JP7345592B1 - 食品包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内嵌合方式で容器本体、中皿、蓋を嵌め込む際に、中皿と本体との嵌合強度に優れると共に、完全嵌合状態をクリック感で容易に把握でき、容器本体に収容された液状食品の染み出しや漏れ出しを防止する。【解決手段】容器本体1、中皿2、蓋体3から構成され、容器本体の第1凹状嵌合受部14に中皿の第2中皿嵌合凸部24が内嵌合し、容器本体第1壁部に中皿の第2中皿壁部25が当接し、更に、中皿の第2中皿嵌合凸部24に蓋体の第3蓋体嵌合凸部34が嵌合し、中皿の第2中皿壁部25に蓋体の第3蓋体壁部35が当接する。【選択図】 図3

Description

本発明は、食品包装容器に関する。
食品包装容器の分野では、近年、女性や高齢者の就業率の上昇などから、手軽に電子レンジで調理し食すことのできる調理済み食品用容器の需要が高まっている。斯かる調理済み食品としては、例えば、容器本体に液状スープを収容し、該本体に中皿を嵌合させ、中皿に麺や具材を収容し、更に蓋体を嵌合させるタイプの食品が販売されている。
斯かる、容器本体、中皿、および蓋を嵌合させるタイプの包装容器において、収納した食品等の内容物を電子レンジで加熱した際、内容物が加熱されると水蒸気が発生するため、この水蒸気を容器外に排出させることが必要となる。水蒸気を容器外に排出させる方法として、容器に通気用の孔を穿孔したり、通気路を形成したりする方法がある。ここで、前記の発生した水蒸気を適度に排出できないと、容器内の圧力が高くなり、中皿が外れてしまい中皿に載置していた食材の落下、本体に収容していたスープなどの漏れ出しを招いて所望の調理効果が得られない、また、容器本体から蓋が外れてしまうなどの問題を生じる虞があった。
また、容器本体に液状のスープを収容した場合などは、容器を誤って傾けた際に、容器本体に対する中皿や蓋の嵌合が充分でないと、この嵌合部からスープが漏れだす、といった問題があった。
そこで例えば下記特許文献1のように、中皿及び蓋体に蒸気を排出する蒸気孔を設けると共に、容器本体上方に逆テーパー状に嵌合部を設け、該嵌合部に中皿の凸条部が当接し、更に、該中皿嵌合部に蓋体の逆テーパー状嵌合部が嵌合することにより、嵌合部からの液状内容物の染み出しを防止する容器が知られている。
また、下記特許文献2には、容器本体の上部にて中皿と内嵌合し、該中皿の容器本体との嵌合部の上に寸法差調整が存在し、更にその上に中皿に対して蓋体が内嵌合する構造の容器が開示されている。
しかしながら、特許文献1のように容器本体の逆テーパー状嵌合部に中皿の凸条部が嵌合する場合には、該凸条の先端部のみが容器本体に接することになることから、十分な嵌合強度が得られないことに加え、本体自体を歪ませる力が働いた際に、中皿及び本体が外れやすくなるなど、容器本体に収容された液状食品の染み出しや漏れ出しを防ぎきれないものであった。加えて、容器本体の嵌合部が直線的に下向きに拡開する逆テーパー状であるために、嵌め込みの終点の把握が難しく、その結果、嵌め込みが不十分になってしまう虞もあった。
また、特許文献2記載の容器は、容器本体と中皿との嵌合、及び中皿と蓋体との嵌合が、それぞれ弾性変形による反発力を利用して密着させるものではあるが、それぞれ上下方向に位置していることから、特に容器本体と中皿との嵌合は、容器本体の凹状嵌合受部に、中皿の凸条嵌合部が嵌まり込むだけの、通常の内嵌合方式に過ぎず、結局、十分な嵌合強度が得られず、やはり、容器本体に収容された液状食品の染み出しや漏れ出しを防ぎきれないものであった。
実用新案登録第3236469号公報 特許第7042312号公報
本発明が解決しようとする課題は、内嵌合方式で容器本体、中皿、蓋を嵌め込む際に、中皿と本体との嵌合強度に優れると共に、完全嵌合状態をクリック感で容易に把握でき、更に、容器本体に収容された液状食品の染み出しや漏れ出しを良好に防止できる、食品包装容器を提供することにある。
本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、中皿及び蓋体が容器本体に内嵌合する食品包装容器であって、容器本体の内壁面上部に設けられた凹状嵌合受部とその上部壁面に対して、所定断面形状の嵌合部を持つ中皿及び蓋体が二重に内嵌合することにより、中皿と本体との嵌合強度が良好となると共に、容器本体、中皿、蓋を嵌め込む際に完全嵌合状態をクリック感で容易に把握でき、容器本体に収容された液状食品の染み出しや漏れ出しを良好に防止できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、中皿及び蓋体が容器本体に内嵌合する食品包装容器であって、
容器本体は、内面上方に設けられた、外側に向けて凹んだ第1凹状嵌合受部と、該嵌合受部から続く上方に第1壁部を有し、
中皿は、外側に向けて突出し、閉蓋状態において第1凹状嵌合受部に内嵌合する第2中皿嵌合凸部と、第2中皿嵌合凸部から続き、閉蓋状態において前記第1壁部に当接する、第2中皿壁部とを有し、
蓋体は、天面部と、天面部よりも外側に設けられ、閉蓋状態において中皿の第2中皿嵌合凸部の内容物側表面に内嵌合する第3蓋体嵌合凸部と、第3蓋体嵌合凸部から続き、閉蓋状態において第2中皿壁部の内容物側表面に当接する、第3蓋体壁部とを有する、
ことを特徴とする食品包装容器に関する。
本発明によれば、内嵌合方式で容器本体、中皿、蓋を嵌め込む際に、中皿と本体との嵌合強度に優れると共に、完全嵌合状態をクリック感で容易に把握でき、更に、容器本体に収容された液状食品の染み出しや漏れ出しを良好に防止できる、食品包装容器を提供できる。
図1は、容器本体1、中皿2、及び蓋体3の斜視図である。 図2は、容器本体1、中皿2、及び蓋体3を閉蓋したときの平面図である。 図3は、図2のA-A’の位置における容器本体1、中皿2、及び蓋体3の部分端面図である。 図4は、図2のA-A’断面の部分端面図である。 図5は、図2のA-A’端面図である。 図6は、中皿2の平面図である。 図7は、蓋体3の平面図である。 図8は、図7におけるB-B断面図である。 図9は、容器本体1の平面図である。 図10は、容器本体1の正面図である。
本発明の食品包装容器は、前記した通り、中皿及び蓋体が容器本体に内嵌合するものであって、容器本体は、内面上方に設けられた、外側に向けて凹んだ第1凹状嵌合受部と、該嵌合受部から続く上方に第1壁部を有し、中皿は、外側に向けて突出し、閉蓋状態において第1凹状嵌合受部に内嵌合する第2中皿嵌合凸部と、第2中皿嵌合凸部から続き、閉蓋状態において第1嵌合壁部に当接する、第2中皿壁部とを有し、蓋体は、天面部と、天面部よりも外側に設けられ、閉蓋状態において中皿の第2中皿嵌合凸部の内容物側表面に内嵌合する第3蓋嵌合凸部と、第2中皿嵌合凸部から続き、閉蓋状態において第2中皿壁部の内容物側表面に当接する、第3蓋体壁部を有するものである。
即ち、本発明では本体第1凹状嵌合受部に対して、中皿の第2中皿嵌合凸部、更にその内側に蓋体の第3嵌合凸部が嵌まり込み、かつ、本体の第1壁部と、中皿の第2中皿壁部と、蓋体の第3蓋体壁部とが、面接触により互いに密着するように当接させることにより、嵌合強度を飛躍的に高めることができる。
また、容器本体第1凹状嵌合受部は、断面視でコの字状溝、U字状、円弧状の何れであってもよいが、なかでも円弧状であることが、嵌合強度がより良好なものとなる点から好ましい。また、中皿の第2中皿嵌合凸部は、その形状は特に問わないものの断面視円弧状であることが好ましく、蓋体の第3蓋体嵌合凸部も、断面視円弧状であることが好しい。即ち、本発明では、本体第1凹状嵌合受部、第2中皿嵌合凸部、第3蓋体嵌合凸部が、断面視において円弧形状で構成されていることが、本体に中皿、更にその内側に蓋体を嵌め込む際、嵌め込み音を発すると共にクリック感が手に伝わり、より確実に嵌め込み終点を把握でき確実な嵌合が可能となる点から好ましい。
ここで、本発明では、本体第1凹状嵌合受部の断面視における曲率をR1、第2中皿嵌合凸部の断面視における曲率をR2、第3蓋体嵌合凸部の断面視における曲率をR3とした場合に、
R1>R2>R3
の関係となっていることが嵌め込み時のクリック感をより明確に感じることができ、更に、容器本体、中皿、及び蓋体の位置関係が常に最適な状態となり相互の反発力が最大限発揮され、スープ等の染み出しや漏れ出しを良好に防止できる点から好ましい。
即ち、本体第1凹状嵌合受部では、嵌合された状態において、第3蓋体嵌合凸部が第2中皿嵌合凸部を押し込み、第2中皿嵌合凸部を押し込み、かつ、本体第1凹状嵌合受部からの反発力によって高強度な嵌合強度が達成される。上記のR1>R2>R3の関係を満たすことによりこの効果が最大化される。
このような容器本体、中皿、及び蓋体の嵌合部における相互の反発力による強度がより良好なものなる点から、曲率R1は3.6~5mm、曲率R2は2~3.5mm、曲率R3は0.8~1.5mmであることが好ましい。
次に、容器本体の第1凹状嵌合受部から上方に続く第1壁部、中皿の第2中皿壁部、蓋体の第3蓋体壁部は、前記した通り、面接触により互いに密着しており、それら端面形状は、略垂直、下方に向けて直線的に拡開する逆テーパー状、或いは上方に向けて直線的に拡開する順テーパー状の何れであってもよい。本発明では嵌合強度の点から逆テーパー乃至垂直状であることが好ましい。とりわけ嵌め込みの容易さの点から、垂直であることが好ましい。ここで、第1壁部は3~6mm、第2中皿壁部は2~5mm、第3蓋体壁部は4.5~10mmであることが好ましい。
本発明で用いる容器本体につき更に詳述するに、容器本体は、発泡成形容器であることが電子レンジ調理用途において断熱性に優れる点から好ましい。具体的には、上部を開口する容器であって、底部と、該底部の外縁から上方に伸びる側壁部と、側壁部上端から連続して前記した第1凹状嵌合受部、それに続いて第1壁部が構成され、該第1壁部上端から、内面上方に外側に向けて凹んだ第1凹状嵌合受部、該嵌合受部から続く上方に第1壁部を有しており、第1壁部から続くフランジ部を有する構造であることが好ましい。とりわけ、該フランジ部の外縁末端には、薄肉化された縁取り部を有するものであることが好ましい。ここで、第1凹状嵌合受部、それに続く第1壁部は前週に亘って構成されていることが好ましい。
容器本体開口部平面視形状としては、矩形、楕円形、円形の何れでもよいが、調理済レンジ麺用途においては所謂どんぶり状の円形であることが好ましい。
更に、容器本体の底部の中央近傍は図5に示すように上底状になっていることが電子レンジで加熱する際の加熱効率に優れる点から好ましい。
また、発泡成形容器は、発泡基材と該発泡基材の底面内面、側壁の内面に単層又は多層の熱可塑性フィルムが積層されていることが容器内面の外観が良好なものとなる点から好ましい。
また、フランジ部は、略水平状であっても玉縁状であってもよいが、図3、図4に示すように玉縁状であることが、中皿フランジ部からの押圧を受けその反発力を利用して容器本体/中皿の密閉性がより高まる点から好ましい。斯かる観点からフランジ幅Fは、3~20mmの範囲であることが好ましい。
フランジ部の厚さは、特に限定されるものではないが、フランジ強度が良好なものとなる点から1~3.5mm、なかでも1~3mmの範囲であることが好ましい。
容器本体の高さHは、側壁角度を確保できるよう適宜選択すればよいが、本発明では、中皿と蓋体とを容器上端近くで二重に嵌合させることから容器本体自体の容積を有効に利用することができる。斯かる観点から例えば、50~80mmの範囲から選択することができる。
ここで、発泡基材層は、ポリスチレン系発泡体、ポリエチレン系発泡体、ポリプロピレン系発泡体、ポリエステル系発泡体等、各種の発泡成形体であってよいが、特に加熱後にレンジからの取り出しの際に手で持って熱くなく、火傷などを抑制することができ、レンジの電磁波を効率よく収容食材へ伝え、加熱を均一にかつ短時間で行うことができ、保温性にも優れる点から、ポリスチレン系発泡体であることが好ましい。
ここで、前記ポリスチレン系発泡体は、スチレン系樹脂組成物からなる発泡成形体であり、該スチレン系樹脂組成物としては、例えば、スチレン単独重合体(GPPS)、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)、多分岐ポリスチレン、スチレン-アクリル系共重合体、スチレン単独重合体(GPPS)とポリフェニレンエーテルとを必須成分とする混合樹脂、又は、これらの混合物等があげられる。これらの中でも、スチレン単独重合体(GPPS)とポリフェニレンエーテルとを必須成分とする混合樹脂が好ましく、更に、該混合樹脂には、前記HIPSを含有させることが、耐熱性が良好となることに加え、とりわけ耐衝撃性が良好なものとなる点から好ましい。ここで、スチレン単独重合体(GPPS)とポリフェニレンエーテルとを必須成分とする混合樹脂の場合、ポリフェニレンエーテルが1~40質量%となる割合で含有することが好ましい。
前記ポリスチレン系発泡基材層の発泡倍率は2~40倍の範囲であることが好ましく、とりわけ高耐熱性が求められる高発泡シートの場合、ポリスチレン系発泡層の発泡倍率10~40倍であることが好ましい。
次に、単層又は多層の熱可塑性フィルム層は、該発泡基材層に用いられる発泡シートに、非発泡の熱可塑性フィルムをラミネートし、これを所望の形状に成形することによって形成されるものである。斯かる、単層又は多層の熱可塑性フィルムは、スチレン系樹脂フィルム、オレフィン系樹脂フィルム、ガスバリアフィルム等の非発泡フィルム、及びこれらの複数を積層した多層フィルムが挙げられる。
斯かる、単層又は多層の熱可塑性フィルム層は、具体的には、
構造1:発泡シートに対して、スチレン系樹脂フィルムを単体で熱ラミネーションし、その後、成形した構造;
構造2:発泡シートに対して、オレフィン系樹脂フィルムを、接着剤を介してラミネーションした後、成形した構造;
構造3:オレフィン系樹脂フィルムにスチレン系樹脂フィルムをドライラミネーション接着剤を介して積層し、該スチレン系樹脂フィルム側を発泡シートに熱ラミネーションし、その後成形した構造;
構造4:第1のオレフィン系樹脂とガスバリア層を構成する樹脂と第2のオレフィン系樹脂とを共押出して得られた積層フィルムの第2のオレフィン系樹脂層を接着剤を介して発泡シートに積層、成形した構造;
構造5:第1のオレフィン系樹脂とガスバリア層を構成する樹脂と第2のオレフィン系樹脂とを共押出して得られた積層フィルムを得、次いで、得られた積層フィルムの第2のオレフィン系樹脂層側にスチレン系樹脂フィルムをドライラミネーションし、該スチレン系樹脂フィルム表面を発泡シートに熱ラミネーションした後、成形した構造
が挙げられる。
これらのなかでも、発泡体基材がスチレン単独重合体の発泡体である場合には、
前記構造1:発泡体基材に対して、スチレン系樹脂フィルムを単体で熱ラミネーションして得らえれる構造が成形体表面の平滑性に加え、発泡成形体を回収、再度食品トレーとするリサイクルが容易になる点から好ましい。
また、発泡体基材がスチレン単独重合体(GPPS)とポリフェニレンエーテルとを必須成分とする混合樹脂である場合、耐熱性及び容器強度が良好なものとなり、ラミネートフィルムともより強固な接着性が求められることから、前記構造1、構造3、構造5が好ましく、特にガスバリア性を持たせる場合には、構造5が好ましい。
ここで、前記ポリスチレン系樹脂フィルムを構成するポリスチレン系樹脂としては、スチレン単独重合体(GPPS)、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)、多分岐ポリスチレン、シンジオタクチックポリスチレン(SPS)、スチレン-アクリロニトリル共重合体、スチレン-ブタジエン-アクリロニトリル共重合体、スチレン-アクリル酸共重合体、スチレン-アクリル酸メチル共重合体、スチレン-アクリル酸エチル共重合体、スチレン-メタクリル酸共重合体、スチレン-メタクリル酸メチル共重合体、スチレン-メタクリル酸エチル共重合体、スチレン-無水マレイン酸共重合体、スチレン-αメチルスチレン共重合体などが挙げられるが、特にスチレン単独重合体(GPPS)であることが好ましい。また、前記ポリスチレン系樹脂フィルムは、とりわけ二軸延伸ポリスチレンフィルムとして用いることが好ましい。
次にオレフィン系樹脂フィルムを構成するオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン重合量が5質量%以下であるプロピレン-エチレンランダム共重合体、又は、プロピレン単独重合体とエチレン重合量が5質量%以下であるプロピレン-エチレンランダム共重合体との混合物等が挙げられる。これらのなかでもポリエチレン、ポリプロピレンであることが好ましく、特に表層にオレフィン系樹脂フィルムが位置する場合はポリプロピレンであることが耐油性、耐熱性の点から好ましい。また、容器への賦形性に優れる点から、オレフィン系樹脂フィルムは無延伸ポリプロピレンであることが特に好ましい。
ガスバリア層は、不活性ガス、酸素、水蒸気等の透過性が低いものであればよく、エチレン- ビニルアルコール共重合体、ポリアミドが挙げられる。
これら単層又は多層の熱可塑性フィルム層の厚さは、例えば、前記構造1の場合、スチレン系樹脂フィルム層の厚さは、5~100μmの範囲であることが、表面平滑性と光沢が良好となる点から好ましい。
前記構造2の場合、オレフィン系樹脂フィルム層の厚さは、5~100μmの範囲であることが、表面平滑性と光沢が良好となる点から好ましい。
前記構造3の場合、熱可塑性フィルム層の厚さは、15~100μmの範囲であることが好ましい。
すなわち、15μm以上とすることにより、耐油性に優れた容器とすることができる。また、100μm以下とすることにより、発泡体基材との密着性が良好なものとなる。特に、これらの性能バランスに優れる点から中でも20~50μmの範囲であることが好ましい。一方、ポリスチレン系樹脂フィルム層の厚みは10~40μmの範囲、特に10~17μmの範囲であることが発泡体基材との密着性と表面平滑性とのバランスに優れる点から好ましい。
前記フィルム構造4・フィルム構造5の場合、第1のオレフィン系樹脂とガスバリア層を構成する樹脂と第2のオレフィン系樹脂とを共押出して得られた積層フィルムの厚さは、共押出フィルム層全体の厚みで20~150μmの範囲であることが好ましい。また、前記フィルム構造5の場合におけるスチレン系樹脂フィルム層の厚さは10~40μmの範囲、特に10~17μmの範囲であることが発泡体基材との密着性と表面平滑性とのバランスに優れる点から好ましい。
また、上記した単層又は多層の熱可塑性フィルムを用いた場合、包装容器の内表面乃至フランジ部上面は平滑性に優れたものとなる。かかる観点からその表面粗度(Ra)は3μm以下であることが好ましい。ここで、表面粗度(Ra)とは、基準長さにおける算術平均粗さをいい、例えば、成形容器の底面部の内面側表面をJIS B0601-2013に準拠して、キーエンス製レーザー顕微鏡(VK-X200series)を用いて拡大倍率1000倍で測定し、評価長さを2000μm、カットオフλsを2.5μm、カットオフλcを0.25mmとして算出することができる。
上記した包装容器は、発泡成形容器としてポリスチレン系発泡体を使用する場合、ポリスチレン系発泡シートと、単層又は多層の熱可塑性フィルム層を構成する熱可塑性フィルム(以下、「熱可塑性フィルム」と略記する。)とを積層して複合シートとする工程1、次いで得られた複合シートを所定の形状に賦形して成形体とする工程2を経て得ることができる。
工程1のポリスチレン系発泡シートと熱可塑性フィルムとを積層する手段としては、サーマルラミネート、ドライラミネートする方法、或いはポリスチレン系樹脂を発泡押出してシート状に形成しながら、ラミネートさせる押出ラミによって貼合させる方法が挙げられる。
次いで、工程2は、工程1で得られた複合シートを熱成形することにより所望の容器形状に賦形する工程である。成形方法は定法によればよく、例えば、片面真空成形、或いは両面真空成形によって成形させることができるが、フランジ表面の平坦部を大きくするには両面成形にて成形することが好ましい。また、真空成形時に使用する上側の凸型金型のフランジ形成部位に所定形状のローレット処理を施すことにより、所望の形状の発泡成形容器を得ることができる。
更に、前記ポリスチレン系発泡シートの坪量は、好ましくは90~400g/mであり、より好ましくは100~350g/mである。
前記ポリスチレン系発泡シートの厚みは、好ましくは0.5~4mmであり、より好ましくは1~3mmの範囲である。
容器本体には、第一の食材、例えば、レンジ麺におけるストレートスープが収容され、次いで中皿の嵌め込み工程に供される。
次に、本発明で用いる中皿は、前記した通り、外側に向けて突出し、閉蓋状態において第1凹状嵌合受部に内嵌合する第2中皿嵌合凸部と、第2中皿嵌合凸部から続き、閉蓋状態において第1壁部に当接する、第2中皿壁部とを有するものであるが、更に、前記第2中皿壁部から続き、断面視で外側に向けて湾曲した中皿湾曲部と、該中皿湾曲部から外側に延出した中皿フランジ部を有することが、該湾曲部が本体に食い込み嵌合強度がより高まる点から好ましい。
更に具体的には、上部を開口部として、底部と、該底部の外縁から上方に伸びる側壁部と、該側壁上端から外側へ略水平に伸びる延在部、その外端より上方に向けて前記第2中皿嵌合凸部、それに連続して前記第2中皿壁部を有し、更にその上部にフランジ部を有する形状であることが好ましい。
また、フランジ部は、前記第2中皿壁部の上端から外側へ略水平に伸びる形状であっても良いし、或いは、フランジ部と第2中皿壁部との間に更に外側へ向けて湾曲する中皿湾曲部を有することが、嵌合強度がより高まる点から好ましい。この場合、中皿湾曲部上端からフランジ面に向けて延びる傾斜部を有していて、中皿を容器本体に嵌め込んだ際に、該中皿湾曲部と該傾斜部とが容器本体の玉縁状フランジを抑え込むように形成されていることが好ましい。ここで該中皿湾曲部は断面視で円弧状であることが好ましく、その曲率R2’は2~4mmであることが好ましい。
前記した延在部、第2中皿嵌合凸部、第2中皿壁部、中皿湾曲部、傾斜部は全周に亘って形成されていることが好ましい。また、中皿を容器本体に嵌め込んだ際、図4に示すように延在部と第2中皿嵌合凸部とが結合する断面角部が容器本体の本体側面部を押し込むように延在部が寸法づけられていることが、スープ等の漏れ出しや染み出しをより効果的に防止できる点から好ましい。
また、中皿の平面視形状としては、矩形、楕円形、円形の何れでもよいが、容器本体の形状に沿ったものなるため、平面視円形であることが好ましい。
前記した通り、作業者が中皿を容器本体に押し込んでいくと、やがて第2中皿嵌合凸部が容器本体の第1凹状嵌合受部に嵌合する。その際、作業者の手にはクリック感が伝わる。そのため、作業者は、中皿嵌合凸部が第2嵌合凹部に嵌合したことを手の感触から把握することができる。
また、中皿の底面中央近傍には、電子レンジで加熱調理した際に蒸気を逃がす蒸気孔を有することが好ましい。特に容器を傾けた際の該蒸気孔からの漏れ出し等を良好に防止できる点から切り込み弁であることが好ましく、具体的には、J字、C字、U字状の切り込み弁であることが好ましい。とりわけ図6蒸気孔28に示すように底面中央部分に2つのC字状切り込み弁が対向するように設けられていることが好ましい。
更に、中皿底面部中央近傍には、蒸気孔を取り囲む様に、上を凸にした凸条の平面視矩形又は円形の環状リブを有していることが、蒸気孔から吹き出されたスープ等の液状物を堰き止めることができる点から好ましい。また、平面視矩形又は円形の環状リブは、連続的なリブであってもよいし、間欠的に設けられていてもよい。
中皿には、第2の食材、例えばレンジ麺であれば麺及び具材が載せられる。その後、容器本体には蓋が装着される。
また、調理後、麺及び具材などの第2の食材を容器本体中に落とし込むことから、滑らかに作業を進めやすいよう底面の一部に傾斜面(例えば図6の傾斜面23)と、該傾斜面上に傾斜方向に沿って上を凸とする直線状凸リブ(例えば図6の傾斜面23a)を有していることが好ましい。
更に中皿には、前記傾斜面と対向する中皿端部に掴み部(例えば図6の掴み部27a)を有していることが好ましく、更に、該掴み部には、その中央を上方に突起させた突起部(例えば図6の突起部27b)を有していることが好ましい。中皿摘み部の形状は任意であり、舌片状、平面視U字状、コの字状、C字状などである。中皿摘み部4には凹凸を設けて滑りにくくすることが好ましく、指が触れる部分にはローレット加工が施されることも好ましい。
上記した中皿は、ポリオレフィン系樹脂、特に耐熱性及び耐油性に優れるポリプロピレン系樹脂で構成されていることが好ましい。更に具体的には一軸延伸ポリプロピレンシート、二軸延伸プロピレンシートから成形されるものが強度の点から好ましい。
次に、本発明で用いる蓋体は、前記した通り、天面部と、天面部よりも外側に設けられ、閉蓋状態において中皿の第2中皿嵌合凸部の内容物側表面に内嵌合する第3蓋体嵌合凸部と、第3蓋体嵌合凸部から続き、閉蓋状態において第2中皿壁部の内容物側表面に当接する、第3蓋体壁部とを有するものであるが、更に、前記第3蓋体壁部から続き、断面視で外側に向けて湾曲した蓋体湾曲部と、該蓋体湾曲部から外側に延出した蓋体フランジ平坦部と、蓋体フランジ平坦部から外側に向けて垂下するスカート部とを有する構造が、スカート部最下部が容器本体フランジを抱え込むように抑え込み、内容物側にて上方からの力が働いた際に容器本体フランジとの接点に力が作用して内容物の漏れ出しや染み出しを良好に防止できる点から好ましい。
更に、具体的には、天面部(例えば、図1における天面部30)と、天面部外縁から下方に向けて延設された蓋側面部(例えば、図1における蓋側面部31)と、蓋側面部の下端から外側に向けて略水平に延設された蓋延在部と、蓋延在部の外縁から上側に向けて第3蓋嵌合凸部、第3蓋嵌合凸部から続き、閉蓋状態において第2中皿壁部の内容物側表面に当接する、第3蓋体壁部と、該第3蓋体壁部に続いて断面視で外側に向けて湾曲した蓋体湾曲部と、該蓋体湾曲部から外側に延出した蓋体フランジ平坦部と、蓋体フランジ平坦部から外側に向けて垂下するスカート部を有する構造が好ましい。
蓋体湾曲部は、断面視で円弧状であることが好ましく、その曲率R3’は3~6mmであることが好ましい。
また、蓋体の平面視形状としては、矩形、楕円形、円形の何れでもよいが、容器本体の形状に沿ったものなるため、平面視円形であることが好ましい。
本発明で用いる蓋体は、その天面に蒸気孔を有することが好ましい。ここで蒸気孔は切り込み弁であっても、レーザー光照射にて穿孔した所謂レーザー孔であってもよいが、特に排出する蒸気量を一定量に保ちやすくなる点からレーザー孔であることが好ましい。
レーザー孔は、ドット状、直線状、曲線状の孔の何れであってもよい。また、幅が0.3mm~1mmの直線状乃至曲線状のレーザー長孔を複数設けられていることが蒸気排出の効率が良好なものとなる点、またコバエ等の虫の侵入を良好に防止できる点から好ましい。
また、レーザー孔は容器転倒時のスープ等の漏れ出しを防止する観点から天面中央近傍に有していることが好ましく、特に内容物側に凹ませた凹部を形成し、該凹部にドット状、直線状若しくは曲線状レーザー長孔が設けられいることが、蒸気排出後に冷やされ、液状化した際に容器外面全体が汚れることを防ぐ観点から好ましい。
とりわけ本発明では、容器本体に内嵌合する、電子レンジ用容器の蓋であって、天面部に、下側に膨出した逆ドーム形状の凹面部が設けられ、凹面部に、蒸気を排出するための幅が0.3mm~1mmのレーザー長孔が設けられていることが、外力によって変形しにくく、虫等の異物の混入を良好に防ぐことができると共に、加熱調理時において、蒸気圧力に応じて適度な蒸気排出量が得られやすい点から好ましい。
即ち、この構成によれば、天面部に逆ドーム形状の凹面部が容器内側に向けて膨出していると共に逆ドーム形状であるため、外部からの力に対して変形し難い。そのため、容器内部への異物の混入を容易に防止することができる。他方、電子レンジによる加熱調理時に、発生した蒸気によって容器内部の圧力が上昇するが、凹面部は逆ドーム形状であって且つレーザー長孔の幅が0.3mm~1mmであるため、蒸気をレーザー長孔からスムーズに容器外部に排出させることができ、容器内部の過度な圧力上昇を防ぐことができる他、凹面部が逆ドーム形状であることから、容器内部の圧力の上昇による変形が小さく逆ドーム形状を維持できる。従って、加熱調理時に容器内部の圧力が上昇しても、凹面部の形状(逆ドーム形状)が維持された状態でレーザー長孔から安定して蒸気を排出することができる。
ここで、レーザー長孔の幅は前記した通り0.3~1mmであるが、レーザー長孔の幅が0.3mm未満であると、蒸気がレーザー長孔からスムーズに排出されず、また凹面部が容器内の圧力によって変形しやすくなる。一方、レーザー長孔の幅が1mmを越えると、容器内の圧力が所定圧力に達する前にレーザー長孔から蒸気が容器外部に多量に排出されることになって、蒸らし効果が得られずに容器内での圧力上昇が不足して加熱時間が長くなり、更には、虫等の異物も混入しやすくなる。これらのなかでも、特に0.3~0.8mm、更には0.3mm~0.7mmであることが、コバエ等の虫の侵入防止しつつ、蒸気排出を効果的に行うという性能バランスに優れる点から好ましい。
更に、逆ドーム形状の凹面部に設けられるレーザー長孔は、平面視において弧状に湾曲していることが好ましい。上述のように、凹面部は逆ドーム形状であるため、レーザー長孔は、容器内部の圧力上昇によって大きく必要以上に開口することはなく、容器内部圧力に応じて弁のように機能してその開口面積を僅かに拡大させることができ、容器内部において蒸気排出量が増加した場合であっても、このようなレーザー長孔の疑似的な弁機構によって容器内部の急激な圧力上昇が抑制され、容器本体から蓋が外れることが防止される。
逆ドーム形状の凹面部に設けられるレーザー長孔は、ドーム中心を挟んで対向するように曲面に沿って略C状の長孔が二本形成されていることが弁機構による上記排出量の調整が機能し易い点から好ましい。
また、レーザー長孔の開口総面積(レーザー長孔が複数ある場合はそれらの総面積)は、15~40mmであることが適度な内圧を実現し蒸らし効果が高まる点から好ましい。
逆ドーム形状の凹部の周縁には上方に突出する突条部を有することが、前記レーザー長孔の周囲の強度が高まる点から好ましい。ここで凹部の周縁は平面視にて円形であってもよいし、また、四角形であってもよい。なかでも凹部が平面視正方形であることが蓋体自体の強度が良好となる点から好ましく、この場合、突条部も正方形を囲む様に構成されている。正方形の一辺は、30~50mmであることが好ましい。
上記した蓋体は、ポリエチレンテレフタレート、スチレン系樹脂やポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィンなどの合成樹脂から得ることができるが、前記したレーザー光による穿孔が容易であり、蒸気孔の寸法安定性に優れる点からスチレン系樹脂であることが好ましい。
ここで用いるポリスチレン系樹脂としては、スチレン単独重合体(GPPS)、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)、多分岐ポリスチレン、シンジオタクチックポリスチレン(SPS)、スチレン-アクリロニトリル共重合体、スチレン-ブタジエン-アクリロニトリル共重合体、スチレン-アクリル酸共重合体、スチレン-アクリル酸メチル共重合体、スチレン-アクリル酸エチル共重合体、スチレン-メタクリル酸共重合体、スチレン-メタクリル酸メチル共重合体、スチレン-メタクリル酸エチル共重合体、スチレン-無水マレイン酸共重合体、スチレン-αメチルスチレン共重合体などが挙げられるが、特にスチレン単独重合体(GPPS)であることが好ましい。
また、本発明で用いる蓋体は上記樹脂材料からなるシートを常法により賦形することによって得られる。前記ポリスチレン系樹脂としては、とりわけ一軸延伸ポリスチレンシート又は二軸延伸ポリスチレンシートとして用いることが蓋体の機械的強度に優れる点から好ましい。
以上詳述した容器本体、中皿、及び蓋体は、先ず容器本体にスープ等の第一の食材が収容され、次いで中皿を嵌め込み、該中皿に麺及び具材などの第二の食材を収容し、その後蓋体が嵌め込まれる。
ここで容器本体はスチレン系樹脂発泡容器であって、中皿はポリオレフィン系樹脂から構成されて、かつ、蓋体はスチレン系樹脂から構成されていることが好ましい。
即ち、容器本体がスチレン系樹脂発泡容器である場合、電子レンジ用容器として耐熱性に優れた容器となる。また、前記した通り中皿は第一の食品と直接又はその蒸気及び第二の食品と触れ合うこととなることとなるため耐油性に優れるポリオレフィン系樹脂から構成されていることが好ましい。しかしながらポリオレフィン系樹脂は熱による収縮が生じやすい。本発明では、熱収縮が少ないスチレン系樹脂から構成される蓋体を中皿と同一嵌合部にて二重嵌合させることにより、蓋体が中皿の熱収縮を抑えることとができる。
以下、本発明の包装容器についての一実施態様を図面に基づき説明する。
<容器本体>
図1に示すように、容器本体1は、底面部10と、底面部10の外縁から上方に向けて拡開しつつ延びる本体側面部11と、本体側面部11の上端から外方に向けて延びる本体フランジ部12とを備えている。底面部10には種々の形状の図示しない脚部を設けてよい。本体側面部11の上部には、図3に示すように第1凹状嵌合受部14、更に第1壁部15が設けられている。本実施態様では平面視円形であり、前記第1凹状嵌合受部14は第1壁部15は全周に亘って設けられていることが好ましい。
本体第1凹状嵌合受部14は、外側に向けて湾曲した断面視円弧状である。ここで、本実施態様における該本体第1凹状嵌合受部14の曲率R1は4.2mmである。
次に、第1壁部15は本体側面部11の上端部に設けられ、上下方向に沿って略垂直状に延びている。ここで、本実施態様における第1壁部15の長さは4mmである。
また、容器本体1のフランジ部上には、図9に示すように、その一部を切欠いた切り欠き部16を有していることがスープを食する際に当該箇所より飲みやすくなる点から好ましい。更に、容器本体側面外壁には、図10に示すように容器本体の強度を高めるため、或いは意匠性を高めるために凹凸状リブを設けることが好ましい。
本体フランジ部12は、本体第1壁部15に続いて外側に延びている。本体フランジ部12は上側に向けて湾曲した玉縁状部であり、図4に示すように中皿を嵌め込んだ際に中皿フランジ部によって下方に押し込まれる。なお、本体フランジ部12には、開蓋操作を容易にするための図示しない摘み部を設けてよい。図3に示すフランジ幅Fは、特に制限されるものではないが、本実施態様では7mmである。
容器本体フランジ部12の外縁には、外側に向けて例えば水平又は若干下方に延びる本体縁取り部13を形成することが好ましい。本体縁取り部13の内外方向の全幅のうち外側領域には極細の多数の凹凸を形成することが好ましく、補強効果が得られると共に指の切創が防止される。この凹凸は、正面から拡大して見たときに波形状とされ、多数の山頂と谷底の延びる方向が幅方向(内外方向)である。また、この凹凸は、例えば、平目ローレット目や綾目ローレット目のようなローレット目によって形成されてよい。
また、容器本体の高さは、本実施形態では70mmである。
容器本体1は、ポリスチレンとポリフェニレンエーテルとの混合樹脂の発泡体であり、該発泡体の内容物側表面には、ポリプロピレンフィルムにポリスチレンフィルムをドライラミネートし、該ポリスチレンフィルム側が熱ラミネートされた構造を有している。
<中皿>
中皿2は、中皿底面部20と、中皿底面部20の周縁から上方に延びる中皿側面部21と、中皿側面部21の上端から外側に延び、その上端にて略水平に中皿延在部21aが延びており、その外縁から図3に示すように、容器本体1の第1凹状嵌合受部14の内側に嵌合する第2中皿嵌合凸部24が設けられている。第1中皿延在部21aから上側に向けて閉蓋状態において第1壁部に当接する、第2中皿壁部25を有している。本実施態様では、第2中皿壁部25の上端から、更に外側へ向けて湾曲する中皿湾曲部26a、更に該中皿湾曲部26aの上端から外側に向けて傾斜する傾斜面26bを介してる中皿フランジ部22を有している。
中皿2は、容器本体1よりも浅い形状であって、容器本体1に収容される。中皿2はその全体が容器本体1に入り込んだ状態となるが、収容された状態において、中皿底面部30は本体底面部10から上方に浮いた状態となる。中皿底面部20には種々のリブを形成してよく、中皿底面部20から中皿側面部21にかけて連続するリブを設けるようにしてもよい。
図3に示すように、第2中皿嵌合凸部24は、外側に向けて湾曲した断面視円弧状であり、本実施形態ではその曲率R2は3.3mmであり、第2中皿壁部25の長さは3mmである。第2中皿壁部25の上端から、更に外側へ向けて湾曲する中皿湾曲部26aの曲率R2’は3.5mmである。
中皿2を容器本体1に嵌合させた際、図4に示すように中皿第1湾曲部26a、傾斜面26bは、容器本体のフランジ部12の内容物側を側面より押し込むこととなり、嵌合強度がより強固なものとなる。この中皿第1湾曲部26a、傾斜面26bは、全周に亘って設けられていることが好ましい
中皿フランジ部22は、中皿第2湾曲部26bの上端より外方に向けて略水平に延出した形状を有している。中皿2を容器本体1に嵌合させた際、図4に示すように中皿フランジ部22は、容器本体の玉縁状のフランジ部12の上部を下に向けて押し込むこととなり、嵌合強度がより強固なものとなる。
中皿フランジ部22の外側領域には極細の多数の凹凸を形成することが好ましく、補強効果が得られると共に指の切創が防止される。この凹凸は、正面から拡大して見たときに波形状とされ、多数の山頂と谷底の延びる方向が幅方向(内外方向)である。また、この凹凸は、例えば、平目ローレット目や綾目ローレット目のようなローレット目によって形成されてよく、特には、滑りにくいようにするために綾目ローレット目によって形成することが好ましい。
中皿2には、下部空間で発生した蒸気を上部空間に排出するための蒸気排出孔が設けられており、本実施態様では図6に示すように、底面中央部分に2つのC字状切り込み弁28が対向するように設けられている。
更に、本実施態様では切り込み弁28を取り囲む様に、平面円形の環状リブ29を有している。環状リブ29は上方に向けて突出している。包囲リブ36の断面形状は種々であってよく、本実施形態では断面視略半円状である。また、環状リブ29の幅は3~8mmの範囲であることが好ましく、また平面視円形の場合には、その内径が2.2~3.5mmの範囲であることが好ましい。環状リブ29の上方への突出量Tは、中皿底面部30に調理用麺等の食材を載せたときに中皿2の撓みを防止できる程度であって、好ましくは2~5mmである。
環状リブ29には、該環状リブ29を横断する切欠部が設けられていることが好ましい。この場合、環状リブ29は間欠的に形成されることとなる。
中皿フランジ部22の外縁には、容器本体1から中皿2を容易に取り外すことができるようにするための中皿摘み部27aを有している。中皿摘み部27aは、中皿フランジ部22の外縁から径方向外側に突出していることが好ましい。中皿摘み部27aの先端部は、閉蓋状態において、本体フランジ部12よりも容器外側に突出していてもよい。
更に、本実施形態では、掴み部27aには、その中央を上方に突起させた突起部27bを有している。
また、中皿2の底面はその一部が、調理後、麺及び具材などの第2の食材を容器本体中に落とし込む作業を進めやすいよう傾斜面23を有している。前記掴み部27aは、中皿底面21の中心を挟んで傾斜面23の反対側に設けられていることが作業性の点から好ましい。
蓋傾斜面上には傾斜方向に沿って上を凸とする直線状凸リブ23aを有している。
<蓋体>
蓋体3は透明であり、容器に収容した食品を、蓋体3を介して外部から視認できる。図1に示すように、蓋体3は、天面部30と、天面部30の外縁から下方に向けて延設された蓋側面部31と、蓋側面部31の下端から外側に向けて略水平に延設された蓋延在部31aと、蓋延在部31aの外縁から上側に向けて延設された蓋体嵌合部と、蓋体嵌合部の上端から外側に向けて延設された蓋体フランジ部32とを備えている。
また、前記蓋体嵌合部は、図3に示すように蓋延在部31aの外縁から続く第3蓋体嵌合凸部34、第3蓋体嵌合凸部34から続く第3蓋体壁部35とから構成される。本実施形態では、第3蓋体嵌合凸部34の曲率R3は1.2mmであり、第3蓋体壁部35は5.8mmである。また、第3蓋体壁部35上端からは、蓋体湾曲部36を介して蓋体フランジ部32へと続いている。ここで、蓋体湾曲部36は上下方向に沿って外側に向けて凸状に湾曲した形状となっている。蓋体湾曲部は、断面視で円弧状であることが好ましく、本実施形態では、その曲率R3’は4.5mmである。上記した第3蓋体嵌合凸部34、第3蓋体壁部35、蓋体湾曲部36、蓋体フランジ部32は全周に亘って構成されていることが好ましい。
ここで、閉蓋状態において第3蓋体嵌合凸部34は中皿の第2中皿嵌合凸部24に内嵌合し、第3蓋体壁部35は第2中皿壁部25の内容物側表面に当接する。
本実施形態において、天面部30の周縁部には、図7に示すように、一対の積み重ね用凸部が図7の左右方向に対向する様に設けられている。積み重ね用凸部が形成されていない蓋体天面上には、食品の名前等の各種の情報が印刷された帯状ラベルを、蓋3の天面部30から容器本体1の底面部10にかけて上下方向に巻回されることが好ましい。なお、天面部30と蓋側面部31との境界部には、帯状ラベル3の巻回を容易にするための傾斜面を設けてよい。
蓋体天面部30の中央には、蒸気排出用の凹面部39が形成されている。凹面部39は、天面部30の平面高さより低く設定することができる。また、凹面部39の周囲を囲むように突条40が形成されている。凹面部39の外縁から上方に向けて凹部壁面が延びており、該凹部壁面は突条40と連続している。
本実施態様では、前記凹面部39は、下側、即ち、容器内側に向けて膨出した湾曲面であり、更に具体的には下側を頂点とした逆ドーム形状である。凹面部39の頂点は、平面視において凹面部30の中心近傍であることが好ましい。凹面部39の平面視における形状は突条40の平面視における形状と対応しており、本実施形態では平面視正方形状であり、一辺の長さは41mmである。凹面部39の高さは、正方形の四つの角部において最も高くなっている。
図7に示すように凹面部30は、全方向に湾曲した逆ドーム状の球面であることが好ましい。
凹面部39の曲面に、レーザー長孔38が形成されている。レーザー長孔38は、スリットであって、蓋3を表裏貫通している。レーザー長孔38は、レーザー加工によってシートを溶融することにより形成される。その幅W(レーザー長孔38の長さ方向に対して直交する方向のレーザー長孔38の寸法)は、本実施態様では0.3~0.7mmである。
レーザー長孔38は、本実施形態では、逆ドームの曲面に沿って一対に形成されている。また、図7において逆ドーム頂点を縦方向に通る中心線を挟んで線対称に配置されて、平面視では略C形状に構成されている。
また、本実施形態では、凹面部39の周縁に設けられた突条部40は、図7のB-B断面図である図8に示すように長さ方向に対して、両端が高く中央に向けて低くなる湾曲状に形成されており、突条部40の四隅のコーナー部41が一段低く構成されている。図7の突条部40はコーナー部41を介してさらに突条部42に連続している。突条部40が高さが徐々に変化する断面視湾曲状に構成されていることから、帯状ラベルが巻回されても、蒸気は突条部40の低部を通って突条40外に容易に排出される。
蓋フランジ部32は、本実施形態では、蓋体湾曲部36の上端から外側に向けて略水平に延びるフランジ主部と、フランジ主部の外縁から下降するスカート部33とを有している。
本発明では、このスカート部33を有することから、閉蓋状態において蓋天面上部より力が加わってもスカート部33が容器本体フランジに係止し、蓋体天面が下向きに湾曲することを防止できる。また、図示してはいないが、スカート部33の下端から外側に延びる蓋縁取り部を有していてもよく、この場合蓋縁取り部には、極細の多数の凹凸を形成していることが好ましい。該凹凸により、補強するとともに、指などがあたっても、指などを切ることがないように作業者の安全性を高めることができる。この凹凸は、正面から拡大して見たときに波形状とされ、多数の山と谷の方向が容器の内外方向に沿っている。また、この凹凸は、例えば、平目ローレット目や綾目ローレット目のようなローレット目によって形成され、さらには、滑りにくいようにするため、綾目ローレット目によって形成することが好ましい。
<閉蓋状態>
図2に容器本体1、中皿2、及び蓋体3を嵌合させた状態の平面図を、また、図2のA-A’端面図を図5に示す。また、図示してはいないものの、容器本体1と中皿2との間の収容空間には第1の食品の食品が収容され、中皿には第2の食品が収容される。本実施態様では、図5に示されるように容器本体上部において中皿及び蓋体が同一箇所にて二重に嵌合されていることから該嵌合部からのスープも漏れ出し、染み出しを良好に防止できる。
また、図5の嵌合部の部分拡大図である図4から分かるように、容器本体1の第1凹状嵌合受部14と、中皿2の第2中皿嵌合凸部24と、蓋体3の第3蓋体嵌合凸部34とが、第1凹状嵌合受部14の曲率R1、第2中皿嵌合凸部24の曲率R2、蓋体3の第3蓋体嵌合凸部34の曲率R3としたときに
R1>R2>R3
となるように構成され嵌合することから、それぞれが点で接触している。これにより中皿2、次いで蓋体3を嵌め込む際に確かなクリック感を作業者が感じることができ、嵌合終点を容易に把握することができる。
更に、容器本体1の第1壁部15、中皿2の第2中皿壁部25、蓋体3の第3蓋体壁部35は相互に面で接触しており、嵌合強度がより高められている。
また、本実施態様では、中皿延在部21aと第2中皿嵌合凸部24とが結合する断面角部が容器本体の本体側面部11を押し込んでおり、スープ等の漏れ出しや染み出しをより効果的に防止している。
1・・・容器本体
10・・・・底部
11・・・・本体側面部
12・・・・フランジ
14・・・・第1凹状嵌合受部
15・・・・第1壁部
16・・・・切り欠き部
2・・・・・中皿
20・・・・中皿底面部
21・・・・中皿側面部
21a・・・中皿延在部
22・・・・フランジ
23・・・・傾斜面
23a・・・直線状凸リブ
24・・・・第2中皿嵌合凸部
25・・・・第2中皿壁部
26a・・・中皿湾曲部
26b・・・傾斜面26b
27a・・・掴み部
27b・・・突起部
28・・・・C字状切り込み弁
29・・・・環状リブ
3・・・・・蓋体
30・・・・天面部
31・・・・蓋側面部
31a・・・蓋延在部31a
32・・・・蓋体フランジ
33・・・・スカート部
34・・・・第3蓋体嵌合凸部
35・・・・第3蓋体壁部
36・・・・蓋体湾曲部
40・・・・突条部
41・・・・コーナー部
42・・・・突条部
F・・・フランジ幅
H・・・容器本体高さ

Claims (5)

  1. 中皿及び蓋体が容器本体に内嵌合する食品包装容器であって、
    容器本体は、内面上方に設けられた、外側に向けて凹んだ第1凹状嵌合受部と、該嵌合受部から続く上方に第1壁部を有し、
    中皿は、外側に向けて突出し、閉蓋状態において第1凹状嵌合受部に内嵌合する第2中皿嵌合凸部と、第2中皿嵌合凸部から続き、閉蓋状態において前記第1壁部に当接する、第2中皿壁部とを有し、
    蓋体は、天面部と、天面部よりも外側に設けられ、閉蓋状態において中皿の第2中皿嵌合凸部の内容物側表面に内嵌合する第3蓋体嵌合凸部と、第3蓋体嵌合凸部から続き、閉蓋状態において第2中皿壁部の内容物側表面に当接する、第3蓋体壁部とを有する、
    ことを特徴とする食品包装容器。
  2. 容器本体の第1凹状嵌合受部が、上下方向に切断したときの断面視で曲率R1の円弧状を有しており、中皿の第2中皿嵌合凸部が、上下方向に切断したときの断面視で曲率R2の円弧状を有しており、蓋体の第3蓋体嵌合凸部が、上下方向に切断したときの断面視で曲率R3の円弧状を有しており、かつ、
    R1>R2>R3
    の関係を有する、請求項1記載の食品包装容器。
  3. 容器本体は、前記第1壁部から続き外方へ延出したフランジ部とその外縁端に縁取り部を有するものであり、
    中皿は、前記第2中皿壁部の上端から続き、上下方向に切断したときの断面視で外側に向けて湾曲した中皿湾曲部と、該中皿湾曲部上端から、上に向けて拡開する傾斜部と、該傾斜部上端から外側に延出した中皿フランジ部を有するものであり、
    蓋体は、前記第3蓋体壁部から続き、上下方向に切断したときの断面視で外側に湾曲した蓋体湾曲部と、該蓋体湾曲部から外側に延出した蓋体フランジ平坦部と、蓋体フランジ平坦部から外側に向けて垂下するスカート部とを有するものである請求項2記載の食品包装容器。
  4. 容器本体はスチレン系樹脂発泡容器であり、
    中皿はポリオレフィン系樹脂から構成されており、かつ、
    蓋体はスチレン系樹脂から構成されている、請求項3記載の食品包装容器。
  5. 中皿は、中皿底面中央近傍に切り込み弁を有しており、かつ、蓋体は、天面中央近傍にレーザー孔を有している請求項4記載の食品包装容器。

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