JP2000355254A - 装飾部材およびその製造方法、および装飾部材を利用した車両の内装トリムの部品片の製造方法 - Google Patents

装飾部材およびその製造方法、および装飾部材を利用した車両の内装トリムの部品片の製造方法

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JP2000355254A JP2000144614A JP2000144614A JP2000355254A JP 2000355254 A JP2000355254 A JP 2000355254A JP 2000144614 A JP2000144614 A JP 2000144614A JP 2000144614 A JP2000144614 A JP 2000144614A JP 2000355254 A JP2000355254 A JP 2000355254A
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Emmanuel Piec
ピエク エマニエル
Jean-Yves Delattre
ドゥラットル ジャン−イブ
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Visteon Systemes Interieurs SAS
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    • B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な外観を保ちながら装飾部材を簡単に製
造すること。 【解決手段】 装飾部材（１）は、補剛手段（３）を備
える少なくとも１つの材料シート２により構成される。
補剛手段は装飾部材の周囲に設けられる連続、または、
不連続な材料のビード（５）により構成される。ビード
は材料シートから分離されていて、例えば、材料シート
を作るために使用されるものとは異なる、１つ、また
は、それ以上の材料、特に熱プラスチック材料から成
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は特に、車両の内装ト
リムに一体化されるようにデザインされた装飾部材、お
よび、この様な装飾部材を製造する方法、それの利用、
そのような装飾部材を利用する車両の内装トリムの部品
片、例えばドアパネルの製造のための方法に関する。し
かし、この様な製造方法を特に意図しているとはいえ、
本発明の内容は別のタイプの部品の製造にも適用でき
る。
【０００２】
【従来の技術】今日、局部的に少なくとも１つの外観提
供領域を有する、”支持体”と言われる材料の層により
構成される、車両の内装トリムの部品片がある。この様
な、外観提供領域は、多くの場合、織物である材料シー
トから構成される部材により画成され、それは材料シー
トの見える面の反対側の全面の下側に設けられた補剛用
インサートに固定されている。この部材は支持体に固定
されるが、所望の形状に応じて、２つの部品片が予め、
別個に製造される。
【０００３】この様な方法は、上記のように、装飾部材
に余分な作業を必要とし、その結果、トリムの製造時間
を増大する。さらには、不十分なことが分かっていなが
ら、装飾部材は支持体に、接着、溶着、ステープリン
グ、クリッピング、および、または、ネジ止め、で固定
されることが多い。実際に、こような方法を採用した場
合には、装飾部材の縁が脆弱なままに残ったり、さら
に、または、表面に皺が現れたりする。
【０００４】余分な作業をなくすために開発された方法
においては、支持体は、予め形成され支持体をモールド
するための治具内に配置され、部材の下に直接に形成さ
れる。この様にして、支持体は材料を色々な場所から射
出して製造される。
【０００５】しかし、それでもなお、このような解決方
法は射出された材料が合流する領域に部分的に見えてし
まうウェルドマーク(welding mark)の現出を誘起し、さ
らに、または、必要とされ、外観提供領域を損なうおそ
れのある高い圧力によるところの実行上の問題を誘起す
る。したがって、皺ができないように、裂けないよう
に、過重に圧縮されないようにする工程が必要とされ、
それは望ましくない光沢を誘起する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、周囲
における材料シートの最適な位置決めおよび、または、
固定によって前述のような欠点を克服できる、美的外観
を有する材料シートを含む装飾部材を提供し、また、こ
の様な、装飾部材を使用した車両の内装トリムの部品片
を製造する方法を提供することである。
【０００７】本発明の他の目的は、余分な作業を要しな
い装飾部材と、このような装飾部材を使用して車両用の
内装トリムの部品片を製造する方法を提供することであ
る。
【０００８】本発明の他の目的は、装飾部材の装着の際
にウェルドマークがほんの少ししか現出しない装飾部材
と、このような部材を使用して車両用の内装トリムの部
品片を製造する方法を提供することである。
【０００９】本発明のさらなる目的は、製造の際に低圧
を使用できる装飾部材と、このような装飾部材を使用し
て車両用の内装トリムの部品片を製造する方法を提供す
ることである。
【００１０】本発明の他の目的は、材料を節約し、使用
治具を簡略にすることのできる装飾部材と、このような
装飾部材を使用して車両用の内装トリムの部品片を製造
する方法を提供することである。本発明の他の目的と利
点は以下の説明に明らかにされるが、それらは説明のた
めのものであって、それらに限定されるものではない。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、第１に、車両
の内装トリムの１つの部品片を構成するように、あるい
は、１つの部品片に一体化されるようにデザインされ
た、装飾部材であって、補剛手段を備え、少なくとも局
部的に、少なくとも１つの美的、および、または、快適
な外観を提供する外観提供面を有する、少なくとも１つ
の材料シートから構成され、補剛手段が、装飾部材に所
望される形状に対応した形状に固定するために材料シー
トの少なくとも周囲の一部に設けられた連続または不連
続なビードから構成されている、ことを特徴とする装飾
部材に関する。
【００１２】本発明は、また、材料シートが所望の形状
に成形され前記ビードが形成されるこの様な装飾部材を
製造する方法に関し、また、前記装飾部材の治具内での
使用に関するが、そこでは装飾部材は前記ビードによっ
て保持され位置決めされる。
【００１３】本発明は、さらに、支持体といわれ、局部
的に、少なくとも、１つの外観提供領域を有する、車両
の内装トリムの部品片、例えば、ドアパネル、の製造方
法に関し、第１段階で、上述のような装飾部材を製造
し、第１段階とは別個の、第２段階で、支持体と装飾部
材の間の連結が、部品片の外観提供領域が、少なくとも
部分的に、装飾部材の外観提供面によって画成される、
ことを特徴としている。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明は以下の添付図面をともな
う説明により、より容易に理解されよう。本発明は、先
ず第１に、特に、車両の内装トリムの部品片に一体化さ
れるようにデザインされた装飾部材に関する。しかし、
特にこのような適用を意図したものではあるが、この部
材は他のタイプの部品にも使用できる。
【００１５】図１、２に示されるように符号１で示され
る装飾部材は、補剛手段３を備える少なくとも１つの材
料シート２により構成される。この材料シート２は、少
なくとも局部的に、外観提供面と言われる面４の少なく
とも１つに、美的、および、または、快適な外観を有す
る。これは、外観提供面４の領域内の極めて局所的な部
分でもこの材料シート２は視覚、触覚的に好ましいとい
う意味で捉えるべきである。
【００１６】この目的のために、材料シート２は、例え
ば、柔軟であるようにデザインされ、および、または、
織り物で作られている。”柔軟”という語は、材料シー
トは、その性質で、または、その密度で、特に自重によ
って、変形し得るという意味で捉えるべきである。した
がって、支持されない限り、それ自体では変形された後
に与えられた形状、あるいは、与えられた形の外形す
ら、保持することができない。
【００１７】本発明によれば、補剛手段３は連続、また
は、不連続な材料のビード５により構成される。ビード
５は材料シート２の周囲の上に少なくとも部分的に設け
られて、装飾部材に所望される形状に固定することを可
能にしている。この様にして過重な圧力をかけることな
く材料シート２を補剛手段３の上に最適に固定すること
ができる、というのは、この固定はシートの周囲の領域
にのみ実行され、それが、必要で、充分と言えるからで
ある。
【００１８】さらに、前記の装飾部材１が別の部品片の
上に装着される時には、装飾部材１の下に配置される別
の部品片の部分は、装飾部材１の形状を保持するだけで
よく、固定する役割は不要である。さらに注目すべき
は、ビード５は後段の装飾部材１の使用の際の追加の作
業を、装着される方の部品片への装飾部材１の直接的な
組み付けの領域を提供することによって除去できるとい
うことである。
【００１９】さらには、ビード５は、特に、材料の流れ
の間のバリアーの部分としての役割を成すということで
あり、それは、前記部品片を形成し、ウェルドマークを
ほんの少ししか現出しないように防止することができ
る。また、ビードの内側部分の材料の圧力により、”ピ
ストン効果”のように、材料シート２に引っ張りを与え
ることができる。ビード５は材料シート２とは別個にさ
れている。それは、例えば、材料シート２を作るために
使用されるものとは異なる、１つ、または、それ以上の
材料、特に熱プラスチック材料から成る。
【００２０】実施の形態の第１の形によれば、装飾部材
１は略平らで、ビード５は材料シート２が展延される面
内に含まれる。別の図に示される実施の形態の別の形に
よれば、装飾部材１は凹部および、または、逃げが設け
られた三次元の形状を有する。この様にして、ビード５
は不規則な通路に従うが、その間、材料シート２が所望
の形状を与えられるようにし、あるいは、ほんの少し、
その外形が通路に沿って固定されるようにする。この様
にして、ビードにより整えられた外形によって、特に、
一旦、それが、例えば、モールド型のパンチおよび、ま
たは、ダイの領域に配設された、同じ形状のキャビティ
に対向して配置された場合には、シートの材料それ自体
を自発的に所望の地点に配設しつつ、材料シート２は結
局形状を回復することができる。
【００２１】装飾部材１は、例えば、局部的に、特に発
泡材状の、ある程度の柔軟性を有し、材料シート２に固
定された、１つ、または、それ以上の材料のブロック６
を含む。ビード５は、例えば、外観提供面４の反対の材
料シート２の面７に、設けられる。同様なことが、特
に、材料のブロック６にも適用される。
【００２２】材料シート２の縁は、例えば、装飾部材１
のスカート８を形成しながら、ビード５の一部の領域内
に固定される。この様にして、材料シート２は、少なく
とも部分的に、ビード５の外側面９を覆うことができ
る。
【００２３】装飾部材１はさらにビード５の領域に、連
続または不連続の、装飾部材１の位置決め手段１０を含
むことができる。実施の形態の第１の形においては、こ
の位置決め手段１０は、ビード５の先端縁１１に添設さ
れた形状に該当し、概ね傾斜、または、段付きにされ
る。実施の形態の第２の形においては、この位置決め手
段１０は、図示されるように、特に、ビード５の先端縁
１１の領域内の、材料本体内の、スロット１２で構成さ
れる。このスロット１２は、例えば、ビード５の幅で、
互いに離間した２つの対向するタブで画成される。この
位置決め手段１０のおかげで、使用される治具を簡素化
することができる。
【００２４】図示の実施の形態の例によって注目される
のは、ビード５は、位置決め手段１０を備える先端縁１
１に対向する、材料シート２に接する基端縁１３を有
し、基端縁と先端縁の間の外側に設けられるビード５の
側面は、少なくとも部分的に、材料シート２により覆わ
れているということである。
【００２５】図３に示されるように、本発明はまた、上
述のような装飾部材１を製造するための方法に関する。
この方法によれば、材料シート２は所望の形状に成形に
され、周辺のビード５が形成され、形状を固定すること
を可能にしている。これらの２つのステップは、例え
ば、続けて実行される。
【００２６】材料シート２の形成はモールド型の周辺に
おいて、または全部、または、部分において、あるい
は、内部において、補助手段、特に、押さえつけクラン
プ、ピン止めフレーム、または類似の物、を使用するこ
とにより容易におこなうことができる。ビード５は、特
に、インジェクションモールド型、および、または、材
料シート２が予成形されるモールド型１４内の押し出し
によって作られる。他の実施の形態においては、それは
予め作られて、材料シート２に接着される。
【００２７】ビード５を超えた余分な材料シート２の１
つまたはそれ以上の部分を切除することができる。この
様にして、材料の付加的なゲインを得ることができる、
というのは、切除はビード５の領域内で精密におこなう
ことができるからである。さらには、この様な切除が実
行されると、材料シート２の縁はスカート８の領域に適
用される。
【００２８】この様な方法を実行するために、モールド
型１４は、特に、接触する表面の領域内において、装飾
部材１に所望される形状を有する、２つの型半体１５、
１６から構成される。モールド型１４の、一方の型半体
１６は、例えば、ビード５の形成を可能にする溝１７を
備える。反対側の型半体１５は材料シート２の縁を切断
するための切断手段１８を備える。
【００２９】装飾部材１を形成するために、例えば、以
下のステップが実行される。モールド型１４が開かれ、
材料シート２が２つの型半体１５、１６の間に配置さ
れ、モールド型１４が閉じられる。ビード５が材料シー
ト２の下に射出され、余分な材料シート２が切除され
る。そしてモールド型１４が開かれる。
【００３０】本発明は、材料シート２を、周囲のビード
５によって装飾部材１が保持、配置される治具内で使用
することにも関する。これは、以下に述べる治具１４の
場合である。本発明は、図４、５に示される様に、車両
の内装トリムの部品片、例えば、ドアパネル、を製造す
る方法にも関する。このトリム、参照番号１９で示され
る、は材料２０の層で構成され、”支持体”といわれ、
局部的に、少なくとも１つの外観提供領域２１を有す
る。
【００３１】この部品片を製造するために、本発明によ
れば、第１のステップにおいて、上述したような装飾部
材１が、好ましくは、上述の製造方法によって、製造さ
れる。それから、第１のステップとは別の第２のステッ
プにおいて、支持体２０と装飾部材１の間の連結が、部
品片１９の外観提供領域２１が、少なくとも部分的に、
装飾部材１の外観提供面４によって画成されるようにし
て提供される。
【００３２】このようにしてトリムの部品片が製造され
るが、それは、既に述べたように、外観提供領域が、支
持体２０の上に、ビード５により最適な方法で、位置決
めされ、および、または、固定されており、それは、何
ら余分な作業を要しないし、支持体２１の色々な場所に
ウェルドマークが発生する可能性もない。さらには、そ
れは、今や、成形された材料シート２の位置決め、およ
び、または、保持の役割しかせず、固定の役割はしない
ので、治具内の圧力を減少することができ、材料シート
２を損傷する危険性が除去される。
【００３３】支持体２０は、例えば、射出、および、ま
たは、押し出し／圧縮、および、または、熱圧縮モール
ドによって製造される。それは、特に、装飾部材１の下
に設けられ、および、または、それは、少なくとも、部
分的に、それの周りにフレームを画成する。
【００３４】図４に示される一つの実施の形態によれ
ば、支持体２０は、それぞれの端縁の領域において、ビ
ード５に固定される。図５に示される他の実施の形態に
よれば、支持体２０は、さらに、ビード５の先端縁１１
の上にオーバーモールドされる。このようにして、装飾
部材１と支持体２０の間の連結が、例えば、少なくと
も、装飾部材１のビード５の領域において、確保され
る。
【００３５】本発明の特別な形の実施の形態において
は、ビード５と支持体２０の可視部分の間の接触範囲の
領域に溝２２が形成され、材料シート２の縁が溝２２内
に挿入されるようにされる。このようにしてトリムの仕
上げがさらに改善される。溝２２は装飾部材１のスカー
ト８に対向するスカート２３を形成しながら提供され
る。
【００３６】トリム１９内への装飾部材１の相対的な位
置決めは、特には位置決め手段１０を備えたビード５に
よって確保される。材料のブロック６が使用される場合
には、これらは、例えば、第１のステップの間に、材料
シート２に、すなわち、装飾部材１を製造するために使
用されるモールド型１４内に、固定される。
【００３７】トリムの部品片１９を製造する方法を実行
するために、第２のモールド型２４を使用することがで
き、それは２つの型半体２５、２６に分かれていて、そ
の間に支持体２０を形成するための隙間２７が画成され
ている。第２のモールド型２４の一方の型半体２６は、
隙間２７の領域において、空洞２８を有し、その中に装
飾部材１が配設される。その形状は、装飾部材１の製造
に使用されたモールド型１４内の材料シート２に沿うよ
うに適合する。
【００３８】第２のモールド型２４の反対側の型半体２
６には色々な所に射出点２９が設けられていて、例え
ば、一方では、装飾部材１の下側に配置される支持体２
０を形成するための空洞２８に対向して設けられ、他方
では、さらに支持体２０の残りの部分を形成するために
設けられている。射出点２９を有する型半体２６の領域
に位置決め溝を設け、装飾部材１のスロット１２と協働
させることができる。
【００３９】このように、トリムの部品片１９を、例え
ば、下記のステップで得ることができる。モールド型１
４で、上記の様に、装飾部材１を製造し、他方のモール
ド型２４を開き装飾部材１を空洞２８に配置する、そし
て、第２のモールド型２４を閉じ、支持体２０を装飾部
材１の下、および周りに射出し、好ましくは、引き続い
て第２のモールド型２４を冷し、最後に成形された部材
１９をそこから引き剥がす。
【００４０】本発明の実施の形態の特別な形において
は、上記の第１、第２のステップは、”マスク時間(mas
ked time) ”内に、可能ならば、複数モールド型のよう
な同じ治具内で、実行される。他の実施の形態におい
て、当業者の理解の範囲において、もちろん、本発明の
範囲から逸脱しない範囲において変形することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による方法の実施の形態の一つの例によ
り得られる部品片を正面図で示す。
【図２】図１の部品片の断面図であって、（Ａ）は図１
のIIa-IIa 線に沿って見た断面図であり、（Ｂ）は図１
のIIb-IIb 線に沿って見た断面図である。
【図３】図２の装飾部材を製造するための本発明の方法
を適用するための治具の例を示す断面図である。
【図４】図１のトリムの部品片を製造するための本発明
の方法を適用するための治具の例を示す断面図である。
【図５】本発明によるトリムの部品片を製造する方法の
他の実施の形態により得られるトリムの部品片を示す。
【符号の説明】
１…装飾部材 ２…材料シート ３…補剛手段 ４…面 ５…ビード ６…ブロック ８…スカート １０…位置決め手段 １１…先端縁 １２…スロット １３…基端縁 １４…モールド型 １５…（モールド型の）型半体 １６…（モールド型の）型半体 １８…切断手段 １９…（トリムの）部品片 ２０…支持体 ２１…外観提供領域 ２２…溝 ２３…スカート ２４…第２のモールド型 ２５…（第２のモールド型の）型半体 ２６…（第２のモールド型の）型半体 ２７…隙間 ２８…空洞 ２９…射出点

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 特に、車両の内装トリムの１つの部品片
    を構成するように、あるいは、１つの部品片に一体化さ
    れるようにデザインされた、装飾部材（１）であって、 補剛手段（３）を備え、少なくとも局部的に、少なくと
    も１つの面上に、外観提供面（４）と言われる、美的、
    および、または、快適な外観を有する、少なくとも１つ
    の材料シート（２）、から構成され、 補剛手段（３）が、装飾部材（１）に所望される形状に
    対応した形状に固定するために材料シート（２）の少な
    くとも周囲の一部に設けられた連続または不連続なビー
    ド（５）から構成されている、ことを特徴とする装飾部
    材。
  2. 【請求項２】 局部的に１つまたはそれ以上の、材料シ
    ート（２）に固定された、ある程度の柔軟性を有する材
    料のブロック（６）を含む、ことを特徴とする請求項１
    に記載の装飾部材。
  3. 【請求項３】 材料シート（２）が、装飾部材（１）の
    スカート（８）を形成しながら、ビード（５）の一部の
    領域に固定されている、ことを特徴とする請求項１に記
    載の装飾部材。
  4. 【請求項４】 ビード（５）の領域に、連続または不連
    続な、装飾部材（１）を位置決めする手段（１０）を含
    むことを特徴とする請求項１に記載の装飾部材。
  5. 【請求項５】 請求項１の装飾部材を製造する方法であ
    って、 材料シート（２）が所望の形状にしたがって形成され、
    周囲のビード（５）が作成されることを特徴とする方
    法。
  6. 【請求項６】 ビード（５）を超えて余っている場合に
    は、材料シート（２）の１つ、または、複数の部分が切
    除されることを特徴とする請求項５に記載の方法。
  7. 【請求項７】 周囲のビード（５）によって、装飾部材
    （１）が保持され、 位置決めされる治具内で請求項１の装飾部材（１）を使
    用する方法。
  8. 【請求項８】 材料の層から構成され、支持体（２０）
    と言われる、局部的に少なくとも１つの外観提供領域
    （２１）を有する、例えばドアパネルのような、車両の
    内装トリムの部品片（１９）を製造する方法であって、 第１ステップで請求項１から４のいずれか１項による装
    飾部材（１）が製造され、 第２ステップで、第１ステップとは別個に、部品片（１
    ９）の外観提供領域（２１）が、少なくとも部分的に装
    飾部材（１）の外観提供面（４）によって画成されるよ
    うに、支持体（２０）と装飾部材（１）の間の連結が提
    供される、 ことを特徴とする方法。
  9. 【請求項９】 装飾部材（１）と支持体（２０）の間の
    連結が少なくとも装飾部材（１）のビード（５）の領域
    内で確保されることを特徴とする請求項８に記載の方
    法。
  10. 【請求項１０】 溝（２２）がビード（５）と支持体
    （２０）の間の接触の範囲の領域内に形成され、材料シ
    ート（２）の縁が溝（２２）内に挿入されるようにされ
    ていることを特徴とする請求項９に記載の方法。
  11. 【請求項１１】 部品片（１９）内の装飾部材（１）の
    相対的な位置決めがビード（５）により確保されること
    を特徴とする請求項８に記載の方法。
  12. 【請求項１２】 第１と第２のステップが、同じ治具内
    で、マスク時間内に実行されることを特徴とする請求項
    ８に記載の方法。
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