JPH09188364A - 成形容器 - Google Patents
成形容器Info
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- JPH09188364A JPH09188364A JP8004258A JP425896A JPH09188364A JP H09188364 A JPH09188364 A JP H09188364A JP 8004258 A JP8004258 A JP 8004258A JP 425896 A JP425896 A JP 425896A JP H09188364 A JPH09188364 A JP H09188364A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器本体の外観を損なうことなく、蓋部材を
容器本体から容易に取り外すことができ、さらに該蓋部
材を容易に容器本体に位置決めして固着し、その状態で
加熱調理そのための搬送、あるいは製品の製造工程中に
おける搬送等を極めて好都合に行うことができる容器を
提供すること 【解決手段】 開口上端部が概ね平坦な成形容器本体
と、上記開口を閉塞する蓋部材とを有する成形容器にお
いて、上記開口上端部に上方に行くに従って内側に突出
する押さえ部を設けた少なくとも一対の押さえ突起を形
成し、上記蓋部材に上記押さえ突起の根元部に係合する
切り込みを設けたことを特徴とする成形容器
容器本体から容易に取り外すことができ、さらに該蓋部
材を容易に容器本体に位置決めして固着し、その状態で
加熱調理そのための搬送、あるいは製品の製造工程中に
おける搬送等を極めて好都合に行うことができる容器を
提供すること 【解決手段】 開口上端部が概ね平坦な成形容器本体
と、上記開口を閉塞する蓋部材とを有する成形容器にお
いて、上記開口上端部に上方に行くに従って内側に突出
する押さえ部を設けた少なくとも一対の押さえ突起を形
成し、上記蓋部材に上記押さえ突起の根元部に係合する
切り込みを設けたことを特徴とする成形容器
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱調理容器、さ
らに詳しくは喫食飲食者がその容器を使用して加熱調理
するための加熱調理容器に関する。
らに詳しくは喫食飲食者がその容器を使用して加熱調理
するための加熱調理容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の加熱調理容器としては、実開昭６
４ー９１４４号公報や実開平４ー１０２２７２号公報に
開示されているように、断熱材料又は断熱構造の容器本
体の上端開口部に僅かな剛性を有する蓋部材を貼着し、
加熱調理直前に蓋部材を剥がして開け、熱湯を注いだ
り、調味液等を加えて電子レンジで加熱を行ったりして
いる。
４ー９１４４号公報や実開平４ー１０２２７２号公報に
開示されているように、断熱材料又は断熱構造の容器本
体の上端開口部に僅かな剛性を有する蓋部材を貼着し、
加熱調理直前に蓋部材を剥がして開け、熱湯を注いだ
り、調味液等を加えて電子レンジで加熱を行ったりして
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の加熱調
理容器は、容器本体から蓋部材を剥がすことが煩わしい
だけでなく、剥がした後、加熱調理のために蓋部材を容
器本体に固定することが好ましいにもかかわらず、容器
本体が蓋部材を固定する機能を有せず、蓋部材の上に重
しを置く等煩わしくかつ不安定な状態で加熱調理をせざ
るを得なかった。また、加熱調理容器に食品を収容して
製品を製造する際、搬送中に蓋部材が容器本体から滑り
落ちてしまい、生産効率が低下してしまう問題があっ
た。さらにまた、蓋部材を熱シール等により容器本体に
取付けた場合、蓋部材を剥がした後、容器フランジ部に
シール材等が残り、外観上好ましくなかった。本発明は
従来の加熱調理容器のこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、容器本体の外観を損なうことなく、蓋部
材を容器本体から容易に取り外すことができ、さらに該
蓋部材を容易に容器本体に位置決めして固着し、その状
態で加熱調理そのための搬送、あるいは製品の製造工程
中における搬送等を極めて好都合に行うことができる容
器を提供することを目的とする。
理容器は、容器本体から蓋部材を剥がすことが煩わしい
だけでなく、剥がした後、加熱調理のために蓋部材を容
器本体に固定することが好ましいにもかかわらず、容器
本体が蓋部材を固定する機能を有せず、蓋部材の上に重
しを置く等煩わしくかつ不安定な状態で加熱調理をせざ
るを得なかった。また、加熱調理容器に食品を収容して
製品を製造する際、搬送中に蓋部材が容器本体から滑り
落ちてしまい、生産効率が低下してしまう問題があっ
た。さらにまた、蓋部材を熱シール等により容器本体に
取付けた場合、蓋部材を剥がした後、容器フランジ部に
シール材等が残り、外観上好ましくなかった。本発明は
従来の加熱調理容器のこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、容器本体の外観を損なうことなく、蓋部
材を容器本体から容易に取り外すことができ、さらに該
蓋部材を容易に容器本体に位置決めして固着し、その状
態で加熱調理そのための搬送、あるいは製品の製造工程
中における搬送等を極めて好都合に行うことができる容
器を提供することを目的とする。
【０００４】
【問題を解決するための手段及びその効果】第１発明
は、開口上端部が概ね平坦な成形容器本体と、上記開口
を閉塞する蓋部材とを有する成形容器において、上記開
口上端部に上方に行くに従って内側に突出する押さえ部
を設けた少なくとも一対の押さえ突起を形成し、上記蓋
部材に上記押さえ突起の根元部に係合する切り込みを設
けたことを特徴とする成形容器である。本発明によれ
ば、容器本体の外観を損なうことなく、蓋部材を容器本
体から容易に取り外すことができ、さらに該蓋部材を容
易に容器本体に位置決めして固着し、その状態で加熱調
理そのための搬送、あるいは製品の製造工程中における
搬送等を極めて好都合に行うことができる容器を提供す
ることができる。第２発明は、上記成形容器が、加熱調
理用容器であることを特徴とする。本発明によれば、加
熱調理のために容器本体に再び蓋部材によって蓋しこの
状態を保持することが容易である利点を有する。第３発
明は、上記成形容器本体の押さえ突起が、側面部に設け
た縦リブと連結していることを特徴とする。本発明によ
れば、容器本体を比較的薄い材料で成形しても所定の強
度を得ることができる利点を有する。
は、開口上端部が概ね平坦な成形容器本体と、上記開口
を閉塞する蓋部材とを有する成形容器において、上記開
口上端部に上方に行くに従って内側に突出する押さえ部
を設けた少なくとも一対の押さえ突起を形成し、上記蓋
部材に上記押さえ突起の根元部に係合する切り込みを設
けたことを特徴とする成形容器である。本発明によれ
ば、容器本体の外観を損なうことなく、蓋部材を容器本
体から容易に取り外すことができ、さらに該蓋部材を容
易に容器本体に位置決めして固着し、その状態で加熱調
理そのための搬送、あるいは製品の製造工程中における
搬送等を極めて好都合に行うことができる容器を提供す
ることができる。第２発明は、上記成形容器が、加熱調
理用容器であることを特徴とする。本発明によれば、加
熱調理のために容器本体に再び蓋部材によって蓋しこの
状態を保持することが容易である利点を有する。第３発
明は、上記成形容器本体の押さえ突起が、側面部に設け
た縦リブと連結していることを特徴とする。本発明によ
れば、容器本体を比較的薄い材料で成形しても所定の強
度を得ることができる利点を有する。
【０００５】第４発明は、開口上端部が概ね平坦な成形
容器本体と、上記開口を閉塞する蓋部材とを有する成形
容器において、上記開口上端部の周囲に環状の突出部を
設け、さらに上記開口上端部に上方に行くに従って突出
する押さえ部を設けた押さえ突起を形成し、上記蓋部材
を上記押さえ突起の根元部に係合するように構成したこ
とを特徴とする成形容器である。本発明によれば、容器
本体の外観を損なうことなく、蓋部材を容器本体から容
易に取り外すことができ、さらに該蓋部材を容易に容器
本体に位置決めして固着し、その状態で加熱調理そのた
めの搬送、あるいは製品の製造工程中における搬送等を
極めて好都合に行うことができる容器を提供することが
できる。第５発明は、上記成形容器が、加熱調理用容器
であることを特徴とする。本発明によれば、加熱調理の
ために容器本体に再び蓋部材によって蓋しこの状態を保
持することが容易である利点を有する。
容器本体と、上記開口を閉塞する蓋部材とを有する成形
容器において、上記開口上端部の周囲に環状の突出部を
設け、さらに上記開口上端部に上方に行くに従って突出
する押さえ部を設けた押さえ突起を形成し、上記蓋部材
を上記押さえ突起の根元部に係合するように構成したこ
とを特徴とする成形容器である。本発明によれば、容器
本体の外観を損なうことなく、蓋部材を容器本体から容
易に取り外すことができ、さらに該蓋部材を容易に容器
本体に位置決めして固着し、その状態で加熱調理そのた
めの搬送、あるいは製品の製造工程中における搬送等を
極めて好都合に行うことができる容器を提供することが
できる。第５発明は、上記成形容器が、加熱調理用容器
であることを特徴とする。本発明によれば、加熱調理の
ために容器本体に再び蓋部材によって蓋しこの状態を保
持することが容易である利点を有する。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施例の加熱調理容器を
図に基づいて説明する。 〔第１実施例〕図１ないし図６に示すように、ポリプロ
ピレン等の耐熱性の容器本体１に平板形状の蓋部材２を
組み合わせてなる。なお、当該蓋部材は、熱蒸気等によ
るカールが生じないように、又耐熱性、衛生性を考慮し
た、例えば、表面層に紙材、最内層にＰＥＴを積層させ
たものを用いるのが望ましい。容器本体１は、上方が開
放された直方体であって、上方端部の周囲にフランジ６
が設けられている。フランジ６の周囲には、容器本体１
の剛性を高めるための垂れ下がり部７が設けられてい
る。底面部１０には、中央部に加熱時に内容物の重量に
よって撓むことを防ぐための高さが約５mmの中央凹部１
２が形成され、四隅部には中央凹部１２と同じ高さの脚
部１６が形成されている。このような脚部を設けること
により、電子レンジで加熱調理した場合にも内容物を均
一に加熱することができる。長辺側面部２０及び短辺側
面部２２には、それぞれ複数の縦リブ２４、２６が設け
られている。短辺側面部２２の縦リブ２６は、フランジ
６にある位置決めリブ３０（押さえ突起）まで延びてい
る。これにより、電子レンジで加熱され、柔軟になった
容器であっても、フランジの位置決めリブ（突起部）に
おける強度は保持されているため、該リブ３０を持つこ
とにより、加熱後の容器を電子レンジから確実にとり出
すことができる。縦リブ２６と位置決めリブ３０の境界
部には、蓋部材２を受け入れるための固定凹み３２が設
けられている。長辺側面部２０と短辺側面部２２との間
の上方部分には、同一容器を積み重ねたときに取り外す
ことを容易にするためのスタッキング肩部３４が設けら
れている。
図に基づいて説明する。 〔第１実施例〕図１ないし図６に示すように、ポリプロ
ピレン等の耐熱性の容器本体１に平板形状の蓋部材２を
組み合わせてなる。なお、当該蓋部材は、熱蒸気等によ
るカールが生じないように、又耐熱性、衛生性を考慮し
た、例えば、表面層に紙材、最内層にＰＥＴを積層させ
たものを用いるのが望ましい。容器本体１は、上方が開
放された直方体であって、上方端部の周囲にフランジ６
が設けられている。フランジ６の周囲には、容器本体１
の剛性を高めるための垂れ下がり部７が設けられてい
る。底面部１０には、中央部に加熱時に内容物の重量に
よって撓むことを防ぐための高さが約５mmの中央凹部１
２が形成され、四隅部には中央凹部１２と同じ高さの脚
部１６が形成されている。このような脚部を設けること
により、電子レンジで加熱調理した場合にも内容物を均
一に加熱することができる。長辺側面部２０及び短辺側
面部２２には、それぞれ複数の縦リブ２４、２６が設け
られている。短辺側面部２２の縦リブ２６は、フランジ
６にある位置決めリブ３０（押さえ突起）まで延びてい
る。これにより、電子レンジで加熱され、柔軟になった
容器であっても、フランジの位置決めリブ（突起部）に
おける強度は保持されているため、該リブ３０を持つこ
とにより、加熱後の容器を電子レンジから確実にとり出
すことができる。縦リブ２６と位置決めリブ３０の境界
部には、蓋部材２を受け入れるための固定凹み３２が設
けられている。長辺側面部２０と短辺側面部２２との間
の上方部分には、同一容器を積み重ねたときに取り外す
ことを容易にするためのスタッキング肩部３４が設けら
れている。
【０００７】蓋部材２は、フランジ６の外周にほぼ一致
した外形形状を有し、短辺側面部２２の位置に対応する
部分に複数の切り込み４０が設けられている。対向する
切り込み４０の間隔は、対向する固定凹み３２の底部の
間隔より僅かに、例えば0.７mmだけ大きく、固定凹み３
２に装着された蓋部材２は固定凹み３２によって容器本
体１に固着される。蓋部材２は長辺側面部２０の近傍に
蒸気逃げ口４６を形成するための折り曲げ線４８が設け
られている。当該蒸気逃げ口４６の大きさは、容器開口
面積の１０％以上を占めるようにすることが望ましい。
した外形形状を有し、短辺側面部２２の位置に対応する
部分に複数の切り込み４０が設けられている。対向する
切り込み４０の間隔は、対向する固定凹み３２の底部の
間隔より僅かに、例えば0.７mmだけ大きく、固定凹み３
２に装着された蓋部材２は固定凹み３２によって容器本
体１に固着される。蓋部材２は長辺側面部２０の近傍に
蒸気逃げ口４６を形成するための折り曲げ線４８が設け
られている。当該蒸気逃げ口４６の大きさは、容器開口
面積の１０％以上を占めるようにすることが望ましい。
【０００８】第１実施例の加熱調理容器の使用方法につ
いて述べる。容器本体１に内容物を充填後蓋部材２によ
って閉塞する。この時、蓋部材２の切り込み４０が位置
決めリブ３０に係合して両者の位置決めを容易にし、切
り込み４０の最奥部が固定凹み３２に係合して蓋部材２
が容器本体１に固定される。その後、所望により容器全
体がシュリンク包装される。加熱調理は、シュリンク包
装を破棄し、容器本体１から蓋部材２を外して、内容物
すなわち食品原料の混合や液体の注入等を行って再び蓋
をする。この時も、蓋部材２の切り込み４０が位置決め
リブ３０に係合して両者の位置決めを容易にし、切り込
み４０の最奥部が固定凹み３２に係合して蓋部材２が容
器本体１に固定され、特に、この容器を加熱のために搬
送したり回転させるとき、切り込み４０の最奥部が固定
凹み３２に係合して蓋部材２が容器本体１に固定される
仮の固定は大変に都合良いところである。加熱調理後、
フランジ６の短辺側面部２２に対応する位置決めリブ３
０を指によって支持し、電子レンジから取り出す。当該
リブ３０は、平面のフランジ部よりも熱が感じ難く、か
つ強度に優れているため、加熱調理後の容器を電子レン
ジから確実にとり出すことができる。
いて述べる。容器本体１に内容物を充填後蓋部材２によ
って閉塞する。この時、蓋部材２の切り込み４０が位置
決めリブ３０に係合して両者の位置決めを容易にし、切
り込み４０の最奥部が固定凹み３２に係合して蓋部材２
が容器本体１に固定される。その後、所望により容器全
体がシュリンク包装される。加熱調理は、シュリンク包
装を破棄し、容器本体１から蓋部材２を外して、内容物
すなわち食品原料の混合や液体の注入等を行って再び蓋
をする。この時も、蓋部材２の切り込み４０が位置決め
リブ３０に係合して両者の位置決めを容易にし、切り込
み４０の最奥部が固定凹み３２に係合して蓋部材２が容
器本体１に固定され、特に、この容器を加熱のために搬
送したり回転させるとき、切り込み４０の最奥部が固定
凹み３２に係合して蓋部材２が容器本体１に固定される
仮の固定は大変に都合良いところである。加熱調理後、
フランジ６の短辺側面部２２に対応する位置決めリブ３
０を指によって支持し、電子レンジから取り出す。当該
リブ３０は、平面のフランジ部よりも熱が感じ難く、か
つ強度に優れているため、加熱調理後の容器を電子レン
ジから確実にとり出すことができる。
【０００９】〔第２実施例〕第２実施例の加熱調理容器
は、図７ないし図９に示すように、第１実施例に対しフ
ランジの構成のみが異なる。すなわち、フランジ１００
に、第１実施例の位置決めリブ３０に代わって複数の位
置決め突起１０２が設けられる。位置決め突起１０２
は、図９に示すように、内側の側面が上方に行くに従っ
て内部に行くように傾斜した面を有している。蓋部材２
の切り込み４０が位置決め突起１０２の根元部分に係合
する。
は、図７ないし図９に示すように、第１実施例に対しフ
ランジの構成のみが異なる。すなわち、フランジ１００
に、第１実施例の位置決めリブ３０に代わって複数の位
置決め突起１０２が設けられる。位置決め突起１０２
は、図９に示すように、内側の側面が上方に行くに従っ
て内部に行くように傾斜した面を有している。蓋部材２
の切り込み４０が位置決め突起１０２の根元部分に係合
する。
【００１０】〔第３実施例〕第３実施例は、図１０ない
し図１２に示すように、第１実施例に対し、フランジ２
００と蓋部材２０２の構造が異なる。すなわち、フラン
ジ２００の上面は平面であって、短辺側面部２２の位置
に対応する部分の外側に、フランジ２００の上に適当な
押圧力で押圧する中空矩形押さえ部材２１０が設けられ
ている。蓋部材２２０はフランジ２００の外形に一致し
た形状の平板である。蓋部材２２０は、フランジと上記
中空矩形押え部材２１０の間にはさみ込まれることによ
り、取り付けられ、固定される。
し図１２に示すように、第１実施例に対し、フランジ２
００と蓋部材２０２の構造が異なる。すなわち、フラン
ジ２００の上面は平面であって、短辺側面部２２の位置
に対応する部分の外側に、フランジ２００の上に適当な
押圧力で押圧する中空矩形押さえ部材２１０が設けられ
ている。蓋部材２２０はフランジ２００の外形に一致し
た形状の平板である。蓋部材２２０は、フランジと上記
中空矩形押え部材２１０の間にはさみ込まれることによ
り、取り付けられ、固定される。
【００１１】〔第４実施例〕第４実施例は、図１３ない
し図１５に示すように、第１実施例に対し、フランジ３
００と蓋部材３０２の構造が異なる。すなわち、フラン
ジ３００の上面は平面であって、短辺側面部２２の位置
に対応する部分に、縦リブ２６に連続した複数の位置決
め突起３０４が設けられている。また、フランジ３００
の四隅部には固定突起３１０が設けられ、固定突起３１
０の内側面は上方に行くに従って内部に行くように傾斜
した面を有している。蓋部材３０２は、四隅部分に凹み
部３１４が形成されている。従って、容器本体に蓋部材
３０２を載置すると、蓋部材３０２は位置決め突起３０
４によって位置決めれ、固定突起３１０によって閉塞状
態が保持される。
し図１５に示すように、第１実施例に対し、フランジ３
００と蓋部材３０２の構造が異なる。すなわち、フラン
ジ３００の上面は平面であって、短辺側面部２２の位置
に対応する部分に、縦リブ２６に連続した複数の位置決
め突起３０４が設けられている。また、フランジ３００
の四隅部には固定突起３１０が設けられ、固定突起３１
０の内側面は上方に行くに従って内部に行くように傾斜
した面を有している。蓋部材３０２は、四隅部分に凹み
部３１４が形成されている。従って、容器本体に蓋部材
３０２を載置すると、蓋部材３０２は位置決め突起３０
４によって位置決めれ、固定突起３１０によって閉塞状
態が保持される。
【００１２】〔第５実施例〕第５実施例は、図１６ない
し図１７に示すように、発砲スチロール製でコップ形の
容器本体４００と、円板の蓋部材４０２とからなる。容
器本体４００は、外側上方に延びた突出周囲部４３０の
内側に段部４１０が設けられ、また９０°の間隔をおい
て上方に行くに従って内部に行くように傾斜した面を有
する固定突起４２０が設けられている。容器本体４００
を蓋部材４０２によって閉塞するには、蓋部材４０２が
突出周囲部４３０によって位置決めされ、固定突起４２
０によって閉塞状態が保持される。
し図１７に示すように、発砲スチロール製でコップ形の
容器本体４００と、円板の蓋部材４０２とからなる。容
器本体４００は、外側上方に延びた突出周囲部４３０の
内側に段部４１０が設けられ、また９０°の間隔をおい
て上方に行くに従って内部に行くように傾斜した面を有
する固定突起４２０が設けられている。容器本体４００
を蓋部材４０２によって閉塞するには、蓋部材４０２が
突出周囲部４３０によって位置決めされ、固定突起４２
０によって閉塞状態が保持される。
【図１】本発明の第１実施例の加熱調理容器の分解斜視
図である。
図である。
【図２】本発明の第１実施例の加熱調理容器の斜視図で
ある。
ある。
【図３】本発明の第１実施例の容器本体の平面図であ
る。
る。
【図４】本発明の第１実施例の容器本体の、図３の線Ａ
ーＡに沿った断面図である。
ーＡに沿った断面図である。
【図５】本発明の第１実施例の容器本体の、図３の線Ｂ
ーＢに沿った断面図である。
ーＢに沿った断面図である。
【図６】本発明の第１実施例の容器本体の底面図であ
る。
る。
【図７】本発明の第２実施例の加熱調理容器の分解斜視
図である。
図である。
【図８】本発明の第２実施例の加熱調理容器の一部切断
した平面図である。
した平面図である。
【図９】本発明の第２実施例の容器本体の、図８の線Ｃ
ーＣに沿った断面図である。
ーＣに沿った断面図である。
【図１０】本発明の第３実施例の加熱調理容器の分解斜
視図である。
視図である。
【図１１】本発明の第３実施例の加熱調理容器の一部切
断した平面図である。
断した平面図である。
【図１２】本発明の第３実施例の容器本体の、図１１の
線ＤーＤに沿った断面図である。
線ＤーＤに沿った断面図である。
【図１３】本発明の第４実施例の加熱調理容器の分解斜
視図である。
視図である。
【図１４】本発明の第４実施例の加熱調理容器の一部切
断した平面図である。
断した平面図である。
【図１５】本発明の第４実施例の容器本体の、図１４の
線ＥーＥに沿った断面図である。
線ＥーＥに沿った断面図である。
【図１６】本発明の第５実施例の加熱調理容器の断面図
である。
である。
【図１７】本発明の第５実施例の加熱調理容器の一部切
断した平面図である。
断した平面図である。
１ 容器本体 ２ 蓋部材 ６ フランジ ７ 垂れ下がり部 １０ 底面部 １２ 中央凹部 １６ 脚部 ２０ 長辺側面部 ２２ 短辺側面部 ２４、２６ 縦リブ ３０ 位置決めリブ ３２ 固定凹み ３４ スタッキング肩部 ４０ 切り込み ４６ 蒸気逃げ口 ４８ 折り曲げ線 １００ フランジ １０２ 位置決め突起 ２００ フランジ ２０２ 蓋部材 ２１０ 中空矩形押さえ部材 ２２０ 蓋部材 ３００ フランジ ３０２ 蓋部材 ３０４ 位置決め突起 ３１０ 固定突起 ３１４ 凹み部 ４００ 容器本体 ４０２ 蓋部材 ４１０ 段部 ４３０ 突出周囲部
Claims (5)
- 【請求項１】 開口上端部が概ね平坦な成形容器本体
と、上記開口を閉塞する蓋部材とを有する成形容器にお
いて、 上記開口上端部に上方に行くに従って内側に突出する押
さえ部を設けた少なくとも一対の押さえ突起を形成し、
上記蓋部材に上記押さえ突起の根元部に係合する切り込
みを設けたことを特徴とする成形容器。 - 【請求項２】 上記成形容器が、加熱調理用容器である
ことを特徴とする請求項１記載の成形容器。 - 【請求項３】 上記成形容器本体の押さえ突起が、側面
部に設けた縦リブと連結していることを特徴とする請求
項１記載の成形容器。 - 【請求項４】 開口上端部が概ね平坦な成形容器本体
と、上記開口を閉塞する蓋部材とを有する成形容器にお
いて、 上記開口上端部の周囲に環状の突出部を設け、さらに上
記開口上端部に上方に行くに従って突出する押さえ部を
設けた押さえ突起を形成し、上記蓋部材を上記押さえ突
起の根元部に係合するように構成したことを特徴とする
成形容器。 - 【請求項５】 上記成形容器が、加熱調理用容器である
ことを特徴とする請求項４記載の成形容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004258A JP3040707B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 成形容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004258A JP3040707B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 成形容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09188364A true JPH09188364A (ja) | 1997-07-22 |
| JP3040707B2 JP3040707B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=11579523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8004258A Expired - Fee Related JP3040707B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 成形容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3040707B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013095457A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Daiichi Plastics Kogyo Kk | 電磁波応用装置による食材の加熱方法および電磁波応用装置による加熱が行われる食材が入れられてなる容器 |
| JP2016199308A (ja) * | 2015-04-14 | 2016-12-01 | デンカ株式会社 | 食品包装用容器 |
| JP2018140786A (ja) * | 2017-02-27 | 2018-09-13 | キョーラク株式会社 | 電子レンジ用容器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8457464B2 (en) | 2011-09-26 | 2013-06-04 | Hubbell Incorporated | Cable enclosure and radius-limiting cable guide with integral magnetic door catch |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP8004258A patent/JP3040707B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013095457A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Daiichi Plastics Kogyo Kk | 電磁波応用装置による食材の加熱方法および電磁波応用装置による加熱が行われる食材が入れられてなる容器 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3040707B2 (ja) | 2000-05-15 |
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