JP3107523U - 電子レンジ対応の包装食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 食品(例えば米飯)を容器体内に収容してなる容器入り食品を電子レンジで加熱したときには、加熱された食品の熱が容器体に伝熱して該容器体が素手で触れないほど熱くなり、電子レンジから取り出すときに容器体の熱で火傷する危険があった。
【解決手段】 容器体11ごと電子レンジRで加熱される容器入り食品1を厚紙製の包装箱2内に収納した包装食品において、容器体11の開口縁部13に容器部12の側壁外面より外側に張り出す張出部16を形成している一方、包装箱2の一面21に容器部12の下部側を箱内に挿入でき且つ張出部16を掛止し得る大きさの開口22を形成していることにより、容器入り食品1の容器体11の張出部16を包装箱2の開口22の口縁部22aに掛止した状態で電子レンジ加熱し、加熱済み容器入り食品1を電子レンジから取り出す際に包装箱2(熱くない)を持って行えるようにした。
【選択図】 図4

Description

本願考案は、電子レンジで加熱される容器入り食品を包装箱内に収納した、電子レンジ対応の包装食品に関するものである。
近年、食品の保存技術の進歩に伴い、電子レンジで温めるだけで手軽に喫食できるようにした容器入り食品が多数出回っている。例えば、この種の容器入り食品の代表例として、無菌包装米飯があるが、この無菌包装米飯は、プラスチック製の容器内に無菌米飯を密封状態で収容して、常温流通させ得るようになっている。そして、この無菌包装米飯は、容器体ごと電子レンジで加熱するだけで、温かい米飯として喫食できる。
ところで、容器入り食品を容器体ごと電子レンジで加熱すると、加熱された食品の熱が容器体に伝わって容器体も熱くなり、加熱済み容器入り食品を電子レンジから素手で取り出そうとすると火傷の危険がある。又、加熱済み容器入り食品を保持具や手袋を使用して取り出す場合には、該保持具や手袋が必要であるとともに、取り出しに手間がかかる。
このような、加熱済み容器入り食品を電子レンジから取り出す際の問題点を解決し得るものとして、特開平10−323279号公報(特許文献1)に示されるものがある。
この特開平10−323279号公報には、マイクロ波で加熱されにくい材質(厚紙製)の枠材を使用し、該枠材の上に容器入り食品を置いて電子レンジで加熱するようにしたものが開示されている。この場合、電子レンジ加熱により、食品及びその容器体は高温になるが、枠材はほとんど熱くならず、該枠材を持って安全に加熱済み容器入り食品を取り出すことができる。
特開平10−323279号公報
ところで、上記公知例のものでは、枠材は容器入り食品を電子レンジ加熱する際の敷台として使用されるものであるが、該枠材を敷台専用品として所持・保管しておく必要がある。従って、キッチンルーム内に枠材(敷台)の保管スペースが必要になるとともに、容器入り食品を電子レンジ加熱するたびに該枠材を保管場所から取り出して使用し、使用後は再度保管場所に保管するという手間がかかる、という問題があった。
本願考案は、上記問題点に鑑み、容器入り食品を包装箱内に収納した状態で販売される包装食品において、包装箱を包装機能のほかに電子レンジ加熱時の上記敷台として有効利用し得るようにすることを目的としている。
本願考案は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。尚、本願考案は、電子レンジ対応の包装食品(容器入り食品を包装箱内に収納した状態で商品化されたもの)を対象にしている。
容器入り食品としては、例えば1食分の米飯をプラスチック製の容器体内に収容しその容器体の開口を密封シールしてなる無菌包装米飯が採用できる。尚、この容器入り食品としては、米飯のほかに、電子レンジで加熱して喫食するものであれば適宜のものが採用できる。
そして、この容器入り食品の容器体には、その開口縁部に容器部の側壁外面より外側に張り出す張出部を形成している。この張出部は、環状のフランジ状に形成したものでもよく、あるいは周方向に部分的(少なくとも対向位置の2箇所には必要)に形成したものでもよい。
又、上記張出部は、容器体の外側面の上部寄り位置(容器体開口縁部より若干低い位置)に形成することができる。尚、容器体外側面の上部寄り位置に張出部を形成する場合は、容器体の開口縁部に形成した張出部と併設してもよく、あるいは該開口縁部の張出部に代えて形成してもよい。
包装箱は、厚紙製で保形性を有している。この包装箱は、容器入り食品を過不足なく収納し得る程度にコンパクト化したものでよい。尚、容器入り食品として、米飯の上に具材(例えば、カレー、麻婆豆腐、丼の具等)をかけて食するものでは、該具材をレトルト状態で袋内に収容した袋入り具材を包装箱内に同梱するとよい。
包装箱の一面(容器体の平面視の外形より大きい面)には、容器部の下部側を箱内に挿入でき且つ容器体の張出部を掛止し得る大きさの開口を形成している。この開口は、出荷状態で完全に開放させた状態のものでもよく、あるいは環状の破断線を介して閉塞板で閉塞したものを、使用時に破断線を破断して閉塞板を除去することで開放させるようにしたものでもよい。
本願の電子レンジ対応の包装食品は、容器入り食品を包装箱内に収納した状態で販売される。尚、容器入り食品を包装箱内に収納した後、包装箱の外側をラッピング材で被包するようにしてもよい。
本願の包装食品は、購入者が喫食するときに、包装箱から容器入り食品を取り出し、包装箱の開口が未開のものでは破断線を破断して該開口を開放させる一方、容器入り食品のシール材の一部を空気流通用に剥がす。そして、容器入り食品(容器体)の下部側を包装箱の開口内に挿入して、容器体の張出部を開口縁部上に掛止させる。このセット状態では、容器入り食品の下部側が包装箱内に挿入された状態で開口縁部上に掛止されているので、該容器入り食品が包装箱に対して安定状態で保持されている。又、容器入り食品は、容器体の下部側が包装箱内に挿入されているが、包装箱には保形性があるので容器体の底面が包装箱の底板内面から離間した状態で保持される。
そして、この状態(容器入り食品を包装箱の開口にセットした状態)で電子レンジ内に収納して、電子レンジのマイクロ波で加熱するが、容器入り食品は包装箱により空中に浮上した状態で支持されているので、容器部の上面、底面及び外側面の全外表面からマイクロ波が容器体内の食品に浸透するようになる。従って、容器体内の食品を均一に加熱できる。尚、容器入り食品は、一般に容器体の底面を電子レンジの回転テーブル上(又は受け皿上)に直置きして加熱するが、容器体底面が回転テーブル等に接触していると、該容器体底面からのマイクロ波が浸透しにくくなり、容器体内の食品を周囲から均一加熱できない。
ところで、電子レンジ加熱時には、加熱された食品の熱が容器体に伝わって容器体も熱くなるが、包装箱が厚紙製なので伝熱性が非常に低く、且つ容器体との接触部分が少ないので、包装箱はほとんど熱くならない。そして、電子レンジ加熱が終了すると、包装箱(熱くない)を持って電子レンジ内から取り出して喫食すればよい。尚、加熱済みの容器入り食品は、内部の食品を喫食し終えるまで包装箱にセットしたままでもよいが、喫食前に包装箱から抜き外してもよい。その場合、容器体上部の露出部分を持って包装箱から慎重に(火傷しないように)取り外す。尚、使用後の包装箱は、ゴミとして廃棄すればよい。
本願考案の電子レンジ対応の包装食品は、次のような効果がある。
(1) 包装箱を包材としての機能のほかに容器入り食品を電子レンジで加熱するときの敷台として使用でき、該包装箱を有効利用できる。
(2) 容器入り食品を包装箱にセットした状態では、容器部が包装箱の開口内に挿入されているので、該容器入り食品が包装箱に対して安定状態で保持されており、包装箱を持って電子レンジ内に出し入れする際に、容器入り食品が包装箱から脱落することがない。
(3) 包装箱は厚紙製であるので電子レンジ加熱時にほとんど加熱されず、しかも容器体(熱くなる)に接触する部分が非常に少ないので容器体から包装箱への伝熱量が僅かである。従って、包装箱が熱くならず、加熱済みの容器入り食品を電子レンジ内から取り出す際に包装箱を持って行えば安全である(火傷の危険がない)。又、容器入り食品を電子レンジから取り出すのに、保持具や手袋等が不要となる。
(4) 電子レンジ加熱時に、包装箱により容器入り食品を空中に浮上させた状態で行えるので、マイクロ波が容器部の全外表面から浸透するようになり、従って容器体内の食品を均一加熱し得る。
(5) 容器体の張出部を容器体外側面の上部寄り位置(開口縁部より若干低い位置)に形成したものでは、セット状態で容器入り食品(容器体)の上端部が包装箱の上面より若干高さ突出するので、加熱済みの容器入り食品を包装箱から取り外す際に、容器体の上部(突出部分)が摘まみ易くなる。
(6) 包装箱の開口を破断線を介して閉塞板で閉塞したものでは、販売時に包装箱内を外部から見えなくでき、見映えが悪くならない。尚、この場合、使用時に破断線を破断することで簡単に開口を開放させることができる。
図1〜図6を参照して本願実施例の電子レンジ対応の包装食品を説明すると、図1〜図4には第1実施例、図5〜図6には第2実施例が示されている。
図1〜図4の第1実施例
この第1実施例の包装食品は、容器体11内に食品10(図4)を無菌包装してなる容器入り食品1と、袋31内に具材30(図4)を収容した袋入り具材3と、容器入り食品1及び袋入り具材3を収納する厚紙製の包装箱2とで構成されている。
この第1実施例の包装食品では、容器入り食品1の食品10として米飯を採用し、袋入り具材3の具材30として例えばカレー、麻婆豆腐、丼の具等の米飯10の上に添加するものが採用されている。
容器入り食品1は、プラスチック製の容器体11内に1食分(例えば120g)の米飯10を無菌状態で収容し、容器体11の開口縁部13をシール材18で密封して、無菌包装米飯としている。この種の無菌包装米飯は、単独で多数商品化されており、喫食時にシール材18の一部18aを剥がした状態(図2の符号18a′の状態)で、容器体11ごと電子レンジで加熱することにより、温かい米飯10を喫食できる。尚、この容器入り食品1を電子レンジ加熱すると、加熱された米飯10の熱が容器体11に伝わって容器体11も素手で触れない程度まで熱くなる。
容器体11は、平面視円形で、容器部12の外径が115〜120mm、容器部12の深さが25〜30mm程度の比較的浅型に形成されている。容器体11の開口縁部13には、容器部12の外側面14より外側に張り出す張出部16を形成している。この張出部16は、環状のフランジ状に形成されており、この実施例では張出部16の外径を125〜130mmに設定している。尚、この張出部16は、他の実施例では周方向に部分的(少なくとも対向位置の2箇所には必要)に形成したものでもよい。
袋入り具材3は、調理済みの具材(カレー、麻婆豆腐、丼の具等)30をプラスチックフイルム製の袋31内に密封包装したものである。尚、この袋入り具材3は、扁平状態(例えば厚さが10mm以下)に形成されている。
そして、この第1実施例の包装食品は、容器入り食品1及び袋入り具材3を電子レンジで加熱して、容器体11内の米飯10上に具材30を添加することで、目的とする調理食品(例えばカレーライス、麻婆豆腐かけごはん、丼物等)として手軽に喫食できるものである。尚、他の実施例では、袋入り具材3のない容器入り食品1だけのものでもよく、又容器入り食品1としては、米飯のほかに、電子レンジで加熱して喫食できるものであれば適宜のものが採用できる。
包装箱2は、厚紙製で保形性を有している。この包装箱2は、容器入り食品1及び袋入り具材3を過不足なく収納し得る程度の大きさに形成されている。即ち、この包装箱2は、容器体11の外径よりやや大きい面積(例えば140mm×150mm)で厚さが35〜40mm程度の大きさに形成されている。包装箱2の側周部の一面には出し入れ口25が形成されている。又、該出し入れ口25の対向面である底面部26は、図3及び図4に示すように後で容易に開口させ得るようになっている。
包装箱2の一面21(大面積部分)には、環状の破断線23を介して閉塞板24で閉塞した開口22が形成されている。この開口22は、使用時(後述する電子レンジ加熱時)に破断線23を破断し、閉塞板24を図1に鎖線図示(符号24′)するように除去することで、図2に示すように開放させることができる。この開口22の内径は、120〜125mmに形成されていて、図3及び図4に示すように該開口22内に容器体11の容器部12を挿入でき、且つ容器体11の張出部16を開口22の口縁部22a上に掛止し得るようになっている。尚、他の実施例では、該開口22は、出荷状態で完全に開放させたもの(閉塞板24がないもの)でもよい。
この第1実施例の包装食品は、図1に示すように、容器入り食品1及び袋入り具材3を包装箱2内に収納し、該包装箱2の外側をラッピング材(図示省略している)で被包して販売される。尚、ラッピング材は、通常は透明であるが、包装箱2の開口22を破断線23付きの閉塞板24で閉塞したものでは、該開口22が閉塞板24で覆われているので、包装箱2内が外部から見えなくなって見映えが悪くならない。
この包装食品は、購入者が喫食するときに次のように使用する。即ち、包装箱2から容器入り食品1及び袋入り具材3を取り出し、包装箱2の破断線23を破断して開口22を開放させる(図2の状態)。又、包装箱2の底面部26も図3に示すように開放させておく。そして、容器入り食品1のシール材18の一部18aを空気抜き用に剥がし(符号18a′の状態)、図3に示すように容器入り食品1(容器体11)の容器部12を包装箱2の開口22内に挿入して、容器体11の張出部16を開口縁部22a上に掛止させる。このようにすると、包装箱2を包材としての機能のほかに電子レンジ加熱時における容器入り食品1の敷台として利用できる。尚、袋入り具材3は、容器入り食品1のシール材18上に載せておく。
図3に示すセット状態では、容器入り食品1の下部側(容器部12)が包装箱2内に挿入された状態で開口縁部22a上に掛止されているので、該容器入り食品1が包装箱2に対して安定状態で保持されている(水平方向に位置ずれすることがない)。又、容器入り食品1は、容器体11の下部側が包装箱2内に挿入されているが、包装箱2には保形性があるので、図4に示すように容器体11の底面15が包装箱2の底板27の内面から離間した状態で保持されている。従って、米飯10を収容している容器部12の全外表面(上面、外側面14及び底面15)が無接触状態で露出している。
そして、包装箱2に容器入り食品1と袋入り具材3とをセットにした状態(図3の状態)で、図4に示すように電子レンジR内に収納して、該電子レンジRのマイクロ波で加熱する。このとき、容器体11は包装箱2により空中に浮上した状態で支持されているので、マイクロ波が容器部12の上面、外側面14、底面15の全外表面から容器体11内の米飯10に浸透するようになり、容器体11内の米飯10を均一に加熱できる。尚、電子レンジR内での加熱時には、袋入り具材3内の具材30も加熱される。
このように電子レンジ加熱時には、加熱された米飯10の熱が容器体11に伝わって容器体11も熱くなるが、包装箱2は厚紙製なので伝熱率が低く、且つ容器体11との接触部分が少ないので、該包装箱2はほとんど熱くならない。そして、電子レンジ加熱が終了すると、包装箱2(熱くない)を持ってセット全体を電子レンジR内から取り出してテーブル上に置く。このとき熱くなっている容器入り食品(容器体11)には触らないでよいので、電子レンジR内から安全に取り出すことができる。その後、袋入り具材3を容器体上面から取り除き、シール材18を完全に剥がして容器体11の上部を開放し、袋入り具材3の袋31を破いて内部の具材30を容器体11内の米飯10上に添加すれば喫食できる。尚、加熱済みの容器入り食品1は、喫食が終わるまで包装箱2にセットしたままでもよいが、喫食前に包装箱2から取り外してもよい。容器入り食品1を喫食前に包装箱2から取り外す場合は、容器体11の上部(開口縁部13)を摘まんで取り外すが、容器体11が熱くなっているので、火傷しないように慎重に行う。尚、使用後の包装箱2は、ゴミとして廃棄すればよい。
図5〜図6の第2実施例
この第2実施例の包装食品は、上記第1実施例の容器体11の変形例を示したものであるが、この第2実施例では、容器体11の開口縁部13の張出部16とは別に容器体外側面14の上部寄り位置に、該容器体外側面14より外方に張り出す環状の張出部17を形成している。この張出部17の外径は、包装箱2の開口22の内径(120〜125mm)よりやや大きくなるように形成されている(張出部17の外径は125〜130mm)。
この第2実施例では、容器体11の開口縁部13からやや段下げされた位置の張出部17が包装箱2の開口22の口縁部22a上に掛止される関係で、容器体開口縁部13の張出部16はなくてもよい(容器体開口縁部13はシール材18を密閉させるのに必要な幅があればよい)。尚、この第2実施例におけるその他の構成は、第1実施例のものと同じなので説明を省略する。
この第2実施例の包装食品は、次のように使用する。まず、図5に示すように包装箱2内から容器入り食品1及び袋入り具材3を取り出し、包装箱2の一面21の破断線(図1の符号23と同じもの)を破断して開口22を開放させ、図6に示すように容器入り食品1(容器体11)の容器部12を包装箱2の開口22内に挿入して張出部17を開口22の口縁部22a上に掛止する。尚、袋入り具材3も容器入り食品1の上面に載せる。そして、このセット状態で、図6に示すように電子レンジR内に収納して加熱し、加熱終了後に包装箱2を持って電子レンジRから取り出してテーブル上に置く。
その後、加熱済みの容器入り食品1を包装箱2から取り外して喫食する場合には、容器体11の上部(包装箱上面から露出している部分)を摘まんで取り外すが、その際、容器体11における張出部17より上部が包装箱2の上面より上方に突出しているので、該突出部分が摘まみ易くなる。即ち、第1実施例(図3、図4)の場合は、容器体11の開口縁部13の張出部16を包装箱2の開口22の口縁部22aに掛止する関係で、容器体11における包装箱2の上面から突出する部分が低くて摘まみにくいが、第2実施例(図6)のように包装箱2の上面からの突出部分が高いと、該容器体11を摘まみ易くなる。尚、この第2実施例の包装食品におけるその他の機能は、第1実施例のものと同じである。
本願第1実施例の包装食品の斜視図である。 図1の包装食品の分解斜視図である。 図1の包装食品の使用時のセット状態斜視図である。 図3の包装食品を電子レンジに収納したときの断面図(図3のIV−IV断面相当図)である。 本願第2実施例の包装食品における図2相当図である。 図5の包装食品における図4相当図である。
符号の説明
1は容器入り食品、2は包装箱、3は袋入り具材、10は食品(米飯)、11は容器体、12は容器部、13は開口縁部、14は外側面、15は底面、16は張出部、17は張出部、18はシール材、21は包装箱の一面、22は開口、22aは口縁部、23は破断線、24は閉塞板である。

Claims (3)

  1. 容器体(11)ごと電子レンジ(R)で加熱される容器入り食品(1)を厚紙製の包装箱(2)内に収納した包装食品であって、
    前記容器体(11)の開口縁部(13)に容器部(12)の側壁外面より外側に張り出す張出部(16)を形成している一方、
    前記包装箱(2)の一面(21)に容器部(12)の下部側を箱内に挿入でき且つ前記張出部(16)を掛止し得る大きさの開口(22)を形成している、
    ことを特徴とする電子レンジ対応の包装食品。
  2. 容器体(11)ごと電子レンジ(R)で加熱される容器入り食品(1)を厚紙製の包装箱(2)内に収納した包装食品であって、
    前記容器体(11)の外側面(14)の上部寄り位置に容器部(12)の側壁外面より外側に張り出す張出部(17)を形成している一方、
    前記包装箱(2)の一面(21)に容器部(12)の下部側を箱内に挿入でき且つ前記張出部(17)を掛止し得る大きさの開口(22)を形成している、
    ことを特徴とする電子レンジ対応の包装食品。
  3. 請求項1又は2において、
    包装箱(2)の一面(21)の開口(22)は、環状の破断線(23)を介して閉塞板(24)で閉塞されており、該破断線(23)を破断することで前記開口(22)を開放させ得るようにしている、
    ことを特徴とする電子レンジ対応の包装食品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20240067391A1 (en) * 2022-08-23 2024-02-29 Ryan Curry Apparatus for handling food dishes

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