JP6637270B2 - 中容器を有する包装用容器 - Google Patents

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本発明は、包装用容器に関し、特に、食品等を内容物として収納するための中容器を有した包装用容器に関するものである。
中容器を有する包装用容器は、例えば、容器本体内に中容器を収納した状態で、ご飯やおかずを中容器内に入れる弁当用容器として重宝されているものである。勿論、容器本体と中容器は蓋体によって覆われる。このような、中容器を有する包装用容器としては、例えば特許文献1で提案されているような「二重包装容器」がある。
この特許文献1で提案されている二重包装容器は、「温度差で発生する水滴や、加熱時に発生する水蒸気による水滴を蓋から分離して滞留することのでき、手間をかけずに短時間で温めることのできる保温性に優れた二重包装容器を提供する」ことを目的としてなされたもので、図7に示すように、「外側容器本体とこれと一体に嵌着する内側容器とで構成され、この外側本体が、容器本体底部の周縁を立ち上げて立上り縁部を形成し、この立上り部の上部を外側に折曲げて段部を形成し、この段部の周縁を立上げ段差部を全周に亘って形成し、この段差部の周縁を立上げて内壁面を形成し、この内壁面を外側に折曲げて周縁部を形成し、段差部の適宜箇所に縦筋の凹部を複数個形成すると共に、立上り縁部に細い複数の縦条筋を形設して成り、かつ内側容器が、外側容器本体の立上り縁部の内側に嵌合する形状に形成し、その外周縁を外側に折返して、折返し片を形成し、折返し片の先端が段差部の内側端部に接合するように形成して成る」ものである。
特開平9−255049号 広報、要約、代表図
この特許文献1で提案されている二重包装容器によれば、温度差で発生する水滴や、加熱時に発生する水蒸気による水滴を蓋から分離して滞留することができ、手間をかけずに短時間で温めることのできる保温性に優れた二重包装容器とすることができると考えられるが、次の点が解決できないのではないかと考えられる。
一般に、中容器を有する包装用容器では、これを構成している中容器、容器本体、およ
び蓋体が、合成樹脂シートを加熱しながら型成形することにより形成されることが多く、それぞれの寸法精度はそれほど良くないのが実状である。つまり、収納物を収納した中容器は、同じく収納物を収納した容器本体に対して少し隙間が存在した状態で載置されることになり得る。そうなると、収納物を収納した中容器を有する包装用容器は、配送時は勿論、店頭に並べる際の振動によって、特に中容器が容器本体に対してガタ付くことになり、折角綺麗に並べた収納物にバラ付きが生じたり、配列場所の崩れを発生させたりし、商品としての見栄えを悪くすることになる。
要するに、この種の中容器を有する包装用容器では、次の(a)の点の改善が要求されているのである。
(a)配送や店頭に並べる際に、中容器が容器本体等に対してガタ付くことがないようにすること
また、中容器を有する包装用容器を構成している中容器、容器本体、および蓋体は、合成樹脂シートを材料とするシート成形により形成されることが多いため、電子レンジにかけて「温め」を行う場合の十分な耐熱性を有することは少ない。このため、中容器を有する包装用容器を電子レンジにかけたとき、収納物、またはこれが含んでいる油分や水分が、包装用容器の剛性を保持している部分に付着していると、この部分に油分等が発した熱が直接伝わり、その部分を変形させてしまうことがある。そうなると、包装用容器の剛性を確保している部分の意味がなくなってしまい、結果として、容器の該当部分に大きな変形を生じることになる。
要するに、この種の中容器を有する包装用容器では、次の(b)の点の改善が要求されているのである。
(b)包装用容器の剛性を確保している部分に、収納物中の油分等が直接接触しないようにすること
さらには、この種の中容器を有する包装用容器においては、上記特許文献1に記載された発明も要求しているように、
(c)蓋体内面に結露した水分が、中容器に収納した収納物に落下しないようにすること
も要求されるものであり、この種の包装用容器が店頭に陳列されることに鑑みれば、
(d)収納物の視認が十分行えるようにするため、蓋体の天板を大きくすること
も必要になっている。
そこで、本発明者等は、この種の中容器を有する包装用容器について、上記(a)〜(d)の要求すべてを満足するにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
すなわち、本発明の目的とするところは、
(a)配送や店頭に並べる際に、中容器が容器本体等に対してガタ付くことがないようにすること
(b)包装用容器の剛性を確保している部分に、収納物中の油分等が直接接触しないようにすること
(c)蓋体内面に結露した水分が、中容器に収納した収納物に落下しないようにすること
(d)収納物の視認が十分行えるようにするため、蓋体の天板を大きくすること
の全てを満足することのできる中容器を有する包装用容器を提供することにある。
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「容器本体10と、この容器本体10内に載置される中容器20と、これら中容器20及び容器本体10の全体を覆う蓋体30とからなる包装用容器100であって、
容器本体10のフランジ11の内側に段部12を形成し、この段部12上に係止できる係止部21を中容器20の外周に形成して、当該中容器20の容器本体10に対して着脱自在な載置を可能にするとともに、係止部21の内側に、これより立ち上がるフランジ22を形成し、
蓋体30の、容器本体10の段部12上に位置することになる少なくとも一部分に、容器本体10側のフランジ11と、中容器20側のフランジ22との間に形成される間隙40内に入り得る内当て31を形成し、
間隙40は、内当て31が内部に入った状態においても、内当て31と係止部21とが離間して、確保されていることを特徴とする包装用容器100」
である。
すなわち、この請求項1に係る包装用容器100は、容器本体10、中容器20、及び蓋体30からなるものであることを前提とするものであり、図1〜図3に示すように、蓋体30が、それぞれ収納物を収納した後の中容器20及び容器本体10の全体を覆うことになるものである。これらの容器本体10、中容器20、及び蓋体30は、合成樹脂シートを材料とするシート成形によって個別に製造されるものであり、これにより、各材料の物性(耐熱性、剛性、色)を生かしながら、様々なデザインのものにすることを可能にしている。
この場合、中容器20の深さを容器本体10の半分程度として、容器本体10内にご飯を詰め、その上におかずを収納した中容器20を載置するようにすることもあるが、後述する実施形態に係る包装用容器100では、中容器20の深さを、その底面の一部が容器本体10の底壁に接触する程度になるようにして、容器本体10、中容器20、および蓋体30がシート成形されたものであっても、全体的な剛性を高め、当該包装用容器100自体に豪華さを付与するようにしたものである。
勿論、この包装用容器100においては、図3にも示すように、容器本体10のフランジ11の内側に段部12を形成し、この段部12上に係止できる係止部21を中容器20の外周に形成して、当該中容器20の容器本体10に対して着脱自在な載置を可能となるようにしてある。また、中容器20にあっては、その係止部21の内側に、これより立ち上がるフランジ22が形成してあるが、後述する蓋体30の内当て31や、蓋体30のフランジ32及び容器本体10のフランジ11によって、例えば中容器20内に収納物を入れたとしても、当該係止部21が容易に変形しないようにしてある。したがって、配送や店頭に並べる際に、中容器が容器本体等に対してガタ付くことがないようになっている。
そして、容器本体10内に中容器20を載置させると、図3及び図6に示すように、容器本体10側のフランジ11と、中容器20側のフランジ22との間に間隙40が形成される。一方で、蓋体30の、容器本体10の段部12(中容器20の係止部21)上に位置することになる少なくとも一部分には、図6にて拡大して示すように、内当て31が形成してあるから、当該蓋体30で中容器20を載置した容器本体10の全体を覆うと、この内当て31が、容器本体10側のフランジ11と中容器20側のフランジ22との間に形成される間隙40内に入り得る状態となる。
この蓋体30の内当て31は、図3及び図6に示すように、下方に凸となる「突条」として形成されたもので、たとえ包装用容器100の外側から外力が作用される場合であっても、屈曲部として屈曲して緩衝しやすくなっている。さらに、当該蓋体30及び容器本体10の周縁部の剛性を確保するため、蓋体30の内当て31の直ぐ外側に形成されたフランジ32が、容器本体10の水平なフランジ11に重なっているため、増強効果により
容易には変形しないようになっている。後述する実施形態の内当て31は蓋体30の周縁部全周に形成してあるが、蓋体30の周縁部の一部に形成したものであってもよい。
この内当て31が、容器本体10側のフランジ11と、中容器20側のフランジ22との間に形成される間隙40内に入り得るということは、図6に示すように、この内当て31が、容器本体10、中容器20、および蓋体30の位置関係を一定に保つことになることを意味している。つまり、この内当て31は、
(a)配送や店頭に並べる際に、中容器20が容器本体10等に対してガタ付くがないようにすること
を実現しているのである。
ところで、収納物として食品を収納した包装用容器100を電子レンジに掛ける場合を想定すると、食品中に必ず存在する水分または油分が発熱するのであるが、食品が何かに触れていれば発熱した熱は直に伝達される。また、中容器20を有する包装用容器100では、食品等の収納物は中容器20内に直接入れることを想定しており、食品等が容器本体10のフランジ11や蓋体30に直接接触することを想定していない。このため、もし、電子レンジに掛けているときに食品が容器本体10のフランジ11に接触していたとすると、フランジ11には食品からの熱が直接伝えられることになる。容器本体10のフランジ11は、包装用容器100全体の剛性を確保するためにも重要な部分であるが、このフランジ11に熱が直接伝達されるとこのフランジ11自体が変形する可能性があり、結果として電子レンジによる温めが終わった段階では、包装用容器100全体が大きく変形している可能性がある。
そこで、本発明に係る包装用容器100の、蓋体30における内当て31が、容器本体10側のフランジ11と、中容器20側のフランジ22との間に形成される間隙40内に入り得るということは、当該包装用容器100を電子レンジに掛ける場合における、容器本体10のフランジ11への隔壁となっていることを意味する。つまり、この蓋体30の内当て31は、図6に示すように、中容器20内に収納した食品等が容器本体10のフランジ11や蓋体30に接触することを防止する壁となっており、食品が直接接触することを防止しているのである。換言すれば、蓋体30の内当て31は、
(b)包装用容器100の剛性を確保している部分に、収納物中の油分等が直接接触しないようにすること
を実現しており、電子レンジに掛けたときの大きな変形を防止しているのである。
さらに、この内当て31が、容器本体10側のフランジ11と、中容器20側のフランジ22との間に形成される間隙40内に入り得るということは、蓋体30の内面に結露した水分が、天板34、これに続く立ち上げ部35の各内面を伝って内当て31の先端に至ると、間隙40内に滴下することを意味する。つまり、この内当て31は、
(c)蓋体内面に結露した水分が、中容器に収納した収納物に落下しないようにすること
を実現しているのである。
そして、この蓋体30の内当て31は、蓋体30のフランジ32の直ぐ内側に位置する「突条」であるから、図1及び図4の(a)に示すように、天板34や立ち上げ部35からの視認を阻害することはない。つまり、この内当て31は、
(d)収納物の視認が十分行えるようにするため、蓋体30の天板34を大きくすること
を実現しているのである。
従って、この請求項1に係る包装用容器100は、上記(a)〜(d)の全てを満足で
きるものとなっているのである。
上記課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、上記請求項1に記載の包装用容器100について、
「中容器20を容器本体10内に載置して蓋体30で覆ったとき、容器本体10側のフランジ11と、中容器20側のフランジ22との高さが略同一となるようにしたこと」
である。
この請求項2に係る包装用容器100では、中容器20を容器本体10内に載置して蓋体30で覆ったとき、容器本体10側のフランジ11と、中容器20側のフランジ22との高さが略同一となるのであり、しかも、蓋体30の、容器本体10の段部12(中容器20の係止部21)上に位置することになる少なくとも一部分に内当て31を形成したものであるから、中容器20側のフランジ22は、たとえ包装用容器100の外側から外力が作用される場合であっても、当該内当て31が屈曲部として屈曲して緩衝しやすくなっていて、当接しても変形しない程度に固定されていて、さらに中容器20の係止部21が容易に変形しないようにしてある。したがって、配送や店頭に並べる際に、中容器が容器本体等に対してガタ付くことがないようになっている。なお、この内当て31は、図6に示すように、同じ高さの容器本体10側のフランジ11と中容器20側のフランジ22との間に形成されている間隙40内に、何らの障害もなく円滑に入り得ることになる。
従って、この請求項2に係る包装用容器100も、上記(a)〜(d)の全てを、より一層満足できるものとなっているのである。
以上、説明した通り、本発明においては、
「容器本体10と、この容器本体10内に載置される中容器20と、これら中容器20及び容器本体10の全体を覆う蓋体30とからなる包装用容器100であって、
容器本体10のフランジ11の内側に段部12を形成し、この段部12上に係止できる係止部21を中容器20の外周に形成して、当該中容器20の容器本体10に対して着脱自在な載置を可能にするとともに、係止部21の内側に、これより立ち上がるフランジ22を形成し、
蓋体30の、容器本体10の段部12上に位置することになる少なくとも一部分に、フランジ11と、フランジ22との間に形成される間隙40内に入り得る内当て31を形成し、間隙40は、内当て31が内部に入った状態においても、内当て31と係止部21とが離間して、確保されていること」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、
(a)配送や店頭に並べる際に、中容器が容器本体等に対してガタ付くことがないようにすること
(b)包装用容器の剛性を確保している部分に、収納物中の油分等が直接接触しないようにすること
(c)蓋体内面に結露した水分が、中容器に収納した収納物に落下しないようにすること
(d)収納物の視認が十分行えるようにするため、蓋体の天板を大きくすること
の全てを満足することのできる中容器20を有する包装用容器100を提供することができるのである。
容器本体10、中容器20、および蓋体30からなる本発明に係る包装用容器100の分解斜視図である。 同包装用容器100の分解側面図である。 同包装用容器100の拡大断面図である。 同包装用容器100を構成する蓋体30及び中容器20を示すもので、(a)は蓋体30の平面図、(b)は中容器20の平面図である。 同包装用容器100を構成する容器本体10の平面図である。 図4中の1−1線部の部分拡大断面図である。 特許文献1に記載された技術を示す縦断面図である。
次に、以上のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した実施の形態である包装用容器100について説明すると、この実施形態の包装用容器100は、図1及び図2に示したように、合成樹脂シートを熱成形してそれぞれ形成される容器本体10、中容器20、および蓋体30とからなっているものである。中容器20内には揚げたてのカラアゲが載置されることも想定して、耐油性及び耐熱性のある材料が使用されるが、この中容器20が載置されるべき容器本体10は、中容器20程の、耐油性及び耐熱性は要求されていない。蓋体30については、これを通して内部の視認がなされるから、透明または半透明材料を使用している。
容器本体10は、その内側に中容器20全体を収納して載置するものであり、図1及び図5に示したように、周縁部全体に水平なフランジ11を形成するとともに、このフランジ11の内側に段部12を形成したものである。また、図1に示したように、フランジ11の外側に延在して下端に位置する部分には係止部13が形成してあるが、この係止部13には、後述する蓋体30の係止部33が係止される。
容器本体10内に載置される中容器20の周縁部には、図1及び図3に示したように、容器本体10側の段部12上に係止または載置される係止部21が水平状に突出した状態で形成してある。この係止部21の直ぐ内側には、上方に凸となる水平なフランジ22が形成してあり、このフランジ22の高さは、当該中容器20を容器本体10内に収納したときのフランジ11の高さと略同一となるようにしてある。
蓋体30は、外周縁を形作る水平なフランジ32を有しており、このフランジ32の外周下端に形成してある係止部33には、当該蓋体30を容器本体10に覆ったときに容器本体10の係止部13と係合して、蓋体30の水平なフランジ32が容器本体10の水平なフランジ11に重なっている。また、フランジ32の直ぐ内側部分には、図3及び図6に示したように、内当て31が形成してある。この内当て31は、当該蓋体30の、容器本体10の段部12(中容器20の係止部21)上に位置することになる少なくとも一部分、あるいは全周に形成したもので、下方に凸となる形状とした突条である。また、この内当て31は、図6に示したように、容器本体10側のフランジ11と、中容器20側のフランジ22との間に形成される間隙40内に入り得るものである。
なお、本実施例に係る蓋体30においては、図3に示したように、上述した内当て31の直ぐ内側に立ち上げ部35が形成してあり、この立ち上げ部35の上端に天板34が一体的に形成してある。換言すれば、天板34を支える立ち上げ部35の下端に内当て31が一体化してあるものである。
100 包装用容器
10 容器本体
11 フランジ
12 段部
13 係止部
20 中容器
21 係止部
22 フランジ
30 蓋体
31 内当て
32 フランジ
33 係止部
34 天板
35 立ち上げ部
40 間隙

Claims (2)

  1. 容器本体と、この容器本体内に載置される中容器と、これら中容器及び容器本体の全体を覆う蓋体とからなる包装用容器であって、
    前記容器本体のフランジの内側に段部を形成し、この段部上に係止できる係止部を前記中容器の外周に形成して、当該中容器の前記容器本体に対して着脱自在な載置を可能にするとともに、前記係止部の内側に、これより立ち上がるフランジを形成し、
    前記蓋体の、前記容器本体の段部上に位置することになる少なくとも一部分に、前記容器本体側のフランジと、前記中容器側のフランジとの間に形成される間隙内に入り得る内当てを形成し、
    前記間隙は、前記内当てが内部に入った状態においても、前記内当てと前記係止部とが離間して、確保されていることを特徴とする包装用容器。
  2. 前記中容器を容器本体内に載置して蓋体で覆ったとき、前記容器本体側のフランジと、中容器側のフランジとの高さが略同一となるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
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