JP6674841B2 - 食品包装用容器 - Google Patents
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Description
容器本体1は、底面部10と周壁部11とフランジ部12とを備えている。図1のように容器本体1は平面視円形の丼型のものである。底面部10は平面視円形であって、その下面には種々の形状の脚部が突設されていてよい。
中皿3は、底面部30と周壁部31とフランジ部32とを備えている。図1のように中皿3の平面視における形状は容器本体1のそれに対応したものであって、上述のように容器本体1が平面視円形であるので、それに対応して中皿3も平面視円形である。従って、底面部30は平面視円形であり、周壁部31は筒状であってフランジ部32も円形の環状である。中皿3は、容器本体1よりも浅い形状であって、容器本体1に収容される。中皿3はその全体が容器本体1内に入り込んだ状態となるが、中皿3が容器本体1に収容された状態において、中皿3の底面部30は容器本体1の底面部10から上方に浮いた状態となる。底面部30には種々のリブを形成してよく、底面部30から周壁部31にかけて連続するリブを設けるようにしてもよい。
<内部連通部>
本実施形態では、内部連通部が中皿3に設けられている。具体的には、中皿3の底面部30よりも高い位置に内部連通部が設けられており、より詳細には、図1や図8、図10のように、底面部30から上方に膨出した膨出部33が形成され、該膨出部33の天面部330に連通口331が設けられている。該連通口331は種々の形状であってよいが、本実施形態においては円形の孔とされている。膨出部33の位置も種々であってよく、例えば、膨出部33を底面部30の中央部に膨出形成してもよいが、底面部30に載置する食品の収容効率を高める観点から、底面部30の周縁部(端部)に形成することが好ましい。また、膨出部33は、周壁部31から内側に離間した構成であってもよいが、周壁部31から離間することなくそれと一体化した構成であることが好ましい。膨出部33の天面部330の高さは、底面部30より高ければよいが、周壁部31の高さの半分以上とすることが好ましく、特に、膨出部33の天面部330が段差部311よりも高い位置にあることが好ましい。膨出部33の天面部330がフランジ部32よりも高い位置となっていてもよい。但し、膨出部33の高さは蓋5と干渉しない程度であって、従って、膨出部33の天面部330が蓋5の天面部50に近接あるいは当接する構成であってもよい。膨出部33の側面には各種のリブを形成してよく、底面部30から膨出部33の側面にかけて連続するリブを設けることも好ましい。
蓋5は、天面部50と内側周壁部51と延在部52と外側周壁部53とフランジ部54とを備えている。尚、図3は蓋5の底面図であるが、天面部50のリブ等の詳細は省略して図示している。蓋5は容器本体1の開口部を閉塞するものであるため、蓋5の平面視における形状は容器本体1のそれに対応したものであり、従って、蓋5も平面視円形であり、蓋5の天面部50や内側周壁部51、延在部52、外側周壁部53、フランジ部54は何れも円形の環状である。天面部50は全領域に亘って平坦であってもよいが、周縁部に突条500や下方に傾斜した傾斜面部501を形成してもよい。天面部50は、延在部52よりも高い位置にあってフランジ部54よりも高い位置にあり、これにより収容可能な容積を拡大することができる。
<外部連通部>
蓋5には、上部収容空間6から容器外部に蒸気を排出するための外部連通部が設けられている。図2〜図5のように、蓋5の逆テーパ嵌合部531の外面には内側に凹んだ蒸気排出用凹溝55が外部連通部として形成されている。該蒸気排出用凹溝55は逆テーパ嵌合部531の外面の全高に亘って形成されている。より詳細には、蒸気排出用凹溝55は外側周壁部53の全高に亘ってその上端から下端まで連続して形成されており、従って、蒸気排出用凹溝55は逆テーパ嵌合部531のみならず上部面取り部532や下部面取り部530にも延設されている。蒸気排出用凹溝55の形状は、例えば上下方向に沿った直線状に形成でき、所定幅を有する形状とされるが、斜め方向に延びていたりしてもよい。
容器本体1に中皿3が上側から装着され、更に、容器本体1に蓋5が装着される。容器本体1に第一の食品を入れておき、そのうえで中皿3を装着する。中皿3には予め第二の食品を入れておくことが好ましいが、容器本体1に中皿3を装着した後に中皿3に第二の食品を載せるようにしてもよい。そして、最後に容器本体1に蓋5を装着して包装作業が完了する。かかる合体状態では、容器本体1の底面部30と中皿3とによって下部収容空間7が区画形成され、中皿3と蓋5とによって上部収容空間6が区画形成される。下部収容空間7と上部収容空間6は中皿3によって上下に仕切られているので、下部収容空間7と上部収容空間6にそれぞれ異なる種類の食品を分離した状態で収容できる。
10 底面部
11 周壁部
110 周壁主部
111 下部段差部
112 第二逆テーパ嵌合部
113 第二上部面取り部
114 上部段差部(段差部)
116 第一逆テーパ嵌合部
117 第一上部面取り部
12 フランジ部
120 凹溝
121 縁取り部
3 中皿
30 底面部
31 周壁部
310 周壁主部
311 段差部
312 下部面取り部
313 逆テーパ嵌合部
314 上部面取り部
32 フランジ部
33 膨出部
330 天面部
331 連通口(内部連通部)
34 ブロッキング防止用凸部
5 蓋
50 天面部
500 突条
501 傾斜面部
51 内側周壁部
52 延在部
53 外側周壁部
530 下部面取り部
531 逆テーパ嵌合部
532 上部面取り部
54 フランジ部
540 水平面部
541 下方傾斜部
542 縁取り部
55 蒸気排出用凹溝(外部連通部)
56 縦溝部
560 溝底面
561 面取り部
562 面取り部
563 溝側面
57 横溝部
570 溝底面
573 溝側面
58 ブロッキング防止用凸部
6 上部収容空間
7 下部収容空間
Claims (3)
- 容器本体と蓋を備えた食品包装用容器であって、
容器本体は、上面の高さが全周に亘って一定であるフランジ部と、該フランジ部の内側に位置し、下側に向けて拡開する逆テーパ状の逆テーパ嵌合部と、該逆テーパ嵌合部の下側に位置する段差部とを備え、
蓋は、フランジ部と、該フランジ部の内側に位置し、下側に向けて拡開する逆テーパ状の逆テーパ嵌合部と、該逆テーパ嵌合部の下側に位置すると共に逆テーパ嵌合部に対して内側に向かって延びる延在部とを備え、
閉蓋状態において、容器本体の逆テーパ嵌合部の内側に蓋の逆テーパ嵌合部が嵌合すると共に容器本体の段差部に蓋の延在部が当接し、
蓋の逆テーパ嵌合部の外面の全周のうちの所定箇所には、電子レンジ加熱時の蒸気を容器外部に排出するための蒸気排出用凹溝が蓋の逆テーパ嵌合部の全高に亘って形成され、且つ、該蒸気排出用凹溝は蓋の延在部の下面に連続して延びており、
閉蓋状態において、蒸気排出用凹溝による蒸気通路の上端は、蓋のフランジ部と容器本体のフランジ部との当接により閉じた状態にあることを特徴とする食品包装用容器。 - 閉蓋状態において蓋の逆テーパ嵌合部の蒸気排出用凹溝と容器本体の逆テーパ嵌合部との間に形成される上下方向の蒸気通路を横方向に切断したときの横断面形状の面積は、上側ほど小さい請求項1記載の食品包装用容器。
- 容器本体と中皿と蓋を備えた食品包装用容器であって、
容器本体は、上面の高さが全周に亘って一定であるフランジ部と、該フランジ部の内側に位置し、下側に向けて拡開する逆テーパ状の逆テーパ嵌合部と、該逆テーパ嵌合部の下側に位置する段差部とを備え、
中皿は、フランジ部を備え、
蓋は、フランジ部と、該フランジ部の内側に位置し、下側に向けて拡開する逆テーパ状の逆テーパ嵌合部と、該逆テーパ嵌合部の下側に位置すると共に逆テーパ嵌合部に対して内側に向かって延びる延在部とを備え、
容器本体と中皿と蓋の合体状態において、容器本体の段差部に中皿のフランジ部が当接し、容器本体の逆テーパ嵌合部の内側に蓋の逆テーパ嵌合部が嵌合し、中皿のフランジ部に蓋の延在部が当接し、
蓋の逆テーパ嵌合部の外面の全周のうちの所定箇所には、電子レンジ加熱時の蒸気を容器外部に排出するための蒸気排出用凹溝が蓋の逆テーパ嵌合部の全高に亘って形成され、且つ、該蒸気排出用凹溝は蓋の延在部の下面に連続して延びており、
合体状態において、蒸気排出用凹溝による蒸気通路の上端は、蓋のフランジ部と容器本体のフランジ部との当接により閉じた状態にあることを特徴とする食品包装用容器。
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