JP2021054535A - カップ食品 - Google Patents

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Yusuke Wakai
祐介 若井
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貴博 土手
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Abstract

【課題】簡単な構成で満足する味が得られるように改良したカップ食品を提供する。【解決手段】カップ容器本体30と、カップ容器本体30の高さ方向中間位置でカップ容器本体30の内壁に着脱自在に嵌合する中皿20と、カップ容器本体30の上部を覆う蓋体10と、を具備し、中皿の下部の第1の空間にスープ状の第1の食材を収納し、前記中皿の上の第2の空間に第2の食材を収納し、食に際しては、容器全体を加熱した後、中皿20をカップ容器本体30から外して、第2の食材を第1の食材の上に落下させる。【選択図】図1

Description

本発明は、コンビニエンスストア等において提供されるスープ状の食材を含むカップ食品に関し、特に簡単な構成で満足する味が得られるように改良したカップ食品に関する。
従来、コンビニエンスストア等においてはカップ状の容器に収容された種々のカップ食品が提供されている。
この種のカップ食品の中には、スープ状の食材を含むカップ食品があり、例えば、カップラーメン、カップ蕎麦、スープパスタ、惣菜鍋等がある。
さて、従来のスープ状の食材を含むカップ食品の一例として、特許文献1に開示されたものが知られている、この特許文献1に開示された「インスタント食品」は、カップ状の主容器2内に、冷凍麺3、冷凍スープ4及び具5が収納されており、小容器7は、上部が蓋6の裏面に結合し、下部に開口部を有し、その開口部は蓋材8で閉止されていおり、蓋材8は、冷凍スープが加熱溶解された場合に溶融剥離する食材で構成されている。
また、この種のカップ食品には、上記冷凍スープ又は冷凍たれの代わりにゼラチン状のゼラチンスープを用いたカップ食品も知られており、このゼラチンスープを用いたカップ食品は、ゼラチンスープをカップ容器内に収納し、食する場合はカップ容器全体を加熱することによりゼラチンスープを溶融させて麺に絡めるように構成されている。
しかしながら、このようなカップ食品においては、冷凍スープ、冷凍たれ、ゼラチンスープを用い、食に際してはこれら冷凍スープ、冷凍たれ、ゼラチンスープを解凍して使用するように構成されているので、満足する味が得られないという問題があった。
また、冷凍スープ、冷凍たれ、ゼラチンスープの代わりにストレートスープを用いることも提案されているが、ストレートスープ等のスープ状の食材を用いた場合、このスープ状の食材と他の食材とを分離状態に保持するのが難しく、またスープ状の食材が容器からこぼれてしまう虞があるという問題もあった。
特開平9−187241号公報
そこで、本発明は、簡単な構成で満足する味が得られるように改良したカップ食品を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、コンビニエンスストア等で販売され、加熱して食するカップ状容器に収納されたカップ食品であって、カップ容器本体と、前記カップ容器本体の高さ方向中間位置で前記カップ容器本体の内壁に着脱自在に嵌合する中皿と、前記カップ容器本体の上部を覆う蓋体と、を具備し、前記中皿の下部の第1の空間にスープ状の第1の食材を収納し、前記中皿の上の第2の空間に第2の食材を収納し、食に際しては、容器全体を加熱した後、前記中皿を前記カップ容器本体から外して、前記第2の食材を前記第1の食材の上に落下させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記カップ容器本体の高さ方向中間位置に、下方に向かって外側に傾斜した傾斜面を有する段差部が形成されているともに、前記中皿の外周部には、前記傾斜面に当接して下方に向かって外側に傾斜した嵌合面が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記中皿に設けられ、該中皿を前記カップ容器本体から外す際に把持される把持部、を具備することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記把持部は、前記中皿の周縁部に接続された舌片部からなることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明において、前記中皿に、前記容器全体を加熱した際に前記第1の食材から発生した蒸気を前記第2の食材側に逃がす蒸気抜き部が設けられている
ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明において、前記カップ容器本体の上部周縁部に、下方に向かって外側に傾斜した側面を有する凸部が形成され、前記蓋体は、その外周部に、前記凸部の側面に当接し下方に向かって外側に傾斜した当接面を有することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明において、前記蓋体は、前記カップ容器本体の上面に離脱自在に貼着されるトップフィルムからなることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明において、前記蓋体は、前記カップ容器本体の上面に装着されるトップシュリンク構造を有することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明において、前記蓋体は、その外周部に、前記カップ容器本体の上部周縁端に係合する突起部を備えた外嵌合構造を有することを特徴とする.
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明において、前記カップ容器本体の上部周縁部に、内側に向かって窪んだ凹部が形成され、前記蓋体は、前記凹部に嵌合する凸部を有する側面嵌合構造を有することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10に記載の発明において、前記第1の食材は、惣菜鍋用のスープを含み、前記第2の食材は、前記惣菜鍋用の具材を含むことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項1乃至10に記載の発明において、前記第1の食材は、スープパスタ用のパスタソースを含み、前記第2の食材は、前記パスタソースが絡められるパスタ及び具材を含むことを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の発明において、前記第1の食材は、スープカレー用のカレーソースを含み、前記第2の食材は、前記カレーソースが絡められるライス及び具材を含むことを特徴とする。
本発明によれば、コンビニエンスストア等で販売され、加熱して食するカップ状容器に収納されたカップ食品であって、カップ容器本体と、前記カップ容器本体の高さ方向中間位置で前記カップ容器本体の内壁に着脱自在に嵌合する中皿と、前記カップ容器本体の上部を覆う蓋体と、を具備し、前記中皿の下部の第1の空間にスープ状の第1の食材を収納し、前記中皿の上の第2の空間に第2の食材を収納し、食に際しては、容器全体を加熱した後、前記中皿を前記カップ容器本体から外して、前記第2の食材を前記第1の食材の上に落下させるように構成したので、簡単な構成で満足する味が得られるようにしたカップ食品を提供することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係るカップ食品の実施例1で採用するカップ食品容器を説明する組立断面略図である。 図2は、図1で説明したカップ食品容器の断面略図及び中皿及び蓋体の上面図である。 図3は、図2に示したカップ食品容器の断面略図の要部拡大図である。 図4は、本発明に係るカップ食品の喫食動作を説明する図である。 図5は、本発明に係るカップ食品の喫食動作を説明する図である。 図6は、本発明に係るカップ食品で用いるカップ食品容器の他の構成例を図3に対応して示した要部拡大図である。 図7は、本発明に係るカップ食品の実施例2の断面略図である。 図8は、本発明に係るカップ食品の実施例3の断面略図である。 図9は、本発明に係るカップ食品の実施例4の要部及びの実施例5の要部の断面略図である。 図10は、本発明に係るカップ食品の実施例6の要部及びの実施例7の要部の断面略図である。 図11は、本発明に係るカップ食品実施例8の断面略図である。
以下、本発明を実施するための実施例について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
実施例1のカップ食品100には、図1に組立断面略図で示すカップ食品容器100aが使用される。
図1において、この実施例のカップ食品100で使用するカップ食品容器100aは、図1(A)に示す蓋体10と、図1(B)に示す中皿20と、図1(C)に示すカップ容器本体30とを具備し、図1(D)に示すような断面構造から構成される。
ここで、カップ容器本体30の高さ方向中間位置の内周面には、2段の段差部31が形成され、一方、中皿20の周縁部には、カップ容器本体30の2段の段差部31に嵌合する嵌合部21が形成され、この中皿20はカップ容器本体30の高さ方向中間位置の内周面に上記嵌合部21及び上記段差部31を用いて、着脱自在に嵌合される。
なお、中皿20には、この中皿20をカップ容器本体30から取り外すときに把持される把持部22が設けられている。
蓋体10は、その外周面縁部に、カップ容器本体30の上端部周面上部に形成された凸部32に嵌合する段部11が形成されており、この蓋体10は、蓋体10の段部11をカップ容器本体30の凸部32に嵌合させることにより、カップ容器本体40に着脱自在に取り付けられる。
図2は、図1で説明したカップ食品容器100aの断面略図(図2(A))及び中皿20の上面図(図2(B))及び蓋体10の上面図(図2(C))であり、図3は、図2に示したカップ食品容器100の断面略図の要部拡大図であり、図3において、図3(A)は、図2(A)で丸30Aで囲む部分の拡大図を示し、図3(B)は、図2(A)で丸30Bで囲む部分の拡大図を示す。
図2(A)及び図3において、カップ食品容器100aの高さ方向中間位置の内周面には、図3(B)に示すように、カップ容器本体30の2段の段差部31に中皿20の上記嵌合部21が嵌合されて、カップ容器本体30に対して中皿20が着脱自在に嵌合されるように構成されている。また、カップ容器本体30の上端部の凸部32の内周面には、図3(A)に示すように、蓋体10の段部11が嵌合されて、蓋体10が着脱自在に取り付けられる。
図2(B)は、図1で説明したカップ食品容器100aの中皿20の上面図である。図2(B)において、このカップ食品容器100aの中皿20は、その中央部に円形の凹部23が形成され、この凹部23の中心に蒸気抜き孔24が穿設されている。
また、この中皿20には、中皿20をカップ容器本体30から外す際に把持される把持部が設けられており、この把持部は、中皿20の周縁部に接続された舌片部22から構成することができる。
ここで、中皿20の中央部の凹部23の中心に穿設された蒸気抜き孔24は、カップ容器本体40の加熱時に中皿20とカップ容器本体30の底部との間の空間に発生する蒸気を中皿20の上方に逃がすために設けられたもので、この蒸気抜き孔24により、中皿20の上部に逃げた蒸気が中皿20の上面に載置された麺Nを有効に温めるという機能を有する。
また、この蒸気抜き孔24は、中皿20とカップ容器本体30の底部との間の空間の空気が膨張しても中皿20がカップ容器本体30から離脱し難くするという機能も有する。
また、蒸気抜き孔24の周辺の凹部23は、蒸気抜き孔24から漏れた蒸気が液化した場合に、これを一時的に溜める機能を有する。
なお、上記構成において、蒸気抜き孔24は、1つだけ設けられているがこれを2つ以上設けてもよく、また、蒸気抜き孔24の形状は円形ではなく直線又は曲線状の切込みから構成してもよく、またその形成位置も中央部以外でもよい。
図2(C)に示すこの実施例のカップ食品容器100aの蓋体10は、外周部に段部11が形成され、この段部11は、カップ容器本体30の上部周辺部の凸部32の内周面に嵌合し、これにより蓋体10をカップ容器本体30に高密閉度で着脱自在に取り付けることができるように構成されている。
さて、実施例1のカップ食品100において、図1乃至図3に示したカップ食品容器100aの中皿20とカップ容器本体30の底部との間の第1の空間には、スープ状の第1の食材が収納され、中皿20と蓋体10との間の第2の空間には、第2の食材が収容される。
ここで、第1の食材は、例えば、惣菜鍋用のスープを含むようにすることができ、第2の食材は、惣菜鍋用の具材を含むようにすることができる。
また、第1の食材として、スープパスタ用のパスタソースを含むようにし、第2の食材としてパスタ及び具材を含むようにすることができる。
また、第1の食材として、スープカレー用のカレーソースを含むようにし、第2の食材としては、ライス及び具材を含むようにすることもできる。
次に、図4及び図5を参照して、本発明に係るカップ食品100の喫食動作を説明する。なお、図4及び図5においては、本発明に係るカップ食品100が中皿20とカップ容器本体30の底部との間の第1の空間に惣菜鍋用のスープSを収容し、中皿20と蓋体10との間の第2の空間に惣菜鍋用の具材Mを収容した惣菜鍋を提供する場合について説明している。
図4(A)は、本発明に係るカップ食品100の喫食前の状態を示す。図4(A)において、中皿20とカップ容器本体30の底部との間の第1の空間には、第1の食材である惣菜鍋用のスープSが収容され、中皿30の上の第2の空間には、第2の食材である惣菜鍋用の具材Mが収容される。
この図4(A)に示すカップ食品100を食するには、まず、図4(B)に示すように、電子レンジ50で図4(A)に示したカップ食品100全体を加熱する。
次に、図5(C)に示すように、中皿20の舌片部22を把持して中皿20をカップ容器本体30から取り外し、中皿30上の加熱された惣菜鍋用の具材Mをカップ容器本体30内の加熱した惣菜鍋用のスープS内に落下させる。
これにより、加熱された惣菜鍋用の具材Mが加熱された惣菜鍋用のスープS内に投入され、この状態でこのカップ食品100を喫食することができる。
なお、上記構成によると、このカップ食品100の喫食ができるようになるまでに要する時間は電子レンジによる加熱時間を除くと10秒程度で、従来のこの種のカップ食品の喫食までの時間を大幅に短縮することができ、しかも味も飛躍的に改善することができる。
図6は、本発明に係るカップ食品で用いるカップ食品容器の他の構成例を図3に対応して示した要部拡大図である。
この構成例では、図6(A)に示すように、図3(A)に示したカップ容器本体30の上部周縁部に設けた凸部32に、下方に向かって角度aで外側に傾斜した側面32aを形成するとともに、蓋体10の外周部11に、凸部32の側面32aに当接し下方に向かって角度aで外側に傾斜した当接面11aを設ける。
上記構成によると、蓋体10は、蓋体10の当接面11aが、カップ容器本体30の凸部32の側面32aに当接してカップ容器本体30に取り付けられるので、カップ容器本体30に対する蓋体10の気密性を保持した嵌合を確実にすることができるとともに、カップ容器本体30に対する蓋体10の着脱自在な嵌合が可能になる。
また、本発明に係るカップ食品容器の他の構成例では、図6(B)に示すように、図3(B)に示した2段の段差部31に、下方に向かって角度bで外側に傾斜した傾斜面31aを形成するとともに、中皿20の周縁部の嵌合部21に、傾斜面31aに当接して下方に向かって角度bで外側に傾斜した嵌合面21aを設ける。
上記構成において、カップ容器本体30内に中皿20を収容し、中皿20を下方に押し下げると、カップ容器本体30の段差部31の傾斜面31aと中皿20の周縁部の嵌合面21aとが当接してカップ容器本体30の高さ方向中間位置において、中皿20が固定される。
ここで、カップ容器本体30の段差部31の傾斜面31aは、下方に向かって外側に傾斜しており、中皿20の外周部の嵌合部21の嵌合面21aも、上記傾斜面31aに当接するように下方に向かって外側に傾斜しているので、カップ容器本体30と中皿20との気密性を保持した嵌合を確実にするとともに、カップ容器本体20と中皿との着脱自在な嵌合を可能にすることができる。
図7は、本発明に係るカップ食品の実施例2の断面略図である。
図7に示す実施例2のカップ食品200は、図1乃至図6と同様に、惣菜鍋を提供するもので、中皿20とカップ容器本体30の底部との間の第1の空間には惣菜鍋用のスープSが収容され、中皿20と蓋体10との間の第2の空間には惣菜鍋用の具材Mが収容される。
ここで、この実施例2のカップ食品200では、カップ容器本体30の底部から蓋体10までの高さが、図1乃至6で説明したカップ食品容器100aより低く構成されている。
このカップ食品200の食に際しては、図4、図5で説明したと同様に、カップ食品200全体を電子レンジ等で加熱し、その後中皿20の舌片部22を把持して中皿20をカップ容器本体30から取り外し、中皿30上の加熱された惣菜鍋用の具材Mをカップ容器本体30内の加熱された惣菜鍋用のスープSの上に落下させる。
その他の構成は、図1乃至6で説明したカップ食品100と同様である。
図8は、本発明に係るカップ食品の実施例3の断面略図である。
図8に示す実施例3のカップ食品300は、スープパスタを提供するもので、中皿20とカップ容器本体30の底部との間の第1の空間にはスープパスタ用のパスタソースPSが収容され、中皿20と蓋体10との間の第2の空間には茹で上げたパスタNが収容される。
また、この実施例3のカップ食品300においても、カップ容器本体30の底部から蓋体10までの高さは図1乃至6で説明したカップ食品容器100aより低く構成されている。
このカップ食品300の食に際しては、図4、図5で説明したと同様に、カップ食品300全体を電子レンジ等で加熱し、その後中皿20の舌片部22を把持して中皿20をカップ容器本体30から取り外し、中皿30上の加熱されたパスタNをカップ容器本体30内の加熱されたパスタソースPSの上に落下させる。
その他の構成は、図1乃至6で説明したカップ食品100と同様である。
図9は、本発明に係るカップ食品の実施例4の要部及びの実施例5の要部の断面略図であり、図10は、本発明に係るカップ食品の実施例6の要部及びの実施例7の要部の断面略図である。
図9(A)に示す実施例4に示すカップ食品400においては、実施例1の蓋体10の代わりに、カップ容器本体30の上面に直接貼着されるトップフィルムからなる蓋体12を用いて構成される。その他の構成は図1乃至6に示したカップ食品と同様である。
すなわち、図9(A)に示す実施例4のカップ食品400の上面には、トップフィルムなる蓋体12が直接貼着されており、この実施例4のカップ食品を食する場合は、まず、カップ容器本体30の上面からトップフィルムなる蓋体12を剥がす。その後の手順は、図4及び図5で説明した手順と同様である。
図9(B)に示す実施例5に示すカップ食品500においては、実施例1の蓋体10の代わりに、カップ容器本体30の上面に装着されるシュリンクフィルムを用いたトップシュリンク構造の蓋体13を用いて構成したものである。その他の構成は図1乃至6に示したカップ食品と同様である。
すなわち、図9(B)に示す実施例5のカップ食品500の上面には、トップシュリンク構造の蓋体13が装着されており、この実施例5のカップ食品を食する場合は、まず、カップ容器本体30の上面からトップシュリンク構造の蓋体13を取り外す。その後の手順は、図4及び図5で説明した手順と同様である。
図10(C)に示す実施例6に示すカップ食品600においては、実施例1の蓋体10の代わりに、カップ容器本体30の上部周縁端に係合する突起部14aを備えた外嵌合構造を有する蓋体14を用いて構成される。その他の構成は図1乃至6に示したカップ食品と同様である。
すなわち、図10(C)に示す実施例6のカップ食品600の上面には、カップ容器本体30の上部周縁端に係合する突起部14aを備えた外嵌合構造の蓋体14が装着されており、この実施例6のカップ食品を食する場合は、まず、カップ容器本体30の上面から蓋体14を取り外す。その後の手順は、図4及び図5で説明した手順と同様である。
図10(D)に示す実施例7に示すカップ食品700においては、カップ容器本体30の上部周縁部に、内側に向かって窪んだ凹部30aが形成され、実施例1の蓋体10の代わりに、上記凹部30aに嵌合する凸部15aを有する側面嵌合構造を有する蓋体15が装着されており、この実施例7のカップ食品を食する場合は、まず、カップ容器本体30の上面から蓋体15を取り外す。その後の手順は、図4及び図5で説明した手順と同様である。
なお、図9(A)に示す実施例4のトップフィルムなる蓋体12、図9(B)に示す実施例5のトップシュリンク構造の蓋体13、図10(C)に示す実施例6の外嵌合構造の蓋体14、図10(D)に示す実施例7の側面嵌合構造の蓋体15は、惣菜鍋を提供する場合に限らず、スープパスタを提供する場合、スープカレーを提供する場合等にも同様に適用することができる。
図11は、本発明に係るカップ食品の実施例8の断面略図である。
この実施例8に示すカップ食品800において、中皿20とカップ容器本体30の底部との間の第1の空間に第1の食材として、スープカレー用のカレーソースCSを含むようにし、中皿20と蓋体10との間の第2の空間に第2の食材としては、ライスR及び具材Mを含むようにしてスープカレーを提供する場合について説明する。この実施例8に示すカップ食品800においては、カップ容器本体30の上部で、カップ容器本体30の内壁に係合し、トッピング用具材OMが載置されるトッピング用具材収容皿40が設けられている。
この実施例8に示すカップ食品800を食する場合には、まず、トッピング用具材OMが載置されるトッピング用具材収容皿40を取り出した後、電子レンジ等でカップ食品600全体を加熱し、中皿20の舌片部22を把持して中皿20をカップ容器本体30から取り外し、中皿30上の加熱されたライスR及び具材Mをカップ容器本体30内の加熱したカレーソースCSの上に落下させ、その後、トッピング用具材収容皿40のトッピング用具材OMをカレーソースCSの上に落として食する。
なお、上記実施例8に示すカップ食品800において、トッピング用具材OMが載置されるトッピング用具材収容皿40を取り出さずに、カップ食品600全体を加熱した後食するように構成してもよい。
また、上記実施例8に示すカップ食品800においては、スープカレーを提供する場合について説明したが、惣菜鍋、スープパスタ等を提供する場合においても同様に構成することができる。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内であれば、当業者の通常の創作能力によって多くの変形が可能である。
例えば、上記実施例ではカップ容器本体30から中皿20を取り外すのに中皿20の周縁部に接続された舌片部22を把持するように構成したが、この舌片部22の代わりに他の形状の把持部を用いてもよい。例えば、中皿20の中央部から偏奇した位置に突出した把持部を設け、この把持部を把持して中皿20をカップ容器本体30から取り外すように構成してもよい。
また、上記実施例では、カップ容器本体30の形状を円錐台形状としたが、6角錐台形状、四角錐台形状等の他の形状のものを用いても同様に構成することができる。
10、12、13、14、15 蓋体
20 中皿
21 嵌合部
22 舌片部
23 凹部
24 蒸気抜き孔
30 カップ容器本体
40 トッピング用具材収容皿
100a カップ食品容器
100、200、300、400、500、600、700、800 カップ食品

Claims (13)

  1. コンビニエンスストア等で販売され、加熱して食するカップ状容器に収納されたカップ食品であって、
    カップ容器本体と、
    前記カップ容器本体の高さ方向中間位置で前記カップ容器本体の内壁に着脱自在に嵌合する中皿と、
    前記カップ容器本体の上部を覆う蓋体と、
    を具備し、
    前記中皿の下部の第1の空間にスープ状の第1の食材を収納し、前記中皿の上の第2の空間に第2の食材を収納し、食に際しては、容器全体を加熱した後、前記中皿を前記カップ容器本体から外して、前記第2の食材を前記第1の食材の上に落下させる
    ことを特徴とするカップ食品。
  2. 前記カップ容器本体の高さ方向中間位置に、下方に向かって外側に傾斜した傾斜面を有する段差部が形成されているともに、前記中皿の外周部には、前記傾斜面に当接して下方に向かって外側に傾斜した嵌合面が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のカップ食品。
  3. 前記中皿に設けられ、該中皿を前記カップ容器本体から外す際に把持される把持部、
    を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載のカップ食品。
  4. 前記把持部は、
    前記中皿の周縁部に接続された舌片部からなる
    ことを特徴とする請求項3に記載のカップ食品。
  5. 前記中皿に、前記容器全体を加熱した際に前記第1の食材から発生した蒸気を前記第2の食材側に逃がす蒸気抜き部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のカップ食品。
  6. 前記カップ容器本体の上部周縁部に、下方に向かって外側に傾斜した側面を有する凸部が形成され、
    前記蓋体は、
    その外周部に、前記凸部の側面に当接し下方に向かって外側に傾斜した当接面を備えた内嵌合構造を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカップ食品。
  7. 前記蓋体は、
    前記カップ容器本体の上面に離脱自在に貼着されるトップフィルムからなる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカップ食品。
  8. 前記蓋体は、
    前記カップ容器本体の上面に装着されるトップシュリンク構造を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカップ食品。
  9. 前記蓋体は、
    その外周部に、前記カップ容器本体の上部周縁端に係合する突起部を備えた外嵌合構造を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカップ食品。
  10. 前記カップ容器本体の上部周縁部に、内側に向かって窪んだ凹部が形成され、
    前記蓋体は、
    前記凹部に嵌合する凸部を有する側面嵌合構造を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカップ食品。
  11. 前記第1の食材は、惣菜鍋用のスープを含み、前記第2の食材は、前記惣菜鍋用の具材を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のカップ食品。
  12. 前記第1の食材は、スープパスタ用のパスタソースを含み、前記第2の食材は、前記パスタソースが絡められるパスタ及び具材を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のカップ食品。
  13. 前記第1の食材は、スープカレー用のカレーソースを含み、前記第2の食材は、前記カレーソースが絡められるライス及び具材を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のカップ食品。
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