JP6027665B1 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6027665B1
JP6027665B1 JP2015220506A JP2015220506A JP6027665B1 JP 6027665 B1 JP6027665 B1 JP 6027665B1 JP 2015220506 A JP2015220506 A JP 2015220506A JP 2015220506 A JP2015220506 A JP 2015220506A JP 6027665 B1 JP6027665 B1 JP 6027665B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
well
block
global
erase
sel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015220506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017091595A (ja
Inventor
王炳堯
Original Assignee
ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション
ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション, ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション filed Critical ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション
Priority to JP2015220506A priority Critical patent/JP6027665B1/ja
Priority to TW105104367A priority patent/TWI596615B/zh
Priority to CN201610116593.7A priority patent/CN106683700B/zh
Priority to KR1020160035286A priority patent/KR101767228B1/ko
Priority to US15/140,509 priority patent/US9786376B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6027665B1 publication Critical patent/JP6027665B1/ja
Publication of JP2017091595A publication Critical patent/JP2017091595A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/14Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0483Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells having several storage transistors connected in series
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/14Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits
    • G11C16/16Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits for erasing blocks, e.g. arrays, words, groups
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/30Power supply circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/32Timing circuits

Abstract

【課題】消去動作を低消費電力化する不揮発性半導体記憶装置を提供する。【解決手段】フラッシュメモリは、メモリアレイ110A、110Bをみ、メモリアレイ110A、110Bは、各々がそれぞれPウエル内に形成された複数のグローバルブロックA_G_BLK1〜8、B_G_BLK1〜8を含む。選択されたグローバルブロックA_G_BLK1の消去を行った後、次の選択グローバルブロックが隣接する関係にあるとき、消去を行ったグローバルブロックA_G_BLK1のPウエル—1に蓄積された電荷を、次の選択グローバルブロック(A_G_BLK2又はB_G_BLK1)のPウエル—1に放電した後、次の選択グローバルブロック(A_G_BLK2又はB_G_BLK1)の消去を行う。【選択図】図8

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関し、特にNAND型のストリングを有する記憶装置の消去方法に関する。
フラッシュメモリは、ストレージデバイスとして、デジタルカメラ、スマートフォン、等の電子機器に広く利用されている。こうした市場では、フラッシュメモリはさらに、小型化、大容量化を要求され、かつ高速化、低消費電力化が求められている。
NAND型のフラッシュメモリは、複数のNANDストリングを列方向に配置したブロックを複数配置したメモリアレイを備えている。NANDストリングは、直列に接続された複数のメモリセルとその両端に接続された選択トランジスタとを含んで構成され、一方の端部は、ビット線側選択トランジスタを介してビット線に接続され、他方の端部は、ソース線側選択トランジスタを介してソース線に接続される。
NAND型フラッシュメモリでは、データ消去がブロック単位で行われる。このとき、選択されたブロックのワード線を0VまたはPウエルより低い電圧にし、メモリセルアレイを形成するPウエルに短冊型の正電圧の消去パルスを印加し、消去パルスを印加した後、Pウエルの電位が0Vに戻される。消去後に、ベリファイ読み出しにより、選択ブロック内のメモリセルの閾値が或る値以下に成っているか判定する。ブロック内の全セルの閾値が或る値以下であれば、消去動作は完了するが、一部のセルの閾値が或る値以上で有れば、再度、消去パルスPSを印加し、再度ベリファイ読み出しを行う(例えば、特許文献1)。
特開2012−027979号公報
今後、IoT(Internet of Things)等が普及するにつれ、電子機器の電力消費の抑制や、電子機器間の高速データ通信の必要性が生じる。これに伴い、電子機器に搭載されるフラッシュメモリにも、低消費電力化がさらに求められる。
本発明は、低消費電力化を図る不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、複数のグローバルブロックを含み、1つのグローバルブロックが複数のブロックを含み、1つのブロックが複数のNAND型のストリングを含み、複数のグローバルブロックの各々がそれぞれウエル内に形成される、メモリアレイと、複数のグローバルブロックの中のいずれかのグローバルブロックを選択するグローバルブロック選択手段と、前記グローバルブロック選択手段によって選択されたグローバルブロック内の複数のブロックの中からブロックを選択するブロック選択手段と、前記ブロック選択手段によって選択されたブロックを消去する消去手段とを有し、前記消去手段は、選択されたグローバルブロックのウエルに消去電圧を印加し、かつ選択されたブロックのワード線に基準電圧を印加し、さらに前記消去手段は、一方のウエルのブロックについて消去を行った後に他方のウエルのブロックについて消去を行う場合、一方のウエルに蓄積された電荷を他方のウエルに供給する。
好ましくは前記消去手段は、前記一方のウエルと前記他方のウエルとが隣接する関係にあるか否かを判定し、隣接する関係にあると判定したとき、前記一方のウエルの電荷を前記他方のウエルに放電させる。好ましくは前記一方のウエルと前記他方のウエルとは、予め決められた関係にある。好ましくは前記メモリアレイが複数のメモリプレーンを含み、各メモリプレーンが複数のグローバルブロックを含むとき、前記一方のウエルと前記他方のウエルは、同一のメモリプレーン内にある。好ましくは前記メモリアレイが複数のメモリプレーンを含み、各メモリプレーンが複数のグローバルブロックを含むとき、前記一方のウエルと前記他方のウエルは、異なるメモリプレーン内にある。好ましくは前記一方のウエルと前記他方のウエルは、異なるメモリプレーンの同一位置にある。好ましくは前記消去手段は、前記一方のウエルと前記他方のウエルの同一位置にあるブロックを消去する。好ましくは前記消去手段は、複数のウエルの選択されたウエル間を接続するトランジスタを含み、前記消去手段は、前記トランジスタを導通させることで前記一方のウエルの電荷を前記他方のウエルに放電させる。好ましくは前記一方のウエルは、消去電圧から正の電圧にまで放電され、前記他方のウエルは、前記正の電圧から電荷共有により昇圧される。
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、複数のウエルを含み、各ウエルにNAND型のストリングセルを含むブロックが形成されたメモリアレイと、ブロックを選択するブロック選択手段と、選択されたブロックを消去する消去手段とを有し、前記消去手段は、選択されたブロックのウエルに消去電圧を印加し、かつ選択されたブロックのワード線に基準電圧を印加し、さらに前記消去手段は、一方のウエルのブロックについて消去を行った後に他方のウエルのブロックについて消去を行う場合、一方のウエルに前記消去電圧により蓄積された電荷を他方のウエルに供給する。
本発明に係る消去方法は、複数のウエルを含み、各ウエルにNAND型のストリングセルを含むブロックが形成されたメモリアレイを有する不揮発性半導体記憶装置のものであって、一方のウエルに消去電圧を印加して選択ブロックの消去を行うステップと、前記一方のウエルに前記消去電圧により蓄積された電荷を他方のウエルに供給するステップと、前記他方のウエルに消去電圧を印加して選択ブロックの消去を行うステップと、を有する。好ましくは消去方法はさらに、前記一方のウエルと前記他方のウエルとが隣接する関係にあるか否かを判定するステップを含み、隣接する関係にあると判定された場合に、前記一方のウエルと前記他方のウエルとを電気的に結合する。
本発明によれば、一方のウエルのブロックについて消去をした後に他方のウエルのブロックについて消去を行う場合、一方のウエルに消去電圧により蓄積された電荷を他方のウエルに供給するようにしたので、一方のウエルに印加した消去電圧を他方のウエルに有効に活用することができ、それ故、消費電力の削減を図ることができる。
本発明の実施例に係るフラッシュメモリの概略構成を示す図である。 本実施例のメモリアレイの全体構成を示す図である。 メモリセルの等価回路図である。 本実施例に係るメモリアレイのグローバルブロックの概略構成を示す図である。 本実施例に係るグローバルブロック内に形成されたスイッチ回路部の回路構成を示す図である。 図6(A)は、本実施例に係るグローバルブロックの概略構成を示す断面図、図6(B)は、ローカルビット線とブロックとの接続関係を示す断面図である。 図7(A)は、本実施例の行デコーダによるグローバルブロックの選択の構成例を示す図、図7(B)は、本実施例の行デコーダによるブロックの選択の構成例を示す図である。 本実施例によるフラッシュメモリのメモリプレーンの各Pウエルと内部電圧発生回路との接続関係を模式的に示す図である。 本実施例によるフラッシュメモリのメモリプレーンの各Pウエルと内部電圧発生回路との他の接続関係を模式的に示す図である。 本実施例によるフラッシュメモリの消去時のバイアス条件を示すテーブルである。 本実施例によるフラッシュメモリの消去動作の一例を示すフローである。 本実施例によるフラッシュメモリの消去動作の他の一例を示すフローである。 本実施例によるフラッシュメモリの消去動作の一例を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は、分かり易くするために各部を強調して示してあり、実際のデバイスのスケールとは同一ではないことに留意すべきである。
図1は、本発明の実施例に係るNAND型のフラッシュメモリの構成を示すブロック図である。本実施例のフラッシュメモリ100は、行列状に配列された複数のメモリセルが形成されたメモリアレイ110と、外部入出力端子I/Oに接続され入出力データを保持する入出力バッファ120と、入出力バッファ120からのアドレスデータを受け取るアドレスレジスタ130と、入出力されるデータを保持するデータレジスタ140、入出力バッファ120からのコマンドデータおよび外部制御信号(図示されないチップイネーブルやアドレスラッチイネーブル等)に基づき各部を制御する制御信号C1、C2、…Cnを供給するコントローラ150と、アドレスレジスタ130からの行アドレス情報Axをデコードしデコード結果に基づきグローバルブロック、ブロック、ワード線等の選択を行う行デコーダ160と、ビット線を介して読み出されたデータを保持したり、ビット線を介してプログラムデータ等を保持するページバッファ/センス回路170と、アドレスレジスタ130からの列アドレス情報Ayをデコードし当該デコード結果に基づきビット線の選択等を行う列選択回路180と、データの読出し、プログラムおよび消去等のために必要な電圧(プログラム電圧Vpgm、パス電圧Vpass、読出し電圧Vread、消去電圧Versなど)を生成する内部電圧発生回路190とを含んで構成される。
図2に、メモリアレイ110の詳細を示す。本実施例のメモリアレイ110は、2つのメモリバンクまたはメモリプレーン110A、110Bに分割される。メモリプレーン110Aは、行駆動回路200Aに結合され、メモリプレーン110Bは、行駆動回路200Bに結合され、行デコーダ160は、2つのメモリプレーン110A、110Bに共通に結合される。また、図に示す例では、メモリプレーン100Aの上端側にページバッファ/センス回路170Aが配置され、メモリバンク110Bの上端側に、ページバッファ/センス回路170Bが配置されるが、ページバッファ/センス回路170A、170Bは、メモリプレーン110A、110Bの下端側に配置されてもよい。
メモリプレーン110Aは、列方向に配置された複数のグローバルブロックGBLKを含み、同様に、メモリプレーン110Bも、列方向に配置された複数のグローバルブロックGBLKを含む。1つのグローバルブロックGBLKはさらに複数のブロックを含む。図示する例では、1つのメモリプレーン110A(110B)は、列方向に8つのグローバルブロックGBLKを含み、1つのグローバルブロックGBLKはさらに128個のブロックBLKを含む。
1つのブロックBLKには、図3に示すように、複数のNANDストリングが形成される。1つのNANDストリングは、複数の直列接続されたメモリセルと、メモリセルの一方の端部に接続されたソース線側選択トランジスタと、メモリセルの他方の端部に接続されたビット線側選択トランジスタとを有する。図に示す例では、1つのNANDストリングは、直列に接続された64個のメモリセルを含む。すなわち、1つのブロックは、64ページ×pビットを含む。
メモリセルは、典型的に、Pウエル内に形成されたN型の拡散領域であるソース/ドレインと、ソース/ドレイン間のチャンネル上に形成されたトンネル酸化膜と、トンネル酸化膜上に形成されたフローティングゲート(電荷蓄積層)と、フローティングゲート上に誘電体膜を介して形成されたコントロールゲートとを含むMOS構造を有する。フローティングゲートに電荷が蓄積されていないとき、つまりデータ「1」が書込まれているとき、しきい値は負状態にあり、メモリセルは、ノーマリオンである。フローティングゲートに電子が蓄積されたとき、つまりデータ「0」が書込まれているとき、しきい値は正にシフトし、メモリセルは、ノーマリオフである。
図4は、グローバルブロックの概略構成を示す平面図である。上記したように、1つのメモリプレーン110A(110B)は、列方向に配列された8個のグローバルブロックG_BLK1〜G_BLK8を含む。1つのグローバルブロックは、列方向に配列された128個のブロックに加えて、第1スイッチ回路部220と第2スイッチ回路部230を含む。第1スイッチ回路部220は、グローバルブロックの上端側に配置され、第2スイッチ回路部230は、その下端側に配置され、第1スイッチ回路部220と第2スイッチ回路部230との間に128このブロックが配置される。複数のグローバルブロックG_BLK1〜G_BLK8上方には、nビットのグローバルビット線GBLが形成され、グローバルビット線GBL1〜GBLnの各々は、8個のグローバルブロックG_BLK1〜G_BLK8に共通であり、かつ各グローバルブロックの第1スイッチ回路部220および第2スイッチ回路部230にコンタクトを介して電気的に接続される。
次に、第1スイッチ回路部220および第2スイッチ回路部230の詳細を図5に示す。同図は、一部の構成として、i番目のグローバルブロックG_BLKiと、その上方を延在するi番目のグローバルビット線GBLiと、i+1番目のグローバルビット線GBLi+1を例示している。グローバルビット線GBLiに関連する構成と、グローバルビット線GBLi+1に関連する構成は、同一であるので、以下では、グローバルビット線GBLiについて説明する。
グローバルブロックG_BLKiは、列方向に128個のブロックを含み、1つのブロックは、図3に示すように、64WL×pビットのメモリセルを含み、1つのワード線WLに偶数と奇数の2ページが割り当てられるため、1つのブロックは128ページを有することになる。各ブロックの各NANDストリングは、列方向に延びる各ローカルビットLBLを介して結合される。1つのローカルビット線LBLは、128個のブロックに共通である。ここで、ローカルビット線を偶数と奇数で区別する場合には、偶数ローカルビット線をLBL_e、奇数ローカルビット線をLBL_oで表す。
本例では、1つのグローバルビット線GBLiは、2本の偶数ローカルビット線LBL_eと2本の奇数ローカルビット線LBL_oに選択的に接続され、言い換えれば、1つのグローバルビット線は、4本のローカルビット線によって共有される。各グローバルビット線GBLには、ページバッファ/センス回路170が接続される。例えば、グローバルビット線GBLがn本であるとき、n個のページバッファ/センス回路170がグローバルビット線GBLに接続される。ここには図示しないが、1つのページバッファ/センス回路170は、1つのグローバルビット線GBLによって共有されるローカルビット線の数(図5の例では、4つ)に対応するラッチ回路を備え、4つのラッチ回路は、4つのローカルビット線LBLを介してメモリセルから読み出されたデータをそれぞれ保持し、あるいは4つのローカルビット線LBLを介してメモリセルにプログラムすべきデータをそれぞれ保持する。
第1スイッチ回路部220は、Nチャンネル型のMOSトランジスタQe、Qe1、Qe2、Qvoを含む。トランジスタQeは、グローバルビット線GBLiと偶数ローカルビット線LBL_e1、LBL_e2との間に接続され、そのゲートには選択線SEL_LBLeが接続され、トランジスタQeは、偶数ローカルビット線線LBL_e1、LBL_e2を共通に選択する。トランジスタQe1は、ローカルビット線LBL_e1とトランジスタQeとの間に直列に接続され、そのゲートには選択線SEL_e1が接続され、トランジスタQe1は、偶数ローカルビット線線LBL_e1を選択する。トランジスタQe2は、ローカルビット線LBL_e2とトランジスタQeとの間に直列に接続され、そのゲートには選択線SEL_e2が接続される。トランジスタQe2は、偶数ローカルビット線線LBL_e2を選択する。トランジスタQvoは、仮想電源線VIR_oと奇数ローカルビット線LBL_o1、LBL_o2との間に接続され、それらのゲートには選択線SEL_VIRoが共通に接続される。トランジスタQvoは、奇数ローカルビット線LBL_o1、LBL_o2に動作状態に応じたバイアス電圧を共通に供給する。
第2スイッチ回路部230は、Nチャンネル型のMOSトランジスタQo、Qo1、Qo2、Qveを含む。トランジスタQoは、グローバルビット線GBLiと奇数ローカルビット線LBL_o1、LBL_o2との間に接続され、そのゲートには選択線SEL_LBLoが接続され、トランジスタQoは、奇数ローカルビット線LBL_o1、LBL_o2を共通に選択する。トランジスタQo1は、ローカルビット線LBL_o1とトランジスタQoとの間に直列に接続され、そのゲートには選択線SEL_o1が接続され、トランジスタQo1は、奇数ローカルビット線線LBL_o1を選択する。トランジスタQo2は、ローカルビット線LBL_o2とトランジスタQoとの間に直列に接続され、そのゲートには選択線SEL_o2が接続される。トランジスタQo2は、奇数ローカルビット線線LBL_o2を選択する。トランジスタQvoは、仮想電源線VIR_eと偶数ローカルビット線LBL_e1、LBL_e2との間に接続され、それらのゲートには選択線SEL_VIReが共通に接続される。トランジスタQveは、偶数ローカルビット線LBL_e1、LBL_e2に動作状態に応じたバイアス電圧を共通に供給する。
図6は、グローバルブロックの概略断面図である。1つの例では、P型のシリコン基板300内にNウエル310が形成され、Nウエル310内にPウエル320が形成される。さらにP型の基板300内には、Pウエル320とは分離したPウエル322、324が形成される。Pウエル320には、1つのグローバルブロックG_BLKiの主要部が形成される。Pウエル320と分離されたPウエル322には、第1スイッチ回路部220のトランジスタQeが形成され、Pウエル324には、第2スイッチ回路部230のトランジスタQoが形成される。好ましい態様では、Pウエル320に形成される各ブロックのメモリセル、第1スイッチ回路部220、および第2スイッチ回路部230の各トランジスタは、同一の製造プロセスを用いて形成することができる。それ故、第1スイッチ回路部220および第2スイッチ回路部230のトランジスタをメモリセルと同様に微細に加工することができる。一方、Pウエル322、324に形成されるトランジスタQe、Qoは、1つのグローバルビット線と4本のローカルビット線との間に結合され、このトランジスタQe、Qvは、消去動作時にグローバルブロックのPウエル320が高電圧状態になったときに、グローバルビット線GBLが高電圧にならないように遮断される。
また、Pウエル320には、コンタクト用のp+拡散領域330が形成され、Nウエル310には、n+拡散領域340が形成され、これら2つの拡散領域330、340は、Nウエル/Pウエルの共通のコンタクトライン350に接続される。後述するように、選択されたブロックの消去を行うとき、内部電圧発生回路190によって発生された消去電圧Versまたは消去パルスが共通のコンタクトライン350を介してPウエル320およびNウエル310に印加される。なお、Pウエル322、324の不純物濃度は、Pウエル320の不純物濃度と同じであってもよいし、必要に応じてそれと異なるものであってもよい。
ローカルビット線LBLは、図6(B)に示すように各ブロックのビット線側選択トランジスタのドレインに接続され、このローカルビット線LBLは、例えば、1層目の金属ライン(M0)から構成される。共通のコンタクトライン350は、例えば1層目の金属ラインから構成される。第1スイッチ回路部220’とトランジスタQeとの間の相互接続、および第2スイッチ回路部230’とトランジスタQoとの間の相互接続は、例えば2層目の金属ラインL1、L2から構成される。仮想電源線VIR_o、VIR_eは、相互接続L1、L2と同様に、例えば、2層目の金属ライン(M1)から構成される。グローバルビット線GBLiは、例えば、3層目の金属ライン(M2)から構成される。特に、グローバルビット線GBLiを構成する金属ラインは、できるだけ抵抗が小さいものが望ましく、かつ隣接するグローバルビット線間の容量を小さくすることが望ましい。
図7(A)は、グローバルブロックGBLiを選択するための行駆動回路200の構成例を示している。行駆動回路200は、各グローバルブロックの選択線SEL_LBLe、SEL_LBLoに接続された一対のN型のグローバルブロック選択トランジスタQ_GBe、Q_Gboを8組を含む。各組のグローバルブロック選択トランジスタQ_GBe、Q_Gboのゲートには、グローバルブロックを選択するための選択線G_SEL1、G_SEL2、…G_SEL8が行デコーダ160から供給される。行デコーダ160は、行アドレスAxに基づき、選択線G_SEL1、G_SEL2、…G_SEL8のいずれか1つをHレベルにし(グローバルブロック選択トランジスタを導通)、それ以外をLレベルにし(グローバルブロック選択トランジスタを非導通)、選択されたグローバルブロックの選択線SEL_LBLe、SEL_LBLoを行駆動回路200の電圧供給部210に電気的に結合させる。電圧供給部210は、選択されたグローバルブロックの選択線SEL_LBLe、SEL_LBLoに動作状態に応じた電圧を供給する。
図7(B)は、グローバルブロック内のブロックを選択するための行駆動回路200の構成例を示している。行駆動回路200は、128組のNANDゲート212、インバータ214およびレベルシフタ216を含む。NANDゲート212には、行デコーダ160からブロックを選択するための7本のデコード信号DEC1、DEC2、…DEC7が行デコーダ160から入力され、いずれか1つのNANDゲート212の出力がLレベルになる。NANDゲート212の出力は、インバータ214を介してレベルシフタ216をイネーブルし、ブロック選択線SEL_B0、SEL_B1、SEL_B2、…SEL_B127のいずれか1つがHレベルに駆動される。ここには図示しないが、各ブロックは、N型のブロック選択トランジスタを含み、各ブロック選択トランジスタのゲートには、ブロックブロック選択線SEL_B0、SEL_B1、SEL_B2、…SEL_B127が接続される。また、行駆動回路200は、図4に示す選択ゲート線SGS、DSG、ワード線W1〜WL64、ソース線SL、選択線SEL_e1、SEL_e2、SEL_VIRe、VIR_e、SEL_o1、SEL_o2、SEL_LBLo、仮想電源線VIR_o、SEL_VIRoに、動作状態に応じた電圧を供給する。
次に、メモリプレーンの各グローバルブロックへの消去電圧の供給について説明する。図8は、メモリプレーン110Aの8つのグローバルブロックにそれぞれ対応する8つのPウエル1〜Pウエル−8と、メモリプレーン110Bの8つのグローバルブロックにそれぞれ対応する8つのPウエル−1〜Pウエル−8と、内部電圧発生回路190からの消去ラインとの間の接続関係を示している。
メモリプレーン110Aには、8つのグローバルブロックA_G_BLK1、A_G_BLK2、…A_G_BLK7、A_G_BLK8が形成され、メモリプレーン110Bには、8つのグローバルブロックB_G_BLK1、B_G_BLK2、…B_G_BLK7、B_G_BLK8が形成される。1つのグローバルブロックは、図6(A)に示したように1つのPウエルを含み、1つのPウエルには、128個のブロックが形成される。また、Pウエル320には、図6(A)に示したように、コンタクトライン350が接続され、コンタクトライン350には、内部電圧発生回路190で発生された消去電圧Versが印加される。
メモリプレーン110AのPウエル−1〜Pウエル−8の各コンタクトライン350は、選択トランジスタSEL_AP1、SEL_AP2、…SEL_AP7、SEL_AP8を介して消去ラインEL_Aに接続され、消去ラインEL_Aは、メモリプレーン選択用のトランジスタSEL_APを介して内部電圧発生回路190に接続される。同様に、メモリプレーン110BのPウエル−1〜Pウエル−8の各コンタクトライン350は、選択トランジスタSEL_BP1、SEL_BP2、…SEL_BP7、SEL_BP8を介して消去ラインEL_Bに接続され、消去ラインEL_Bは、メモリプレーン選択用のトランジスタSEL_BPを介して内部電圧発生回路190に接続される。
選択トランジスタSEL_AP1、SEL_AP2、…SEL_AP7、SEL_AP8のゲートには、図7(A)に示す行駆動回路200によって生成されたグローバルブロックを選択するための選択線SEL_LBLe、SEL_LBLoに応じた選択線が供給される。つまり、メモリプレーン110Aが選択されるとき、選択トランジスタSEL_AP1、SEL_AP2、…SEL_AP7、SEL_AP8のいずれか1つが導通するような選択線が供給される。同様に、選択トランジスタSEL_BP1、SEL_BP2、…SEL_BP7、SEL_BP8のゲートには、図7(A)に示す行駆動回路200によって生成されたグローバルブロックを選択するための選択線SEL_LBLe、SEL_LBLoに応じた選択線が供給され、メモリプレーン110Bが選択されるとき、選択トランジスタSEL_BP1、SEL_BP2、…SEL_BP7、SEL_BP8のいずれか1つが導通される。
また、一対の消去ラインEL_AとEL_Bとの間に、等価用トランジスタEQが接続される。等価用トランジスタEQのゲートには、コントローラ150からの制御信号が供給され、等価用トランジスタEQは、ブロックの消去を連続して行うときに導通され、消去電圧Versの印加によりPウエルに蓄積された電荷を、次に消去を行うブロックのPウエルに供給し、Pウエル間で電荷をシェアする。次に消去を行うブロックのPウエルの電位は、Vcc電源電圧またはその他の電圧にプリチャージしておくことができる。例えば、メモリプレーン110AのグローバルブロックA_G_BLK1のブロックの消去が行われ、次に、メモリプレーン110BのグローバルブロックB_G_BLK1のブロックの消去が行われる場合、メモリプレーン110AのPウエル−1に消去電圧Versにより蓄積された電荷が、トランジスタSEL_AP1、EQ、SEL_BP1を介して、メモリプレーン110Bの電源電圧Vccを有するPウエル−1に放電される。2つのPウエル間の電位がほぼ等しくなったとき、トランジスタEQは非導通になるか、あるいはトランジスタEQのゲートにLレベルの制御信号が供給される。
Pウエル間で電荷を効率良く共有するためには、一方のPウエルから他方のPウエルへ電荷を放電するときの損失をできるだけ小さくすることが望ましい。それ故、Pウエル間の電荷の共有は、隣接する関係にあるPウエル間で実施されることが望ましい。隣接する関係にあるPウエルは、そうでない関係にあるPウエルと比較して、電荷の移動する距離が短く、あるいは電荷の移動の障害が少ない。隣接する関係は、同一メモリプレーン内のPウエル同士であってもよいし、あるいは隣接するメモリプレーン間のPウエル同士であってもよい。例えば、共通のメモリプレーン110A内のPウエル−1とPウエル−2とは隣接する関係にあることができ、この場合、Pウエル−1の電荷は、トランジスタSEL_AP1、消去ラインEL_A、SEL_AP2を介してPウエル−2に供給される。また、共通のメモリプレーン110AのPウエル−1とPウエル−3とが隣接する関係にあることができ、この場合、Pウエル−1の電荷は、トランジスタSEL_AP1、消去ラインEL_A、SEL_AP3を介してPウエル−3に供給される。また、例えば、メモリプレーン110AのPウエル−1とメモリプレーン110BのPウエル−1とが隣接する関係にあることができ、この場合、Pウエル−1の電荷は、トランジスタSEL_AP1、消去ラインEL_A、トランジスタEQ、消去ラインEL_B、トランジスタSEL_BP1を介してPウエル−1に供給される。あるいは、メモリプレーン110AのPウエル−1とメモリプレーン110BのPウエル−2とが隣接する関係にあることができ、この場合、Pウエル−1の電荷は、トランジスタSEL_AP1、消去ラインEL_A、トランジスタEQ、消去ラインEL_B、トランジスタSEL_BP2を介してPウエル−2に供給される。隣接する関係は、予め決定され、コントローラ150は、ブロックの連続的な消去を行うとき、選択ブロックのアドレスに基づきPウエルが隣接する関係にあるか否かを判定する。
図8Aに、本実施例の別の接続例を示す。図8に示す構成では、メモリプレーン110Aの各Pウエルとメモリプレーン110Bの各Pウエルとの間で任意の組み合わせで電荷共有が可能であるが、図8Aに示す例では、メモリプレーン110A、110Bの同一位置にあるPウエル間で電荷共有を可能にする。このような構成は、メモリプレーン110A、110Bの同一位置にあるPウエル間で消去を実行するシーケンスにおいて有効である。具体的には、例えば、メモリプレーン110AのPウエル−1の選択ブロックを消去したとき、次に、メモリプレーン110BのPウエル−1の同一位置にある選択ブロック(同一位置にあるワード線に接続されたブロック)を消去するシーケンスである。
図8Aに示すように、メモリプレーン110AのPウエル−1〜Pウエル−8の各コンタクトライン350は、選択トランジスタSEL_AP1、SEL_AP2、…SEL_AP7、AEL_AP8、消去ラインEL_Aを介して内部電圧発生回路190に接続される。同様に、メモリプレーン110BのPウエル−1〜Pウエル−8の各コンタクトライン350は、選択トランジスタSEL_BP1、SEL_BP2、…SEL_BP7、AEL_BP8、消去ラインEL_Bを介して内部電圧発生回路190に接続される。さらに、メモリプレーン110AのPウエル−1のコンタクトライン350は、メモリプレーン110BのPウエル−1のコンタクトライン350にトランジスタEQ-1を介して接続され、同様に、他のPウエル2〜Pウエル−8間もまた、トランジスタEQ-2、…EQ-7、EQ-8を介してそれぞれ接続される。
グローバルブロックA_G_BLK1が選択され、その中の選択ブロックの消去が行われた後、グローバルブロックB_G_BLK1が選択され、その中の選択ブロックの消去が行われるとき、トランジスタSEL_AP1がオンされ、Pウエル−1に消去電圧Versが印加される。この選択ブロックの消去が終了すると、次に、トランジスタEQ-1がオンされ、メモリプレーン110AのPウエル−1に蓄積された電荷がメモリプレーン110BのPウエル−1に放電される。他のPウエルについての消去が行われるときも同様に、左側のPウエルに消去電圧Versにより蓄積された電荷が右側の電源電圧VccにプリチャージされたPウエルに放電される。
次に、本実施例のフラッシュメモリの消去動作について説明する。図9に、消去動作時の各部のバイアス条件を示す。選択されたグローバルブロックでは、グローバルビット線GBLi、選択線SEL_LBLe、SEL_LBLoにVddが供給され、それ以外の選択線SEL_e1、SEL_e2、SEL_o1、SEL_o2、SEL_VIRe、SEL_VIRo、LBLe、LBLoはフローティングにされ、Pウエルに消去電圧20Vが印加される。また、非選択のグローバルブロックのSEL_LBLe、SEL_LBLoは、Lレベル(または0V)が供給され、それ以外の選択線はフローティングである。
選択されたブロックの全ワード線WLに0Vが印加され、選択線DSG、SGS、ソース線SLがフローティングにされ、非選択のブロックの全ワード線WL、選択線DSG、SGS、ソース線SLがフローティングにされる。こうして、本実施例のフラッシュメモリは、従来のフラッシュメモリと同様に、ブロック単位で一括消去される。
次に、消去時に電荷を共有する際のフローを図10に示す。このフローは、図8に示す構成において実施され得る。コントローラ150は、入出力バッファ120から消去コマンドを受け取ったとき、あるいはウエアレベル等の消去プログラムの実行に応じて、選択されたブロックの消去を行う(S100)。選択ブロックの消去が終了すると、次に、コントローラ150は、次に消去すべきブロックがあるか否かを判定する(S102)。
次に消去すべきブロックがあると判定された場合、コントローラ150は、消去すべきアドレス情報に基づき、次の消去ブロックを含むPウエルが前の消去ブロックを含むPウエルと隣接する関係にあるか否かを判定する(S104)。隣接する関係にあると判定された場合には、コントローラ150は、前の消去ブロックを含むPウエルと次の消去ブロックを含むPウエルとを結合し、Pウエルに蓄積された電荷を放電させる(S106)。具体的には、図8に示すトランジスタSEL_AP1、SEL_AP2、…SEL_AP7、SEL_AP8、EQ、SEL_BP1、SEL_BP2、…SEL_BP7、SEL_BP8のスイッチングを制御し、Pウエル間で電荷を共有させる。Pウエルからの電荷の放電は、次の消去ブロックのPウエルのプリチャージに相当する。
一方のPウエルから他方のPウエルへの放電が終了されると(S108)、次に、コントローラ150は、次の選択ブロックの消去を開始する(S110)。このとき、Pウエルには、電荷共有により一定の電圧がプリチャージされているため、Pウエルを消去電圧に昇圧するための電力を低減することができ、同時に、消去電圧まで昇圧時間を短縮することができる。
図10Aに、消去時に電荷を共有する他のフローを示す。このフローは、図8Aに示す構成において実施され得る。先ず、左側のメモリプレーン110Aの選択グローバルブロックの選択ブロックの消去が行われると(S200)、次に、メモリプレーン110Aの選択グローバルブロックのPウエルとメモリプレーン110Bの選択グローバルブロックのPウエルとの間の等価用トランジスタがオンされ、2つのPウエル間で電荷が共有される(S202)。次に、メモリプレーン110Bの選択グローバルブロックの選択ブロックの消去が行われる(S204)。この動作フローでは、図10のときのように、次に消去するブロックの有無の判定(S102)や、隣接する関係の判定(S104)は、不要である。
図11に、メモリプレーン110AのグローバルブロックA_G_BLK1のブロックが消去され、次に、メモリプレーン110BのグローバルブロックB_G_BLK1のブロックが消去されるときのタイミングチャートを示す。
先ず、消去期間1において、消去すべきブロックの行アドレスに基づき行デコーダ160および行駆動回路200は、メモリプレーン110AのグローバルブロックA_G_BLK1を選択し、かつその中のブロックを選択する。グローバルブロックA_G_BLK1の選択に応答して、図8に示すメモリプレーン選択用のトランジスタSEL_APがオンされ、Pウエル−1を選択するためのトランジスタSEL_AP1がオンされる。それ以外のトランジスタは全てオフである。図9のバイアス条件に示されるように選択ブロックの全ワード線に0Vが供給され、内部電圧発生回路190で発生された消去電圧Versは、トランジスタSEL_AP、SEL_AP1、コンタクトライン350を介してPウエル−1に供給される。好ましくは、Pウエル−1を電源電圧Vccにプリチャージすることで昇圧時間が短縮される。
次に、電荷共有期間において、トランジスタSEL_APがオフされ、次いで、等価用トランジスタEQ、メモリプレーン110BのPウエル−1を選択するためのトランジスタSEL_BP1がオンされる。これにより、メモリプレーン110AのPウエル−1とメモリプレーン110BのPウエル−1とが電気的に接続される。このとき、メモリプレーン110AのPウエル−1は、約20Vの消去電圧Versであり、メモリプレーン110BのPウエル−1は、例えば、3.3V等の電源電圧Vccである。それ故、メモリプレーン110AのPウエル−1に蓄積された電荷がメモリプレーン110BのPウエル−1に放電されその放電は、2つのPウエル−1の電圧がほぼ等しくなったときに停止する。電荷共有によるPウエルの電圧は、理想的には1/2Versであるが、実際には、放電中の負荷容量等の損失により1/2Versよりも低い値である。
電荷共有期間が終了し、次の消去期間2において、メモリプレーン110Bを選択するためのトランジスタSEL_BPがオンされ、内部電圧発生回路190で発生された消去電圧VersがPウエル−1に供給される。消去電圧Versを印加するときのPウエル−1の電圧は、電荷共有により昇圧されているため、印加すべき消去電力が削減され、かつ昇圧時間も短縮される。一方、メモリプレーン110Aを選択するトランジスタSEL_APとそのPウエル−1を選択するトランジスタSEL_AP1が一定期間オンされ、Pウエル−1の電荷がコンタクトライン350を介して電源電圧Vccになるまで内部電圧発生回路190に放電される。
上記実施例では、メモリアレイが複数のメモリプレーンを有し、1つのメモリプレーンが複数のグローバルブロックを含み、1つのグローバルブロックが複数のブロックを含むフラッシュメモリの消去動作を例示したが、本発明は、このようなメモリアレイの構成に限定されるものではない。例えば、メモリアレイが複数のブロックを含んで構成される典型的なフラッシュメモリにおいて、消去したブロックのPウエルと、次に消去されるべきブロックのPウエルとが隣接する関係にあるとき、消去したブロックのPウエルに蓄積された電荷を、次に消去すべきブロックのPウエルに放電し、電荷を共有するようにしてもよい。
次に、読出し動作について簡単に説明する。プリチャージ期間において、選択されたグローバルブロックのSEL_LBLeにHレベル、SEL_LBLoに0Vが供給され、全てのグローバルビット線GBLにプリチャージ電圧が供給され、仮想電源線VIR_eにプリチャージ電圧が供給され、仮想電源線VIR_oに0Vが供給され、選択線SEL_VIRe、SEL_VIRoが一定期間、Hレベルに駆動され、2本の偶数ローカルビット線LBL_e1、LBL_e2がプリチャージされ、2本の奇数ローカルビット線LBL_o1、LBL_o2が0Vにされる。次に、選択線SEL_VIRe、SEL_VIRoがLレベルに駆動され、偶数ローカルビット線LBLeおよび奇数ローカルビット線LBLoが仮想電源線VIR_e、VIR_oから切り離され、プリチャージ期間が終了する。
ストリングの選択的な放電期間において、選択線DSGがVccに駆動され、ビット線側選択トランジスタがオンされ、選択ワード線WLおよび非選択ワード線WLには、データ「0」のメモリセルがオンすることができる電圧であるパス電圧Vpassが供給され、ソース線SLには0Vが供給される。これにより、選択されたブロックのストリングを構成するメモリセルが偶数ローカルビット線LBLeからの電荷によって充電される。次に、選択ワード線WLが0Vに駆動され、選択線SGSが0VからVccに駆動され、ソース線側選択トランジスタがオンされる。これにより、メモリセルのデータの記憶状態に応じて、ストリングおよび偶数ローカルビット線LBLeの電荷がソース線SLに放電される。こうして、ストリングの放電期間中に、偶数ローカルビット線LBL_e1、LBL_e2には、メモリセルの記憶状態に応じた電荷が保持される。
センシング期間において、選択線SEL_e1がHレベルに駆動される。この間、トランジスタQe1がオンされ、偶数ローカルビット線LBL_e1がグローバルビット線GBLに接続される。偶数ローカルビット線LBL_e1は0Vであるため、グローバルビット線GBLの電位も0Vに放電される。ページバッファ/センス回路170は、グローバルビット線GBLの電位または電流を検知し、その結果をラッチ回路に保持する。偶数ローカルビット線LBL_e1のセンシングが終了すると、グローバルビット線GBLが再びプリチャージされ、選択線SEL_e2がHレベルに駆動される。この間、トランジスタQe2がオンされ、偶数ローカルビット線LBL_e2がグローバルビット線GBLに接続される。偶数ローカルビット線LBL_e2はプリチャージ電圧のままであるため、グローバルビット線GBLの電位もほとんど変化しない。ページバッファ/センス回路170は、グローバルビット線GBLの電位または電流を検知し、その結果をラッチ回路に保持する。
次に、プログラム動作について簡単に説明する。プリチャージ期間において、SEL_LBLeにHレベルの電圧が供給され、選択線SEL_LBLoに0Vが供給され、ページバッファ/センス回路170は、全てのグローバルビット線GBLに0Vを供給する。仮想電源線VIR_e、VIRoにプリチャージ電圧が供給され、選択ワード線WLおよび非選択ワード線WLは、パス電圧Vpassに駆動され、ソース線SLにはVccが供給される。次に、選択線SEL_VIRe、SEL_VIRoがHレベルに駆動され、2本の偶数ローカルビット線LBL_e1、LBL_e2がプリチャージされ、2本の奇数ローカルビット線LBL_o1、LBL_o2もプリチャージされる。次に、選択線SEL_VIReがLレベルに駆動され、偶数ローカルビット線LBLeが仮想電源線VIR_eから切り離され、プリチャージ期間が終了する。
ストリングの選択的な放電期間において、1つのグローバルビット線GBLに接続された1つのページバッファ/センス回路170は、4ビット分のプログラムデータを保持している。最初のビットのプログラムデータに応じた電圧がグローバルビット線GBLに設定され、次いで、選択線SEL_e1がHレベルに駆動される。これにより、偶数ローカルビット線LBL_e1がグローバルビット線GBLに接続され、偶数ローカルビット線LBL_e1が0Vに放電される。次に、次のビットのプログラムデータに応じた電圧がグローバルビット線GBLに設定される。次に、選択線SEL_e2がHレベルに駆動される。これにより、トランジスタQe2がオンされ、偶数ローカルビット線LBL_e2がグローバルビット線GBLに接続されるが、偶数ローカルビット線LBL_e1の電圧は、ほぼ変化しない。こうして、偶数ローカルビット線LBL_e1、LBL_e2にプログラムデータが保持される。
次に、選択ワード線には、約15〜20Vのプログラム電圧が印加される。2本の偶数ローカルビット線LBL_e1、LBL_e2の選択メモリセルへのプログラムが終了すると、次に、2本の奇数ローカルビット線LBL_o1、LBL_o2へのプログラムが行われる。
上記実施例では、1つのグローバルビット線GBLに、2本の偶数ローカルビット線と2本の奇数ローカルビット線とが共通に接続される構成を示したが、本発明は、このような構成に限定されるものではない。例えば、1つのグローバルビット線GBLに、m本以上(mは、3以上の自然数)の偶数ローカルビット線および奇数ローカルビット線を共通に接続することができる。例えば、1つのグローバルビット線に、4本の偶数ローカルビット線および4本の奇数ローカルビット線を接続すれば、1つのローカルビット線が8本のローカルビット線によって共用される。共有するローカルビット線の数の増加は、それらのローカルビット線によって保持される電荷(データ)の数の増加を意味し、複数のローカルビット線を高速で時分割的にグローバルビット線に接続することで、さらに読出し動作およびプログラム動作の高速化を図ることができる。
以上のように本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100:フラッシュメモリ
110:メモリアレイ
120:入出力バッファ
130:アドレスレジスタ
140:データレジスタ
150:コントローラ
160:行デコーダ
170:ページバッファ/センス回路
180:列選択回路
190:内部電圧発生回路
200:行駆動回路
210:電圧供給部
220:第1スイッチ回路部
230:第2スイッチ回路部

Claims (12)

  1. 複数のグローバルブロックを含み、1つのグローバルブロックが複数のブロックを含み、1つのブロックが複数のNAND型のストリングを含み、複数のグローバルブロックの各々がそれぞれウエル内に形成される、メモリアレイと、
    複数のグローバルブロックの中のいずれかのグローバルブロックを選択するグローバルブロック選択手段と、
    前記グローバルブロック選択手段によって選択されたグローバルブロック内の複数のブロックの中からブロックを選択するブロック選択手段と、
    前記ブロック選択手段によって選択されたブロックを消去する消去手段とを有し、
    前記消去手段は、選択されたグローバルブロックのウエルに消去電圧を印加し、かつ選択されたブロックのワード線に基準電圧を印加し、
    さらに前記消去手段は、一方のウエルのブロックについて消去を行った後に他方のウエルのブロックについて消去を行う場合、一方のウエルに蓄積された電荷を他方のウエルに供給する、不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記消去手段は、前記一方のウエルと前記他方のウエルとが隣接する関係にあるか否かを判定し、隣接する関係にあると判定したとき、前記一方のウエルの電荷を前記他方のウエルに放電させる、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記一方のウエルと前記他方のウエルとは、予め決められた関係にある、請求項1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記メモリアレイが複数のメモリプレーンを含み、各メモリプレーンが複数のグローバルブロックを含むとき、前記一方のウエルと前記他方のウエルは、同一のメモリプレーン内にある、請求項1ないし3いずれか1つ記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記メモリアレイが複数のメモリプレーンを含み、各メモリプレーンが複数のグローバルブロックを含むとき、前記一方のウエルと前記他方のウエルは、異なるメモリプレーン内にある、請求項1ないし3いずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記一方のウエルと前記他方のウエルは、異なるメモリプレーンの同一位置にある、請求項5に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記消去手段は、前記一方のウエルと前記他方のウエルの同一位置にあるブロックを消去する、請求項5または6に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 前記消去手段は、複数のウエルの選択されたウエル間を接続するトランジスタを含み、前記消去手段は、前記トランジスタを導通させることで前記一方のウエルの電荷を前記他方のウエルに放電させる、請求項1ないし6いずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 前記一方のウエルは、消去電圧から正の電圧にまで放電され、前記他方のウエルは、前記正の電圧から電荷共有により昇圧される、請求項1ないし8いずれか1つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 複数のウエルを含み、各ウエルにNAND型のストリングセルを含むブロックが形成されたメモリアレイと、
    ブロックを選択するブロック選択手段と、
    選択されたブロックを消去する消去手段とを有し、
    前記消去手段は、選択されたブロックのウエルに消去電圧を印加し、かつ選択されたブロックのワード線に基準電圧を印加し、
    さらに前記消去手段は、一方のウエルのブロックについて消去を行った後に他方のウエルのブロックについて消去を行う場合、一方のウエルに前記消去電圧により蓄積された電荷を他方のウエルに供給する、不揮発性半導体記憶装置。
  11. 複数のウエルを含み、各ウエルにNAND型のストリングセルを含むブロックが形成されたメモリアレイを有する不揮発性半導体記憶装置の消去方法であって、
    一方のウエルに消去電圧を印加して選択ブロックの消去を行うステップと、
    前記一方のウエルに前記消去電圧により蓄積された電荷を他方のウエルに供給するステップと、
    前記他方のウエルに消去電圧を印加して選択ブロックの消去を行うステップと、
    を有する消去方法。
  12. 消去方法はさらに、前記一方のウエルと前記他方のウエルとが隣接する関係にあるか否かを判定するステップを含み、隣接する関係にあると判定された場合に、前記一方のウエルと前記他方のウエルとを電気的に結合する、請求項11に記載の消去方法。
JP2015220506A 2015-11-10 2015-11-10 不揮発性半導体記憶装置 Active JP6027665B1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015220506A JP6027665B1 (ja) 2015-11-10 2015-11-10 不揮発性半導体記憶装置
TW105104367A TWI596615B (zh) 2015-11-10 2016-02-15 非揮發性半導體儲存裝置及其抹除方法
CN201610116593.7A CN106683700B (zh) 2015-11-10 2016-03-02 非易失性半导体存储装置及其擦除方法
KR1020160035286A KR101767228B1 (ko) 2015-11-10 2016-03-24 불휘발성 반도체 메모리 장치 및 그 소거 방법
US15/140,509 US9786376B2 (en) 2015-11-10 2016-04-28 Non-volatile semiconductor memory device and erasing method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015220506A JP6027665B1 (ja) 2015-11-10 2015-11-10 不揮発性半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6027665B1 true JP6027665B1 (ja) 2016-11-16
JP2017091595A JP2017091595A (ja) 2017-05-25

Family

ID=57326598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015220506A Active JP6027665B1 (ja) 2015-11-10 2015-11-10 不揮発性半導体記憶装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9786376B2 (ja)
JP (1) JP6027665B1 (ja)
KR (1) KR101767228B1 (ja)
CN (1) CN106683700B (ja)
TW (1) TWI596615B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102340212B1 (ko) * 2017-07-10 2021-12-20 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 장치
JP6492202B1 (ja) * 2018-03-05 2019-03-27 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション 半導体記憶装置および消去方法
US10607661B1 (en) * 2019-02-13 2020-03-31 Macronix International Co., Ltd. Memory device and control method thereof
JP6820380B2 (ja) * 2019-06-18 2021-01-27 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション ダミーセルの制御方法および半導体装置
JP2022177691A (ja) * 2021-05-18 2022-12-01 キオクシア株式会社 半導体記憶装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000322893A (ja) * 1999-05-12 2000-11-24 Sharp Corp 不揮発性半導体記憶装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4235122B2 (ja) 2004-02-06 2009-03-11 シャープ株式会社 半導体記憶装置及び半導体記憶装置のテスト方法
US6975544B2 (en) * 2004-02-17 2005-12-13 Promos Technologites, Inc. Voltage discharge technique for controlling threshold-voltage characteristics of floating-gate transistor in circuitry such as flash EPROM
JP4903432B2 (ja) * 2005-12-27 2012-03-28 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
JP2007323760A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Nec Electronics Corp 不揮発性半導体記憶装置及びそのテスト方法
KR100769811B1 (ko) * 2006-09-13 2007-10-23 주식회사 하이닉스반도체 메모리 소자의 웰 바이어스 회로 및 그 동작 방법
US8115200B2 (en) * 2007-12-13 2012-02-14 E.I. Du Pont De Nemours And Company Electroactive materials
US7940572B2 (en) * 2008-01-07 2011-05-10 Mosaid Technologies Incorporated NAND flash memory having multiple cell substrates
KR101063590B1 (ko) * 2009-06-30 2011-09-07 주식회사 하이닉스반도체 불휘발성 메모리 소자의 웰 전압 제공 회로
JP5565948B2 (ja) 2010-07-23 2014-08-06 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション 半導体メモリ
US8644079B2 (en) * 2011-05-10 2014-02-04 Marco Passerini Method and circuit to discharge bit lines after an erase pulse
JP5550609B2 (ja) 2011-07-13 2014-07-16 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション 半導体記憶装置
JP2013084318A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
WO2013075067A1 (en) 2011-11-18 2013-05-23 Aplus Flash Technology, Inc. Low voltage page buffer for use in nonvolatile memory design
JP5731622B2 (ja) 2013-11-26 2015-06-10 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション フラッシュメモリ、バッドブロックの管理方法および管理プログラム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000322893A (ja) * 1999-05-12 2000-11-24 Sharp Corp 不揮発性半導体記憶装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN106683700A (zh) 2017-05-17
TW201717204A (zh) 2017-05-16
US9786376B2 (en) 2017-10-10
CN106683700B (zh) 2020-06-09
JP2017091595A (ja) 2017-05-25
US20170133094A1 (en) 2017-05-11
KR20170054969A (ko) 2017-05-18
KR101767228B1 (ko) 2017-08-10
TWI596615B (zh) 2017-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11393545B2 (en) Semiconductor memory device
US10056149B2 (en) Semiconductor memory column decoder device and method
US8659950B1 (en) Semiconductor memory device
JP5380483B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2019053797A (ja) 半導体記憶装置
US8717816B2 (en) Semiconductor memory device
JP6027665B1 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US20190221271A1 (en) Operation method for suppressing floating gate (fg) coupling
US9865358B2 (en) Flash memory device and erase method thereof capable of reducing power consumption
JP6122478B1 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
CN103177758A (zh) 半导体存储装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6027665

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250