JP6637270B2 - 中容器を有する包装用容器 - Google Patents
中容器を有する包装用容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6637270B2 JP6637270B2 JP2015162516A JP2015162516A JP6637270B2 JP 6637270 B2 JP6637270 B2 JP 6637270B2 JP 2015162516 A JP2015162516 A JP 2015162516A JP 2015162516 A JP2015162516 A JP 2015162516A JP 6637270 B2 JP6637270 B2 JP 6637270B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- flange
- lid
- container body
- packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
び蓋体が、合成樹脂シートを加熱しながら型成形することにより形成されることが多く、それぞれの寸法精度はそれほど良くないのが実状である。つまり、収納物を収納した中容器は、同じく収納物を収納した容器本体に対して少し隙間が存在した状態で載置されることになり得る。そうなると、収納物を収納した中容器を有する包装用容器は、配送時は勿論、店頭に並べる際の振動によって、特に中容器が容器本体に対してガタ付くことになり、折角綺麗に並べた収納物にバラ付きが生じたり、配列場所の崩れを発生させたりし、商品としての見栄えを悪くすることになる。
(a)配送や店頭に並べる際に、中容器が容器本体等に対してガタ付くことがないようにすること
(b)包装用容器の剛性を確保している部分に、収納物中の油分等が直接接触しないようにすること
(c)蓋体内面に結露した水分が、中容器に収納した収納物に落下しないようにすること
も要求されるものであり、この種の包装用容器が店頭に陳列されることに鑑みれば、
(d)収納物の視認が十分行えるようにするため、蓋体の天板を大きくすること
も必要になっている。
(a)配送や店頭に並べる際に、中容器が容器本体等に対してガタ付くことがないようにすること
(b)包装用容器の剛性を確保している部分に、収納物中の油分等が直接接触しないようにすること
(c)蓋体内面に結露した水分が、中容器に収納した収納物に落下しないようにすること
(d)収納物の視認が十分行えるようにするため、蓋体の天板を大きくすること
の全てを満足することのできる中容器を有する包装用容器を提供することにある。
「容器本体10と、この容器本体10内に載置される中容器20と、これら中容器20及び容器本体10の全体を覆う蓋体30とからなる包装用容器100であって、
容器本体10のフランジ11の内側に段部12を形成し、この段部12上に係止できる係止部21を中容器20の外周に形成して、当該中容器20の容器本体10に対して着脱自在な載置を可能にするとともに、係止部21の内側に、これより立ち上がるフランジ22を形成し、
蓋体30の、容器本体10の段部12上に位置することになる少なくとも一部分に、容器本体10側のフランジ11と、中容器20側のフランジ22との間に形成される間隙40内に入り得る内当て31を形成し、
間隙40は、内当て31が内部に入った状態においても、内当て31と係止部21とが離間して、確保されていることを特徴とする包装用容器100」
である。
容易には変形しないようになっている。後述する実施形態の内当て31は蓋体30の周縁部全周に形成してあるが、蓋体30の周縁部の一部に形成したものであってもよい。
(a)配送や店頭に並べる際に、中容器20が容器本体10等に対してガタ付くがないようにすること
を実現しているのである。
(b)包装用容器100の剛性を確保している部分に、収納物中の油分等が直接接触しないようにすること
を実現しており、電子レンジに掛けたときの大きな変形を防止しているのである。
(c)蓋体内面に結露した水分が、中容器に収納した収納物に落下しないようにすること
を実現しているのである。
(d)収納物の視認が十分行えるようにするため、蓋体30の天板34を大きくすること
を実現しているのである。
きるものとなっているのである。
「中容器20を容器本体10内に載置して蓋体30で覆ったとき、容器本体10側のフランジ11と、中容器20側のフランジ22との高さが略同一となるようにしたこと」
である。
「容器本体10と、この容器本体10内に載置される中容器20と、これら中容器20及び容器本体10の全体を覆う蓋体30とからなる包装用容器100であって、
容器本体10のフランジ11の内側に段部12を形成し、この段部12上に係止できる係止部21を中容器20の外周に形成して、当該中容器20の容器本体10に対して着脱自在な載置を可能にするとともに、係止部21の内側に、これより立ち上がるフランジ22を形成し、
蓋体30の、容器本体10の段部12上に位置することになる少なくとも一部分に、フランジ11と、フランジ22との間に形成される間隙40内に入り得る内当て31を形成し、間隙40は、内当て31が内部に入った状態においても、内当て31と係止部21とが離間して、確保されていること」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、
(a)配送や店頭に並べる際に、中容器が容器本体等に対してガタ付くことがないようにすること
(b)包装用容器の剛性を確保している部分に、収納物中の油分等が直接接触しないようにすること
(c)蓋体内面に結露した水分が、中容器に収納した収納物に落下しないようにすること
(d)収納物の視認が十分行えるようにするため、蓋体の天板を大きくすること
の全てを満足することのできる中容器20を有する包装用容器100を提供することができるのである。
10 容器本体
11 フランジ
12 段部
13 係止部
20 中容器
21 係止部
22 フランジ
30 蓋体
31 内当て
32 フランジ
33 係止部
34 天板
35 立ち上げ部
40 間隙
Claims (2)
- 容器本体と、この容器本体内に載置される中容器と、これら中容器及び容器本体の全体を覆う蓋体とからなる包装用容器であって、
前記容器本体のフランジの内側に段部を形成し、この段部上に係止できる係止部を前記中容器の外周に形成して、当該中容器の前記容器本体に対して着脱自在な載置を可能にするとともに、前記係止部の内側に、これより立ち上がるフランジを形成し、
前記蓋体の、前記容器本体の段部上に位置することになる少なくとも一部分に、前記容器本体側のフランジと、前記中容器側のフランジとの間に形成される間隙内に入り得る内当てを形成し、
前記間隙は、前記内当てが内部に入った状態においても、前記内当てと前記係止部とが離間して、確保されていることを特徴とする包装用容器。 - 前記中容器を容器本体内に載置して蓋体で覆ったとき、前記容器本体側のフランジと、中容器側のフランジとの高さが略同一となるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015162516A JP6637270B2 (ja) | 2015-08-20 | 2015-08-20 | 中容器を有する包装用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015162516A JP6637270B2 (ja) | 2015-08-20 | 2015-08-20 | 中容器を有する包装用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017039516A JP2017039516A (ja) | 2017-02-23 |
JP6637270B2 true JP6637270B2 (ja) | 2020-01-29 |
Family
ID=58205980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015162516A Active JP6637270B2 (ja) | 2015-08-20 | 2015-08-20 | 中容器を有する包装用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6637270B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019151412A (ja) * | 2019-05-13 | 2019-09-12 | シーピー化成株式会社 | 包装用容器 |
JP2019151411A (ja) * | 2019-05-13 | 2019-09-12 | シーピー化成株式会社 | 包装用容器 |
KR102297809B1 (ko) * | 2019-09-18 | 2021-09-06 | 에코그린 (주) | 조리용기를 갖는 음식물 포장용기 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01150568U (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-18 | ||
JP2598129Y2 (ja) * | 1993-03-10 | 1999-08-03 | 帝国化成株式会社 | 食品用容器 |
JP3048249U (ja) * | 1997-10-21 | 1998-05-06 | 株式会社加ト吉 | 電子レンジ加熱用の容器入り食品 |
JP2008074420A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | News Chef株式会社 | 中容器付き電子レンジ調理用容器 |
JP2008271891A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | Yayoi Shokuhin Kk | 容器入り冷凍食品及び冷凍食品用の容器 |
US20090108006A1 (en) * | 2007-10-26 | 2009-04-30 | Coollid Corporation | Beverage container lid having liquid cooling effect |
JP6013265B2 (ja) * | 2013-04-30 | 2016-10-25 | 株式会社ケーピープラテック | 中皿付き容器 |
-
2015
- 2015-08-20 JP JP2015162516A patent/JP6637270B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017039516A (ja) | 2017-02-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4953986B2 (ja) | 包装用容器、蓋、蓋付き包装用容器、および食品包装体 | |
JP6637270B2 (ja) | 中容器を有する包装用容器 | |
JP2009018866A (ja) | 包装用容器および蓋体 | |
US20200140186A1 (en) | Ground coffee drip bag | |
JP2010247837A (ja) | 紙蓋及び紙蓋の製造方法 | |
JP2018167903A (ja) | 包装用容器 | |
JP3219690U (ja) | 弁当容器 | |
US1205779A (en) | Child's painting outfit. | |
JP2019089562A (ja) | 包装用容器 | |
JP2017114493A (ja) | 包装容器およびそれに用いる容器本体 | |
JP2011037510A (ja) | フレア部を有する包装用容器 | |
US20180099783A1 (en) | Container with three-dimensional decorative sheet | |
JP2013244353A (ja) | リフィル皿保護容器 | |
JP6174311B2 (ja) | 化粧料容器 | |
JP6144294B2 (ja) | 食品包装用容器 | |
JP5562724B2 (ja) | 弁当容器 | |
JP2015020776A (ja) | 断熱容器 | |
JP6619566B2 (ja) | 仕切部を備えた電子レンジ対応食品用包装用容器 | |
JP6671143B2 (ja) | 包装用容器とその使用方法 | |
JP3195580U (ja) | 厚紙製外被を備えた包装用容器の構造 | |
JP3192506U (ja) | スタッキングボトル | |
JP6073009B2 (ja) | 化粧料容器 | |
JP2014008074A (ja) | 化粧料容器 | |
JP7346637B2 (ja) | 包装用容器 | |
JP4560315B2 (ja) | 包装用容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180816 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190405 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190409 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190605 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6637270 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |