JP6015401B2 - 自動変速機 - Google Patents
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Description
トルクコンバータと、
該トルクコンバータの出力が入力される変速機構とを有し、
前記トルクコンバータは、その入力側と出力側とを結合するロックアップクラッチを備え、
前記トルクコンバータ内に、所定の給油路から作動油が供給されて所定の排油路へ作動油を排出するトルクコンバータ内圧室と、前記トルクコンバータ内圧室用の前記給油路及び前記排油路から独立した給油路から締結油圧が供給される油圧室と、前記ロックアップクラッチのピストン部を挟んで前記油圧室とは反対側に配置され、絞りを介して前記トルクコンバータ内圧室に連通されたキャンセル室とが設けられ、
前記変速機構を構成する複数の摩擦締結要素のうち、発進時に締結されない所定の摩擦締結要素に、ピストンを挟んで締結油圧が供給される油圧室の反対側に遠心バランス室が設けられた自動変速機であって、
前記キャンセル室の作動油を前記変速機構側に導く排油路が設けられ、
該排油路は、該排油路からの排油が前記所定の摩擦締結要素の遠心バランス室の作動油として該遠心バランス室に導入されるように設けられていることを特徴とする。
前記変速機構は、発進時に締結される摩擦締結要素を含み、
該摩擦締結要素に、ピストンを挟んで締結油圧が供給される油圧室の反対側に遠心バランス室が設けられ、
該遠心バランス室への作動油導入路は、オイルポンプからトルクコンバータ内を経由することなく作動油を導入するように設けられていることを特徴とする。
前記発進時に締結される摩擦締結要素は、第1速を含む低変速段が用いられる低変速域で締結される要素であり、
前記所定の摩擦締結要素は、所定の高変速段が用いられる高変速域で締結される要素であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、
トルクコンバータと、
該トルクコンバータの出力が入力される変速機構とを有し、
前記トルクコンバータは、その入力側と出力側とを結合するロックアップクラッチを備え、
前記トルクコンバータ内に、所定の給油路から作動油が供給されて所定の排油路へ作動油を排出するトルクコンバータ内圧室と、前記トルクコンバータ内圧室用の前記給油路及び前記排油路から独立した給油路から締結油圧が供給される油圧室と、前記ロックアップクラッチのピストン部を挟んで前記油圧室とは反対側に配置され、絞りを介して前記トルクコンバータ内圧室に連通されたキャンセル室とが設けられ、
前記変速機構を構成する複数の摩擦締結要素のうち所定の摩擦締結要素に、ピストンを挟んで締結油圧が供給される油圧室の反対側に遠心バランス室が設けられた自動変速機であって、
前記キャンセル室の作動油を前記変速機構側に導く排油路が設けられ、
該排油路は、該排油路からの排油が前記所定の摩擦締結要素の遠心バランス室の作動油として該遠心バランス室に導入されるように設けられていることを特徴とする。
また、本願の請求項4に記載の発明に係る自動変速機によれば、トルクコンバータ内に、ロックアップクラッチのピストン部の締結力が内圧の変動に伴って変動することを抑制するためのキャンセル室を設ける場合において、変速機構を構成する複数の摩擦締結要素のうち所定の摩擦締結要素の遠心バランス室の作動油として、前記キャンセル室からの排油が利用されるため、オイルポンプの仕事を有効利用することができる。よって、オイルポンプの駆動損失を低減して、エンジンの燃費向上を図ることができる。
2 エンジン出力軸
3 トルクコンバータ
3f ロックアップクラッチ
4 タービンシャフト
5 変速機構
6 変速機ケース
6b ポンプ収納壁部
6d ボス部
10 第1クラッチ(ロークラッチ)
19 遠心バランス室
20 第2クラッチ(ハイクラッチ)
29 遠心バランス室
30 オイルポンプ
33a フロントカバー
33b ポンプシェル
33c ロックアップピストン(ピストン部)
33d シールプレート
34a トルクコンバータ内圧室
34b 油圧室
34c キャンセル室
35 油穴
36 パイプ部材
38 基部
38a リヤ側突出部
39 絞り
55 油圧室用の給油路
65 キャンセル室用の排油路
67 作動油導入路
Claims (4)
- トルクコンバータと、
該トルクコンバータの出力が入力される変速機構とを有し、
前記トルクコンバータは、その入力側と出力側とを結合するロックアップクラッチを備え、
前記トルクコンバータ内に、所定の給油路から作動油が供給されて所定の排油路へ作動油を排出するトルクコンバータ内圧室と、前記トルクコンバータ内圧室用の前記給油路及び前記排油路から独立した給油路から締結油圧が供給される油圧室と、前記ロックアップクラッチのピストン部を挟んで前記油圧室とは反対側に配置され、絞りを介して前記トルクコンバータ内圧室に連通されたキャンセル室とが設けられ、
前記変速機構を構成する複数の摩擦締結要素のうち、発進時に締結されない所定の摩擦締結要素に、ピストンを挟んで締結油圧が供給される油圧室の反対側に遠心バランス室が設けられた自動変速機であって、
前記キャンセル室の作動油を前記変速機構側に導く排油路が設けられ、
該排油路は、該排油路からの排油が前記所定の摩擦締結要素の遠心バランス室の作動油として該遠心バランス室に導入されるように設けられていることを特徴とする自動変速機。 - 前記変速機構は、発進時に締結される摩擦締結要素を含み、
該摩擦締結要素に、ピストンを挟んで締結油圧が供給される油圧室の反対側に遠心バランス室が設けられ、
該遠心バランス室への作動油導入路は、オイルポンプからトルクコンバータ内を経由することなく作動油を導入するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機。 - 前記発進時に締結される摩擦締結要素は、第1速を含む低変速段が用いられる低変速域で締結される要素であり、
前記所定の摩擦締結要素は、所定の高変速段が用いられる高変速域で締結される要素であることを特徴とする請求項2に記載の自動変速機。 - トルクコンバータと、
該トルクコンバータの出力が入力される変速機構とを有し、
前記トルクコンバータは、その入力側と出力側とを結合するロックアップクラッチを備え、
前記トルクコンバータ内に、所定の給油路から作動油が供給されて所定の排油路へ作動油を排出するトルクコンバータ内圧室と、前記トルクコンバータ内圧室用の前記給油路及び前記排油路から独立した給油路から締結油圧が供給される油圧室と、前記ロックアップクラッチのピストン部を挟んで前記油圧室とは反対側に配置され、絞りを介して前記トルクコンバータ内圧室に連通されたキャンセル室とが設けられ、
前記変速機構を構成する複数の摩擦締結要素のうち所定の摩擦締結要素に、ピストンを挟んで締結油圧が供給される油圧室の反対側に遠心バランス室が設けられた自動変速機であって、
前記キャンセル室の作動油を前記変速機構側に導く排油路が設けられ、
該排油路は、該排油路からの排油が前記所定の摩擦締結要素の遠心バランス室の作動油として該遠心バランス室に導入されるように設けられていることを特徴とする自動変速機。
Priority Applications (1)
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JP2012269321A JP6015401B2 (ja) | 2012-12-10 | 2012-12-10 | 自動変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012269321A JP6015401B2 (ja) | 2012-12-10 | 2012-12-10 | 自動変速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014114876A JP2014114876A (ja) | 2014-06-26 |
JP6015401B2 true JP6015401B2 (ja) | 2016-10-26 |
Family
ID=51171106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012269321A Expired - Fee Related JP6015401B2 (ja) | 2012-12-10 | 2012-12-10 | 自動変速機 |
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Families Citing this family (1)
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JPS6259355U (ja) * | 1985-10-01 | 1987-04-13 | ||
JPH11325117A (ja) * | 1998-05-11 | 1999-11-26 | Mazda Motor Corp | 自動変速機の摩擦締結装置に備えられた遠心バランス室への油圧供給装置 |
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2012
- 2012-12-10 JP JP2012269321A patent/JP6015401B2/ja not_active Expired - Fee Related
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