JP3048249U - 電子レンジ加熱用の容器入り食品 - Google Patents

電子レンジ加熱用の容器入り食品

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JP3048249U
JP3048249U JP1997009325U JP932597U JP3048249U JP 3048249 U JP3048249 U JP 3048249U JP 1997009325 U JP1997009325 U JP 1997009325U JP 932597 U JP932597 U JP 932597U JP 3048249 U JP3048249 U JP 3048249U
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Japan
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container
food
cooked rice
rice
additive
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JP1997009325U
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English (en)
Inventor
俊彦 樋口
Original Assignee
株式会社加ト吉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 米飯入り容器の上部に添加食品入り容器を重
合させてなる容器入り食品を電子レンジで加熱し、添加
食品入り容器内の添加食品を米飯入り容器内に移し入れ
る際に、従来では、該添加食品入り容器が熱くて素手で
持てない。 【解決手段】 米飯入り容器1上に添加食品入り容器2
を重合させた容器入り食品において、添加食品用容器2
Aの開口部付近に小片のツマミ片22を突出状態で形成
している。このツマミ片22は、外気に触れるとごく短
時間のうちに素手で触れる程度まで冷め、該ツマミ片2
2を指でつまんで添加食品入り容器を傾けることで、内
部の添加食品Bを米飯入り容器1内に移し入れることが
できるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、電子レンジによって加熱するだけで喫食できるカレーライス又は 丼物等の容器入り食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、カレーライスや丼物等の容器入り食品として、カレー又は丼物用具材等 の添加食品と米飯とが別々の容器に収容され、その米飯入り容器の上に添加食品 入り容器を重ねた状態で商品化(冷凍保存)されたものがある。そして、この容 器入り食品では、喫食時に、米飯入り容器と添加食品入り容器とを2段積み状態 のままで電子レンジによって加熱し、内容物が温まった直後に、添加食品入り容 器内の添加食品を米飯入り容器内に移し入れて食する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来のこの種の容器入り食品では、電子レンジで内容物が加熱され ると、その各容器も手で持てない程度まで加熱されており、添加食品入り容器内 の添加食品を米飯入り容器に移し入れる際に、添加食品用容器を素手で持って行 おうとすると、火傷の危険があるという問題があった。
【0004】 本願考案は、上記した従来の電子レンジ加熱用の容器入り食品の問題点に鑑み 、加熱した添加食品入り容器内の添加食品を容易に且つ安全に米飯入り容器内に 移し入れることができるようにすることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。即 ち、本願考案は、米飯用容器内に米飯を収容してなる米飯入り容器の上部に、添 加食品用容器内にカレー又は丼物用具材等の添加食品を収容してなる添加食品入 り容器を重合させた電子レンジ調理用の容器入り食品を対象としている。そして 、本願考案の容器入り食品では、添加食品用容器の開口部付近に小片のツマミ片 を突出状態で形成したことを特徴としている。
【0006】 本願考案の容器入り食品は、喫食時に、米飯入り容器の上に添加食品入り容器 を重ねた状態で電子レンジにより加熱する。尚、このように喫食し得るまで加熱 した直後の容器入り食品は、内容物及び各容器が手で持てない程度に熱くなって いる。
【0007】 ところで、上段の添加食品用容器には、その開口部付近にツマミ片を形成して いるが、このツマミ片は小片でしかも突出状態で形成されているので、加熱後に 容器入り食品を電子レンジから出すと、該ツマミ片が外気に触れてごく短時間で 素手でつまめる程度まで冷やされる。従って、そのツマミ片を指でつまんでも火 傷の心配はなくなる。そして、添加食品入り容器内の添加食品を米飯入り容器内 に移し入れる際には、該ツマミ片を指でつまんで添加食品入り容器を米飯入り容 器上で水平方向に半分程度までずらし、その後、ツマミ片をつまんだまま持ち上 げると、添加食品入り容器が米飯入り容器上で傾いて、内部の添加食品を米飯入 り容器内に移し入れることができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図1〜図3を参照して本願考案の実施形態を説明すると、この実施形態 の電子レンジ加熱用の容器入り食品は、米飯用容器1A内に調理済み米飯Aを収 容した米飯入り容器1と、添加食品用容器2A内に調理済み添加食品Bを収容し た添加食品入り容器2と、添加食品入り容器2の上部を蓋する蓋体3とを有し、 該米飯入り容器1の上部に添加食品入り容器2を重合させ且つ添加食品入り容器 2の上部に蓋体3を被せて構成されている。
【0009】 米飯用容器1A内に収容される米飯A、及び添加食品用容器2A内に収容され る添加食品Bは、それぞれ1食分の量である。又、添加食品Bとしては、カレー 又は丼物用具材等が採用できる。
【0010】 米飯用容器1Aと添加食品用容器2Aと蓋体3は、それぞれ電子レンジによる 加熱に対応できる材料、例えば耐熱性を有するプラスチック等の非金属材料で成 形されている。又、この容器入り食品の各容器の形状は、図示例の平面四角形の ほかに、円形(丼型)のものでもよい。尚、他の実施形態では、蓋体3の代わり に添加食品入り容器2の開口部をプラスチックフイルムで密封するようにしても よい。
【0011】 米飯用容器1Aの開口部には、全周に亘って段部11が形成されている。又、 該開口部における各長辺側の内面には、外方に凹入する凹部12が2箇所づつ形 成されている。この各凹部12は、添加食品用容器2Aを重ねたときに、図1に 示すように後述のツマミ片22を外部に露出させるとともに、加熱時の空気抜き 口となるものである。尚、この米飯用容器1A内には、例えば1/2〜1/3程 度の深さまで米飯Aを収容している。
【0012】 添加食品用容器2Aは、外形が米飯用容器1Aと略同形状で、高さが米飯用容 器1Aの約半分程度に形成されている。この添加食品用容器2Aの開口縁は、外 側下方に折返されている。又、その折返し下端部は、全周に亘って外向きのフラ ンジ21となっている。そして、この添加食品用容器2Aは、図1に示すように 、容器部分が米飯用容器1A内に落とし込まれ、フランジ21が米飯用容器1A の段部11上に載せられて、2段重ねされるようになっている。
【0013】 添加食品用容器2Aのフランジ21には、その一方の長辺側部分に小片からな る2つのツマミ片22,22が突出状態で一体形成されている。この各ツマミ片 22,22は、添加食品用容器2Aを米飯用容器1A上に重ねたときに、それぞ れ米飯用容器1A側の各凹部12,12内に収容される位置にある。又、この各 ツマミ片22,22は、可撓性を有しており、添加食品用容器2Aを米飯用容器 1A上に重ねたときに凹部12内で上方に撓むようになっている。尚、このツマ ミ片22は、1箇所でもよいが、図示例のように間隔をもって2箇所に形成する と、両手でつまめて安定性がよくなる。この添加食品用容器2A内には、カレー 又は丼物用具材等の添加食品Bが適量収容される。
【0014】 蓋体3の外周部には、米飯用容器1Aの開口縁上面に対応する位置にフランジ 31が形成されている。又、このフランジ31における各長辺側には、米飯用容 器1Aの各凹部12に対応する位置にそれぞれ切欠32が形成されている。この 各切欠32は、図1に示すように、米飯用容器1Aと添加食品用容器2Aと蓋体 3とを重ねたときに、添加食品用容器2Aのツマミ片22,22を外部に露出さ せるためのものである。又、蓋体3のほぼ中央部には、空気抜きの穴33が形成 されている。
【0015】 尚、米飯用容器1Aの各凹部12及び蓋体3の各切欠32は、それぞれ片側の 長辺部分のみに形成したものでもよいが、図示例のように両側の長辺部分に形成 すると、添加食品用容器2A(片側にツマミ片22がある)を米飯用容器1A及 び蓋体3に対して水平面内で角度180°回転させた状態でセットしても、ツマ ミ片22を収容でき、組付けの際の向きが限定されなくなる。
【0016】 この容器入り食品は、添加食品入り容器2の下半部を米飯入り容器1の上部開 口内に嵌合させ、さらに該添加食品入り容器2上に蓋体3を被せ、それらの外側 を包装フイルムで被包して製品とされる。又、店頭陳列時あるいは家庭において 保存するときには冷凍庫に入れて凍結しておく。
【0017】 そして、この容器入り食品は、喫食時に包装用フイルムを剥がして、そのまま 電子レンジで加熱する。容器入り食品を喫食に適した高温まで加熱した状態では 、各容器も素手で触れない程度まで熱くなっているが、この容器入り食品を適宜 の方法で電子レンジから取り出し、蓋体3を外すと、添加食品用容器2Aの各ツ マミ片22,22が外気に触れるようになる。すると、該各ツマミ片22,22 は、小片であり且つ突出状態で形成されているので、ごく短時間のうちに素手で 触れる程度まで冷める。そして、図2に示すように、その各ツマミ片22,22 を各側の指でつまんで、添加食品入り容器2を米飯入り容器1上で水平方向に約 半分程度までずらした後、そのまま各ツマミ片22,22を持ち上げると、添加 食品入り容器2が傾斜して、内部の添加食品Bを米飯入り容器1内に移し入れる ことができる。
【0018】
【考案の効果】
このように、本願考案の容器入り食品では、添加食品用容器2Aの開口部付近 にツマミ片22を形成しているが、このツマミ片22は、小片であり且つ突出状 態で形成しているので、加熱後に該ツマミ片22を外気に晒すと、ごく短時間の うちに素手で触れる程度まで冷めるようになる。従って、添加食品入り容器2内 の添加食品Bを米飯入り容器1内に移し入れる際には、ツマミ片22をつまんで 該添加食品入り容器2を米飯入り容器1上で傾斜させることで行え、安全(火傷 の心配なく)且つ簡単に添加食品Bの移し入れ作業を行うことができるという効 果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願実施形態にかかる電子レンジ加熱用の容器
入り食品の断面図である。
【図2】図1の容器入り食品の使用方法説明図である。
【図3】図1の容器入り食品における各容器及び蓋体の
分解斜視図である。
【符号の説明】
1は米飯入り容器、1Aは米飯用容器、2は添加食品入
り容器、2Aは添加食品用容器、3は蓋体、22はツマ
ミ片、Aは米飯、Bは添加食品である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65D 81/34 B65D 81/34 U

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米飯用容器(1A)内に米飯(A)を収
    容してなる米飯入り容器(1)の上部に、添加食品用容
    器(2A)内にカレー又は丼物用具材等の添加食品
    (B)を収容してなる添加食品入り容器(2)を重合さ
    せるとともに、前記添加食品用容器(2A)の開口部付
    近に小片のツマミ片(22)を突出形成したことを特徴
    とする電子レンジ加熱用の容器入り食品。
JP1997009325U 1997-10-21 1997-10-21 電子レンジ加熱用の容器入り食品 Expired - Lifetime JP3048249U (ja)

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JP1997009325U JP3048249U (ja) 1997-10-21 1997-10-21 電子レンジ加熱用の容器入り食品

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016054836A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 東罐興業株式会社 加熱容器構造
JP2017039516A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 リスパック株式会社 中容器を有する包装用容器
JP7496644B2 (ja) 2020-06-25 2024-06-07 シーピー化成株式会社 包装用容器

Cited By (4)

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JP7496644B2 (ja) 2020-06-25 2024-06-07 シーピー化成株式会社 包装用容器
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