JP6576301B2 - コンバイン - Google Patents
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植立穀稈を刈り取って後方の脱穀装置に向けて搬送する刈取処理部が備えられ、
前記刈取処理部に、刈取穀稈を前記脱穀装置に向けて搬送する穀稈搬送装置と、複数のセンサアームを有し、前記穀稈搬送装置にて搬送される刈取穀稈と接触する前記センサアームの数によって刈取穀稈の稈長を検出する接触式の稈長検出装置と、植立穀稈を縦姿勢に引き起こす複数の引き起こし装置と、複数の前記引き起こし装置の上部同士を連結する上部側連結フレームと、前記刈取処理部全体を後上部側の横向き軸芯周りで上下揺動自在に支持する前後向きの支持フレームと、刈取穀稈の搬送経路の上方を迂回する状態で前記支持フレームの後上部側箇所と前記上部側連結フレームとにわたる上方迂回フレームと、前記上方迂回フレームから機体横幅方向外側に向けて突出するように設けられた支持部材と、が備えられ、
前記稈長検出装置は、前記支持部材における前記上方迂回フレームから突出した部分に、上下方向に沿う回動軸芯周りで回動可能なように、かつ、前記回動軸芯と前記複数のセンサアームとが平面視で直線状に並ぶように片持ち状に支持され、
前記稈長検出装置は、前記複数のセンサアームが前記穀稈搬送装置にて搬送される刈取穀稈の搬送経路に位置することで刈取穀稈に対して検出作用する作用状態と、前記作用状態よりも前記穀稈搬送装置の搬送方向下手側に回動することで刈取穀稈の搬送経路から退避して刈取穀稈に対して検出作用しない非作用状態とに切り換え可能である点にある。
本構成によれば、複数の引き起こし装置の上部同士を連結する上部側連結フレーム、刈取処理部全体を支持する前後向きの支持フレーム、それらにわたって設けられる上方迂回フレーム等により、側面視で略ループ状に連なる支持構造体が形成され、刈取処理部を強固に支持することができる。そして、このような支持構造体のうちの穀稈搬送装置の上方を通過する上方迂回フレームを有効に利用して、稈長検出装置を安定的に支持することができる。
走行機体2の前部右側箇所にキャビンにて覆われた搭乗運転部6が備えられ、この搭乗運転部6の下方側に駆動用のエンジン7が備えられている。
図2,5に示すように、株元挟持搬送装置18は、搬送始端側が支持フレーム21の途中部に設けられた回動支持部28にて横軸芯周りで揺動自在に支持されている。株元挟持搬送装置18は駆動操作機構29により上下揺動操作され、その揺動操作に伴って、搬送終端部が供給搬送装置20に対して穀稈の稈長方向に位置変更するように設けられている。駆動操作機構29は、扱深さ調節用電動モータ30(以下、扱深さモータという)にて構成され、扱深さモータ30によって押し引き操作される操作ロッド31が備えられ、操作ロッド31の下端部が株元挟持搬送装置18の途中部に枢支連結されている。
図5に示すように、縦搬送装置16にて搬送される刈取穀稈の稈長を検出する接触式の稈長検出装置32と、この稈長検出装置32の検出結果に基づいて、脱穀装置4に対する刈取穀稈の扱深さが目標設定範囲内に維持されるように扱深さモータ30を制御する制御装置33と、人為操作により深扱ぎ側又は浅扱き側への変更を指令する手動指令部34とが備えられている。
制御装置33は、一対の検知スイッチ38A,38Bが共にオフ状態であれば、株元挟持搬送装置18が深扱ぎ側へ移動するように扱深さモータ30を作動させる。制御装置33は、一対の検知スイッチ38A,38Bのうち穂先側に位置する検知スイッチ38Bがオフ状態で、株元側に位置する検知スイッチ38Aがオン状態であれば、扱深さモータ30の作動を停止してその状態を維持する。
稈長検出装置32は、縦搬送装置16にて搬送される刈取穀稈に対して検出作用する作用状態Q1と、刈取穀稈の搬送経路から退避して刈取穀稈に対して検出作用しない非作用状態Q2とに切り換え可能に設けられている。具体的には、図3に示すように、稈長検出装置32は、作用状態Q1において、機体横幅方向中央側端部を基端部として機体横幅方向外方側に片持ち状に延びる状態で設けられ、且つ、基端部に設けられた上下方向に沿う回動軸芯Y周りで回動することにより、作用状態と非作用状態とに切り換え可能に設けられている。
図6に示すように、支持部材40は、機体正面視で略L字形に形成され、上下延設部40Aの下端部が上方迂回フレーム27の途中部に一体的に連結されたブラケット27Aにボルト連結されている。支持部材40の上部に位置する横向き延設部40Bには、稈長検出装置32の基端部32aを載置支持する横向き姿勢の平坦な載置面が設けられている。支持部材40には、上下延設部40Aの内面側と横向き延設部40Bの下面とにわたって補強板50が設けられている。稈長検出装置32の基端部32aは、平板状に形成され、横向き延設部40Bに摺動可能に載置支持されている。
4 脱穀装置
14 引き起こし装置
16 穀稈搬送装置
21 支持フレーム
25 上部側連結フレーム
27 上方迂回フレーム
32 稈長検出装置
32a 基端部
40 支持部材
44 位置保持機構
Claims (2)
- 植立穀稈を刈り取って後方の脱穀装置に向けて搬送する刈取処理部が備えられ、
前記刈取処理部に、刈取穀稈を前記脱穀装置に向けて搬送する穀稈搬送装置と、複数のセンサアームを有し、前記穀稈搬送装置にて搬送される刈取穀稈と接触する前記センサアームの数によって刈取穀稈の稈長を検出する接触式の稈長検出装置と、植立穀稈を縦姿勢に引き起こす複数の引き起こし装置と、複数の前記引き起こし装置の上部同士を連結する上部側連結フレームと、前記刈取処理部全体を後上部側の横向き軸芯周りで上下揺動自在に支持する前後向きの支持フレームと、刈取穀稈の搬送経路の上方を迂回する状態で前記支持フレームの後上部側箇所と前記上部側連結フレームとにわたる上方迂回フレームと、前記上方迂回フレームから機体横幅方向外側に向けて突出するように設けられた支持部材と、が備えられ、
前記稈長検出装置は、前記支持部材における前記上方迂回フレームから突出した部分に、上下方向に沿う回動軸芯周りで回動可能なように、かつ、前記回動軸芯と前記複数のセンサアームとが平面視で直線状に並ぶように片持ち状に支持され、
前記稈長検出装置は、前記複数のセンサアームが前記穀稈搬送装置にて搬送される刈取穀稈の搬送経路に位置することで刈取穀稈に対して検出作用する作用状態と、前記作用状態よりも前記穀稈搬送装置の搬送方向下手側に回動することで刈取穀稈の搬送経路から退避して刈取穀稈に対して検出作用しない非作用状態とに切り換え可能であるコンバイン。 - 前記稈長検出装置の前記回動軸芯周りでの回動操作を許容するとともに、前記作用状態及び前記非作用状態の夫々において前記稈長検出装置を位置保持可能な摩擦式の位置保持機構が備えられている請求項1記載のコンバイン。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016110341A JP6576301B2 (ja) | 2016-06-01 | 2016-06-01 | コンバイン |
KR1020170066011A KR20170136437A (ko) | 2016-06-01 | 2017-05-29 | 콤바인 |
CN201710403143.0A CN107439140B (zh) | 2016-06-01 | 2017-06-01 | 联合收割机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016110341A JP6576301B2 (ja) | 2016-06-01 | 2016-06-01 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017212948A JP2017212948A (ja) | 2017-12-07 |
JP6576301B2 true JP6576301B2 (ja) | 2019-09-18 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016110341A Active JP6576301B2 (ja) | 2016-06-01 | 2016-06-01 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6576301B2 (ja) |
-
2016
- 2016-06-01 JP JP2016110341A patent/JP6576301B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2017212948A (ja) | 2017-12-07 |
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