JP6038129B2 - スルホネート基を有する分岐状ポリエステル - Google Patents
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Description
a.分岐状ポリエステルを与える、成分A、成分B、場合によって成分C及び場合によって成分Dの反応であって、
i.成分Aが、α,β-オレフィン性不飽和ジカルボン酸(A2)の群から選択され、
ii.成分Bが、三官能性以上のアルコール(By)の群から選択され、
iii. 場合による成分Cが、α,β-オレフィン性不飽和結合を有していない二官能性アルコール(B2)又は二官能性カルボン酸(C2)の群から選択され、
iv. 場合による成分Dが、脂肪酸又は脂肪アルコールから選択される反応、
b.(a.)において得られた分岐状ポリエステルと、亜硫酸水素塩との後続の反応であって、亜硫酸水素塩のモル量が、α,β-オレフィン性不飽和ジカルボン酸(A2)の量に基づいて最大95mol%である反応
により得ることができる、本発明によるスルホネート基を有する分岐状ポリエステルの様々な実施形態により実現される。
Tは、末端に結合したモノマー単位の平均数であり、
Zは、分岐を形成しているモノマー単位の平均数であり、
Lは、直鎖に結合したモノマー単位の平均数である。
- モノマー状形態又はポリマー状形態の関連した無水物、
- モノ-又はジアルキルエステル、好ましくはモノ-又はジ-C1-C4-アルキルエステル、特に好ましくはモノ-若しくはジメチルエステル又は対応するモノ-又はジエチルエステル、
- 同様に、モノ-及びジビニルエステル、並びに
- 混合されたエステル、好ましくは、異なるC1-C4-アルキル成分を含んだ混合されたエステル、特に好ましくは、混合されたメチルエチルエステル
を意味するものとして理解される。
グリセロール、トリメチロールメタン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ビス(トリメチロールプロパン)、トリメチロールブタン、トリメチロールペンタン、1,2,4-ブタントリオール、1,2,6-ヘキサントリオール、トリス(ヒドロキシメチル)-アミン、トリス(ヒドロキシエチル)アミン、トリス(ヒドロキシプロピル)アミン、ペンタエリトリトール、ジグリセロール、トリグリセロール若しくはより高級のグリセロールの縮合生成物、ジ(トリメチロールプロパン)、ジ(ペンタエリトリトール)、トリス(ヒドロキシメチル)イソシアヌレート、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート(THEIC)、トリス(ヒドロキシプロピル)-イソシアヌレート、
糖類若しくは糖アルコール、例えばグルコース、フルクトース若しくはスクロース等、糖アルコール、例えばソルビトール、マンニトール、トレイトール、エリトリトール、アドニトール(リビトール)、アラビトール(リキシトール)、キシリトール、ズルシトール(ガラクチトール)、マルチトール、イソマルト、若しくはイノシトール等、
エチレンオキシド、プロピレンオキシド及び/若しくはブチレンオキシドとの反応、特に好ましくはプロピレンオキシドとの反応により得られる、三官能性以上のアルコールをベースとした、三官能性以上のポリエーテルオール(polyetherol)、
又は、カプロラクトンとの反応により得られる、三官能性以上のアルコールをベースとした、三官能性以上のポリエステルオールである。
グリセロール、ジグリセロール、トリグリセロール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ジ(トリメチロールプロパン)、ペンタエリトリトール、スクロース又はソルビトール、更には、エチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドをベースとしたそれらのポリエーテルオール、
特に、
グリセロール、ジグリセロール、トリグリセロール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリトール、又は、プロピレンオキシドをベースとしたそれらのポリエーテルオールである。
シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカン-α,ω-ジカルボン酸、ドデカン-α,ω-ジカルボン酸、cis-及びtrans-シクロヘキサン-1,2-ジカルボン酸、cis-及びtrans-シクロヘキサン-1,3-ジカルボン酸、cis-及びtrans-シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸、cis-及びtrans-シクロペンタン-1,2-ジカルボン酸、cis-及びtrans-シクロペンタン-1,3-ジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸であり、
フタル酸、イソフタル酸又はテレフタル酸等の芳香族ジカルボン酸である。
C1-C20-アルキル基、例えばメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、イソペンチル、sec-ペンチル、ネオペンチル、1,2-ジメチルプロピル、イソアミル、n-ヘキシル、イソヘキシル、sec-ヘキシル、n-ヘプチル、イソヘプチル、n-オクチル、2-エチルヘキシル、トリメチルペンチル、n-ノニル、n-デシル、n-ドデシル、n-テトラデシル、n-ヘキサデシル、n-オクタデシル若しくはn-エイコシル、
C2-C20-アルケニル基、例えばブテニル、ヘキセニル、オクテニル、デセニル、ドデセニル、テトラデセニル、ヘキサデセニル、オクタデセニル若しくはエイコセニル、
C3-C12-シクロアルキル基、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル、シクロデシル、シクロウンデシル及びシクロドデシル、好適には、シクロペンチル、シクロヘキシル及びシクロヘプチル、
メチレン若しくはエチリデン等のアルキレン基、又は、
例えばフェニル、1-ナフチル、2-ナフチル、1-アントリル、2-アントリル、9-アントリル、1-フェナントリル、2-フェナントリル、3-フェナントリル、4-フェナントリル及び9-フェナントリル等のC6-C14-アリール基、好ましくはフェニル、1-ナフチル及び2-ナフチル、特に好ましくはフェニル
から選択される、一種以上の基によって置換することもできる。
- モノマー状形態又はポリマー状形態の関連した無水物、
- モノ-又はジアルキルエステル、好ましくはモノ-又はジ-C1-C4-アルキルエステル、特に好ましくはモノ-若しくはジメチルエステル又は対応するモノ-若しくはジエチルエステル、
- 同様に、モノ-及びジビニルエステル、更には、
- 混合されたエステル、好ましくは、異なるC1-C4-アルキル成分を含んだ混合されたエステル、特に好ましくは、混合されたメチルエチルエステル
を意味するものとして理解される。
シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカン-α,ω-ジカルボン酸、ドデカン-α,ω-ジカルボン酸、ドデセニルコハク酸、ヘキサデセニルコハク酸又はオクタ-デセニルコハク酸等の脂肪族ジカルボン酸を使用することが、特に好適である。
エチレングリコール、プロパン-1,2-ジオール、プロパン-1,3-ジオール、ブタン-1,2-ジオール、ブタン-1,3-ジオール、ブタン-1,4-ジオール、ブタン-2,3-ジオール、ペンタン-1,2-ジオール、ペンタン-1,3-ジオール、ペンタン-1,4-ジオール、ペンタン-1,5-ジオール、ペンタン-2,3-ジオール、ペンタン-2,4-ジオール、ヘキサン-1,2-ジオール、ヘキサン-1,3-ジオール、ヘキサン-1,4-ジオール、ヘキサン-1,5-ジオール、ヘキサン-1,6-ジオール、ヘキサン-2,5-ジオール、ヘプタン-1,2-ジオール、1,7-ヘプタンジオール、1,8-オクタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,9-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,10-デカンジオール、1,2-ドデカンジオール、1,12-ドデカンジオール、1,5-ヘキサジエン-3,4-ジオール、1,2-及び1,3-シクロペンタンジオール、1,2-、1,3-及び1,4-シクロヘキサンジオール、1,1-、1,2-、1,3-及び1,4-ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、1,1-、1,2-、1,3-及び1,4-ビス(ヒドロキシエチル)シクロヘキサン、ネオペンチルグリコール、2-メチル-2,4-ペンタンジオール、2,4-ジメチル-2,4-ペンタンジオール、2-エチル-1,3-ヘキサンジオール、2,5-ジメチル-2,5-ヘキサンジオール、2,2,4-トリメチル-1,3-ペンタンジオール、ピナコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、イソソルビド、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、
ポリエチレングリコールHO(CH2CH2O)n-H、ポリプロピレングリコールHO(CH[CH3]CH2O)n-H、ポリブチレングリコールHO(CH[CH3]CH2CH2O)n-H(式中、nは整数であり、nは≧4であり、好ましくは、nは4から40までの、特に好ましくは4から20までの範囲の整数である)、ポリエチレンポリプロピレングリコール(ここで、エチレンオキシド単位又はプロピレンオキシド単位の順序は、ブロック状若しくはランダム状であり得る)、
又は、最大5000g/molの分子量を有する、好ましくは最大2000g/molの分子量を有するポリテトラメチレングリコール、ポリ-1,3-プロパンジオール若しくはポリカプロラクトンを使用することが好適である。
ポリエチレングリコールHO(CH2CH2O)n-H、ポリプロピレングリコールHO(CH[CH3]CH2O)n-H、ポリブチレングリコールHO(CH[CH3]CH2CH2O)n-H(式中、nは整数であり、n≧4であり、好ましくは、nは4から40までの、特に好ましくは4から20までの範囲の整数である)、
又は、最大5000g/molの分子量を有する、好ましくは最大2000g/molの分子量を有するポリテトラメチレングリコール、ポリ-1,3-プロパンジオール若しくはポリカプロラクトンを使用することが特に好適である。
a)0.1重量%から20重量%までの本発明による少なくとも一つのポリマー
b)5重量%から80重量%までの界面活性剤
c)0.1重量%から50重量%までのビルダー
d)0重量%から30重量%までの漂白系
e)0重量%から20重量%までの非水性溶媒
f)アルカリ担体、消泡剤、酵素(例えばリパーゼ、プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ)、消泡剤、染料、芳香剤、更なる付加的な灰色化抑制剤、色移り抑制剤、増粘剤、溶解促進剤及び水等の更なる助剤
を含む清浄化配合物により与えられる。
位若しくはPO-EOブロック単位、又は、EO-PO-EOコポリマー若しくはPO-EO-POコポリマーを有するブロックコポリマーを使用することができる。当然ながら、EO単位及びPO単位がブロック状ではなくランダム状に分散されている、混合されたアルコキシ化非イオン性界面活性剤を使用することもできる。このような生成物は、脂肪アルコールへのエチレンオキシド及びプロピレンオキシドの同時作用により、得ることができる。
C4-C20-ジ-、-トリ-及び-テトラカルボン酸、例えばコハク酸、プロパントリ-カルボン酸、ブタンテトラカルボン酸、シクロペンタンテトラカルボン酸、並びに、C2-C16-アルキル又は-アルキレン基を有するアルキル-及びアルキレンコハク酸等、
C4-C20-ヒドロキシカルボン酸、例えばリンゴ酸、酒石酸、グルコン酸、グルタル酸、クエン酸、ラクトビオン酸並びにスクロースモノ-、-ジ-及び-トリカルボン酸等、
アミノポリカルボキシレート、例えばニトリロ三酢酸、メチルグリシン二酢酸、アラニン二酢酸、エチレンジアミンテトラ酢酸及びセリン二酢酸、N,N-ビス-(カルボキシラトメチル)-L-グルタメート(GLDA)等、
ホスホン酸の塩、例えばヒドロキシエタンジホスホン酸、エチレン-ジアミンテトラ(メチレンホスホネート)及びジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスフェート)等
である。
例えばEP A 0451508及びEP A 0396303において記述されているような、オリゴマレイン酸であり、
不飽和C4-C8-ジカルボン酸のコポリマー及びターポリマーであり、ここで、
最大95重量%の量の群(i)のモノエチレン性不飽和モノマー、
最大60重量%の量の群(ii)のモノエチレン性不飽和モノマー、
最大20重量%の量の群(iii)のモノエチレン性不飽和モノマーが、
コモノマーとして共重合された形態において存在し得る。
10:90から95:5までの重量比のマレイン酸及びアクリル酸の、特に好ましくは、10000から150000までのモル質量を有する30:70から90:10までの重量比のマレイン酸及びアクリル酸のコポリマー、
10(マレイン酸):90(アクリル酸+ビニルエステル)から95(マレイン酸):10(アクリル酸+ビニルエステル)までの重量比の、マレイン酸、アクリル酸及びC1-C3-カルボン酸のビニルエステルターポリマー(ここで、アクリル酸とビニルエステルとの重量比は、20:80から80:20までの範囲であり得る)、特に好ましくは
20(マレイン酸):80(アクリル酸+ビニルエステル)から90(マレイン酸):10(アクリル酸+ビニルエステル)までの重量比の、マレイン酸、アクリル酸及びビニルアセテート又はビニルプロピオネートのターポリマー(ここで、アクリル酸とビニルエステルとの重量比は、30:70から70:30までの範囲であり得る)、
40:60から80:20までのモル比の、C2-C8-オレフィンとマレイン酸のコポリマー、ここで、50:50のモル比の、エチレン、プロピレン又はイソブタンとマレイン酸のコポリマーが、特に好ましい。
1.分岐状ポリエステルを与える、成分A、成分B、場合によって成分C及び場合によって成分Dの反応であって、
i.成分Aが、α,β-オレフィン性不飽和ジカルボン酸(A2)の群から選択され、
ii.成分Bが、三官能性以上のアルコール(By)の群から選択され、
iii.場合による成分Cが、α,β-オレフィン性不飽和結合を有していない二官能性アルコール(B2)又は二官能性カルボン酸(C2)の群から選択され、
iv. 場合による成分Dが、脂肪酸又は脂肪アルコールから選択される反応、
2.ステップaにおいて得られた分岐状ポリエステルと亜硫酸水素塩との後続の反応であって、亜硫酸水素塩のモル量が、α,β-オレフィン性不飽和ジカルボン酸(A2)の量に基づいて最大95mol%である反応
を含む、スルホネート基を有する分岐状ポリエステルを製造するための方法を更に提供する。
C1-C20-アルキル基、例えばメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、イソペンチル、sec-ペンチル、ネオペンチル、1,2-ジメチルプロピル、イソアミル、n-ヘキシル、イソヘキシル、sec-ヘキシル、n-ヘプチル、イソヘプチル、n-オクチル、2-エチルヘキシル、n-ノニル、n-デシル、n-ドデシル、n-ヘキサデシル又はn-オクタデシル、
C3-C12-シクロアルキル基、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル、シクロデシル、シクロウンデシル及びシクロドデシル、好適には、シクロペンチル、シクロヘキシル及びシクロヘプチル
から選択される。
TMP=トリメチロールプロパン
TMP×nPO=nモル過剰なプロピレンオキシドとTMPの反応生成物
ASA=オクタデセニルコハク酸
DBTL=ジブチルスズジラウレート
Ti(OBu)4=テトラブチル酸チタン
x% NaHSO3とは、スルホン化反応において、正確に、ポリマー中に理論上存在するα,β-オレフィン性不飽和二重結合の(数の)x%をスルホン化するために必要とされる量のNaHSO3が使用されたことを意味する。
98.3 gのMA、1040.4 gのTMP×15.7 PO及び0.35 gのTi(OBu)4を、撹拌器、内部温度計、ガス導入管、及び捕捉容器付の下降冷却器(descending condenser)を備えた2000ml丸底フラスコの中に量り取り、撹拌しながら180℃に加熱した。反応混合物は、GPC対照品が7300g/molの重量平均分子量を示すまで、反応の水を分離しながら、14時間の間180℃において撹拌した。反応はその後、室温への冷却により完了した。
酸価=24mg KOH/gポリマー
Mn=1890g/mol、Mw=8390g/mol。
撹拌器、内部温度計、ガス導入管及び還流冷却器を備えた丸底フラスコ中で、ポリマー1をNaHSO3水溶液(39%濃度)と混合し、この混合物を100℃に加熱し、この温度において5時間の間撹拌した。このときの均一な反応混合物を次いで室温まで冷却し、50%濃度水酸化カリウム溶液を使用して、pH=5のpHに調節した。反応混合物をアルミニウム皿に移し、真空乾燥キャビネット(70℃)内での乾燥により乾燥させた。茶色の蝋状生成物が得られた。
98.5 gのMA、1051 gのTMP×15.7 PO及び0.35 gのDBTLを、撹拌器、内部温度計、ガス導入管、及び捕捉容器付の下降冷却器を備えた2000ml丸底フラスコの中に量り取り、撹拌しながら180℃に加熱した。反応混合物は、GPC対照品が9300g/molの重量平均分子量を示すまで、反応の水を分離しながら、10時間の間180℃において撹拌した。反応はその後、室温への冷却により完了した。
酸価= 28mg KOH/gポリマー
Mn=2980g/mol、Mw=10 400g/mol。
撹拌器、内部温度計、ガス導入管及び還流冷却器を備えた丸底フラスコ中に、ポリマー2をNaHSO3水溶液(39%濃度)と混合し、この混合物を100℃に加熱し、5時間の間この温度において撹拌した。このときの均一な反応混合物を次いで室温まで冷却し、50%濃度水酸化カリウム溶液を使用して、pH=5のpHに調節した。反応混合物をアルミニウム皿に移し、真空乾燥キャビネット(70℃)内での乾燥により乾燥させた。茶色がかった蝋状生成物が得られた。
73.6 gのMA、1042.2 gのTMP×15.7 PO及び87.2 gのASAを、撹拌器、内部温度計、ガス導入管、及び捕捉容器付の下降冷却器を備えた2000ml丸底フラスコの中に量り取り、撹拌しながら180℃に加熱した。均一な溶融物が生成されたとき、0.36 gのDBTLを触媒として添加し、反応混合物を、GPC対照品が5700g/molの重量平均分子量を示すまで、反応の水を取り除きながら、160℃において撹拌した。反応はその後、室温への冷却により完了した。
酸価= 25mg KOH/gポリマー
Mn=1780g/mol、Mw=6310g/mol。
撹拌器、内部温度計、ガス導入管及び還流冷却器を備えた丸底フラスコ中に、ポリマー3をNaHSO3水溶液(39%濃度)と混合し、この混合物を100℃に加熱し、この温度において5時間の間撹拌した。このときの均一な反応混合物を次いで室温まで冷却し、50%濃度水酸化カリウム溶液を使用して、pH=5のpHに調節した。反応混合物をアルミニウム皿に移し、真空乾燥キャビネット(70℃)内での乾燥により乾燥させた。オレンジ色の蝋状生成物が得られた。
93.1 gのMA、453.6 gのTMP×5.2 PO、36.7 gのASAを、撹拌器、内部温度計、ガス導入管、及び捕捉容器付の下降冷却器を備えた1000ml丸底フラスコの中に量り取り、撹拌しながら160℃に加熱した。均一な溶融物が形成されたとき、0.18 gのTi(n-BuO)4を触媒として添加し、反応混合物を、GPC対照品が9600g/molの重量平均分子量を示すまで、反応の水を分離しながら、160℃において撹拌した。反応混合物を次いで105℃まで冷却し、190 gのNaHSO3水溶液(39%濃度)と混合した。この混合物は次いで、反応混合物を室温まで冷却する前に、5時間の間110℃において撹拌した。生成物をアルミニウム皿に移し、真空乾燥キャビネット(70℃)内で乾燥させた。
酸価= 33mg KOH/gポリマー
Mn=1860g/mol、Mw=12400g/mol
下記の特性データが測定された:
酸価= 7mg KOH/gポリマー。
49.3 gのMA、419.1 gのTMP×15.7 PO及び31.9 gのPolyTHF(登録商標)250(工業用グレード、BASF SE)を、撹拌器、内部温度計、ガス導入管、及び捕捉容器付の下降冷却器が取り付けられた1000ml丸底フラスコの中に量り取り、撹拌しながら180℃に加熱した。均一な溶融物が形成されたとき、0.15 gのDBTLを触媒として添加し、反応混合物を、GPC対照品が9600g/molの重量平均分子量を示すまで、反応の水を分離しながら、180℃において撹拌した。反応はその後、室温への冷却により完了した。
酸価= 28mg KOH/gポリマー
Mn=1900g/mol、Mw=14800g/mol。
撹拌器、内部温度計、ガス導入管及び還流冷却器を備えた丸底フラスコ中で、ポリマー5をNaHSO3水溶液(39%濃度)と混合し、この混合物を100℃に加熱し、5時間の間この温度において撹拌した。このときの均一な反応混合物を次いで室温まで冷却し、50%濃度水酸化カリウム溶液を使用して、pH=5のpHに調節した。反応混合物をアルミニウム皿に移し、真空乾燥キャビネット(70℃)内での乾燥により乾燥させた。黄色の蝋状生成物が得られた。
指定されたポリマーを、5重量%の濃度において、異なる液体洗剤配合物に添加し(表1を参照)、それらの二次的洗浄作用について試験した。灰色化(再沈着)は、洗剤及び洗剤配合物を評価するための品質的特徴として働く。この試験は、洗剤配合物の開発及び最適化において用いられ、又は洗剤成分の性能を評価するために用いられる。
洗浄デバイス Atlas, Chicago, USA製のLaunder-O-Meter
水の硬度 2.5 mmol Ca+++Mg++/l=14°ドイツ硬度
Ca:Mg:NaHCO3比 4:1:8mol
洗浄温度 40℃
洗浄時間 30分(加熱時間を含む)
洗浄サイクル 3
洗剤投入 5.0g/l
溶液比 1:10
合計溶液 250ml
汚れ付き布地 スス/オリーブ油汚れを含んだ5 gのEMPA 101綿布
5 gのSBL 2004(汚れ付きバラスト布地、wfk)
白色布地 ポリエステル wfK30A及びEMPA 407
ポリアミドEMPA 225及びEMPA 406
バラスト布地 綿が混紡された布地
試験布地は、例えば、Wfk-Testgewebe GmbH, Christenfeld 10, D-41379 Brueggen及びEMPA Testmaterialien AGm Moverstrasse 12, CH-9015 St. Gallenから入手可能である。
LAS、脂肪酸、プロピレングリコール及び水を初期装入物として導入し、40℃に加熱し、(50%濃度溶液としての)KOHによって中和する。冷却後、Lutensol AO 7及びエタノールを加える。
指定されたポリマーを、5重量%の濃度において、表1からの液体洗剤配合物に添加し、2週間の間40℃において貯蔵した。
Claims (15)
- a.分岐状ポリエステルを与える、成分A、成分B、場合によって成分C及び場合によって成分Dの反応であって、
i.成分Aが、α,β-オレフィン性不飽和ジカルボン酸(A2)の群から選択され、
ii.成分Bが、三官能性以上のアルコール(By)の群から選択され、ステップaにおける三官能性以上の成分Bの割合が、成分A、B、C及びDの合計量に基づいて少なくとも30mol%であり、
iii.場合による成分Cが、α,β-オレフィン性不飽和結合を有していない二官能性アルコール(B2)又は二官能性カルボン酸(C2)の群から選択され、
iv. 場合による成分Dが、脂肪酸又は脂肪アルコールから選択される反応、
b.ステップaにおいて得られた分岐状ポリエステルと亜硫酸水素塩との後続の反応であって、亜硫酸水素塩のモル量が、α,β-オレフィン性不飽和ジカルボン酸(A2)の量に基づいて最大95mol%である反応
により得ることができる、スルホネート基を有する分岐状ポリエステル。 - α,β-オレフィン性不飽和ジカルボン酸(A2)が、マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、シトラコン酸、メサコン酸又はグルタコン酸である、請求項1に記載の分岐状ポリエステル。
- 三官能性以上のアルコール(By)が、
By(yは3以上である):
グリセロール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ビス(トリメチロールプロパン)、1,2,4-ブタントリオール、ペンタエリトリトール、ジグリセロール、トリグリセロール又はより高級のグリセロールの縮合生成物、ジ(トリメチロールプロパン)、ジ(ペンタエリトリトール)、グルコース、フルクトース又はスクロース等の糖、糖アルコール、例えばソルビトール、マンニトール、トレイトール、エリトリトール、アドニトール(リビトール)、アラビトール(リキシトール)、キシリトール、ズルシトール(ガラクチトール)、マルチトール、イソマルト又はイノシトール等、
エチレンオキシド、プロピレンオキシド及び/又はブチレンオキシドとの反応により得られる、三官能性以上のアルコールをベースとした三官能性以上のポリエーテルオール、
カプロラクトンとの反応により得られる、三官能性以上のアルコールをベースとした三官能性以上のポリエステルオール
から選択される、請求項1又は2に記載の分岐状ポリエステル。 - α,β-オレフィン性不飽和結合を有していない二官能性カルボン酸(C2)が、
シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカン-α,ω-ジカルボン酸、ドデカン-α,ω-ジカルボン酸、cis-及びtrans-シクロヘキサン-1,2-ジカルボン酸、cis-及びtrans-シクロヘキサン-1,3-ジカルボン酸、cis-及びtrans-シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸、cis-及びtrans-シクロペンタン-1,2-ジカルボン酸、cis-及びtrans-シクロペンタン-1,3-ジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸、
フタル酸、イソフタル酸又はテレフタル酸等の芳香族ジカルボン酸
の群から選択され、ここで、指定されたジカルボン酸が置換されていてもよい、請求項1から3のいずれか1項に記載の分岐状ポリエステル。 - オレフィン性不飽和結合を有していない二官能性アルコール(B2)が、
B2:エチレングリコール、プロパン-1,2-ジオール、プロパン-1,3-ジオール、ブタン-1,2-ジオール、ブタン-1,3-ジオール、ブタン-1,4-ジオール、ブタン-2,3-ジオール、ペンタン-1,2-ジオール、ペンタン-1,3-ジオール、ペンタン-1,4-ジオール、ペンタン-1,5-ジオール、ペンタン-2,3-ジオール、ペンタン-2,4-ジオール、ヘキサン-1,2-ジオール、ヘキサン-1,3-ジオール、ヘキサン-1,4-ジオール、ヘキサン-1,5-ジオール、ヘキサン-1,6-ジオール、ヘキサン-2,5-ジオール、ヘプタン-1,2-ジオール、1,7-ヘプタンジオール、1,8-オクタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,9-ノナンジオール、1,2-デカンジオール、1,10-デカンジオール、1,2-ドデカンジオール、1,12-ドデカンジオール、1,5-ヘキサジエン-3,4-ジオール、1,2-及び1,3-シクロペンタンジオール、1,2-、1,3-及び1,4-シクロヘキサンジオール、1,1-、1,2-、1,3-及び1,4-ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、1,1-、1,2-、1,3-及び1,4-ビス(ヒドロキシエチル)シクロヘキサン、ネオペンチルグリコール、2-メチル-2,4-ペンタンジオール、2,4-ジメチル-2,4-ペンタンジオール、2-エチル-1,3-ヘキサンジオール、2,5-ジメチル-2,5-ヘキサンジオール、2,2,4-トリメチル-1,3-ペンタンジオール、ピナコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、イソソルビド、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、
ポリエチレングリコールHO(CH2CH2O)n-H又はポリプロピレングリコールHO(CH[CH3]CH2O)n-H(式中、nは整数であり、nは≧4である)、ポリエチレンポリプロピレングリコール(ここで、エチレンオキシド単位又はプロピレンオキシド単位の順序は、ブロック状又はランダム状であり得る)、
最大5000g/molの分子量を有する、好ましくは最大2000g/molの分子量を有するポリテトラメチレングリコール、ポリ-1,3-プロパンジオール又はポリカプロラクトン
から選択される、請求項1から4のいずれか1項に記載の分岐状ポリエステル。 - 使用される異なる成分A、B、C及びDの数が4以下である、請求項1から5のいずれか1項に記載の分岐状ポリエステル。
- 成分Aの量が、成分AとCを合わせたカルボン酸の合計量に基づいて20mol%より多い、請求項1から6のいずれか1項に記載の分岐状ポリエステル。
- 請求項1から7のいずれか1項に記載の分岐状ポリエステルを含む混合物。
- 繊維助剤、織物用の洗剤若しくは清浄剤、織物の洗剤若しくは清浄剤用の添加剤、洗浄助剤、洗濯後処理用組成物若しくは清浄剤、又は硬質表面用のすすぎ液若しくは洗剤である、請求項8に記載の混合物。
- 請求項1から7のいずれか1項に記載の分岐状ポリエステルのソイルリリースポリマーとしての使用。
- 請求項1から7のいずれか1項に記載の分岐状ポリエステルの織布用の灰色化抑制剤としての使用。
- 織布がポリエステルを含む、請求項11に記載の使用。
- 繊維助剤、織物用の洗剤及び清浄剤、織物の洗剤及び清浄剤用の添加剤、洗浄助剤、洗濯後処理用組成物若しくは清浄剤、又は硬質表面用のすすぎ液若しくは洗剤における、請求項1から7のいずれか1項に記載の分岐状ポリエステルの使用。
- 織物に対してソイルリリース仕上げを実現するための水溶液又は調製物における、請求項1から7のいずれか1項に記載の分岐状ポリエステルの使用。
- a.分岐状ポリエステルを与える、成分A、成分B、場合によって成分C及び場合によって成分Dの反応であって、
i.成分Aが、α,β-オレフィン性不飽和ジカルボン酸(A2)の群から選択され、
ii.成分Bが、三官能性以上のアルコール(By)の群から選択され、ステップaにおける三官能性以上の成分Bの割合が、成分A、B、C及びDの合計量に基づいて少なくとも30mol%であり、
iii. 場合による成分Cが、α,β-オレフィン性不飽和結合を有していない二官能性アルコール(B2)又は二官能性カルボン酸(C2)の群から選択され、
iv. 場合による成分Dが、脂肪酸又は脂肪アルコールから選択される反応、
b.ステップaにおいて得られた分岐状ポリエステルと亜硫酸水素塩との後続の反応であって、亜硫酸水素塩のモル量が、α,β-オレフィン性不飽和ジカルボン酸(A2)の量に基づいて最大95mol%である反応
を含む、スルホネート基を有する分岐状ポリエステルを製造するための方法。
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