JP6348450B2 - 包装用容器およびその中皿 - Google Patents

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本発明は、具材を容器本体内のごはんや麺類と分離した状態で購買者(消費者)に提供する包装用容器およびその中皿に関するものである。
最近、家事を簡便に行いたいという意向から、スーパーやコンビニエンスストアのバックヤードやセントラルキッチンで調理された調理済み食品等を購入し、家庭で食す形態が増えてきている。
特許文献1には、蓋と容器と中皿からなる中皿付容器が開示されている。その使用方法として、中皿の角部のうち対角にある2つの持ち手部を両手で摘み上げ、中皿を持ち上げて中皿内の具材を容器本体内に入れてあるごはんの上に滑り載せて、牛丼などの食品を完成させるようにしている。
しかし、可撓性の中皿を持ち上げて具材を容器本体内のごはん上に滑り載せる際に、中皿の対角上の2つの持ち手部(取手部)を持つため、可撓性の中皿が不安定な動作をして、中皿を所望の方向に傾斜させにくく、安定して具材をごはんの上に載せることができないといった難点があった。
特許文献2は、特許文献1の難点を克服するため、中皿の底面とのなす角度が50度〜90度の角度で立ち上がった側壁を具備し、その側壁を持ち手部として、中皿を片手で安定して持ち上げることができるようにした。持ち手部は、中皿の直径にほぼ近いほど幅広で、かつ垂直方向の高さも高く取って剛性の高い形態となっている。そのため、中皿を安定して持ち上げ、具材を容易に、かつ、ごはん全体に均一に載せることができるようになっている。
特許文献2には、変形例として、持ち手部の壁面に鉛直方向もしくは水平方向にスジ状平行線やジャバラ状の凸凹等を形成して中皿の剛性を向上させることが開示されている。
また、特許文献2では、容器本体の内部に持ち手部を収容させるため、持ち手部が容器本体と蓋体部分の開口部フランジに挟まれたり、あるいは持ち手部の剛性により蓋体を押し上げたりすることなく、確実に蓋をすることができるようにしている。
特開平7−315447号公報 特開2005−59904号公報
ところで、特許文献2の持ち手部は、剛性の高い形態をしており、また、左右方向の幅や垂直方向の高さも高く形成されているので、他の構成部材と干渉することを避けなければならないといった制約がある。特に、蓋体や容器本体は、収納する食品の種類やデザインによって種々の形状のものが採用されるため、例えば、蓋体の高さが低いものが採用された場合、剛性の高い持ち手部が蓋体に干渉してしまう可能性がある。そのため、蓋体に対応した別形状の持ち手部付きの中皿を用意しなければならず、蓋体や容器本体の形状やデザインが変更されても共通の中皿を使用したいというニーズに応えられない難点がある。
また、持ち手部は、容器本体から外側にはみ出した形態、あるいは蓋体の中に入った形態を要求されるなど、種々のニーズがある。しかしながら、特許文献2に開示された剛性の高い持ち手部では上記要求に応えることができないという難点がある。
本発明は、上記に鑑み、蓋体や容器本体の形状に変更があっても、あるいは、持ち手部の保持姿勢に対する要求に応じて種々の変更が可能な中皿の提供を目的としている。
上記目的を達成するため、容器本体の上面開口縁に載置され、上方を容器本体の開口縁に嵌合する蓋体により覆われる合成樹脂製の中皿は、中皿本体の外周縁に形成され前記容器本体の開口部に嵌合載置される外フランジと、外フランジの一部に一体成形され外方向に突出する持ち手部とを備え、前記持ち手部は、その基部がジャバラ状に形成され、平面状を基部から先端側に向かって伸縮可能で、かつ平面と直交する方向に屈曲可能で、さらに、中皿の外フランジと対向する蓋体環状突起よりも蓋外側に屈曲する外屈曲姿勢と、中皿の外フランジとこれに対向する蓋体環状突起とに挟まれて蓋内側に屈曲する内屈曲姿勢とに切替可能な可撓性を有する。
上記構成によると、持ち手部は可撓性を有しており、その基部がジャバラ状に形成され、平面状を基部から先端側に向かって伸縮可能で、かつ平面と直交する方向に屈曲可能とされているので、容器本体と蓋体との嵌合状態に拘わらず、その嵌合部の内側に収納させたり、あるいは嵌合部を通過させて外側に延出させてもよい。そのため、持ち手部を容器本体から外側にはみ出した形態、あるいは蓋体の中に入った形態など、種々のニーズに対応して持ち手部の態様を変更させることができる。
本発明の一実施形態を示す包装用容器の外観斜視図である。 同じく容器本体、中皿、蓋体を分解した、包装用容器の分解斜視図である。 (a)は持ち手部を蓋体の外側にはみ出させた中皿付き包装用容器の斜視図、(b)は同図(a)のC−C断面図、(c)は同図(b)のD−D要部拡大断面図である。 (a)は持ち手部を蓋体の内側に収容した中皿付き包装用容器の斜視図、(b)は同図(a)のE−E断面図、(c)は同図(b)のF−F要部拡大断面図である。 (a)(b)(c)はそれぞれ包装用容器の使用方法を説明するための断面図である。 (a)は持ち手部の外屈曲姿勢における先端つまみ部が蓋体の外縁よりも内側に位置する状態を示す中皿付き包装用容器の斜視図、(b)は同図(a)のG−G断面図、(c)は同図(b)のH−H要部拡大断面図である。
以下、本発明に係る包装用容器およびその中皿の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示す包装用容器1は、容器本体2、蓋体3および中皿4から構成される。
容器本体2は、主としてラーメン、そば、うどん、ごはん等の食品内容物を入れる椀状の器である。容器本体2は、電子レンジなどで加熱して内容物を調理するため、耐熱性の合成樹脂材から構成される。また、容器本体2は、電子レンジなどで加熱して調理した内容物を保温可能な断熱性を有することが望ましい。例えば、発泡ポリウレタンや発泡ポリエチレンなどで成形される。
蓋体3は、容器本体2の開口上部を覆うものであり、材質は被包装物を入れた容器本体2を覆うことができればよく、例えば、合成樹脂材が好ましい。また、蓋体3は被包装物を目視確認するため透明であることが望まれる。なお、包装用容器は電子レンジなどで加熱して内部の被包装物を加熱調理するため、内部の被包装物から蒸気が発生する。発生した蒸気により容器本体内の内圧が高くなり過ぎるのを防止するため蓋体3の天面には蒸気抜き部20が形成されている。蒸気抜き部20は、図1に示すような切込みまたは孔であってもよい。
容器本体2、蓋体3、中皿4の三者の嵌合態様は、次の4態様が考えられる。
ア)容器本体2に対して、中皿4が内嵌合し、蓋体3が内嵌合する態様。
イ)容器本体2に対して、中皿4が内嵌合し、蓋体3が外嵌合する態様。
ウ)容器本体2に対して中皿4が外嵌合し、蓋体3が中皿4に対して内嵌合する態様。
エ)容器本体2に対して中皿4が外嵌合し、さらに蓋体3が中皿4に対して外嵌合する態様。
容器本体2、蓋体3、中皿4の三者嵌合態様は上記ア)〜エ)のいずれの態様であってもよいが、本実施形態では、容器本体2に対して、中皿4が内嵌合し、蓋体3が内嵌合する態様を採用している。また、包装用容器1内の内容物が外部に流出するのを防止するため、蓋体3と容器本体2との嵌合強度が高く設定されている。逆に、中皿4は、電子レンジなどでの加熱後に中皿4の具材を容器本体2内の食品の上に載せるように中皿4を取り外しやすくするため、容器本体2と中皿4との嵌合強度は弱く設定されている。
容器本体2に対する中皿4の内嵌合は、中皿4の外径が容器本体2の開口縁2aよりも小径に形成され、中皿4の開口4aに外向きに形成された外フランジ5が容器本体2の開口縁内側に形成された段部6に係合載置された構造である。
容器本体2に対する蓋体3の内嵌合は、蓋体3の外周に環状突起7が下向きに形成され、その環状突起7の外側壁7aが容器本体2の開口縁2aの内側壁を押圧するように係合する構造である。そして、前記環状突起7の外側壁7aが外方向に延長されて外フランジ8が形成される。この外フランジ8は容器本体2の開口縁2aに上方から嵌合載置される。
中皿4は、主として具材等の内容物を入れるための浅い皿状の器である。本実施形態の中皿4は耐熱性の合成樹脂材、例えば、オレフィン系の樹脂である耐熱性のポリプロピレンで構成される。中皿4は、浅い皿状の中皿本体4aと、中皿本体4aの開口の外周縁に水平方向で外向きに形成され容器本体2の開口縁2aの段部6に係合載置される外フランジ5と、この外フランジ5の一部に一体成形され外方向に突出する持ち手部9とを備えている。
中皿本体4aは、具材を載置する底壁10と、底壁10の周囲に形成された側壁11と、側壁11の一部に形成され底壁から斜め上方に向かう斜面開口部12とを備えている。斜面開口部12は、中皿4上の具材Aを容器本体2内の麺類Bに載せる際に、具材Aを中皿4に盛りつけた状態に近い状態で容器本体2内の麺類Bの上に載せるために形成される。底壁10から斜面開口部12にかけて連続または断続的に複数のリブ13が形成される。リブ13は、中皿4に入った中身を斜面開口部12側に向かって滑りやすくし、かつ中皿4の強度を保つ役割をする。
外フランジ5は、容器本体2の開口縁2aの段部6に係合載置しやすくし、また、中皿4の強度を保つために形成される。中皿4の容器本体2への係合載置状態で、中皿4の外フランジ5と容器本体2の内側面との間に、容器本体2から中皿4を通して蓋体側に蒸気が抜け出ることができるように、中皿4の外周縁4aの一部にエア抜き用の切欠部14が形成されている。エア抜き用の切欠部14は、電子レンジによる加熱時に容器本体2が中皿4で塞がれて圧力上昇するのを抑えるために設けられる。切欠部14は、外フランジ5の一部を切り取って形成してもよいし、外フランジ5の一部を内側に湾曲させて、外フランジ5の外接円と前記湾曲部との間にエア抜き用の隙間を形成するようにしてもよい。
持ち手部9は、中皿4の傾斜開口部12と反対側に配置される。持ち手部9は、中皿4の外フランジ5の中間位置から外方向に向かって外フランジ5と同一平面内に平板状に形成される。持ち手部9は、基部9aおよび先端部9bからなり、少なくとも基部9aが山折と谷折が連続するジャバラ状に形成される。持ち手部9がジャバラ状で、かつ薄肉状に形成されているため、山折あるいは谷折に沿って屈曲可能とされる。持ち手部9は、素材(ポリプロピレン)の保形性により、持ち手としての機能も確保している。
また、持ち手部9は、容器本体2の開口縁2aの内側面と、蓋体3の環状突部7の外側面7aとの嵌合強度を阻害しないように、ジャバラ状の基部9aから先端部9bに向かって伸縮可能とされている。また、持ち手の先端部9bには、持ち手部9を引き出す方向を示す矢印9cが刻設されている。
また、持ち手部9は可撓性を有しているため、その平面と直交する方向に屈曲可能とされている。したがって、持ち手部9は、蓋体環状突起7よりも蓋体外側に屈曲する外屈曲姿勢19A(図3(b)参照)と、中皿4の外フランジ5とこれに対向する蓋体環状突起7との間に挟まれて蓋体内側に屈曲する内屈曲姿勢19B(図4(b)参照)とに切替可能とされている。これにより、包装用容器1の仕様により、持ち手部9を蓋体3の外側に突出させるか、あるいは蓋体3の内側に収容するかのいずれかを選択できるようになっている。
なお、持ち手部9は、その外屈曲姿勢19Aで先端つまみ部9bの一部が蓋外側にはみ出す長さに設定されているが、図6に示すように、仕様により、持ち手部9を、その外屈曲姿勢19Aにおける先端つまみ部9bが蓋体3の外縁よりも内側に位置する長さに設定してもよい。
さらに、持ち手部9は手指(特に、親指と人差し指と)でつまみ易いように十分な面積を有している。持ち手部9の形状は、図2に示すように、平面視で山形形状に形成されているが、どのような形状であってもよい。
なお、中皿の素材として例示したポリプロピレンは、例えば、0.20〜0.53mmの薄肉状であっても保形性に優れ、かつ持ち手部9には可撓性も有する。
上記構成において、包装用容器1の使用方法は以下のとおりである。容器本体2にごはんや麺Bを入れ、中皿4に具材Aを入れ、蓋体3を容器本体2に内嵌合し、被包装物を密封状態で包装して販売する。
購買者は、購入した被包装物(商品)を電子レンジで加熱した後、蓋体3を容器本体2から取り外す。図5(a)は蓋体3を容器本体2から取り外した状態を示す。
次に、図5(b)に示すよう、中皿4の持ち手部9を持ち上げて中皿4を傾け、中皿4の具材Aを底壁のリブ13に沿って滑らせながら傾斜開口部12に導き、傾斜開口部12から容器本体2へ入れる。このとき、中皿4の具材Aをスムーズに容器本体2内の麺類Bの上に載せることができるので、出来栄えも良い食品を得ることができる。図5(c)は容器本体内のごはんや麺類Bの上に、中皿4の具材Aを載せ終わった状態を示す。
このとき、中皿4は、商品販売時点で、持ち手部9が蓋体3よりも外側にはみ出した外屈曲姿勢19Aであり、中皿4の具材Aを容器本体2内に入れるために中皿4を傾けるとき、持ち手部9に中皿4の具材Aが直接接触していないので、手を汚すことなく、具材Aを容器本体内に入れることができる。
以上の実施形態から明らかなとおり、本発明の一態様として、容器本体の上面開口縁に載置され、上方を容器本体の開口縁に嵌合する蓋体により覆われる合成樹脂製の中皿は、中皿本体の外周縁に形成され前記容器本体の開口部に嵌合載置される外フランジと、外フランジの一部に一体成形され外方向に突出する持ち手部とを備え、前記持ち手部は、可撓性を有し、その基部がジャバラ状に形成され、平面状を基部から先端側に向かって伸縮可能で、かつ平面と直交する方向に屈曲可能とされている。
したがって、中皿の持ち手部を、容器本体と蓋体との嵌合状態に拘わらず、その嵌合部の内側に収納させたり、あるいは嵌合部を通過させて外側に延出させるなど、種々のニーズに対応して持ち手部の態様を変更させることができる。
しかも、中皿が容器本体の開口縁の内側に内嵌合されて収容載置され、前記蓋体の外周に形成された蓋体環状突起が容器本体の開口縁の内側に密着して内嵌合された形態であっても、中皿の素材厚みを出来るだけ薄くし、持ち手部がジャバラ形状をしているため、容器本体と蓋体との内嵌合強度を阻害しないようになっている。
持ち手部は、中皿の外フランジと対向する蓋体環状突起よりも蓋外側に屈曲する外屈曲姿勢と、中皿の外フランジとこれに対向する蓋体環状突起とに挟まれて蓋内側に屈曲する内屈曲姿勢とに切替可能な可撓性を有しているのが好ましい。これにより、持ち手部は、仕様に応じて、蓋体の内側に屈曲する内屈曲姿勢と、蓋体の外側に持ち出される外屈曲姿勢とのいずれの姿勢をも取ることができ、持ち手部の収容形態の自由度を高めることができる。
この場合、持ち手部は、その外屈曲姿勢で先端つまみ部の一部が蓋体外側にはみ出す長さに設定することができる。これにより、持ち手部は、蓋体の外部から見えるので、中皿の具材に触れることなく、持ち手部が具材により汚れることがない。
なお、持ち手部は、その外屈曲姿勢における先端つまみ部が蓋体の外縁よりも内側に位置する長さに設定することもできる。これにより、持ち手部が蓋体よりも外側にないので、搬送時に持ち手部を不用意に引っ掛けるおそれがなくなる。
また、中皿本体に傾斜開口部が形成され、持ち手部が傾斜開口部と反対側に配置された態様を採用することができる。これにより、持ち手部を持って中皿内の具材をスムーズに傾斜開口部から容器本体内に滑らせることができる。
また、中皿の容器本体への載置状態で、中皿の外フランジと容器本体の内側面との間に容器本体から中皿を通して蓋体側に蒸気抜きできるように、中皿の外周縁の一部にエア抜き用切欠部を形成することができる。これにより、蓋体にも図1に示すように蒸気抜き部20を形成しておけば、電子レンジなどによる加熱時に容器内の内圧が高まるのを防止することができる。
そして、容器本体と、容器本体の上面開口縁に嵌合する蓋体と、上記のような中皿とを備えた包装用容器を提供した場合、蓋体や容器本体の形状に変更があっても、あるいは、持ち手部の保持姿勢に対する変更があっても、これらに対応できる包装用容器を提供することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正・変更を加えることができるのは勿論である。例えば、上記実施形態では、容器本体内に麺類を収容し、中皿に具材を載せた例を示したが、これとは逆に、中皿4に麺類を載せ、容器本体2内に具材を収容する態様であってもよい。また、容器本体2内の収容する食品としては、上記のごとく、麺類に限定されるものではなく、ご飯など、他の食品であってもよいことは勿論である。
また、容器本体、蓋体、中皿の嵌合形態は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、容器本体2に対して、中皿4を内嵌合し、蓋体3を外嵌合する態様、容器本体2に対して中皿4を外嵌合し、蓋体3を中皿4に対して内嵌合する態様、容器本体2に対して中皿4を外嵌合し、さらに蓋体3を中皿4に対して外嵌合する態様のいずれをも採用可能である。
また、ジャバラ形状は持ち手部9の基部のみに限らず、ほとんど全部に形成されていてもよい。また、上記実施形態では、持ち手部9のジャバラが伸張し、蓋体3と容器本体2との嵌合部に密着して、汁などの流出を防止しているが、この場合、汁などの流出防止手段として、ジャバラ形状の伸長のみならず、容器本体2および蓋体3の弾性変形も寄与するようにしてもよい。
1 包装用容器
2 容器本体
2a 開口縁
3 蓋体
4 中皿
5 外フランジ
6 段部
7 環状突起
7a 外側壁
8 外フランジ
9 持ち手部
9a 基部
9b 先端部
9c 矢印
10 底壁
11 側壁
12 斜面開口部
13 リブ
14 切欠部
19A 外屈曲姿勢
19B 内屈曲姿勢
20 蒸気抜き部

Claims (7)

  1. 容器本体の上面開口縁に載置され、上方を容器本体の開口縁に嵌合する蓋体により覆われる合成樹脂製の中皿であって、
    中皿本体の外周縁に形成され前記容器本体の開口部に嵌合載置される外フランジと、外フランジの一部に一体成形され外方向に突出する持ち手部とを備え、
    前記持ち手部は、その基部がジャバラ状に形成され、平面状を基部から先端側に向かって伸縮可能で、かつ平面と直交する方向に屈曲可能で、さらに、中皿の外フランジと対向する蓋体環状突起よりも蓋外側に屈曲する外屈曲姿勢と、中皿の外フランジとこれに対向する蓋体環状突起とに挟まれて蓋内側に屈曲する内屈曲姿勢とに切替可能な可撓性を有することを特徴とする、包装用容器の中皿。
  2. 中皿が容器本体の開口縁の内側に内嵌合されて収容載置され、前記蓋体の外周に形成された蓋体環状突起が容器本体の開口縁の内側に密着して内嵌合された、請求項1に記載の包装用容器の中皿。
  3. 前記持ち手部は、その外屈曲姿勢で先端つまみ部の一部が蓋体外側にはみ出す長さに設定されている、請求項1又は2に記載の包装用容器の中皿。
  4. 前記持ち手部は、その内屈曲姿勢における先端つまみ部が蓋体の外縁よりも内側に位置する長さに設定されている、請求項1又は2に記載の包装用容器の中皿。
  5. 前記中皿本体に斜面開口部が形成され、前記持ち手部が前記斜面開口部と反対側に配置された請求項1〜4のいずれかに記載の包装用容器の中皿。
  6. 中皿の容器本体への載置状態で、中皿の外フランジと容器本体の内側面との間に容器本体から中皿を通して蓋体側に蒸気抜きできるように、中皿の外周縁の一部にエア抜き用切欠部が形成された、請求項1〜5のいずれかに記載の包装用容器の中皿。
  7. 容器本体と、容器本体の上面開口縁に嵌合する蓋体と、請求項1〜6のいずれかに記載の中皿とを備えた包装用容器。
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