JP6193090B2 - コンバインの刈取部 - Google Patents
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Description
そこで、従来上記のような汎用型のコンバインで麦を収穫する際の刈取部には、プラットホームオーガのドラムに立設された螺旋プレートの取込口に臨む終端位置に、集合する麦穀稈を強制的に解しながら取込口内に向けて掻込送りをさせる複数の掻込プレートを取付けてコンバイン作業を行なうことが一般的である。このため上記のようなコンバインによって麦収穫を行ったのち、稲を再度収穫する際には、上記掻込プレートはドラムから取外した状態でコンバイン作業が行われることになる。そこで、このとき取外しされた掻込プレート及びボルトとナット等は、操縦部内に一時的に保管したり工具箱内に入れて保管される。従って、次に時間が経過して使用する際には、その保管場所を失念して探す手間を要したり、掻込プレートやボルト等の部品を散逸し易いため、一連のコンバイン作業を非能率にする等の問題があった。
第2に、植立穀稈を左右のデバイダ12によって分草し掻込リール16で掻き込み刈刃13によって刈取り、刈取られた穀稈をプラットホーム11内で螺旋プレート31を有するプラットホームオーガ14の掻込回転によりオーガ後壁11bに形成される取込口11eに取込ませ、取込んだ穀稈を搬送部10を介して脱穀部6に搬送供給する刈取部9を備え、且つ該刈取部9のプラットホームオーガ14の外周に、螺旋プレート31によって取込口11e側に集合送りされる穀稈を、取込口11e内に向けて掻込送りをする掻込プレート32を着脱自在に備えるコンバインの刈取部において、前記プラットホームオーガ14から取外した掻込プレート32を、刈取部9に設けた保持部材40に収納自在に保持可能とし、前記保持部材40を、プラットホーム11のオーガ後壁11bと搬送部10のフィーダハウス20とで形成されるコーナー状の空間スペースSに設けることを特徴としている。
第3に、植立穀稈を左右のデバイダ12によって分草し掻込リール16で掻き込み刈刃13によって刈取り、刈取られた穀稈をプラットホーム11内で螺旋プレート31を有するプラットホームオーガ14の掻込回転によりオーガ後壁11bに形成される取込口11eに取込ませ、取込んだ穀稈を搬送部10を介して脱穀部6に搬送供給する刈取部9を備え、且つ該刈取部9のプラットホームオーガ14の外周に、螺旋プレート31によって取込口11e側に集合送りされる穀稈を、取込口11e内に向けて掻込送りをする掻込プレート32を着脱自在に備えるコンバインの刈取部において、前記プラットホームオーガ14から取外した掻込プレート32を、刈取部9に設けた保持部材40に収納自在に保持可能とし、前記保持部材40を、掻込プレート32を取付けるボルト孔41を形成した板状の取付部材にすると共に、上記保持部材40に取外したデバイダ12を取付け自在に構成することを特徴としている。
第4に、植立穀稈を左右のデバイダ12によって分草し掻込リール16で掻き込み刈刃13によって刈取り、刈取られた穀稈をプラットホーム11内で螺旋プレート31を有するプラットホームオーガ14の掻込回転によりオーガ後壁11bに形成される取込口11eに取込ませ、取込んだ穀稈を搬送部10を介して脱穀部6に搬送供給する刈取部9を備え、且つ該刈取部9のプラットホームオーガ14の外周に、螺旋プレート31によって取込口11e側に集合送りされる穀稈を、取込口11e内に向けて掻込送りをする掻込プレート32を着脱自在に備えるコンバインの刈取部において、前記プラットホームオーガ14から取外した掻込プレート32を、刈取部9に設けた保持部材40に収納自在に保持可能とし、前記掻込プレート32を、プラットホーム11のオーガ側壁11cに設けた保持部材40に取付けると共に、取外したデバイダ12を、プラットホーム11のオーガ後壁11bにコーナー状の空間スペースSに臨ませて取付けることを特徴としている。
また、前記保持部材を、プラットホーム後部のオーガ側壁とオーガ後壁とを接合する接合片部に設けることにより、プラットホームオーガに対する掻込プレートの着脱作業と保持部材に対する着脱作業を、作業者は共に略同じ立ち姿の作業姿勢で行なうことができると共に、大きく移動することなく略その場で行うことができるため、掻込プレートの数毎に行なう交互着脱切換作業を部品の散逸も防止しながら行い易くすることができる。
請求項2の発明によれば、前記保持部材を、プラットホームのオーガ後壁と搬送部のフィーダハウスとで形成されるコーナー状の空間スペースに設けることにより、掻込プレートは空間スペースを有効利用して保持することができると共に、保持部材に保持された掻込プレートは、側方に大きく突出しないため邪魔になる等の影響なく収納することができる。
請求項3の発明によれば、前記保持部材を掻込プレートを取付けるボルト孔を形成した板状の取付部材にすると共に、上記保持部材に取外したデバイダを取付け自在に構成することにより、掻込プレートを取付ける保持部材をデバイダの保持部材として利用することができるので、デバイダやボルトの散逸を防止しながら部品数を増やすことなく簡潔で廉価なデバイダ収納構造にすることができる。また本機側でなく刈取部の特に空間スペース内に収納するようにしたデバイダは着脱作業性に優れると共に、側方に大きく突出せず他に影響なく収納することができる等の特徴がある。
請求項4の発明によれば、前記掻込プレートを、プラットホームのオーガ側壁に設けた保持部材に取付けると共に、取外したデバイダを、プラットホームのオーガ後壁にコーナー状の空間スペースに臨ませて取付けることにより、掻込プレートとデバイダは、プラットホームのオーガ側壁とオーガ後壁を利用して刈取部の後方に近接状態で個別に纏めて収納できるため、両者の収納構造を簡潔な構成にすることができると共に、それぞれの着脱作業を行い易くすることができる。またコーナー状の空間スペースに臨ませてオーガ後壁に収納されるデバイダは、オーガ側壁からはみ出すことなく保持されるので、人体や他物との接触を防止し荷積み作業や納屋等の格納場所での運転を行い易くすることができる等の特徴がある。
1 掻込プレート収納構造
1a デバイダ収納構造
2 走行機体
6 脱穀部
9 刈取部
10 搬送部
10a フィーダハウス
11 プラットホーム
11b オーガ後壁
11e 取込口
12 デバイダ
12b 取付部
13 刈刃
14 プラットホームオーガ
16 掻込リール
20 デバイダ取付部材
21 ボルト
31 螺旋プレート
32 掻込プレート
35 ボルト
35a ナット
40 保持部材(取付部材)
41 ボルト孔
S 空間スペース
Claims (4)
- 植立穀稈を左右のデバイダ(12)によって分草し掻込リール(16)で掻き込み刈刃(13)によって刈取り、刈取られた穀稈をプラットホーム(11)内で螺旋プレート(31)を有するプラットホームオーガ(14)の掻込回転によりオーガ後壁(11b)に形成される取込口(11e)に取込ませ、取込んだ穀稈を搬送部(10)を介して脱穀部(6)に搬送供給する刈取部(9)を備え、且つ該刈取部(9)のプラットホームオーガ(14)の外周に、螺旋プレート(31)によって取込口(11e)側に集合送りされる穀稈を、取込口(11e)内に向けて掻込送りをする掻込プレート(32)を着脱自在に備えるコンバインの刈取部において、
前記プラットホームオーガ(14)から取外した掻込プレート(32)を、刈取部(9)に設けた保持部材(40)に収納自在に保持可能とし、
前記保持部材(40)を、プラットホーム(11)後部のオーガ側壁(11c)とオーガ後壁(11b)とを接合する接合片部(11f)に設けることを特徴とするコンバインの刈取部。 - 植立穀稈を左右のデバイダ(12)によって分草し掻込リール(16)で掻き込み刈刃(13)によって刈取り、刈取られた穀稈をプラットホーム(11)内で螺旋プレート(31)を有するプラットホームオーガ(14)の掻込回転によりオーガ後壁(11b)に形成される取込口(11e)に取込ませ、取込んだ穀稈を搬送部(10)を介して脱穀部(6)に搬送供給する刈取部(9)を備え、且つ該刈取部(9)のプラットホームオーガ(14)の外周に、螺旋プレート(31)によって取込口(11e)側に集合送りされる穀稈を、取込口(11e)内に向けて掻込送りをする掻込プレート(32)を着脱自在に備えるコンバインの刈取部において、
前記プラットホームオーガ(14)から取外した掻込プレート(32)を、刈取部(9)に設けた保持部材(40)に収納自在に保持可能とし、
前記保持部材(40)を、プラットホーム(11)のオーガ後壁(11b)と搬送部(10)のフィーダハウス(20)とで形成されるコーナー状の空間スペース(S)に設けることを特徴とするコンバインの刈取部。 - 植立穀稈を左右のデバイダ(12)によって分草し掻込リール(16)で掻き込み刈刃(13)によって刈取り、刈取られた穀稈をプラットホーム(11)内で螺旋プレート(31)を有するプラットホームオーガ(14)の掻込回転によりオーガ後壁(11b)に形成される取込口(11e)に取込ませ、取込んだ穀稈を搬送部(10)を介して脱穀部(6)に搬送供給する刈取部(9)を備え、且つ該刈取部(9)のプラットホームオーガ(14)の外周に、螺旋プレート(31)によって取込口(11e)側に集合送りされる穀稈を、取込口(11e)内に向けて掻込送りをする掻込プレート(32)を着脱自在に備えるコンバインの刈取部において、
前記プラットホームオーガ(14)から取外した掻込プレート(32)を、刈取部(9)に設けた保持部材(40)に収納自在に保持可能とし、
前記保持部材(40)を、掻込プレート(32)を取付けるボルト孔(41)を形成した板状の取付部材にすると共に、上記保持部材(40)に取外したデバイダ(12)を取付け自在に構成することを特徴とするコンバインの刈取部。 - 植立穀稈を左右のデバイダ(12)によって分草し掻込リール(16)で掻き込み刈刃(13)によって刈取り、刈取られた穀稈をプラットホーム(11)内で螺旋プレート(31)を有するプラットホームオーガ(14)の掻込回転によりオーガ後壁(11b)に形成される取込口(11e)に取込ませ、取込んだ穀稈を搬送部(10)を介して脱穀部(6)に搬送供給する刈取部(9)を備え、且つ該刈取部(9)のプラットホームオーガ(14)の外周に、螺旋プレート(31)によって取込口(11e)側に集合送りされる穀稈を、取込口(11e)内に向けて掻込送りをする掻込プレート(32)を着脱自在に備えるコンバインの刈取部において、
前記プラットホームオーガ(14)から取外した掻込プレート(32)を、刈取部(9)に設けた保持部材(40)に収納自在に保持可能とし、
前記掻込プレート(32)を、プラットホーム(11)のオーガ側壁(11c)に設けた保持部材(40)に取付けると共に、取外したデバイダ(12)を、プラットホーム(11)のオーガ後壁(11b)にコーナー状の空間スペース(S)に臨ませて取付けることを特徴とするコンバインの刈取部。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013223302A JP6193090B2 (ja) | 2013-10-28 | 2013-10-28 | コンバインの刈取部 |
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