JP6041428B2 - 遊技機用可変入賞装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents
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また、入賞口を開放状態とする制御がされていないときに、遊技球が入賞口に進入することになると、遊技者に意図しない賞球を与えてしまうだけでなく、遊技機の制御部によって不正入賞(不正行為)があったと判断される虞がある。
前記遊技盤の前面側に固定される台板と、
前記台板の前面側において前記遊技盤の前面と交差する方向の回動軸線を中心として回動可能に支持され、前記入賞口における遊技球の受け入れ状態を困難又は不能とする閉鎖位置と、遊技球の受け入れ状態を容易又は可能とする開放位置との間で回動変位可能な回動翼片と、
前記台板の前面側に固定配置され前記回動翼片の少なくとも側壁下部の一部を覆う底壁部と、その底壁部に連続して形成され前記回動翼片の前面を覆う前壁部とを有した前飾り部材と、を備え、
前記台板と前記前飾り部材の少なくとも一方には、前記回動翼片が前記閉鎖位置のときに、前記回動翼片の側壁下部を前記底壁部から延出して覆う延出壁部が形成されており、
前記回動翼片は、前記入賞口を開状態と閉状態に切り替える翼部と、前記回動軸線の回りに環状に配置される基端部とを有し、前記翼部の外壁と前記基端部の外周部とが連結されるとともに前記翼部の外壁と前記基端部の外周部とによって当該回動翼片の側壁が構成され、前記翼部の外壁と前記基端部の外周部とによって前記開放位置のときに前記延出壁部が入り込む開口溝が形成され、
前記延出壁部は、前記基端部の外周部を覆う構成であり、
前記回動翼片は、前記開口溝で当該延出壁部との干渉を回避した状態で前記開放位置に変位することを特徴とする。
また、回動翼片は、回動翼片に形成された開口溝で延出壁部との干渉を回避した状態で開放位置に変位するため、延出壁部の適当な大きさを確保できると共に、回動翼片の回動角度を広く保つことができる。
また、延出壁部は、台板との間に遊技球の直径よりも狭い間隙を有する構成であるため、スペースを取らないコンパクトな構成で、遊技球が間隙を通り抜けることなく回動翼片の側壁下部に衝突するのを防ぐことができる。
また、回動翼片に後壁を形成して、開放位置のときに間隙に入り込む構成とするため、回動翼片の強度を後壁の形成によって保ちつつ、回動翼片の回転角度を十分に確保することができる。
以下、本発明に係る遊技機用可変入賞装置10及びそれを備えた遊技機1を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(遊技機の構成)
まず、図1を参照して遊技機1の構成を概説する。図1に示す遊技機1は、いわゆるパチンコ機として構成されるものであり、木板(ベニヤ板)、アクリル板等によって構成される遊技盤2の盤面(前面2a)に沿って遊技球Bの発射を誘導するガイドレール5が設けられ、このガイドレール5等によって区画された形態で遊技領域が形成されている。また、遊技盤2の中央付近には、各種表示を行い得る液晶表示部3が配置され、この液晶表示部3の下方には、始動誘導口7が配置されている。そして、液晶表示部3の横方向に本発明に係る遊技機用可変入賞装置10が配置されている。なお、遊技機1には、遊技盤2の前方において当該遊技盤2の盤面(前面2a)とほぼ平行に透明板(ガラス板等)が配置され、ガイドレール5等によって区画された遊技領域内において透明板と遊技盤2との間を遊技球Bが流下するように構成されている。
次に、第1実施形態に係る遊技機用可変入賞装置10について説明する。
図1等に示すように、遊技機用可変入賞装置10(以下、入賞装置10ともいう)は、遊技盤2に沿って流下する遊技球Bを受け入れて入賞させる装置である。入賞装置10は、入賞した遊技球Bを検出スイッチ等で感知・検出し、その検出があった場合に所定個数の賞球が払い出されることになる。図1及び図2に示すように、入賞装置10は、遊技盤2に固定されて用いられ、遊技盤2の前面(盤面)2aの前方側において上方側且つ右側に開放した開口形態で配される入賞口12を備えている。この入賞口12は、後述する回動翼片20によって開閉される構成をなしており、回動翼片20が開放位置となったときに開放状態となり、前面2aに沿って流下する遊技球Bを内部に受け入れることができるようになっている。なお、図4では、遊技盤2の前面(盤面)2a及び後面2bの位置を二点鎖線にて仮想的に示している。
前飾り部材30は、台板40の前面側に固定配置され回動翼片20の少なくとも側壁下部20c(後述)の一部を覆う底壁部30dと、その底壁部30dに連続して形成され回動翼片20の前面を覆う前壁部30aとを有している。また、前飾り部材30には、回動翼片20が閉鎖位置のときに、回動翼片20の側壁下部20c(後述)を底壁部30dから延出して覆う延出壁部30eが形成されている。
内周壁部30iには、台板40に貫通形成された球通路40cに接続されると共に、入賞した遊技球Bを後方に誘導する球受通路30jが形成され、球受通路30jの内側に湾曲面を有した案内リブ30kが形成されている。
また、外周壁部30cには、底壁部30dの右側且つ内周壁部30i側において、内周壁部30i方向に向かって突出する規制部30fが形成されており、内周壁部30iには、球受通路30jの右側端部として規制部30gが形成されている。
回動翼片20には、開放位置のときに前飾り部材30の延出壁部30eが入り込む開口溝20dが形成されている。これにより、回動翼片20は、その開口溝20dで当該延出壁部30eとの干渉を回避した状態で開放位置に変位することとなる。以下、回動翼片20の具体的な態様について説明する。
次に、入賞装置10における遊技球Bの衝突防止構造について説明する。
図5(A)に示すように、回動翼片20が閉鎖位置に位置する時に、回動翼片20の翼部20aが垂直上方に起立するように構成されている。そして、回動翼片20の翼部20aの先端部と前飾り部材30の上壁部30bの端部とが近接することによって、入賞口12が閉状態となり、回動翼片20と前飾り部材30との間隙の幅が遊技球Bの直径よりも十分に小さいため、遊技球Bの受け入れを困難又は不能としている。このとき、図2(A)、図3(A)及び図4(A)に示すように、前飾り部材30の前壁部30aが回動翼片20の前面を覆い、図4(A)及び図5(A)に示すように、前飾り部材30の底壁部30d及び延出壁部30eが回動翼片20の側壁下部20cを覆っている。詳しくは、前飾り部材30の前壁部30aは、回動翼片20の翼部20aにおける先端の一部を残して、回動翼片20の前方側の側壁全てを覆っている。また、前飾り部材30の底壁部30dは、回動翼片20の基端部20bの下側の側壁を覆っている。また、前飾り部材30の延出壁部30eは、前後方向における前側寄りの一部において、翼部20a及び基端部20bを右側から覆っている。即ち、入賞口12の閉状態において、前飾り部材30と台板40との間から、回動翼片20の翼部20aの右側側方及び前側の先端部の一部と、基端部20bの右側上方の一部が外部に露出する構成となっている。
次に、入賞装置10の開閉動作について説明する。なお、図10は、図2に示す遊技機用可変入賞装置において、回動翼片、第1伝達部材、第2伝達部材、及び駆動源の連係状態の前方側からの様子を示す説明図である。そして、図10(A)は、回動翼片が閉鎖位置にあるときの様子を示す図であり、図10(B)は、開閉動作を示す作用説明図であり、図10(C)は、回動翼片が開放位置にあるときの様子を示す図である。
入賞装置10は、ソレノイド90のコイル部90aが通電されてない時には、ばね部材90cの付勢によってプランジャ90bが突出位置に維持され、これにより、図10(A)に示すように、第1伝達部材62が左方向にスライド移動している状態にある。また、第2伝達部材64が左方向に揺動した状態にあり、第1被作用部20fが第1作用部64cから所定間隙C2の幅L3だけ離れ、第2被作用部20gが第2作用部64dの下部側近に接触して位置している。そして、回動翼片20は、自重により規制部30fが規制片20hに当接して開方向への回動を規制するため、入賞口12を閉鎖するように起立しており、遊技球Bを受け入れ難い閉状態を維持している。
また、図4(B)に示すように、回動翼片20の後壁が、開放位置のときに上方から間隙C1に入り込む構成であるため、回動翼片20の強度を後壁の形成によって保ちつつ、回動翼片20の回転角度を十分に確保することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
2…遊技盤
2a…前面(盤面)
10…遊技機用可変入賞装置(入賞装置)
12…入賞口
20…回動翼片
20c…側壁下部
20d…開口溝
20e…後壁
22…支軸
30…前飾り部材
30a…前壁部
30d…底壁部
30e…延出壁部
40…台板
50…支持枠体
60…伝達機構
62…第1伝達部材
64…第2伝達部材
70…カバー部材
80…球検出部
90…ソレノイド
B…遊技球
G1,G2…回動軸線
C1,C2…間隙
L1…遊技球の直径
L2…間隙C1の幅
Claims (3)
- 遊技機の遊技盤に固定され、該遊技盤に沿って流下する遊技球を受け入れる入賞口を備えた遊技機用可変入賞装置であって、
前記遊技盤の前面側に固定される台板と、
前記台板の前面側において前記遊技盤の前面と交差する方向の回動軸線を中心として回動可能に支持され、前記入賞口における遊技球の受け入れ状態を困難又は不能とする閉鎖位置と、遊技球の受け入れ状態を容易又は可能とする開放位置との間で回動変位可能な回動翼片と、
前記台板の前面側に固定配置され前記回動翼片の少なくとも側壁下部の一部を覆う底壁部と、その底壁部に連続して形成され前記回動翼片の前面を覆う前壁部とを有した前飾り部材と、を備え、
前記台板と前記前飾り部材の少なくとも一方には、前記回動翼片が前記閉鎖位置のときに、前記回動翼片の側壁下部を前記底壁部から延出して覆う延出壁部が形成されており、
前記回動翼片は、前記入賞口を開状態と閉状態に切り替える翼部と、前記回動軸線の回りに環状に配置される基端部とを有し、前記翼部の外壁と前記基端部の外周部とが連結されるとともに前記翼部の外壁と前記基端部の外周部とによって当該回動翼片の側壁が構成され、前記翼部の外壁と前記基端部の外周部とによって前記開放位置のときに前記延出壁部が入り込む開口溝が形成され、
前記延出壁部は、前記基端部の外周部を覆う構成であり、
前記回動翼片は、前記開口溝で当該延出壁部との干渉を回避した状態で前記開放位置に変位することを特徴とする遊技機用可変入賞装置。 - 前記延出壁部は、前記前飾り部材に形成されると共に、前記台板との間に遊技球の直径よりも狭い間隙を有して前記前壁部及び前記底壁部に連続するように形成され、
前記回動翼片には、前記開放位置のときに前記間隙に入り込むように後壁が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用可変入賞装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の遊技機用可変入賞装置を備えたことを特徴とする遊技機。
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