JP6013265B2 - 中皿付き容器 - Google Patents

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本発明は、中皿付き容器に関し、更に詳細には、容器本体と蓋部材との間に中皿を有する食品の収容に適した樹脂成形品による中皿付き容器に関する。
牛丼やカレーライス、パスタ料理等の販売において、具材と米飯あるいは麺類とを分離して収容する容器として、米飯あるいは麺類を収容する容器本体と蓋部材との間に、具材を収容する中皿を有する樹脂成形品による中皿付き容器が知られている(例えば、特許文献1、2)。
従来例1(特許文献1)の中皿付き容器は、容器本体の上部開口部の周縁に中皿の外周縁部が引っ掛かるように係合し、その上から蓋部材の外周縁部をなす環状部が容器本体の外側面に嵌合(外嵌合)することにより、蓋部材が容器本体に装着されると共に、中皿の外周縁部が蓋部材と容器本体との間に挟まれる構造になっている。
従来例2(特許文献2)の中皿付き容器は、蓋部材の内側(下底面)に形成された凹部に中皿の外周縁部が係脱可能に嵌合することにより、中皿が蓋部材の内側に取外し可能に装着され、蓋部材の外周縁部をなす環状部が容器本体の内側面に嵌合(内嵌合)することにより、蓋部材が容器本体に装着される構造になっている。
特開平7−315447号公報 特開2012−46210号公報
従来例1のものは、外嵌合であるため、容器本体の外側面と蓋部材の内側面との密着嵌合部および蓋部材の内側面と中皿の外側面との密着嵌合部は下側が外部に開放された開放端となる。このため、容器内の液体、特に中皿の液体が表面張力によって密着嵌合部に侵入する事態が生じると、重力によって密着嵌合部の開放端より容器外へ液体が滲み出る液漏れ(汁漏れ)現象を生じ易い。
従来例2のものは、内嵌合であるので、容器本体の外側面と蓋部材の内側面との密着嵌合部は上側が外部に開放された開放端となり、容器内の液体が表面張力によって密着嵌合部に侵入する事態が生じても、重力によって密着嵌合部の開放端より容器外へ液体が滲み出る液漏れ現象を生じ難い。しかし、中皿が蓋部材より吊り下げられただけで蓋部材に取り付けられ、中皿が容器本体より支持されることがないので、中皿に重い具材が入れられると、中皿が蓋部材より下方へ外れ落ちる虞がある。これを防ぐために、蓋部材と中皿との嵌合をきつくすることが考えられる。しかし、この嵌合をきつくすると、中皿を蓋部材より外し難くなり、中皿を蓋部材より外す作業が面倒なものになり、中皿に納められている具材を誤ってこぼす虞が多くなる。
本発明が解決しようとする課題は、中皿付き容器において、中皿の着脱の作業性、取扱性がよく、しかも液漏れ現象を生じ難くすることである。
本発明による中皿付き容器は、上方に開口した開口部(12、42)を有する容器本体(10、40)と、前記開口部(12、42)を閉じるように容器本体(10、40)に着脱可能に装着される蓋部材(20、50)と、前記容器本体(10、40)と前記蓋部材(20、50)との間に配置される中皿(30、60)とを有する樹脂成形品による中皿付き容器であって、前記容器本体(10、40)は前記開口部(12、42)を画定する上縁部(10A、40A)より下部の容器内に上面(14、44)を有する段部(16、46)を有し、前記中皿(30、60)は外周部より外方に延出して前記段部(16、46)上に載置されるフランジ部(34、70)を有し、前記蓋部材(20、50)は、前記段部(16、46)より前記上縁部(10A、40A)側の前記容器本体(10、40)の内周面(10B、40B)にその全周に亘って抜き差し可能に嵌合する環状部(26、56)と、段部(16、46)に対向し前記フランジ部(34、70)を前記段部(16、46)に押し付ける押付部(24、54)とを有する。
この構成によれば、中皿(30、60)はフランジ部(34、70)を段部(16、46)上に載せるだけで容器本体(10、40)の正規の位置にセットされるので、容器本体(10、40)に対して中皿(30、60)を着脱する作業が簡単且つ容易で、取扱性がよいものになる。組立状態では、中皿(30、60)のフランジ部(34、70)が蓋部材(20、50)の押付部(24、54)によって容器本体(10、40)の段部(16、46)に押し付けられることにより、中皿(30、60)が容器本体(10、40)内の所定位置に固定されると共に、蓋部材(20、50)の環状部(26、56)の外周面が段部(16、46)より開口部(12、42)側の容器本体(10、40)の内周面にその全周に亘って密着する内嵌合になり、液漏れ現象を生じ難い液密シール効果が得られる。
本発明による中皿付き容器は、好ましくは、前記段部(16、46)は前記容器本体(10、40)の全周に亘って連続して設けられ、前記フランジ部(34、70)は前記中皿(30、60)の全周に亘って連続して設けられ、押付部(24、54)は前記蓋部材(20、50)の全周に亘って連続して設けられている。
この構成によれば、フランジ部(34、70)が段部(16、46)と押付部(24、54)とによって挟まれることによって、容器本体(10、40)と蓋部材(20、50)とで画定される本体内空間(A)の液密性と、中皿(30、60)と蓋部材(20、50)とで画定される中皿内空間(B)の液密性とが得られる。
本発明による中皿付き容器は、好ましくは、前記フランジ部(34)に当該フランジ部(34)の全周に亘って連続して延在する弾性変形可能な突条(36)が形成されている。
この構成によれば、押付部(24)がフランジ部(34)に押し付けられた際に、突条(36)が上下圧縮方向に弾性変形し、弾性変形の反発力によって突条(36)において押付部(24)とフランジ部(34)との接触圧が高くなる。これにより、フランジ部(34、70)が段部(16、46)と押付部(24、54)とによって挟まれることによる液密シール効果がより良好なものになる。
本発明による中皿付き容器は、好ましくは、前記蓋部材(50)と前記中皿(60)とに、前記容器本体(40)と前記蓋部材(50)との抜き差し方向と同方向に係脱可能に嵌合して前記蓋部材(50)と前記中皿(60)とを液密性をもって着脱可能に連結する嵌合部(53、64)が形成されている。
この構成によれば、嵌合部(53、64)の嵌合によっても中皿内空間(B)の液密性が得られる。
本発明による中皿付き容器は、好ましくは、前記容器本体(40)と前記中皿(60)とに、前記中皿(60)を前記容器本体(40)に係脱可能に係止する係止部(47、70)が形成されており、当該係止部(70、47)の係止強度は前記嵌合部(53、64)による前記蓋部材(50)と前記中皿(60)との嵌合強度よりも強い。
この構成によれば、容器本体(40)より蓋部材(50)を取り外す際には、必ず中皿(60)が容器本体(40)側に残り、中皿(60)を伴って蓋部材(50)が外されることがなく、取扱性がよいものになる。
本発明による中皿付き容器は、好ましくは、前記中皿(60)の前記フランジ部(70)が前記段部(44)上に載置され、前記蓋部材(50)が前記容器本体(40)に装着された状態において、前記容器本体(40)と前記中皿(60)とによって画定される本体内空間(A)と、前記中皿(60)と前記蓋部材(50)とによって画定される中皿内空間(B)とを連通する連通部(72)が前記中皿(60)の前記フランジ部(70)に形成されている。
この構成によれば、中皿(60)と蓋部材(50)との液密シールの不良によって中皿(60)に収容されている具材の水分等が中皿(60)と蓋部材(50)との隙間より中皿内空間(B)外に漏れ出す事態が生じても、漏れ出した水分等は、連通部(72)を通って本体内空間(A)に流れ込み、容器外へ漏れ出すことが防止される。
本発明による中皿付き容器は、好ましくは、前記容器本体(10、40)は発泡樹脂によって構成されている。
この構成によれば、内嵌合等において容器本体(10、40)が弾性変形することにより、高い密着性のもとに良好な液密シール効果が得られる。
本発明による中皿付き容器によれば、中皿はフランジ部を段部上に載せるだけで容器本体の正規の位置にセットされるので、容器本体に対して中皿を着脱する作業性がよい。組立状態では、中皿のフランジ部が蓋部材の押付部によって容器本体の段部に押し付けられることにより、中皿が容器本体内の所定位置に固定されると共に、蓋部材の環状部の外周面が段部より開口部側の容器本体の内周面にその全周に亘って密着する内嵌合になり、液漏れ現象を生じ難い液密シール効果が得られる。
本発明による中皿付き容器の実施形態1の組立状態の断面図。 実施形態1による中皿付き容器の分離状態の断面図。 実施形態1による中皿付き容器の組立状態の平面図。 実施形態1による中皿付き容器の中皿の平面図。 本発明による中皿付き容器の実施形態2の組立状態の断面図。 実施形態2による中皿付き容器の分離状態の断面図。 実施形態2による中皿付き容器の組立状態の平面図。 実施形態2による中皿付き容器の中皿の平面図。 本発明による中皿付き容器の実施形態3の組立状態の断面図。 実施形態3による中皿付き容器の分離状態の断面図。 実施形態3による中皿付き容器の組立状態の平面図。
以下に、本発明による中皿付き容器の実施形態1を、図1〜図4を参照して説明する。
中皿付き容器は、牛丼やカレーライス、パスタ料理等の販売用の密閉容器であり、上方に開口した開口部12(図2参照)を有する容器本体10と、開口部12を閉じるように容器本体10に着脱可能に液密に装着される蓋部材20と、容器本体10と蓋部材20との間に配置される中皿30とを有する。
容器本体10は、発泡ポリスチレン等の発泡樹脂による真空成形品(熱プレス成形品)であり、厚さが1〜5mmで、深さが60〜80mm程度の角形の丼状をなし、米飯や麺類等を収容する。
容器本体10には、開口部12を画定する上縁部10A(図2参照)より10〜20mm程度下部の容器内に略水平な上面14(図2参照)を有する段部(肩部)16が形成されている。段部16は、容器本体10の全周に亘って連続して形成されており、平面視で容器本体10の上縁の平面視形状(略四角形)と同形状の環状をなしている。
容器本体10の段部16と上縁部10Aとの間の内周面10Bは、容器本体10の全周に亘って段部16の外端より鉛直に立ち上がった平らな内面になっている。
容器本体10の上縁部10Aには、当該上縁部10Aより容器外方へ延出し、延出端より下方に曲折(熱プレス)した鉤形断面形状のフランジ部18が一体成形されている。フランジ部18は、容器本体10の全周に亘って連続して形成されていて平面視で略四角形の環状をなし、容器本体10の上縁部10A(開口端)の剛性を高める補強部をなしている。
中皿30は、ポリスチレンやポリプロピレン等の非発泡の熱可塑性樹脂からなる樹脂シートを熱プレス(真空成形)等によって成形した成形品であり、厚さが0.1〜0.5mm程度で、容器本体10内に嵌り込むようにして容器本体10内に収納される上方開口の角形の浅皿状をなし、牛丼やパスタ料理等の具材を収容する。
中皿30の外周部、つまり中皿30の開口部32を画定する上縁部30Aには、当該上縁部30Aより外方に略水平に延出したフランジ部34が素材シートの曲折(熱プレス)によって成形されている。フランジ部34は、中皿30の全周に亘って連続して形成されており、平面視で段部16と同形状(略四角形)の環状をなし、その全体を段部16上に載置される。
フランジ部34には突条36が素材シートの曲折(熱プレス)によって成形されている。突条36は、フランジ部34の上側に突出した断面形状が半円で、肉厚が他の部分と同じで、下側から見れば凹溝をなす上下圧縮方向に弾性変形可能なビードであり、フランジ部34の全周に亘って連続して延在して平面視でフランジ部34と同形状(略四角形状)の環状をなしている。
フランジ部34には、対角位置に、着脱の際に指先で掴まれる外方突出のつまみ片35(図3参照)が形成されている。中皿30の底部には対をなすつまみ片35を挟んで対角線方向に延在する凹溝31が素材シートの曲折(熱プレス)によって成形されている。凹溝31は、一対のつまみ片35を掴んで中皿30を持ち上げて中皿30より具材を容器本体10内の米飯あるいは麺類上に載せる際に、中皿30が二つ折りで片口のようになるように、一対のつまみ片35を互いに近付ける方向に中皿30を折り曲げる際の際立った折り曲げ線となる。
蓋部材20は、ポリスチレンやポリプロピレン等の非発泡の熱可塑性樹脂からなる樹脂シートを熱プレス(真空成形)等によって成形した成形品であり、厚さが0.2〜0.5mm程度で、角形の浅皿を上下反転した下方開口の蓋体をなしている。
蓋部材20には、蓋部材20の開口部22を画定する下縁部20Aより外方に略水平に延出して段部16に対向するフランジ状の押付部24と、押付部24の外端(延出端)より上方に鉛直に立ち上がった筒状部(環状部)26と、筒状部26の上端より略水平に延出したフランジ部28とが素材シートの曲折(熱プレス)によって成形されている。
押付部24は、平面視で段部16の平面形状(略四角形)と同一形状の環状をなし、全体に亘って略水平に底面24A(図2参照)をもって段部16に正対し、中皿30のフランジ部34を段部16上に押し付ける。
筒状部26は、容器本体10の段部16と上縁部10Aとの間の高さ寸法と略同じ高さ寸法を有し、容器本体10の段部16より上側部分の内側に開口部12より上下方向に入れ筒式に抜き差し自在で、環状の外周面26A(図2参照)の全周に亘って容器本体10の内周面10B(図2参照)に密着状態で嵌合する。
筒状部26には突条27が素材シートの曲折(熱プレス)によって成形されている。突条27は、筒状部26の上下二箇所に互いに隣接して形成され、各々、外周面26Aの側に突出した断面形状が半円で、肉厚が他の部分と同じで、内側から見れば凹溝をなす横圧縮方向に弾性変形可能なビードであり、筒状部26の全周に亘って連続して延在して平面視で筒状部26と同形状の環状をなす。
フランジ部28は、平面視でフランジ部18の平面形状(略四角形状)と同一形状の環状をなしてフランジ部18に正対し、筒状部26の上端側の剛性を高めるためと、着脱の際に指先で掴まれる外方突出のつまみ片29(図3参照)を設けるために設けられる。
上述の構成による中皿付き容器に食品を入れる作業は、蓋部材20と中皿30とを容器本体10より取り外した状態で、容器本体10内に米飯や麺類等を入れる。
つぎに、開口部12より容器本体10内に中皿30の全体を入れ、フランジ部34を段部16上に載せる。これにより、中皿30は容器本体10内の上側に配置される。この際、突条36は中皿30の外郭形状を保って中皿30の取扱性をよくする補強用のリブとして作用する。
フランジ部34が段部16上に載った中皿30の配置が完了すれば、中皿30内に具材を入れる。なお、中皿30内に具材を入れる作業は、中皿30を容器本体10内に配置する以前に、中皿30が単体である状態で行われてもよい。
つぎに、開口部12より容器本体10内に蓋部材20の筒状部26を入れる。この作業は、蓋部材20の押付部24が段部16上の中皿30のフランジ部34の上面に突き当たり、フランジ部34が段部16上に押し付けられ、筒状部26を、それ以上、容器本体10内に押し込めなくなるまで行う。これにより、中皿付き容器の組立が完了する。
なお、組立完了時では、中皿30のつまみ片35は容器本体10と蓋部材20とに挟まれてこれらの形状に倣って変形し、蓋部材20の取り付けを阻害することはない。
このように、本実施形態の中皿付き容器では、中皿30はフランジ部34を段部16上に載せるだけで容器本体10の正規の位置にセットされるので、容器本体10に対して中皿30を着脱する作業が簡単且つ容易で、取扱性がよいものになる。
組立が完了した状態では、中皿30のフランジ部34が蓋部材20の押付部24によって容器本体10の段部16に押し付けられることにより、中皿30が容器本体10内の所定位置に固定されると共に、フランジ部34が段部16と押付部24とによって挟まれることにより、容器本体10と蓋部材20とで画定される本体内空間Aの液密性(密閉性)と、中皿30と蓋部材20とで画定される中皿内空間Bの液密性(密閉性)とが同時に得られる。
特に、押付部24とフランジ部34とが密着することによって中皿内空間Bの液密シールが行われる。この液密シールは、押付部24がフランジ部34に押し付けられた際に、突条36が上下圧縮方向に弾性変形し、弾性変形の反発力によって突条36において押付部24とフランジ部34との接触圧が高くなることにより、より確実なものになる。
また、この状態では、蓋部材20の筒状部26の外周面26Aが段部16より開口部12側の容器本体10の内周面10Bにその全周に亘って密着する液漏れ現象を生じ難い内嵌合になり、この部分でも液密シール効果が得られ、容器本体10と蓋部材20とで画定される本体内空間Aの液密性と、中皿30と蓋部材20とで画定される中皿内空間Bの液密性とが得られる。また、この実施形態では、容器本体10が発泡樹脂製であることにより、容器本体10の弾性変形のもとに、突条27が容器本体10の内周面10Bに入り込むから、強い嵌合強度の内嵌合と同時に高い液密性が得られる。
このように、フランジ部34が段部16と押付部24とによって挟まれることと、容器本体10と蓋部材20との内嵌合によって、容器本体10と蓋部材20とで画定される本体内空間Aの液密性と、中皿30と蓋部材20とで画定される中皿内空間Bの液密性とが共に二重に液密シールされるので、容器本体10や中皿30に収納された食品に含まれている水分、汁が容器外に漏れ出す液漏れ現象が生じ難くなる。
次に、本発明による中皿付き容器の実施形態2を、図5〜図8を参照して説明する。
中皿付き容器は、牛丼やカレーライス、パスタ料理等の販売用の密閉容器であり、上方に開口した開口部42(図6参照)を有する容器本体40と、開口部42を閉じるように容器本体40に着脱可能に液密に装着される蓋部材50と、容器本体40と蓋部材50との間に配置される中皿60とを有する。
容器本体40は、発泡ポリスチレン等の発泡樹脂による真空成形品(熱プレス成形品)であり、厚さが1〜5mmで、深さが60〜80mm程度の角形の丼状をなし、米飯や麺類等を収容する。
容器本体40には、開口部42を画定する上縁部40A(図6参照)より10〜20mm程度下部の容器内に略水平な上面44(図6参照)を有する段部(肩部)46が形成されている。段部46は、容器本体40の全周に亘って連続して形成されており、平面視で容器本体40の上縁の平面視形状(略四角形)と同形状の環状をなしている。
容器本体40の段部46と上縁部40Aとの間の内周面40Bは、容器本体40の全周に亘って段部46の外端より鉛直に立ち上がった平らな内面になっている。
容器本体40の上縁部40Aには、当該上縁部40Aより容器外方へ延出し、延出端より下方に曲折(熱プレス)した鉤形断面形状のフランジ部48が一体成形されている。フランジ部48は、容器本体40の全周に亘って連続して形成されていて平面視で略四角形の環状をなし、容器本体40の上縁部40A(開口端)の剛性を高める補強部をなしている。
中皿60は、ポリスチレンやポリプロピレン等の非発泡の熱可塑性樹脂からなる樹脂シートを熱プレス(真空成形)等によって成形した成形品であり、厚さが0.1〜0.5mm程度で、容器本体40の開口部42に嵌り込むようにして容器本体40内に収納される上方開口の角形の浅皿状をなし、牛丼やパスタ料理等の具材を収容する。
中皿60の外周部、つまり、中皿60の開口部62を画定する上縁部60Aには蓋部材50との嵌合部である突条部64が形成されている。突条部64は、素材シートの曲折(熱プレス)によって断面形状が門形(中空矩形)に、且つ上縁部60Aの全周に亘って連続して成形されており、平面視で略四角形状の環状をなしている。突条部64の外側壁の下端には素材シートの曲折(熱プレス)によって外側壁の下端より外側に突出した段部(肩部)66が成形されている。突条部64の外側壁がなす外側面64A(図6参照)は、段部66との接続部より上方(上縁部60Aの側)に向かうに従って外側に傾斜した傾斜面になっている。
中皿60には、段部66の外方端より中皿60の底部近くまで垂下した外側周壁68が中皿60の全周に亘って素材シートの曲折(熱プレス)によって成形されている。外側周壁68は後述する蓋部材50の側周面部50Aの内側に嵌り込む。外側周壁68の下縁部68Aには、当該下縁部68Aより外方に略水平に延出したフランジ部70が素材シートの曲折(熱プレス)によって成形されている。フランジ部70は、外側周壁68の全周、換言すると中皿60の全周に亘って連続して形成されており、平面視で段部46と同形状(略四角形状)の環状をなし、その全体を段部46上に載置される。
フランジ部70の外縁には、部分的に切欠部分72(図8参照)が形成されている。切欠部分72は、容器本体40と中皿60とによって画定される本体内空間Aと、中皿60と蓋部材50とによって画定される中皿内空間Bとを連通する連通部をなす。
蓋部材50は、ポリスチレンやポリプロピレン等の非発泡の熱可塑性樹脂からなる樹脂シートを熱プレス(真空成形)等によって成形した成形品であり、厚さが0.2〜0.5mm程度で、角形の浅皿を上下反転した下方開口の蓋体をなしている。
蓋部材50には、蓋部材50の開口部52(図6参照)を画定する下縁部52A(図6参照)より外方に略水平に延出して段部46に対向するフランジ状の押付部54と、押付部54の外端(延出端)より上方に鉛直に立ち上がった筒状部(環状部)56と、筒状部56の上端より略水平に延出したフランジ部58とが素材シートの曲折(熱プレス)によって成形されている。
押付部54は、平面視で段部46の平面形状(略四角形)と同一形状の環状をなし、全体に亘って略水平に底面54A(図5参照)をもって段部46に正対し、中皿60のフランジ部70を段部46上に押し付ける。
筒状部56は、容器本体40の段部46と上縁部40Aとの間の高さ寸法と略同じ高さ寸法を有し、容器本体40の段部46より上側部分の内側に開口部42より上下方向に入れ筒式に抜き差し自在で、環状の外周面56A(図6参照)の全周に亘って容器本体40の内周面40B(図6参照)に密着状態で嵌合する。
筒状部56にはその全周に亘って外側に突出した嵌合凸部57が素材シートの曲折(熱プレス)によって成形されている。容器本体40の段部46と上縁部40Aとの間の内周面40Bには、容器本体40に対する蓋部材50の抜き差し(着脱)によって嵌合凸部57が係脱可能に嵌合する嵌合凹部47が内周面40Bの全周に亘って一体成形されている。嵌合凹部47と嵌合凸部57との嵌合は、発泡樹脂製の容器本体40の弾性変形のもとに液密性を有する密着状態で行われる。
蓋部材50の側周面部50Aが頂面部50Bと接続される上端近傍には、嵌合部53が素材シートの曲折(熱プレス)によって成形されている。嵌合部53の内側面53A(図6参照)は、突条部64の外側面64Aと同様に、嵌合部53の下端に形成された段部(肩部)51との接続部より上方(頂面部50Bの側)に向かうに従って外側に傾斜した傾斜面になっており、嵌合部53には、蓋部材50に対する中皿60の上下方向の抜き差しによって中皿60の突条部64が自身の弾性変形状態で係脱可能に密着嵌合する。この密着嵌合も突条部64の弾性変形のもとに液密性を有する状態で行われる。
フランジ部58は、平面視でフランジ部48の平面形状と同一形状の環状をなしてフランジ部48に正対し、筒状部56の上端側の剛性を高めるためと、着脱の際に指先で掴まれる外方突出のつまみ片59(図6参照)を設けるために設けられる。
上述の構成による中皿付き容器に食品を入れる作業は、蓋部材50と中皿60とを容器本体40より取り外した状態で、容器本体40内に米飯や麺類等を入れる。
つぎに、開口部42より容器本体40内に中皿60の全体を入れ、フランジ部70を段部46上に載せる。これにより、中皿60は容器本体40内の上側に配置される。
フランジ部70が段部46上に載った中皿60の配置が完了すれば、中皿60内に具材を入れる。この実施形態でも、中皿60内に具材を入れる作業は、中皿60を容器本体40内に配置する以前に、中皿60が単体である状態で行われてもよい。
つぎに、開口部42より容器本体40内に蓋部材50の筒状部56を入れる。この作業は、蓋部材50の押付部54が段部46上の中皿60のフランジ部70の上面に突き当たり、フランジ部70が段部46上に押し付けられ、且つ蓋部材50の段部51が中皿60の段部66に突き当たり、筒状部56を、それ以上、容器本体40および中皿60に押し込めなくなるまで行う。これにより、中皿付き容器の組立が完了する。
このように、本実施形態の中皿付き容器でも、中皿60はフランジ部70を段部46上に載せるだけで容器本体40の正規の位置にセットされるので、容器本体40に対して中皿60を着脱する作業が簡単且つ容易で、取扱性がよいものになる。
組立が完了した状態では、中皿60のフランジ部70が蓋部材50の押付部54によって容器本体40の段部46に押し付けられることにより、中皿60が容器本体40内の所定位置に固定される。また、容器本体40が発泡樹脂製であることにより、容器本体40の弾性変形のもとに蓋部材50の嵌合凸部57が容器本体40の嵌合凹部47に密着嵌合すると共に、突条部64の弾性変形のもとに蓋部材50の嵌合部53が中皿60の突条部64に密着嵌合する。
この組立完了状態では、容器本体40と蓋部材50とで画定される本体内空間Aの液密性は、蓋部材50の筒状部56の外周面56Aが段部46より開口部42側の容器本体40の内周面40Bにその全周に亘って密着する液漏れ現象を生じ難い内嵌合と、容器本体40の弾性変形のもとに行われる蓋部材50の嵌合凸部57と容器本体40の嵌合凹部47との密着嵌合によって二重に得られる。
中皿60と蓋部材50とで画定される中皿内空間Bの液密性は、中皿60の突条部64の弾性変形のもとに行われる蓋部材50の嵌合部53と突条部64との密着嵌合によって、より詳細には、嵌合部53の内側面53Aと突条部64の外側面64Aとが密着することにより得られる。万一、この部分の液密シールの不良によって中皿60に収容されている具材の水分等が中皿60と蓋部材50との隙間より中皿内空間B外に漏れ出す事態が生じても、上述の容器本体40と蓋部材50との間の二重の液密シールによって容器外へ漏れ出すことは防がれる。
また、中皿60と蓋部材50との液密シールの不良によって中皿60に収容されている具材の水分等が中皿60と蓋部材50との隙間より中皿内空間B外に漏れ出しても、中皿60に切欠部分72が形成されることにより、漏れ出した水分等は、切欠部分72を通って本体内空間Aに流れ込み、容器外へ漏れ出すことが防止される。
これらのことにより、容器本体10や中皿60に収納された食品に含まれている水分、汁が容器外に漏れ出す液漏れ現象が生じ難くなる。
なお、嵌合部53と突条部64との密着嵌合による蓋部材50と中皿60との嵌合強度は、容器本体40より蓋部材50を取り外す際に、中皿60に収納された食品の重さによって嵌合が外れ、中皿60が容器本体40側に残る程度であることが好ましい。これにより、蓋部材50を容器本体40より取り外した後に、容器本体40より中皿60を外し、中皿60が収容している具材を容器本体10内の米飯あるいは麺類上に載せる作業が厄介なものになることがなく、取扱性がよいものになる。
この実施形態では、フランジ部70が中皿60の上縁部60Aより下方にあるので、容器本体40内への中皿60の入り込み寸法(上下方向寸法)が,実施形態1のようなものに比して少ない。これにより、中皿内空間Bの容積は少なくなるが、本体内空間Aの容積は増え、米飯や麺類の容量が大きい料理の収容に適した中皿付き容器になる。
次に、本発明による中皿付き容器の実施形態3を、図9〜図11を参照して説明する。なお、図9〜図11において、図5〜図7に対応する部分は、図5〜図7に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態3の中皿付き容器は丸形の丼状をしている。この実施形態では、蓋部材50の筒状部56に突条55が素材シートの曲折(熱プレス)によって成形されている。突条55は、筒状部56の上下二箇所に互いに隣接して形成され、各々、外周面56Aの側に突出した断面形状が半円で、肉厚が他の部分と同じで、内側から見れば凹溝をなす横圧縮方向に弾性変形可能なビードであり、筒状部56の全周に亘って連続して延在して平面視で筒状部56と同形状の円環状をなす。
突条55は、筒状部56が開口部42より容器本体40内に差し込まれることにより、容器本体40の嵌合凹部47に係脱可能に嵌合する。この突条55と嵌合凹部47との嵌合も、発泡樹脂製の容器本体40の弾性変形のもとに液密性を有する密着状態で行われる。
フランジ部70の大きさ(フランジ長)は、フランジ部70の先端面(外周縁)が嵌合凹部47の内周面に締まり嵌め式に嵌合あるいはフランジ部70の先端縁が嵌合凹部47の内周壁に少し突き刺さる大きさに設定されている。
これにより、中皿60が容器本体40に抜き差し可能(係脱可能)に係止される。この両者の係止強度は嵌合部53と突条部64との密着嵌合による蓋部材50と中皿60との嵌合強度よりも強い設定になっている。なお、ここで云う係止強度は、容器本体40より中皿60を取り外すのに必要な荷重(力)に相当する。嵌合強度は、蓋部材50と中皿60とを分離するのに必要な荷重(力)に相当する。
この実施形態でも、組立が完了した状態では、実施形態2のものと同様に、中皿60のフランジ部70が蓋部材50の押付部54によって容器本体40の段部46に押し付けられることにより、中皿60が容器本体40内の所定位置に固定される。また、容器本体40が発泡樹脂製であることにより、容器本体40および突条55の弾性変形のもとに蓋部材50の突条55が容器本体40の嵌合凹部47に密着嵌合すると共に、突条部64の弾性変形のもとに蓋部材50の嵌合部53が中皿60の突条部64に密着嵌合する。
この組立完了状態では、容器本体40と蓋部材50とで画定される本体内空間Aの液密性は、蓋部材50の筒状部56の外周面56Aが段部46より開口部42側の容器本体40の内周面40Bにその全周に亘って密着する液漏れ現象を生じ難い内嵌合と、容器本体40の弾性変形のもとに行われる蓋部材50の突条55と容器本体40の嵌合凹部47との密着嵌合によって二重に得られる。
中皿60と蓋部材50とで画定される中皿内空間Bの液密性は、中皿60の突条部64の弾性変形のもとに行われる蓋部材50の嵌合部53と突条部64との密着嵌合によって、より詳細には、嵌合部53の内側面53Aと突条部64の外側面64Aとが密着することにより得られる。万一、この部分の液密シールの不良によって中皿60に収容されている具材の水分等が中皿60と蓋部材50との隙間より中皿内空間B外に漏れ出す事態が生じても、上述の容器本体40と蓋部材50との間の二重の液密シールによって容器外へ漏れ出すことは防がれる。
これらのことにより、容器本体10や中皿60に収納された食品に含まれている水分、汁が容器外に漏れ出す液漏れ現象が生じ難くなる。
更に、この実施形態では、フランジ部70の先端面が嵌合凹部47の内周面に締まり嵌め式に嵌合あるいはフランジ部70の先端縁が嵌合凹部47の内周壁に少し突き刺さることによる容器本体40と中皿60と係止強度が、嵌合部53と突条部64との密着嵌合による蓋部材50と中皿60との嵌合強度よりも強い設定になっているので、中皿60に収納された食品の重さの如何に拘らず、容器本体40より蓋部材50が取り外される際には、必ず中皿60が容器本体40側に残り、中皿60を伴って蓋部材50が容器本体40より外されることがない。
これにより、蓋部材50を容器本体40より取り外した後に、容器本体40より中皿60を外し、中皿60が収容している具材を容器本体10内の米飯あるいは麺類上に載せる作業が厄介なものになることがなく、取扱性がよいものになる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。
たとえば、容器本体40と蓋部材50との嵌合は、嵌合凹部47と嵌合凸部57との嵌合に限られることなく、実施形態1のような嵌合構造に置き換えることもできる。
また、蓋部材50と中皿60との嵌合も、嵌合部53と突条部64とに限られることなく、容器本体40と蓋部材50との抜き差し方向と同方向に係脱可能に嵌合するものであればよい。
中皿60を容器本体40に係脱可能に係止する係止部は、フランジ部70の先端面が嵌合凹部47の内周面に締まり嵌め式に嵌合あるいはフランジ部70の先端縁が嵌合凹部47の内周壁に少し突き刺さることによるものに限られることなく、容器本体40に対する中皿60の抜き差しによって係脱可能に中皿60を容器本体40に固定(係止)するものであれば如何なる構造のものであってもよい。
段部16、46は、必ずしも容器本体10、40の全周に亘って連続して設けられている必要はなく、部分的に間欠して設けられていてもよい。同様に、フランジ部34、70も中皿30、60の全周に亘って連続して設けられている必要はなく、部分的に間欠して設けられていてもよく、押付部24、54も蓋部材20、50の全周に亘って連続して設けられている必要はなく、部分的に間欠して設けられていてもよい。
また、皿付き容器は、角形に限られることはなく、丸形等の各種形状のものであってもよい。
また、上記実施形態に示した構成要素は必ずしも全てが必須なものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
10 容器本体
10A 上縁部
12 開口部
14 上面
16 段部
18 フランジ部
20 蓋部材
24 押付部
26 筒状部
27 突条
30 中皿
34 フランジ部
36 突条
40 容器本体
40A 上縁部
42 開口部
44 上面
46 段部
47 嵌合凹部
50 蓋部材
53 嵌合部
54 押付部
55 突条
56 筒状部
57 嵌合凸部
60 中皿
64 突条部
66 段部
70 フランジ部
A 本体内空間
B 中皿内空間

Claims (5)

  1. 上方に開口した開口部を有する容器本体と、前記開口部を閉じるように容器本体に着脱可能に装着される蓋部材と、前記容器本体と前記蓋部材との間に配置される中皿とを有する樹脂成形品による中皿付き容器であって、
    前記容器本体は前記開口部を画定する上縁部より下部の容器内に上面を有する段部を有し、
    前記中皿は外周部より外方に延出して前記段部上に載置されるフランジ部を有し、
    前記蓋部材は、前記段部より前記上縁部側の前記容器本体の内周面にその全周に亘って抜き差し可能に嵌合する環状部と、段部に対向し前記フランジ部を前記段部に押し付ける押付部とを有し、
    前記蓋部材と前記中皿とに、前記容器本体と前記蓋部材との抜き差し方向と同方向に係脱可能に嵌合して前記蓋部材と前記中皿とを液密性をもって着脱可能に連結する嵌合部が形成されており、
    前記中皿と前記容器本体とに、前記中皿を前記容器本体に係脱可能に係止する係止部が形成されており、
    前記係止部による前記中皿と前記容器本体との抜き差し方向の係止強度は前記嵌合部による前記蓋部材と前記中皿との抜き差し方向の嵌合強度よりも強い中皿付き容器。
  2. 前記段部は前記容器本体の全周に亘って連続して設けられ、前記フランジ部は前記中皿の全周に亘って連続して設けられ、押付部は前記蓋部材の全周に亘って連続して設けられている請求項1に記載の中皿付き容器。
  3. 前記フランジ部に当該フランジ部の全周に亘って連続して延在する弾性変形可能な突条が形成されている請求項2に記載の中皿付き容器。
  4. 前記中皿の前記フランジ部が前記段部上に載置され、前記蓋部材が前記容器本体に装着された状態において、前記容器本体と前記中皿とによって画定される本体内空間と、前記中皿と前記蓋部材とによって画定される中皿内空間とを連通する連通部が前記中皿の前記フランジ部に形成されている請求項1からの何れか一項に記載の中皿付き容器。
  5. 前記容器本体は発泡樹脂によって構成されている請求項1からの何れか一項に記載の中皿付き容器。
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