JP6035802B2 - 車両用デフレクタ装置 - Google Patents
車両用デフレクタ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6035802B2 JP6035802B2 JP2012063949A JP2012063949A JP6035802B2 JP 6035802 B2 JP6035802 B2 JP 6035802B2 JP 2012063949 A JP2012063949 A JP 2012063949A JP 2012063949 A JP2012063949 A JP 2012063949A JP 6035802 B2 JP6035802 B2 JP 6035802B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- upper frame
- reinforcing member
- frame
- extending direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/22—Wind deflectors for open roofs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
本発明の目的は、車両の屋根部の面上に突出する展開状態での外観を向上し、且つ、製造工数を低減することができる車両用デフレクタ装置を提供することにある。
また、同構成によれば、前記補強部材が前記アーム部の前端部まで延在されていることで、例えば樹脂成形時や経時変化などで前記両アーム部間の車両幅方向の距離(以下、「ピッチ」ともいう)が変化することを抑制できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両用デフレクタ装置において、前記アーム部は、前記上側フレームに一体的に備えられるとともに、その後端部で前記開口部の縁部に回動自在に連結される樹脂製のアーム部であり、前記補強部材の延在方向先端よりも車両後方となる前記アーム部の車両幅方向外側面は、前記メッシュ部材の延在方向先端よりも車両幅方向内側の位置又は前記メッシュ部材の延在方向先端と略同一の位置に配置されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用デフレクタ装置において、前記上側フレーム及び前記下側フレームの少なくとも一方の車両前方の端面には、当該端面以外の外側面よりも粗くなるようにシボが形成されていることを要旨とする。
図3に示すように、デフレクタ12は、ルーフ開口部10aの前縁部に沿って延在する例えば樹脂材からなる略帯状のメッシュ部材21と、該メッシュ部材21の長手方向全長に亘ってその短手方向両端末部21a,21bをそれぞれ埋設する樹脂材(例えばガラス繊維の入った樹脂材)からなる略棒状の下側フレーム22及び上側フレーム23とを備える。下側フレーム22は、その延在方向でメッシュ部材21(端末部21a)の長手方向の長さよりも若干長くなるように成形されており、端末部21aを全長に亘って埋設するようにこれに一体に樹脂成形されている。上側フレーム23は、ルーフ開口部10aの前縁部に沿う延在方向(車両幅方向)でメッシュ部材21(端末部21b)の長手方向の長さよりも若干長くなるように成形されたフレーム部24を有するとともに、該フレーム部24の延在方向両端部から車両後方に延出した後端部で一対のアーム部25を有する。フレーム部24(上側フレーム23)は、端末部21bを全長に亘って埋設するようにこれに一体に樹脂成形されている。
まず、可動パネル13が全閉状態にあり、該可動パネル13側から押さえ込まれるデフレクタ12が格納状態にあるものとする。このとき、図3に2点鎖線にて示したように、両スプリング27はそれぞれアーム部25の後端部下方に収まるように弾性変形している。この状態で、可動パネル13が開作動すると、これに伴い該可動パネル13側から解放される上側フレーム23が、両スプリング27に付勢されて回転軸26を中心に図示時計回りに回動する。これにより、デフレクタ12は、フレーム部24が上昇するように回動して展開状態となる。デフレクタ12が展開状態になることで、車室内への風の巻き込みによる空気振動が防止されることは既述のとおりである。
図6(a)(b)に模式的に示すように、上側フレーム23の成形に係る金型40は、補強部材31の延在方向に対する直交方向において、主としてその片側部位を成形するための第1金型41と、主としてその残り側部位を成形するための第2金型42とを備えて構成される。従って、これら第1及び第2金型41,42の形成するキャビティCは、上側フレーム23の外側面に合わせて成形されている。そして、第1及び第2金型41,42には、キャビティC内(金型内)での補強部材31のインサート成形時、該補強部材31を保持するためのインサート保持ピン43を出没させるためのピン抜き孔41a,42aがそれぞれ形成されている。なお、図6では図示していないが、キャビティC内には、メッシュ部材21の端末部21bも併せて配置・収容されている。ただし、メッシュ部材21の端末部21bは、キャビティC内で固定されておらず、上側フレーム23の樹脂成形に伴ってこれに固定されるようになっている。
(1)本実施形態では、メッシュ部材21の両端末部21a,21bは、上側フレーム23及び下側フレーム22にそれぞれ埋設され、補強部材31は、上側フレーム23に埋設されることで、例えば上側フレーム23及び下側フレーム22の樹脂成形に併せてそれらを一体化・固定することができる。従って、例えば上側フレーム23及び下側フレーム22とメッシュ部材21とを適宜の結合手段を介して結合する場合に比べ、製造工数を削減することができる。
(8)本実施形態では、補強部材31を埋設する上側フレーム23を、例えばガラス繊維の入った樹脂材にて成形したことで、補強部材31との間の密着性を十分に確保することができる。
・前記実施形態において、補強部材31の先端33aよりも車両後方となるアーム部25の外側面25bは、車両幅方向においてメッシュ部材21の延在方向先端21cと略同一の位置に配置されていてもよい。
・前記実施形態において、スプリング27は、例えばねじりばねであってもよい。
・前記実施形態において、フレーム部24内にのみ延在する補強部材であってもよい。
・前記実施形態において、上側フレーム23のシボ23bに代えて、若しくは加えて、下側フレーム22の車両前方の端面にシボを形成してもよい。
・前記実施形態において、アーム部25の車外側の外側面も、曲成部25aにならって車内側にずれていてもよい。
・前記実施形態において、デフレクタ12の展開・格納を、可動パネル13の開閉作動に合わせて電動で行うようにしてもよい。
Claims (5)
- 車両の屋根部に形成された開口部の前縁部に設置され、前記屋根部の面上に突出するように展開可能なデフレクタを備えた車両用デフレクタ装置において、
前記デフレクタは、
前記開口部の前縁部に沿って延在する樹脂製の上側フレーム及び下側フレームと、
前記上側フレーム及び前記下側フレームに短手方向両端末部がそれぞれ埋設され、前記開口部の前縁部に沿って延在するメッシュ部材と、
前記上側フレームに埋設され、前記開口部の前縁部に沿って延在する補強部材とを備え、
前記上側フレームは、前記開口部の前縁部に沿って延在するとともに前記補強部材が埋設されるフレーム部と、前記フレーム部の延在方向の両先端部から車両後方に延出するアーム部とを備え、
前記補強部材は、前記アーム部の前端部まで延在され、
前記アーム部の前端部には、前記補強部材の端部を収容する部分であって、前記アーム部の延在方向と異なる方向に突出する収容部が形成され、
前記補強部材には、その延在方向に連通して両端で、前記収容部において前記上側フレームから開口する中空部が形成されていることを特徴とする車両用デフレクタ装置。 - 請求項1に記載の車両用デフレクタ装置において、
前記補強部材は、前記中空部及び延在方向両端部を除いた残り全体の部位で、前記上側フレーム、又は前記メッシュ部材に接することを特徴とする車両用デフレクタ装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用デフレクタ装置において、
前記アーム部は、前記上側フレームに一体的に備えられるとともに、その後端部で前記開口部の縁部に回動自在に連結される樹脂製のアーム部であり、
前記補強部材の延在方向先端よりも車両後方となる前記アーム部の車両幅方向外側面は、前記メッシュ部材の延在方向先端よりも車両幅方向内側の位置又は前記メッシュ部材の延在方向先端と略同一の位置に配置されていることを特徴とする車両用デフレクタ装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用デフレクタ装置において、
前記上側フレーム及び前記下側フレームの少なくとも一方の車両前方の端面には、当該端面以外の外側面よりも粗くなるようにシボが形成されていることを特徴とする車両用デフレクタ装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用デフレクタ装置において、
前記補強部材の延在方向両端は、前記上側フレームに対して外側に非突出であることを特徴とする車両用デフレクタ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012063949A JP6035802B2 (ja) | 2012-03-21 | 2012-03-21 | 車両用デフレクタ装置 |
US13/832,567 US8789879B2 (en) | 2012-03-21 | 2013-03-15 | Deflector apparatus for vehicle |
EP13160053.8A EP2641763B1 (en) | 2012-03-21 | 2013-03-19 | Deflector apparatus for vehicle |
CN2013201317109U CN203318112U (zh) | 2012-03-21 | 2013-03-21 | 用于车辆的导流器设备 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012063949A JP6035802B2 (ja) | 2012-03-21 | 2012-03-21 | 車両用デフレクタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013193601A JP2013193601A (ja) | 2013-09-30 |
JP6035802B2 true JP6035802B2 (ja) | 2016-11-30 |
Family
ID=47913126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012063949A Expired - Fee Related JP6035802B2 (ja) | 2012-03-21 | 2012-03-21 | 車両用デフレクタ装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8789879B2 (ja) |
EP (1) | EP2641763B1 (ja) |
JP (1) | JP6035802B2 (ja) |
CN (1) | CN203318112U (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5915581B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2016-05-11 | アイシン精機株式会社 | 車両用デフレクタ装置 |
JP6008401B2 (ja) | 2013-11-08 | 2016-10-19 | アイシン精機株式会社 | 車両用デフレクタ装置 |
JP6022504B2 (ja) * | 2014-06-06 | 2016-11-09 | 八千代工業株式会社 | サンルーフ装置のディフレクタ構造 |
CN104139688A (zh) * | 2014-07-09 | 2014-11-12 | 安徽省地坤汽车天窗科技有限公司 | 一种汽车天窗的导风板 |
DE102015109279B4 (de) * | 2015-06-11 | 2024-01-04 | Webasto SE | Verfahren zur Herstellung eines faltbaren und/oder aufwickelbaren Funktionselements sowie Windabweiserelement und Rollobahn einer Rolloanordnung eines Kraftfahrzeugs |
CN106240324A (zh) * | 2016-07-28 | 2016-12-21 | 芜湖莫森泰克汽车科技股份有限公司 | 汽车全景天窗导风网结构 |
US10525807B1 (en) * | 2018-07-11 | 2020-01-07 | AISIN Technical Center of America, Inc. | Snap-fit deflector system |
JP7202799B2 (ja) * | 2018-07-11 | 2023-01-12 | ベバスト ジャパン株式会社 | デフレクタ装置 |
JP7434989B2 (ja) | 2020-02-13 | 2024-02-21 | 株式会社アイシン | 車両用サンルーフユニット |
DE102020126874A1 (de) * | 2020-10-13 | 2022-04-14 | Webasto SE | Windabweiservorrichtung mit einem Windabweiserbügel |
USD1034359S1 (en) * | 2022-04-15 | 2024-07-09 | Daimler Truck North America Llc | Vehicle air deflector |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3343061C1 (de) * | 1983-11-29 | 1985-04-25 | Rockwell Golde Gmbh, 6000 Frankfurt | Windabweiser fuer Schiebedaecher von Kraftfahrzeugen |
DE10210142A1 (de) * | 2002-03-07 | 2003-09-18 | Arvinmeritor Gmbh | Windabweiser für ein Fahrzeugdach |
FR2845038B1 (fr) * | 2002-10-01 | 2004-12-10 | Webasto Systemes Carrosserie | Deflecteur en toile pour toit ouvrant de vehicule automobile et systeme de deflecteur escamotable associe |
DE102005054186B4 (de) | 2005-11-14 | 2009-11-26 | Webasto Ag | Windabweiser im Kraftfahrzeugbereich |
DE102005063099B4 (de) | 2005-12-30 | 2019-03-28 | Webasto Ag | Windabweiser im Kraftfahrzeugbereich |
DE102006012644B4 (de) | 2005-12-30 | 2007-11-29 | Webasto Ag | Windabweiser im Kraftfahrzeugbereich |
DE102007015724A1 (de) | 2007-04-02 | 2008-10-09 | Webasto Ag | Windabweiser |
DE102007053079B3 (de) * | 2007-11-07 | 2008-10-09 | Webasto Ag | Windabweiser für ein Fahrzeug mit beweglichem Dachteil |
DE102008057799A1 (de) | 2008-11-17 | 2010-05-20 | Tb&C Outsert Center Gmbh | Windabweiser für ein Fahrzeugdach |
EP2269856B8 (de) * | 2009-06-25 | 2013-11-13 | TB&C Outsert Center GmbH | Strukturverstärkendes Formteil für eine Luftleiteinrichtung eines Kraftfahrzeugs |
-
2012
- 2012-03-21 JP JP2012063949A patent/JP6035802B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2013
- 2013-03-15 US US13/832,567 patent/US8789879B2/en active Active
- 2013-03-19 EP EP13160053.8A patent/EP2641763B1/en active Active
- 2013-03-21 CN CN2013201317109U patent/CN203318112U/zh not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8789879B2 (en) | 2014-07-29 |
CN203318112U (zh) | 2013-12-04 |
EP2641763A3 (en) | 2015-01-07 |
EP2641763A2 (en) | 2013-09-25 |
JP2013193601A (ja) | 2013-09-30 |
EP2641763B1 (en) | 2019-06-12 |
US20130249255A1 (en) | 2013-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6035802B2 (ja) | 車両用デフレクタ装置 | |
JP5671866B2 (ja) | 車両用デフレクタ装置 | |
CN107780745A (zh) | 车辆引擎罩升降系统 | |
US20140375025A1 (en) | Safety Device for Vehicle | |
JP6008401B2 (ja) | 車両用デフレクタ装置 | |
JP2007261510A (ja) | 歩行者用エアバッグ装置 | |
JP4694977B2 (ja) | デッキボード | |
JP2007514605A (ja) | 折り畳みルーフを設けた自動車 | |
JP4800294B2 (ja) | コンバーティブルトップ、コンバーティブルトップの製造方法、およびトップスタック | |
JP4235402B2 (ja) | サンルーフ装置 | |
JP6041602B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP5651655B2 (ja) | 車両用サイドドア | |
JP2009241695A (ja) | オープンカーの格納式幌装置 | |
JP4242238B2 (ja) | 自動車の側面窓用ブラインド装置とその組付方法 | |
JPH0761310A (ja) | エアバッグ装置の蓋材 | |
JP7434989B2 (ja) | 車両用サンルーフユニット | |
JP5577725B2 (ja) | 車両のトノカバー装置 | |
JP6187450B2 (ja) | 開閉ルーフ車の整流構造 | |
JP5983441B2 (ja) | 歩行者用エアバッグ装置のエアバッグの折畳方法 | |
JP3810658B2 (ja) | ステアリングコラムカバー装置 | |
JP6237596B2 (ja) | 開閉ルーフ車 | |
JP3196885B2 (ja) | 自動車用サンバイザ | |
JP6593650B2 (ja) | サンシェード装置 | |
JP2018024296A (ja) | エアバッグリッド補強部材およびその製造方法 | |
KR102298957B1 (ko) | 자동차용 선루프 디플렉터 지지구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151201 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160713 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161004 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161017 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6035802 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |