JP2017148000A - 汎用コンバイン - Google Patents

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大 松本
木村 敦
Atsushi Kimura
敦 木村
板持 透
Toru Itamochi
透 板持
石橋 俊之
Toshiyuki Ishibashi
俊之 石橋
森広 忠光
Tadamitsu Morihiro
忠光 森広
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【課題】刈取フレームに対してリールを昇降作動させるリール昇降シリンダを備えた汎用コンバインにおいて、作物の種類や、リールの昇降位置によらず、リールによる作物の掻込みをスムーズにすることができる汎用コンバインを提供することを課題としている。【解決手段】走行機体2と、該走行機体2の前部に昇降可能に連結された刈取部3とを備え、該刈取部3は、作物を掻込むリール14と、該リール14を昇降させる昇降シリンダ16とを有する汎用コンバインにおいて、前記刈取部3における上記昇降シリンダ16の真正面側にはガイド体21が配置され、該ガイド体21は、前記昇降シリンダ16の真正面側に位置する作物を、その左右位置をずらしてガイドするように傾斜又は湾曲したガイド面48,49を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、刈取部に対して昇降可能なリールを備えた汎用コンバインに関する。
走行機体と、該走行機体の前部に昇降可能に連結された刈取部とを備え、該刈取部は、作物を掻込むリールと、該リールを昇降させる昇降シリンダとを有し、刈取作業をする作物の種類に応じて、刈取部及びリールの高さ位置を刈取作業に適した高さ位置に変更することができる特許文献1に記載の汎用コンバインが従来公知である。
特開2014−87279号公報
上記文献の汎用コンバインによれば、刈取る作物の種類・長さに応じて、走行機体に対して昇降作動する刈取部と、該刈取部に対して昇降作動するリールの昇降位置を調整することによって、作物の種類によらず刈取作業できるものであるが、リールによる作物の掻込む際に、作物の先端側が前記リール昇降シリンダ側に引っ掛かることで作物の掻込みがスムーズにできない場合があるという課題があった。
本発明では、刈取フレームに対してリールを昇降作動させるリール昇降シリンダを備えた汎用コンバインにおいて、作物の種類や、リールの昇降位置によらず、リールによる作物の掻込みをスムーズにすることができる汎用コンバインを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、第1に、走行機体2と、該走行機体2の前部に昇降可能に連結された刈取部3とを備え、該刈取部3は、作物を掻込むリール14と、該リール14を昇降させる昇降シリンダ16とを有する汎用コンバインにおいて、前記刈取部3における上記昇降シリンダ16の真正面側にはガイド体21が配置され、該ガイド体21は、前記昇降シリンダ16の真正面側に位置する作物を、その左右位置をずらしてガイドするように傾斜又は湾曲したガイド面48,49を有することを特徴としている。
第2に、前記ガイド体21は、上記ガイド面の刈取部に対する上下方向の角度が変更可能に構成されたことを特徴としている。
第3に、前記ガイド体21は、複数の別体形成された分割体41,42によって構成されたことを特徴としている。
第4に、前記ガイド体21の少なくとも一部は、弾性体によって構成されたことを特徴としている。
前記ガイド体を前記昇降シリンダの正面に配置したことにより、リールで掻込まれた作物の先端側が昇降シリンダに絡まることを効率的に防止できるため、リールによる作物の掻込みをスムーズに行うことができる。
また、前記ガイド体は、上記ガイド面の刈取部に対する上下方向の角度が変更可能に構成されたものによれば、刈取られる作物の種類・高さに応じて、刈取部が上昇した場合であっても、作物がガイド体のガイド範囲より高くならないように、ガイド体の角度を調整することができるため、作物の種類によらず作物をスムーズにガイドし、効率良く刈取作業をすることができる。
また、前記ガイド体は、複数の別体形成された分割体によって構成されたものによれば、作物をガイドする面のみの交換作業等もできるようになるため、汎用性が向上するとともに、メンテナンスも容易になる。
なお、前記ガイド体の少なくとも一部は、弾性体によって構成されたものによれば、前記ガイド体を、リールの昇降作動した際にその一部が接触する範囲までカバーできるように構成することができる。
本発明を適用した汎用コンバインの全体側面図である。 リールが上昇状態を示した汎用コンバインの全体側面図である。 刈取部を示した要部斜視図である。 ガイド体の設置状態を示した要部平面図である。 (A)及び(B)は、ガイド体の組立状態及び部品構成を示した斜視図である。 (A)乃至(C)は、ガイド部の実施例を示した側面図である。 別実施例のガイド体の使用例を示した要部側面図である。
図1は、本発明を適用した汎用コンバインの全体側面図であり、図2は、リールが上昇状態を示した汎用コンバインの全体側面図であり、図3は、刈取部を示した要部斜視図である。図より、本汎用コンバインは、走行部である左右一対のクローラ式走行装置1,1に支持された走行機体2と、該走行機体2の前方に昇降可能に連結されて圃場の作物(穀稈)の刈取作業を行う刈取部3とを備えている。
前記走行機体2は、オペレータが乗込んで操向操作を行う操縦部4を刈取部3の真後ろ側近傍における右寄り位置に設け、該操縦部4の後方斜め左側に前記刈取部3で刈取られた穀稈の脱穀作業等を行う脱穀装置6を設置し、操縦部4の後方且つ脱穀装置6右側に脱穀装置で脱穀された処理物である穀粒を収納するグレンタンク7を配置し、脱穀装置6の後方に脱穀後の藁屑等を排出する排出部8が設けられている。
前記刈取部3は、刈取った作物を脱穀装置側に搬送するフィーダ9と、該フィーダ9の左右両端の前端側に連結されてそれぞれ前方側に向って延設された刈取フレーム11と、該刈取フレーム11の前端に設けた左右一対のデバイダ12,12と、該刈取フレーム11側に支持された左右方向の支持フレーム20の左右両端側からそれぞれ前方に向って延出している左右一対の支持アーム13,13と、該左右の支持アーム13の延出端の間に、回転自在に架設支持された掻込リール(リール)14とを備えている。
該支持アーム13と刈取フレーム11との間には、伸縮によって前記掻込リール14を刈取部3の本体に対して昇降させるリールシリンダ(昇降シリンダ)16が、左右一対設置されている(図3参照)。ちなみに、該リールシリンダ16は、基端側が刈取フレーム11内側に固定されて、先端側が刈取フレーム11の上面側に形成された前後方向の挿通孔11aを介して支持アーム13の中途部に取付固定されている(図3参照)。
すなわち、該リールシリンダ16が伸長作動されると、支持アーム13が支持フレーム20を軸に上方揺動されるため、掻込リール14が刈取フレーム11に対して上昇作動する(図2参照)。その一方で、リールシリンダ16が縮小作動されると、支持フレーム20を軸に支持アーム13が下方揺動されるため、掻込リール14が刈取フレーム11に対して下降作動する。
また、左右一方側(図示する例では右側)の支持アーム13には、掻込リール14に動力を伝動する伝動ケース17が設けられている。すなわち、掻込リール14は、刈取部3の本体側に対して昇降作動されるとともに、伝動ケース17から伝動される動力によって自身の軸回りに回転駆動される。
さらに、該刈取部3は、走行機体2の前部との間に油圧式のリフトシリンダ(図示しない)が設けられている。すなわち、該リフトシリンダを伸長作動させることにより、刈取部3が走行機体2に対して上昇作動する一方で、リフトシリンダを縮小作動させることにより、刈取部3の全体が走行機体2に対して下降作動する(図7参照)。
該構成の刈取部3は、まず、圃場の作物を、前記左右のデバイダ12,12の間である刈取側と、該刈取側の左右両外側である非刈取側とに分草する。このとき、左右一方(図示する例では左)側のデバイダ12側には、屈曲形成された棒状部材であって、デバイダ12に沿って上方回動して収容された収容姿勢と、左右外側に向けて下方回動された使用姿勢とに切換え可能に構成されたナローガイド15が設けられており、該ナローガイド15は、使用姿勢に切換えられることにより、未刈り側の穀稈を左右外側に分草する。
次に、刈取部3は、該デバイダ12及びナローガイド15により分草された刈取側の作物である植立穀稈を、前記掻込リール14によって刈取部3側に掻込みながらデバイダ12の後方に備えたレシプロ式の刈刃19によって穀稈を根元から刈取る。
このとき、左右のリールシリンダ16の前方側には、それぞれガイド体21が設けられており、該ガイド体21により、デバイダ12によって刈取側に分草された作物の先端側(穀稈の穂先側)が、リールシリンダ16側に絡まることを防ぐことができる。該ガイド体21の具体的な構成については後述する。
上記より、刈取部3によって刈取られた穀稈は、刈取フレーム11側の搬送オーガ10により前記フィーダ9の前端側へ送られ、該フィーダ9に搬送された穀稈がフィーダ9の内部に備えた搬送コンベア22によって後方側に搬送される。フィーダ9の後端側に搬送された刈取穀稈は、前記脱穀装置6の上部前端側に送られる。
前記脱穀装置6は、該脱穀装置6の上側であって前記フィーダ9から搬送される刈取穀稈の脱穀作業を行う脱穀部26と、脱穀装置6の下側であって前記脱穀部26により脱穀された処理物を穀粒と藁屑等の排塵物とに選別する選別部27とから構成されている。
前記脱穀部26は、前記フィーダ9の後端側から刈取穀稈の全部が投入される扱室28と、該扱室28の前後方向全体に亘って配置された回転軸回りに回転駆動し、その前端側が漏斗型となる円筒状に形成された扱胴29と、該扱胴29の下方であって、扱胴の形状に沿って背面視で中央が窪んだ円弧状をしている受網(図示しない)とを備えている。
該構成により、フィーダ9によって扱室に全稈投入された刈取穀稈は、回転駆動される扱胴29によって扱降し処理(脱穀処理)されて排藁となり、該排藁は扱室28の後方の排出部8から機外へと排出される。その一方で、扱胴29によって扱降ろされた処理物は、籾などの穀粒と藁屑等とを含んでおり、受網で受止められるとともに下方側に漏下することで選別部27側に導入される。
前記選別部27は、前記受網から漏下した処理物を揺動選別する揺動選別体32と、該揺動選別体32の前方下方側に配置されて後方上側に向けて選別風を送風する唐箕ファン33と、選別後の排塵物を機外へ排出する二番選別ファン34と、唐箕ファン33によって選別された1番物である穀粒を回収する1番ラセン36と、2番物を回収する2番ラセン37とを備えている。
該構成により、揺動選別体32で選別されて漏下した処理物は、唐箕ファン33によって起風された選別風の影響を殆ど受けずに選別部27の前後方向中央(1番ラセン36)よりも若干前方に落下して前記1番ラセン36によって回収される1番物と、選別風の影響を若干受けて1番ラセン36よりも後方に落下して前記2番ラセン37によって回収される2番物とに風選され、藁屑等は上記選別風によって排出部8から機外に飛ばされる。
該1番ラセン36によって回収された穀粒は、該1番ラセン36の搬送端側に設けられた穀粒搬送装置(図示しない)を介して上方搬送されることにより、前記グレンタンク7側へと搬送される。
次に、図1乃至図5に基づき、前記ガイド体の構成について説明する。図4は、ガイド体の設置状態を示した要部平面図であり、図5(A)は、ガイド体の組立状態を示した斜視図であり、図5(B)は、ガイド体の部品構成を示した斜視図である。
前記ガイド体21は、前記刈取フレーム11の上面側であって、前記デバイダ12と、リールシリンダ16との間に設置されたカバー体であって、刈取フレーム11側に着脱可能に取付けられる取付部41と、該取付部41側に着脱可能に支持されるガイド部42とから構成されている。
前記取付部41は、L字状に屈曲形成されて刈取フレーム11の上面側と左右外側面とに当接することで取付位置に位置決めされて該状態で固定される固定面43と、該固定面43(刈取フレーム11)の左右内側端部から上方側に向けて延設されて前記ガイド部42が取付支持される取付面44とが一体成形されている。このとき、固定面43の後端側は、刈取フレーム11上面側の前記挿通孔11aとの干渉を防ぐように切欠43bが形成されている(図4及び図5参照)。
上記固定面43は、刈取フレーム11の左右外側の側面にボルト固定するための固定孔43aが前後に複数(図示する例では2箇所)穿設されるとともに、刈取フレーム11の上面側にボルト固定するための固定孔43aが後端側に穿設されている。すなわち、該固定孔43aを介して固定面43を刈取フレーム11側にボルト固定することにより、ガイド体41が刈取フレーム(刈取部)側に着脱可能に固定される。
上記取付面44は、刈取フレーム11側に取付られた際に、前後方向が、デバイダ12の後端側から、リールシリンダ16の側方側に亘るまで延設されるとともに、前端から後方に向かって上方傾斜するように立上形成されることで扇状に形成されている。また、該取付面44の上端側には、前記ガイド部42を取付支持するための取付孔44aが前後に並べて複数(図示する例では3箇所)穿設されており、各取付孔44aには、ガイド部42を取付けるための固定ボルト46が設けられている(図5参照)。
前記ガイド部42は、後方に向かって上下幅が広くなる扇状に形成されて前記取付面44に沿って取付支持される支持面47と、該支持面47の上端前部をリールシリンダ16の前方側となる左右外側方向に向けて傾斜するように屈曲形成した傾斜ガイド面48(ガイド面)と、該傾斜ガイド面48の前端側をリールシリンダ16の正面側を向くように屈曲形成した正面ガイド面49(ガイド面)とが、一体成形されている。
上記支持面47は、取付面44に沿って上下方向に延設された下端側に、前記取付面44側の取付孔44aと同時に固定ボルト46が挿通される支持孔47aが穿設されている。該支持孔47aは、前後方向に並べて複数(図示する例では3箇所)設けられている(図5(B)及び図6(A)参照)。
上記傾斜ガイド面48は、後部側に刈取フレーム11の上方に配置される支持アーム13との干渉を防ぐ切欠48aが形成されている(図3及び図5参照)。これにより、該傾斜ガイド面48により、前記リールシリンダ16の前方側全体をカバーできるとともに、傾斜ガイド面48と支持面47の後端側は、支持アーム13の側方上側まで立上形成されるように構成されている(図3参照)。
上記構成のガイド体21によれば、図4に示されるように、前記デバイダ12の真後側に、作物が後方搬送される左右の刈取フレーム11の間である搬送経路の左右外側に向けて傾斜する前記傾斜ガイド面48が配置されるとともに、該傾斜ガイド面48からさらに搬送経路と略垂直となるように搬送経路外側に向けて屈曲された前記正面ガイド面49が配置されることにより、デバイダ12によって刈取側に分草された作物が、デバイダ12の後方側から各ガイド面49,48に引っ掛ることなくスムーズに搬送経路側に案内される。
該正面ガイド面49及び傾斜ガイド面48によって、リールシリンダ16の正面側から搬送経路上にガイドされた作物は、リールシリンダ16の後方まで延設された前記支持面47及び取付面44に沿って搬送経路に沿って後方搬送される。このとき、各支持面47及び取付面44は、後方(リールシリンダ16)側に向って上方傾斜されているため、掻込リール14により掻込まれて後方搬送される作物の先端側が刈取フレーム11の左右外側に垂れて、該作物がリールシリンダ16側に引っ掛かる事態を防止できる。
また、前記ガイド体21は、取付部41とガイド部42とに分割形成されたことにより、作物をガイドするガイド部42のみを取付部41側から取外すことができるため、各ガイド面48,49の清掃等のメンテナンスが容易になる。また、前記ガイド部42を、作物に応じて適した形状のガイド面が形成されたものと交換することができるとともに、この場合、ガイド部42のみを交換することができるため、コストもより低く抑えることができる。
なお、前記ガイド体21を構成する取付部41若しくはガイド部42の少なくとも一部を弾性体によって構成しても良い。これにより、掻込リール14の昇降作動に伴って、前記ガイド体21の一部が、掻込リール14や、支持アーム13等の刈取部3側と一部接触する範囲まで大きく形成することを許容できるようになるため、作物のガイドをより確実にすることができる。
ちなみに、前記ガイド体21は、左右のリールシリンダ16の前方側にそれぞれ配置され配置されているが(図3参照)、例えば、リールシリンダ16が左右一方側にのみ設けられている場合等においては、これに応じてガイド体21が左右一方側にのみ配置される構成であっても良い。
次に、図6及び図7に基づき、前記ガイド体の別実施例について、上述の構成と異なる点について説明する。図6(A)乃至(C)は、ガイド部の実施例を示した側面図であり、図7は、別実施例のガイド体の使用例を示した要部側面図である。
前記ガイド部に穿設された支持孔47aは、支持面47の前端側を支点とした所定の中心角を有する円弧状の長孔に形成した構成としても良い(図6(B)参照)。すなわち、前記支持面47(ガイド部42)は、前端側を支点に上下方向に回動させることで、取付面44(取付部41)に対する取付角度を連続的に調整できる。
また、前後方向に複数並べて配置された前記支持孔47aは、それぞれ前端側を支点とした所定の中心角を有する円弧状となるように上下方向にも複数穿設した構成としても良い(図6(C)参照)。すなわち、前記支持面47(ガイド部42)は、前端側を支点に上下方向に回動させて取付面44(取付部41)に対する取付角度を複数段階(図示する例では3段階)で調整できるよう構成しても良い。
図7に示されるように、前記ガイド体21は、刈取作業を行う作物の刈取高さ(種類)に応じて刈取部3が上昇作動されると、側面視で前端から後方に向かって上方傾斜するガイド体21(ガイド面48,49)の傾斜角度Xが小さくなる(図7(B)参照)。言い換えると、刈取部3の上昇に伴って前記ガイド体21が後方に向かって倒伏されることで、前記ガイド体21によって作物をガイドする上下方向のガイド高さ(デバイダ12とガイド面48,49の上端との間の高さ)が低くなるため、作物の穂先側がガイド体21を越え易くなる。
これに対し、上記構成のガイド体21によれば、ガイド面48,49の刈取部3に対する上下方向の角度を変更することにより、刈取られる作物の種類・高さ(刈取部3の昇降高さ)に応じて、作物がガイド体のガイド範囲より高くならないように、ガイド体21の角度(図7の傾斜角度X)を調整することができるため、作物の種類によらず作物をスムーズにガイドし、効率良く刈取作業をすることができる。
また、前記ガイド体21は、ガイド部42と取付部41とで分割したことによって、ガイド面48,49の傾斜角度Xを調整する構成をより簡素化し、低コストにできる。
2 走行機体
3 刈取部
14 掻込リール(リール)
16 リールシリンダ(昇降シリンダ)
21 ガイド体
41 取付部(分割体)
42 ガイド部(分割体)
48 傾斜ガイド面(ガイド面)
49 正面ガイド面(ガイド面)

Claims (4)

  1. 走行機体(2)と、
    該走行機体(2)の前部に昇降可能に連結された刈取部(3)とを備え、
    該刈取部(3)は、作物を掻込むリール(14)と、該リール(14)を昇降させる昇降シリンダ(16)とを有する汎用コンバインにおいて、
    前記刈取部(3)における上記昇降シリンダ(16)の真正面側にはガイド体(21)が配置され、
    該ガイド体(21)は、前記昇降シリンダ(16)の真正面側に位置する作物を、その左右位置をずらしてガイドするように傾斜又は湾曲したガイド面(48,49)を有する
    ことを特徴とする汎用コンバイン。
  2. 前記ガイド体(21)は、上記ガイド面の刈取部に対する上下方向の角度が変更可能に構成された
    請求項1に記載の汎用コンバイン。
  3. 前記ガイド体(21)は、複数の別体形成された分割体(41,42)によって構成された
    請求項1又は2の何れかに記載の汎用コンバイン。
  4. 前記ガイド体(21)の少なくとも一部は、弾性体によって構成された
    請求項1乃至3の何れかに記載の汎用コンバイン。
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