体、並びにROM(リードオンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、EPROM(消去可能なプログラマブルROM)、EEPROM(電気的に消去可能なプログラマブルROM)、フラッシュメモリ、磁気または光学記憶カード等、あるいは電子的命令を記憶可能な如何なる媒体をも用いることができる。
【0072】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1の発明によれば、撮像光学系により結像された被写体光学像を電子的な画像情報に変換する撮像部と、
ユーザの撮像指示を受け付ける撮像指示部と、
前記画像情報を表示する表示部と、
前記ユーザが撮影視野を確認する光学ファインダと、
を備え、
単一の画像情報を前記表示部全体に表示する全画面表示、あるいは、縮小した複数の画像情報を前記表示部に同時に表示する一覧表示のどちらかを選択的に行うカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が変換した撮影画像情報のうち少なくとも2つ以上の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報のうちの1つの撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了するように構成したので、撮影者は、撮影操作の前に撮影視野を光学ファインダによって確認することができ、かつ複数の撮影画像情報の一覧表示と、その中の1つの撮影画像情報とが自動的に切り換えられ、縮小された画像の後に、拡大された画像情報により画像のピンボケや被写体像のブレの有無を特別の操作を伴うことなく確認することができ、極めて、操作性に優れ、撮影画像情報を記録媒体に記録した直後から表示駆動することにより電力消費を可能な限り低減して、省電力化を達成し得るカメラを提供することができる。
【0073】
請求項2の発明によれば、請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が変換した撮影画像情報により構成される撮影動画像情報のうち少なくとも2つ以上の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了するように構成したので、動画モードが選択されている場合であっても、電力消費を可能な限り低減して、省電力化を達成しつつ、上述したように操作性を向上させ得るカメラを提供することができる。
【0074】
請求項3の発明によれば、請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が変換した撮影画像情報により構成される撮影動画像情報のうち最初と最後の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記最初と最後の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記最初と最後の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了するように構成したので、動画モードが選択されている場合であっても、電力消費を可能な限り低減して、省電力化を達成しつつ、上述したように操作性を向上させ得るカメラを提供することができる。
【0075】
請求項4の発明によれば、請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が所定の撮影間隔毎に変換した複数の撮影画像情報のうち少なくとも2つ以上の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了するように構成したので、より多くの画像の確認が直ちに行え、撮影時における電力消費を可能な限り低減して、省電力化を達成しつつ、上述したように操作性を向上させ得るカメラを提供することができる。
請求項5の発明によれば、請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が所定の撮影間隔毎に変換した複数の撮影画像情報のうち最初と最後の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記最初と最後の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記最初と最後の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了する
ように構成したので、より多くの画像の確認が直ちに行え、さらに、その中の1つの撮影画像情報が全画面で拡大表示されて、確認が容易化され、さらに、電力消費を可能な限り低減して、省電力化を達成しつつ、操作性を向上させ得るカメラを提供することができる。
【0076】
請求項6の発明によれば、請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が変換した複数の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記複数の撮影画像情報を自動的に前記表示部に一覧表示し、
前記表示部に所定時間一覧表示させた後に前記複数の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に全画面表示し、
前記表示部に所定時間全画面表示させた後に前記表示部の表示を自動的に終了するように構成したので、特別の手動操作を伴うことなく、撮像直後の録画状態を所定時間についてのみ再生によって確認でき、しかも消費電力の低減を達成することができ、延いては、焦点が合っているかどうかの確認や被写体像が振れていないかどうかの確認を特別の操作なしに効率よく行い得るカメラを提供することができる。
請求項7の発明によれば、請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して予め設定された異なる露出条件で前記撮像部が変換した複数の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記複数の撮影画像情報を自動的に前記表示部に一覧表示し、
前記表示部に所定時間一覧表示させた後に前記複数の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に全画面表示し、
前記表示部に所定時間全画面表示させた後に前記表示部の表示を自動的に終了するように構成したので、いわゆるオートブラケットモードを選択した場合であっても、
より多くの画像の確認が直ちに行える共に全画面での確認が順次に行え、電力消費を可能な限り低減して、省電力化を達成しつつ、操作性を向上させ得るカメラを提供することができる。
【0077】
請求項8の発明によれば、全画面表示を行う前記所定時間を設定し、一覧表示を行う前記所定時間を設定する画像表示時間操作部を有する構成としたので、特に、使用者の好みに合わせた表示動作を可能とし、使い勝手を向上させ得るカメラを提供することができる。
【0079】
本発明によれば、カメラとして、請求項9のように、電子カメラ、請求項10のように、デジタルカメラ、請求項11のように、デジタルスチルカメラのいずれにも適用可能であり、特別の手動操作を伴うことなく、撮像直後の録画状態を所定時間についてのみ再生によって確認でき、しかも消費電力の低減を達成することができ、延いては、焦点が合っているかどうかの確認や被写体像が振れていないかどうかの確認を特別の操作なしに効率よく行い得るカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第7の実施の形態に共通の電子カメラの機能構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態のカメラの撮像・表示動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1のカメラの撮像動作の一例における時系列の第1の状態を説明するための模式図である。
【図4】図1のカメラの撮像動作の一例における時系列の第2の状態を説明するための模式図である。
【図5】図1のカメラの撮像動作の一例における時系列の第3の状態を説明するための模式図である。
【図6】図1のカメラの撮像動作の一例における時系列の第4の状態を説明するための模式図である。
【図7】第2の実施の形態に係る電子カメラの動作を説明するための図である。
【図8】第2の実施の形態に係る電子カメラの動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】第3の実施の形態に係る電子カメラの動作を説明するための図である。
【図10】第3の実施の形態に係る電子カメラの動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】第4の実施の形態に係る電子カメラの動作を説明するための図である。
【図12】第4の実施の形態に係る電子カメラの動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】第5の実施の形態に係る電子カメラの動作を説明するための図である。
【図14】第5の実施の形態に係る電子カメラの動作を説明するためのフローチャートである。
【図15】第6の実施の形態に係る電子カメラの動作を説明するための図である。
【図16】第6の実施の形態に係る電子カメラの動作を説明するためのフローチャートである。
【図17】第7の実施の形態に係る電子カメラの動作を説明するための図である。
【図18】第7の実施の形態に係る電子カメラの動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 撮像レンズ系
2 シャッタ機構
3 CCD(電荷結合素子)固体撮像素子
4 CDS(相関二重サンプリング)回路
5,13 A/D(アナログ−ディジタル)変換器
6 ディジタル信号処理部
7 画像圧縮/伸長部
8 FIFO(first in-first out)
9 カードインタフェース(I/F)
10 PCカード
11 マイクロフォン
12 フィルタアンプ
14 音声圧縮/伸長部
21 CPU(中央処理部)
22 第1のLCD(液晶ディスプレイ)
23 操作部
25 モータドライバ
26 制御信号生成部(SG)
27 ストロボ装置
28 バッテリ
29 DC−DCコンバータ
30 第2のLCD(液晶ディスプレイ)
23a レリーズボタン
B カメラボディ
F 光学ファインダ(接眼部)
Claims (11)
- 撮像光学系により結像された被写体光学像を電子的な画像情報に変換する撮像部と、
ユーザの撮像指示を受け付ける撮像指示部と、
前記画像情報を表示する表示部と、
前記ユーザが撮影視野を確認する光学ファインダと、
を備え、
単一の画像情報を前記表示部全体に表示する全画面表示、あるいは、縮小した複数の画像情報を前記表示部に同時に表示する一覧表示のどちらかを選択的に行うカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が変換した撮影画像情報のうち少なくとも2つ以上の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報のうちの1つの撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了する
ことを特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が変換した撮影画像情報により構成される撮影動画像情報のうち少なくとも2つ以上の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了する
ことを特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が変換した撮影画像情報により構成される撮影動画像情報のうち最初と最後の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記最初と最後の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記最初と最後の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了する
ことを特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が所定の撮影間隔毎に変換した複数の撮影画像情報のうち少なくとも2つ以上の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記少なくとも2つ以上の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了する
ことを特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が所定の撮影間隔毎に変換した複数の撮影画像情報のうち最初と最後の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記最初と最後の撮影画像情報を自動的に前記表示部に所定時間一覧表示し、
前記一覧表示の後に前記最初と最後の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に所定時間全画面表示し、
前記全画面表示の後に前記表示部の表示を自動的に終了する
ことを特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して前記撮像部が変換した複数の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記複数の撮影画像情報を自動的に前記表示部に一覧表示し、
前記表示部に所定時間一覧表示させた後に前記複数の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に全画面表示し、
前記表示部に所定時間全画面表示させた後に前記表示部の表示を自動的に終了する
ことを特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラにおいて、
前記撮像指示部への撮像指示による撮像および撮影画像情報の記録が終了するまでは前記表示部に表示を行わず、
前記撮像指示部への撮像指示に応答して予め設定された異なる露出条件で前記撮像部が変換した複数の撮影画像情報を所定の記録媒体に記録し、
その直後に前記複数の撮影画像情報を自動的に前記表示部に一覧表示し、
前記表示部に所定時間一覧表示させた後に前記複数の撮影画像情報のうちの1つを自動的に前記表示部に全画面表示し、
前記表示部に所定時間全画面表示させた後に前記表示部の表示を自動的に終了する
ことを特徴とするカメラ。 - 全画面表示を行う前記所定時間を設定し、一覧表示を行う前記所定時間を設定する画像表示時間操作部を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のカメラ。
- 電子カメラであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のカメラ。
- デジタルカメラであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のカメラ。
- デジタルスチルカメラであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のカメラ。
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