JP5892856B2 - タイン取付構造 - Google Patents

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本発明は、タイン取付構造に関し、より詳細には、普通型コンバインにおける掻込みリールへのタイン取付構造に関する。
従来より、横向き軸心周りに回転駆動される右及び左のリールフレームと、右及び左のリールフレームに亘って横向きに取り付けられる支持フレームと、を備える掻込みリールへのタイン取付構造が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1において、タインは、上下向きの姿勢で作物に作用する垂下棒状部(作用部)と、垂下棒状部の上部に備えられるコイルばね部(コイル部)と、タイン支柱バー(支柱フレーム)と一体的に設けられたチャンネル部材の側面にボルトにより連結される被取付部(取付部)と、を備える。
特開2011−172535号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、タインをタイン支柱バーに組み付けるに際して、タインを手で持ちながらボルトで固定しなければならないため、タインをタイン支柱バーに組み付ける点で改善の余地があった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、タインを支柱フレームに容易に組み付けることができるタイン取付構造を提供することを目的とする。
本発明の第一発明は、横向き軸心周りに回転駆動される右及び左のリールフレームと、前記右及び左のリールフレームに亘って横向きに取り付けられる支持フレームと、を備える掻込みリールへのタイン取付構造であって、前記タインは、一本の線材が曲げられることにより一体的に形成され、前記タインは、上下向きの姿勢で作物に作用する一つの作用部と、前記作用部の上部に設けられ、前記支持フレームの下方に位置する状態で前記作用部に対して前側で巻かれている一つのコイル部と、前記支持フレームの後側を通る状態で前記コイル部から上方に延出される一つの延出部と、後向きに開口する平面視U字状の凹部を有する状態で前記延出部の上端から前方向に延出された一つの取付部と、前記支持フレームの後側を通る状態で前記取付部における前記延出部とは反対側の端部から下方に延出される一つの下方延出部と、を備え、前記取付部が前記支持フレームの上部に置かれた状態で、ボルトが、前記凹部に挿入されると共に前記支持フレームを貫通し、かつ、前記支持フレームの下部に位置するナットに締め込まれていて、前記ボルトの頭部と前記支持フレームとの間に前記取付部が挟みこまれて前記タインが前記支持フレームに取付けられており、前記延出部と前記下方延出部とが前記支持フレームに接触することにより、前記ボルトの軸心周り方向における前記タインの回転が阻止され、かつ、前記掻込みリールの回転に伴う作物からの反力により前記タインが前記支持フレーム周りにて前方に揺動しようとする状態で、前記ボルトが前記凹部の底部分へ入り込むものである。
本第一発明によると、タインを支持フレームに組み付けるに際して、タインが取付部を介して支持フレームに仮支持されるため、タインから手を離してもタインが支柱フレームから落ち難いので、タインを支持フレームに容易に組み付けることができる。
さらに、本第一発明によると、延出部と、下方延出部とが、支持フレームに接触することにより、ボルトの軸心周り方向におけるタインの回転が阻止されることから、取付部を支持フレームにボルトで連結する際に、ボルトの締付けによるタインの連れ回りが発生しないため、タインを支持フレームに容易に組み付けることができる。
上記構成において、前記コイル部は、前記支持フレームの長手方向において、前記延出部を挟んで前記取付部とは反対側に位置していると好適である。
上記構成において、前記延出部は、前記コイル部の上端部がそのまま鉛直方向に沿って上方に延ばされたものであり、前記延出部の上端部が後向きに曲げられて前記凹部に繋がっていると好適である。
本発明の第二発明は、横向き軸心周りに回転駆動される右及び左のリールフレームと、前記右及び左のリールフレームに亘って横向きに取り付けられる支持フレームと、を備える掻込みリールへのタイン取付構造であって、前記タインは、上下向きの姿勢で作物に作用する作用部と、前記作用部の上部に備えられるコイル部と、前記コイル部から側面視にて下方に延出される延出部と、前記延出部から前後方向に延出されて前記支持フレームに連結される取付部と、を備え、前記コイル部が前記支持フレームの上部に置かれて、前記タインが前記コイル部により前記支持フレームに支持された状態で、前記取付部が前記支持フレームに連結されているものである。
本発明の第二発明によると、タインを支持フレームに組み付けるに際して、タインがコイル部を介して支持フレームに仮支持されるため、タインから手を離してもタインが支柱フレームから落ち難いので、タインを支持フレームに容易に組み付けることができる。
また、コイル部が支持フレームの上側にあるため、藁が支持フレームで遮られるので、コイル部での藁の巻きつきを低減することができる。これにより、例えば、コイル部に藁が巻きつくと、この巻きついた藁にさらに藁が巻きついて塊となり、この塊が刈取部の搬送装置に混入すると、詰まりの原因となり易いが、このようなことを防止することができる。
上記構成において、前記取付部は、ボルトにより前記支持フレームに連結され、前記タインは、前記取付部から側面視にて上方に延出される上方延出部を備え、前記延出部と、前記上方延出部とが、前記支持フレームに接触することにより、前記ボルトの軸心周り方向における前記タインの回転が阻止されると好適である。
本構成によると、延出部と、上方延出部とが、支持フレームに接触することにより、ボルトの軸心周り方向におけるタインの回転が阻止されることから、取付部を支持フレームにボルトで連結する際に、ボルトの締付けによるタインの連れ回りが発生しないため、タインを支持フレームに容易に組み付けることができる。
上記構成において、前記取付部と前記コイル部との間に前記支持フレームが入り込んだ状態で、前記取付部と前記コイル部とが前記支持フレームの上部と下部とに接するように、前記取付部と前記コイル部との上下間隔が設定されると好適である。
本構成によると、タインが取付部とコイル部とで支持フレームを挟持するため、タインが振動し難くなって、タインを支持フレームに確実に組み付けることができる。
上記構成において、前記タインは、所定の左右間隔をあけて配置される右及び左の前記作用部と、前記右及び左の作用部の上部に備えられる右及び左の前記コイル部と、前記右及び左のコイル部に亘って形成される前記延出部と、前記延出部に備えられる単一の前記取付部と、を備えると好適である。
本構成によると、取付部が単一であることにより構造の簡素化を図りながら、タインが取付部と右及び左のコイル部との三箇所で支持フレームを挟持することにより、タインがより振動し難くなるため、タインを支持フレームにさらに確実に組み付けることができる。
上記構成において、前記タインは、一本の線材が曲げられることにより一体的に形成され、前記取付部は、前記線材が曲げられることにより凹部状に形成され、前記凹部にボルトが挿入されて締め込まれることにより、前記取付部が前記ボルトの頭部と前記支持フレームとの間に挟み込まれ、前記掻込みリールの回転に伴う作物からの反力により前記タインが前記支持フレーム周りにて前方に揺動しようとする状態で、前記タインの揺動方向が前記ボルトの前記凹部の底部分への入り込む方向となるように、前記凹部の前後方向の向きが設定されていると好適である。
本構成によると、作物からの反力がタインに作用することにより、取付部の凹部の底部分にボルトが深く入り込むため、タインが支柱フレームに強固に組み付けられるので、タインを支柱フレームから外れ難くすることができる。
上記構成において、前記コイル部は、前記支持フレームに沿った横向きの軸心周りの一重巻きとされていると好適である。
本構成によると、コイル部の巻数が減少するため、コイル部での藁の巻きつきを低減することができる。これにより、例えば、コイル部に藁が巻きつくと、この巻きついた藁にさらに藁が巻きついて塊となり、この塊が刈取部の搬送装置に混入すると、詰まりの原因となり易いが、このようなことを防止することができる。また、コイル部の巻数が減少するため、材料費及び加工費を低減することができる。
上記構成において、前記コイル部は、前記支持フレームに沿った横向きの軸心周りに巻回され、前記コイル部の互いに隣り合う線材間には、隙間が形成されていると好適である。
本構成によると、コイル部の線材間に藁が引っ掛かっても、コイル部の線材間に隙間があることにより、この引っ掛かった藁が容易に抜けるため、コイル部での藁の巻きつきを低減することができる。
本発明の第一実施形態に係るタイン取付構造を備えるコンバインを示す側面図。 本発明の第一実施形態に係る掻込みリールを示す正面図。 (a)本発明の第一実施形態に係るタインを示す側面図。(b)同じく背面図。(c)同じく斜視図。 (a)本発明の第二実施形態に係るタインを示す側面図。(b)同じく背面図。(c)同じく斜視図。 (a)本発明の第三実施形態に係るタインを示す側面図。(b)同じく背面図。 本発明の第三実施形態に係るタインを示す斜視図。 (a)本発明の第四実施形態に係るタインを示す側面図。(b)同じく背面図。 (a)本発明の第五実施形態に係るタインを示す側面図。(b)同じく平面図。 (a)本発明の第三実施形態の変形例に係るタインを示す側面図。(b)同じく背面図。
以下、本発明を実施するための形態について図面に基づき説明する。
先ず、本発明の第一実施形態に係るタイン取付構造を備えるコンバインについて、図1により説明する。
図1に示すように、コンバインは、いわゆる普通型コンバインである。コンバインは、機体を走行させる右及び左のクローラ式走行装置1を備える。右及び左のクローラ式走行装置1の上部には、機体フレーム2が備えられる。機体フレーム2の前方には、穀稈を刈り取る刈取部3が備えられる。刈取部3の後部には、刈り取った穀稈を搬送するフィーダ4が備えられる。また、機体フレーム2上には、搬送された穀稈を脱穀する脱穀部5と、脱穀後の穀粒を貯留する穀粒貯留部6と、が左右に並べて備えられる。穀粒貯留部6の前方には、オペレータが搭乗する運転部7が備えられる。運転部7には、図示しない操作ペダルや操作レバー等の操作具類が備えられる。
このような構成により、コンバインは、運転部7でオペレータが前記操作具類を操作することによって、右及び左のクローラ式走行装置1によって機体を走行させながら、刈取部3で圃場の穀稈を刈り取り、刈り取った穀稈をフィーダ4で脱穀部5側へ搬送し、搬送された穀稈を脱穀部5で脱穀し、脱穀後の穀粒を穀粒貯留部6に貯留する。
フィーダ4は、脱穀部5の前部から刈取部3に向かって、前斜め下方に延設される。フィーダ4の前端部には、刈取部3の刈取フレーム11が連結される。また、フィーダ4の後端部には、図示しないエンジンからの動力が入力される入力軸8が設けられる。フィーダ4の内部には、刈り取った穀稈を搬送するコンベヤ9が設けられる。前記エンジンからの動力が入力軸8に伝達されることにより、コンベヤ9が駆動される。また、フィーダ4は、入力軸8を介して揺動可能に支持されるとともに、フィーダ4と機体フレーム2との間には、油圧シリンダ10が設けられる。油圧シリンダ10が伸縮することにより、フィーダ4が入力軸8を支点にして揺動される。
刈取部3は、フィーダ4の前端部に連結される刈取フレーム11を備える。刈取フレーム11の前部上方には、刈取対象の穀稈を掻き込む掻込みリール12が備えられる。刈取フレーム11は、刈取フレーム11の側部を成す右及び左の側壁13と、刈取フレーム11の底部を成すプラットホーム14と、を備える。右及び左の側壁13の前端部には、圃場の穀稈を刈取対象と非刈取対象とに分草する右及び左のデバイダ15が設けられる。右及び左の側壁13の後部には、刈り取った穀稈を搬送するオーガ17が回転可能に支持される。また、プラットホーム14の前端縁には、掻き込んだ刈取対象の穀稈を切断して刈り取るバリカン型の刈刃16が設けられる。
このような構成により、油圧シリンダ10が伸縮して、フィーダ4が入力軸8を支点にして揺動すると、刈取部3が上昇又は下降して非作業状態と作業状態とに切り換えられる。刈取部3は、作業状態において、右及び左のデバイダ15で圃場の穀稈を刈取対象と非刈取対象とに分草し、刈取対象の穀稈を掻込みリール12で掻き込み、掻き込んだ刈取対象の穀稈を刈刃16で切断して刈り取り、刈り取った穀稈をオーガ17でフィーダ4側へ搬送する。
次に、掻込みリール12について、図1及び図2により説明する。
図1及び図2に示すように、掻込みリール12は、右及び左の支持アーム18と、右及び左のリールフレーム19と、五本の支持フレーム20と、補助リールフレーム21と、複数のタイン22と、を備える。
支持アーム18は、その基部が揺動軸18aを介して刈取フレーム11に揺動可能に支持される。右及び左の支持アーム18の先端部には、回転軸23が横向き(左右方向)に架設される。また、右及び左の支持アーム18と刈取フレーム11との間には、右及び左の油圧シリンダ24が設けられる。右及び左の油圧シリンダ24が伸縮することにより、右及び左の支持アーム18が揺動軸18aを支点にして揺動される。
リールフレーム19は、側面視にて略五角形状に形成される。リールフレーム19は、五本のリールアーム27を備える。五本のリールアーム27は、側面視にて回転軸23側から略放射状に延設される。各リールアーム27の先端部には、ブロック28が設けられるとともに、五つのブロック28に亘って帯板29が側面視にて略五角形状に巻回される。
また、右及び左のリールフレーム19は、回転軸23の左右両端部にそれぞれ設けられる。リールフレーム19は、回転軸23に軸心X1周りに回転可能に支持される。また、回転軸23の左端部には、ベルト25が巻回されるプーリ26が設けられる。前記エンジンからの動力がベルト25及びプーリ26等を介して回転軸23に伝達されることにより、右及び左のリールフレーム19が矢印A方向に回転駆動される。
支持フレーム20は、右及び左のリールフレーム19に亘って横向き(左右方向)に取り付けられる。支持フレーム20は、右及び左のブロック28に回転可能に支持される。支持フレーム20には、複数のタイン22が支持フレーム20の長手方向に沿って所定の左右間隔をあけて取り付けられる。
補助リールフレーム21は、本実施形態では正面視で左方のリールフレーム19側に備えられる。補助リールフレーム21は、側面視にて略五角形状に形成される。補助リールフレーム21は、リールフレーム19の軸心X1とは異なる軸心X2周りに回転可能に支持される。補助リールフレーム21は、その各頂部(五つの頂部)がリンク31を介して支持フレーム20に連結される。リンク31は、その一端部が支持フレーム20に固定されるとともに、その他端部が補助リールフレーム21に回転可能に支持される。
このような構成により、右及び左の油圧シリンダ24が伸縮して、右及び左の支持アーム18が揺動軸18aを支点にして揺動すると、掻込みリール12が上昇又は下降して非作業状態と作業状態とに切り換えられる。掻込みリール12は、作業状態において、右及び左のリールアーム27が軸心X1周りに矢印A方向に回転すると、リールアーム27とともに支持フレーム20及びタイン22も軸心X1周りに矢印A方向に回転する。こうして、タイン22が軸心X1周りに矢印方向Aに回転することにより、タイン22が上下向きの姿勢で刈取対象の穀稈に作用して、刈取対象の穀稈が掻込みリール12によって描き込まれる。このとき、補助リールフレーム21が軸心X2周りに回転し、補助リールフレーム21の回転がリンク31を介して支持フレーム20に伝達されることにより、タイン22の姿勢が上下向きに保持される。
次に、タイン22について、図3により説明する。
図3に示すように、タイン22は、右及び左の作用部32と、右及び左のコイル部33と、延出部34と、取付部35と、を備える。タイン22は、一本の線材(例えば、ピアノ線等)が曲げられることにより一体的に形成される。タイン22は、その左右中心Cを軸にして左右対称に形成される。
作用部32は、上下向きの姿勢で作物に作用する。作用部32は、その上下中途部にて後斜め下方に折り曲げられて延設される。作用部32の基端部(コイル部33側の端部)は、支持フレーム20よりも下方に配置される。右及び左の作用部32は、所定の左右間隔をあけて配置される。
コイル部33は、作用部32の上部に備えられる。コイル部33は、支持フレーム20の下側に配置される。コイル部33は、支持フレーム20に沿った横向き(左右方向)軸心周りの一重巻とされる。
延出部34は、コイル部33から側面視にて上方に延出されるとともに、右及び左のコイル部33に亘って形成される。具体的には、延出部34は、背面視にて右及び左のコイル部33から支持フレーム20の後部に沿ってタイン22の左右中心Cに向かう斜め上方に延出され、支持フレーム20の上部にて合流するように形成される。なお、この合流部に取付部35が形成される。
取付部35は、延出部34から前方向に延出されて支持フレーム20に連結される。取付部35は、本実施形態ではボルト36により支持フレーム20に連結される。取付部35は、支持フレーム20の上側に配置される。取付部35は、前記線材が曲げられることにより凹部状(平面視にて略U字状)に形成される。本実施形態では、単一の取付部35がタイン22の左右中心Cに形成される。また、取付部35の凹部35aには、ボルト36が挿入される。なお、支持フレーム20には、ボルト36が挿入されるボルト孔20aが形成される。取付部35の凹部35aにボルト36が上方から挿入されて締め込まれることにより、取付部35がボルト36の頭部36aと支持フレーム20との間に挟みこまれる。また、取付部35の凹部35aは、その凹む向きが本実施形態では前方向に設定される。これにより、掻込みリール12の回転に伴う作物からの反力によりタイン22が支持フレーム20周りにて前方(図3(a)の紙面左方)に揺動しようとする状態で、タイン22の揺動方向(前方向)がボルト36の凹部35aの底部分への入り込む方向となる。
ここで、取付部35と右及び左のコイル部33との上下間には、支持フレーム20が入り込むことになるが、取付部35と右及び左のコイル部33との上下間隔hは、次のようにして設定される。つまり、取付部35と右及び左のコイル部33との上下間に支持フレーム20が入り込んだ状態で、取付部35と右及び左のコイル部33とが支持フレーム20の上部と下部とに接するように、上下間隔hが設定される。
このような構成により、タイン22は、次ぎのようにして支持フレーム20に取り付けられる。
先ず、取付部35と右及び左のコイル部33との上下間に、支持フレーム20が入り込むように、取付部35が支持フレーム20の上部に置かれる。このとき、取付部35と右及び左のコイル部33との上下間に、支持フレーム20が入り込んだ状態で、延出部34が支持フレーム20の後部に接する。そして、タイン22が取付部35により支持フレーム20に支持された状態で、取付部35が支持フレーム20に連結される。具体的には、取付部35の凹部35a及び支持フレーム20のボルト孔20aに、ボルト36が挿入されて締め込まれることにより、取付部35が支持フレーム20に連結される。こうして、タイン22を支持フレーム20に組み付けるに際して、タイン22が取付部35を介して支持フレーム20に仮支持されるため、タイン22から手を離してもタイン22が支柱フレーム20から落ち難いので、タイン22を支持フレーム20に容易に組み付けることができる。
ここで、支持フレーム20のボルト20aの周囲には、平面部20bが形成される。平面部20bは、例えば、支持フレーム20が略平面状に押し潰されて形成される。平面部20bは、取付部35の幅(左右方向に長さ)に合わせて形成される。つまり、平面部20bの幅は、取付部35の幅以上に形成される。これにより、取付部35が平面部20bに置かれることにより、取付部35と支持フレーム20との接触面積が大きくなるため、タイン22を支持フレーム20に確実に組み付けることができる。
次に、本発明の第二実施形態に係るタイン取付構造について、図4により説明する。なお、第一実施形態と同一符号の部材については、第一実施形態と同一構造であるため詳細な説明を省略する。
第二実施形態に係るタイン122は、第一実施形態に係るタイン22と主として次の点で相違する。つまり、図4に示すように、第二実施形態に係るタイン122は、支持フレーム20の上側に配置される右及び左のコイル部133と、コイル部133から側面視にて下方に延出される延出部134と、支持フレーム20の下側に配置されるとともに、延出部134から後方向に延出される取付部135と、を備える点で、第一実施形態に係るタイン22と相違する。
タイン122は、右及び左の作用部132と、右及び左のコイル部133と、延出部134と、取付部135と、を備える。タイン122は、一本の線材(例えば、ピアノ線等)が曲げられることにより一体的に形成される。タイン122は、その左右中心Cを軸にして左右対称に形成される。
作用部132は、上下向きの姿勢で作物に作用する。作用部132は、その上下中途部にて後斜め下方に折り曲げられて延設される。作用部132の基端部(コイル部133側の端部)は、支持フレーム20よりも上方に配置される。右及び左の作用部132は、所定の左右間隔をあけて配置される。
コイル部133は、作用部132の上部に備えられる。コイル部133は、支持フレーム20の上側に配置される。コイル部133は、支持フレーム20に沿った横向き(左右方向)軸心周りの一重巻きとされる。
延出部134は、コイル部133から側面視にて下方に延出されるとともに、右及び左のコイル部133に亘って形成される。具体的には、延出部134は、背面視にて右及び左のコイル部133から支持フレーム20の後部に沿ってタイン122の左右中心Cに向かう斜め下方に延出され、支持フレーム20の下部にて合流するように形成される。なお、この合流部に取付部135が形成される。
取付部135は、延出部134から後方向に延出されて支持フレーム20に連結される。取付部135は、本実施形態ではボルト36により支持フレーム20に連結される。取付部135は、支持フレーム20の下側に配置される。取付部135は、前記線材が曲げられることにより凹部状(平面視にて略U字状)に形成される。本実施形態では、単一の取付部135がタイン122の左右中心Cに形成される。また、取付部135の凹部135aには、ボルト36が挿入される。取付部135の凹部135aにボルト36が下方から挿入されて締め込まれることにより、取付部135がボルト36の頭部36aと支持フレーム20との間に挟みこまれる。また、取付部135の凹部135aは、その凹む向きが本実施形態では後方向に設定される。これにより、掻込みリール12の回転に伴う作物からの反力によりタイン122が支持フレーム20周りにて前方(図4(a)の紙面左方)に揺動しようとする状態で、タイン122の揺動方向(前方向)がボルト36の凹部135aの底部分への入り込む方向となる。
ここで、取付部135と右及び左のコイル部133との上下間には、支持フレーム20が入り込むことになるが、取付部135と右及び左のコイル部133との上下間隔hは、次のようにして設定される。つまり、取付部135と右及び左のコイル部133との上下間に支持フレーム20が入り込んだ状態で、取付部135と右及び左のコイル部133とが支持フレーム20の上部と下部とに接するように、上下間隔hが設定される。
このような構成により、タイン122は、次ぎのようにして支持フレーム20に取り付けられる。
先ず、取付部135と右及び左のコイル部133との上下間に、支持フレーム20が入り込むように、コイル部133が支持フレーム20の上部に置かれる。このとき、取付部135と右及び左のコイル部133との上下間に、支持フレーム20が入り込んだ状態で、延出部134が支持フレーム20の前部に接する。そして、タイン122がコイル部133により支持フレーム20に支持された状態で、取付部135が支持フレーム20に連結される。具体的には、取付部135の凹部135a及び支持フレーム20のボルト孔20aに、ボルト36が挿入されて締め込まれることにより、取付部135が支持フレーム20に連結される。こうして、タイン122を支持フレーム20に組み付けるに際して、タイン122が取付部135を介して支持フレーム20に仮支持されるため、タイン122から手を離してもタイン122が支柱フレーム20から落ち難いので、タイン122を支持フレーム20に容易に組み付けることができる。
なお、支持フレーム20の平面部20bは、取付部135の幅(左右方向に長さ)に合わせて形成される。つまり、平面部20bの幅は、取付部135の幅以上に形成される。これにより、取付部135が平面部20bに置かれることにより、取付部135と支持フレーム20との接触面積が大きくなるため、タイン122を支持フレーム20に確実に組み付けることができる。
次に、本発明の第三実施形態に係るタイン取付構造について、図5及び図6により説明する。
図5及び図6に示すように、第三実施形態に係るタイン222は、作用部232と、コイル部233と、延出部234と、取付部235と、下方延出部236と、を備える。
作用部232は、上下向きの姿勢で作物に作用する。作用部232は、その先端部が後斜め下方に折り曲げられて延設される。作用部232の基端部(コイル部233側の端部)は、支持フレーム20よりも下方に配置される。
コイル部233は、作用部232の上部に備えられる。コイル部233は、支持フレーム20の下側に配置される。コイル部233は、支持フレーム20に沿った横向き(左右向き)の軸心周りに巻回される。例えば、コイル部233は、支持フレーム20に沿った横向き(左右方向)軸心周りの一重巻きとされる。そして、コイル部233の互いに隣り合う線材間には、隙間d1が形成される。
延出部234は、コイル部233から側面視にて上方に延出される。延出部234は、支持フレーム20の後側に配置される。
取付部235は、延出部234から前方向に延出されて支持フレーム20に連結される。取付部235は、本実施形態ではボルト36により支持フレーム20に連結される。取付部235は、支持フレーム20の上側に配置される。取付部235は、前記線材が曲げられることにより凹部状(平面視にて略U字状)に形成される。また、取付部235の凹部235aには、ボルト36が挿入される。取付部235の凹部235aにボルト36が上方から挿入されて締め込まれることにより、取付部235がボルト36の頭部36aと支持フレーム20との間に挟みこまれる。また、取付部235の凹部235aは、その凹む向きが本実施形態では、後方向に設定される。これにより、掻込みリール12の回転に伴う作物からの反力によりタイン222が支持フレーム20周りにて前方(図5(a)の紙面右方)に揺動しようとする状態で、タイン222の揺動方向(前方向)がボルト36の凹部235aの底部分への入り込む方向となる。
下方延出部236は、取付部235から側面視にて下方に延出される。下方延出部236は、支持フレーム20の後側に配置される。つまり、延出部234と下方延出部236とは、共に支持フレーム20の後側に配置される。
このような構成により、タイン222は、次のようにして支持フレーム20に取り付けられる。
先ず、取付部235とコイル部233との上下間に、支持フレーム20が入り込むように、取付部235が支持フレーム20の上部(平面部20b)に置かれる。このとき、取付部235とコイル部233との上下間に、支持フレーム20が入り込んだ状態で、延出部234及び下方延出部236が支持フレーム20の後部に接する。そして、タイン222が取付部235により支持フレーム20に支持された状態で、取付部235が支持フレーム20に連結される。具体的には、取付部235の凹部235a及び支持フレーム20のボルト孔20aに、ボルト36が挿入されて締め込まれることにより、取付部235が支持フレーム20に連結される。こうして、タイン222を支持フレーム20に組み付けるに際して、タイン222が取付部235を介して支持フレーム20に仮支持されるため、タイン222から手を離してもタイン222が支柱フレーム20から落ち難いので、タイン222を支持フレーム20に容易に組み付けることができる。
ここで、前述のように、延出部234及び下方延出部236が支持フレーム20の後部に接しているところ、延出部234と、下方延出部236とが、支持フレーム20に接触することにより、ボルト36の軸心周り方向におけるタイン222の回転が阻止される。つまり、ボルト36を締め込むと、タイン222がボルト36の軸心周り方向に回転しようとする(タイン222がボルト36に連れ回ろうとする)が、延出部234と、下方延出部236とが、支持フレーム20に接触することにより、ボルト36の軸心周り方向におけるタイン222の回転が阻止される。
次に、本発明の第四実施形態に係るタイン取付構造について、図7により説明する。
図7に示すように、第四実施形態に係るタイン322は、作用部332と、コイル部333と、延出部334と、取付部335と、上方延出部336と、を備える。
作用部332は、上下向きの姿勢で作物に作用する。作用部332は、その先端部が後斜め下方に折り曲げられて延設される。作用部332の基端部(コイル部333側の端部)は、支持フレーム20よりも上方に配置される。
コイル部333は、作用部332の上部に備えられる。コイル部333は、支持フレーム20の上側に配置される。コイル部333は、支持フレーム20に沿った横向き(左右向き)の軸心周りに巻回される。例えば、コイル部333は、支持フレーム20に沿った横向き(左右方向)軸心周りの一重巻きとされる。そして、コイル部333の互いに隣り合う線材間には、隙間d1が形成される。
延出部334は、コイル部333から側面視にて下方に延出される。延出部334は、支持フレーム20の前側に配置される。
取付部335は、延出部334から後方向に延出されて支持フレーム20に連結される。取付部335は、本実施形態ではボルト36により支持フレーム20に連結される。取付部335は、支持フレーム20の下側に配置される。取付部335は、前記線材が曲げられることにより凹部状(平面視にて略U字状)に形成される。また、取付部335の凹部335aには、ボルト36が挿入される。取付部335の凹部335aにボルト36が下方から挿入されて締め込まれることにより、取付部335がボルト36の頭部36aと支持フレーム20との間に挟みこまれる。また、取付部335の凹部335aは、その凹む向きが本実施形態では、前方向に設定される。これにより、掻込みリール12の回転に伴う作物からの反力によりタイン322が支持フレーム20周りにて前方(図7(a)の紙面右方)に揺動しようとする状態で、タイン322の揺動方向(前方向)がボルト36の凹部335aの底部分への入り込む方向となる。
上方延出部336は、取付部335から側面視にて上方に延出される。上方延出部336は、支持フレーム20の前側に配置される。つまり、延出部334と上方延出部336とは、共に支持フレーム20の前側に配置される。
このような構成により、タイン322は、次のようにして支持フレーム20に取り付けられる。
先ず、取付部335とコイル部333との上下間に、支持フレーム20が入り込むように、コイル部333が支持フレーム20の上部(平面部20b)に置かれる。このとき、取付部335とコイル部333との上下間に、支持フレーム20が入り込んだ状態で、延出部334及び上方延出部336が支持フレーム20の前部に接する。そして、タイン322がコイル部333により支持フレーム20に支持された状態で、取付部335が支持フレーム20に連結される。具体的には、取付部335の凹部335a及び支持フレーム20のボルト孔20aに、ボルト36が挿入されて締め込まれることにより、取付部335が支持フレーム20に連結される。こうして、タイン322を支持フレーム20に組み付けるに際して、タイン322がコイル部333を介して支持フレーム20に仮支持されるため、タイン322から手を離してもタイン322が支柱フレーム20から落ち難いので、タイン322を支持フレーム20に容易に組み付けることができる。
ここで、前述のように、延出部334及び上方延出部336が支持フレーム20の前部に接しているところ、延出部334と、上方延出部336とが、支持フレーム20に接触することにより、ボルト36の軸心周り方向におけるタイン322の回転が阻止される。つまり、ボルト36を締め込むと、タイン322がボルト36の軸心周り方向に回転しようとする(タイン322がボルト36に連れ回ろうとする)が、延出部334と、上方延出部336とが、支持フレーム20に接触することにより、ボルト36の軸心周り方向におけるタイン322の回転が阻止される。
次に、本発明の第五実施形態に係るタイン取付構造について、図8により説明する。
図8に示すように、第五実施形態に係るタイン422は、作用部432と、コイル部433と、延出部434と、取付部435と、下方延出部436と、を備える。
作用部432は、上下向きの姿勢で作物に作用する。作用部432は、その先端部が後斜め下方に折り曲げられて延設される。作用部432の基端部(コイル部433側の端部)は、支持フレーム20よりも下方に配置される。
コイル部433は、作用部432の上部に備えられる。コイル部433は、支持フレーム20の下側に配置される。コイル部433は、支持フレーム20に沿った横向き(左右向き)の軸心周りに巻回される。例えば、コイル部433は、支持フレーム20に沿った横向き(左右向き)軸心周りの一重巻きとされる。そして、コイル部433の互いに隣り合う線材間には、隙間d1が形成される。また、コイル部433と下方延出部436との上下間には、隙間d2が形成される。
延出部434は、コイル部433から側面視にて上方に延出される。延出部434は、支持フレーム20の後側に配置される。
取付部435は、延出部434から前方向に延出されて支持フレーム20に連結される。取付部435は、本実施形態ではボルト36により支持フレーム20に連結される。取付部435は、支持フレーム20の上側に配置される。取付部435は、前記線材が曲げられることにより平面視にて略円形状に形成される。また、取付部435には、ボルト36が挿入される。取付部435にボルト36が上方から挿入されて締め込まれることにより、取付部435がボルト36の頭部36aと支持フレーム20との間に挟み込まれる。
下方延出部436は、取付部435から側面視にて下方に延出される。下方延出部436は、支持フレーム20の前側に配置される。つまり、下方延出部436と延出部434とは、支持フレーム20の前側と後側とに振り分けて配置される。
このような構成により、タイン422は、次のようにして支持フレーム20に取り付けられる。
先ず、下方延出部436と延出部434との間に、支持フレーム20が入り込むように、取付部435が支持フレーム20の上部(平面部20b)に置かれる。このとき、下方延出部436と延出部434との間に、支持フレーム20が入り込む際には、支持フレーム20は、隙間d2を通ることになる。そして、下方延出部436と延出部434との間に、支持フレーム20が入り込んだ状態で、下方延出部436が支持フレーム20の前部に接し、かつ、延出部434が支持フレーム20の後部に接する。つまり、下方延出部436と延出部434とで、支持フレーム20を挟み込んでいる。そして、タイン422が取付部435により支持フレーム20に支持された状態で、取付部435が支持フレーム20に連結される。具体的には、取付部435及び支持フレーム20のボルト孔20aに、ボルト36が挿入されて締め込まれることにより、取付部435が支持フレーム20に連結される。こうして、タイン422を支持フレーム20に組み付けるに際して、タイン422が取付部435を介して支持フレーム20に仮支持されるため、タイン422から手を離してもタイン422が支持フレーム20から落ち難いので、タイン422を支持フレーム20に容易に組み付けることができる。
ここで、前述のように、下方延出部436が支持フレーム20の前部に接し、かつ、延出部434が支持フレーム20の後部に接しているところ、下方延出部436と、延出部434とが、支持フレーム20に接触することにより、ボルト36の軸心周り方向におけるタイン422の回転が阻止される。つまり、ボルト36を締め込むと、タイン422がボルト36の軸心周り方向に回転しようとする(タイン422がボルト36に連れ回ろうとする)が、下方延出部436と、延出部434とが、支持フレーム20に接触することにより、ボルト36の軸心周り方向におけるタイン422の回転が阻止される。
なお、本発明の実施形態は、以下のようなものであってもよい。
第一から第五実施形態では、タイン22(122、222、322、422)は、取付部35(135、235、335、435)がボルト36により支持フレーム20に連結されるものであるが、本発明はこれに限定されない。例えば、タイン22(122、222、322、422)は、取付部35(135、235、335、435)が溶接により支持フレーム20に連結されるものであってもよい。
また、第一及び第二実施形態では、タイン22(122)は、単一の取付部35(135)を備えるものであるが、本発明はこれに限定されない。例えば、タイン22(122)は、複数の取付部35(135)を備えるものであってもよい。また、タイン22(122)は、一の作用部32(132)と、一のコイル部33(133)と、一の取付部35(135)と、を備えるものであってもよい。
また、図5及び図6に示す第三実施形態に係るタイン222は、例えば、図9に示すように変更してもよい。すなわち、図5及び図6に示すタイン222では、コイル部233が、作用部232に対して前方に位置しているが、図9に示すように、コイル部233が、作用部232に対して後方(支持フレーム20に対して後方)に位置するようにしてもよい。
本発明は、普通型コンバインにおける掻込みリールへのタイン取付構造に利用可能である。
12 掻込みリール
19 リールフレーム
20 支持フレーム
22 タイン
32 作用部
33 コイル部
34 延出部
35 取付部
35a 凹部
36 ボルト
36a 頭部
122 タイン
132 作用部
133 コイル部
134 延出部
135 取付部
135a 凹部
222 タイン
232 作用部
233 コイル部
234 延出部
235 取付部
236 下方延出部
235a 凹部
322 タイン
332 作用部
333 コイル部
334 延出部
335 取付部
336 上方延出部
335a 凹部
422 タイン
432 作用部
433 コイル部
434 延出部
435 取付部
436 下方延出部
d1 隙間
h 上下間隔

Claims (10)

  1. 横向き軸心周りに回転駆動される右及び左のリールフレームと、前記右及び左のリールフレームに亘って横向きに取り付けられる支持フレームと、を備える掻込みリールへのタイン取付構造であって、
    前記タインは、一本の線材が曲げられることにより一体的に形成され、
    前記タインは、上下向きの姿勢で作物に作用する一つの作用部と、前記作用部の上部に設けられ、前記支持フレームの下方に位置する状態で前記作用部に対して前側で巻かれている一つのコイル部と、前記支持フレームの後側を通る状態で前記コイル部から上方に延出される一つの延出部と、後向きに開口する平面視U字状の凹部を有する状態で前記延出部の上端から前方向に延出された一つの取付部と、前記支持フレームの後側を通る状態で前記取付部における前記延出部とは反対側の端部から下方に延出される一つの下方延出部と、を備え、
    前記取付部が前記支持フレームの上部に置かれた状態で、ボルトが、前記凹部に挿入されると共に前記支持フレームを貫通し、かつ、前記支持フレームの下部に位置するナットに締め込まれていて、前記ボルトの頭部と前記支持フレームとの間に前記取付部が挟みこまれて前記タインが前記支持フレームに取付けられており、
    前記延出部と前記下方延出部とが前記支持フレームに接触することにより、前記ボルトの軸心周り方向における前記タインの回転が阻止され、かつ、前記掻込みリールの回転に伴う作物からの反力により前記タインが前記支持フレーム周りにて前方に揺動しようとする状態で、前記ボルトが前記凹部の底部分へ入り込むタイン取付構造。
  2. 前記コイル部は、前記支持フレームの長手方向において、前記延出部を挟んで前記取付部とは反対側に位置している請求項1に記載のタイン取付構造。
  3. 前記延出部は、前記コイル部の上端部がそのまま鉛直方向に沿って上方に延ばされたものであり、
    前記延出部の上端部が後向きに曲げられて前記凹部に繋がっている請求項1または2に記載のタイン取付構造。
  4. 横向き軸心周りに回転駆動される右及び左のリールフレームと、前記右及び左のリールフレームに亘って横向きに取り付けられる支持フレームと、を備える掻込みリールへのタイン取付構造であって、
    前記タインは、上下向きの姿勢で作物に作用する作用部と、前記作用部の上部に備えられるコイル部と、前記コイル部から側面視にて下方に延出される延出部と、前記延出部から前後方向に延出されて前記支持フレームに連結される取付部と、を備え、
    前記コイル部が前記支持フレームの上部に置かれて、前記タインが前記コイル部により前記支持フレームに支持された状態で、前記取付部が前記支持フレームに連結されているタイン取付構造。
  5. 前記取付部は、ボルトにより前記支持フレームに連結され、
    前記タインは、前記取付部から側面視にて上方に延出される上方延出部を備え、
    前記延出部と、前記上方延出部とが、前記支持フレームに接触することにより、前記ボルトの軸心周り方向における前記タインの回転が阻止される請求項4に記載のタイン取付構造。
  6. 前記タインは、所定の左右間隔をあけて配置される右及び左の前記作用部と、前記右及び左の作用部の上部に備えられる右及び左の前記コイル部と、前記右及び左のコイル部に亘って形成される前記延出部と、前記延出部に備えられる単一の前記取付部と、を備える請求項4または5に記載のタイン取付構造。
  7. 前記タインは、一本の線材が曲げられることにより一体的に形成され、
    前記取付部は、前記線材が曲げられることにより凹部状に形成され、
    前記凹部にボルトが挿入されて締め込まれることにより、前記取付部が前記ボルトの頭部と前記支持フレームとの間に挟み込まれ、
    前記掻込みリールの回転に伴う作物からの反力により前記タインが前記支持フレーム周りにて前方に揺動しようとする状態で、前記タインの揺動方向が前記ボルトの前記凹部の底部分への入り込む方向となるように、前記凹部の前後方向の向きが設定されている請求項4〜6のうちのいずれか一つに記載のタイン取付構造。
  8. 前記取付部と前記コイル部との間に前記支持フレームが入り込んだ状態で、前記取付部と前記コイル部とが前記支持フレームの上部と下部とに接するように、前記取付部と前記コイル部との上下間隔が設定される請求項1〜7のうちのいずれか一つに記載のタイン取付構造。
  9. 前記コイル部は、前記支持フレームに沿った横向きの軸心周りの一重巻きとされている請求項1〜8のうちのいずれか一つに記載のタイン取付構造。
  10. 前記コイル部は、前記支持フレームに沿った横向きの軸心周りに巻回され、
    前記コイル部の互いに隣り合う線材間には、隙間が形成されている請求項1〜9のうちのいずれか一つに記載のタイン取付構造。
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