JP3196885B2 - 自動車用サンバイザ - Google Patents

自動車用サンバイザ

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JP3196885B2 JP22680296A JP22680296A JP3196885B2 JP 3196885 B2 JP3196885 B2 JP 3196885B2 JP 22680296 A JP22680296 A JP 22680296A JP 22680296 A JP22680296 A JP 22680296A JP 3196885 B2 JP3196885 B2 JP 3196885B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、軽量で、かつ耐
衝撃性に優れた自動車用サンバイザに係り、特に、天井
の湾曲面に追随するように端縁部が屈曲可能な自動車用
サンバイザに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車室内のフロント側乗員の前
方に、自動車用サンバイザが設置されており、通常は天
井面に格納され、太陽光線や夜間対向車のライト等から
乗員の視界を確保するように、フロントウインドウある
いはサイドウインドウと対向する任意位置に回動操作で
きるようになっている。
【0003】図9は従来の自動車用サンバイザを示す斜
視図、図10は同自動車用サンバイザを天井面に格納し
た状態を示す断面図である。
【0004】すなわち、自動車用サンバイザ1は、所望
の遮光面積を備えたサンバイザ本体2を回動可能に支承
する略L字状の回動用シャフト3aが天井面に固定され
たブラケット3bに取り付けられている。
【0005】そして、サンバイザ本体2は、PP樹脂を
射出成形することにより得られる中空状の樹脂芯材4と
樹脂芯材4の表面に貼付されるサンバイザ表皮5とから
構成されており、左右対称に樹脂芯材4を展開状に成形
しておき、樹脂芯材4の表面にサンバイザ表皮5を貼付
した後、樹脂芯材4の中央のヒンジラインを基に二つ折
りに折曲げ加工してサンバイザ本体2が構成される。
【0006】更に、図10に示すように、サンバイザ本
体2は天井面6に格納した際、湾曲状の天井面6と良好
にフィットするように、サンバイザ本体2のサイドウイ
ンドウ側がヒンジライン2aが設定されており、このヒ
ンジライン2aを基に端縁部2bが屈曲可能な構成とな
っている。
【0007】そして、このヒンジライン2aに沿って樹
脂芯材4にはPPヒンジ4aが形成されている。
【0008】また、最近では軽量化及び耐衝撃性に優
れ、しかも廉価に製作できるビーズ発泡成形体を使用し
たサンバイザが注目されている。
【0009】すなわち、図11に示すように、PPビー
ズ等のビーズ発泡成形体を所要形状にビーズ成形してな
るサンバイザコア7の外表面をサンバイザ表皮5により
被包して構成されており、サンバイザコア7が軽量で、
かつ廉価に製作できることから注目されているが、天井
面6の湾曲面に沿うようにするためには、サンバイザコ
ア7を本体部7aと端縁部7bとの2分割とし、サンバ
イザ表皮5の布ヒンジ5a機能によりヒンジライン2a
を基に端縁部2bを屈曲可能としている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、合成樹脂
の射出成形体からなる樹脂芯材4を使用した自動車用サ
ンバイザ1においては、樹脂芯材4の重量が嵩み、かつ
材料費が高く、しかも加工工数も多大であるため、大幅
なコストアップを招来するという不具合があった。
【0011】また、軽量で廉価なビーズ発泡成形体をベ
ースとしたサンバイザコア7を使用するタイプにおいて
は、ヒンジライン2aを境界として、サンバイザコア7
を分割構成とし、かつ布ヒンジ5aの作成が面倒であ
り、また、布ヒンジ5aであるため、本体部7aと端縁
部7bとの一体感を現出しずらく、使い勝手上、問題が
あった。
【0012】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、軽量で廉価で、しかも耐衝撃性に優れたビ
ーズ発泡成形体をベースとしたサンバイザコアの外表面
をサンバイザ表皮により被包してなる自動車用サンバイ
ザにおいて、特にヒンジ部分にPPヒンジに匹敵する耐
久性と機能を備えた自動車用サンバイザを提供すること
を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、サンバイザコアの外表面にサンバイザ表
皮を設けてなるサンバイザ本体を回動用シャフトにより
回動可能に支承してなるとともに、天井の湾曲面に追従
するように、サンバイザ本体の端縁部がヒンジラインを
基に屈曲自在となる自動車用サンバイザにおいて、前記
サンバイザコアは、所要形状にビーズ成形されたビーズ
発泡成形体から構成されているとともに、ビーズ発泡成
形体の上記ヒンジラインに沿って一対の発熱体を差し込
み、ビーズ発泡成形体を加熱しながら薄肉ヒンジ部をソ
リッド化し、かつ発熱体が左右に拡開動作することによ
り、樹脂の分子配向を均一化させたソリッド層からなる
薄肉ヒンジ部が形成されていることを特徴とする。
【0014】ここで、サンバイザコアは、所望の形状に
ビーズ成形されるビーズ発泡成形体から構成されてお
り、剛性を付与するために、上縁部に沿ってワイヤがイ
ンサートされ、このワイヤに回動用シャフトを軸受保持
するホルダや車体側のサポート部に係合する補助ノブが
固定されている。
【0015】そして、サンバイザ本体の構成は、サンバ
イザ表皮としてクロス裏面にポリウレタンフォーム等の
クッション材を裏打ちした手触り感,ソフト感の優れた
素材を使用し、サンバイザ表皮を袋状に縫製加工した
後、袋内にサンバイザコアを挿入し、その後、開口をウ
エルダ溶着等により接合してサンバイザ本体を構成する
構造のものや、サンバイザコアの外表面に植毛を植設し
て表皮を構成する構造、及びサンバイザコアの上下面に
樹脂シートを重ね合わせ、S/V周縁に沿ってウエルダ
ー溶着溶断する構造のものでも良い。
【0016】次いで、サンバイザ本体に設定されるヒン
ジラインに沿ってサンバイザコアに形成されるソリッド
化した薄肉ヒンジ部は、以下のように形成される。
【0017】まず、10〜30倍の倍率で発泡済みの発
泡性樹脂ビーズが型内に供給され、蒸気を供給すること
により、更にビーズを膨脹させ、かつビーズ表面を溶着
し、10〜20mm厚さのビーズ発泡成形体が成形され
る。
【0018】その後、先端が鋭利な楔状をなす一対の発
熱体をヒンジラインに沿って上下側からビーズ発泡成形
体内に差し込み、この発熱体がPPビーズを溶融させて
溝部を形成する。
【0019】そして、所定寸法発熱体が発泡成形体内部
に侵入し、溝部を形成した後、発熱体が左右に開き、溝
部の溝幅を広げつつ溝部側壁にソリッド層を形成する。
【0020】従って、ビーズ発泡成形体の一般部分はセ
ル層であるが、薄肉ヒンジ部分は分子配向を均一化させ
たソリッド層が形成されており、通常の樹脂ヒンジのも
つ剛性を備えている。
【0021】以上の構成から明らかなように、本発明に
係る自動車用サンバイザにおいては、サンバイザコアと
して、ビーズ発泡成形体の外表面にサンバイザ表皮を設
置して構成されるため、従来の射出成形体からなる樹脂
芯材に比べ、軽量で、かつ廉価に製作できる。
【0022】また、サンバイザコアに薄肉ヒンジ部を形
成する際には、ビーズ発泡成形体のヒンジラインに沿っ
て楔状をなす一対の発熱体を差し込み、発泡体を加熱溶
融させつつ薄肉ヒンジ部をソリッド化して、かつ発熱体
が左右に開くことにより、樹脂の分子配向を規制させる
というもであるから、従来の樹脂ヒンジに匹敵する強固
なヒンジ構造をビーズ発泡成形体に形成することが可能
となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動車用サン
バイザの実施形態について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0024】図1は端縁部が天井の湾曲面に追従するよ
うに屈曲可能とした自動車用サンバイザを示す斜視図、
図2は同自動車用サンバイザの構成を示す一部破断斜視
図、図3は同自動車用サンバイザの構成を示す各断面
図、図4はサンバイザコアに薄肉ヒンジ部を形成する装
置の概略構成を示す説明図、図5乃至図7はサンバイザ
コアに薄肉ヒンジ部を形成する各工程を示す説明図、図
8は本発明に係る自動車用サンバイザの別実施形態を示
す要部断面図である。
【0025】まず、本発明に係る自動車用サンバイザ1
0の全体構成について、図1乃至図3を基に説明する。
【0026】自動車用サンバイザ10は、所望の遮光面
積を備えたサンバイザ本体11を支持する回動用シャフ
ト12が天井側に固定されているブラケット13内に回
動可能に挿通されており、回動用シャフト12の軸回り
及びシャフト12自体の回動操作により、サンバイザ本
体11は、上下,左右方向に回動可能であり、天井面に
収納する格納姿勢からフロントウインドウ側及びサイド
ウインドウ側に回動操作して、それぞれ任意の展開姿勢
を取ることができる。
【0027】更に、図2,図3に示すように、サンバイ
ザ本体11は芯部構成をなすサンバイザコア20の外表
面をサンバイザ表皮30により被包して構成されてお
り、サンバイザコア20は、所望形状にビーズ成形され
たPPビーズ発泡成形体21内部にワイヤ22がインサ
ートされており、このワイヤ22には、回動用シャフト
12を軸受するサポート23と車体側のホルダに係合で
きる補助ノブ24が取り付けられている。
【0028】従って、サンバイザコア20は、PPビー
ズ発泡成形体21をベースとしているため、ワイヤ22
の使用部分も少なく、軽量で耐衝撃性に優れ、かつ廉価
に製作できるという特質を備えている。
【0029】一方、サンバイザ表皮30は、クロス31
裏面にポリウレタンフォーム等のクッション材32が裏
打ちされた積層材料が使用されており、サンバイザコア
20を収容する容積をもつ袋状に縫製加工により形成
し、袋状部内にサンバイザコア20を挿入収容した後、
袋状部の開口をウエルダ溶着等により接合してサンバイ
ザ本体11が形成される。
【0030】尚、PPビーズ発泡成形体21に替えて、
PEビーズ発泡成形体,PSビーズ発泡成形体を使用す
ることも可能であり、また、サンバイザ表皮30とし
て、PVCシート,植毛表皮等の適用も可能である。
【0031】ところで、本発明に係る自動車用サンバイ
ザ10は、回動用シャフト12側端縁部14がヒンジラ
イン15を基に屈曲可能な構成になっており、天井40
にサンバイザ10を格納した際、天井40の湾曲面に追
従するようにヒンジライン15を基に端縁部14が屈曲
することにより、サンバイザ10は天井40に良好にフ
ィットする。
【0032】そして、この端縁部14の構成について
は、ヒンジライン15に沿って、サンバイザコア20に
薄肉ヒンジ部25が形成されており、特に、この薄肉ヒ
ンジ部25は、通常のPPヒンジに匹敵する剛性を備え
るようにソリッド化されている。
【0033】従って、従来の合成樹脂性芯材を使用した
サンバイザに比べ、廉価に製作でき、かつ軽量で耐衝撃
性に優れるという利点を備え、また、従来のビーズ発泡
体からなるサンバイザコアを使用したものに比べ、サン
バイザコア20にソリッド化した薄肉ヒンジ部25を形
成することにより、サンバイザコアを従来のように分割
構造とし、しかも布ヒンジを作成する手間が省け、製作
コストが大幅にダウンする利点がある。
【0034】次に、図4はサンバイザコア20に薄肉ヒ
ンジ部25を形成する装置の概略構成を示す断面図、図
5乃至図7はサンバイザコア20に薄肉ヒンジ部25を
形成する各工程を示す説明図である。
【0035】図4において、加工装置50は、ケーシン
グ51を上下動させる上下動作用シリンダ52と、ケー
シング51内に内装支持され、先端が断面テーパー状の
一対の発熱体53と、この発熱体53を相互に離間させ
る方向に拡開させる為に、上下動作するコーン54と、
このコーン54を上下方向に駆動させる発熱体拡開用シ
リンダ55が備わっており、ケーシング51の両側に設
置されているバネ56により、発熱体53は常時閉鎖方
向に付勢されている。
【0036】そして、まず、図5に示すように加工装置
50の発熱体53先端部分にサンバイザコア20の薄肉
ヒンジ部形成箇所aが位置するようにサンバイザコア2
0を正確に位置決めする。
【0037】尚、実際の作業としてはサンバイザコア2
0の上下側から一対の加工装置50を使用して行なう
が、説明の便宜上、サンバイザコア20の上部側の装置
50の作動について図面を基に説明するが、サンバイザ
コア20の下部側の装置50も同様の動作を行う。
【0038】そして、サンバイザコア20の位置決めが
完了すれば、上下動作用シリンダ52が動作して、ケー
シング51が所定ストローク下降して、サンバイザコア
20内部に発熱体53の先端部分が差し込まれ、発泡体
20のPPビーズを溶かしつつ、発熱体53が発泡体2
0内部に侵入し、溝部26を形成する。
【0039】尚、この発熱体53のサンバイザコア20
への食込み(溝部26の深さ)寸法は、厚み10〜20
mmの発泡体20に1.5mmの厚みの薄肉ヒンジ部2
5が残るように調整されている。
【0040】その後、発熱体拡開用シリンダ55が動作
してコーン54が下降することにより、テーパー面53
a,54a同士が作用して、バネ56のバネ力に抗して
発熱体53が相互に離間するように拡開して、溝部26
の溝幅を押し広げつつ溝部26の側面に溶融ソリッド層
を形成する。
【0041】そして、通電がOFFとなり、空冷,水冷
等の冷却工程を経て、ソリッド化された薄肉ヒンジ部2
5が形成され、このソリッド化された薄肉ヒンジ部25
は、PP分子配合によるヒンジ効果をもつため、PPヒ
ンジと同等の硬度を備えている。
【0042】このように、本発明では、単にサンバイザ
コア20を薄肉としただけではなく、PP分子配合を考
慮して、ソリッド化された薄肉ヒンジ部25を形成する
ことにより、PPヒンジに匹敵する十分なヒンジ強度を
備えている。
【0043】従って、従来のビーズ発泡成形体を使用し
た場合、サンバイザコアを分割し、かつサンバイザ表皮
の布ヒンジによる構造に比べ、サンバイザコア20自体
に薄肉ヒンジ部25を形成するため、ヒンジ部作成の手
間が省け、かつ本体部と端縁部との一体感も現出するこ
とができ、使い勝手が優れるという利点がある。
【0044】また、図8に示すように、サンバイザコア
20に複数の曲げポイントを設定するために、溶融ソリ
ッド化した薄肉ヒンジ部25を複数箇所(本実施形態で
はサンバイザの短手方向に沿って3箇所)に設定しても
良く、この実施形態によれば、曲げポイントが分散する
ため、天井40の湾曲面により正確にフィットし、見栄
え、使い勝手も一層向上するという利点がある。
【0045】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る自動車
用サンバイザは、以下に記載する格別の作用効果を有す
る。
【0046】(1)本発明に係る自動車用サンバイザ
は、PPビーズ発泡成形体からなるサンバイザコアの外
表面をサンバイザ表皮により被包してなり、ヒンジ部分
としてサンバイザコアにソリッド化した薄肉ヒンジ部を
形成するという構成であるため、従来の合成樹脂の射出
成形体からなる樹脂芯材を使用した自動車用サンバイザ
に比べ、廉価に製作でき、かつ軽量化が図れ、しかも耐
衝撃性に優れるという効果を有する。
【0047】(2)本発明に係る自動車用サンバイザ
は、PPビーズ発泡成形体からなるサンバイザコアの外
表面をサンバイザ表皮により被包してなり、特にヒンジ
部分としてソリッド化した薄肉ヒンジ部をサンバイザコ
アに形成するという構成であるため、従来のサンバイザ
表皮による布ヒンジを利用したものに比べ、ヒンジ強度
が優れ、サンバイザ使用時における本体部と端縁部との
一体感も強調でき、使い勝手が向上するとともに、ヒン
ジ溝が外部に目立たないため、意匠性も向上するという
効果を有する。
【0048】(3)請求項2記載の自動車用サンバイザ
は、PPビーズ発泡成形体からなるサンバイザコアの外
表面をサンバイザ表皮により被包してなり、特に、曲げ
ポイント毎にソリッド化した薄肉ヒンジ部をサンバイザ
コアの複数箇所に形成するという構成であるため、天井
面に対するフィット性がより向上し、かつ格納時の応力
が分散するため、耐久性に優れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用サンバイザの一実施形態
を示す斜視図。
【図2】本発明に係る自動車用サンバイザの一実施形態
を示す一部切欠斜視図。
【図3】図1中III −III 線断面図。
【図4】サンバイザコアに薄肉ヒンジ部を形成する加工
装置の概略構成を示す説明図。
【図5】本発明に使用するサンバイザコアに薄肉ヒンジ
部を設けるに当り、加工装置に対するサンバイザコアの
位置決め状態を示す断面図。
【図6】サンバイザコアに発熱体を差し込んだ状態を示
す説明図。
【図7】サンバイザコア内に差し込んだ発熱体を左右に
拡開した状態を示す説明図。
【図8】本発明に係る自動車用サンバイザにおけるサン
バイザコアの別実施形態を示す要部断面図。
【図9】従来の自動車用サンバイザを示す斜視図。
【図10】従来の自動車用サンバイザの構成を示す断面
図。
【図11】従来の自動車用サンバイザを示す一部切欠斜
視図。
【符号の説明】
10 自動車用サンバイザ 11 サンバイザ本体 12 回動用シャフト 14 端縁部 15 ヒンジライン 20 サンバイザコア 21 PPビーズ発泡成形体 22 ワイヤ 25 薄肉ヒンジ部 30 サンバイザ表皮 40 天井 50 加工装置 52 上下動作用シリンダ 53 発熱体 54 コーン 55 発熱体拡開動作用シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 3/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンバイザコア(20)の外表面にサン
    バイザ表皮(30)を設けてなるサンバイザ本体(1
    1)を回動用シャフト(12)により回動可能に支承し
    てなるとともに、天井(40)の湾曲面に追従するよう
    に、サンバイザ本体(11)の端縁部(14)がヒンジ
    ライン(15)を基に屈曲自在となる自動車用サンバイ
    ザにおいて、 前記サンバイザコア(20)は、所要形状にビーズ成形
    されたビーズ発泡成形体(21)から構成されていると
    ともに、ビーズ発泡成形体(21)の上記ヒンジライン
    (15)に沿って一対の発熱体(53)を差し込み、ビ
    ーズ発泡成形体(21)を加熱しながら薄肉ヒンジ部を
    ソリッド化し、かつ発熱体(53)が左右に拡開動作す
    ることにより、樹脂の分子配向を均一化させたソリッド
    層からなる薄肉ヒンジ部(25)が形成されていること
    を特徴とする自動車用サンバイザ。
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