JPS5924017B2 - 自動車用内装材 - Google Patents

自動車用内装材

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Publication number
JPS5924017B2
JPS5924017B2 JP15173981A JP15173981A JPS5924017B2 JP S5924017 B2 JPS5924017 B2 JP S5924017B2 JP 15173981 A JP15173981 A JP 15173981A JP 15173981 A JP15173981 A JP 15173981A JP S5924017 B2 JPS5924017 B2 JP S5924017B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
liner
corrugated
core
thermoplastic resin
Prior art date
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Expired
Application number
JP15173981A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5853541A (ja
Inventor
誠 田村谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP15173981A priority Critical patent/JPS5924017B2/ja
Publication of JPS5853541A publication Critical patent/JPS5853541A/ja
Publication of JPS5924017B2 publication Critical patent/JPS5924017B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/02Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
    • B60R13/0212Roof or head liners
    • B60R13/0225Roof or head liners self supporting head liners

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用内装材特に自動車用ルーフトリムに関
する。
近年、自動車用ルーフトリムとして軽量でかつ比較的加
工性のよい段ボールを基材としたものが使用されており
、その構造は例えば特開昭54−4689号公報にも記
載されている。
この段ボール基材は第1、2図に示すように波形成形し
た中芯3と、その両側に貼合したライナー4とからなり
、これら中芯3とライナー4はポリエチレンフィルム等
の熱可塑性樹脂被膜5により接着して、所定の熱プレス
装置により車体のループ内面形状に合わせて熱成形する
ものである。
つまり、前述の如〈構成された段ボール基材2を加熱、
加圧した場合、熱可塑性樹脂被膜5が加熱により溶融し
、離型後、該熱可塑性樹脂被膜5が固化することにより
所定形状を保持するのである。そして、この段ホール基
材2の表面に不織布や樹脂シート等からなる表皮材6を
前述と同様の熱可塑性樹脂被膜Tを介して該基材2の熱
成形と同時に、あるいは後工程で貼合してルーフトリム
1を構成するのである。この段ボールを基材としたルー
フトリム1の取付けに際しては、通常第2図に示すよう
にトリム1の周縁を車室側ループ周縁のノトフレール1
0に沿つてカーニッシュ11で支持し、トリム前側部を
サンバイザー12やルームミラー13等と共にループレ
ールに固定し、またこのトリム前側部から中央部分をオ
ーバーヘッドコンソール14ある(・は図外のルームラ
ンプ等と共に、ループ内側・に配した補強材のルーフボ
ー(図示省略)に固定し、トリム後側部分、つまり、後
席の上方部分1aはループ内側にルーフボーが存在して
(・ないことからループ側に固定することはな(゛。
しかし、このトリム1の後席上方部分1aは比較的平ら
で、かつ面積が広いため表皮材6を特に重い材料を用(
・たり、特に厚いものを用いるときループ側に固定して
いないと経済的に自重により垂れ下がりを生じる等、強
度的な問題があつた。そこで、この後席上方部分1aの
強度を確保するために、トリム1の裏側、つまり段ボー
ル基材2のループ側のライナー4面に第3図に示すよう
にレジンで固めたフェルト等、軽量な補強材8を車幅方
向に教条貼合することも考えられたが、ルーフトリム製
造時の成形性および工数低減を考慮して、予めこの補強
材8を段ボール基材2のライナー4面に貼合しておくと
、該段ボール基材2の熱成形時に、補強材8貼合部分で
段ボール基材2が潰れて、かえつて強度低下を来してし
まうばかりでなく、補強材8を貼合した境目ではライナ
ー4が破れるおそれがある。このようなことから、プレ
ス型9の補強材8相当部分に溝を設けてクリアランスを
大きくすることも考えられるが、この場合、段ボール基
材2の補強材8を貼る位置、あるいは補強材8を貼つた
段ボール基材2を型9に載置する位置合せに精度を要求
されて生産性が低下 てしまう等、新たな問題を生じる
。本発明はかかる従来の実状に鑑み、段ボール基材の波
形中芯とライナーとの間の空隙を有効利用してこの空隙
に前記波形中芯とライナーとを接着した熱可塑性樹脂被
膜と融着する熱可塑性樹脂材から成る補強芯材を介在さ
せることにより、段ボール基材の強度を向上し、しかも
該段ボール基材の熱成形時に基材の部分的な圧潰、ライ
ナーの亀裂あるいは成形型へのセツテイングの困難性を
伴つたりすることのないようにしたものである。
以下、本発明の構成を図面と共に前記従来の構成と同一
部分に同一符号を付して詳述する。即ち、本発明にあつ
ては第4,5図に示すように、波形中芯3とライナー4
とを熱可塑性樹脂被膜5を介して接着した段ボール基材
2の所要部位、例えば後席の上方部分1aに、波形中芯
3とライナー4との間の空隙δに補強芯材15を挿入、
介在させて配置し、所定形状に熱成形してある。そして
、この段ボール基材2の表面に不織布や樹脂シート等か
らなる表皮材6を、熱可塑性樹脂被膜7を介して基材2
の熱成形と同時に、あるいは後工程で貼合してルーフト
リム1を構成している。前述の補強芯材15は波形中芯
3とライナー4とを接着している熱可塑性樹脂被膜5と
融着するポリエチレン、ポリオレフィン等の熱可塑性樹
脂材で形成され、段ボール基材2の熱プレス成形時に該
補強芯材15がスプリングバツクを生じることな〈段ボ
ール基材2の形状に沿つて成形され、かつ熱可塑性樹脂
被膜5と融着して、特別に接着剤を用いなくても確実に
空隙δに固定することができる。このように、波形中芯
3とライナー4との間の空隙δに補強芯材15を介在さ
せることにより、外観上は通常の段ボール基材と変りな
く、しかも強強度を一段と向上できるのである。
尚成形前の段ボールはプレス成形時にライナーにしわを
生ぜしめないように一方のライナーは中芯と一部分のみ
で接着させて(゛るものを用(゛ることが多い。この場
合には補強芯材15は中芯とこの中芯が全体的に接着さ
れている方のライナーとの間にできる空隙に挿入してお
く方が補強芯材15が位置づれを生じにくいので好まし
(・。また補強用芯材は第5図のように空隙に連続的に
挿入することなく、空隙にとびとびに挿入しても良い。
以上のように本発明によれば、段ボール基材の波形中芯
とライナーとの間の空隙を有効利用して、該空隙に補強
芯材を介在させているため、ルーフトリムに補強芯材付
設に伴つて突条が生じることがなくトリムの強度を向上
できる。
しかも、この補強芯材は波形中芯とライナーとを接着し
た熱可塑性樹脂膜と融着する熱可塑性樹脂材で形成され
、段ボール基材内に存在しているため、該基材の熱プレ
ス成形時にあつても、基材が部分的に潰れたりライナー
に亀裂が生じたりすることがな(・ばかりでなく、基材
の熱プレス成形によつて波形中芯とライナとの間に融着
すると共に自己保形性に優れるためスプリングバツクを
生起することなく基材を所定形状に成形することができ
るという優れた実用上の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のルーフトリムの配設状態を示す車室内観
図、第2図は同トリムの拡大断面図、第3図は従来の段
ボール基材の異なる例を示す断面図、第4図は本発明ル
ーフトリムの゛斜視図、第5図は第4図の−線に沿う拡
大断面図である。 1・・・ルーフトリム、2・・・段ボール基材、3・・
・波形中芯、4・・・ライナー、5・・・熱可塑性樹脂
被膜、15・・・補強芯材、δ・・・空隙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 波形中芯とライナーとを熱可塑性樹脂被膜を介して
    接着すると共に、前記波形中芯ライナーとの間の空隙に
    、前記熱可塑性樹脂被膜と融着する熱可塑性樹脂材から
    なる補強芯材を介在させた段ボールを基材としたことを
    特徴とする自動車用内装材。
JP15173981A 1981-09-25 1981-09-25 自動車用内装材 Expired JPS5924017B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15173981A JPS5924017B2 (ja) 1981-09-25 1981-09-25 自動車用内装材

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JP15173981A JPS5924017B2 (ja) 1981-09-25 1981-09-25 自動車用内装材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5853541A JPS5853541A (ja) 1983-03-30
JPS5924017B2 true JPS5924017B2 (ja) 1984-06-06

Family

ID=15525222

Family Applications (1)

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JP15173981A Expired JPS5924017B2 (ja) 1981-09-25 1981-09-25 自動車用内装材

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63101252U (ja) * 1986-12-22 1988-07-01
JPH0536765Y2 (ja) * 1987-08-31 1993-09-17
US8186748B2 (en) * 2010-08-31 2012-05-29 International Automotive Components Group North America, Inc. Energy absorber for vehicle overhead system
US8348313B2 (en) 2010-08-31 2013-01-08 International Automotive Components Group North America, Inc. Energy absorber for vehicle bumper

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Publication number Publication date
JPS5853541A (ja) 1983-03-30

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