JP6655750B1 - カップ食品及びカップ食品容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱湯を必要とせずに、電子レンジ等で短時間で加熱して食することができ、かつ満足する味が得られるカップ食品及びカップ食品容器を提供する。【解決手段】カップ容器本体30と、カップ容器本体30の高さ方向中間位置でカップ容器本体30の内壁に着脱自在に嵌合し、中心部に凹部23が設けられるとともに、該凹部23の中央に蒸気抜き孔34が設けられた中皿20と、カップ容器本体30の上部を覆う蓋体10と、を具備し、中皿20の下部の空間にストレートスープSを収納し、中皿20の上に茹で上げた中華麺Nを収納し、食に際しては、容器全体を加熱した後、中皿20をカップ容器本体30から外して、中華麺Nを加熱したストレートスープSの中に落下させる。【選択図】図1

Description

本発明は、コンビニエンスストア等において提供されるカップ食品及びカップ食品容器に関し、特に、熱湯を使用せずに食に供することができるカップ食品及びカップ食品容器に関する。
従来、コンビニエンスストア等において提供される、カップラーメン、カップうどん、カップ蕎麦等においては、熱湯を注ぎ、数分間待った後食するように構成されたものがある。
しかし、上記構成のカップラーメン、カップうどん、カップ蕎麦等においては、食するのに必ず熱湯が必要となり、熱湯が得られない場合は食することができないという問題があった。
そこで、熱湯が得られなくても食することができるインスタント食品として、特許文献1に開示されたものが知られている。特許文献1に開示された「インスタント食品」は、着脱可能な蓋を備えた主容器に収納された調理済みの冷凍主食材と、前記主容器内に、小容器に収納された状態で収納された冷凍スープ又は冷凍たれとを備え、前記小容器には、前記冷凍主食材及び冷凍スープ又は冷凍たれを加熱する際に、この加熱にともなって開口するように構成されている。
しかし、特許文献1に開示された「インスタント食品」は、スープ又はたれとして冷凍スープ又は冷凍たれを使用しているため、電子レンジ等で加熱する際に時間がかかり、食するのに時間がかかるという問題があった。
また、コンビニエンスストア等において提供される上記カップラーメン、カップうどん、カップ蕎麦等においては、ゼラチン状のゼラチンスープを用いたカップ食品も知られている。このゼラチンスープを用いたカップ食品は、ゼラチンスープをカップ容器内に収納し、食する場合はカップ容器全体を加熱することによりゼラチンスープを溶融させて麺に絡めるように構成されている。
しかし、この種のカップ食品は、電子レンジ等の加熱によりゼラチンスープを溶融するのに時間がかかり、また、ゼラチンスープを用いているため満足する味が得られないという問題があった。
特開平9−187241号公報
そこで、本発明は、電子レンジ等で短時間で加熱して食することができ、かつ満足する味が得られるカップ食品及びカップ食品容器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1の発明のカップ食品は、加熱して食するカップ状容器に収納されたカップ食品であって、カップ容器本体と、前記カップ容器本体の高さ方向中間位置で前記カップ容器本体の内壁に着脱自在に嵌合し、中心部に凹部が設けられるとともに、該凹部の中央に蒸気抜き孔が設けられた中皿と、前記カップ容器本体の上部を覆う蓋体と、を具備し、前記中皿の下部の空間に冷凍若しくはゼラチン化されていないストレートスープを収納し、前記中皿の上に茹で上げた調理麺を収納し、食に際しては、容器全体を加熱した後、前記中皿を前記カップ容器本体から外して、調理麺を加熱したストレートスープの中に落下させることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、前記カップ容器本体の上部周縁部に、下方に向かって外側に傾斜した側面を有する凸部が形成されているとともに、前記蓋体の外周部には、前記凸部の側面に当接し下方に向かって外側に傾斜した当接面を有することを特徴とすることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記カップ容器本体の高さ方向中間位置に、下方に向かって外側に傾斜した傾斜面を有する段差部が形成されているともに、前記中皿の外周部には、前記傾斜面に当接して下方に向かって外側に傾斜した嵌合面が設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、前記中皿に設けられ、該中皿を前記カップ容器本体から外す際に把持される把持部、を具備することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載の発明において、前記把持部は、前記中皿の周縁部に接続された舌片部からなることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明において、前記蓋体は、前記カップ容器本体の上面に離脱自在に貼着されるトップフィルムからなることを特徴とする。
請求項7の発明のカップ食品容器は、加熱して食する食品を収容するカップ状のカップ食品容器であって、カップ容器本体と、前記カップ容器本体の高さ方向中間位置で前記カップ容器本体の内壁に着脱自在に嵌合し、中心部に凹部が設けられるとともに、該凹部の中央に蒸気抜き孔が設けられた中皿と、前記カップ容器本体の上部を覆う蓋体と、
前記中皿に設けられ、該中皿を前記カップ容器本体から外す際に把持される把持部と、を具備し、前記中皿の下部の空間に冷凍若しくはゼラチン化されていないストレートスープを収納し、前記中皿の上に茹で上げた調理麺を収納することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7に記載の発明において、前記カップ容器本体の上部周縁部に、下方に向かって外側に傾斜した側面を有する凸部が形成されているとともに、前記蓋体の外周部には、前記凸部の側面に当接し下方に向かって外側に傾斜した当接面を有することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項7又は8に記載の発明において、前記カップ容器本体の高さ方向中間位置に、下方に向かって外側に傾斜した傾斜面を有する段差部が形成されているともに、前記中皿の外周部には、前記傾斜面に当接して下方に向かって外側に傾斜した嵌合面が設けられていることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項7乃至9のいずれか1項に記載の発明において、前記中皿に設けられ、該中皿を前記カップ容器本体から外す際に把持される把持部、を具備することを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10に記載の発明において、前記把持部は、前記中皿の周縁部に接続された舌片部からなることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項7乃至11のいずれか1項に記載の発明において、前記蓋体は、前記カップ容器本体の上面に離脱自在に貼着されるトップフィルムからなることを特徴とする。
本発明によれば、カップ容器本体と、前記カップ容器本体の高さ方向中間位置で前記カップ容器本体の内壁に着脱自在に嵌合し、中心部に凹部が設けられるとともに、該凹部の中央に蒸気抜き孔が設けられた中皿と、前記カップ容器本体の上部を覆う蓋体と、を具備し、前記中皿の下部の空間にストレートスープを収納し、前記中皿の上に茹で上げた調理麺を収納し、食に際しては、容器全体を加熱した後、前記中皿を前記カップ容器本体から外して、調理麺を加熱しストレートスープの中に落下させるように構成したので、熱湯を必要とせずに、電子レンジ等で短時間で加熱して食することができ、かつ満足する味が得られるカップ食品及びカップ食品容器を提供することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係るカップ食品容器の実施例1を説明する組立断面略図である。 図2は、図1で説明したカップ食品容器の断面略図及び中皿及び蓋体の上面図である。 図3は、図2に示したカップ食品容器の断面略図の要部拡大図である。 図4は、本発明に係るカップ食品容器を用いたカップ食品の喫食動作を説明する図である。 図5は、本発明に係るカップ食品容器を用いたカップ食品の喫食動作を説明する図である。 図6は、本発明に係るカップ食品容器の実施例2を図3に対応して示した要部拡大図である。 図7は、本発明に係るカップ食品の実施例3を説明する断面略図である。
以下、本発明を実施するための実施例について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、本発明は、カップラーメン、カップうどん、カップ蕎麦等に適用可能であるが、以下に示す実施例においては、調理麺として、中華麺を想定したカップラーメンからなるカップ食品について示す。
実施例1のカップ食品100においては、図1に組立断面略図で示すカップ食品容器100aが使用される。
図1において、この実施例のカップ食品100で使用するカップ食品容器100aは、図1(A)に示す蓋体10と、図1(B)に示す中皿20と、図1(C)に示すカップ容器本体30とを具備し、図1(D)に示すような断面構造から構成される。
ここで、カップ容器本体30の高さ方向中間位置の内周面には、2段の段差部31が形成され、一方、中皿20の周縁部には、カップ容器本体30の2段の段差部31に嵌合する嵌合部21が形成され、この中皿20はカップ容器本体30の高さ方向中間位置の内周面に上記嵌合部21及び上記段差部31を用いて、着脱自在に嵌合される。
なお、中皿20には、この中皿20をカップ容器本体30から取り外すときに把持される把持部22が設けられている。
蓋体10は、その外周面縁部に、カップ容器本体30の上端部周面上部に形成された凸部32に嵌合する段部11が形成されており、この蓋体10は、蓋体10の段部11をカップ容器本体30の凸部32に嵌合させることにより、カップ容器本体40に着脱自在に取り付けられる。
図2は、図1で説明したカップ食品容器100aの断面略図(図2(A))及び中皿20の上面図(図2(B))及び蓋体10の上面図(図2(C))であり、図3は、図2に示したカップ食品容器100の断面略図の要部拡大図であり、図3において、図3(A)は、図2(A)で丸30Aで囲む部分の拡大図を示し、図3(B)は、図2(A)で丸30Bで囲む部分の拡大図を示す。
図2(A)及び図3において、カップ食品容器100aの高さ方向中間位置の内周面には、図3(B)に示すように、カップ容器本体30の2段の段差部31に中皿20の上記嵌合部21が嵌合されて、カップ容器本体30に対して中皿20が着脱自在に嵌合される。また、カップ容器本体30の上端部の凸部32の内周面には、図3(A)に示すように、蓋体10の段部11が嵌合されて、蓋体10が着脱自在に取り付けられる。
そして、この実施例では、後に詳述するように、中皿20とカップ容器本体30の底部との間にラーメンスープであるストレートスープSが収納され、中皿20の上の空間に調理麺である茹で上げて水切りした中華麺Nと複数の具材Mが収納される。ここで、具材Mとしては、例えば、焼き豚、ネギ、メンマ等から構成することができる。
カップ容器本体30と中皿20との間は、図3(B)に示すように、カップ容器本体30の2段の段差部31と中皿20の嵌合部21とにより嵌合されているので、中皿20の下面とカップ容器本体30の底部との間に収容されたストレートスープSは非常に漏れにくい構造になっている。
また、カップ容器本体30と蓋体10との間も、カップ容器本体30の凸部32と蓋体10の段部11とが嵌合する構造になっているので、たとえカップ容器本体30の底部に収容されたストレートスープSが中皿20の上に漏れたとしても、このストレートスープSがカップ容器本体30の外部に漏れることはない。
また、このカップ食品容器100aの中皿30とカップ容器本体30の底部との間に収容されるストレートスープSはその都度作成される、濃縮されていなく、かつ、冷凍若しくはゼラチン化されていないスープであるので、これによりこのカップ食品の味を格段に改善することができる。
図2(B)は、図1で説明したカップ食品容器100aの中皿20の上面図である。図2(B)において、このカップ食品容器100の中皿20は、その中央部に円形の凹部23が形成され、この凹部23の中心に蒸気抜き孔24が穿設されている。
また、この中皿20には、中皿20をカップ容器本体30から外す際に把持される把持部が設けられており、この把持部は、中皿20の周縁部に接続された舌片部22から構成することができる。
ここで、中皿20の中央部の凹部23の中心に穿設された蒸気抜き孔34は、カップ容器本体40の加熱時に中皿20とカップ容器本体30の底部との間の空間に発生する蒸気を中皿30の上方に逃がすために設けられたもので、この蒸気抜き孔34により、中皿20の上部に逃げた蒸気が中皿20の上面に載置された麺Nを有効に温めるという機能を有する。
また、この蒸気抜き孔34は、中皿20とカップ容器本体30の底部との間の空間の空気が膨張しても中皿30がカップ容器本体40から離脱し難くするという機能も有する。
また、蒸気抜き孔34の周辺の凹部23は、蒸気抜き孔34から漏れた蒸気が液化した場合に、これを一時的に溜める機能を有する。
図2(C)に示すこの実施例のカップ食品容器100aの蓋体10は、外周部に段部11が形成され、この段部11は、カップ容器本体30の上部周辺部の凸部32の内周面に嵌合し、これにより蓋体10をカップ容器本体30に高密閉度で着脱自在に取り付けることができる。
図4及び図5は、本発明に係るカップ食品容器100aを用いたカップ食品100の喫食動作を説明する図である。
図4(A)は、本発明に係るカップ食品容器100aを用いたカップ食品100の喫食前の状態を示す。図4(A)においては、中皿20とカップ容器本体30の底部との間の空間にストレートスープSが収納され、中皿30の上の空間に調理麺である茹で上げて水切りした中華麺Nと複数の具材Mが収納されている。
この図4(A)に示すカップ食品容器100aを用いたカップ食品100を食するには、まず、図4(B)に示すように、電子レンジ40で図4(A)に示したカップ食品100全体を加熱する。
次に、図5(C)に示すように、中皿20の舌片部22を把持して中皿20をカップ容器本体30から取り外し、中皿30上の加熱された中華麺N及び具材Mをカップ容器本体30内の加熱したストレートスープS内に落下させる。
これにより、このカップ食品100の喫食が可能になる。なお、上記構成によると、熱湯を必要とせず、また、このカップ食品100の喫食ができるようになるまでに要する時間は電子レンジによる加熱時間を除くと10秒程度で、従来のこの種の食品の喫食までの時間を大幅に短縮することができる。
また、電子レンジによる加熱時間も、冷凍つゆ、ゼラチンスープ等を用いていないので、短い時間で加熱することができる。
更に、従来の冷凍つゆ、ゼラチンスープ等を用いずにストレートスープを用いているので、この種のカップ食品の味を飛躍的に改善することができる。
図6は、本発明に係るカップ食品容器の実施例2を図3に対応して示した要部拡大図である。
本発明に係るカップ食品容器の実施例2では、図6(A)に示すように、図3(A)に示したカップ容器本体30の上部周縁部に設けた凸部32に、下方に向かって角度aで外側に傾斜した側面32aを形成するとともに、蓋体10の外周部11に、凸部32の側面32aに当接し下方に向かって角度aで外側に傾斜した当接面11aを設ける。
上記構成によると、蓋体10は、蓋体10の当接面11aが、カップ容器本体30の凸部32の側面32aに当接してカップ容器本体30に取り付けられるので、カップ容器本体30に対する蓋体10の気密性を保持した嵌合を確実にすることができるとともに、カップ容器本体30に対する蓋体10の着脱自在な嵌合が可能になる。
また、本発明に係るカップ食品容器の実施例2では、図6(B)に示すように、図3(B)に示した2段の段差部31に、下方に向かって角度bで外側に傾斜した傾斜面31aを形成するとともに、中皿20の周縁部の嵌合部21に、傾斜面31aに当接して下方に向かって角度bで外側に傾斜した嵌合面21aを設ける。
上記構成において、カップ容器本体30内に中皿20を収容し、中皿20を下方に押し下げると、カップ容器本体30の段差部31の傾斜面31aと中皿20の周縁部の嵌合面21aとが当接してカップ容器本体30の高さ方向中間位置において、中皿20が固定される。
ここで、カップ容器本体30の段差部31の傾斜面31aは、下方に向かって外側に傾斜しており、中皿20の外周部の嵌合部21の嵌合面21aも、上記傾斜面31aに当接するように下方に向かって外側に傾斜しているので、カップ容器本体30と中皿20との気密性を保持した嵌合を確実にするとともに、カップ容器本体20と中皿との着脱自在な嵌合を可能にすることができる。
その他の構成は実施例1と同様である。
図7は、本発明に係るカップ食品容器の実施例3を用いたカップ食品の断面略図である。
図7に示すカップ食品容器の実施例3を用いたカップ食品200は、カップ容器本体30の上部周縁部の凸部32の側面32aに当接する当接面11aを設けた実施例2の蓋体10の代わりに、カップ容器本体30の上面に直接貼着されるトップフィルム10aを用いて構成したものである。その他の構成は実施例1及び2のカップ食品と同様である。
すなわち、図7に示すカップ食品200において、中皿20とカップ容器本体30の底部との間の空間に麺つゆである蕎麦つゆSが収納され、中皿20の上の空間に調理麺である茹で上げて水切りした蕎麦麺Nが収納される。
この実施例3のカップ容器本体30の上面には、トップフィルム10aが直接貼着されており、この実施例3のカップ食品を食する場合は、まず、カップ容器本体30の上面からトップフィルム10aを剥がす。その後の手順は、図4及び図5で説明した手順と同様である。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内であれば、当業者の通常の創作能力によって多くの変形が可能である。
例えば、上記実施例ではカップ容器本体30から中皿20を取り外すのに中皿20の周縁部に接続された舌片部22を把持するように構成したが、この舌片部22の代わりに他の形状の把持部を用いてもよい。例えば、中皿20の中央部から偏奇した位置に突出した把持部を設け、この把持部を把持して中皿20をカップ容器本体30から取り外すように構成してもよい。
また、上記実施例では、カップ容器本体30の形状を円錐台形状としたが、6角錐台形状、四角錐台形状等の他の形状のものを用いても同様に構成することができる。
また、本発明は、ラーメンだけでなく、うどん、蕎麦等のカップ食品及びカップ食品容器にも同様に適用できる。
10 蓋体
20 中皿
21 嵌合部
22 舌片部
23 凹部
24 蒸気抜き孔
30 カップ容器本体
100a カップ食品容器
100 カップ食品
200 カップ食品
S ストレートスープ
N 中華麺
M 具材

Claims (12)

  1. 熱して食するカップ状容器に収納されたカップ食品であって、
    カップ容器本体と、
    前記カップ容器本体の高さ方向中間位置で前記カップ容器本体の内壁に着脱自在に嵌合し、中心部に凹部が設けられるとともに、該凹部の中央に蒸気抜き孔が設けられた中皿と、
    前記カップ容器本体の上部を覆う蓋体と、
    を具備し、
    前記中皿の下部の空間に冷凍若しくはゼラチン化されていないストレートスープを収納し、前記中皿の上に茹で上げた調理麺を収納し、食に際しては、容器全体を加熱した後、前記中皿を前記カップ容器本体から外して、調理麺を加熱したストレートスープの中に落下させる
    ことを特徴とするカップ食品。
  2. 前記カップ容器本体の上部周縁部に、下方に向かって外側に傾斜した側面を有する凸部が形成されているとともに、前記蓋体の外周部に、前記凸部の側面に当接し下方に向かって外側に傾斜した当接面を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカップ食品。
  3. 前記カップ容器本体の高さ方向中間位置に、下方に向かって外側に傾斜した傾斜面を有する段差部が形成されているともに、前記中皿の外周部には、前記傾斜面に当接して下方に向かって外側に傾斜した嵌合面が設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のカップ食品。
  4. 前記中皿に設けられ、該中皿を前記カップ容器本体から外す際に把持される把持部、
    を具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカップ食品。
  5. 前記把持部は、
    前記中皿の周縁部に接続された舌片部からなる
    ことを特徴とする請求項4に記載のカップ食品。
  6. 前記蓋体は、
    前記カップ容器本体の上面に離脱自在に貼着されるトップフィルムからなる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカップ食品。
  7. 熱して食する食品を収容するカップ状のカップ食品容器であって、
    カップ容器本体と、
    前記カップ容器本体の高さ方向中間位置で前記カップ容器本体の内壁に着脱自在に嵌合し、中心部に凹部が設けられるとともに、該凹部の中央に蒸気抜き孔が設けられた中皿と、
    前記カップ容器本体の上部を覆う蓋体と、
    前記中皿に設けられ、該中皿を前記カップ容器本体から外す際に把持される把持部と、を具備し、
    前記中皿の下部の空間に冷凍若しくはゼラチン化されていないストレートスープを収納し、前記中皿の上に茹で上げた調理麺を収納する
    ことを特徴とするカップ食品容器。
  8. 前記カップ容器本体の上部周縁部に、下方に向かって外側に傾斜した側面を有する凸部が形成されているとともに、前記蓋体の外周部には、前記凸部の側面に当接し下方に向かって外側に傾斜した当接面を有する
    ことを特徴とする請求項7に記載のカップ食品容器。
  9. 前記カップ容器本体の高さ方向中間位置に、下方に向かって外側に傾斜した傾斜面を有する段差部が形成されているともに、前記中皿の外周部には、前記傾斜面に当接して下方に向かって外側に傾斜した嵌合面が設けられている
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載のカップ食品容器。
  10. 前記中皿に設けられ、該中皿を前記カップ容器本体から外す際に把持される把持部、
    を具備することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のカップ食品容器。
  11. 前記把持部は、
    前記中皿の周縁部に接続された舌片部からなる
    ことを特徴とする請求項10に記載のカップ食品容器。
  12. 前記蓋体は、
    前記カップ容器本体の上面に離脱自在に貼着されるトップフィルムからなる
    ことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載のカップ食品容器。
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