JP6055403B2 - 毛髪処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は毛髪処理組成物、詳細には毛髪の光沢と油っぽくない感触とを残しているように毛髪に対して良好な熱への防御および潤滑性能を与えるシリコーン毛髪処理組成物を使用する毛髪処理方法に関する。
たとえば連続的なブロードライヤーの作用のような毛髪を乾燥する間に、ならびに毛髪をカールしたり矯正するためのアイロンの使用の間に髪は熱的なダメージにさらされる。そのような熱的ダメージは水分と引張応力の存在下で増強され、毛髪キューティクルの崩壊をもたらす。
バージン(未処理)の毛髪表面は疎水性であり、通常は親水性である脱色した毛髪よりも熱ダメージを受けにくい。多くの洗浄サイクルに耐える疎水性の回復はまた、水分の存在下において熱を加える時に毛髪を保護するのを手助けするのに望ましい。
永久的(パーマネント)なもしくは半永久的な毛髪矯正および毛髪のカールは非常にポピュラーになってきた。永久的(パーマネント)な毛髪の矯正をもたらすような化学物質は長い間知られており、水酸化物や、チオール及び亜硫酸塩のような還元剤のようなものである。しかしながら、それらの強いアルカリ性のためにその処理は頭皮および毛髪に対して過酷である傾向にある。
代替的に、非アルカリ性であるが効果的な処置もまたしばしば皮膚に対して刺激性であった。最近の多くの開発は効果的であるが、上述の問題を引き起こすことが少ない処理を見出す事を志向して来た。
毛髪処理における油およびシリコーンの使用は長い間知られてきた。にもかかわらず、改善された熱への防御をもたらす一方で、熱の使用を含む毛髪の矯正もしくは成形プロセスを促進できるシリコーンの必要性がいまだに存在する。
本発明は、毛髪処理方法、詳細には、例えば矯正した毛髪もしくはカールした毛髪および/または脱色した毛髪および/または染色した毛髪のような熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪を処理する方法に関する。ここでの方法は、ここでの方法によって未だ処理されていないダメージを受けた毛髪と比較して改善された熱に対する性能、改善された物理的な強さ、改善された疎水性、より少ない縮毛ならびに光沢特性を持つ毛髪を提供する。このような改善された性質は処理された毛髪の後に起こる熱処理の前後において存続する。
ここでの一実施態様において、熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪を一般式(I):
MDD’M (I)
〔式中、
M=R SiO1/2
D=R SiO2/2、および
D’=RSiO2/2であり、かつ
は12から約50個の炭素原子を持つアルキル基であり、
は1から約6個の炭素原子を持つ置換のもしくは非置換の炭化水素基であり、
は3−アミノ−プロピル基および/もしくはN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基であり、xは1から約2000の値を持ち、そしてyは1から約50の値を持つ〕
のアミノシリコーンを含有する毛髪処理組成物と接触させるステップを含有する熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪を処理する方法が提供される。
すなわち、本発明の毛髪処理組成物は、約1,000から約5,000,000mPasの25℃での粘度を持つ、上述の式(I)によって表わされる両末端を長鎖アルキルアミノ基で修飾されたポリオルガノシロキサンを含有することによって特徴づけられる。
図1は、ダメージを受けた毛髪の束を比較例の配合物および本発明の配合物によって処理されていたものにおける、ダンプ(damp;湿った状態の)アイロンかけの結果を示す。
図2は、比較例の配合物および本発明の配合物によって処理されていた繊維の走査型電子顕微鏡写真を示す。
熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪は、毛髪処理組成物による処理の前に、脱色、染色、水濡れ、例えばアイロンによる毛髪矯正のような毛髪矯正、毛髪成形、例えば24時間の間に3回以上の直後ではなく連続した機会における15分以上の時間のような繰り返されるブロー乾燥、毛髪永久(パーマネント)処理、半永久的な毛髪パーマネント処理などのうちの少なくとも一つに供された毛髪を含有し得る。脱色は、過酸化水素、過酸化塩素などの一つもしくはそれ以上の使用によるような任意の手段によってなされ得る。
熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪はダメージを受けた毛髪はキューティクルの剥離、減少した疎水性などを含み得るような美容の観点から望ましくない損傷のレベルを含み得、ここでは毛髪に対して可視性の縮毛、平坦化、輝きおよび/もしくは光沢性の欠如、粗さ、だるさ、物理的な結び目および一般的に望ましくない触感の一つもしくはそれ以上が提供される。
特に、そのようなダメージを受けた毛髪は低レベルの熱防御を持ち得る。すなわち、そのようなダメージを受けた毛髪に対して熱を加えるとそののちにダメージを受けた毛髪は、増大した縮毛および/もしくはキューティクルの剥離および/もしくはキューティクル損傷を持ち得る。
特に、他の実施態様において、そのようなダメージを受けた毛髪は、毛髪処理組成物による処理を受ける前には高い容積率を持ち得る。容積率は、毛髪の末端領域における測定される最大幅(Lt)対根末端における測定される最大幅(Lr)の比率((Lt)/(Lr))の非限定的な例のような当業者に公知のさまざまな方法によって測定できる。そのような測定は定規によって実行できる。そのような容積率の測定の実施方法は国際特許公開WO2009/061360に記載され、その内容は参照によりここに組み入れられる。非限定的な一実施態様において、熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪とここに記載される毛髪処理組成物との接触とその後の過剰の水の除去およびRevlonフラットアイロンで7分間の中程度の熱によって毛髪をアイロンすることに続いてそのような容積率の測定が実施される。
ここでの方法において使用される、毛髪処理組成物による処理の前の熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪は、約3.7より大きい(Lt)/(Lr)比率を、好ましくは4.0より大きい比率を持ち得、そのような範囲の上限は5、6、7、8、9もしくは10またはそれより大きい値の何れか一つの値を構成し得るが、その上限は固定されず、そのような値は、毛髪のサンプルが本発明の毛髪処理組成物によって処理されていないかまたは本発明の毛髪処理組成物以外の組成物によって処理されるかであるような上述のRevlonアイロン処理の後に続いて測定される。
さらに、ここでの方法に用いられるそのような熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪は、毛髪処理組成物による処理の前に例えばバージン(未処理の)毛髪(すなわち熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けていない毛髪)と比較して減少した強度を持ち得る。ここでの非限定的な一実施態様において、ここでの方法において使用される熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪は、毛髪処理組成物による処理の前に約0.0146gmf/sq.マイクロメートル未満の、好ましくは0.0140gmf/sq.マイクロメートル未満の、そしてもっとも好ましくは0.0135gmf/sq.マイクロメートル未満の破断時強度を持つ。
ここでの一実施態様において、ここでの方法において使用される化学的におよび/もしくは熱的にダメージを受けた毛髪は、バージン(未処理の)毛髪と比較して減少した疎水性を持つ。非限定的な一実施態様において、ここでの方法において使用される化学的におよび/もしくは熱的にダメージを受けた毛髪は、毛髪処理組成物による処理の前において、AATCC試験方法79−1992に適合した条件で200秒未満の疎水性を持つ。そのようなAATCC試験方法79−1992に適合した方法は10重量パーセントのラウリルエーテル硫酸ナトリウム(SLES)溶液によって1回、5回もしくは10回洗浄した毛髪サンプルを毛髪ホルダーにピンと張って保持し、その後にピンと張った毛髪サンプルの表面上に脱イオン水の水滴をドロッパーを用いて落とすことによって実施される。水滴を落とした時間から水滴が毛髪のサンプルを完全に貫通するまでの時間が測定され、秒単位で報告される。ここでの一実施態様において、ここでの方法において使用される化学的におよび/もしくは熱的にダメージを受けた毛髪は毛髪処理組成物による処理の前に200秒未満の、好ましくは150秒未満の、より好ましくは100秒未満の、そして最も好ましくは50秒未満の、例えば10秒未満の疎水性を持つ。
一実施態様において、ここでの方法において使用される化学的におよび/もしくは熱的にダメージを受けた毛髪は毛髪処理組成物による処理の前に、約3.7おより大きい毛髪の末端領域における測定される最大幅(Lt)対根末端における測定される最大幅(Lr)比率((Lt)/(Lr))、約0.0146gmf/sq。マイクロメートル未満の破断時強度ならびにAATCC試験方法79−1992に適合した200秒未満の疎水性のうちの一つもしくはそれ以上を持ち得る。
好ましくは、熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪と毛髪処理組成物との接触方法は、ディッピング、浸漬、シャンプー、洗浄、スプレー、摩擦などの任意の公知の方法を含み得る。毛髪処理組成物は道具や装置を用いてもまた塗付し得る。例えば、有用な道具は不織布、スポンジ、ブラシもしくはホットアイロン上に備えられた伝送装置であり得る。
ここでの一実施態様において、毛髪処理組成物は水性組成物もしくは非水性組成物である。好ましくは毛髪処理組成物は水中油型エマルションである。他の一実施態様において、毛髪処理組成物は油中水型エマルションである。
本発明による毛髪処理組成物の実施態様は以下に記される。本発明の実施態様による毛髪処理組成物は上述の式(I)によって表わされるアミノシリコーンを含有する。
式(I)のアミノシリコーンにおいて、Rは12から約50個の炭素原子を持つアルキル基であり、直鎖であっても分岐であってもよい。好ましくは、Rは直鎖のもしくは分岐のアルキル基であり、14から約50個の炭素原子を持ち、そしてより好ましくは16から約50個の炭素原子を持つ。一実施態様においてRは約15から約20個の炭素原子の直鎖もしくは分岐のアルキル基である。一実施態様においてR1は約30から約45個の炭素原子の直鎖もしくは分岐のアルキル基である。
アミノシリコーン(I)において、Rは1から6個の炭素原子を持つ置換のもしくは非置換の炭化水素基である。非置換の炭化水素基の例は、例えばメチル、エチル、ブチルもしくはヘキシルのような直鎖もしくは分岐のアルキル基、シクロヘキシルのようなシクロアルキル、メトキシ、エトキシ、プロポキシもしうkはブトキシのようなアルコキシ基、フェニル、トリルもしくはナフチルのようなアリール基、ベンジル、β−フェニルエチルもしくはメチルベンジルのようなアラルキル基、ビニルもしくはアリルのようなアルケニル基などである。置換アルキル基の例は、例えば3,3,3−トリフルオロプロピルのようなフルオロアルキル基などである。とりわけ好ましいのは、アルキル基もしくはアリール基であり、特に好ましいのはメチルもしくはフェニルである。
アミノシリコーン(I)において、Rは3−アミノプロピル基および/もしくはN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基である。
具体的な一実施態様において、Rは約15から約20個の炭素原子を含有するアルキル基であり、Rはメチルであり、そしてRはN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基である。
他の具体的な実施態様において、Rは約30から約45個の炭素原子を含有するアルキル基であり、Rはメチルであり、そしてRはN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基である。
本発明において使用される両末端を長鎖アルキルアミノ基で修飾されたポリオルガノシロキサンを表わす式(I)のアミノシリコーンにおいて、x値はから約2,000の範囲に、好ましくは約10から約1,500の範囲に、より好ましくは約50から約1500の範囲に、さらにより好ましくは約100から約1250の範囲に、そしてもっとも好ましくは約500から約1,000の範囲にある。xの値が1未満であるときおよび2,000より大きいときに、生じる毛髪処理組成物は滑らかさ(スライドの滑らかさ)におとり、そしてそれぞれの場合において、不十分な効果を持つ。アミノシリコーン(I)において、yの値は1から約50の範囲に、特に好ましくはyは2から約40の範囲にある。yの値が1未満であるとき、毛髪への吸着がより低くなり、そして50より大きい時、乾燥した毛髪へのスライドの滑らかさの感触が比較的重くなる。
25℃において本発明のアミノシリコーン(I)の粘度は約1,000から約5,000,000mPasであり、好ましくは約2,000から約4,000,000mPasである必要がある。粘度は1,000mPas未満であるとき、毛髪のスライドの滑らかさは比較的重くなり、そして約5,000,000mPasであるとき、両末端を長鎖アルキルアミノ基で修飾されたポリオルガノシロキサンは毛髪の表面に均一に広がるのが困難になる。この場合、結果として、スライドの滑らかさの感触がまた重くなり、そしてそのために本発明の効果である軽いスライドの滑らかさの感触を得るのが難しくなる。
アミノシリコーン(I)の窒素含量は好ましくは0.01から約0.3重量%であり、そして得に好ましくは0.05から約0.25重量%である。窒素含量が約0.01重量%未満である時、毛髪への吸着がより低くなり、約0.3重量%より大きいとき、乾燥した毛髪へのスライドの滑らかさの感触がより重くなる。
同様に、本発明の方法によると、アミノシリコーン(I)と接触する毛髪が約0.01から約0.5重量%の、好ましくは約0.05から約0.3重量%の毛髪上におけるシリコーン濃度を達成することが好ましい。
本発明の毛髪処理組成物において、他のシリコーン成分も同時に使用されるとき、より繊細な感触を得るという要求に合致する可能性がある。他のシリコーンと共に用いるとき、シリコーンをお互いに予め混合して、そのエマルション状態の混合物を用いることが望ましい。さらに、アミノシリコーン(I)を含有する毛髪処理組成物は好ましくはエマルションの状態で混合される。
共に使用できるシリコーンは、ポリジメチルシロキサン(ジメチコン)、環状ポリジメチルシロキサン(シクロメチコン)などを含む。ポリジメチルシロキサンとして、25℃において0.05から20,000Pa・sの広い範囲の粘度を持つものを使用できる。混合の際、乾燥した毛髪に対する滑らかさを特に調整することができる。一方で、環状ポリジメチルシロキサンは湿った毛髪への滑らかさを特に調整することができる。
毛髪処理組成物がシャンプーもしくはリンスのような水型であるとき、アミノシリコーン(I)またはアミノシリコーン(I)と上述の他のシリコーンとの混合物がエマルションになるように予め乳化され、そしてその後に混合されることが好ましい。
このように構成することで毛髪処理組成物中に分散するシリコーン粒子の粒径は容易に制御でき、もたらされる触感の調整も容易になる。すなわち、大きい粒径を持つシリコーン粒子を含有するエマルションは、シリコーン部分が髪に残りやすいので、適用されたのちに洗い流されるようなヘアトリートメント組成物であるリンスおよびコンディショナーにふさわしい。しかしながら、粒径が大きくなりすぎると、毛髪処理組成物中の安定性が低くなるという問題がある。それゆえに、シリコーン粒子の最適な粒径は対応する毛髪処理組成物の型に応じて異なり、そしてそれゆえに粒形を調節する事が必要である。
本発明において、アミノシリコーン(I)を含有するエマルションを調製する方法として公知の方法を使用し得る。例えば、コロイドミル、ラインミキサー、ホモミキサー、ホモジナイザーのようなエマルションマシン、またはアンカーミキサーとホモミキサーとを持つ統合エマルションマシンまたはアンカーミキサーとディスパーミキサーとを持つ統合エマルションマシンを用いる非限定的な乳化方法がある。
エマルションの調製において、界面活性剤と水が使用される。界面活性剤として、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤および両性の界面活性剤の任意のものを使用でき、そしてそれらは単独でも、二つもしくはそれ以上の混合物としても使用できる。
アニオン性界面活性剤として、ドデシルベンゼンスルホン酸、オクチルベンゼンスルホン酸、ポリオキシエチレンラウリルサルファート、ラウリルサルファート、テトラデセンスルホン酸、ヒドロキシテトラデセンスルホン酸、およびそれらのナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩などが例示される。
カチオン性界面活性剤として、ラウリルトリメチルアンモニウムヒドロキシド、ステアリルトリメチルアンモニウムヒドロキシド、ジオクチルジメチルアンモニウムヒドロキシド、ジステアリルジメチルアンモニウムヒドロキシド、ラウリルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ジコシルジメチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ベンザルコニウムクロリド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリドなどが例示される。好適なカチオン性界面活性剤はまた、ベヘナミドプロピルジメチルアミンのようなアミドアミン誘導体または例えばベヘノイルPGトリモニウムクロリドのような長アルキル鎖に基づいたエステルクアット(esterquat)である。
非イオン性界面活性剤として、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルなどが例示される。他の好適な非イオン性はアルキルポリグルコシドである。
両性界面活性剤として、ラウリルアミンオキシド、ラウリルベタイン、コカミドプロピルベタインなどが例示される。
界面活性剤の型は毛髪処理組成物中の他の成分との適合性に応じて選択される。例えば、対象の毛髪処理組成物がシャンプーのようにアニオン性の組成物であるとき、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤および非イオン性界面活性剤が少なくとも一つが好ましく使用され、対象の毛髪処理組成物がリンス、コンディショナーなどのようにカチオン性の組成物であるとき、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤および非イオン性界面活性剤の少なくとも一つの界面活性外が好ましく使用される。エマルションの粒径が比較的容易に調製でき、アニオン性組成物とカチオン性組成物との両方との混合が安定になし得るので、特に非イオン性の界面活性剤が好ましく使用される。
ここで、非イオン性界面活性剤の例はポリオキシエチレン(6)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(7)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(3)オクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(18)ノニルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールモノステアラート(EO14)ポリエチレングリコールジステアラート(EO80)、ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウラート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノパルミタート、ポリオキシエチレン(6)ソルビタンモノステアラート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタントリオレアート、ポリオキシエチレン(40)ソルビトテトラオレアート、ポリオキシエチレン(15)グリセリルモノオレアート、ポリオキシエチレン(15)グリセリルモノステアラート、ソルビタンモノパルミタート、ポリオキシエチレン(10)ベヘニルエーテル、ポリオキシエチレン(10)フィトステロール、ポリオキシエチレン(10)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(5)ステアリルアミン、ポリオキシエチレン(8)ステアリルプロピレンジアミン、ポリオキシエチレン(5)セチルエーテルソジウムホスファートなどである。これらの非イオン性界面活性剤の中で、6〜20のHLB値を持つものが、生じるエマルションの安定性が良好なため好ましく共に使用される。
界面活性剤の混合量は、好ましくは全エマルションの1から約40重量%の、より好ましくは2から約20重量%の範囲である。約1重量%未満であるとき、それぞれの成分を良く分散させることが困難であり、そして約40重量%より多いときは、エマルションの安定性が低下する。分散媒体としての水の混合量は、好ましくは全エマルションの約20から約90重量%の、より好ましくは約30から約80重量%の範囲である。
乳化の際、アミノ部分を酸で中和することによってエマルションの安定性が向上され得る。そのときに用いられる酸は酢酸もしくは乳酸のような有機酸、ならびに塩酸、硫酸もしくは燐酸のような無機酸を含む。
本発明による毛髪処理組成物の例は、シャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメント、ヘアスタイル製品、ヘアムース、ヘアクリーム、ジェルなどの非限定的例のような少なくとも一つの頭髪用化粧品を含む。ここのヘアトリートメント組成物は、異なる目的を持つが、毛髪に滑らかな感触を与えるという共通の性質を持つ。
本発明によるアミノシリコーン(I)を含有するエマルションがリンス有効成分およびコンディショナーとして使用されるとき、 第四級アンモニウム塩の一つ、二つもしくはそれ以上を全毛髪処理組成物に対して0.1から約5重量%の量で混合することが望ましい。第四級アンモニウム塩が0.1重量%未満であるとき、リンス効果が十分でなく、そして約5重量%より多いとき、生じる毛髪処理組成物の粘度が高くなり過ぎ、それを使用するのが困難になる。
第四級アンモニウム塩の例は、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルジメチルヒドロキシセチルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムメチルサルファートなどを含む。とりわけ、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリドおよびステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリドが特に好ましい。好適なカチオン性界面活性剤はまた、ベヘナミドプロピルジメチルアミンのようなアミドアミン誘導体または例えばベヘノイルPG−トリモニウムクロリドのような長アルキル鎖に基づいたエステルクアットである。
本発明のアミノシリコーン(I)を含有するエマルションをシャンプーのような洗剤として用いるとき、脂肪酸せっけん、α−アシルスルホナート、アルキルスルホナート、アルキルナフタレンスルホナート、アルキルスルファート、ポリオキシエチレンアルキルエーテルスルファート、アルキルアミドスルファート、アルキルホスファート、アルキルアミドホスファート、アルキロイルアルキルタウラートもしくはN−アシルアミノ酸塩のようなアニオン性界面活性剤、例えばグリセリルモノステアラートおよびグリセリルモノオレアートのようなグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタンステアラートもしくはソルビタンオレアートのようなソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンパーム油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノパルミタートもしくはポリオキシエチレンソルビタンモノステアラートのようなポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンラウリルエーテルもしくはポリオキシエチレンステアリルエーテルのようなポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリエチレングリコールモノラウラート、ポリオキシエチレングリコールジステアラートもしくはポリエチレングリコールジステアラートのようなポリエチレングリコール脂肪酸エステルならびにラウリル酸ジエタノールアミドもしくはパーム油脂肪酸ジエタノールアミドのようなアルキルアルカノールアミドのような非イオン性界面活性剤、ならびに例えばラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリナムベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロピルベタインもしくはラウリル酸アミドプロピルベタインのようなベタイン、アミノカルボキシラートおよびイミダゾリン誘導体のような両性界面活性剤を用いる。一つもしくはそれ以上の界面活性剤を約5から約40重量%の量で毛髪処理組成物へと添加することが望ましい。5重両%未満のとき、洗浄力と起泡性が低下し、そして40重量%より多いとき、生じる毛髪処理組成物の粘度が使用するのが困難となるまで高くなる。
本発明の毛髪処理組成物において、上述の成分の他に意図する使用に応じて流動パラフィン、スクワラン、ラノリン誘導体、高級アルコールや各種エステル油などの油成分、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール、ポリエチレングリコールのような水溶性の油成分、ピロリドンカルボン酸の非限定的例のような保湿剤、カルボキシビニルポリマーのような増粘剤、カチオン修飾化セルロースエーテル誘導体、ポリビニルピロリドン誘導第四級アンモニウム塩、ジアリールジメチルアンモニウムクロリド、ポリアミド誘導第四級アンモニウム塩、ポリオキシエチレンポリアルキレンもしくはぽりアミンのようなカチオン性ポリマー、紫外線吸収剤、香料などを混合してもよい。
ここでの一実施態様において、ここでの方法は後に続く任意の熱処理および/もしくは化学的処理の前および/もしくは後に、化学的および/もしくは熱的にダメージを受けた毛髪を毛髪処理組成物によって処理した後にリンスするステップを含有し、それは毛髪処理組成物を含有するシャンプーもしくはコンディショナーをリンスアウトするような非限定的例のようなものである。ここでの他の実施態様において、方法は後に続く任意の熱処理および/もしくは化学的処理の前および/もしくは後に、化学的および/もしくは熱的にダメージを受けた毛髪を毛髪処理組成物によって処理した後に毛髪処理組成物をリンスしないステップをさらに含有し、それは毛髪処理組成物を含有するヘアスプレー、ヘアジェルなどの使用のような非限定的例のようなものである。
ここでの一実施態様において、熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪を処理する上述の方法は、処理された毛髪を物理的に滑らかにするおよび/もしくは成形するために熱を加えるステップをさらに含有する。そのような処理された毛髪を物理的に滑らかにするおよび/もしくは成形するために熱を加えることは、矯正アイロン、カールアイロン、ブロードライヤーおよびヒーティングボンネットからなる群より選択される少なくとも一つの熱を加える装置の使用を含有できる。そのような処理された毛髪を物理的に滑らかにするおよび/もしくは成形するために熱を加えることは化学的におよび/もしくは熱的にダメージを受けた毛髪を毛髪処理組成物と接触させることの最中におよび/もしくは後に起こり得る。熱を加える装置は、処理された毛髪に対して所望のレベルの物理的矯正および/もしくは成形、例えば矯正もしくはカールをもたらすために十分な熱をもたらす任意の装置である。毛髪を物理的に矯正および/もしくは成形するために毛髪に熱を加熱するためのそのような装置を使用する方法およびそのような装置の使用は、当業者に公知であり、ここには記載されないであろう。一実施態様において、ここでの方法に使用される熱を加える装置は、櫛、ブラシ、ヘアピン、ヘアクリップ、ヘッドバンドおよびヘアバンドなどの少なくとも一つと組み合わせて使用できる。
処理された毛髪が、毛髪処理組成物によって処理されていない等価物よりも、より優れた熱防御、より優れた疎水性、より低い縮毛、より優れた破断時強度、およびより向上した光沢を持つようなここに記載される方法によって処理された毛髪もまた提供される。ここに記載される方法によって処理された毛髪に存在するそのような向上した性質は、ここに記載される方法の毛髪処理組成物によって処理された毛髪の任意の後に続く熱処理の前ならびに後の両方において存在する。そのような後に続く熱処理は上述の熱を加える装置および/もしくはここに記載される方法の任意のものの使用を含有できる。
ここに記載される方法によって処理された毛髪のそのようなより優れた疎水性は、上述のAATCC試験方法に適用する方法において、約200秒より大きく、好ましくは約250秒より大きく、より好ましくは約300秒より大きく、さらにより好ましくは約400秒より大きく、そしてもっとも好ましくは約500秒より大きく、それぞれは前記AATCC試験方法における少なくとも一回の洗浄の後に続く。
そのようなより低い縮毛は、ここに記載される方法による毛髪のサンプルの処理とその後に続く上述のRevtonアイロン処理に続いて約3.6未満の、好ましくは約3.5未満の、そして最も好ましくは約3.0未満の(Lt)/(Lr)比を含有する。
ここでの方法によって処理された毛髪のそのようなより優れた破断時強度は、約0.0147gmf/sq.マイクロメートルより大きく、より好ましくは0.0148gmf/sq.マイクロメートルより大きく、そして最も好ましくは0.0150gmf/sq.マイクロメートルより大きい。
アミノシリコーン1のエマルション(E1):
両端を修飾されたアミノシリコーンは式Iによって表わされ、ここでx=650、y=3.5およびRは16から18個の炭素原子を持つアルキル基であり、Rはメチル基であり、そしてRはN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基である。
このアミノシリコーンはDowより入手可能な非イオン性界面活性剤Tergitol TMN−6によって乳化された。
100グラムのエマルションが以下の方法に従って調製された。20グラムのアミノシリコーンおよび12グラムのTergitol TMN−6が高せん断刃を持つフラスコ内で混合物を65℃に加熱しながら800rpmで混合された。均一な混合物が得られた後、10グラムの脱イオン水がせん断かにおいてゆっくりと添加された。酢酸がゆっくりと添加された。残りの水が高せん断での混合中に一度に添加された。フラスコは熱から取り出され、エマルションはせん断によってさらに30分間混合された。透明なマイクロエマルションが得られた。
アミノシリコーン2のエマルション(E2):
両端を修飾されたアミノシリコーンは式Iによって表わされ、ここでx=650、y=3.5およびRは30から45個の炭素原子を持つアルキル基であり、Rはメチル基であり、そしてRはN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基である。
このアミノシリコーンは非イオン性界面活性剤Tergitol TMN−6によって乳化された。100グラムのエマルションが以下の方法に従って調製された。20グラムのアミノシリコーンおよび12グラムのTergitol TMN−6が高せん断刃を持つフラスコ内で混合物を65℃に加熱しながら800rpmで混合された。均一な混合物が得られた後、10グラムの脱イオン水がせん断かにおいてゆっくりと添加された。酢酸がゆっくりと添加された。残りの水が高せん断での混合中に一度に添加された。フラスコは熱から取り出され、エマルションはせん断によってさらに30分間混合された。白っぽいマイクロエマルションが得られた。
熱防御を調べるためのダンプアイロン試験
トリートメントを含有するアルキルアミノシリコーンおよび比較例のトリートメントは表1に示される。Hair Internationalより得られる2回脱色した4グラムの束(15センチメートル長)が用いられた。より可視化可能な縮毛を導入するために束は0.5%NaOH溶液によって2分間室温で処理された。束はそのあとに10%ソディウムラウリルエーテルサルファート(SLES)溶液で2度洗浄され、ブロー乾燥され、櫛によってもつれを解かれた。試験の束は表1に記載される分散液で60秒間ディッピングされた。過剰の水は濡れた束を人差し指と中指の間で絞って除去された。ダンプ(湿った)束はその後にRevlonフラットアイロンで7分間中程度の熱でアイロンされた。7分後、束は指触乾燥された。図1はこの実験のそれぞれの束A〜Fのアイロンステップの後の結果を示す。明らかに水で処理された束は、毛髪の繊維は結び目を持ち、かつ非常に粗い感触であるような可視化可能な激しいダメージを示した。アルキルアミノシリコーン処理された束はすべての他の処理と比較してかなりの熱防御をもたらし、可視化可能な激しいダメージなしに初期の束の縮毛の除去を可能にした。さらにアルキルアミノシリコーン処理された束は他の束よりも光沢を持っていた。
縮毛の除去の調査
上述の実験のように、Hair Internationalより得られる15センチメートル長の2回脱色された4グラムの束が使用された。上述の激しいアルカリ処理(0.5%NaOH)によって導入された縮毛は、それ自体で束の容積の大幅な上昇を示した。束の容積の増大は、毛髪の末端領域における最大幅(Lt)と根末端における幅(Lr)とを定規で測定することによって評価された。この試験は国際特許公開WO2009/061360A1に記載され、これは参照によりここに組み入れられる。束はアイロンステップの前にもつれを解かれた。水性処理への浸漬の後に束は上述のようにアイロンされた。アイロンののち、束は吊り下げられ、根と末端とにおいて長さが測定された。容積率はLt/Lrの比率によって定義された。Lt/Lrが2.6未満かもしくは2.6と等しいとき、バージンの未処理の真っ直ぐな束(比較例)にみられるように、毛髪の束が非常にまっすぐでかつ縮毛ではないと見なされた。4より非常に大きい容積比は、非常に大きい縮毛でかつ高いダメージを示す。それぞれの処理におけるアイロンの前後で測定された容積率は表2に示される。実験は二重で実施された。このデータは、アイロンにおける長アルキル鎖によって末端を修飾されたアミノシリコーンによる処理(エマルションE1およびエマルションE2)が縮毛の大幅な除去をもたらすことと、従来のアミノシリコーン処理よりも優れていることを示した。
走査型電子顕微鏡(SEM)による熱防御の調査
走査型電子顕微鏡によりダメージを調査した。顕微鏡はFEI Quanta 200走査型電子顕微鏡であり、スパッタコーターはEmitechより入手した。試験条件は高真空(〜3×10−3Pa)で、20kV電圧、スポットサイズ3.0、WD〜19mmであった。それぞれの毛髪サンプルは小片(〜1−1.5センチメートル長)に切断され、それらの5つがランダムに選ばれて金コート(25mA、4分)され、SEM観察された。
サンプルA〜F(表1)からの繊維の典型的な写真が図2に示される。サンプルAは、アイロン前である毛髪において毛髪キューティクルが剥離する前であることを示した。熱処理し、かつシリコーン処理なしであるサンプルBは、激しいキューティクル剥離を示した。アミノシリコーンSME253によって処理されたサンプルCはより少ないキューティクル剥離を示した。サンプルDはより少ないキューティクル剥離を示したが、均一でないコートである。市販の製品によって処理されたサンプルEは激しいキューティクルのダメージを示した。対照的に、サンプルFは連続的なコートフィルムがキューティクル剥離を防ぐ事を示した。
引張試験による熱防御の調査
熱ダメージは自動化100繊維カセットを持つDiastron引張テスターを用いる単一の繊維引張試験によって調査された。50繊維が表1に記載される束A、B、C、Fより取られた。平均的な破断時強度(N=50)は、破断時の応力であり、表4に示される。データは、シリコーンなしでのダンプ(湿った状態での)熱処理が、アイロン前の破断時強度と比較して大幅に破断時強度を減少させることを示した。アミノシリコーンSEM253(C)による処理は早期破壊の割合を減少せず、かつ破断時強度の減少を防ぐことができなかった。対照的に、アミノシリコーンE1による処理は、破断時強度が減少することを抑制し、かつ早期破壊の割合を減らした。上述の観察と合致して、引張試験はアミノシリコーンE1による処理は熱的なダメージを減少させた。
毛髪の耐久性のある疎水化
1度脱色した毛髪が上述の浸漬法によって1回シリコーン処理をされ、1回、5回および10回の洗浄ののち、疎水性が調査された。ここで、洗浄は10%SLES溶液によって実施された。結果はまた、シリコーンで処理されていない束とも比較された。Hair International Samplesより入手した1度脱色した長い束が上述の浸漬法によってシリコーンエマルションによって処理された。シリコーン処理は表5に要約される。それぞれの束は100ミリリットルの希釈シリコーン分散液(0.3%活性分)に60秒間ディップされ、過剰の液体はしぼられ、束はブロー乾燥された。シャンプーステップの前に束は一晩室温で保存された。束は10%SLES溶液(0.25ml/g毛髪)によってシャンプーされ、ぬるい水道水で30秒間リンスされ、ブロー乾燥された。
毛髪の束の疎水性は、繊維サンプルのためのAATCC試験方法79−1992に適応した方法に従って、水滴がクランプによって水平に固定された毛髪の束の表面を貫通するのに必要な時間を測定することによって評価された。毛髪の束は毛髪ホルダーにぴんと張られた。脱イオン水の滴がドロッパーを通じて束の表面へと適応され、タイマーが開始された。水滴が完全に貫通したときにタイマーは停止され、秒単位で記録された。穂久国される値は5滴の試験結果の平均であり、表3に示される。試験は300秒でやめられた。300秒という値は、5分の観察時間中に水滴が毛髪の束を貫通しなかったことを示す。
データはエマルションE1が、少なくとも10回の洗浄を耐えて残るような耐久性のある疎水性を提供することを示す。
リラクサーとアイロンによるエスニックな毛髪の矯正
エスニックな縮毛がHair International Inc.より購入された。毛髪のサンプルは0.5グラムの毛髪の房へと分割された。それぞれの毛髪の房が、Softsheen−Carson(Optimum care, regular)からの市販のヒドロキシドの毛髪矯正製品を用いて推奨されるプロトコールに従って伸ばされた。毛髪はリンスされ、中和剤シャンプーによってシャンプーされ、そしてブロー乾燥によって乾燥された。毛髪は水もしくはエマルションE1から得られる1%シリコーン分散液に1分間浸漬され、そして7分間ダンプ(湿った状態で)アイロンされた。それぞれのサンプルに対して引張試験のために50の繊維がランダムに取られた。表6の結果のデータは、シリコーンなしでのダンプ熱処理(ロウ#4)が破断時強度を減少させることを示す。アミノシリコーンE1による処理はその強度の減少を防ぐことを助ける(ロウ#5)。
本発明は、特定の実施態様を参照して記載されているが、本発明の範囲から外れることなく、様々な変更を行うことができ、そして等価物をそれらの構成要素と交換できることは、当業者により理解されるであろう。さらに加えて、それらの本質的な範囲から外れることなく、発明の教示に特定の状況や物質を適用させるために多くの修正がなされうる。それゆえ、本発明がこの発明のプロセスを実施するために熟考されたベストモードとして開示された特定の実施態様に制限されるのではなく、添付した請求項の範囲内に入るすべての実施態様を本発明が含むことを意図するものである。

Claims (19)

  1. 熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪を処理する方法であって、
    一般式(I):
    MDD’M (I)
    〔式中、
    M=R SiO1/2
    D=R SiO2/2、および
    D’=RSiO2/2であり、かつ
    は12から50個の炭素原子を持つアルキル基であり、
    は1から6個の炭素原子を持つ置換のもしくは非置換の炭化水素基であり、
    は3−アミノ−プロピル基および/もしくはN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基であり、xは1から2000の値を持ち、そしてyは1から50の値を持つ〕
    のアミノシリコーンを含有する毛髪処理組成物と熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪とを接触させるステップを含有し、
    ここで、毛髪処理組成物が水中油型エマルションの水性組成物であり、
    毛髪処理組成物によって処理された熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪から毛髪処理組成物をリンスしないことをさらに含有し、
    処理された毛髪を物理的に矯正するおよび/もしくは成形するために熱を加えるステップをさらに含有し、
    処理された毛髪が、熱を加えられた後で、毛髪処理組成物によって処理されていない等価の毛髪よりもより優れた熱防御、より優れた疎水性、より少ない縮毛、より優れた破断時強度、および、より向上した光沢のうちの少なくとも一つを持ち、
    ここで、より優れた疎水性がAATCC試験方法79−1992の適用された方法において200秒より大きく、より少ない縮毛が3.6よりも小さい毛髪末端領域の測定された最大幅(Lt)対根末端での測定された最大幅(Lr)の比率((Lt)/(Lr))であり、そしてより優れた破断時強度が0.0147gmf/sq.マイクロメートルより大きく、
    ここで、熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪が、毛髪処理組成物による処理の前に脱色、染色、毛髪矯正、毛髪成形、ブロー乾燥、毛髪永久(パーマネント)処理、および毛髪半永久処理の少なくとも一つを受けている毛髪を含む、
    方法。
  2. 処理された毛髪を物理的に矯正するおよび/もしくは成形するために熱を加えるステップをさらに含有する、請求項1に記載の方法。
  3. 毛髪処理組成物によって処理された熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪をリンスしないことをさらに含有する、請求項1に記載の方法。
  4. 熱的におよび/もしくは化学的にダメージを受けた毛髪が、毛髪処理組成物による処理の前に脱色、染色、水濡れ、毛髪矯正、毛髪成形、ブロー乾燥、毛髪永久(パーマネント)処理、および毛髪半永久処理の少なくとも一つを受けている毛髪を含む請求項1に記載の方法。
  5. 毛髪矯正が毛髪のアイロン処理を含有する、請求項4に記載の方法。
  6. 化学的および/もしくは熱的にダメージを受けた毛髪が毛髪処理組成物による処理の前に、3.7より大きい、毛髪末端領域の測定された最大幅(Lt)対根末端での測定された最大幅(Lr)の比率((Lt)/(Lr))を持つ、請求項1に記載の方法。
  7. 化学的におよび/もしくは熱的にダメージを受けた毛髪が毛髪処理組成物による処理の前に0.0146gmf/sq.マイクロメートル未満の破断時強度を持つ、請求項1に記載の方法。
  8. 化学的におよび/もしくは熱的にダメージを受けた毛髪が毛髪処理組成物による処理の前に、AATCC試験方法79−1992に適応した条件で200秒未満の疎水性を持つ、請求項1に記載の方法。
  9. 毛髪処理組成物が水性組成物である、請求項1に記載の方法。
  10. が15から20個の炭素原子を含有するアルキル基であり、Rがメチルであり、そしてRがN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基である、請求項1に記載の方法。
  11. が30から45個の炭素原子を含有するアルキル基であり、Rがメチルであり、そしてRがN−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル基である、請求項1に記載の方法。
  12. 毛髪処理組成物が水中油型エマルションである、請求項1に記載の方法。
  13. 毛髪処理組成物が少なくとも一つの頭髪用化粧品である、請求項1に記載の方法。
  14. 毛髪を物理的に矯正するおよび/もしくは成形するために処理された毛髪に対し熱を加えるステップが、矯正アイロン、カールアイロン、ブロードライヤーおよびヒーティングボンネットからなる群より選択される熱を加える装置の少なくとも一つの使用を含む、請求項2に記載の方法。
  15. 熱を加える装置が、櫛、ブラシ、ヘアピン、ヘアクリップ、ヘッドバンドおよびヘアバンドの少なくとも一つと組み合わせて使用される、請求項14に記載の方法。
  16. 処理された毛髪が、毛髪処理組成物によって処理されていない等価の毛髪よりもより優れた熱防御、より優れた疎水性、より少ない縮毛、より優れた破断時強度、および、より向上した光沢のうちの少なくとも一つを持つ、請求項1に記載の方法。
  17. 処理された毛髪が、熱を加えられた後で、毛髪処理組成物によって処理されていない等価の毛髪よりもより優れた熱防御、より優れた疎水性、より少ない縮毛、より優れた破断時強度、および、より向上した光沢のうちの少なくとも一つを持つ、請求項2に記載の方法。
  18. より優れた疎水性がAATCC試験方法79−1992の適用された方法において200秒より大きく、より少ない縮毛が3.6よりも小さい毛髪末端領域の測定された最大幅(Lt)対根末端での測定された最大幅(Lr)の比率((Lt)/(Lr))であり、そしてより優れた破断時強度が0.0147gmf/sq.マイクロメートルより大きい、請求項16に記載の方法。
  19. より優れた疎水性がAATCC試験方法79−1992の適用された方法において200秒より大きく、より少ない縮毛が3.6よりも小さい毛髪末端領域の測定された最大幅(Lt)対根末端での測定された最大幅(Lr)の比率((Lt)/(Lr))であり、そしてより優れた破断時強度が0.0147gmf/sq.マイクロメートルより大きい、請求項17に記載の方法。
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