JP6006942B2 - 多段陳列棚 - Google Patents

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Description

本発明は、運送運搬に便利で、組立て容易な樹脂製の多段陳列棚に関するものである。
多段陳列棚は、一般的には、棚板、左右一対の側板、後方板及び支柱を1ユニットとして、これを上下方向に複数有するものである。これにより、スペースを採らず、陳列面積を大とすることができる。近年、低コストで製作が容易な樹脂製の多段陳列棚が知られている。樹脂製の陳列棚は、強度を高めるために棚板、左右一対の側板、後方板及び支柱が接着剤で接着され一体化されている。また、接着剤が使用されていない多段陳列棚は、強度を保持するため、4本の支柱が使用されている(特開2001−289号公報)。
特開2001―289号公報
しかしながら、接着剤で接着され一体化された多段陳列棚は、運送、運搬にスペースを採るため不便であると共に、運搬コストを上昇させるという問題がある。また、接着剤で接着され一体化された多段陳列棚は、使用者側において設計変更がほとんど不可能であり、陳列棚から陳列の演出を変えることはほとんどできないという問題がある。また、支柱が使用されている多段陳列棚は、支柱間が空いているため、そこから商品が転落し易くなり、また、支柱に厚み(直径)があるため、陳列面の有効面積を減少させるという問題がある。
従って、本発明の目的は、運送運搬に便利で、組立てが容易で、陳列棚の形状の変更もできる支柱を使用しない樹脂製の多段陳列棚を提供することにある。
かかる実情において、本発明者は鋭意検討を行った結果、支柱を使用せず、特定の棚板部材と特定の薄板状の部材の組み付け体とすれば、運送運搬に便利で、組立てが容易で、陳列棚の形状の変更も可能となることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、互いに独立した樹脂製の別部材である棚板部材、左右一対の薄板状の上部側板部材、左右一対の薄板状の下部側板部材、薄板状の上部後方板部材及び薄板状の下部後方板部材の各部材を組み付けた1ユニットを内包する多段陳列棚であって、該棚板部材は、両側端に該上部側板部材が嵌る上方が開口する前後方向に延びる第1上部溝部と該下部側板部材が嵌る下方が開口する前後方向に延びる第1下部溝部を有し、後方端に該上部後方板部材が嵌る上方が開口する左右方向に延びる第2上部溝部と該下部後方板部材が嵌る下方が開口する左右方向に延びる第2下部溝部を有することを特徴とする多段陳列棚を提供することにある。
本発明によれば、運送運搬に便利で、組立てが容易で、陳列棚の形状の変更もできる。また、支柱を使用しないため、側方及び後方からの商品の転落がなく、陳列面の有効面積を減少させることがない。
本発明の第1の実施の形態における多段陳列棚に内包される1ユニットの分解斜視図である。 図1の1ユニットの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における多段陳列棚の分解斜視図である。 図3の多段陳列棚を構成する棚板部材の斜視図である。 図3の多段陳列棚を構成する棚板部材の背面側から見た斜視図である。 図3の多段陳列棚を構成する棚板部材を裏面から見た斜視図である。 図3の多段陳列棚を構成する棚板部材の裏側で且つ背面側から見た他の斜視図である。 (A)は本発明の第1の実施の形態における多段陳列棚の斜視図であり、(B)はその側面図である。 (A)本発明の第1の実施の形態における多段陳列棚の他の斜視図であり、(B)はその側面図である。 本発明の第2の実施の形態における多段陳列棚に内包される1ユニットの分解斜視図である。 図10の1ユニットの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における多段陳列棚の分解斜視図である。 図12の多段陳列棚を構成する棚板部材の斜視図である。 図12の多段陳列棚を構成する棚板部材の背面側から見た斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における多段陳列棚の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における多段陳列棚の他の斜視図である。 図3の多段陳列棚を構成する側板部材の斜視図である。 第1の実施の形態例における棚板部材の両側端の溝部構造を示す図である。 第2の実施の形態例における棚板部材の両側端の溝部構造を示す図である。
次に、本発明の第1の実施の形態例における多段陳列棚を図1〜図9を参照して説明する。多段陳列棚10は、互いに独立した樹脂製の別部材である棚板部材1、左右一対の薄板状の上部側板部材2a、左右一対の薄板状の下部側板部材2b、薄板状の上部後方板部材3a及び薄板状の下部後方板部材3bの各部材を組み付けた1ユニットを内包する。すなわち、多段陳列棚10を構成する部材はそれぞれ別部材であって、各部材は接着剤を使用することなく、組み付けられる。なお、本明細書において、「前方」は顧客側から見た方向を言う。
棚板部材1は、樹脂製であって、両側端に上部側板部材2aが嵌る上方が開口する前後方向に延びる第1上部溝部11aと下部側板部材2bが嵌る下方が開口する前後方向に延びる第1下部溝部11bを有し、後方端に上部後方板部材3aが嵌る上方が開口する左右方向に延びる第2上部溝部13aと下部後方板部材3bが嵌る下方が開口する左右方向に延びる第2下部溝部13bを有する。樹脂としては、PETが挙げられる。
多段陳列棚10において、棚板部材1は、左右方向に所定の長さ、奥行き方向に所定の長さを有する陳列面を有し、前後端及び左右端に起立壁を有する。これにより、側板部材、後方板部材及び転落防止板の嵌め込みを容易にする。すなわち、これらの起立壁は、各溝部を形成する部材になる。また、前方の起立壁は、前方に凸に湾曲するアーチ状の3つが連続する形状となっている。これにより、陳列面を3つに区画するのに適した形状となる。なお、前方の起立壁の形状としては、上記アーチ状に限定されず、直線状、1つのアーチ状など種々の形状をとることができる。
棚板部材1の左右端の起立壁である側板(内側板)112は、その外側の側板(外側板)111とで第1上部溝部11a及び第1下部溝部11bを構成する。内側板112と外側板111が所定幅離間して形成される上下方向に貫通する溝孔において、溝孔を形成する内壁間を差し渡し状に連結する中間底部材11cが形成されている。すなわち、図18に示すように、内側板112と外側板111間には、高さ方向のほぼ中間位置に上下を区画する中間底部材11cが形成され、第1上部溝部11aは、中間底部材11cの上方に位置する溝であり、第1下部溝部11bは、その下方に位置する溝である。なお、中間底部材11cは、前後方向に連続又は不連続のものである。また、内側板112と外側板111間で且つ中間底部材11cの上面又は裏面には、側板部材2が係止する支持部材113が形成されている。第1上部溝部11a内の支持部材113の形成位置は、支持部材113から後方の溝長さが、下部側板部材2bの上端部の前後方向の長さlと略同じとなる位置である。これにより、側板部材2が棚板部材1に対して後方側に設置される場合、前方への移動を規制するストッパーとなり、前方側に設置される場合、側板部材2の切り欠き部23と係止する係止部材となる。なお、外側板111の前後端部は、陳列棚板14の下端より少し下方に延びている(図6及び図7)。これにより、下方に延びた部分114が脚部として機能する。なお、図17の仕切り板2aを使用する場合、第1下部溝部11b内の支持部材113の形成位置は、第1上部溝部11a内の支持部材113の形成位置よりやや後方である。
また、棚板部材1の後方端の起立壁である後板(内後板)132と、その外側の起立壁である後板(外後板)131とで第2上部溝部13a及び第2下部溝部13bを構成する。外後板131は、両端部131b、131c及び中央131aを除き、細長い板状体である。また、両端部131b、131c及び中央131aの下端は、陳列棚板14の下端より少し下方に延びている(図6及び図7)。これにより、後方板部材3が嵌め易くなると共に、下方に延びた部分が脚部として機能する。内後板132と外後板131が所定幅離間して形成される上下方向に貫通する溝孔において、溝孔を形成する内壁間を差し渡し状に連結する中間底部材(不図示)が形成されている。すなわち、図18に示すものと同様構造であって、内後板132と外後板131間には、高さ方向のほぼ中間位置に上下を区画する中間底部材が形成され、第2上部溝部13aは、中間底部材の上方に位置する溝であり、第2下部溝部13bは、その下方に位置する溝である。なお、中間底部材は、左右方向に連続又は不連続のものである。
また、棚板部材1の前方の起立壁である前方外板121と、その内側の前方内板122とで転落防止板(不図示)が係合する第3溝部12を構成する。前方内板122は、前方外板121と同様、3つのアーチが横並びとなる連続形状となっている。前方内板122は前方外板121より高さが低く、段差を形成している。これにより、転落防止板が嵌め込み易くなる。
棚板部材1の長手方向の長さを3等分した位置に、前後方向に延びる補強板支持溝15が形成されている。すなわち、補強板支持溝15は、3つのアーチの接続点で前後方向に形成されるものである。補強板支持溝15は、陳列面から上方に背が低く起立すると共に、所定間隔離間して前後方向に延びる2つの板状体151、152間に形成されるものである。2つの板状体151、152間には、高さ方向のほぼ中間位置に上下を区画する中間底部材が形成され、上部溝部15aは、中間底部材の上方に位置する溝であり、下部溝部15bは、その下方に位置する溝である。なお、中間底部材は、前後方向に連続又は不連続のものである。上部溝部15a及び下部溝部15bに補強板4aが嵌め込まれて、多段陳列棚10Aを補強する。補強板4aは、本例では、側板部材2と同形状である。なお、棚板部材1の裏面に形成されている小突起17は、他の陳列部材の係合凹部に嵌る係止片であると共に、棚板部材1の脚部となるものである。従って、小突起17の高さは、両側端から下方に延びる下方突出部と同じ高さである。
棚板部材1は、その一方の側端面で且つ下端部に、側端面から外側に延びる水平部材と該水平部材の側端から上方に起立する起立部材とで形成される鉤状の横連結部材(不図示)が形成されていてもよい。棚板部材1の他方の側端部において、内側板112と外側板111間には隙間が存在する。このため、当該隙間に横連結部材を係合させることができる。これにより、複数の多段陳列棚を左右方向に連続して連結することができる。この際、連結側の側板部材2は共有できるため、実質的に側板部材の一部の使用を省略できる。
薄板状の上部側板部材2a及び薄板状の下部側板部材2bは同一形状であるため、薄板状の下部側板部材2bについて説明し、上部側板部材2aの説明は省略する。薄板状の下部側板部材2bは樹脂製であり、厚さが2〜5mm、好ましくは2〜3mmである。樹脂としては、PETが挙げられる。従って、可撓性であって剛性ではない。下部側板部材2bは、側面視が矩形状又は台形であって、本例で台形である。すなわち、下部側板部材2bの上端部の前後方向の長さlは、第1下部溝部11bの前後方向の溝長さlより小である(図8参照)。すなわち、下部側板部材2bは、第1下部溝部11bの前後方向の2箇所のいずれかに設置することができる。これにより、多段陳列棚の陳列面の並びに変化を持たせることができる。また、図17に示すように、下部側板部材2bの上端部及び下端部の前後方向の所定の位置には、任意の構成要素である下方向又は上方向に延びる切り欠き部23が形成されている。切り欠き部23は、溝部内に形成された支持部113と係合し、位置決めと固定安定性の両機能を奏している。補強板4a、4bも上部側板部材2a及び下部側板部材2bと同一形状のものが使用できる。また、溝部との係合は側板部材と同様である。
薄板状の上部後方板部材3a及び薄板状の下部後方板部材3bは同一形状であるため、薄板状の上部後方板部材3aについて説明し、下部後方板部材3bの説明は省略する。薄板状の上部後方板部材3aは樹脂製であり、厚さが2〜5mm、好ましくは2〜3mmである。樹脂としては、PETが挙げられる。従って、可撓性であって剛性ではない。上部後方板部材3aは、正面視が矩形状である。上部後方板部材3aの長さは、嵌合する溝部の溝長さとほぼ同一である。
次に、1ユニット10の組み付け方法を図1及び図2を参照して説明する。1ユニット10は、1つの棚板部材1、2枚の上部側板部材2a、2枚の下部側板部材2b、1枚の上部後方板部材3a及び1枚の下部後方板部材3bから組立てられる。すなわち、棚板部材1の左右両端の第1上部溝部11aに、上部側板部材2aを差し込む。この際、上部側板部材2aの下方の切り欠き部23を、第1上部溝部11a内の支持部113に係合させる。これで、上部側板部材2aの固定が安定する。次に、棚板部材1の左右の第1下部溝部11bの支持部113の後方の溝内に、下部側板部材2bの上部先端を差し込む。この際、第1下部溝部11b内の支持部113がストッパーとなり、下部側板部材2bの固定が安定する。次に、棚板部材1の後端の第2上部溝部13aに、上部後方板部材3aを差し込む。同様に、棚板部材1の後端の第2下部溝部13bに、下部後方板部材3bを差し込む。なお、溝内の幅寸法と側板部材及び後方板部材の厚さは、両者の嵌合を少し押し込むことで、きつく嵌るような寸法がよい。これにより、図2に示す1ユニット10が完成する。
多段陳列棚は、更に棚板部材1、上部側板部材2a、下部側板部材2b、上部後方板部材3a又は下部後方板部材3bを別途準備し、1ユニット10にこれらを組み込むことで得られる。
多段陳列棚の一例である3段陳列棚10Aについて、図3、図8及び図9を参照して説明する。3段陳列棚10Aは、4枚の棚板部材1、12枚の側板部材2、3枚の後方板部材3を準備し、組み付けられる。なお、側板部材2は、上部と下部とは同じであるため、上部及び下部の記載は省略した。また、後方板部材3は、上部と下部と同じであるため、上部及び下部の記載は省略した。また、側板部材2の6枚は補強板として使用される。また、4つの棚板部材1のひとつは、上下逆さにして、天板として使用する。棚板部材1を天板として使用する際、後方板部材3aの上方が棚板部材1の第2上部溝部13aに嵌り、側板部材2の上方が棚板部材1の第1上部溝部11aに嵌り、補強板4の上方が棚板部材1の補強板支持溝15に嵌る。
1ユニット10から3段陳列棚10Aを組み付ける一例を示す。先ず、図3において、棚板部材1cの左右両端の第1上部溝部11aに、上部側板部材2cを嵌め込む。この際、上部側板部材2cの下方の切り欠き部23を、第1上部溝部11a内の支持部113に係合させる。これで、上部側板部材2cの固定が安定する。次に、棚板部材1cの補強板支持溝15cの上部溝に補強板4cを嵌め込む。この際、補強板4cの下方の切り欠き部23を、上部溝内の支持部113に係合させる。これで、補強板4cの固定が安定する。次に、棚板部材1cの後端の第2上部溝部13aに、上部後方板部材3cを差し込み、1段の中間組立体(第1中間体)を得る。更に第1中間体の上に、棚板部材1bを組み込む。すなわち、棚板部材1bの左右の第1下部溝部11bの支持部113の後方の溝内に、下部側板部材2cの上部先端を差し込む。この際、第1下部溝部11b内の支持部113がストッパーとなり、下部側板部材2cの固定が安定する。補強板4cも同様に、棚板部材1bの補強板支持溝15bの下部溝に嵌め込む。棚板部材1bの後端の第2下部溝部13bに、下部後方板部材3cを差し込む。これにより、2つの棚板部材1b、1cを使用した中間組立体(第2中間体)が完成する。次いで、この第2中間体に対して、図2のように組み立てられた1ユニット10を上から嵌め込む。次いで、棚板部材を上下逆さにした天板1dを組み付けて、図8に示すような3段陳列棚10Aを得る。
3段陳列棚10Aは、支柱を使用することなく、薄板状の側板部材2、薄板状の後方板部材3及び補強板4とで棚板部材1を支持しているため、十分な強度を有する。また、3枚の後方板部材3及び3枚の側板部材2はそれぞれ鉛直方向に並んでおり、例えば壁面に隙間なく設置できる。また、運送運搬時は、簡単に分解できるため、スペースを取らず、低コストとなる。また、2段あるいは4段以上の陳列棚も容易に組立てができる。また、3つの部材で種々の多段陳列棚が作製できるため、低コストで提供できる。また、棚板部材1の側面に不図示の横連結部材を設置すれば、複数の多段陳列棚を左右方向に連続して連結することができる。この際、連結側の側板部材2は共有できるため、側板部材の一部の使用を省略できる。
3段陳列棚10Aは、設置形態を変更できる。すなわち、組立てられ起立している側板部材2に棚板部材1を上から嵌める際、棚板部材1を後方側に位置させ、第1下部溝部11b内の支持部113と側板部材2の上方の切り欠き部23とを係止させる。これにより、上下2つの棚板部材1間の前方に側板部材2を位置させることができ、図9のような陳列形態とすることができる。これにより、階段状の陳列面を演出できる。このように、本発明の多段陳列棚は、陳列棚の形状の変更も容易にできる。
次に、本発明の第2の実施の形態における多段陳列棚を図10〜16を参照して説明する。図10〜図16において、図1〜図9と同一構成要素には同一符号を付して、その説明を省略し、異なる点について主に説明する。すなわち、図10〜図16の1ユニット10a及び多段陳列棚10Cにおいて、図1〜図9の1ユニット10及び多段陳列棚10Aと異なる点は、棚板部材及び側板部材の形状である。
棚板部材1’aは、左右方向に所定の長さ、奥行き方向に所定の長さを有する陳列面を有する所定の厚みの水平板115と水平板115の後端から上方に起立する所定の厚みの起立板116からなる。水平板115には、前後方向に延び左右方向に所定のピッチで多数形成される縦溝19が形成されている。水平板115に厚みを持たせることで、強度が付与でき、陳列面上に縦溝を形成することができる。また、起立板116に厚みを持たせることで、強度が付与でき、連結孔6a、6bを形成することができる。棚板部材1’aの一方の側端面で且つ下方端には、側端面から外側に延びる所定の奥行き長さを有する水平部材と該水平部材の側端から上方に起立する起立部材とで形成される鉤状の横連結部材18が形成されている。棚板部材1’aの他方の側端部において、内側板112と外側板111間には隙間が存在する。このため、当該隙間に横連結部材を係合させることができる。これにより、複数の多段陳列棚を左右方向に連続して連結することができる。
棚板部材1’aの左右端の起立壁である側板(内側板)112は、その外側の側板(外側板)111とで第1上部溝部11a及び第1下部溝部11bを構成する。内側板112の高さは陳列面の高さとほぼ同じであり、後方側のコーナー部でカーブを描いて上方に起立する。なお、外側板111の前後端部は、陳列棚板14の下端より少し下方に延びている。これにより、下方に延びた部分が脚部として機能する。内側板112と外側板111が所定幅離間して形成される上下方向に貫通する溝孔において、溝孔を形成する内壁間を差し渡し状に連結する中間底部材(不図示)が形成されている。すなわち、図19に示すように、内側板112と外側板111間には、高さ方向のほぼ中間位置に上下を区画する中間底部材11cが形成され、第1上部溝部11aは、中間底部材11cの上方に位置する溝であり、第1下部溝部11bは、その下方に位置する溝である。なお、中間底部材11cは、前後方向に連続又は不連続のものである。また、内側板112と外側板111間で中間底部材11cの上面又は裏面には、側板部材2が係止する支持部材113が形成されていてもよい。
また、棚板部材1’aの後方端の起立壁である後板(内後板)132と、その外側の後板(外後板)131とで第2上部溝部13a及び第2下部溝部13bを構成する。外後板131は、両端部131b、131c及び中央131aを除き、細長い板状体である。また、両端部131b、131c及び中央131aの下端は、陳列棚板14の下端より少し下方に延びている。これにより、後方板部材3が嵌め易くなると共に、下方に延びた部分が脚部として機能する。すなわち、第2上部溝部13a及び第2下部溝部13bは、陳列棚面の後端から実質上方に延びる前後両壁面により形成される。また、内後板132と外後板131が所定幅離間して形成される上下方向に貫通する溝孔において、溝孔を形成する内壁間を差し渡し状に連結する中間底部材(不図示)が形成されている。すなわち、内後板112と外後板131間には、高さ方向のほぼ中間位置に上下を区画する中間底部材が形成され、第2上部溝部13aは、中間底部材の上方に位置する溝であり、第2下部溝部13bは、その下方に位置する溝である。なお、中間底部材は、左右方向に連続又は不連続のものである。
棚板部材1’a及び起立壁である内後板132の表面には、その長手方向の長さを略3等分した位置に、前後方向に延びる補強板支持溝15が形成されている。棚板部材1’aにおける補強板支持溝15には、当該溝15を形成する内壁間を差し渡し状に連結する中間底部材(不図示)が形成されている。すなわち、貫通状の溝孔の高さ方向のほぼ中間位置に上下を区画する中間底部材が形成され、上部溝部15aは、中間底部材の上方に位置する溝であり、下部溝部15bは、中間底部材の下方に位置する溝である。なお、中間底部材は、前後方向に連続又は不連続のものである。そして、補強板支持溝15に補強板4aが嵌め込まれて、多段陳列棚10Aを補強する。補強板4aは、本例では、下端部の奥行き長さが側板部材2の下端部の奥行き長さより少し短いものである。また、起立壁132の上面中央に前後方向に少し長く延びる2つの孔6aが、左右両端近傍には、長手方向に少し長く延びる孔6bが形成されている。これにより、別途のコ字状のフック部材を使用すれば、2つの多段陳列棚10Cを連結することができる。
また、棚板部材1’aの前方端には、所定幅離間して前方外板121が形成されており前方端と、その外側の前方外板121とで転落防止板(不図示)が係合する第3溝部12を形成している。棚板部材1’aは、枠体状であって、その裏面はリブ構造である。これにより、強度を保持しつつ軽量化が図れる。
薄板状の上部側板部材2’a及び薄板状の下部側板部材2’bは矩形状である以外は、上部側板部材2a及び薄板状の下部側板部材2bと同様である。また、側板部材2の奥行き長さlが、第1下部溝部11bの前後方向の溝長さlより小であることも上部側板部材2a及び薄板状の下部側板部材2bと同様である。
1ユニット10aにおいて、上部側板部材2’a及び下部側板部材2’bは、1ユニット10における上部側板部材2a及び下部側板部材2bと同様に、側面視が台形状であってもよく、上端部及び下端部に切り欠き部が形成されていてもよい。また、後方板部材3’a〜3’cの高さは後方板部材3a〜3cの高さより小であり、側板部材1’a〜1’cに設置した後、側板部材2’a〜2’cの上端面と同じ高さとなる。
3段陳列棚10Cは、3枚の棚板部材1、12枚の側板部材2、3枚の後方板部材3を準備し、組み付けられる。なお、3枚の棚板部材1の中、1枚を底板部材として使用するが、本例では、底板部材の水平板は奥行き寸法が他の棚板部材1より大である以外は、他の棚板部材1と同様である。また、天板の使用は省略されている。本発明において、1ユニット10aの組み付け方法、多段陳列棚10Cの組み付け方法は、1ユニット10の組み付け方法、多段陳列棚10Aの組み付け方法と同様である。
なお、3段陳列棚10Cは、3段陳列棚10Aと同様に、設置形態を変更できる。すなわち、組立てられ起立している側板部材2に棚板部材1を上から嵌め込む際、棚板部材1を後方側に位置させ、第1下部溝部11b内の支持部と切り欠き部とを係止させる。これにより、上下2つの棚板部材1間の前方に側板部材2を位置させることができ、図16のような3段陳列棚10Dとすることができる。これにより、階段状の陳列面を演出できる。また、薄板状の仕切り板5を使用すれば、陳列する商品を区画することができる。
3段陳列棚10Cは左右方向に連結することができる。これにより、陳列面を増やすことができる。この際、連結する側の側板部材2は共有とすることができ、都合3枚の使用を省略できる。また、1台の3段陳列棚10Cを正面向きとし、他の2台を背中合わせとし、背中合わせのものを90度回転させて、正面向き3段陳列棚10Cの後方で中央に当接させ、連結孔を使用して正面向きの陳列棚とフック部材で連結すれば、平面視で逆さT字形状とすることができ、正面および両側面からの陳列展示が可能となる。なお、この際、正面向き3段陳列棚10Cの後方板部材3は、フック部材を避けるための切り欠きを形成させればよい。
本発明は、上記実施の形態例に限定されず、種々の変形を採ることができる。第1の実施の形態例における棚板部材1は、上記形態例の他、補強板支持溝15及びこれを構成する起立壁が省略された高面積の陳列面を形成するものであってもよい。また、横連結部材の形状は上記の形態例に限定されず、連結機能を奏するものであればよい。
本発明によれば、運送運搬時は、スペースを取らず、多量運搬が可能となる。2段以上の陳列棚を希望により容易に組立てができる。また、3つの部材で種々の多段陳列棚が作製できるため、低コストで提供できる。また、階段状の陳列面がつくれ、陳列棚側から陳列の演出できる。
1、1’ 棚板部材
2、2’ 側板部材
2a 上部側板部材
2b 下部側板部材
3 後方板部材
3a 上部後方板部材
3b 下部後方板部材
10、10a 多段陳列棚に包含される1ユニット
10A〜10D 多段陳列棚
11a 第1上部溝
11b 第1下部溝
12 第3溝部
13a 第2上部溝
13b 第2下部溝

Claims (10)

  1. 互いに独立した樹脂製の別部材である棚板部材、左右一対の薄板状の上部側板部材、左右一対の薄板状の下部側板部材、薄板状の上部後方板部材及び薄板状の下部後方板部材の各部材を組み付けた1ユニットを内包する多段陳列棚であって、
    該棚板部材は、両側端に該上部側板部材が嵌る上方が開口する前後方向に延びる第1上部溝部と該下部側板部材が嵌る下方が開口する前後方向に延びる第1下部溝部を有し、後方端に該上部後方板部材が嵌る上方が開口する左右方向に延びる第2上部溝部と該下部後方板部材が嵌る下方が開口する左右方向に延びる第2下部溝部を有し、該第1上部溝部及び第2上部溝部は、上下方向に貫通する溝孔において、該溝孔を形成する内壁間を差し渡し状に連結する中間底部材により上下に区画される上部であり、該第1下部溝部及び第2下部溝部は、該中間底部材により上下に区画される下部であることを特徴とする多段陳列棚。






  2. 更に該棚板部材、該上部側板部材、該下部側板部材、該上部後方板部材又は該下部後方板部材を別途準備し、該1ユニットに組み付けて得られることを特徴とする請求項1記載の多段陳列棚。
  3. 該上部側板部材及び該下部側板部材は、その上端部又は下端部に該端から下方向又は上方に延びる切り欠き部を有することを特徴とする請求項1記載の多段陳列棚。
  4. 該上部側板部材及び該下部側板部材は、側面視形状が矩形状又は台形状であることを特徴とする請求項1記載の多段陳列棚。
  5. 該上部後方板部材及び該下部後方板部材は、正面視形状が矩形状であることを特徴とする請求項1記載の多段陳列棚。
  6. 該棚板部材の陳列面の長手方向の途中に、前後方向に延びる1以上の補強板支持溝を設けたことを特徴とする請求項1記載の多段陳列棚。
  7. 該補強板支持溝に嵌め込まれる補強板は、下端部の奥行き長さが該側板部材の下端部の奥行き長さと同じか又は短いものであることを特徴とする請求項記載の多段陳列棚。
  8. 該第2上部溝部及び第2下部溝部は、陳列面の後端に形成される左右両起立壁間により形成されることを特徴とする請求項1記載の多段陳列棚。
  9. 該下部側板部材の上端部の前後方向の長さは、該第1下部溝部の前後方向の溝長さより小であることを特徴とする請求項1記載の多段陳列棚。
  10. 該棚板部材の一方の側端面に、該側端面から外側に延びる水平部材と該水平部材の側端から上方に起立する起立部材とで形成される鉤状の横連結部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の多段陳列棚。
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