JP2013042991A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】装飾部材が退避位置から進出位置へ移動する際、装飾部材を移動させる駆動機構のアーム部材うち静止側部材と進出位置にある装飾部材との間の遊技者側へ臨む部分の露出を防止できる遊技機を提供する。
【解決手段】駆動機構44は、一端部が静止側部材40bに可動に連結されて装飾部材20に駆動力を伝達するアーム部材52を有し、アーム部材52のうち静止側部分と進出位置にある装飾部材20との間の所定部分52aをカバーするカバー部材52を備え、装飾部材20が退避位置から進出位置へ移動際、アーム部材52の所定部分52aがカバー部材41によりカバーされる。
【選択図】図8

Description

本発明は、遊技機に関し、特に、装飾部材と、この装飾部材を所定の退避位置と進出位置とに亙って移動させる駆動機構とを備えた遊技機に関するものである。
従来から、パチンコ遊技機においては、遊技盤の盤面の中央部に画像表示器が設けられ、画像表示器の画面前側近傍の演出領域内を移動可能な装飾部材を有する可動役物装置が設けられる場合が多い。この可動役物装置は、例えば、特別図柄の変動中の特定演出実行中に作動して、前記演出領域に沿って装飾部材を移動させることで、大当り抽選に関する遊技演出を行う。
特許文献1のパチンコ遊技機は、枠状のセンター部材の中央開口部に配設された液晶表示装置と、液晶表示装置の画面前側近傍の演出領域に沿って昇降する装飾体と、装飾体を昇降駆動する1対の昇降ユニットを有する。
1対の昇降ユニットは、センター部材の左右側部に取り付けられたベース部材と、ベース部材に支持された駆動モータと、装飾体を昇降するアームを有する。アームの一端部は、装飾体に形成された長穴とこの長穴に係合する作動ピンを介して装飾体に回動自在に且つスライド自在に連結され、他端部は、ベース部材に上下方向に回動自在に支持されている。昇降ユニットにおいて1対のアームが夫々駆動モータにより回動駆動されると、装飾体が水平な姿勢を維持した状態で昇降する。
特開2009−311号公報
特許文献1のパチンコ遊技機においては、装飾体が演出領域上端側の退避位置にあるとき、昇降ユニットのアームは装飾体及びセンター部材の後側に隠れた状態になるが、装飾体が退避位置から演出領域下端側の進出位置まで移動するときや進出位置のときに、アームのうち少なくとも装飾体とセンター部材との間の隙間から前方(遊技者側)へ臨む部分が露出した状態となるため、アームを含めた装飾体の見栄えが悪くなる。
本発明の目的は、装飾部材が退避位置から進出位置へ移動する際、装飾部材を移動させる駆動機構のアーム部材のうち静止側部材と進出位置にある装飾部材との間の遊技者側へ臨む部分の露出を防止できる遊技機を提供することである。
本願発明は以下の構成を有するものである。尚、参照符号は、本願発明の理解促進の為に図面に図示した構成要素との対応関係の一例を示したものであり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1の発明(遊技機)は、装飾部材(20,21) と、この装飾部材(20,21) を所定の退避位置と進出位置とに亙って移動させる駆動機構(44)とを備えた遊技機(1) において、前記駆動機構(44)は、一端部が静止側部材(40b) に可動に連結されて前記装飾部材(20,21) に駆動力を伝達するアーム部材(52)を有し、前記アーム部材(52)のうち前記静止側部材(40b) と前記進出位置にある前記装飾部材(20,21) との間の所定部分(52a) をカバーするカバー部材(52)を備え、前記アーム部材(52)の前記所定部分(52a) は、前記装飾部材(20,21) が前記退避位置のときに前記静止側部材(40b) の後側に位置し且つ前記カバー部材(52)によりカバーされない部分であり、前記装飾部材(20,21) が前記退避位置から前記進出位置へ移動する際に、前記アーム部材(52)に対して相対移動する前記カバー部材(41)により前記アーム部材(52)の前記所定部分(52a) がカバーされることを特徴としている。
第2の発明は、第1の発明において、前記カバー部材(41)は、前記装飾部材(20,21) に固定されて前記装飾部材(20,21) から前記静止側部材(40b) の後側まで延び、前記装飾部材(20,21) と共に装飾機能を有するように設けられたことを特徴としている。
第3の発明は、第2の発明において、前記アーム部材(52)の他端部が前記装飾部材(20,21) に回動自在に連結され、前記カバー部材(41)の先端部分を前記静止側部材(40b) に設けられたガイド部(46)によりガイドするガイド機構(47)を設けたことを特徴としている。
本願発明によれば、装飾部材が退避位置から進出位置へ移動する際、カバー部材によりアーム部材が静止側部材と装飾部材との間から遊技者側へ露出することがない。
パチンコ遊技機の斜視図である。 遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の制御系ブロック図である。 実施例1の右側の可動役物装置の斜視図である。 図4の可動役物装置の背面図である。 可動役物装置の装飾部材が退避位置にある状態の正面図である。 図6の可動役物装置の背面図である。 可動役物装置の装飾部材が進出位置にある状態の正面図である。 図8の可動役物装置の背面図である。 左側の可動役物装置の斜視図である。 図10の可動役物装置の背面図である。 可動役物装置の装飾部材が進出位置にある状態の正面図である。 図12の可動役物装置の背面図である。 実施例2の可動役物装置の装飾部材が退避位置にある状態の正面図である。 図14の可動役物装置の背面図である。 可動役物装置の装飾部材が進出位置にある状態の正面図である。 図16の可動役物装置の背面図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、パチンコ遊技機1には、遊技ホールの島構造体に取付けられる外枠(図示略)に開閉枠2が開閉自在に装着され、開閉枠2に開閉扉3が開閉自在に装着されている。開閉扉3に窓3aが形成され、その窓3aに透明板3bが装着されている。開閉枠2の左端部に開閉扉3の左端部が鉛直軸心回りに回動自在に支持され、開閉扉3の右端部には、開閉扉3を閉じた状態で施錠するキーシリンダ3cが装着されている。開閉枠2に遊技盤4が装着され、遊技盤4とその前側の透明板3bとの間に遊技球が流下可能な遊技領域4aが形成され、この遊技領域4aが開閉扉3により開閉される。
開閉扉3には、窓3aの下側に遊技球を貯留する貯留皿5が設けられ、その貯留皿5の右部に遊技者が操作可能な演出ボタン6と十字キー7が装着されている。貯留皿5の右下側には発射ハンドル8が装着されている。発射ハンドル8が回動操作されると、貯留皿5から球発射機構(図示略)の発射部に導入された遊技球が発射され、貯留皿5に複数の遊技球が貯留している場合には、複数の遊技球が球発射機構から約0.6秒間隔で連続発射される。
図2、図3に示すように、鉛直な盤面を形成する遊技盤4には、ガイドレール9が略環状に設けられ、ガイドレール9の内側に遊技領域4aが形成されている。遊技領域4aには、多数の障害釘(図示略)、第1始動口11、開閉式の第2始動口12aを有する始動口装置12、ゲート13、開閉式の大入賞口14aを有する大入賞口装置14、複数の一般入賞口15が設けられている。第1始動口11、ゲート13、複数の一般入賞口15には、夫々、遊技球を検出する第1始動口SW11a(「SW」はスイッチを意味する)、複数のゲートSW13a、複数の一般入賞口SW15aが付設されている。
始動口装置12は、第2始動口12a、第2始動口12aを開閉する開閉部材12b、第2始動口12aに入賞した遊技球を検出する第2始動口SW12c、開閉部材12bを開閉駆動する第2始動口SOL12d(「SOL」はソレノイドアクチュエータを意味する)を有する。大入賞口装置14は、大入賞口14aに入賞した遊技球を検出する大入賞口SW14cと、開閉部材14bを開閉駆動する大入賞口SOL14dを有する。
遊技球が入賞口11,12a,14a,15に入賞した場合、遊技球1個の入賞につき入賞口11,12a, 14, 15毎に設定された数の遊技球が貯留皿5に払出される。遊技球が入賞口11, 12aに入賞した場合に大当り抽選が行われ、その大当り抽選で当選した場合、通常は閉塞の大入賞口14aが複数ランウドに亙って開閉する大当り遊技が発生する。遊技球がゲート13を通過した場合に当り抽選が行われ、その当り抽選で当選した場合、通常は閉塞の第2始動口12aが1又は複数回開閉する補助遊技が発生する。
遊技盤4にはセンタ役物16が取り付けられ、このセンタ役物16には遊技演出用の画像表示器17と1対の可動役物装置18,19(図4〜図13参照)が装備されている。センタ役物16は、遊技盤4の前面よりも前方へ張出す枠部材であり、遊技盤4の上部から中央部分に亙って遊技領域4aの半分以上を占めるサイズで設けられたセンタ役物本体16aと、センタ役物本体15aの後側に設けられたセンタ役物ベース枠(図示略)とを有する。
遊技盤4にはセンタ取付穴が形成され、このセンタ取付穴にセンタ役物本体16aが嵌合され、遊技盤4の背面部にセンタ役物ベース枠が取り付けられている。画像表示器17は、その画面がセンタ役物本体16aの内側領域の大部分に臨むように、センタ役物ベース枠に後側から装着されている。
画像表示器17には、大当り抽選に関する遊技演出が表示され、その遊技演出では、大当り抽選を演出するために複数の演出図柄が変動後停止するように表示されると共に、複数の演出図柄以外に大当り遊技を演出するために演出動画が表示される。1対の可動役物装置18,19は、センタ役物本体16aの左部と右部に夫々配置されている。可動役物装置18,19については後で詳細に説明する。
遊技盤4の右下部に遊技表示盤22が設けられ、この遊技表示盤22は、第1特図表示器22a、第2特図表示器22b、普図表示器22c、第1特図保留ランプ22d、第2特図保留ランプ22e、普図保留ランプ22fを備えている。
第1特図表示器22aには第1特別図柄が変動可能に表示され、第1特図保留ランプ22dには第1特図保留数が表示され、その第1特図保留数が4未満の場合に第1始動口11に遊技球が入賞する毎に1加算される。第2特図表示器22bには第2特別図柄が変動可能に表示され、第2特図保留ランプ22eには第2特図保留数が表示され、その第2特図保留数が4未満の場合に第2始動口12aに遊技球が入賞する毎に1加算される。
第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第1特図保留数が1以上の場合、第2特図保留数が0の場合には、第1特図保留数が1減算されて第1特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第2特図保留数が1以上の場合、第2特図保留数が1減算されて第2特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。
普図表示器22cには普通図柄が変動可能に表示され、普図保留ランプ22fには普図保留数が表示され、その普図保留数は4未満の場合にゲート13に遊技球が入賞する毎に1加算される。普通図柄が変動停止状態で、普図保留数が1以上の場合、普図保留数が1減算されて普通図柄が変動開始され、その後の停止図柄で当り抽選の結果が表示される。
次に、パチンコ遊技機1の制御系について説明する。
図3に示すように、制御装置30は、遊技制御基板31、払出制御基板32、演出制御基板33、画像制御基板34、ランプ制御基板35を備え、これら制御基板31〜35に夫々CPUとROMとRAMを有するコンピュータを備えている。演出制御基板33は更に実時間を計時出力する計時手段としてのリアルタイムクロック(RTC)を備えている。
遊技制御基板31のコンピュータは、第1,第2始動口SW11a,12c、ゲートSW13a、大入賞口SW14c、一般入賞口SW15aからの球検出信号と、払出制御基板32からの制御情報を受けて、第2始動口SOL12d、大入賞口SOL14d、図柄表示器22a〜22c、図柄保留ランプ22d〜22fを制御し、演出制御基板33と払出制御基板32に制御情報(遊技情報)を出力する。
払出制御基板32のコンピュータは、遊技制御基板31からの制御情報と、払出球検出SW36a、球有り検出SW36b、満タン検出SW36c、開閉扉検出SW39からの検出信号とを受けて、払出モータ36を制御し、各入賞口11,12a,14a,15への遊技球の入賞1個について、各入賞口11,12a,14a,15毎に設定された数の遊技球を賞球として貯留皿5に払出し、遊技制御基板31に制御情報(払出情報)を出力する。
演出制御基板33のコンピュータは、遊技制御基板31からの制御情報と、演出ボタン検出SW6aからのボタン操作信号を受けて画像制御基板34、ランプ制御基板35に制御情報を出力する。画像制御基板34のコンピュータは、演出制御基板33からの制御情報を受けて、遊技演出用の画像表示器17とスピーカ37とを制御し、演出制御基板33に制御情報を出力する。ランプ制御基板35のコンピュータは、演出制御基板33からの制御情報を受けて、主に画像制御基板34のコンピュータによる制御に同期させて、遊技演出用の枠ランプ38aと盤ランプ38bと1対の可動役物装置18,19を制御する。
次に、1対の可動役物装置18,19について詳細に説明する。
図4〜図13に示すように、1対の可動役物装置18,19は、夫々、ハート形に形成された装飾部材20,21を有し、特別図柄の変動中の特定演出実行中に大当り抽選に関する報知(例えば、大当り抽選での当選、或いは当選期待度が高い旨の報知等)を行うために作動して、1対の装飾部材20,21が遊技盤4の盤面と平行な方向へ、所定の退避位置と進出位置とに亙ってセンタ役物本体16aにおける画像表示器17の画面前側近傍の演出領域を横切るように往復移動する。1対の装飾部材20, 21が進出位置のとき、「ハート形のメガネ」が形成される。尚、左右1対の可動役物装置18,19は、基本的に、左右対称に構成され、左右対称に動作するため、右側の可動役物装置18の主要な構成について詳細に説明し、左側の可動役物装置19については、その主要な構成について右側の可動役物装置18と同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、装飾部材21についてのみ説明する。
図4〜図9に示すように、右側の可動役物装置18は、センタ役物16に固定された固定ケース40と、遊技演出用の装飾部材20と、この装飾部材20に一体形成され装飾部材20と共に装飾機能を有するカバー部材41と、装飾部材20を図4〜図7に示す退避位置と図8、図9に示す進出位置とに亙って移動させる移動機構42とを備えている。
固定ケース40は、透明な合成樹脂材料で上下方向に長い形状に形成され、ケース本体40aと、その前側を覆うケースカバー40b(静止側部材に相当する)とを有する。固定ケース40は、遊技盤4の後方において遊技盤4と平行に且つセンタ役物本体16aの右部に隠れた静止状態で配置され、センタ役物本体16aの背面部に固定されている。固定ケース40の上端部には、開口部40cが形成されている。
装飾部材20は、画像表示器17の画面左右長の約1/4の左右長と、その左右長よりも少し短い上下長を有し、ハート形に形成されている。装飾部材20は、センタ役物本体16aの演出領域に可動に配設され、水平姿勢(ハートの正規の姿勢)から時計回りに90度傾いた鉛直姿勢でその大部分がセンタ役物本体16aの右部に隠れた状態になる退避位置と、水平姿勢でセンタ役物本体16aの演出領域の中央部付近に位置する進出位置とに亙って切換え可能である。
装飾部材20は、透明な合成樹脂製の裏面板20aと、その前側を覆う合成樹脂製のカバー部20bを有する。裏面板20aには基板43が取り付けられ、その基板43の前面には複数のLEDが実装されている。カバー部20bは、多数の凹凸の有る透明なレンズ20cを有し、このレンズ20cと、レンズ20cを通過する複数のLEDの光によって、装飾部材20が電飾される。カバー部20bの一端部分には、その一部を断面L形に切り欠いた接続部20dであって、進出位置のときに左側の装飾部材21と接続する為の接続部20dが形成されている。この接続部20dは、接続凸部21eと、接続凹部21fを有する。
カバー部材41は、有色の合成樹脂材料で所定の長さを有する正面視矩形状に形成され、装飾部材20から固定ケース40側へ突出している。カバー部材41の先端部分は、ケースカバー40bに可動に連結されている。カバー部材41は、装飾部材20の移動に連動して移動可能であり、装飾部材20が退避位置のとき、水平姿勢から時計回りに90度傾いた鉛直姿勢で固定ケース40内に収容された退避位置と、装飾部材20が進出位置のとき、水平姿勢で装飾部材20と固定ケース40との間の隙間に大部分が位置する進出位置とに亙って回動される。
カバー部材41は、装飾部材20が進出位置のときに、後述の駆動機構42のアーム部材52のうち固定ケース40と進出位置にある装飾部材20との間の隙間から遊技者側から見える先端側部分52a(所定部分)をカバーできる長さに設定されている。カバー部材41の前面部には複数のハートの装飾模様41aが施されている。
移動機構42は、装飾部材20を退避位置と進出位置とに亙って移動させる駆動機構44と、装飾部材20の初期位置(原点位置)を検出する位置検出センサ45と、カバー部材41の先端部分をケースカバー40bに設けられたガイド溝46(ガイド部)によりガイドするガイド機構47を有する。
駆動機構44は、電動モータ49と、駆動ギヤ50と、セクタギヤ51と、アーム部材52を有する。アーム部材52は、装飾部材20から固定ケース40の開口部40cを通ってその内部の中段部まで延びるように設けられている。アーム部材52の先端部(一端部)が、装飾部材20に前後方向の先端軸56を介して回動自在に連結され、アーム部材52の基端部(他端部)が、ケースカバー40bに前後方向の基端軸53を介して回動自在に連結されている。アーム部材52の先端部は、装飾部材20の右側部に一体形成された舌片状の連結部20eに前記先端軸56を介して回動自在に連結されている。
アーム部材52は、装飾部材20が退避位置のとき、固定ケース40の内部に収容されてその先端側部分52aがケースカバー40bの後側に位置し且つカバー部材41によりカバーされない退避位置と、装飾部材20が進出位置のときに前記先端側部分52aが装飾部材20と固定ケース40との間の隙間に位置し且つカバー部材41の後方に位置する進出位置とに亙って回動される。
セクタギヤ51は、アーム部材52の基端側に一体的に設けられ、ケースカバー40bに前後方向の前記基端軸53を介して回動自在に支持されている。電動モータ49は、基端軸53よりも下方において、ケースカバー40bの下端部分に後向きに取り付けられ、この電動モータ49によりセクタギヤ51が回動される。そのために、電動モータ49の出力軸49aに駆動ギヤ50が取り付けられ、この駆動ギヤ50がセクタギヤ51に噛合している。
この駆動機構44は、電動モータ49により駆動ギヤ50が回動された場合、駆動力を駆動ギヤ50からセクタギヤ51、セクタギヤ51からアーム部材52に、アーム部材52から先端軸56を介して装飾部材20に伝達するように構成されている。
この駆動機構44は、セクタギヤ51を所定の第1方向A1(図6、図8に矢印A1で示す方向)へ回動させることにより、アーム部材52を基端軸53を中心に第1方向A1へ回動させて、装飾部材20を退避位置から進出位置へ移動させ、セクタギヤ51を第1方向A1と逆の第2方向A2(図6、図8に矢印A2で示す方向)へ回動させることにより、アーム部材52を基端軸53を中心に第2方向A2へ回動させて、装飾部材20を進出位置から退避位置へ移動させるように構成されている。
位置検出センサ45(光学センサ)は、ケースカバー40bに取り付けられ、アーム部材52の長さ方向途中部に一体的に設けられた被検出部54(遮蔽部)を検出可能であり、その被検出部54の検出により、装飾部材20の退避位置又はその近傍位置における初期位置を検出する。ここで、ランプ制御基板35のコンピュータは、そのROMに格納された可動役物制御プログラムに従って、演出制御基板33からの制御情報と位置検出センサ45からの位置検出情報とに基づいて電動モータ49を制御する。
ガイド機構47は、カバー部材41の移動をガイドする機能と、装飾部材20の姿勢を所期の姿勢にガイドする機能を有し、カバー部材41の先端部分に前方突出状に設けられた作動ピン55と、ケースカバー40bの上半部に形成され作動ピン55が回動自在且つスライド自在に係合するガイド溝46とを備えている。ガイド溝46は、ケースカバー40bの上半部の下端部から上端部分に亙って略ストレートに延びて、その上端部分から左方へ少し湾曲するように形成されている。
このガイド機構47により、アーム部材52が第1方向A1へ回動されると、カバー部材41をアーム部材52に対して相対的に移動させながら第1方向A1へ回動させ、装飾部材20の姿勢が図6に示す鉛直姿勢から図8に示す正規の姿勢(水平姿勢)に切換えられる。アーム部材52が第2方向A2へ回動されると、カバー部材41をアーム部材52に対して相対的に移動させながら第2方向A2へ回動させ、装飾部材20の姿勢が図8に示す正規の姿勢から図6に示す鉛直姿勢に切り換えられる。
更に、ガイド機構47により、装飾部材21が退避位置から進出位置へ移動する際に、アーム部材52に対して相対的に移動するカバー部材41によりアーム部材52の先端側部分52aがカバーされるようにカバー部材41の移動がガイドされる。
次に、左側の可動役物装置の装飾部材21について説明する。
図10〜図13に示すように、左側の可動役物装置19には遊技演出用の装飾部材21が設けられている。この装飾部材21は、右側の可動役物装置18の装飾部材20の左右長よりも少し長い左右長と、その左右長よりも少し短い上下長を有し、ハートと、このハートの一端部分に一体的に設けられた「LOVE」の文字と「ハート」の図柄を上下に組み合わせたものとを備えている。
装飾部材21は、センタ役物本体16aの演出領域に可動に配設され、水平姿勢(ハートの正規の姿勢)から反時計回りに90度傾いた鉛直姿勢でその大部分がセンタ役物本体16aの左部に隠れた状態になる退避位置と、水平姿勢でセンタ役物本体16aの演出領域の中央部付近に位置する進出位置とに亙って切り換わるように構成されている。
装飾部材21は、透明な合成樹脂製の裏面板21aと、その前側を覆う合成樹脂製のカバー部21bを有する。裏面板21aには基板59が取り付けられ、その基板59の前面に複数のLEDが実装されている。カバー部21bは、多数の凹凸の有る透明なレンズ21cを有し、このレンズ21cとレンズ21cを通過する複数のLEDの光によって、装飾部材21が電飾される。装飾部材21の一端部分には、その一部を断面逆L形状に切り欠いた接続部21dであって、進出位置のときに右側の装飾部材20と接続する為の接続部21dが形成されている。この接続部21dは、接続凹部21eと接続凸部21fを有する。
以上説明した1対の可動役物装置18, 19の作用(動作)について説明する。
1対の可動役物装置18,19は、特別図柄の変動中の特定演出実行中に作動して、大当り抽選に関する報知(例えば、大当り抽選での当選、或いは当選期待度が高い旨の報知等)を行う。
1対の可動役物装置18,19が作動することで、右側の装飾部材20と、左側の装飾部材21が、夫々、図4、図6、図10に示す退避位置から円弧軌跡を描きながら下降して、図8、図12に示すセンタ役物本体16aの演出領域の中央部付近の進出位置に移動する。このとき、左側の接続凸部21eが右側の接続凹部20eに、左側の接続凸部20fが右側の接続凹部21fに、夫々、嵌まり込むように係合することで、1対の接続部20d,21dが前後に重なった状態になり、1対の装飾部材20,21間に隙間が生じることがなく、「ハート形のメガネ」が形成される。そのため、1対の装飾部材20,21の側部同士を当接させて合体させる必要がないうえ、1対の装飾部材20, 21に夫々磁石等を設ける必要がないから、制作費の低減を図ることができる。
右側の可動役物装置18において、装飾部材20が退避位置にある状態から、電動モータ49によりアーム部材52が基端軸53を中心に第1方向A1へ回動されると、それに連動して装飾部材20が円弧軌跡を描きながら下降してセンタ役物本体16aの演出領域の中央部付近まで移動し、その姿勢が鉛直姿勢から水平姿勢に切り換わる。
装飾部材20が進出位置にある状態から、電動モータ49によりアーム部材52が基端軸53を中心に第2方向A2へ回動されると、それに連動して装飾部材20が円弧軌跡を描きながら上降して退避位置まで移動し、その姿勢が水平姿勢から鉛直姿勢に切り換わる。尚、左側の可動役物装置19についても、右側の可動役物装置18と同期して作動し、可動役物装置19が作動することで、装飾部材21が、退避位置と進出位置とに亙って移動する際、その姿勢が鉛直姿勢と水平姿勢とに亙って切り換わる。
カバー部材41は、装飾部材20が退避位置から進出位置に移動する際、それに連動して作動ピン55とガイド溝46によりアーム部材52に対して相対的に移動しながら回動して鉛直姿勢から水平姿勢に切り換わり、アーム部材52が進出位置のときに、アーム部材52のうち固定ケース40と装飾部材20との間の隙間から前方へ臨む先端部分52aをカバーするので、アーム部材52の先端部分52aが遊技者側へ露出した状態で見えることがなく、装飾部材20の見栄えが悪くなるのを防止することができる。
カバー部材41の前面部には、装飾模様41aが施されているので、装飾部材20と共に装飾機能を有し、カバー部材41と装飾部材20により演出効果を高めることができる。
カバー部材41の先端部分52aをケースカバー40bに設けられたガイド溝46によりガイドするガイド機構47を設けたので、アーム部材52に対してカバー部材41を相対的に移動させながら回動させて、アーム部材52が退避位置から進出位置へ移動する際に、カバー部材41によりアーム部材52の先端部分を確実にカバーすることができる。
装飾部材20に一体形成されたカバー部材41の先端部分がガイド機構47にガイド支持され、アーム部材52の先端部分が装飾部材20に先端軸56を介して回動可能に支持され、アーム部材52の基端部がケースカバー40bに基端軸53を介して回動可能に連結されることでリンク機構が構成され、このリンク機構により、装飾部材20の姿勢を水平姿勢と鉛直姿勢とに亙って切換わるようにガイド保持することができる。
図14〜図17に示すように、実施例2は、実施例1のパチンコ遊技機1において、センタ役物16に遊技演出用の可動役物装置60を装備し、実施例1の1対の可動役物装置18, 19と共存させた構成である。尚、可動役物装置60以外の構成は実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
可動役物装置60は、センタ役物本体16aの上部に配置され、花(ハイビスカス)を模して形成された装飾部材61を有し、特別図柄の変動中の特定演出実行中に大当り抽選に関する報知(例えば、大当り抽選での当選、或いは当選期待度が高い旨の報知等)を行うために作動して、花が動くように、装飾部材61が遊技盤4の盤面と平行な方向へ、所定の退避位置(図14参照)と進出位置(図16参照)とに亙ってセンタ役物本体16aの内側領域(演出領域)を横切るように往復移動する。
可動役物装置60は、遊技演出用の装飾部材61と、装飾部材61を図14に示す退避位置(上方移動端位置)と図16に示す進出位置(下方移動端位置)とに亙って移動させる移動機構62と、カバー部材70と、固定ケース71(静止側部材に相当する)を備えている。
固定ケース71は、透明な合成樹脂材料で左右方向に長い形状に形成され、遊技盤4の後方において遊技盤4と平行に且つセンタ役物本体16aの上部の左端寄りに隠れた状態で静止状態で配置され、センタ役物本体16aの裏面部に取り付けられている。
装飾部材61は、画像表示器17の画面左右長の約1/2の左右長と、その左右長よりも少し短い上下長を有する。装飾部材61は、センタ役物本体16aの演出領域において可動に配設され、図示の水平姿勢に保持した状態で、演出領域の上端に位置する退避位置と、演出領域の中央部付近に位置する進出位置とに亙って昇降される。
移動機構62は、装飾部材61を退避位置と進出位置とに亙って移動させる駆動機構63と、装飾部材61の初期位置(原点位置)を検出する位置検出センサ64と、外力により装飾部材61が退避位置から進出位置の方へ移動しないようにロックするロック機構65と、装飾部材61を退避位置と進出位置とに亙って移動させる際に装飾部材61の姿勢を図示の水平姿勢に保持できるようにガイドする姿勢ガイド機構66とを有する。
駆動機構63は、電動モータ67、回転部材68、連結部材69、第1アーム部材70を有する。第1アーム部材70は、装飾部材61と固定ケース71との間の隙間に配設されている。第1アーム部材70の左端近傍部(一端部)が固定ケース71に前後方向の基端軸70aを介して回動自在に連結され、第1アーム部材70の右端近傍部(他端部)が装飾部材61に前後方向に先端軸70bを介して回動自在に連結されている。第1アーム部材70の右端側部分は装飾部材61の後方に位置し、第1アーム部材70の右端近傍部は装飾部材61の略中央部に連結されている。第1アーム部材70の基端軸70aには、第1アーム部材70を上方へ回動付勢する捩れバネ72が外装されている。
回転部材68は、第1アーム部材70の基端軸70aの左側において、固定ケース71に前後方向の中心軸73を介して回転自在に支持されている。回転部材68は、本体部68a、本体部68aの中心部に形成されたボス部68b、本体部68aにボス部68bを中心に形成されたギヤ部68c、本体部68aに中心軸73から偏心した位置に前方突出状に設けられた偏心軸68dを有する。中心軸73は固定ケース71に固定され、この中心軸73に回転部材68のボス部68bが回転自在に外嵌されている。
電動モータ67は、回転部材68の中心軸73よりも左方において、固定ケース71に前向きに取り付けられ、この電動モータ67により回転部材68が回動される。そのために、電動モータ67の出力軸67aに駆動ギヤ74が取り付けられ、この駆動ギヤ74が回転部材68のギヤ部68cに噛合している。
連結部材69は、回転部材68と第1アーム部材70とを連動連結するものであり、第1アーム部材70にその左端側において一体的に設けられ、回転部材68の本体部68aよりも前方位置に配設されている。連結部材69には、回転部材68の偏心軸68dが回動自在に且つスライド自在に係合するガイド溝69aが形成されている。この偏心軸68dとガイド溝69aにより、回転部材68の回動に連動して第1アーム部材70を回動させるカム機構75が構成されている。
この駆動機構63においては、電動モータ67により回転部材68が回動された場合、駆動力を回転部材68から偏心軸68dを介して連結部材69及び第1アーム部材70に、第1アーム部材70から先端軸70bを介して装飾部材61に伝達可能に、連結部材69を回転部材68のその中心軸73から偏心した偏心軸68dを介して回動自在に連結する構造を含めて、回転部材68、連結部材69、第1アーム部材70等が構成されている。
この駆動機構63は、回転部材68を所定の第1方向B1(図14〜図17に矢印B1で示す方向)へ回動させることにより、第1アーム部材70及びこの第1アーム部材70に固定されたカバー部材を下げて、装飾部材61を退避位置から進出位置へ下降移動させ、回転部材68を第1方向B1と逆の第2方向B2(図14〜図17に矢印B2で示す方向)へ回動させることにより、第1アーム部材70を引き上げて、装飾部材61を進出位置から退避位置へ上昇移動させるように構成されている。
位置検出センサ64(光学センサ)は、固定ケース71に取り付けられ、連結部材69に設けられた被検出部(遮蔽部)を検出可能であり、その被検出部の検出により、装飾部材61の退避位置又はその近傍位置における初期位置を検出する。ここで、ランプ制御基板35のコンピュータが、可動役物装置60を制御するが、その際、ROMに格納された可動役物制御プログラムに従って、演出制御基板33からの制御指令情報と位置検出センサ64からの位置検出情報とに基づいて電動モータ67を制御する。
ロック機構65は、装飾部材61が退避位置のときに、装飾部材61を退避位置から進出位置へ移動させる重力などの外力が作用した場合、その外力により回転部材68を第2方向B2へ回動しないようにロックするように構成される。ロック機構65は、回転部材68の偏心軸68dと、連結部材69のガイド溝69aの一端部分とを有する。ガイド溝69aの一端部分69bは、ガイド溝69aのうち、回転部材68を第2方向B1へ回動させて、装飾部材61を進出位置から退避位置へ移動させる際に偏心軸68dが向かう側の溝端であり、回転部材68の偏心軸68dが連結部材69のガイド溝69aの一端部分69bに係合することで、回転部材68の第2方向B2への回動、つまり装飾部材61の進出位置の方への移動が阻止される。
姿勢ガイド機構66は第2アーム部材77を有する。第2アーム部材77は、装飾部材61に対して相対的に移動可能である。第2アーム部材77の左端部(一端部)が前後方向の基端軸78を介して固定ケース71に回動自在に連結され、第2アーム部材77の右端部(他端部)が前後方向の先端軸79を介して装飾部材61に回動自在に連結されている。第1,第2アーム部材70, 77の両基端軸70a,77aの軸心を通り且つその軸心に直交する直線と、第1,第2アーム部材70, 77の両先端軸70b,77bの軸心を通り且つその軸心に直交する直線は平行である。
つまり、第1,第2アーム部材70, 77を含む平行リンク機構が構成され、この平行リンク機構により、第1アーム部材70が回動されると、それに連動して第2アーム部材77が第1アーム部材70に対して相対的に移動しながら回動され、第1,第2アーム部材70,77が協働する際、第1アーム部材70の先端軸70bに対する第2アーム部材77の先端軸70bの位置は略変化しないため、装飾部材61が略水平姿勢に保持されるようにガイドされる。
ところで、第1アーム部材70は、装飾部材61と共に装飾機能を有すると共に、第2アーム部材77をカバーするカバー部材70としても機能する。第1アーム部材70は、断面にて前方に膨出する形状に形成され、第1アーム部材70に後方へ開口する凹部70cが形成され、その凹部70c(第1アーム部材70の後側内部)に、第2アーム部材77が第1アーム部材70に対して相対移動可能に収容されている。そのため、第2アーム部材77の装飾部材61と固定ケース71との間の隙間から前方へ臨む部分は、第1アーム部材70によりカバーされている。第1アーム部材70の前面部70dには、種々の装飾模様が施されている。
可動役物装置の作用(動作)について説明する。
先ず、装飾部材61が退避位置のとき、回転部材68の偏心軸68dが連結部材69のガイド溝69aの一端部分又はその近傍に係合している。このとき、第1アーム部材70の回動面において、ガイド溝69aと直交し且つ偏心軸68dの中心を通る直線が、回転部材68の中心軸73の中心よりも右側を通る状態になる。
故に、装飾部材61が退避位置のとき、このパチンコ遊技機1の搬送時の振動や装飾部材61等の自重により、或いは、装飾部材61を持って下方へ引っ張ることにより、装飾部材61を退避位置から進出位置へ移動させる重力等の外力が作用した場合でも、回転部材68の偏心軸68dが連結部材69のガイド溝69aの一端部分69bに係合して、回転部材68が第2方向B2へ回動されない、つまり、装飾部材61が退避位置又はその近傍位置から進出位置の方へ下降移動されなくなる。
装飾部材61が退避位置にある状態から、電動モータ67により回転部材68が第1方向B1へ回動されると、第1アーム部材70が基端軸70aを中心に下方へ回動され、装飾部材61が基端軸70aを中心とする円弧軌跡を描きながら下降する。その際、第2アーム部材77も基端軸77aを中心に下方へ回動され、第1,第2アーム部材70, 77の両先端軸70b, 77bの位置関係は略維持されるため、装飾部材61は水平姿勢に略保持されて、退避位置から下降して進出位置になる。
装飾部材61が進出位置にある状態から、電動モータ67により回転部材68が第2方向B2へ回動されると、前記とは逆に、第1,第2アーム部材70, 77が夫々上方へ回動され、装飾部材61は水平姿勢に略保持されて、進出位置から上降して退避位置になる。
更に、第1アーム部材70の後側内部に第2アーム部材77が第1アーム部材70に対して相対移動可能に収容されているため、装飾部材61が進出位置と退避位置とに亙って移動する際、第2アーム部材の固定ケース71と装飾部材61との間の間隙から前方へ臨む部分が第1アーム部材70によりカバーされるので、第2アーム部材77の前記間隙から前方へ臨む部分が遊技者側へ露出されることがないため、装飾部材61の見栄えが悪くなるのを防止することができる。更に、第1アーム部材70の前面部には装飾模様70dが施されているので、第1アーム部材70と装飾部材61により演出効果を高めることができる。
前記実施例を次のように部分的に変更してもよい。
(1)本発明は、種々の形状、大きさの装飾部材を所定の退避位置と進出位置とに亙って移動させる移動機構を備えた遊技機に適用可能である。
(2)本発明は、実施例で示したパチンコ遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの可動役物装置を有する遊技機に適用可能である。
(3)その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態が実施可能であり、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
1 パチンコ遊技機
18、19 可動役物装置
20、21 装飾部材
40b ケースカバー
41 カバー部材
44 駆動機構
52 アーム部材
52a 先端側部分
46 ガイド溝
47 ガイド機構

Claims (3)

  1. 装飾部材と、この装飾部材を所定の退避位置と進出位置とに亙って移動させる駆動機構とを備えた遊技機において、
    前記駆動機構は、一端部が静止側部材に可動に連結されて前記装飾部材に駆動力を伝達するアーム部材を有し、
    前記アーム部材のうち前記静止側部材と前記進出位置にある前記装飾部材との間の所定部分をカバーするカバー部材を備え、
    前記アーム部材の前記所定部分は、前記装飾部材が前記退避位置のときに前記静止側部材の後側に位置し且つ前記カバー部材によりカバーされない部分であり、
    前記装飾部材が前記退避位置から前記進出位置へ移動する際に、前記アーム部材に対して相対移動する前記カバー部材により前記アーム部材の前記所定部分がカバーされることを特徴とする遊技機。
  2. 前記カバー部材は、前記装飾部材に固定されて前記装飾部材から前記静止側部材の後側まで延び、前記装飾部材と共に装飾機能を有するように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記アーム部材の他端部が前記装飾部材に回動自在に連結され、
    前記カバー部材の先端部分を前記静止側部材に設けられたガイド部によりガイドするガイド機構を設けたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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