JP2012045205A - 遊技機 - Google Patents

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賢治 小佐野
Hirofumi Miyajima
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Abstract

【課題】可動装置が駆動した場合に、可動装置に接続された制御信号線が破損することを防止できる遊技機を提供する。
【解決手段】可動装置300は、第1軸302の軸方向に沿って直線移動が可能でかつ第1軸302の軸回りに回転移動が可能な第1可動部304と、第1可動部304の直線移動及び回転移動が可能となるように支持し第1軸302に対して直交する第2軸306の軸回りに第1可動部304とともに回転移動が可能な第2可動部308と、を有し、第1可動部304は、第2可動部308と共に第2軸306の軸回りに回転移動しているときに、第1軸302の軸回りにおいても回転移動するものであり、第1可動部304の直線移動及び回転移動、あるいは第2可動部308の回転移動の際に、制御信号線376が破損することを防止する破損防止手段378、376A、376Bを有する。
【選択図】 図21

Description

本発明は、例えば、パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機に関する。
従来の遊技機には、液晶ディスプレイの近傍に可動装置が配置されている構成のものがある。例えば、遊技者に有利となるような所定の遊技状態が成立したときに、可動装置が突然駆動を開始して遊技演出を引き立てるように設計されている。
例えば、下記の特許文献1の遊技機には、正面視において液晶ディスプレイの右横に、パトランプと称される発光を伴う可動発光装置が配置されている。この可動発光装置によれば、駆動モータの駆動により、従動ギヤ及び駆動ギヤを介してその回転駆動力が回転体の回転部に伝達されて、回転体が回転する。この回転体の回転により反射体が集光レンズを中心としてその周囲を旋回することになる。LEDを発光させた状態において、反射体が集光レンズの後側に位置し遊技者側から発光したLEDの光が見える場合は、そのLEDの光が直接遊技者側へ投射されると共に反射体の反射面で反射した光も遊技者側に投射される。
ここで、可動装置が回転動作するなどの複雑な動作を行う場合には、可動装置側と駆動回路基板側とをハーネス(制御信号線)で電気的に接続する必要がある。すなわち、可動装置には駆動モータが内蔵されており、この駆動モータの駆動を制御するために、駆動モータと駆動回路基板上に実装された駆動回路とをハーネスで接続する必要がある。また、可動装置にLEDなどの発光手段が搭載されている場合には、LEDの発光を制御するために、LEDと駆動回路基板上に実装された駆動回路とをハーネスで接続する必要がある。
特開2009−268802号公報
しかしながら、可動装置が動作する場合には、ハーネスが可動装置の構成部材と可動装置周辺の部材とに接触するなどして、捻れたり、切断するおそれがある。特に、可動装置が回転動作などの複雑な動作を実行する場合には、予期せずして、ハーネスが他の部材に接触する可能性が高くなり、ハーネスそのものが切断するおそれがある。
また、可動装置が動作する際に、可動装置に接続されたハーネスに大きな引張力が作用して、ハーネスが切断するおそれもある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、可動装置が駆動した場合に、可動装置に接続された制御信号線が破損することを防止できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技の進行に関する制御を統括する主制御部と、遊技盤上に設けられ所定の動作を行う可動装置と、前記可動装置を駆動する駆動回路部と、前記主制御部からの制御信号に基づいて前記駆動回路部を制御するサブ制御部と、前記可動装置と前記駆動回路部とを接続する制御信号線と、を有し、前記可動装置は、第1軸の軸方向に沿って直線移動が可能でかつ前記第1軸の軸回りに回転移動が可能な第1可動部と、前記第1可動部の前記直線移動及び前記回転移動が可能となるように支持し前記第1軸に対して直交する第2軸の軸回りに前記第1可動部とともに回転移動が可能な第2可動部と、を有し、前記第1可動部は、前記第2可動部と共に前記第2軸の軸回りに回転移動しているときに、前記第1軸の軸回りにおいても回転移動するものであり、前記第1可動部の前記直線移動及び前記回転移動、あるいは前記第2可動部の前記回転移動の際に、前記制御信号線が破損することを防止する破損防止手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、第1可動部が第2可動部と共に第2軸の軸回りに回転移動しているときに、第1軸の軸回りにおいても回転移動している。このため、第1可動部は、異なる2つの動作を同時に行うことになる。これにより、第1可動部が第2軸の軸回りに回転することができるスペースを確保しておけば、第1可動部の第2軸の軸回りの回転動作における移動軌跡上において、第1可動部の第1軸の軸回りの回転動作が可能になる。この結果、この可動装置を採用すれば、遊技機のデッドスペース(比較的狭いスペース)を可動装置の設置場所として有効に利用することができ、かつ可動装置の斬新な演出を実現させることができる。
ここで、第1可動部の直線移動及び回転移動、あるいは第2可動部の回転移動の際に、制御信号線に所定の力(例えば、引張力など)が作用するが、破損防止手段を設けることにより、制御信号線が破損することを防止できる。このように、斬新な動作を行う可動装置において、制御信号線の破損を防止することができるため、可動装置をトラブルなく制御することができる。
本発明は、前記駆動回路部は、前記可動装置を遊技盤に装着するための装着部材に設けられており、前記破損防止手段は、前記装着部材に形成され前記制御信号線が挿通する挿通孔で構成され、前記挿通孔は、前記第1可動部の前記直線移動及び前記回転移動の前後、及び前記第2可動部の前記回転移動の前後において、前記制御信号線が挿通可能な開口領域を確保するように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、破損防止手段は、装着部材に形成され制御信号線が挿通する挿通孔で構成されており、この挿通孔は、第1可動部の直線移動及び回転移動の前後、及び第2可動部の回転移動の前後において、制御信号線が挿通可能な開口領域を確保するように構成されている。これにより、第1可動部及び第2可動部の回転移動及び直線移動の前後において、挿通孔が閉塞されず、開口領域が残されることになる。そして、挿通孔の開口領域に制御信号線が挿通することにより、第1可動部及び第2可動部が移動した場合でも、制御信号線が可動装置(第1可動部及び第2可動部)と装着部材に挟まれるなどして破損することを防止できる。
本発明は、前記破損防止手段は、前記制御信号線の少なくとも一部を弛ませた弛み部で構成され、前記弛み部は、前記第1可動部が前記直線移動及び前記回転移動するとき、あるいは前記第2可動部が前記回転移動するときに変形して、前記制御信号線に作用する力を吸収することが好ましい。
この構成によれば、破損防止手段は、制御信号線の少なくとも一部を弛ませた弛み部で構成されており、この弛み部は、第1可動部が直線移動及び回転移動するとき、あるいは第2可動部が回転移動するときに変形して、制御信号線に作用する力を吸収する。これにより、第1可動部が直線移動及び回転移動するとき、あるいは第2可動部が回転移動するときに、制御信号線に大きな力が作用して制御信号線が切断されてしまうことを防止できる。
本発明によれば、可動装置が駆動した場合に、可動装置に接続された制御信号線が破損することを防止できる。
本発明の第1実施形態に係る遊技機の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の側面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の遊技盤の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の制御系のブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置が初期位置にあるときの構成図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置の第1可動部が第1軸に沿って直線移動しているときの構成図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置の第1可動部が最上位置に到達したあとの構成図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置が第2軸の軸回りに回転移動する前の構成図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置が第2軸の軸回りに回転移動したあとの構成図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置の第2可動部の内部構造を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置の第2可動部の内部構造を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置の第2可動部の内部構造を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置の第1可動部のロール部がガイド部材の凸部に位置しているときの概念図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置の第1可動部のロール部がガイド部材の凹部に位置しているときの概念図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置の開閉部材が開いた状態を示す概念図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置の開閉部材が閉じた状態を示す概念図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置(初期位置)が装着部材に取り付けられた状態を裏面側からみた説明図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置(第2軸の軸回りに回転した位置)が装着部材に取り付けられた状態を裏面側からみた説明図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置の第1可動部の裏側を示した説明図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置(第1可動部及び第2可動部)が初期位置にあるときの制御信号線の弛みを示した説明図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置の第1可動部が第1軸の軸方向に沿って直線移動したあとの制御信号線の弛みを示した説明図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動装置の第1可動部及び第2可動部が第2軸の軸回りに回転移動したあとの制御信号線の弛みを示した説明図である。
本発明の第1実施形態に係る遊技機について、図面を参照して説明する。本実施形態は、本発明をパチンコ機に適用した一例である。なお、以下に示すパチンコ機の構成は本発明が適用された一例に過ぎないものであり、本発明の範囲が本実施形態のパチンコ機の構成に限定されるものではない。また、本発明の「可動装置」とは、いわゆる役物だけに限られるものではなく、駆動源により駆動する全ての可動体が含まれる。また、本実施形態では、「左」とは、遊技者がパチンコ機で遊技するときに遊技者からみて『左』を意味し、「右」とは、遊技者がパチンコ機で遊技するときに遊技者からみて『右』を意味する。また、本実施形態では、「上」とは、遊技者がパチンコ機で遊技するときに遊技者からみて『上』を意味し、「下」とは、遊技者がパチンコ機で遊技するときに遊技者からみて『下』を意味する。
(パチンコ機の概説)
図1及び図2に示すように、パチンコ機10は、矩形枠状の外枠12と、この外枠12に開閉自在に枢着された前枠14と、を有し、カード式球貸し機(図示省略)をサンドイッチ状に挟持する状態で、外枠12が島構造体(図示省略)に着脱自在に装着されている。前枠14の前側から遊技盤16が着脱自在に装着され、遊技盤16の前側に対応させて、開閉可能な開閉扉18が設けられている。開閉扉18の前面には、遊技盤16の遊技領域20(図3参照)の前側をカバーする透明な窓ガラスからなる窓部22と、複数の装飾ランプ24と、複数のスピーカ26と、発射用の遊技球Pや入賞球を貯留する貯留皿28と、発射ハンドル30と、が設けられている。
貯留皿28の前面には、所定金額分の球貸しを指示する球貸しボタン32と、遊技終了時にプリペイドカードの返却を指示するカード返却ボタン34と、遊技者が操作可能な所謂チャンスボタンと呼ばれる正面視にて楕円形の操作ボタン36と、遊技終了時や貯留皿28から溢れた貯留球を球抜きする為の球抜きボタン38と、が設けられている。
図3に示すように、鉛直な盤面を形成する遊技盤16には、ガイドレール40がほぼ環状に設けられ、ガイドレール40の内側に遊技領域20が形成され、遊技者の発射ハンドル30の回動操作により発射された遊技球Pが遊技領域20に案内される。遊技領域20には、多数の障害釘(図示略)、風車42、センターケース44、このセンターケース44に一体的に設けられた液晶ディスプレイ46、可動装置300(図4参照)、ゲート式の普通図柄始動口52、普通入賞口54、特別図柄表示部56、普通図柄表示部58、複数の普通図柄始動保留ランプ60、ゲート式の第1始動口62と開閉式の第2始動口64とを備えた特別図柄始動入賞口66、開閉式の大入賞口68や球排出口70などが配設されている。
遊技領域20の上部へ発射された遊技球Pは、複数の障害釘や風車42に当たって方向を換えながら落下していき、普通図柄始動口52、普通入賞口54、特別図柄始動入賞口66の第1,第2始動口62,64、大入賞口68の何れかに入賞するか、最下端まで落下して球排出口70から排出される。普通入賞口54、特別図柄始動入賞口66、大入賞口68の何れかに遊技球Pが入賞した場合には、各入賞口54,66,68に応じて予め定められた遊技球Pが入賞球として払い出される。
特別図柄始動入賞口66に入賞した遊技球Pを検出した場合、特別図柄表示部56の特別図柄が変動表示される。特別図柄は、7セグメントLED表示器により可変表示される数字や数字以外の文字又は記号(例えば、「3」,「−」等)からなる図柄である。この特別図柄の変動表示に連動して、液晶ディスプレイ46の表示画面において演出図柄が変動表示される。演出図柄は、リーチ遊技や大当り遊技に対する遊技者の期待感を喚起するために演出目的で表示される複数の図柄列からなるものであり、付随的にスクロール方式で変動表示される。
そして、特別図柄の変動停止タイミングに合わせて演出図柄も変動停止するので、遊技者は、演出図柄の停止態様を見て特別図柄表示部56の特別図柄の停止態様が当りか否かを認識することができる。例えば、特別図柄が大当り態様で停止したとき、演出図柄も大当り態様(例えば、「777」)で停止表示される。なお、特別図柄変動中に、特別図柄始動入賞口66に遊技球Pが入賞した場合、その入賞数が最大4個まで保留球として記憶され、その保留数が液晶ディスプレイ46の表示画面に表示される。
また、普通図柄始動口54に入球した遊技球Pを検出した場合、普通図柄表示部58の当りランプ表示部58Aと外れランプ表示部58Bのランプが交互に点灯点滅表示される。そして、当り/外れの抽選結果に基づいて、当りランプ表示部58Aが点灯表示された場合、特別図柄始動入賞口66の第2始動口64の羽根部材64Aが所定回数開閉される。なお、当り/外れランプ表示部58A,58Bが点灯点滅中に、普通図柄始動口52に遊技球Pが入球した場合、その入球数が最大4個まで保留球として記憶され、普通図柄始動保留ランプ60がその保留数に応じて表示される。
特別図柄始動入賞口66に入賞した遊技球Pを検出した場合、液晶ディスプレイ46の表示画面には、単に複数の演出図柄が変動表示されるだけでなく、キャラクタ(例えば、人間や動物など)を用いて図柄変動表示にストーリー性を持たせて遊技者のリーチ遊技や大当り遊技への期待感を高めるためのリーチ演出画像や大当り予告演出画像等の特定演出画像が表示される。また、演出図柄の変動表示がリーチ状態になると、演出図柄の変動表示が停止表示されるまでの間、可動装置300が連続的に駆動し、可動装置300の移動に同期した演出画像が液晶ディスプレイ46の表示画面に表示される。このようにして、可動装置300の動作と、液晶ディスプレイ46の表示画面で表示される演出画像と、があたかも連動しているように見せる同期演出が行われる。なお、可動装置300の詳細な構造については、後述する。
(制御系の構成)
次に、本実施形態のパチンコ機の制御系について説明する。
図2及び図4に示すように、パチンコ機10の外枠12の裏側には、パチンコ機10を制御するための各制御手段(主制御手段200A、払出制御手段210A、演出制御手段220A、液晶表示制御手段230A、電源手段(図示省略))が装備された基板として、主制御基板200、払出制御基板210、演出制御基板220、液晶表示制御基板230、電源基板240が夫々所定位置に配設されている。これら制御基板200、210、220、230、240は、夫々、別体に構成されて電気的に接続され、各制御手段200A、210A、220A、230Aには、CPUとROMとRAMとからなるワンチップマイコンと入出力インターフェースとが設けられている。
図4に示すように、主制御基板200には、普通入賞口SW201、特別図柄始動入賞口SW202、普通図柄始動口SW203、大入賞口SW204、特別図柄始動入賞口66の羽根部材64Aの開閉SOL205、大入賞口68の開閉SOL206、払出制御基板210、演出制御基板220、特別図柄表示基板250、普通図柄表示基板260などが接続されている。なお、SWはスイッチを意味し、SOLはソレノイドアクチュエータのことである。
主制御基板200上に装備された主制御手段200Aは、遊技全体を統括的に制御し、各SW201〜204からのSW信号に基づいて、特別図柄始動入賞口66の羽根部材64Aの開閉SOL205、大入賞口68の開閉SOL206、特別図柄表示基板250の特別図柄表示部56、普通図柄表示基板260の普通図柄表示部58及び普通図柄始動保留ランプ60を直接的に制御する。また、主制御手段200Aは、払出制御基板210の払出制御手段210Aと、演出制御基板220の演出制御手段220Aに遊技状態に応じて複数の制御信号を送信し、これら制御基板210,220の制御手段210A,220Aを介して他の制御機器を間接的に制御する。
演出制御基板220には、装飾ランプ24、スピーカ26、可動装置300の第1駆動モータ270、第2駆動モータ272、LED274、276、位置検知センサ278、280、液晶表示制御基板230などが接続されている。このうち、第1駆動モータ270、第2駆動モータ272、LED274、276は、駆動回路基板282を介して演出制御基板220に接続されている。このため、演出制御基板220から駆動回路基板282に対して駆動信号が出力され、駆動信号を受けた駆動回路基板282によって第1駆動モータ270、第2駆動モータ272、LED274、276の駆動が制御される。演出制御基板220上に装備された演出制御手段220Aは、主制御手段200Aから出力された複数の制御信号に基づいてスピーカ26からのBGMや遊技効果音の出力、あるいは装飾ランプ24の点灯点滅出力、可動装置300の動作を制御する。また、演出制御基板220上に装備された演出制御手段220Aは、主制御手段200Aからの演出に関する制御信号の入力に基づいて、液晶表示制御基板230を介して間接的に種々の演出表示を制御する。液晶表示制御基板230上に装備された液晶表示制御手段230Aは、演出制御手段220Aからの制御信号に基づいて液晶ディスプレイ46を有する液晶ディスプレイユニットへ制御信号を出力する。
ここで、演出制御基板220の演出制御手段220Aは、CPU222と、ROM224と、RAM226などを有している。特に、CPU222は、主制御基板200(主制御手段200A)から出力された制御信号を参照し、ROM224に記憶された可動装置300の演出動作プログラムに基づいて、駆動回路基板282を介して可動装置300の第1駆動モータ270及び第2駆動モータ272の駆動を制御する。また、CPU222は、主制御基板200(主制御手段200A)から出力された制御信号を参照し、ROM224に記憶された可動装置300の演出動作プログラムに基づいて、駆動回路基板282を介して可動装置300の各LED274、276の発光を制御する。
(可動装置の構成)
次に、可動装置の構成について詳細に説明する。
図5乃至図9に示すように、可動装置300は、主に、第1軸302(図10及び図11参照)の軸方向に沿って直線移動が可能でかつ第1軸302の軸回りに回転移動が可能な第1可動部304と、第1可動部304の直線移動及び回転移動が可能となるように第1可動部304を支持し第1軸302に対して直交する第2軸306(図17及び図18参照)の軸回りに第1可動部304とともに回転移動が可能な第2可動部308(図9及び図19参照)と、を有している。なお、「第1軸」とは、例えば、可動装置300が駆動する前(遊技を開始する前)の初期状態のときに、上下方向に伸びる軸を意味する。また、「第2軸」とは、遊技盤16に垂直となる方向に延びる軸を意味する。第1軸302と第2軸306は、各延在方向が上下方向や水平方向などの方向で特定されている軸ではなく、相互に直交する軸を意味するものである。また、第2可動部308は、装着基板310(図11参照)を介して遊技盤16側に取り付けられている。以下、可動装置300の各構成について詳細に説明する。
(第1可動部の構成)
図5、図6、図10、図11に示すように、第1可動部304は、第1可動部本体312を備えている。第1可動部本体312の正面は、所定のキャラクタを描いた第1表面314を有している。第1表面314は、第1可動部本体312の所定の部位に形成されている。第1可動部本体312には、開閉部材316が取り付けられている。開閉部材316は、左扉体318Lと右扉体318Rとで構成されている。各扉体318L、318Rが相互に開くことにより第1表面314が露出し、遊技者が第1表面314を視認することができる。また、各扉体318L、318Rが相互に閉じることにより第1表面314が遮蔽(隠蔽)され、遊技者が第1表面314を視認することができなくなる。なお、第1表面314の一例として、所定のキャラクタ(ロボット)の顔面をモチーフにした形状になっており、目314A、鼻314B、口314Cなどが形成されている。目314Aの内側には、発光手段であるLED274(図4参照)が配置されており、所定のタイミングでLED274(図4参照)が発光することにより、あたかもロボットの目314Aが発光しているかのような演出が可能になる。
図9に示すように、第1可動部本体312の側面(例えば、左側面)には、所定のキャラクタを描いた第2表面320が形成されている。第2表面320のキャラクタは、第1表面314のキャラクタと異なるキャラクタである。第1可動部本体312の正面(第1表面314)が遊技者側に露出している状態では、第2表面320が遊技者側に露出しておらず、遊技者は第2表面320を視認することができない。第1可動部304が第1軸302(図10及び図11参照)の軸回りに回転することにより、はじめて第2表面320が遊技者側に露出する。このときにのみ、遊技者は、第2表面320を視認することができる。なお、第2表面320が遊技者側に露出している状態では、第1表面314は遊技者側に露出しておらず、遊技者は第1表面314を視認することができない状態になっている。なお、第2表面320の一例として、空を滑空する鳥類の横顔をモチーフにした形状になっており、目320A、鼻320B、口320Cなどが形成されている。目320Aの内側には、発光手段であるLED276(図4参照)が配置されており、所定のタイミングでLED276(図4参照)が発光することにより、あたかも鳥類の目320Aが発光しているかのような演出が可能になる。
図12、図13、図14、図15及び図16に示すように、第1可動部本体312の内側には、開閉部材316を開閉させるための開閉駆動機構322が設けられている。また、第1可動部本体312の内側には、開閉駆動機構322を駆動可能に支持するための支持部材324が取り付けられている。この支持部材324は、第1軸302の先端部が取り付けられている。第1軸302は、通常は、第2可動部308(図9及び図19参照)の内部に収容されているものであり、所定の場合に第2可動部308から外側に伸びていく。このため、第1可動部304は、第1軸302が第2可動部308から外側に伸びていくことにより、上方向に移動可能になる。一方、第1可動部304は、第1軸302が第2可動部308の内部に収容されていくことにより、下方向に移動可能になる。このようにして、第1軸302が第2可動部308から外部に伸び、あるいは内部に収容することにより、第1可動部304の第1軸302の軸方向に沿った直線移動(直線運動)が実現される。
図13及び図14に示すように、第1可動部本体312の内側は、第1可動部304の直線移動をガイドするためのガイド部材326の一端に支持されている。このガイド部材326の他端は、第2可動部308側に取り付けられている。ガイド部材326は、第1可動部304の上下方向の直線移動をガイドするとともに、第1可動部304の第1軸302の軸回りの回転移動とともに回転する。ガイド部材326には、凸部326Aと凹部326Bで構成された段部328が形成されている。第1可動部304が上側から下側に向って直線移動してガイド部材326上を移動するときに、段部328の凸部326Aが開閉駆動機構322のロール部330を押し上げて開閉部材316の各扉体318L、318Rが開く。これにより、第1可動部304の第1表面314が露出し、遊技者が視認可能になる。一方、第1可動部304が下側から上側に向って直線移動してガイド部材326上を移動するときに、段部328の凹部326Aに開閉駆動機構322のロール部330が位置して開閉部材316の各扉体318L、318Rが閉じる。これにより、第1可動部304の第1表面314が隠れ、遊技者が視認不可能になる。
(開閉部材の開閉駆動機構の構成)
図15及び図16に示すように、開閉部材316を開閉する開閉駆動機構322は、左扉体318Lの開閉動作を可能にする左アーム部材332Lと、右扉体318Rの開閉動作を可能にする右アーム部材332Rと、を有している。左アーム部材332Lは、軸部334を有しており、軸部334の軸回りに回転する。また、右アーム部材332Rは、軸部334を有しており、軸部334の軸回りに回転する。なお、図13及び図14に示すように、各軸部334、334は、第1可動部本体312の内側に取り付けられた支持部材324に固定されている。また、支持部材324には、ロール部330を備えたピストン部材336が収容されている。ロール部330がガイド部材326に形成された段部328の凸部326A及び凹部326Bと接触することにより、ピストン部材336が支持部材324に対して相対移動(遊技盤16の垂直方向への移動)する。このため、支持部材324は、軸部334を支持するとともに、ピストン部材336の移動をガイドする機能を有している。図15及び図16に示すように、左アーム部材332Lの左側端部には、左扉体318Lを支持する支持部338が取り付けられている。右アーム部材332Rの右側端部には、右扉体318Rを支持する支持部338が取り付けられている。左アーム部材332Lの中央部には、上記軸部334が取り付けられている。また、右アーム部材332Rの中央部には、上記軸部334が取り付けられている。左アーム部材332Lの右側端部には、ピストン部材336に取り付けられた軸ピン342と係合する係合部340が形成されている。また、右アーム部材332Rの左側端部には、ピストン部材336に取り付けられた軸ピン342と係合する係合部340が形成されている。このため、ピストン部材336の軸ピン342には、左アーム部材332Lの右側端部と右アーム部材332Rの左側端部とが係合しており、ピストン部材336の移動と共に軸ピン342が移動して、左アーム部材332L及び右アーム部材332Rが各軸部334、334の軸回りに回転する。
(開閉部材の開閉駆動機構の動作)
図13及び図14に示すように、第1可動部304が上下方向に直線移動すると、ピストン部材336のロール部330がガイド部材326上を移動する。ここで、図13及び図15に示すように、第1可動部304が最下部の位置(第1の位置、段部328の凸部326A上に位置)にあるときから上方向に移動して段部328の凹部326Bに至るまでの間では、ロール部330が段部328の凸部326Aによってガイド部材326から離間する方向に押し上げられた状態になっているため、ピストン部材330が支持部材324に収容されている。なお、ロール部330は、回転可能に構成されているため、段部328の凸部326Aに対して接触したときに回転して摩擦力が低減する。これにより、第1可動部304の直線移動が円滑なものになる。この状態(第1可動部304が最下部の位置(第1の位置)にあるときから上方向に移動して段部328の凹部326Bに進入するまでの間)では、ピストン部材336の軸ピン342がガイド部材326から離間する方向に押し上げられた位置にあるため、軸ピン342と係合している左アーム部材332Lの右側端部と右アーム部材332Rの左側端部とがガイド部材326から離間する方向に押し上げられる。また同時に、左アーム部材332Lと右アーム部材332Rの各軸部334、334を中心とした所謂シーソーの原理により、左アーム部材332Lの左側端部と右アーム部材332Rの右側端部とがガイド部材326側に移動している。これにより、開閉部材316の左扉体318Lと右扉体318Rとが相互に開いて、第1可動部本体312の第1表面314が露出する。この結果、遊技者は、第1可動部本体312の第1表面314を視認することができる。
図14及び図16に示すように、第1軸302が第2可動部308から伸びて、第1可動部304が最下部の位置(第1の位置)にあるときから上方向に移動していくと、やがて、ロール部330が段部328の凸部326Aから凹部326Bに進入する。このとき、段部328の傾斜面326Cによってロール部330が凹部326B側に案内される。このとき、ガイド部材326からロール部330に対して押し上げる圧力が作用しないため、ピストン部336が支持部材324からガイド部材326側に移動する(支持部材324に内蔵されているばね部材344の弾性力を受けてピストン部材326が移動する)。そして、左アーム部材332Lと右アーム部材332Rの各軸部334、334を中心とした所謂シーソーの原理により、左アーム部材332Lの左側端部と右アーム部材332Rの右側端部とがガイド部材326から離れる側に移動する。これにより、開閉部材316の左扉体318Lと右扉体318Rとが相互に閉じて、第1可動部本体312の第1表面314が開閉部材316によって遮蔽される。この結果、遊技者は、第1可動部本体312の第1表面314を視認することができなくなる。なお、第1軸302が第2可動部308から伸びていくに伴い、第1可動部304は上方向に移動して、最終的に最上部の位置(第2の位置、ロール部330がガイド部材326上の凹部326Bに位置している状態)に到達する。
なお、図14及び図16に示すように、第1可動部304が最上部の位置(第2の位置)から最下部(第1の位置)に向って移動する場合には、第1可動部304が段部328の傾斜面326Cに到達するまでの間(ロール部330がガイド部材326上の凹部326Bに位置している状態)、開閉部材316の各扉体318L、318Rが閉じている。このとき、第1表面314は開閉部材316で隠されており、遊技者は依然として第1表面314を視認することができない。
そして、図13及び図14に示すように、第1可動部304が段部328の傾斜面326Cに到達してピストン部材336のロール部330が傾斜面326Cに接触すると、ロール部330が傾斜面326Cに案内されるようにして凸部326Aに載り上がる。このとき、ロール部330には傾斜面326Cから所定の圧力が作用して、ロール部330が凸部326A上に載り上がる。そして、凸部326Aからロール部330に対して所定の圧力が作用する。ロール部330が凸部326A上に進入すると、上述したように、ロール部330が段部328の凸部326Aによってガイド部材326から離間する方向に押し上げられた状態になるため、ピストン部材336が支持部材324に収容される。なお、ロール部330が回転可能に構成されているため、ガイド部材326の凸部326A及び傾斜面326Cに対して接触したときに回転するため、摩擦力が低減する。これにより、第1可動部304の下方向の直線移動が円滑なものになる。
図13及び図15に示すように、ロール部330が段部328の凸部326A上に位置している状態では、ピストン部材336の軸ピン342がガイド部材326から離間する方向に押し上げられた位置にある。このため、軸ピン342と係合している左アーム部材332Lの右側端部と右アーム部材332Rの左側端部とが、ガイド部材326から離間する方向に押し上げられている。また同時に、左アーム部材332Lと右アーム部材332Rの各軸部334、334を中心とした所謂シーソーの原理により、左アーム部材332Lの左側端部と右アーム部材332Rの右側端部とがガイド部材326に近接する位置に移動している。これにより、開閉部材316の左扉体318Lと右扉体318Rとが相互に開いて、第1可動部本体312の第1表面314が露出する。この結果、遊技者は、第1可動部本体312の第1表面314を視認することができる。
このようにして、第1可動部304のロール部330がガイド部材326上の凸部326A上に位置しているときには、第1表面314が露出している。また、第1可動部304のロール部330がガイド部材326上の凹部326B上に位置しているときには、第1表面314が遮蔽されている。このように、ロール部330と段部328の凸部326A又は凹部326Bとの位置関係により、第1表面314が露出したり、遮蔽されたりする。
以上のようにして、第1可動部304は、上下方向に直線移動する。そして、第1可動部304が上下方向に沿って直線移動するときに、開閉部材316が開閉動作するため、第1表面314が露出したり遮蔽したりする。このようにして、第1可動部304の上下方向に伴い、開閉部材316を開閉動作させて、第1表面314の露出又は隠蔽させることができる。さらに、第1可動部304が上下方向に移動するときには、ガイド部材326によりガイドされるため、安定した直線移動が可能になる。これにより、第1可動部304の動作不良も生じない。また、第1可動部304のピストン部材336のロール部330が回転するため、ガイド部材326と接触した場合でも、ロール部330が回転することにより、ガイド部材326に対する摩擦力が低減できる。この結果、第1可動部304の上下方向の直線移動が円滑になる。
(開閉部材の位置を検知する位置検知センサ)
図4、図13及び図14に示すように、第1可動部304には、開閉部材316の開閉状態を検知する位置検知センサ278(図4参照)が設けられている。位置検知センサ278は、例えば、光センサで構成されており、位置検知センサ278からの検知信号が演出制御基板220に対して出力される。位置検知センサ278は、開閉部材316の開閉状態を検知できる部位であれば、第1可動部304のどの部位に設けられていてもよい。本実施形態では、例えば、位置検知センサ278が支持部材324の内部に配置されている。位置検知センサ278は、ピストン部材336が支持部材324に収容されたとき(開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いているとき)にこれを検知して、検知信号を演出制御基板220に対して出力する。演出制御基板220(CPU222)は、位置検知センサ278からの検知信号を受けて、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いた状態であることを認識する。なお、位置検知センサ278の位置は、開閉部材316の開閉動作を検知できる位置であれば、特に限定されるものではない。ただし、第1可動部304は第1軸302に沿って直線移動するため、位置検知センサ278が第1可動部304側に設けられていることが好ましい。これにより、第1可動部304が直線移動するときに、位置検知センサ278も第1可動部304と共に移動するため、第1可動部304の位置によらず、開閉部材316の開閉動作を常に検知することができる。
(開閉部材の位置検知センサを設けないときの問題点)
開閉部材316の開閉状態を検知するための位置検知センサ278を設けない場合、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いているのか、あるいは閉じているのかを判別することができなくなる。開閉部材316の各扉体318L、318Rの開閉状態を判別できないと、例えば、各扉体318L、318Rが開いた状態で、可動装置300(第1可動部304及び第2可動部308)が動作を開始すると、各扉体318L、318Rが他の部材(例えば、液晶ディスプレイ46の周囲に設けられている役物など)に接触して、破損してしまうおそれがある。特に、本実施形態の可動装置300は、第1可動部304が第1軸302の軸方向に沿う直線移動と第1軸302及び第2軸306の軸回りの回転移動を行い、第2可動部308が第2軸306の軸回りの回転移動を行うため、複雑な動作を実行する。これにより、可動装置300の初期状態において、開閉部材316の開閉動作が他の部材に接触しないように設計されていても、可動装置300の上記動作の過程において、開閉部材316が他の部材に対して接触するおそれがある。このため、可動装置300の動作が複雑になればなるほど、開閉部材316の開閉状態を判別して、各扉体318L、318Rが破損しないための工夫が必要になる。
(開閉部材の位置検知センサを設けないときの問題点の解決手段)
位置検知センサ278からの検知信号を受信することによって、演出制御基板220のCPU222が開閉部材316の開閉状態を判別する。具体的には、各扉体318L、318Rが相互に開いている状態のときに位置検知センサ278から演出制御基板220に対して検知信号を出力する。なお、各扉体318L、318Rが相互に閉じている状態のときは、位置検知センサ278から演出制御基板220に対して検知信号を出力しない。演出制御基板220は、位置検知センサ278からの検知信号を受信すると、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いた状態であると認識する。そして、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いた状態のときには、演出制御基板220は、第2駆動モータ272を駆動するための駆動信号を出力しない。これにより、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いた状態のまま、第2駆動モータ272が駆動して、第1可動部304が第1軸302及び第2軸306(図17及び図18参照)の軸回りに回転移動することを防止でき、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転移動することを防止できる。特に、可動装置300が回転移動する場合には、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いていると、各扉体318L、318Rが可動装置300の移動軌跡上に位置する部材に接触するおそれがあるが、第1可動部304及び第2可動部308の上記回転動作を阻止することにより、開閉部材316の各扉体318L、318Rの破損を防止している。
また、第1可動部304及び第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転した後(遊技者から見て第1可動部304が傾斜した後)の状態において、何かのトラブルで開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いてしまった場合には、位置検知センサ278から演出制御基板220に対して検知信号が出力される。これにより、演出制御基板220は、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いていると判別でき、この場合には第1駆動モータ270(図4参照)を駆動するための駆動信号を出力しない。これにより、第1可動部304及び第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転した後(遊技者から見て第1可動部304が傾斜した後)の状態において、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いたままで、第1可動部304が第1軸302の軸方向に沿って直進移動することを防止できる。この結果、第1可動部304が第1軸302の軸方向に沿う直進移動の過程において、開閉部材316の各扉体318L、318Rが他の部材と接触して破損することを防止できる。
なお、各扉体318L、318Rが相互に閉じている状態のときに、位置検知センサ278から演出制御基板220に対して検知信号を出力し、各扉体318L、318Rが相互に開いている状態のときに、位置検知センサ278から演出制御基板220に対して検知信号を出力しないように設定することもできる。この場合には、演出制御基板220が位置検知センサ278からの検知信号を受信しているときは、各扉体318L、318Rが相互に閉じている状態であると判別できるため、第2駆動モータ272を駆動するための駆動信号を出力することができる。一方、演出制御基板220が位置検知センサ278からの検知信号を受信していないときは、各扉体318L、318Rが相互に開いている状態であると判別できるため、第2駆動モータ272を駆動するための駆動信号を出力しない。この構成でも、各扉体318L、318Rが相互に開いている状態のときに、第1可動部304及び第2可動部308の上記回転動作を阻止することができ、開閉部材316の各扉体318L、318Rの破損を防止できる。
(第2可動部の構成)
図9、図10、図11及び図12に示すように、第2可動部308は、第2可動部本体346を備えている。第2可動部本体346は、第1軸302を軸方向に直線移動させる直線移動駆動機構348を備えている。直線移動駆動機構348は、駆動源である第1駆動モータ270(図4参照)と、第1駆動モータ270の駆動力を第1軸302に伝達する駆動力伝達部材350と、を有している。第1駆動モータ270は、ステッピングモータで構成されている。第1駆動モータ270の駆動は、演出制御基板220により制御される。駆動力伝達部材350は、第1軸302に取り付けられており、第2可動部本体346の内部で第1軸302の直線移動と共に移動する。駆動力伝達部材350は、第1駆動モータ270の回転軸に取り付けられているピニオンギヤ270A(図5、図6、図7、図10及び図11参照)と噛み合うラック部352を備えている。ラック部352が所定の長さ寸法となるように形成されているため、第1軸302と共に駆動力伝達部材350が上下方向に移動しても、ピニオンギヤ270Aとラック部352とが噛み合った状態が維持される。なお、駆動力伝達部材350は、第2可動部本体346に設けられたガイド部354と係合しており、駆動力伝達部材350の直線移動が維持される。
図17及び図18に示すように、第2可動部308は、第2軸306によって装着基板310側に取り付けられている。装着基板310には、軸受部356が設けられており、この軸受部356によって第2軸306が軸回りに回転可能になる。また、装着基板310には、第2可動部308を第2軸306の軸回りに回転させるための第2駆動モータ272が取り付けられている。第2駆動モータ272は、ステッピングモータで構成されている。第2駆動モータ272の駆動は、演出制御基板220により制御される。第2駆動モータ272の回転軸にはピニオンギヤ272A(図8、図9、図11参照)が取り付けられている。第2可動部本体346には、第2駆動モータ272のピニオンギヤ272Aと噛み合うラック部358が取り付けられている。このラック部358は、円弧状に形成された駆動力伝達部材357に設けられている。第2駆動モータ272が駆動することにより、ピニオンギヤ272Aが回転し、第2可動部308が第2軸306の軸回りに所定の角度だけ回転する。第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転するときには、第1可動部304は第2可動部308と共に第2軸306の軸回りに回転する。ラック部358の裏面側には、突出片(図示省略)が形成されている。この突出片は、装着基板310に形成された湾曲した長円孔(図示省略)の内部に挿入されている。第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転すると、突出片が長円孔の内部を移動する。長円孔の内部には、位置検知センサ280(図4参照)が取り付けられている。この位置検知センサ280は、突出片を検知して、第2可動部本体346(第2可動部308)の初期位置(初期状態)を検知するためのものである。位置検知センサ280は、例えば、光センサで構成されている。位置検知センサ280は、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転する前の初期状態のときに、突出片を検知して検知信号を演出制御基板220に対して出力する。演出制御基板220(CPU222)は、位置検知センサ280からの検知信号を受けて、第2可動部308が初期状態であることを認識する。また、位置検知センサ280の位置は、突出片を検知できる位置であれば、特に限定されるものではない。なお、第2駆動モータ272及びラック部358は、第1回転移動機構を構成する。
ここで、図17及び図18に示すように、装着基板310に形成された軸受部356の外周面には、軸受側ギヤ部360が形成されている。また、第2可動部本体346には、駆動軸362が回転可能となるように取り付けられている。この駆動軸362の一端には、軸受側ギヤ部360と噛み合う可動部側ギヤ部364が取り付けられている。このため、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転しているときには、可動部側ギヤ部364が軸受側ギヤ部360の外周と噛み合いながら当該外周に沿って回転移動する。駆動軸362の他端には、入力側かさ歯車366が取り付けられている。このため、駆動軸362が軸回りに回転すると、可動部側ギヤ部364及び入力側かさ歯車366が共に回転する。入力側かさ歯車366は、第2可動部本体346の内部に位置している。図10及び図11に示すように、入力側かさ歯車366には、出力側かさ歯車368が噛み合っている。出力側かさ歯車368は、第1可動部304を支持するガイド部材326の他端に取り付けられている。出力側かさ歯車368は、第2可動部本体346の内部に位置している。なお、第1軸302は、出力側かさ歯車368の中央部を貫通して延びている。すなわち、第1軸302が出力側かさ歯車368に固定されており、出力側かさ歯車368の回転と共に、第1軸302が自身の軸回りに回転する。
図17及び図18に示すように、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転すると、可動部側ギヤ部364が軸受側ギヤ部360に噛み合いながら軸受側ギヤ部360の外周を回転移動する。このとき、駆動軸362が可動部側ギヤ部364と共に回転し、さらに、入力側かさ歯車366が駆動軸362と共に回転する。入力側かさ歯車366が駆動軸362の軸回りに回転すると、入力側かさ歯車366と噛み合う出力側かさ歯車368が軸回りに回転する。出力側かさ歯車368が軸回りに回転すると、ガイド部材326(図13、図14及び図19参照)及び第1軸302が第1軸302の軸回りに回転する。第1軸302が軸回りに回転すると、第1可動部304が第1軸302と共に第1軸302の軸回りに回転する。図8、図9及び図11に示すように、第2駆動モータ272が駆動すると、その駆動力がラック部258に伝達されて、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転する。第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転すると、その可動力が可動部側ギヤ部364から入力側かさ歯車366を介して出力側かさ歯車368に伝達され、最終的には、第1可動部304が回転する。この結果、第2駆動モータ272のみを駆動させるだけで、第2可動部308の第2軸306の軸回りの回転と、第1可動部304の第1軸302の軸回りの回転と、同時に実行することができる。さらに、第2駆動モータ272の駆動力を、第1可動部304の第1軸302の軸回りの回転動作に利用することができる。この結果、単一の駆動モータで、異なる2つの可動部304、308の動作を同時に実現させることができるため、1つの可動部の動作を1つの駆動モータで実現させる場合と比較して、部品点数を削減でき、また、駆動モータの消費電力を低減することができる。
図11、図12、図17及び図18に示すように、装着基板310には、円弧状のガイド孔370が形成されている。このガイド孔370には、ガイド軸372が挿入されている。このガイド軸372は、第2可動部本体346に設けられている。ガイド軸372は、ガイド孔370の内周面と接触するローラ部374を備えている。第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転すると、ガイド軸372がガイド孔370の内部を移動する。このとき、ガイド軸372に設けられたローラ部374がガイド孔370の内周面から摩擦力を受けて適宜回転することにより、ガイド軸372の移動が円滑になる。このように、第2可動部308は、第2駆動モータ272の駆動力によって第2軸306の軸回りに回転するが、ガイド軸372がガイド孔370に案内されるため、第2可動部308の回転動作の移動軌跡を一定にすることができ、第2可動部308の回転動作が安定する。しかも、ガイド軸372のローラ部374が回転することにより、ガイド孔370からガイド軸372(ローラ部374)に作用する摩擦力を逃がすことができ、ガイド孔370の内周面から作用する摩擦力によって第2可動部308の回転動作に支障が生じることがない。
(ハーネスの破損防止構造)
図4に示すように、第1可動部本体312の内部には、発光手段による複数のLED278、280が内蔵されている。本実施形態では、各LED278、280が第1表面314を構成する目314A及び第2表面320を構成する目320Aの内側に配置されているが、所定の発光パターンで所定のタイミングで発光する。各LED278、280の発光を制御する駆動回路基板282は、装着基板310に取り付けられている。なお、駆動回路基板282は、演出制御基板220からの制御信号に基づいて、各LED278、280の発光とともに第1駆動モータ270及び第2駆動モータ272の駆動も制御する。なお、駆動回路基板282には、各LED278、280の発光、及び第1駆動モータ270及び第2駆動モータ272の駆動を制御するための発光回路(図示省略)及び駆動回路(図示省略)が搭載されている。ここで、第1可動部本体312に内蔵された各LED278、280の発光を制御するため、あるいは第2可動部本体346に内蔵された第1駆動モータ270の駆動を制御するためには、第1可動部本体312に内蔵している各LED278、280と装着基板310側の駆動回路基板282との間、第2可動部本体346に内蔵している第1駆動モータ270と駆動回路基板282との間をハーネス376(図17及び図18参照)などの線で電気的に接続する必要がある。
(可動装置と装着基板側とをハーネスで接続するときの問題点)
第1可動部304及び第2可動部308は、装着基板310に対して相対的に移動する構成であるため、上記ハーネスで可動装置300と装着基板310側の駆動回路基板282との間を接続すると、可動装置300の移動に伴い、ハーネス376が可動装置300と装着基板310との間に挟まれて、破損あるいは切断するおそれがある。特に、第1可動部304及び第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転するが、装着基板310に対する回転移動が伴うと、第1可動部304及び第2可動部308と装着基板310との間にハーネス376が挟まれて、ハーネス376が切断するおそれが高まり、ハーネス386を保護する手段あるいは工夫が必要となる。
(可動装置の第2軸の軸回りの回転運動に対する解決手段)
本実施形態では、図17、図18、図19、図20、図21及び図22に示すように、装着基板310にハーネス376の破損防止構造が設けられている。すなわち、装着基板310に回避孔378を形成し、可動装置300側と装着基板310側とを接続するハーネス376を回避孔378に通すように設計している。すなわち、装着基板310の裏側には、駆動回路基板282が取り付けられている。装着基板310の表側には、可動装置300が設けられている。駆動回路基板282に接続されたハーネス376を装着基板310の裏側から回避孔378を通して表面側に導き、第1可動部本体312のLED278、280及び第2可動部本体346の第1駆動モータ270に電気的に接続する。
ここで、図17及び図18に示すように、装着基板310側の回避孔378には、特殊な工夫が施されている。すなわち、回避孔378は、所定の円弧を描くように湾曲状に形成されている。また、図11、図17、図18及び図19に示すように、第2可動部本体346のラック部358には、回避孔378と連通させるための干渉防止孔380が形成されている。そして、ハーネス376は、相互に連通した回避孔378及び干渉防止孔380の両方を挿通した状態で、可動装置300側と装着基板310側とに接続されている。詳細には、ハーネス376は、装着基板310の裏面側から回避孔378及び干渉防止孔380を介して可動装置300側に接続されている。また、ラック部358に形成された干渉防止孔380の形状及び位置についても、回避孔378の形状及び位置との関係で調整されている。すなわち、干渉防止孔380の形状は、回避孔378の形状と同様の形状になっており、回避孔378に対して相似形となるように形成されている。また、可動装置300(第1可動部304及び第2可動部308)が第2軸306の軸回りに回転する前の初期状態となる位置では、干渉防止孔380の大部分と回避孔378の大部分とが重なり、相互に連通した領域(面積)が最大となっている。このため、ハーネス376は、干渉防止孔380と回避孔378とが連通した領域に挿通されている。一方、可動装置300(第1可動部304及び第2可動部308)が第2軸306の軸回りに回転した後の位置では、干渉防止孔380の一部と回避孔378の一部とが重なり、相互に連通した領域(面積)が最小となっている。すなわち、可動装置300(第1可動部304及び第2可動部308)が第2軸306の軸回りに最大限回転した後の位置においても、依然として、干渉防止孔380と回避孔378とが連通する領域を確保できるように、干渉防止孔380及び回避孔378の形状、位置、及び大きさが調整されている。このため、ハーネス376は、干渉防止孔380と回避孔378とが連通した領域に挿通し続けることが可能になる。なお、可動装置300(第1可動部304及び第2可動部308)が初期状態から第2軸306の軸回りに回転して最大限回転した状態に到達するまでの過程においては、干渉防止孔380と回避孔378とが連通した領域(面積)は、次第に小さくなっていく。一方、可動装置300(第1可動部304及び第2可動部308)が最大限回転した状態から第2軸306の軸回りに回転して初期状態に戻るまでの過程においては、干渉防止孔380と回避孔378とが連通した領域(面積)は、次第に大きくなっていく。
以上のように、可動装置300(第1可動部304及び第2可動部308)が初期状態から第2軸306の軸回りに回転して最大限回転した状態に到達するまでの過程、及び可動装置300(第1可動部304及び第2可動部308)が最大限回転した状態から第2軸306の軸回りに回転して初期状態に戻るまでの過程において、ハーネス376に可動装置300及び装着基板310が干渉することがない。このため、可動装置300の移動に伴い、ハーネス376が破損したり、切断されてしまうことがない。
ここで、可動装置300が第2軸306の軸回りに回転する場合において、可動装置300及び装着基板310のハーネス376に対する悪影響がない点を説明したが、可動装置300の第1可動部304が第1軸302の軸方向に沿って直線移動する場合においても、可動装置300及び装着基板310のハーネス376に対する悪影響がないように工夫されている。
(可動装置の第1軸の軸方向に沿った直線運動に対する解決手段)
図19、図20、図21及び図22に示すように、第1可動部本体312を固定するガイド部材326には、前記ハーネス376を位置決めするための複数のハーネス位置決め部382が形成されている。ハーネス位置決め部382は、ハーネス376と係合する係合片で構成されている。ここで、ハーネス位置決め部382は、ガイド部材326の上部に形成された第1ハーネス位置決め部382Aと、ガイド部材326の下部に形成された第2ハーネス位置決め部382Bと、で構成されている。ハーネス376は、適宜、止め具384によって束ねられている。なお、ハーネス位置決め部382は、2つの位置決め部で構成されている場合に限られず、1つの位置決め部でもよいし、3つ以上の位置決め部で構成されていてもよい。
ここで、第1ハーネス位置決め部382Aと第2ハーネス位置決め部382Bとの間は、所定の距離だけ離間している。そして、第1ハーネス位置決め部382Aと第2ハーネス位置決め部382Bとの間に位置するハーネス376には、所定の形状に弛んだ(撓んだ)弛み部376A(撓み部)が設けられている。すなわち、第1ハーネス位置決め部382Aと第2ハーネス位置決め部382Bとの間に位置するハーネス376の長さが、第1ハーネス位置決め部382Aと第2ハーネス位置決め部382Bとの間に離間距離よりも大きくなるように設定されている。これにより、ハーネス376の一端が第1可動部304側に接続され、かつ他端が装着基板310側に接続されているため、第1可動部304が第1軸302の軸方向(上方向)に沿って直線移動していくときに、第1ハーネス位置決め部382Aと第2ハーネス位置決め部382Bとの間に位置するハーネス376の弛み部376Aが次第に伸ばされていく(変形する)。換言すれば、第1可動部本体312が第1軸302の軸方向(上方向)に沿って直線移動していくときに(第2可動部308側から離れる方向に移動していくときに)、第1ハーネス位置決め部382Aと第2ハーネス位置決め部382Bとの間に位置するハーネス376の弛み部376A(撓み部)の弛みの少なくとも一部が解消する。一方、第1可動部304が第1軸302の軸方向(下方向)に沿って直線移動していくときに(第2可動部308側に移動していくときに)、第1ハーネス位置決め部382Aと第2ハーネス位置決め部382Bとの間に位置するハーネス376が曲げ変形して、弛み部376A(撓み部)が発生する。このように、第1ハーネス位置決め部382Aと第2ハーネス位置決め部382Bとの間に位置するハーネス376に弛み部376A(遊び)を設けておくことにより、第1可動部304が第1軸302の軸方向に沿って直線移動した場合に、ハーネス376に大きな引張力が作用して切断や破損が生じてしまうことがない。第1ハーネス位置決め部382Aと第2ハーネス位置決め部382Bとの間に位置するハーネス376の弛み部376Aは、第1可動部304の直線移動に基づいて変形することによりハーネス376に作用する力を吸収し、ハーネス376が破断・破損しないように調整する、あそびとして機能している。
また、後述するように、回避孔378から第2ハーネス位置決め部382Bまでの間に位置するハーネス376に、大きく弛んだ弛み部376B(撓み部)が設けられている。このため、第1可動部304が第1軸302の軸方向に沿って上方向に直線移動した場合に、回避孔378から第2ハーネス位置決め部382Bまでに位置するハーネス376の弛み部376B(撓み部)が変形して、その弛み(撓み)の少なくとも一部が解消する。これにより、第1可動部304が第1軸302の軸方向に沿って直線移動した場合に、回避孔378から第2ハーネス位置決め部382Bまでの間に位置するハーネス376が大きな引張力を受けて切断・破損することを防止できる。このように、回避孔378から第2ハーネス位置決め部382Bまでの間に位置するハーネス376の弛み部376B(遊び)は、第1可動部304の直線移動に基づいて変形することによりハーネス376に作用する力を吸収し、ハーネス376に作用する力によってハーネス376が破断・破損しないように調整する、あそびとして機能している。
(可動装置の第1軸の軸回りの回転運動に対する解決手段)
図21及び図22に示すように、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転すると同時に、第1可動部304は、第1軸302の軸回りに回転する。このとき、第1可動部304が第1軸302の軸回りに回転すると、第1可動部304や第2可動部308が干渉することによってハーネス376が捻れたり、破損するおそれがある。
そこで、本実施形態では、駆動回路基板282に接続されたハーネス376の第2ハーネス位置決め部382Bまでの長さが長くなるようにして、回避孔378から第2ハーネス位置決め部382Bまでの間に位置するハーネス376が大きく弛む(撓む)ように弛み部376B(撓み部)が設けられている。回避孔378から第2ハーネス位置決め部382Bまでの間に位置するハーネス376の弛み部376B(撓み部)があそびとなり、ハーネス376に作用する大きな引張力を吸収する。詳細には、第1可動部304が第1軸302の軸回りに回転しない初期状態では、回避孔378から第2ハーネス位置決め部382Bまでの間に位置するハーネス376の弛み部376B(撓み部)が大きく弛んでいる(撓んでいる)。そして、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転(遊技者から見て左回転)していくと、回避孔378から第2ハーネス位置決め部382Bまでに至る間に位置するハーネス376の弛み部376Bが変形して、その弛みの少なくとも一部が解消する(撓みが解消する)。一方、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転(遊技者から見て左回転)した後、元の状態に戻るまでの逆回転(遊技者から見て右回転)の動作の過程では、回避孔378から第2ハーネス位置決め部382Bまでの間に位置するハーネス376の弛み部376Bが変形して、その弛みが次第に増えていく(撓んでいく)。
以上のように、可動装置300の3つの運動を分析して、ハーネス376の破損防止構造(破損防止手段)を設けることにより、可動装置300の動作による影響を受けて、ハーネス376が破損したり、切断することがない。このように、ハーネス376の一方が固定部材に接続されており、他方が可動装置300に接続されている構造では、ハーネス376の切断・破損防止が重要となるが、本実施形態では、可動装置300の全ての動作を詳細に分析して、簡易かつ低コストになるハーネス376の破損防止構造(破損防止手段)を実現させている。
(可動装置の直線移動)
図5、図6及び図7に示すように、所定の遊技状態(例えば、普通図柄が当選した状態など)が成立すると、第1可動部304が第1軸302の軸方向に沿って直線移動(上側に移動する)。この直線運動は、第1駆動モータ270が駆動して、その駆動力が第1軸302に伝達され第1軸302が第2可動部本体346の内部から伸びてくることにより実現される。ここで、ガイド部材326の凸部326Aにロール部330が位置している状態では、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いて第1表面314が露出する。このとき、第1表面314の内側に位置するLED278が所定の発光パターンで発光することにより、あたかも目314Aが発光しているかのような演出を実現できる。また、ガイド部材326の凹部326Bにロール部330が進入したときに、開閉部材316の各扉体318L、318Rが閉じて第1表面314が隠蔽する。一方、第1可動部304が下側に移動する場合には、第1駆動モータ270が逆回転の駆動をする。これにより、第1可動部304が下側に移動する。なお、ガイド部材326の凸部326Aにロール部330が進入すると、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いて第1表面314が露出する。このときは、第1可動部304が下方向に移動しているときには、LED274が発光しないように制御すれば、LED274の発光が遊技者に期待を抱かせるようになり、演出機能が増大する。なお、第1駆動モータ270の駆動力が第1軸302に伝達するまでの力学的な説明は、上述したので省略する。
(可動装置の回転移動)
可動装置300の回転移動は、第1可動部304の第1軸302の軸回りの回転移動と、第2可動部308の第2軸306の軸回りの回転移動と、に大別される。そこで、以下、項目をわけて説明する。
(第2可動部の第2軸の軸回りの回転移動)
図8及び図9に示すように、所定の遊技状態(例えば、特別図柄が当選した状態、リーチ遊技の状態や時短遊技の状態など遊技者にとってさらに有利となる遊技状態)が成立すると、第2駆動モータ272が駆動して、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転する。すなわち、第2可動部308は、初期状態を基準として、遊技者からみて左回転する。このとき、開閉部材316の各扉体318L、318Rは閉じている状態になっている。なお、所定の時間が経過したり、遊技者にとって大きく有利となる遊技状態が終了する場合には、第2駆動モータ272が逆回転の駆動をして、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転する。すなわち、第2可動部308は、遊技者からみて右回転して初期状態に戻る。
ここで、位置検知センサ278による検知信号の出力の有無により開閉部材316の開閉状態が管理されており、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いている状態では、第2駆動モータ272が駆動しないように制御されている。このため、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いた状態で、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転することがなく、また、第1可動部304が第1軸302の軸回りに回転することがない。すなわち、開閉部材316の各扉体318L、318Rが閉じている状態のときにのみ、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転し、また、第1可動部304が第1軸302の軸回りに回転する。すなわち、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いた状態で第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転し、また、第1可動部304が第1軸302の軸回りに回転すると、開閉部材316が周辺部材と接触して破損する問題が生じることになる。そこで、本実施形態では、開閉部材316が開いた状態では、第2駆動モータ272が駆動しないように制御することにより、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転せず、また、第1可動部304が第1軸302の軸回りに回転しない工夫を施している。この結果、開閉部材316が破損することがない。
(第1可動部の第1軸の軸回りの回転移動)
図9に示すように、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転すると同時に、第1可動部304は、第1軸302の軸回りに回転する。なお、第2可動部308の第2軸306の軸回りの回転と、第1可動部304の第1軸302の軸回りの回転と、を連動させる機構については、上述したので省略する。なお、第1可動部304の第1軸302の軸回りの回転動作の際には、常に、開閉部材316の各扉体318L、318Rが閉じた状態(第1表面314を隠蔽した状態)になっている。
第1可動部304の第1軸302の軸回りに回転移動すると、第1可動部304の左側面が遊技者側に露出する。この第1可動部304の左側面には、第2表面320が描かれている。第2表面320は、第1表面314と全く異なるものであり、第2可動部308が左回転し、かつ第1可動部304が軸回りに回転した全体の形状を特徴付けるモチーフが描かれている。具体的には、第2表面320には、鳥類の横顔が描かれており、鳥類の目320Aの部分の内側にLED276が配置されている。LED276は、演出制御基板220により発光制御される。そして、第2表面320が遊技者側に露出した状態で、第2表面320の目320Aが発光するように制御される。これにより、第1可動部304の第2表面320を用いて演出が実現される。
(第1可動部の第1軸の軸回りの回転移動後の直線移動)
図9に示すように、第1可動部304が第1軸302の軸回りに回転移動した後に、第1可動部304が第1軸302の軸方向に沿って直線移動することも可能である。第1可動部304が第1軸302の軸方向に沿って直線移動する機構は、上述した通りであるが、第2表面320が遊技者側に露出した状態で、第1可動部304が直進移動することにより、異なる遊技演出を実行することができる。特に、所定の遊技状態(例えば、確率変動大当りなど遊技者にとって最も有利となる遊技状態)が成立した場合に、かかる演出を実行することにより、さらに射幸性を高めることができる。
可動装置300の動作は、遊技状態に対応して演出制御基板220からの制御信号に基づいて制御される。例えば、遊技者に有利となる遊技状態(例えば、普通図柄が当選した状態などの第1遊技状態)が成立したときに、第1可動部304が上方向に沿って直線移動するように制御される。また、遊技者にとって第1遊技状態よりも有利となる遊技状態(例えば、特別図柄が当選した状態、リーチ遊技の状態や時短遊技の状態など遊技者にとってさらに有利となる第2遊技状態)が成立したときに、第2可動部308が第1可動部304と共に第2軸306の軸回りに回転するとともに、第1可動部304が第1軸302の軸回りに回転するように制御される。さらに、遊技者にとって第2遊技状態よりも有利となる遊技状態(例えば、確率変動大当りなど遊技者にとって最も有利となる第3遊技状態)が成立したときに、第1可動部304が、第1軸302の軸回りの回転移動後に、第1軸302の軸方向に沿って直線移動するように制御される。このように、可動装置300は、遊技者に有利となる遊技状態に対応した動作を実行することにより、遊技者に遊技に対する期待を抱かせ、遊技興趣を一層高めることが可能になる。
次に、本実施形態のパチンコ機の作用及び効果について説明する。本実施形態のパチンコ機は、大きく分けて、以下の3つの観点からの作用及び効果が実現できる。
(比較的小さなスペースにおける可動装置の斬新な動作の実現)
図5、図6及び図7に示すように、可動装置300の第1可動部304は、第1軸302の軸方向に沿って直線移動する。図8及び図9に示すように、第2可動部308は、第2軸306の軸回りに回転移動する。また、第1可動部304は、第2軸306の軸回りの回転移動と同時に、第1軸302の軸回りに回転移動する。その後、第1可動部304は、傾斜した状態で、第1軸302の軸方向に沿って直線移動する。
このように、第1可動部304が第1軸302の軸方向に沿う直線移動と第1軸302の軸回りの回転移動を行い、第2可動部308が第2軸306の軸回りの回転移動を行うように構成されているため、可動装置300が3次元の運動を実行する。これにより、可動装置300は、液晶ディスプレイ46の近傍という限られたスペースの中で、3次元となる斬新な演出動作を実現することができる。特に、可動装置300の初期状態では、第1可動部304の第1表面314が露出しており、第1可動部304が第1軸302の軸回りに回転移動した後に、第1可動部304の第2表面320が遊技者側に露出する。これにより、第1可動部304の2つの表面314、320が交互に遊技者側に露出するため、第1可動部304ひいては可動装置300全体が別のキャラクタに変身したかのような印象を遊技者に与えることになる。以上のように、可動装置300の演出動作を斬新なものにすることができ、遊技者に新鮮さや驚きを与えることができる。
また、第1可動部304は、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転移動すると同時に、第1軸302の軸回りに回転移動するため、2つの回転移動を同時に実行する。これにより、少なくとも2つの動作を同時に実行することができるため、ワンアクション時に要する比較的狭いスペースにおいて、ダイナミックな演出動作を実現できる。
さらに、可動装置300が第1可動部304及び第2可動部308で構成されて上記演出動作を実行するため、可動装置300自体を大型化させる必要がない。すなわち、可動装置300を第1可動部304及び第2可動部308で構成し、各可動部304、308が相互に独立しかつ関連付けられた動作を実行することにより、可動装置300を大型化することなく、斬新な動作を実現させることができる。
(可動装置の動作に伴う開閉部材の破損の防止)
図5、図6、図13乃至図16に示すように、可動装置300の第1可動部304には、第1表面314を露出し又は隠蔽するための開閉部材316が設けられており、上記した通り、所定のタイミングで開閉部材316の開閉動作が実行する。開閉部材316の各扉体318L、318Rが相互に開くことにより、第1表面314が露出し、相互に閉じることにより第1表面314が開閉部材316により隠される。
ここで、第1可動部304側には、開閉部材316の開閉状態を検知するための位置検知センサ278が取り付けられているため、開閉部材316の開閉状態を演出制御基板220により判別することが可能になる。このため、演出制御基板220が検知信号を受信しているときに(換言すれば、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いている状態で)、各駆動モータ270、272を駆動させるための駆動信号を出力しないように制御することにより、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いた状態で、第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転移動したり、第1可動部304が第1軸302の軸回りに回転移動したりすることを阻止できる。すなわち、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いた状態で、可動装置300が比較的大きな動作を開始しないように制御することができる。これにより、開閉部材316の各扉体318L、318Rが他の構成部材と接触することを防止できるため、開閉部材316の破損を抑制できる。
また、第2可動部本体346(第2可動部308)の初期位置(初期状態)を検知するための位置検知センサ280を利用して開閉部材316の破損を防止するようにしてもよい。すなわち、演出制御基板220は、位置検知センサ280からの検知信号を受けて第2可動部308が初期状態であることを判別する。このとき、開閉部材316の開閉状態を検知するための位置検知センサ278からの検知信号も受信していれば、可動装置300が初期状態において開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いていることを意味する。ここで、何かのトラブルにより、一方の位置検知センサ280(第2可動部308の初期状態を検知する側)からの検知信号を受信しておらず、他方の位置検知センサ278(開閉部材316の各扉体318L、318Rの開閉状態を検知する側)からの検知信号を受信している場合には、第2可動部308が初期状態から第2軸306の軸回りに回転した状態で、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いていることを意味する。この場合には、演出制御基板220から第1駆動モータ270及び第2駆動モータ272を駆動するための駆動信号を出力せず、演出制御基板220などから遊技ホールのコンピュータに対してエラー信号を出力する。これにより、開閉部材316の各扉体318L、318Rが開いた状態で可動装置300が動作するという可動装置300の動作不良を解消でき、かつ可動装置300の破損を未然に防止できる。また、可動装置300の動作不良がゴト行為などの不正行為に基づくものであれば、不正行為の事実を特定できる。
(ハーネスの破損の防止)
図19、図20及び図21に示すように、第1可動部304が第1軸302に沿って上方向に直線移動することを考慮して、可動装置300の初期状態においてハーネス376に所定の弛み部376A、376B(撓み部)を持たせるように設計されている。そして、第1可動部304が第1軸302に沿って上方向に直線移動した場合に、ハーネス376に設けた弛み部376A、376B(撓み部)の弛み(撓み)の少なくとも一部が解消する。これにより、第1可動部304が第1軸302の軸方向に沿って直線移動した場合でも、ハーネス376の軸方向に対して大きな引張力が作用することを防止でき、ひいてはハーネス376の破損を抑制できる。
図17、図18及び図22に示すように、第1可動部304及び第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転移動した場合でも、干渉防止孔380と回避孔378の連通状態が維持されて、可動装置300側と回路駆動基板282側を接続するハーネス376が挿通する孔を確保するように設計されている。このため、第1可動部304及び第2可動部308が第2軸306の軸回りに回転移動した場合に、ハーネス376が可動装置300の各構成部材によって挟まれたり、捻られたりすることを防止でき、ハーネス376の破損を阻止できる。
このように、可動装置300の斬新な動作を考慮して、ハーネス376を保護する設計が施されている。これにより、ハーネス376の破損を防止でき、LED274、276の発光制御や第1駆動モータ270の駆動制御に支障が生じることを防止できる。
10 遊技機
16 遊技盤
200 主制御基板(主制御部)
220 演出制御基板(サブ制御部)
270 第1駆動モータ(第1駆動原)
272 第2駆動モータ(第2駆動原)
282 駆動回路基板(駆動回路部)
300 可動装置(可動物)
304 第1可動部
308 第2可動部
310 装着基板(装着部材)
314 第1表面
316 開閉部材
318L 左扉体
318R 右扉体
320 第2表面
322 開閉駆動機構
350 駆動力伝達部材(第1駆動機構)
352 ラック部(第1駆動機構)
357 駆動力伝達部材(第2駆動機構)
358 ラック部(第2駆動機構)
366 入力側かさ歯車(連動部材)
368 出力側かさ歯車(連動部材)
376 ハーネス(制御信号線)
376A 弛み部(破損防止手段)
376B 弛み部(破損防止手段)
378 回避孔(破損防止手段、挿通孔)

Claims (3)

  1. 遊技の進行に関する制御を統括する主制御部と、
    遊技盤上に設けられ所定の動作を行う可動装置と、
    前記可動装置を駆動する駆動回路部と、
    前記主制御部からの制御信号に基づいて前記駆動回路部を制御するサブ制御部と、
    前記可動装置と前記駆動回路部とを接続する制御信号線と、
    を有し、
    前記可動装置は、第1軸の軸方向に沿って直線移動が可能でかつ前記第1軸の軸回りに回転移動が可能な第1可動部と、前記第1可動部の前記直線移動及び前記回転移動が可能となるように支持し前記第1軸に対して直交する第2軸の軸回りに前記第1可動部とともに回転移動が可能な第2可動部と、を有し、
    前記第1可動部は、前記第2可動部と共に前記第2軸の軸回りに回転移動しているときに、前記第1軸の軸回りにおいても回転移動するものであり、
    前記第1可動部の前記直線移動及び前記回転移動、あるいは前記第2可動部の前記回転移動の際に、前記制御信号線が破損することを防止する破損防止手段を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記駆動回路部は、前記可動装置を遊技盤に装着するための装着部材に設けられており、
    前記破損防止手段は、前記装着部材に形成され前記制御信号線が挿通する挿通孔で構成され、
    前記挿通孔は、前記第1可動部の前記直線移動及び前記回転移動の前後、及び前記第2可動部の前記回転移動の前後において、前記制御信号線が挿通可能な開口領域を確保するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記破損防止手段は、前記制御信号線の少なくとも一部を弛ませた弛み部で構成され、
    前記弛み部は、前記第1可動部が前記直線移動及び前記回転移動するとき、あるいは前記第2可動部が前記回転移動するときに変形して、前記制御信号線に作用する力を吸収することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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