JP3196887B2 - 自動車用サンバイザ並びにその製造方法 - Google Patents
自動車用サンバイザ並びにその製造方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サンバイザコア
として発泡ビーズ成形体を使用し、軽量でかつ耐衝撃性
に優れた自動車用サンバイザ並びにその製造方法に関す
るもので、特に、構造の簡素化を図ることで、部品点数
の削減、製造工程の短縮化を可能にした自動車用サンバ
イザ並びにその製造方法に関する。
として発泡ビーズ成形体を使用し、軽量でかつ耐衝撃性
に優れた自動車用サンバイザ並びにその製造方法に関す
るもので、特に、構造の簡素化を図ることで、部品点数
の削減、製造工程の短縮化を可能にした自動車用サンバ
イザ並びにその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車室内のフロント側乗員の前
方に、自動車用サンバイザが設置されており、通常は天
井面に格納され、太陽光線や夜間対向車のライト等から
乗員の視界を確保するように、フロントウインドウ、あ
るいはサイドウインドウ側に回動操作できるようになっ
ている。
方に、自動車用サンバイザが設置されており、通常は天
井面に格納され、太陽光線や夜間対向車のライト等から
乗員の視界を確保するように、フロントウインドウ、あ
るいはサイドウインドウ側に回動操作できるようになっ
ている。
【0003】図15,図16は、従来の自動車用サンバ
イザで、特に使い勝手を高めるためにミラーユニットを
装着した自動車用サンバイザの正面図並びに断面図を示
すもので、図面において、自動車用サンバイザ1は、所
望の遮光面積を備えたサンバイザ本体2を回動可能に支
承する回動用シャフト3aが車体側に固定されたブラケ
ット3bに取り付けられており、このブラケット3bと
離れた位置に図示しないホルダが設置されており、この
ホルダに対して係合ノブ3cを係合して、サンバイザ本
体2を2点支持することにより確実に保持している。
イザで、特に使い勝手を高めるためにミラーユニットを
装着した自動車用サンバイザの正面図並びに断面図を示
すもので、図面において、自動車用サンバイザ1は、所
望の遮光面積を備えたサンバイザ本体2を回動可能に支
承する回動用シャフト3aが車体側に固定されたブラケ
ット3bに取り付けられており、このブラケット3bと
離れた位置に図示しないホルダが設置されており、この
ホルダに対して係合ノブ3cを係合して、サンバイザ本
体2を2点支持することにより確実に保持している。
【0004】更に、サンバイザ本体2は、サンバイザコ
ア4の外表面をサンバイザ表皮5により被包して構成さ
れており、サンバイザコア4は、軽量で、かつ耐衝撃性
に優れたPP発泡ビーズ等のビーズ発泡成形体内部に製
品の外周形状に沿うループ状をなすワイヤフレーム6が
インサートされており、このワイヤフレーム6に回動用
シャフト3aを軸受けするサポート6aや係合ノブ3c
が固着されている。
ア4の外表面をサンバイザ表皮5により被包して構成さ
れており、サンバイザコア4は、軽量で、かつ耐衝撃性
に優れたPP発泡ビーズ等のビーズ発泡成形体内部に製
品の外周形状に沿うループ状をなすワイヤフレーム6が
インサートされており、このワイヤフレーム6に回動用
シャフト3aを軸受けするサポート6aや係合ノブ3c
が固着されている。
【0005】また、ミラーユニット7を確実に支持する
ために、ミラープレート8がワイヤフレーム6に溶接固
定されており、このミラープレート8はサンバイザコア
4のビーズ成形時、ワイヤフレーム6とともに予めイン
サートされ、このミラープレート8に対してミラーユニ
ット7を振動溶着等により固定している。
ために、ミラープレート8がワイヤフレーム6に溶接固
定されており、このミラープレート8はサンバイザコア
4のビーズ成形時、ワイヤフレーム6とともに予めイン
サートされ、このミラープレート8に対してミラーユニ
ット7を振動溶着等により固定している。
【0006】図17は上述したミラーユニット7を備え
た従来のサンバイザ1の製造工程を示す概略図である。
た従来のサンバイザ1の製造工程を示す概略図である。
【0007】すなわち、この製造方法を順を追って説明
すると、ワイヤフレーム6にサポート6a並びにミラー
プレート8を組み付けて、サンバイザコア4の成形金型
内にセットしておき、サンバイザコア4の成形時、これ
らワイヤフレーム6,サポート6a,ミラープレート8
をサンバイザコア4内部にインサート成形する。
すると、ワイヤフレーム6にサポート6a並びにミラー
プレート8を組み付けて、サンバイザコア4の成形金型
内にセットしておき、サンバイザコア4の成形時、これ
らワイヤフレーム6,サポート6a,ミラープレート8
をサンバイザコア4内部にインサート成形する。
【0008】その後、サンバイザコア4の外表面をサン
バイザ表皮5により被包した後、ミラーユニット7をミ
ラープレート8に対して振動溶着等により取り付け、そ
の後、ウエルダ溶着による係合ノブ3cやシャフト3
a,ブラケット3b等を組み付けてサンバイザ1の製作
を完了する。
バイザ表皮5により被包した後、ミラーユニット7をミ
ラープレート8に対して振動溶着等により取り付け、そ
の後、ウエルダ溶着による係合ノブ3cやシャフト3
a,ブラケット3b等を組み付けてサンバイザ1の製作
を完了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の自
動車用サンバイザ1は、サンバイザコア4の剛性を強化
する目的で、ループ状のワイヤフレーム6をビーズ発泡
成形体内部にインサートするという構成であるため、ワ
イヤフレーム6をループ状に曲成加工する工程や、この
ワイヤフレーム6に対してサポート6aや係合ノブ3c
を組み付ける工程が必要となり、工数が多く、加工コス
トの高騰化を招くという欠点があった。
動車用サンバイザ1は、サンバイザコア4の剛性を強化
する目的で、ループ状のワイヤフレーム6をビーズ発泡
成形体内部にインサートするという構成であるため、ワ
イヤフレーム6をループ状に曲成加工する工程や、この
ワイヤフレーム6に対してサポート6aや係合ノブ3c
を組み付ける工程が必要となり、工数が多く、加工コス
トの高騰化を招くという欠点があった。
【0010】特に、ミラーユニット7を付設するタイプ
においては、ミラープレート8をワイヤフレーム6に予
め溶接固定しなければならず、更に、部品点数の増大並
びに加工工数も多くかかり、しかも、ミラープレート8
の重量も嵩み、軽量化にそぐわないという欠点があっ
た。
においては、ミラープレート8をワイヤフレーム6に予
め溶接固定しなければならず、更に、部品点数の増大並
びに加工工数も多くかかり、しかも、ミラープレート8
の重量も嵩み、軽量化にそぐわないという欠点があっ
た。
【0011】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、軽量で、かつ耐衝撃性に優れたビーズ発泡
成形体をベースとしたサンバイザコアの外表面をサンバ
イザ表皮により被包してなる自動車用サンバイザにおい
て、簡単な構成でサンバイザコアの剛性を強化すること
ができ、部品点数の削減、組付け工数の低減による大幅
なコストダウンを図るとともに、特に、ミラーユニット
を付設するタイプにおいては、低コスト化に加え軽量化
も達成できる自動車用サンバイザ並びにその製造方法を
提供することを目的としている。
れたもので、軽量で、かつ耐衝撃性に優れたビーズ発泡
成形体をベースとしたサンバイザコアの外表面をサンバ
イザ表皮により被包してなる自動車用サンバイザにおい
て、簡単な構成でサンバイザコアの剛性を強化すること
ができ、部品点数の削減、組付け工数の低減による大幅
なコストダウンを図るとともに、特に、ミラーユニット
を付設するタイプにおいては、低コスト化に加え軽量化
も達成できる自動車用サンバイザ並びにその製造方法を
提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、サンバイザコアの外表面をサンバイザ表
皮により被包してなるサンバイザ本体を回動用シャフト
により回動可能に支承してなる自動車用サンバイザにお
いて、前記サンバイザコアは、ヒンジ部を基に2つ折り
接合可能な半割体を所要形状にビーズ成形してなるビー
ズ発泡成形体から構成され、両半割体の接合面の全面に
は、ビーズ成形時のスチーム圧及びスチーム温度に圧力
差、温度差を設定することにより、剛性を強化したソリ
ッド層が形成されているとともに、ビーズ発泡成形体内
部にサポート、係合用ノブ等を一体化した樹脂成形体が
内挿されていることを特徴とする。
に、本発明は、サンバイザコアの外表面をサンバイザ表
皮により被包してなるサンバイザ本体を回動用シャフト
により回動可能に支承してなる自動車用サンバイザにお
いて、前記サンバイザコアは、ヒンジ部を基に2つ折り
接合可能な半割体を所要形状にビーズ成形してなるビー
ズ発泡成形体から構成され、両半割体の接合面の全面に
は、ビーズ成形時のスチーム圧及びスチーム温度に圧力
差、温度差を設定することにより、剛性を強化したソリ
ッド層が形成されているとともに、ビーズ発泡成形体内
部にサポート、係合用ノブ等を一体化した樹脂成形体が
内挿されていることを特徴とする。
【0013】ここで、サンバイザコアは、軽量でかつ耐
衝撃性に優れたビーズ発泡成形体が使用されており、こ
のビーズ発泡成形体としては、ポリプロピレン(PP)
ビーズ,ポリエチレン(PE)ビーズ,ポリスチレン
(PS)ビーズ等のビーズ発泡成形体が使用できるが、
コスト,剛性等からPPビーズ発泡成形体が好ましい。
衝撃性に優れたビーズ発泡成形体が使用されており、こ
のビーズ発泡成形体としては、ポリプロピレン(PP)
ビーズ,ポリエチレン(PE)ビーズ,ポリスチレン
(PS)ビーズ等のビーズ発泡成形体が使用できるが、
コスト,剛性等からPPビーズ発泡成形体が好ましい。
【0014】一方、サンバイザ表皮として、クロス裏面
にポリウレタンフォーム等のクッション材を裏打ちした
手触り感,ソフト感の優れた材料を使用し、サンバイザ
表皮を袋状に縫製加工した後、袋内にサンバイザコアを
挿入し、その後、開口をウエルダ溶着等により接合して
サンバイザ本体を構成する構造のものや、サンバイザコ
アの外表面に植毛を植設してサンバイザ表皮を構成する
構造、及びサンバイザコアの上下面に塩ビシート等の樹
脂シートを重ね合わせ、サンバイザ周縁に沿ってウエル
ダ溶着溶断する構造のものでも良い。
にポリウレタンフォーム等のクッション材を裏打ちした
手触り感,ソフト感の優れた材料を使用し、サンバイザ
表皮を袋状に縫製加工した後、袋内にサンバイザコアを
挿入し、その後、開口をウエルダ溶着等により接合して
サンバイザ本体を構成する構造のものや、サンバイザコ
アの外表面に植毛を植設してサンバイザ表皮を構成する
構造、及びサンバイザコアの上下面に塩ビシート等の樹
脂シートを重ね合わせ、サンバイザ周縁に沿ってウエル
ダ溶着溶断する構造のものでも良い。
【0015】次いで、サンバイザコア内にインサートさ
れる樹脂成形体は、樹脂ロッドに回動用シャフトを軸受
けするサポートや、車体側のホルダに脱着する係合ノブ
が一体に形成されており、ポリアセタール樹脂やポリプ
ロピレン樹脂等の射出成形により一体成形され、回動用
シャフトを軸受けするU字状の板バネがサポート装着さ
れている。
れる樹脂成形体は、樹脂ロッドに回動用シャフトを軸受
けするサポートや、車体側のホルダに脱着する係合ノブ
が一体に形成されており、ポリアセタール樹脂やポリプ
ロピレン樹脂等の射出成形により一体成形され、回動用
シャフトを軸受けするU字状の板バネがサポート装着さ
れている。
【0016】また、ミラーユニットを装着したミラー付
サンバイザにおいては、サンバイザコアのソリッド層表
面にミラーユニットを溶着固定する関係で、一方側の半
割体に開口が設けられている。
サンバイザにおいては、サンバイザコアのソリッド層表
面にミラーユニットを溶着固定する関係で、一方側の半
割体に開口が設けられている。
【0017】次いで、上記自動車用サンバイザの製造方
法は、サンバイザコアの外表面をサンバイザ表皮により
被包してなるサンバイザ本体を回動用シャフトにより回
動可能に支承してなる自動車用サンバイザの製造方法に
おいて、前記サンバイザコアのビーズ成形時、分割金型
を使用し、ヒンジ部を基に半割体を展開状に成形すると
ともに、各分割金型から各半割体の外表面側と接合面側
とにそれぞれ供給されるスチーム圧及びスチーム温度に
圧力差、温度差を設定することにより、ソリッド層を接
合面の全面に設けた展開状のビーズ発泡成形体を成形す
る工程と、前記展開状に成形されたビーズ発泡成形体を
ヒンジ部を基に各半割体の接合面に形成されたソリッド
層同士を熱溶着により溶着させ、内部に樹脂成形体をイ
ンサートした状態で各半割体を2つ折り重合してサンバ
イザコアを形成する工程と、前記サンバイザコアの外表
面をサンバイザ表皮により被包して、サンバイザ本体を
形成するとともに、サンバイザ本体に回動用シャフト等
の取付備品を組み付ける工程とからなることを特徴とす
る。
法は、サンバイザコアの外表面をサンバイザ表皮により
被包してなるサンバイザ本体を回動用シャフトにより回
動可能に支承してなる自動車用サンバイザの製造方法に
おいて、前記サンバイザコアのビーズ成形時、分割金型
を使用し、ヒンジ部を基に半割体を展開状に成形すると
ともに、各分割金型から各半割体の外表面側と接合面側
とにそれぞれ供給されるスチーム圧及びスチーム温度に
圧力差、温度差を設定することにより、ソリッド層を接
合面の全面に設けた展開状のビーズ発泡成形体を成形す
る工程と、前記展開状に成形されたビーズ発泡成形体を
ヒンジ部を基に各半割体の接合面に形成されたソリッド
層同士を熱溶着により溶着させ、内部に樹脂成形体をイ
ンサートした状態で各半割体を2つ折り重合してサンバ
イザコアを形成する工程と、前記サンバイザコアの外表
面をサンバイザ表皮により被包して、サンバイザ本体を
形成するとともに、サンバイザ本体に回動用シャフト等
の取付備品を組み付ける工程とからなることを特徴とす
る。
【0018】ここで、ビーズ発泡成形体の成形に使用さ
れるビーズ発泡成形型は、ヒンジ部を基に各半割体を展
開状に拡げた形状にキャビティが形成されるような分割
型から構成され、各分割型に設けた開口からキャビティ
内に供給されるスチーム圧及びスチーム温度に圧力差,
温度差を設定することにより、ビーズ発泡成形体の一方
面側にソリッド層を形成することが可能となる。
れるビーズ発泡成形型は、ヒンジ部を基に各半割体を展
開状に拡げた形状にキャビティが形成されるような分割
型から構成され、各分割型に設けた開口からキャビティ
内に供給されるスチーム圧及びスチーム温度に圧力差,
温度差を設定することにより、ビーズ発泡成形体の一方
面側にソリッド層を形成することが可能となる。
【0019】例えば、ビーズ発泡成形体の外表面に位置
する一面側では、スチーム圧を3.5kgf/cm2 、
スチーム温度を140℃に設定し、ソリッド層を形成す
る他面側には、供給されるスチーム圧9〜10kgf/
cm2 、スチーム温度180〜190℃に設定する。
する一面側では、スチーム圧を3.5kgf/cm2 、
スチーム温度を140℃に設定し、ソリッド層を形成す
る他面側には、供給されるスチーム圧9〜10kgf/
cm2 、スチーム温度180〜190℃に設定する。
【0020】従って、ビーズ発泡成形体の各半割体の接
合面に高温度,高圧でスチームが供給されるため、ソリ
ッド層が全面に亘り形成される。
合面に高温度,高圧でスチームが供給されるため、ソリ
ッド層が全面に亘り形成される。
【0021】そして、このように成形された展開状のビ
ーズ発泡成形体をヒンジ部を基に2つ折り状態にする
際、内部にサポートや係合ノブを樹脂ロッドに一体化し
た樹脂成形体をインサートし、接合面同士を溶着固定す
るとともに、その外表面をサンバイザ表皮により被包し
てサンバイザ本体を構成する。また、これにミラーユニ
ットを装着する場合には、一方側の半割体に開口が設け
られており、この開口を通して他方側の半割体のソリッ
ド層が表面側に露出し、開口にミラーユニットを嵌め込
んで、ミラーユニットの底面をソリッド層表面に溶着固
定すれば良い。
ーズ発泡成形体をヒンジ部を基に2つ折り状態にする
際、内部にサポートや係合ノブを樹脂ロッドに一体化し
た樹脂成形体をインサートし、接合面同士を溶着固定す
るとともに、その外表面をサンバイザ表皮により被包し
てサンバイザ本体を構成する。また、これにミラーユニ
ットを装着する場合には、一方側の半割体に開口が設け
られており、この開口を通して他方側の半割体のソリッ
ド層が表面側に露出し、開口にミラーユニットを嵌め込
んで、ミラーユニットの底面をソリッド層表面に溶着固
定すれば良い。
【0022】以上の構成から明らかなように、サンバイ
ザコアは、ビーズ発泡成形体内部に剛性に富むソリッド
層が形成されているため、従来のワイヤフレームを廃止
することができ、かつ、回動用シャフトを軸受けするサ
ポートや係合ノブを樹脂ロッドに一体化した樹脂成形体
をビーズ発泡成形体内にインサートすれば良いため、従
来のようにワイヤフレームにサポートや係合ノブを組み
付け、あるいは溶着固定する手間が省け、ワイヤフレー
ムの曲成加工やインサート加工も廃止できる。
ザコアは、ビーズ発泡成形体内部に剛性に富むソリッド
層が形成されているため、従来のワイヤフレームを廃止
することができ、かつ、回動用シャフトを軸受けするサ
ポートや係合ノブを樹脂ロッドに一体化した樹脂成形体
をビーズ発泡成形体内にインサートすれば良いため、従
来のようにワイヤフレームにサポートや係合ノブを組み
付け、あるいは溶着固定する手間が省け、ワイヤフレー
ムの曲成加工やインサート加工も廃止できる。
【0023】更に、ミラーユニットを装着する構造のも
のでは、ビーズ発泡成形体の一方面に形成した剛性に富
むソリッド層の表面にミラーユニットを強固に溶着固定
できるため、従来のミラープレートを廃止することがで
きる。
のでは、ビーズ発泡成形体の一方面に形成した剛性に富
むソリッド層の表面にミラーユニットを強固に溶着固定
できるため、従来のミラープレートを廃止することがで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動車用サン
バイザの実施形態について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
バイザの実施形態について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0025】図1乃至図10は本発明をミラー付サンバ
イザに適用した実施形態を示すもので、図1は自動車用
サンバイザの正面図、図2は同自動車用サンバイザの構
成を示す縦断面図、図3はサンバイザコアにインサート
される樹脂成形品の側面図、図4は同自動車用サンバイ
ザの製造工程を示すチャート図、図5乃至図10は同自
動車用サンバイザの製造工程を順次示す各説明図であ
る。
イザに適用した実施形態を示すもので、図1は自動車用
サンバイザの正面図、図2は同自動車用サンバイザの構
成を示す縦断面図、図3はサンバイザコアにインサート
される樹脂成形品の側面図、図4は同自動車用サンバイ
ザの製造工程を示すチャート図、図5乃至図10は同自
動車用サンバイザの製造工程を順次示す各説明図であ
る。
【0026】また、図11,図12は本発明の第2実施
形態を示すもので、図11は自動車用サンバイザの外観
図、図12は同自動車用サンバイザの構成を示す縦断面
図、更に、図13,図14は本発明の第3実施形態を示
すもので、図13はサンバイザコアの形状を示す断面
図、図14は同サンバイザコアを使用したサンバイザの
構成を示す縦断面図である。
形態を示すもので、図11は自動車用サンバイザの外観
図、図12は同自動車用サンバイザの構成を示す縦断面
図、更に、図13,図14は本発明の第3実施形態を示
すもので、図13はサンバイザコアの形状を示す断面
図、図14は同サンバイザコアを使用したサンバイザの
構成を示す縦断面図である。
【0027】まず、図1乃至図10に基づいて本発明の
第1実施形態について、サンバイザの構成並びにその製
造方法について詳細に説明する。
第1実施形態について、サンバイザの構成並びにその製
造方法について詳細に説明する。
【0028】図1,図2において、自動車用サンバイザ
10は、所望の遮光面積を備えたサンバイザ本体11を
支承する回動用シャフト12が天井側に固定されている
ブラケット13内に回動可能に挿通されており、回動用
シャフト12の軸廻り、及び回動用シャフト12自体の
回動により、サンバイザ本体11は、上下,左右方向に
回動可能であり、天井面に収納する格納姿勢からフロン
トウインドウ側及びサイドウインドウ側にそれぞれ回動
操作して、任意の展開姿勢を取ることができる。
10は、所望の遮光面積を備えたサンバイザ本体11を
支承する回動用シャフト12が天井側に固定されている
ブラケット13内に回動可能に挿通されており、回動用
シャフト12の軸廻り、及び回動用シャフト12自体の
回動により、サンバイザ本体11は、上下,左右方向に
回動可能であり、天井面に収納する格納姿勢からフロン
トウインドウ側及びサイドウインドウ側にそれぞれ回動
操作して、任意の展開姿勢を取ることができる。
【0029】更に、サンバイザ本体11の回動用シャフ
ト12の反対他端側には、係合用ノブ14が設けられて
おり、図示しない車体側のホルダにこの係合用ノブ14
を着脱操作することにより、サンバイザ本体11を車体
側で強固に2点支持する構成となっており、また、この
サンバイザ本体11の表面中央部に使い勝手を高めるた
めにミラーユニット20が装着されている。
ト12の反対他端側には、係合用ノブ14が設けられて
おり、図示しない車体側のホルダにこの係合用ノブ14
を着脱操作することにより、サンバイザ本体11を車体
側で強固に2点支持する構成となっており、また、この
サンバイザ本体11の表面中央部に使い勝手を高めるた
めにミラーユニット20が装着されている。
【0030】上記ミラーユニット20の構成を簡単に説
明すると、バニティミラー21を備えた樹脂成形体から
なるミラーケース22と、このミラーケース22に取り
付けられ、バニティミラー21の表面を開閉自在に覆う
ことができる開閉リッド23とから構成されている。
明すると、バニティミラー21を備えた樹脂成形体から
なるミラーケース22と、このミラーケース22に取り
付けられ、バニティミラー21の表面を開閉自在に覆う
ことができる開閉リッド23とから構成されている。
【0031】更に、サンバイザ本体11の構成として
は、芯部をなすサンバイザコア30の外表面をサンバイ
ザ表皮40により被包して構成されており、本発明の特
徴は、このサンバイザコア30の構成を簡素化したこと
が特徴である。
は、芯部をなすサンバイザコア30の外表面をサンバイ
ザ表皮40により被包して構成されており、本発明の特
徴は、このサンバイザコア30の構成を簡素化したこと
が特徴である。
【0032】すなわち、サンバイザコア30は、軽量
で、かつ耐衝撃性に優れたPPビーズ発泡成形体31を
ベースとしており、このPPビーズ発泡成形体31内部
にソリッド層32が形成されており、このソリッド層3
2により剛性を強化したことが特徴である。
で、かつ耐衝撃性に優れたPPビーズ発泡成形体31を
ベースとしており、このPPビーズ発泡成形体31内部
にソリッド層32が形成されており、このソリッド層3
2により剛性を強化したことが特徴である。
【0033】このPPビーズ発泡成形体31の詳細につ
いては後述するが、簡単に説明しておくと、ヒンジ部3
3を基に2つ折り可能な半割体31a,31bとして形
成し、各半割体31a,31bの接合面にそれぞれソリ
ッド層32が形成されている。
いては後述するが、簡単に説明しておくと、ヒンジ部3
3を基に2つ折り可能な半割体31a,31bとして形
成し、各半割体31a,31bの接合面にそれぞれソリ
ッド層32が形成されている。
【0034】したがって、各接合面にソリッド層が形成
されているため、半割体31a,31b同士を2つ折り
重合したとき、PPビーズ発泡成形体31内部に剛性に
富むソリッド層32が形成されることになる。
されているため、半割体31a,31b同士を2つ折り
重合したとき、PPビーズ発泡成形体31内部に剛性に
富むソリッド層32が形成されることになる。
【0035】また、PPビーズ発泡成形体31内には、
図3に示す樹脂成形体50がインサートされており、こ
の樹脂成形体50は、PP樹脂,ポリアセタール樹脂等
の射出成形体から構成されており、樹脂ロッド51の一
端側に回動用シャフト12を軸受けするサポート52が
形成されているとともに、樹脂ロッド51の他端には、
係合ノブ14が一体形成されている。
図3に示す樹脂成形体50がインサートされており、こ
の樹脂成形体50は、PP樹脂,ポリアセタール樹脂等
の射出成形体から構成されており、樹脂ロッド51の一
端側に回動用シャフト12を軸受けするサポート52が
形成されているとともに、樹脂ロッド51の他端には、
係合ノブ14が一体形成されている。
【0036】そして、このサポート52には、回動用シ
ャフト12を挾持するU字状の板バネ53が嵌め込み固
定されている。
ャフト12を挾持するU字状の板バネ53が嵌め込み固
定されている。
【0037】従って、サンバイザコア30は、PPビー
ズ発泡成形体31と各機能部品を一体化した樹脂成形体
50とから構成されていることになる。
ズ発泡成形体31と各機能部品を一体化した樹脂成形体
50とから構成されていることになる。
【0038】一方、サンバイザ表皮40は、クロス裏面
にポリウレタンフォーム等のクッション材が裏打ちされ
た積層シート材料が使用されており、サンバイザコア3
0を収容する容積を持つ袋状に縫製加工により形成し、
袋状部内にサンバイザコア30を挿入収容した後、袋状
部の開口をウエルダ溶着等により接合して、サンバイザ
本体11が形成される。
にポリウレタンフォーム等のクッション材が裏打ちされ
た積層シート材料が使用されており、サンバイザコア3
0を収容する容積を持つ袋状に縫製加工により形成し、
袋状部内にサンバイザコア30を挿入収容した後、袋状
部の開口をウエルダ溶着等により接合して、サンバイザ
本体11が形成される。
【0039】尚、上記PPビーズ発泡成形体31に替え
て、PEビーズ発泡成形体,PSビーズ発泡成形体を使
用することも可能であり、また、サンバイザ表皮40と
して、PVCシート,植毛表皮等の適用も可能である。
て、PEビーズ発泡成形体,PSビーズ発泡成形体を使
用することも可能であり、また、サンバイザ表皮40と
して、PVCシート,植毛表皮等の適用も可能である。
【0040】更に、ミラーユニット20をサンバイザ本
体11に装着する構造としては、一方側の半割体31a
に開口34が開設されており、各半割体31a,31b
を2つ折りして重ね合わせた際、開口34を通して他方
側の半割体31bのソリッド層32が表面側に露出し、
このソリッド層32の表面にミラーケース22の底面を
振動溶着等により溶着固定すれば良い。
体11に装着する構造としては、一方側の半割体31a
に開口34が開設されており、各半割体31a,31b
を2つ折りして重ね合わせた際、開口34を通して他方
側の半割体31bのソリッド層32が表面側に露出し、
このソリッド層32の表面にミラーケース22の底面を
振動溶着等により溶着固定すれば良い。
【0041】このように、本発明の第1実施形態におけ
る自動車用サンバイザ10は、PPビーズ発泡成形体3
1内部に剛性に富むソリッド層32が形成されているた
め、従来のワイヤフレームを廃止することができ、か
つ、PPビーズ発泡成形体31内部にインサートされる
樹脂成形体50に、サポート52や係合ノブ14を一体
化する構造であるため、ワイヤフレームに対してサポー
トや係合ノブを固着する工数も省け、構造が簡素化で
き、加工工数も大幅に低減できる。
る自動車用サンバイザ10は、PPビーズ発泡成形体3
1内部に剛性に富むソリッド層32が形成されているた
め、従来のワイヤフレームを廃止することができ、か
つ、PPビーズ発泡成形体31内部にインサートされる
樹脂成形体50に、サポート52や係合ノブ14を一体
化する構造であるため、ワイヤフレームに対してサポー
トや係合ノブを固着する工数も省け、構造が簡素化で
き、加工工数も大幅に低減できる。
【0042】更に、ミラーユニット20を取り付ける場
合においては、従来のミラープレートが廃止でき、軽量
化及び部品点数の削減によるコストダウンを見込むこと
ができる。
合においては、従来のミラープレートが廃止でき、軽量
化及び部品点数の削減によるコストダウンを見込むこと
ができる。
【0043】次に、図4乃至図10に基づいて、上記ミ
ラーユニット20を装着してなる自動車用サンバイザ1
0の製造工程について詳細に説明する。
ラーユニット20を装着してなる自動車用サンバイザ1
0の製造工程について詳細に説明する。
【0044】図4は上記自動車用ドアトリム10を製造
工程を示すフローチャート図であり、工程を簡単に説明
すると、発泡性PPビーズをビーズ成形によりPPビー
ズ発泡成形体31をまず展開状に成形した後、PPビー
ズ発泡成形体31を2つ折りにする際、樹脂成形体50
を上記PPビーズ発泡成形体31内部にインサートし
て、サンバイザコア30を形成する。次いでサンバイザ
表皮40によりサンバイザコア30の外表面を被包する
ようにウエルダ溶着等を施してサンバイザ本体11を形
成し、その後、ミラーユニット20を振動溶着等により
サンバイザ本体11に取り付けて、最後に回動用シャフ
ト12をサンバイザ本体11内部に挿通加工して、サン
バイザ10の製作を完了する。
工程を示すフローチャート図であり、工程を簡単に説明
すると、発泡性PPビーズをビーズ成形によりPPビー
ズ発泡成形体31をまず展開状に成形した後、PPビー
ズ発泡成形体31を2つ折りにする際、樹脂成形体50
を上記PPビーズ発泡成形体31内部にインサートし
て、サンバイザコア30を形成する。次いでサンバイザ
表皮40によりサンバイザコア30の外表面を被包する
ようにウエルダ溶着等を施してサンバイザ本体11を形
成し、その後、ミラーユニット20を振動溶着等により
サンバイザ本体11に取り付けて、最後に回動用シャフ
ト12をサンバイザ本体11内部に挿通加工して、サン
バイザ10の製作を完了する。
【0045】以下、図5乃至図10を基に各工程を詳細
に説明する。
に説明する。
【0046】まず、図5に基づいて、PPビーズ発泡成
形体31を展開形状に成形するビーズ成形金型60の概
略構成について説明すると、このビーズ成形金型60
は、分割型60a,60bから構成されており、一方側
の分割型60aはほぼフラットな型面で、他方側の分割
型60bの型面はサンバイザコア30の外表面を構成す
る湾曲状に設定されている。
形体31を展開形状に成形するビーズ成形金型60の概
略構成について説明すると、このビーズ成形金型60
は、分割型60a,60bから構成されており、一方側
の分割型60aはほぼフラットな型面で、他方側の分割
型60bの型面はサンバイザコア30の外表面を構成す
る湾曲状に設定されている。
【0047】また、各分割型60a,60bには、スチ
ーム及び冷却用空気を選択的に供給する供給管61a,
61bが配管されており、この供給管61a,61bに
は切替バルブ62a,62bが設けられ、各切替バルブ
62a,62bは、ボイラー63a,63b及び圧空ポ
ンプ64a,64bに接続されている。
ーム及び冷却用空気を選択的に供給する供給管61a,
61bが配管されており、この供給管61a,61bに
は切替バルブ62a,62bが設けられ、各切替バルブ
62a,62bは、ボイラー63a,63b及び圧空ポ
ンプ64a,64bに接続されている。
【0048】そして、スチーム室65a,65bには排
気管66a,66bが配管され、この排気管66a,6
6bにも開閉バルブ67a,67bが設けられている。
気管66a,66bが配管され、この排気管66a,6
6bにも開閉バルブ67a,67bが設けられている。
【0049】更に、一方側の分割型60aには発泡性P
Pビーズを供給するビーズ供給フィーダ70が設けられ
ているとともに、各分割型60a,60bの型面には、
発泡性ビーズよりも小径の開口68a,68bが複数箇
所に開設されている。
Pビーズを供給するビーズ供給フィーダ70が設けられ
ているとともに、各分割型60a,60bの型面には、
発泡性ビーズよりも小径の開口68a,68bが複数箇
所に開設されている。
【0050】このように構成されたビーズ成形金型60
を使用して、PPビーズ発泡成形体31の成形工程につ
いて説明する。
を使用して、PPビーズ発泡成形体31の成形工程につ
いて説明する。
【0051】まず、図6に示すように、分割型60a,
60bが型係合した後、ビーズ供給フィーダ70を通し
て分割型60a,60b間に形成されるキャビティC内
に発泡性PPビーズが充填されるが、このとき、発泡性
PPビーズBは約20倍程度に発泡している。
60bが型係合した後、ビーズ供給フィーダ70を通し
て分割型60a,60b間に形成されるキャビティC内
に発泡性PPビーズが充填されるが、このとき、発泡性
PPビーズBは約20倍程度に発泡している。
【0052】その後、図7に示すように、各分割型60
a,60bのスチーム室65a,65b内にボイラー6
3a,63bから切替バルブ62a,62bの切り替え
により供給管61a,61bを通じて所定圧,所定温度
のスチームが供給され、排気管66a,66bのバルブ
67a,67bが閉じているため、各スチーム室65
a,65b内のスチームが開口68a,68bを通じて
キャビティC内に供給され、発泡性PPビーズBが更に
溶融し、各ビーズ同士が溶着する。
a,60bのスチーム室65a,65b内にボイラー6
3a,63bから切替バルブ62a,62bの切り替え
により供給管61a,61bを通じて所定圧,所定温度
のスチームが供給され、排気管66a,66bのバルブ
67a,67bが閉じているため、各スチーム室65
a,65b内のスチームが開口68a,68bを通じて
キャビティC内に供給され、発泡性PPビーズBが更に
溶融し、各ビーズ同士が溶着する。
【0053】その後、排気管66a,66bからスチー
ムが外部に逃がされるとともに、切替弁62a,62b
が切り替わり、冷却用エアが圧空ポンプ64a,64b
から供給管61a,61bを通じてスチーム室65a,
65bに供給され、各開口68a,68bを通じてキャ
ビティ内に送られ、成形体が冷却され、所望形状のPP
ビーズ発泡成形体31が成形される。
ムが外部に逃がされるとともに、切替弁62a,62b
が切り替わり、冷却用エアが圧空ポンプ64a,64b
から供給管61a,61bを通じてスチーム室65a,
65bに供給され、各開口68a,68bを通じてキャ
ビティ内に送られ、成形体が冷却され、所望形状のPP
ビーズ発泡成形体31が成形される。
【0054】そして、上記スチームの供給時、一方側の
分割型60aのスチーム室65a内に供給されるスチー
ムのスチーム圧及びスチーム温度は、それぞれ9〜10
kgf/cm2 、180〜190℃であり、他方側の分
割型60bのスチーム室65bに供給されるスチームの
スチーム圧は3.5kgf/cm2 、スチーム温度は1
40℃に調整されている。
分割型60aのスチーム室65a内に供給されるスチー
ムのスチーム圧及びスチーム温度は、それぞれ9〜10
kgf/cm2 、180〜190℃であり、他方側の分
割型60bのスチーム室65bに供給されるスチームの
スチーム圧は3.5kgf/cm2 、スチーム温度は1
40℃に調整されている。
【0055】このように、分割型60a,60bでスチ
ーム圧並びにスチーム温度に差異をもたせることによ
り、成形されるビーズ発泡成形体31の一方面はソリッ
ド層32として形成される。
ーム圧並びにスチーム温度に差異をもたせることによ
り、成形されるビーズ発泡成形体31の一方面はソリッ
ド層32として形成される。
【0056】また、ミラーユニット20を装着する関係
で、他方側の分割型60bには、突部69が形成されて
おり、成形されるビーズ発泡成形体31の一方側の半割
体31aにはミラーユニット20を装着するための開口
34が形成されることになる。
で、他方側の分割型60bには、突部69が形成されて
おり、成形されるビーズ発泡成形体31の一方側の半割
体31aにはミラーユニット20を装着するための開口
34が形成されることになる。
【0057】そして、型開きの後、取り出したPPビー
ズ発泡成形体31は、図8に示すように、ヒンジ部33
を基に各半割体31a,31bが左右に展開した状態で
あり、棒状のヒータ80をスライド投入することによ
り、半割体31a,31bの接合面を加熱溶融させた
後、図中矢印で示すように、2つ折り状態として、樹脂
成形体50を内部に挿入した状態で半割体31a,31
bの接合面同士を合わせて、すなわち、ソリッド層32
の面同士を合わせて、溶着固定して、サンバイザコア3
0を形成する。
ズ発泡成形体31は、図8に示すように、ヒンジ部33
を基に各半割体31a,31bが左右に展開した状態で
あり、棒状のヒータ80をスライド投入することによ
り、半割体31a,31bの接合面を加熱溶融させた
後、図中矢印で示すように、2つ折り状態として、樹脂
成形体50を内部に挿入した状態で半割体31a,31
bの接合面同士を合わせて、すなわち、ソリッド層32
の面同士を合わせて、溶着固定して、サンバイザコア3
0を形成する。
【0058】その後、図9に示すように、サンバイザコ
ア30の外表面をサンバイザ表皮40により被包してサ
ンバイザ本体11を作成する。
ア30の外表面をサンバイザ表皮40により被包してサ
ンバイザ本体11を作成する。
【0059】この時、サンバイザ本体11の表面中央部
には、開口34が開設されており、この開口34の底面
には他方側の半割体31bの接合面に設けたソリッド層
32が露出している。
には、開口34が開設されており、この開口34の底面
には他方側の半割体31bの接合面に設けたソリッド層
32が露出している。
【0060】次に、図10に示すように、ミラーユニッ
ト20をこの開口34内に嵌め込み、ソリッド層32の
表面にミラーユニット20を振動溶着加工等により溶着
固定して、図1,図2に示す自動車用サンバイザ10の
製作を完了する。
ト20をこの開口34内に嵌め込み、ソリッド層32の
表面にミラーユニット20を振動溶着加工等により溶着
固定して、図1,図2に示す自動車用サンバイザ10の
製作を完了する。
【0061】このように、本発明においては、ビーズ発
泡成形体31にソリッド層32を設けることにより、従
来のワイヤフレームを廃止するとともに、サポート52
や係合ノブ14を樹脂ロッド51に一体化した樹脂成形
体50を使用する関係で、部品点数が少なく、かつ加工
工数も著しく低減することができる有利さがあり、特
に、ミラーユニット20を装着する場合、ミラープレー
トも廃止できるため、工数をより簡素化でき、かつ軽量
化を図る等の種々の有利さがある。
泡成形体31にソリッド層32を設けることにより、従
来のワイヤフレームを廃止するとともに、サポート52
や係合ノブ14を樹脂ロッド51に一体化した樹脂成形
体50を使用する関係で、部品点数が少なく、かつ加工
工数も著しく低減することができる有利さがあり、特
に、ミラーユニット20を装着する場合、ミラープレー
トも廃止できるため、工数をより簡素化でき、かつ軽量
化を図る等の種々の有利さがある。
【0062】次に、図11,図12は本発明の第2実施
形態を示すもので、自動車用サンバイザ10は、ミラー
ユニット20が省略した実施形態を示す。
形態を示すもので、自動車用サンバイザ10は、ミラー
ユニット20が省略した実施形態を示す。
【0063】この場合においても、サンバイザコア30
はPPビーズ発泡成形体31と樹脂成形体50とから構
成されており、PPビーズ発泡成形体31は、ヒンジ部
33を基に半割体31a,31bを2つ折り接合し、各
接合面に形成されたソリッド層32により内部の剛性が
強化されているため、ワイヤフレームを廃止できるとと
もに、PPビーズ発泡成形体31の厚みも薄肉にするこ
とができ、材料費の節約、並びに軽量化に貢献すること
ができるという利点がある。
はPPビーズ発泡成形体31と樹脂成形体50とから構
成されており、PPビーズ発泡成形体31は、ヒンジ部
33を基に半割体31a,31bを2つ折り接合し、各
接合面に形成されたソリッド層32により内部の剛性が
強化されているため、ワイヤフレームを廃止できるとと
もに、PPビーズ発泡成形体31の厚みも薄肉にするこ
とができ、材料費の節約、並びに軽量化に貢献すること
ができるという利点がある。
【0064】次に、図13,図14は本発明に係る第3
実施形態を示すもので、この実施形態においては図13
に示すように、PPビーズ発泡成形体31はヒンジ部3
3を基に各半割体31a,31bが展開状に開いた状態
で成形されるが、各半割体31a,31bの接合面に
は、凹凸面35が形成されている。
実施形態を示すもので、この実施形態においては図13
に示すように、PPビーズ発泡成形体31はヒンジ部3
3を基に各半割体31a,31bが展開状に開いた状態
で成形されるが、各半割体31a,31bの接合面に
は、凹凸面35が形成されている。
【0065】そして、この凹凸面35に沿ってソリッド
層32が形成されている関係で、ソリッド層32の形成
面積が多く確保でき、内部の剛性をより強化することが
でき、特に、凹凸面35同士の突き合わせにより、空間
部36が形成される関係で、材料費の節約並びに軽量化
をより促進させることができるという有利さがある。
層32が形成されている関係で、ソリッド層32の形成
面積が多く確保でき、内部の剛性をより強化することが
でき、特に、凹凸面35同士の突き合わせにより、空間
部36が形成される関係で、材料費の節約並びに軽量化
をより促進させることができるという有利さがある。
【0066】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、以下に記
載する格別の作用効果を有する。
載する格別の作用効果を有する。
【0067】(1)請求項1記載の発明は、ビーズ発泡
成形体内部に、剛性に富むソリッド層を形成するという
ものであり、更にサポートや係合ノブを一体化した樹脂
成形体をビーズ発泡成形体に内挿するという構成である
ため、従来のワイヤフレームを廃止できるとともに、ワ
イヤフレームとは別体のサポートや係合ノブも必要とせ
ず、軽量化を図り、簡易な構成であるため、大幅なコス
トダウンを招来するという効果を有する。
成形体内部に、剛性に富むソリッド層を形成するという
ものであり、更にサポートや係合ノブを一体化した樹脂
成形体をビーズ発泡成形体に内挿するという構成である
ため、従来のワイヤフレームを廃止できるとともに、ワ
イヤフレームとは別体のサポートや係合ノブも必要とせ
ず、軽量化を図り、簡易な構成であるため、大幅なコス
トダウンを招来するという効果を有する。
【0068】(2)請求項2記載の発明によれば、サン
バイザコアのソリッド層表面にミラーユニットを溶着固
定するという構成であるため、従来のようにミラープレ
ートをワイヤフレームに溶接固定して、ミラーユニット
を取り付ける構成ではなく、部品点数,組付け工数を大
幅に低減でき、しかも、ミラープレートを廃止できるこ
とから、軽量化並びに加工コストを大幅に低減できると
いう効果を有する。
バイザコアのソリッド層表面にミラーユニットを溶着固
定するという構成であるため、従来のようにミラープレ
ートをワイヤフレームに溶接固定して、ミラーユニット
を取り付ける構成ではなく、部品点数,組付け工数を大
幅に低減でき、しかも、ミラープレートを廃止できるこ
とから、軽量化並びに加工コストを大幅に低減できると
いう効果を有する。
【0069】(3)請求項3記載の発明によれば、展開
状に成形されるビーズ発泡成形体の接合面に凹凸面を形
成するというものであり、この凹凸面に剛性に富むソリ
ッド層を形成するという構成であるため、ソリッド層の
面積が多く確保でき、より剛性が強化されるとともに、
材料費の節約、並びに軽量化に貢献できるという効果を
有する。
状に成形されるビーズ発泡成形体の接合面に凹凸面を形
成するというものであり、この凹凸面に剛性に富むソリ
ッド層を形成するという構成であるため、ソリッド層の
面積が多く確保でき、より剛性が強化されるとともに、
材料費の節約、並びに軽量化に貢献できるという効果を
有する。
【0070】(4)請求項4,5記載の発明方法によれ
ば、従来のワイヤフレームが廃止でき、かつインサート
用樹脂成形体としてサポートや係合ノブを一体化できる
ため、組付け工数が大幅に短縮化でき、また、ミラーユ
ニットを取り付ける場合においてもミラープレートを廃
止できるため、ミラープレートの取付工数等も省略で
き、工数を大幅に短縮化できることから、大幅なコスト
ダウンを招来することができるという効果を有する。
ば、従来のワイヤフレームが廃止でき、かつインサート
用樹脂成形体としてサポートや係合ノブを一体化できる
ため、組付け工数が大幅に短縮化でき、また、ミラーユ
ニットを取り付ける場合においてもミラープレートを廃
止できるため、ミラープレートの取付工数等も省略で
き、工数を大幅に短縮化できることから、大幅なコスト
ダウンを招来することができるという効果を有する。
【図1】本発明に係る自動車用サンバイザの第1実施形
態を示すもので、ミラーユニットを装着した自動車用サ
ンバイザを示す正面図。
態を示すもので、ミラーユニットを装着した自動車用サ
ンバイザを示す正面図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】サンバイザコアにインサートされるインサート
用樹脂成形体を示す側面図。
用樹脂成形体を示す側面図。
【図4】図1に示す自動車用サンバイザの製造工程を示
すフローチャート図。
すフローチャート図。
【図5】本発明の第1実施形態に使用するサンバイザコ
アの成形工程を示すもので、ビーズ発泡成形体のビーズ
成形金型の構成を示す概略図。
アの成形工程を示すもので、ビーズ発泡成形体のビーズ
成形金型の構成を示す概略図。
【図6】同サンバイザコアの成形工程における発泡性ビ
ーズの供給工程を示す断面図。
ーズの供給工程を示す断面図。
【図7】同サンバイザコアの成形工程におけるビーズ成
形工程を示す断面図。
形工程を示す断面図。
【図8】同サンバイザコアの成形工程におけるビーズ発
泡成形体の2つ折り加工工程を示す説明図。
泡成形体の2つ折り加工工程を示す説明図。
【図9】同サンバイザコア表面にサンバイザ表皮を被包
した状態を示す断面図。
した状態を示す断面図。
【図10】本発明に係るサンバイザ本体にミラーユニッ
トを装着する状態を示す断面図。
トを装着する状態を示す断面図。
【図11】本発明の第2実施形態を示すもので、自動車
用サンバイザの外観図。
用サンバイザの外観図。
【図12】図11中XII −XII 線断面図。
【図13】本発明の第3実施形態を示すもので、サンバ
イザコアを構成するビーズ発泡成形体の形状を示す断面
図。
イザコアを構成するビーズ発泡成形体の形状を示す断面
図。
【図14】図13に示すビーズ発泡成形体を使用した自
動車用サンバイザの構成を示す断面図。
動車用サンバイザの構成を示す断面図。
【図15】従来の自動車用サンバイザを示す正面図。
【図16】図15中XVI −XVI 線断面図。
【図17】従来のミラー付サンバイザの製造工程を示す
フローチャート図。
フローチャート図。
10 自動車用サンバイザ 11 サンバイザ本体 12 回動用シャフト 14 係合用ノブ 20 ミラーユニット 30 サンバイザコア 31 ビーズ発泡成形体 31a,31b 半割体 32 ソリッド層 33 ヒンジ部 35 凹凸面 40 サンバイザ表皮 50 インサート用樹脂成形体 51 樹脂ロッド 52 サポート 60 ビーズ成形金型 60a,60b 分割金型 70 ビーズ供給フィーダ 80 棒状ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 3/02
Claims (5)
- 【請求項1】 サンバイザコア(30)の外表面をサン
バイザ表皮(40)により被包してなるサンバイザ本体
(11)を回動用シャフト(12)により回動可能に支
承してなる自動車用サンバイザにおいて、 前記サンバイザコア(30)は、ヒンジ部(33)を基
に2つ折り接合可能な半割体(31a,31b)を所要
形状にビーズ成形してなるビーズ発泡成形体(31)か
ら構成され、両半割体(31a,31b)の接合面の全
面には、ビーズ成形時のスチーム圧及びスチーム温度に
圧力差、温度差を設定することにより、剛性を強化した
ソリッド層(32)が形成されているとともに、ビーズ
発泡成形体(31)内部にサポート(52)、係合用ノ
ブ(14)等を一体化した樹脂成形体(50)が内挿さ
れていることを特徴とする自動車用サンバイザ。 - 【請求項2】 前記サンバイザ本体(11)の表面に装
着されるミラーユニット(20)は、サンバイザコア
(30)の一方側の半割体(31a)に設けた開口(3
4)を通して、他方側の半割体(31b)のソリッド層
(32)表面に溶着固定されることを特徴とする請求項
1記載の自動車用サンバイザ。 - 【請求項3】 前記サンバイザコア(30)を構成する
ビーズ発泡成形体(31)の各半割体(31a,31
b)の接合面は、凹凸面(35)に設定されていること
を特徴とする請求項1記載の自動車用サンバイザ。 - 【請求項4】 サンバイザコア(30)の外表面をサン
バイザ表皮(40)により被包してなるサンバイザ本体
(11)を回動用シャフト(12)により回動可能に支
承してなる自動車用サンバイザの製造方法において、 前記サンバイザコア(30)のビーズ成形時、分割金型
(60a,60b)を使用し、ヒンジ部(33)を基に
半割体(31a,31b)を展開状に成形するととも
に、各分割金型(60a,60b)から各半割体(31
a,31b)の外表面側と接合面側とにそれぞれ供給さ
れるスチーム圧及びスチーム温度に圧力差、温度差を設
定することにより、ソリッド層(32)を接合面の全面
に設けた展開状のビーズ発泡成形体(31)を成形する
工程と、 前記展開状に成形されたビーズ発泡成形体(31)をヒ
ンジ部(33)を基に各半割体(31a,31b)の接
合面に形成されたソリッド層(32)同士を熱溶着によ
り溶着させ、内部に樹脂成形体(50)をインサートし
た状態で各半割体(31a,31b)を2つ折り重合し
てサンバイザコア(30)を形成する工程と、 前記サンバイザコア(30)の外表面をサンバイザ表皮
(40)により被包して、サンバイザ本体(11)を形
成するとともに、サンバイザ本体(11)に回動用シャ
フト(12)等の取付備品を組み付ける工程と、 からなることを特徴とする自動車用サンバイザの製造方
法。 - 【請求項5】 サンバイザコア(30)の表面にサンバ
イザ表皮(40)を被包してなるサンバイザ本体(1
1)の形成工程後、ビーズ発泡成形体(31)の一方側
の半割体(31a)設けた開口(34)を通して、ミラ
ーユニット(20)を他方側の半割体(31b)のソリ
ッド層(32)の表面に溶着固定するミラーユニット
(20)の装着工程を付加したことを特徴とする請求項
4記載の自動車用サンバイザの製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31388796A JP3196887B2 (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 自動車用サンバイザ並びにその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31388796A JP3196887B2 (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 自動車用サンバイザ並びにその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10151944A JPH10151944A (ja) | 1998-06-09 |
JP3196887B2 true JP3196887B2 (ja) | 2001-08-06 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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-
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- 1996-11-25 JP JP31388796A patent/JP3196887B2/ja not_active Expired - Fee Related
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