JP6051017B2 - コンバイン - Google Patents

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本発明は、刈取部の対地高さ検出装置を備えたコンバインに関する。
走行機体の前部に設けた刈取部に、上下揺動可能に取付けられた板状の接地体と、該接地体の揺動位置を検出する検出手段とを備え、前記接地体を、対地高さを検出する検出状態と、刈取部側に収納される収納状態とに切換え可能に構成し、検出状態の接地体の揺動位置を検出手段によって検知することにより、刈取部の対地高さを検出する特許文献1,2に記載のコンバインが従来公知である。
特許第4413025号 特許第3822856号
しかし、上記文献のコンバインは、検出状態の接地体の上限位置と、収納状態の接地体と収納位置とが区別されていないことにより、検出手段で検出された接地体の上下揺動位置によって、検出状態と収納状態とを区別できないため、前記検出手段とは別途に収納状態を検出する構成が必要であった。
本発明では、接地体により刈取部の対地高さを検出するコンバインにおいて、接地体を介して対地高さを検出する検出状態と、接地体を刈取部側に収納される収納状態とを、接地体の検出位置によって区別できるコンバインを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明は、第1に、走行機体2の前部に設けた刈取部3に、上下揺動可能に取付けられた接地体21と、該接地体21の揺動位置を検出する検出手段38とを備え、前記接地体21を、対地高さを検出する検出状態と、刈取部3側に収納される収納状態とに切換え可能に構成し、検出状態の接地体21の揺動位置を検出手段38によって検知することにより、刈取部3の対地高さを検出するコンバインにおいて、検出状態で接地体21の上方揺動を規制して上限を定める規制手段39a,62と、該上限位置より上方側に位置させた収納状態で接地体21を保持する保持手段54,62とを設け、前記検出手段38は、収納状態で保持された接地体21の揺動位置を検出可能に構成したことを特徴としている。
第2に、前記規制手段39a,62が保持手段54,62に兼用されることを特徴としている。
第3に、接地体21と一体で上下揺動する作動アーム37と、作動アーム37に回動可能に連結された切換部材39とを備え、前記切換部材39は、作動アーム37から突出した状態で該作動アーム37側に固定されることにより、刈取部3側に設けられたストッパ56と当接して接地体21の上限位置を定める前記規制手段39aとなる一方で、刈取部3側に設けられた保持部54に固定されることにより、接地体21を該上限位置よりも上方側に保持する前記保持手段54にもなることを特徴としている。
対地高さを検出する検出状態において、接地体の上方揺動を規制する規制手段と、検出状態の上限位置より上方側に位置した収納状態を保持する保持手段とを設けたことにより、検出状態における接地体の上限位置と、接地体の収納位置とを明確に区別して切換えることができるため、刈取作業時に圃場の泥を掻込むことによる穀物の汚れを効率的に抑制できるとともに、非刈取作業時に接地体が不測に地面と接触して故障することも防止できる。
また、前記規制手段が保持手段に兼用されるものによれば、構成が簡素化されるとともに、各手段を構成する部品点数が削減され、コストを低く抑えることができる。
なお、接地体と一体で上下揺動する作動アームと、作動アームに回動可能に連結された切換部材とを備え、前記切換部材は、作動アームから突出した状態で該作動アーム側に固定されることにより、作業部側に設けられたストッパと当接して接地体の上限位置を定める前記規制手段となる一方で、作業部側に設けられた保持部に固定されることにより、接地体を該上限位置よりも上方側に保持する前記保持手段にもなるものによれば、検出状態と収納状態との切換えを簡易な構成で設けることができる。
本発明を適用した汎用コンバインの全体側面図である。 接地体の配置を示した刈取部の要部平面図である。 接地体の検出状態を示した要部側面図である。 接地体の検出状態時の上方限界位置を示した要部側面図である。 接地体の収納状態を示した要部側面図である。 (A)及び(B)は、別実施例における切換部材の検出状態時の上方限界位置を示した要部平面図及び要部側面図である。 (A)及び(B)は、別実施例における切換部材の収納状態を示した要部平面図及び要部側面図である。
以下、図示する例に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用した汎用コンバインの全体側面図である。本汎用コンバインは、走行部である左右一対のクローラ式走行装置1,1に支持された走行機体2と、該走行機体2の前部に昇降可能に連結されて圃場の穀稈の刈取作業等を行う刈取部3とを備え、走行機体2は、該刈取部3の後方にオペレータが乗込んで操向操作を行う操縦部4と、該操縦部4の後方左側であって前記刈取部3で刈取られた穀稈の脱穀作業を行う脱穀装置6と、走行機体3の後端側から藁屑等を排出する排出部7とを有している。
前記刈取部3は、刈取った穀稈を脱穀装置6側に搬送するフィーダ8と、該フィーダ8の前端に連結されて前方側に延びる刈取フレーム9と、該刈取フレーム9の基端部となる後端側から前方に向かって延出している左右一対の支持アーム11と、該左右の支持アーム11の延出端間に回転自在に架設支持された掻込リール12とを備えている。前記刈取フレーム9の前部側は、該掻込リール12の外側から前方に向けて延設されており、該左右一対の刈取フレーム9の間には圃場の穀稈を刈取る刈取装置13が設けられ、刈取フレーム9の前端にはデバイダ14が設けられている。
該構成の刈取部3により刈取られた穀稈は、刈取フレーム9側の搬送オーガ16によりフィーダ8の前端側へ送られ、該フィーダ8に搬送された穀稈がフィーダ8の内部に備えた搬送コンベヤ17によって後方側に搬送される。フィーダ8の後端側へ搬送された刈取穀稈は前記脱穀装置6の上部前端側へと送られる。
また、刈取部3の下部側には、前記刈取装置13の後側に、上下揺動可能な板状の接地体21を用いて刈取部3の対地高さを検出する対地高さ検出手段が設けられており、これにより刈取部3の対地高さを検出できる。言い換えると、圃場の穀稈を刈取る刈取装置13が設けられた刈取部3の下面側と、圃場面との距離を検出し、刈取部3を刈取作業に適した高さに保持することができる。対地高さ検出手段の詳しい構成については後述する。
前記脱穀装置6は、該脱穀装置6の上部側であって前記搬送コンベア17から搬送される刈取穀稈の脱穀作業を行う脱穀部22と、該脱穀装置6の下部側であって前記脱穀部22により脱穀された脱穀物を一番物である穀粒と二番物と藁屑等の排塵物とに選別する選別部23とから構成されている。
前記脱穀部22は、前記搬送コンベア17の後端側から刈取穀稈が全稈投入される扱室24と、該扱室24の前後方向全体に亘って形成され且つ前後方向の扱胴回転軸周りに回転駆動自在に設けられた円筒状の扱胴26と、該扱胴26の下方側に位置し且つ扱胴26の外周下面側に沿って正面視円弧状に形成された受網とを備えている。
前記選別部23は、前記受網の下方側の前後揺動可能に支持された揺動選別体28と、該揺動選別体28の前部下方に設けられて後方斜め上方の選別風を起風する唐箕ファン29と、該唐箕ファン29の後方に配置されて同様に選別風を起風する二番選別ファン31と、唐箕ファン29と二番選別ファン31の間に配置され、選別された一番物を搬送する一番ラセン32と、二番選別ファン31の後方側に配置されて選別された二番物を搬送する二番ラセン33とを備えている。
これにより、脱穀部22の扱胴26により脱穀処理されて受網から落下してきた処理物は、選別部23の揺動選別体28によって揺動選別されるとともに、上記選別風によって一番物又は二番物に選別(風選)される。選別された一番物は、一番ラセン32によりグレンタンク34に搬送され、二番物は、二番ラセン33を介して脱穀部22の扱胴26側又は選別部23の揺動選別体側28に再度投入され、藁屑等の排出物は、選別部23の後端側から前記排出部7を介して機外へと排出される。
次に、図2乃至5に基づき、対地高さ検出手段の構成について説明する。
図2は、接地体の配置を示した刈取部の要部平面図であり、図3乃至5は、接地体の検出状態と、検出状態時の上方限界位置と、収納状態とを示した要部側面図である。刈取部の対地高さ検出手段は、左右一対の刈取フレーム9,9間に架設された揺動軸36と、該揺動軸36を介して上下揺動自在に設けた接地体21と、揺動軸36の両端側にそれぞれ設けられて揺動軸36と一体回動する作動アーム37と、該作動アーム37の揺動角度を検出することによって刈取部3の対地高さを検出するポテンショメータ(検出手段)38と、作動アーム37に取付けられて後述する接地体21の検出状態と収納状態とを切換える切換部材39と、を備えている。
前記揺動軸36は、刈取フレーム9内に配置された嵌合部40に、揺動軸36の端部側が嵌合・支持されることにより、左右の刈取フレーム9側から該刈取フレーム9,9間の中央側に向けてそれぞれ延設されている。また、この左右の揺動軸36の端部側同士は、ボス部材41を介して両揺動軸36が互いに独立して回動可能な構成で連結されることにより、左右の揺動軸36が、刈取フレーム9,9間に架け渡されている(図2参照)。なお、該嵌合部40の外周側には、弾性部材45が巻付けられており、前記接地体21を所定位置に向けて付勢している。
前記接地体21は、揺動軸36に沿って延設されて該揺動軸36を挟むコ字状に形成されて、揺動軸36側にボルト等によって連結固定される連結部42と、該連結部42から後方へ向けて延設され、圃場と接する接地板43とから構成されており、該構成の接地体21が揺動軸36に左右一対設けられている。
具体的には、該接地板43の後端側は、上方に向けて二段階に屈曲させることにより下方揺動された際に圃場面と当接する接地面43aが形成され、接地板43の上面側には、該上面側の形状に沿った板状の補強用のリブ部材46が所定間隔で配置されている。また、各接地板43の略中央には、後端(接地面43a)側から前方に向けた切欠部47が形成されており、該切欠部47によって、接地体21を上方側へ揺動させた際に、接地体21(特に当接面43a)と、接地体21上方の刈取部3側から下方側に張出した張出部(図示しない)との接触を避けることができるように構成されている。
前記作動アーム37は、ポテンショメータ38に連結された検出アーム51と常時当接するとともに、切換部材39の一端側が連結される当接ピン52と、切換部材39の他端側が着脱自在に取付けられる検出切換ピン57とが形成されている。また、作動アーム37は、揺動軸36の端部側に設けられて、該揺動軸36と一体回動するボス部材に溶着等により取付けられることにより、前記揺動軸36と一体回動するように構成されている。
前記ポテンショメータ38は、上下揺動自在に設けた棒状の検出アーム51の傾きを検出するように構成されている。詳しくは、該検出アーム51は、付勢部材(図示しない)により上方揺動側に付勢されることによって、作動アーム37に設けた前記当接ピン52と常時当接するように構成されており、ポテンショメータ38は常に当接ピン52(作動アーム37)の揺動位置を検出できる。
前記切換部材39は、一端側が作動アーム37に回動自在又は着脱自在な構成で取付けられており、切換部材39の他端側は、作動アーム37側の前記検出切換ピン57が係合可能なように切欠かれた凹設部53が形成されている。このとき、作動アーム37の上方且つ刈取部3(刈取フレーム9)側には、前記凹設部53を刈取フレーム9側に保持するための保持部(保持手段)54と、作動アーム37の上方回動を規制するストッパ(規制手段)56とが設けられている。
上記の保持部54は、刈取フレーム9側に固定される取付部54bと、切換部材39の凹設部53が嵌合される保持ピン54aとを備えており、上記のストッパ56は、刈取フレーム9側に取付けられた取付部54bの前端側から下方に向けて延設されたプレート部材であって、この下端側を前方に向けて屈曲することによって屈曲部56aが形成されている。
上記切換部材39は、作動アーム37がストッパ56の屈曲部56aに当接する位置まで上方揺動させた状態で、前記保持ピン54aを凹設部53側に嵌合・固定することができるように構成されており、これにより、接地体21を収納状態に切換えることができる(図5参照)。その一方で、切換部材39の凹設部53を作動アーム37に設けた検出切換ピン57に嵌合・固定することができるようにも構成されており、これにより、検出状態に切換えられる。このとき、切換部材39の一辺側は、作動アーム37よりも前記ストッパ56側へ突出させて規制部39a(規制手段)となり、該規制部39aが前記ストッパ56の屈曲部56aと当接する位置が接地体21の上方限界位置となるように構成されている(図4参照)。
上述の構成より、左右の刈取フレーム9にそれぞれ設けた対地高さ検出手段は、図3に示すように、切換部材39の凹設部53を作動アーム37の検出切換ピン57に連結・固定することによって、接地体21が刈取部3の対地高さを検出する検出状態に切換えられる。該検出状態では、接地体21が下方揺動されて接地板43の下面や前記接地面43aが圃場面と接地した状態で前記弾性部材45によりさらに下方に付勢されることにより、刈取部3の対地高さに応じて接地体21がスムーズに上下揺動するように構成されている。すなわち、接地体21は、弾性部材45により接地体21が圃場の物に接触する等する度に浮上がることを効率的に防止される。
これにより、接地体21の上下揺動に応じて、作動アーム37が回動作動することにより、該作動アーム37と一体回動する当接ピン52の位置がポテンショメータ38で検出されるため、刈取部3の対地高さを安定して検出できる。また、上記構成の対地高さ検出手段は、独立して上下揺動する左右の接地体21それぞれに基づいて対地高さを検出可能に構成されている。ちなみに、検出状態の接地体21は、所定の位置で作動アーム37と刈取フレーム9とが接触することにより、下方揺動が規制される下方限界位置が設定されている(図示しない)。
また、図5に示すように、切換部材39の凹設部53を刈取フレーム9側の前記保持部54(保持ピン54a)に連結・固定することによって、接地体21の下方揺動を規制して刈取フレーム9側に収納する収納状態に切換えることができる。図より、上記の収納状態は、規制部39aとストッパ56とが当接する検出状態時の前記上方限界位置よりも上方に揺動操作された位置で保持される。
言い換えると、収納状態における接地体21の収納位置は、検出状態における接地体の揺動範囲外(上方限界位置より上方側)に設定されることにより、接地体21の揺動位置が収納位置であることを検出することができるため、接地体21が収納状態であることを明確に判別することができとともに、刈取作業時に圃場の泥を掻込んで脱穀物を汚すことを効率的に防止できる。
なお、前記接地体21は、弾性部材(ねじりコイルばね等)45により、接地面43aが圃場面に接地した状態で走行機体が後進した場合であっても、接地体21が圃場面に引っ掛って破損することを防止する構成としても良く、接地体21を収納位置まで上方揺動操作する際に、所定位置からは接地体21の上方揺動操作を補助する方向に向けて付勢する構成としても良い。
次に図6及び図7に基づき、対地高さ検出手段の他実施例について上述した例と異なる点を説明する。
図6(A)及び(B)は、別実施例における切換部材の検出状態時の上方限界位置を示した要部平面図及び要部側面図であり、図7(A)及び(B)は、別実施例における切換部材の収納状態を示した要部平面図及び要部側面図である。対地高さ検出手段は、接地体21と、作動アーム37と、ポテンショメータ38と、作動アーム37に取付けられて後述する接地体の検出状態と収納状態とを切換える切換機構61とを備えている。
前記切換機構61は、接地体21の上面側又は下面側と当接して接地体21の上方揺動又は下方揺動を規制する規制ピン62と、該規制ピン62を挿通・支持する筒状の挿通部63と、該挿通部63が溶着等によって取付固定されて挿通部63を刈取部3(刈取フレーム9)側に支持する支持部64とを備えている。
前記支持部64は、一端側が刈取フレーム9側に取付・固定されるとともに、他端側が作動アーム37の後方下側に向かって屈曲形成されており、下端側に前記筒状部63が固定されている。なお、該支持部64は、中途部をL字型に屈曲したアンクル部64aが形成され、補強されている。
前記筒状部63は、刈取フレーム9側から左右方向内側の接地体21の左右端側へ向かって延設された筒状に形成され、前記支持部64の下端側に取付固定されている。このとき、該筒状部63は、上下揺動する接地体21と接触しないように形成されている。
前記規制ピン62は、端部に輪状の把持部62aが形成されており、該把持部62aにより筒状部63に挿通された規制ピン62が所定位置より奥には挿通されないように形成されており、筒状部63に規制ピン62を挿通した際に、筒状部63の外側に露出した規制ピン62の挿通端側が接地体21の上面又は下面と当接するように構成されている。
上記構成によれば、接地体21の上面側が筒状部63の前方・下方側にある状態で筒状部63に規制ピン62を挿通することによって、接地体21が検出状態に切換えられる。該検出状態時の接地体21は、接地板43の上面側が規制ピン62と当接する位置で上方限界位置となる(図6参照)。一方で、接地体21の下面側が筒状部63の上方側にある状態で規制ピン62を筒上部63に挿通することによって、接地体21が収納状態に切換えられる。収納状態の接地体21は、規制ピン62によって下方揺動が規制されることにより、収納位置で保持されるため、接地体が圃場面と接触せず刈取部3の対地高さの検出が行われない(図7参照)。
すなわち、規制ピン62の抜差しによって容易に接地体21の検出状態と収納状態とを切換えることができるとともに、収納状態に切換えることによって接地体21の位置が、検出状態での接地体の上下揺動範囲外(上方限界位置の上方側)に操作されるため、接地体21の検出位置によって検出状態と収納状態とを明確に区別できる。
ちなみに、前記規制ピン62に、筒状部63に挿通された状態で接地板43と当接する左右内側へ向けて付勢する弾性部材(図示しない)を設けた構成としても良い。これにより、規制ピン62の把持部62aを左右外側に弾性力に抗して引張ることによって、一時的に規制ピン62と接地板43との当接を解除し、この状態で接地体21の検出状態と収納状態とを切換えた後に、規制ピン62を元に戻すことによって各状態を切換えることができる。
2 走行機体
3 刈取部
21 接地体
37 作動アーム
38 ポテンショメータ(検出手段)
39 切換部材
39a 規制部(規制手段)
53 凹設部(保持手段)
54 保持部
56 ストッパ
62 規制ピン(規制手段,保持手段)

Claims (3)

  1. 走行機体(2)の前部に設けた刈取部(3)に、上下揺動可能に取付けられた接地体(21)と、該接地体(21)の揺動位置を検出する検出手段(38)とを備え、前記接地体(21)を、対地高さを検出する検出状態と、刈取部(3)側に収納される収納状態とに切換え可能に構成し、検出状態の接地体(21)の揺動位置を検出手段(38)によって検知することにより、刈取部(3)の対地高さを検出するコンバインにおいて、検出状態で接地体(21)の上方揺動を規制して上限を定める規制手段(39a,62)と、該上限位置より上方側に位置させた収納状態で接地体(21)を保持する保持手段(54,62)とを設け、前記検出手段(38)は、収納状態で保持された接地体(21)の揺動位置を検出可能に構成したコンバイン。
  2. 前記規制手段(39a,62)が保持手段(54,62)に兼用される請求項1に記載のコンバイン。
  3. 接地体(21)と一体で上下揺動する作動アーム(37)と、作動アーム(37)に回動可能に連結された切換部材(39)とを備え、前記切換部材(39)は、作動アーム(37)から突出した状態で該作動アーム(37)側に固定されることにより、刈取部(3)側に設けられたストッパ(56)と当接して接地体(21)の上限位置を定める前記規制手段(39a)となる一方で、刈取部(3)側に設けられた保持部(54)に固定されることにより、接地体(21)を該上限位置よりも上方側に保持する前記保持手段(54)にもなる請求項2に記載のコンバイン。
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