JP6796955B2 - 中容器を有する包装用容器 - Google Patents
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Description
持部上に係止部によって支持されて、底部に通孔を形成した中容器20と、容器本体または中容器側に係止される蓋体30とを備える」ものであり、要約にも記載されているように、「容器本体の底面21のコーナー部に脚部を膨出形成するとともに、容器本体の底面21の中央部分を僅かに下方へ膨出させた」ものである。この特許文献1で提案した「3点式容器」は、収納物を別々に区画して収納するものではないが、「作り立ての収納物自体から滴り出した油や液汁」を中容器20の下方に落とし込むようにするものである。
・作り立ての収納物(食品)自体から滴り出した油や液汁が再び収納物に吸収されてしまうことを防止する(特許文献1)
・特別な設備を追加する必要がなく経済的で、かつ簡便にスープを温めることができ、喫食に際しスープを混合したときの湯の温度低下を効果的に防止する(特許文献2)
・下容器(以下で言う容器本体)から中容器を取外し易くしており、また、中容器を安定良く支持することができる(特許文献3)
ことをそれぞれ目指しているのであるが、その基本思想は、やはり、収納空間を容器本体及び中容器によって区画することにより、収納物(食品)を個別に収納することである。
容器」について近年の消費者が望んでいることには次のような変化がある。
「底面11から立ち上がる側面12の上端縁にフランジ部13を有するとともに、側面12の上部に段部14を形成した容器本体10と、段部14上に係合される係合片23aを有して、容器本体10内に全体が収納される中容器20と、容器本体10のフランジ部13の外端12aに係合される係合部31を有した蓋体30と、からなる包装用容器100であって、
容器本体10の底面11に、これからそれぞれ独立して盛り上がる複数の上げ底部15とするとともに、中容器20の底面21周縁に沿って下方に膨出した膨出脚部21aとを備えて、
中容器20の膨出脚部21aが、容器本体10の各上げ底部15の何れかの外側面に当接し得るようにし、
複数の上げ底部15は、中容器20の中心線に対して線対称位置に形成され、
複数の上げ底部15の上面に、容器本体10内に収納された中容器20の底面21が当接すると共に、中容器20の底面21と、上げ底部15と、容器本体10の底面11とで囲まれた隙間が形成されることを特徴とする包装用容器100」
である。
増えてきていることに応えようとするものである。
「中容器20の膨出脚部21aの内側に、容器本体10側の上げ底部15の何れかの外側面に当接し得る膨出突起21bを備えたこと」
である。
「容器本体10のフランジ部13の一部を下方に湾曲させて臨み窓16を備えて、当該容器本体10内に中容器20を収納したとき、臨み窓16から当該中容器20の一部が外方に臨み得るようにしたこと」
である。
「底面11から立ち上がる側面12の上端縁にフランジ部13を有するとともに、側面12の上部に段部14を形成した容器本体10と、段部14上に係合される係合片23aを有して、容器本体10内に全体が収納される中容器20と、容器本体10のフランジ部13の外端12aに係合される係合部31を有した蓋体30と、からなる包装用容器100であって、
容器本体10の底面11に、これからそれぞれ独立して盛り上がる複数の上げ底部15とするとともに、中容器20の底面21周縁に沿って下方に膨出した膨出脚部21aとを備えて、
中容器20の膨出脚部21aが、容器本体10の各上げ底部15の何れかの外側面に当接し得るようにし、
複数の上げ底部15は、中容器20の中心線に対して線対称位置に形成され、
複数の上げ底部15の上面に、容器本体10内に収納された中容器20の底面21が当接すると共に、中容器20の底面21と、上げ底部15と、容器本体10の底面11とで囲まれた隙間が形成されること」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、合成樹脂シートを材料として安価に提供でき、使い捨てもできる「3点式容器」であって、店内にてある程度豪華な食事として楽しむことができる、中容器20を備えた包装用容器100を提供することができるのである。
に当接し、中容器20のフランジ部23に形成してある係合片23aが容器本体10側の段部14に係合するから、当該中容器20は、容器本体10に対して不用意にずれたり分離すること無く安定した状態で収納されている。勿論、容器本体10の底面11と、中容器20の底面21との間には、図8に示すように、ある程度の隙間が形成されるから、この隙間内の空気によって当該包装用容器100の保温がなされることになる。
10 容器本体
11 底面
12 側面
13 フランジ部
13a 外端
14 段部
15 上げ底部
16 臨み窓
17 膨出脚部
20 中容器
21 底面
21a 膨出脚部
21b 膨出突起
22 側壁
23 フランジ部
23a 係合片
30 蓋体
31 係合部
40 模様
Claims (3)
- 底面から立ち上がる側面の上端縁にフランジ部を有するとともに、前記側面の上部に段部を形成した容器本体と、前記段部上に係合される係合片を有して、前記容器本体内に全体が収納される中容器と、前記容器本体のフランジ部の外端に係合される係合部を有した蓋体と、からなる包装用容器であって、
前記容器本体の底面に、これからそれぞれ独立して盛り上がる複数の上げ底部とするとともに、前記中容器の底面周縁に沿って下方に膨出した膨出脚部とを備えて、
前記中容器の膨出脚部が、容器本体の前記各上げ底部の何れかの外側面に当接し得るようにし、
複数の前記上げ底部は、前記中容器の中心線に対して線対称位置に形成され、
複数の前記上げ底部の上面に、前記容器本体内に収納された中容器の底面が当接すると共に、当該中容器の底面と、前記上げ底部と、前記容器本体の底面とで囲まれた隙間が形成されることを特徴とする包装用容器。 - 前記中容器の膨出脚部の内側に、前記容器本体側の上げ底部の何れかの外側面に当接し得る膨出突起を備えたことを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
- 前記容器本体のフランジ部の一部を下方に湾曲させて臨み窓を備えて、当該容器本体内に前記中容器を収納したとき、前記臨み窓から当該中容器の一部が外方に臨み得るようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装用容器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016116991A JP6796955B2 (ja) | 2016-06-13 | 2016-06-13 | 中容器を有する包装用容器 |
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Family Applications (1)
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