JP6001556B2 - 混合装置のための混合用部品及びハウジング用部品 - Google Patents

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Description

本発明は、ポンプ輸送可能混合物、特にポンプ輸送可能水硬性混合物、特に吹付コンクリート組成物中への添加剤の制御された計量添加のための混合装置内に受け入れる、管状混合用部品に関するものである。ここで、この混合用部品は、混合用部品を通って延びている、ポンプ輸送可能混合物を運搬するための混合部を含み、また、混合用部品の壁には、添加剤を混合部内に放出するために混合部内に導かれた少なくとも一つの開口部が設けられており、また、この混合用部品上には、混合用部品と混合装置との間に少なくとも部分的に流体密封な接続を確立するための少なくとも一つの封止用部品が存在する。
本発明は更に、ポンプ輸送可能混合物、特にポンプ輸送可能水硬性混合物、特に吹付コンクリート組成物への添加剤の制御された注入のための混合装置の、ハウジング用部品に関するものである。ここで、このハウジング用部品は、ポンプ輸送可能混合物のための貫流開口部を含み、この貫流開口部は、少なくとも部分的に混合用部品を受け入れるように設計されている。
本発明の更なる側面は、混合用部品及びハウジング用部品を含む一組の装置に関する。それに加えて、本発明は、ポンプ輸送可能混合物中への添加剤の制御された計量添加のための、混合用部品の使用に関する。
少量の物質、例えば添加剤の、ポンプ輸送可能混合物中への計量添加又は混合は、多くの用途にとって重要である。しかしながら、特に固形分を有する不均一な混合物の場合、完全な混合を達成することはしばしば困難である。研磨作用を有する砂、砂利、及びセメントの比較的高い固形含有量を通常有する水硬性混合物への添加剤において、計量添加は特に困難である。
吹付コンクリートを処理する間の添加剤の混合は特に難しい。吹付の前に、吹付コンクリートは、吹付けノズルが取付けられた運搬ラインの中を高速で流れる。必要な構成成分の処方、例えば(乾式吹付コンクリート中の)水、加圧空気、及び添加剤(例えば、固化促進剤)は通常、吹付けノズルの直前、又は最長で約2.5m前に計量添加されるのみである。完全に準備された吹付コンクリート混合物は、続いて適用場所に圧力下で発射され、そして、完全に固まったコンクリート構造を実質的に直ちに形成するように、この工程において十分に固まる。したがって、特に効率的かつロバストな混合装置が、吹付コンクリートを処理するために必要である。
吹付コンクリートを処理するための公知の混合装置は、摩耗する部品として設計され、特別なハウジング内で交換可能な状態にある管状混合用部品から通常成る。この混合用部品の横の入口は、管状混合用部品を通って運搬される混合物内への添加剤の計量添加を可能にする。用途に応じて、例えば、横の入口の数、サイズ、及び形状に関して、並びに/又は運搬ラインの断面の形状に関して異なった、異なる混合用部品が使用される。
欧州特許第1570908号明細書A1(Sika Technology AG)は、この点において、例えば、湿式吹付コンクリート又は乾式吹付コンクリートの用途のための、添加剤の計量添加のための一体化された混合用部品を有する、吹付コンクリートのためのノズルを開示している。この混合用部品は、添加剤を吹付コンクリートへと導入するための複数の横のチャネルを有する。添加剤の供給のための接続部を有するハウジング内に受け入れるための、吹付コンクリートのためのノズルが一体化された混合用部品が提供されている。添加剤の導入が、混合用部品の横のチャネルを通して、制御されかつ安定した態様において起こるために、横のチャネルの前後のハウジング内に封止部が設けられている。この目的に関して、欧州特許第1570908号明細書の吹付コンクリートのためのノズルにおいて、Oリングを受け入れるために設計された、円周状の環状の溝が設けられている。混合用部品の領域が、円筒状開口部と嵌合してハウジング内に入れられた場合、Oリングの間に位置する領域は、ラジアルシールの形態で封止される。
他の商業的に入手可能な混合装置において、封止のために使用するOリングは、混合装置のハウジング内に対応して設計された溝内に配置されている。
しかしながら、公知の混合装置は、構成部品(ハウジング、及び混合用部品)が精密な材料、例えばスチールから製造された場合にのみ、相当に満足に操作することができる。混合用部品を、例えば、質量に関する理由から特に有利なプラスチックから製造する場合、得られる公差が大きい。あらゆる場合においてOリングの密着を確実にするために、Oリングのための溝は通常大きく設計されている。しかしながら、その結果、混合用部品をハウジング内へ挿入する間、半径方向のきつい嵌合が起こる。このきつい嵌合は、混合用部品の挿入及び取外しのために、取扱いをかなり困難にする大きな力の使用又は特別な道具の使用を必要とする。
したがって、本発明の課題は、ハウジングの取付け又はハウジングからの取外しの際により簡単に扱うことができるとともに、それにも関わらず信頼性の高い封止を可能にした、最初に言及した技術分野に属する混合用部品を提供することである。本発明の更なる課題は、混合装置の対応するハウジング用部品を提供することにある。
混合用部品に関して、この課題は、下記の〈1〉項の特徴によって、本発明に従って解決される。したがって、少なくとも一つの封止用部品は、管状混合用部品の長軸に対してアキシャルシールとして設計されている。
ハウジング用部品に関する課題は下記の独立項である〈9〉項の特徴に応じて解決され、下記の〈9〉項によれば、混合用部品の封止用部品のための、ハウジング用部品上に配置された少なくとも一つの封止支持部が存在し、この封止用部品はアキシャルシールとして設計されており、また、貫流開口部内に少なくとも部分的に受け入れられる少なくとも一つの混合用部品のアキシャルシールが、力を発揮するための手段によって封止支持部に対して押圧されるように、貫流開口部の軸方向及び/又は長手方向に、混合用部品上へと作用する力を発揮するための手段が存在する。
本発明の更なる態様は、更なる下記の独立項の発明主題である。本発明の特に好ましい実施形態は、下記の従属項の対象物である。
〈1〉ポンプ輸送可能混合物への、特にポンプ輸送可能水硬性混合物への、特に吹付コンクリート組成物への添加剤の制御された計量添加のための混合装置内に受け入れる管状混合用部品(100)であって、上記混合用部品(100)は、上記混合用部品(100)を通って延びている、上記ポンプ輸送可能混合物を運搬するための混合部(101)を有し、また、上記混合用部品(100)の壁に、上記添加剤を上記混合部(101)内へ導入する目的で、上記混合部(101)内へ導かれている少なくとも1つの開口部(103)が設けられており、また、この上記混合用部品(100)上に、上記混合用部品(100)と上記混合装置との間に少なくとも部分的に流体密封な接続を確立するための少なくとも一つの封止用部品(110)が存在し、ここで、少なくとも一つの上記封止用部品(110)が、上記管状混合用部品(100)の長軸(101.2)に対するアキシャルシールとして設計されていることを特徴とする、管状混合用部品。
〈2〉上記アキシャルシール(110)が環状のシールリップとして設計されており、特に上記シールリップは、少なくとも一つの部分において、好ましくは連続的に、くさび形の収束した断面を含み、特に上記シールリップのくさび先端(111)の領域がシーリングエッジとして設計されていることを特徴とする、上記〈1〉項に記載の管状混合用部品。
〈3〉上記シールリップのくさび角度(111.1)が、10°〜80°、好ましくは20°〜70°、及び特に好ましくは25°〜35°と測定されることを特徴とする、上記〈2〉項に記載の管状混合用部品。
〈4〉上記アキシャルシール(110)が、上記混合用部品(100)上に形成されているフランジ(105)の前側に配置されていることを特徴とする、上記〈1〉〜〈3〉項のいずれか一項に記載の管状混合用部品。
〈5〉上記フランジ(105)の前側に配置されている上記アキシャルシール(110)が、上記アキシャルシール(110)と上記壁との間に溝(112)が存在するようにして、少なくとも部分的に、好ましくは完全に、上記混合用部品(100)の上記壁(102)から間隔をあけて離れて配置されており、上記溝(112)は特に、凹状に湾曲した境界面を有することを特徴とする、上記〈4〉項に記載の管状混合用部品。
〈6〉少なくとも一つの上記封止用部品(110)から上記管状混合用部品(110)の長軸(101.2)の方向に間隔をあけて離れた、少なくとも一つの更なる封止用部品(120)が存在し、特に上記更なる封止用部品も、アキシャルシールとして設計されていることを特徴とする、上記〈1〉〜〈5〉項のいずれか一項に記載の管状混合用部品。
〈7〉上記更なる封止用部品(120)の、上記管状混合用部品(100)の長軸(101.2)に対して垂直方向の最大範囲(120.1)が、少なくとも一つの上記封止用部品(110)の最大範囲(102.1)より小さいことを特徴とする、上記〈6〉項に記載の混合用部品。
〈8〉少なくとも一つの上記封止用部品(110)が上記混合用部品に結合した材料によって接続されていることを特徴とする、上記〈1〉〜〈7〉項のいずれか一項に記載の管状混合用部品。
〈9〉上記混合用部品が、少なくとも一つの上記封止用部品の領域において、アキシャルシールとして設計されていることを特徴とする、上記〈1〉〜〈8〉項のいずれか一項に記載の管状混合用部品。
〈10〉少なくとも一つの上記封止用部品(110)が、上記混合用部品の一体的な構成部品を形成していることを特徴とする、上記〈1〉〜〈9〉項のいずれか一項に記載の管状混合用部品。
〈11〉少なくとも一つの上記封止用部品(110)が、少なくとも、少なくとも一つの上記封止用部品の領域において、上記混合用部品と同じ材料から成ることを特徴とする、上記〈1〉〜〈10〉項のいずれか一項に記載の管状混合用部品。
〈12〉上記混合用部品が、少なくとも、少なくとも一つの上記封止用部品の領域において、プラスチックから、特に好ましくは50〜120のショアA硬さを有するプラスチック、及びより好ましくは70〜95のショアA硬さのプラスチックから製造されていることを特徴とする、上記〈11〉項に記載の管状混合用部品。
〈13〉上記混合用部品(100)が、単一部品のキャスト本体、及び任意に、少なくとも部分的に上記キャスト本体内に埋め込まれている補強用部品から成り、上記キャスト本体は、特にプラスチック、及び特に好ましくは50〜120のショアA硬さを有するプラスチックから成ることを特徴とする、上記〈1〉〜〈12〉項のいずれか一項に記載の管状混合用部品。
〈14〉ポンプ輸送可能混合物への、特にポンプ輸送可能水硬性混合物、特に吹付コンクリート組成物への添加剤の制御された注入のための混合装置のハウジング用部品(200)であって、上記ハウジング用部品(200)は、貫流開口部(201)を有するベース本体(225)を具備しており、また、上記貫流開口部(201)は、上記〈1〉〜〈13〉項のいずれか一項に記載の混合用部品(100)を少なくとも部分的に受け入れるように設計されており、ここで、上記ハウジング用部品(200)上に配置された少なくとも一つの封止支持部(210)が、アキシャルシールとして設計された上記混合用部品(100)の封止用部品のために存在し、また、上記貫流開口部(201)内に少なくとも部分的に受け入れられる上記混合用部品(100)のアキシャルシールが、上記封止支持部に対して力を発揮するための手段(300)によって押圧されるようにして、上記貫流開口部の軸方向及び/又は長手方向の力を上記混合用部品上に作用させる上記手段(300)が存在することを特徴とする、ハウジング用部品。
〈15〉上記混合用部品上に力を作用させるための上記手段(300)として、ベース本体に螺合することができるユニオンナットが存在することを特徴とする、上記〈14〉項に記載のハウジング用部品。
〈16〉上記混合用部品(100)上に存在し、アキシャルシールとして設計された更なる封止用部品のために、上記ベース本体(225)内に配置された更なる封止支持部(220)が更に存在することを特徴とする、上記〈14〉〜〈15〉項のいずれか一項に記載のハウジング用部品。
〈17〉少なくとも一つの上記封止支持部(210)が錐体内側表面として構成されており、かつ/又は更なる上記封止支持部(220)が錐体外側表面として構成されていることを特徴とする、上記〈14〉〜〈16〉項のいずれか一項に記載のハウジング用部品。
〈18〉上記〈1〉〜〈13〉項のいずれか一項に記載の管状混合用部品(100)、及び上記〈14〉〜〈17〉項のいずれか一項に記載のハウジング用部品(200)を含む、一組の装置。
〈19〉上記〈7〉〜〈13〉項のいずれか一項に記載の混合用部品(100)、及び上記〈16〉〜〈17〉項のいずれか一項に記載のハウジング用部品(200)を有し、上記混合用部品(100)上の2つの上記封止用部品(110、120)の間の間隔が、実質的に上記ハウジング用部品(200)上の2つの上記封止支持部(210、220)の間の間隔に対応している、上記〈18〉項に記載の一組の装置。
〈20〉ポンプ輸送可能混合物に、特にポンプ輸送可能水硬性混合物に、及び特に吹付コンクリート組成物に、添加剤を計量添加するための、上記〈1〉〜〈13〉項のいずれか一項に記載の管状混合用部品(100)の使用。
用語「管状混合用部品」は特に、流体を導通するチャネル又は運搬ラインによって接続した、入口及び出口を有する管状部品を意味する。ここで、流体を導通するチャネル又は運搬ラインは管状混合用部品の混合部に対応している。混合部の領域において、ポンプ輸送可能混合物と添加剤との混合が起こる。用語「運搬ライン」及び「混合部」は、したがって、本明細書において同義的に使われる。
流体を導通するチャネルの断面積は、一定又は運搬ラインに沿って変化するように設計することができる。断面積の形状は、意図した使用に従って所望のように、例えば円形、楕円形、及び/又は多角形を選択することができる。流体力学に関する理由のため、円形の断面積が好ましい。特に、管状混合用部品は円筒状パイプ部分であり、特に実質的に環状の円筒状運搬ラインを有するものである。本明細書において、用語「円筒状パイプ部分」は特に、外側面の領域に、突出した封止用部品、フランジ、及び/又はテーパーパイプ部分を含むパイプ部分に関する。
運搬ラインの内径、特に最小限の内径は、好ましくは少なくとも25mmである。運搬ラインの内径の最大値は、特に多くとも約100mmと測定される。運搬ラインの内径が32mm、38mm、50mm、60mm、65mm、又は85mmであることが特に好ましい。その結果、混合用部品は、標準化された構成部品、例えば運搬ライン、輸送チューブ、及び/又は吹付コンクリートのためのノズルに、最良の可能性のある態様において接続することができる。さらに、そのような寸法の場合、吹付コンクリート組成物の異なる運搬量(立方/分)の最適な運搬が特に確実となる。軸方向に測定した混合用部品の全長は、有利には30〜300mm、及びより好ましくは50〜150mmである。
「管状混合用部品の長軸」は特に、流体を導通するチャネル又は運搬ラインによって予め定められた方向に対応し、また、運搬ライン中を運搬されるポンプ輸送可能混合物の運搬方向にもまた対応する。本明細書における用語「軸方向」又は「この軸方向」は特に、流体を導通するチャネル、又は運搬ラインによって定義される方向を表す。
円筒状パイプ部分の場合、長軸は、実質的に運搬ライン及び/又は管状混合用部品の、長軸及び/又は対称軸に対応する。
本明細書おける用語「封止用部品」は、特にプラスチックでできた成形された部品を表す。封止用部品は、封止すべき部分上の封止面に対して接触して押圧される結果として流体密封の接続が達成されるような態様において、設計されている。
さらに、本明細書における用語「ラジアルシール」は、特に封止であって、第一の本体上の第一の封止面から第二の本体上の第二の封止面まで、半径方向に実質的に伸びており、半径方向の中間空間を密閉する封止用部品、例えばOリングを意味する。したがって、取付けの間、ラジアルシールは、所望の封止効果を達成するために、半径方向に作用する力によって、実質的に前押圧する。
対照的に、用語「アキシャルシール」は、特に長軸に沿って伸びており、軸方向に間隔をあけた2つの封止面の間のギャップを密封する封止用部品を意味する。所望の封止効果を達成するために、アキシャルシールは、特に軸方向に作用する力によって、取付けの間に予め押圧する。
したがって、ラジアルシールにおいて、漏出の貫流方向は特に軸方向に伸びているが、アキシャルシールにおいては、軸に対して間隔をあけた封止面の角度に応じて、貫流方向は、少なくとも一つの半径方向の成分を有する。
実際に示されたように、本発明による混合用部品は、対応して設計された混合装置又はハウジング用部品内に簡単な態様において挿入することができ、また、再びそれらから取り外すことができる。
これは特に、本発明によるアキシャルシールによって、混合用部品上又は混合装置内のラジアルシールを完全に省略することが可能となるからである。したがって、混合用部品は、直径寸法に関して、従来の混合用部品の場合のように、必ずしも混合装置の出口開口部の内径と一致している必要はない。かえって、本発明の混合用部品の外径は、混合用部品が受け入れ開口部内へと遊びを持って押すことができ、又はそこから取り外すことができるように、混合装置の受入れ開口部の内径より明らかに小さく選択することができる。プラスチックでできた混合用部品の場合、スチールでできた混合用部品より一般的に製造公差がかなり大きいが、本発明による解決手段によって、大部分は問題とならない。
それにもかかわらず、本発明によれば、存在するアキシャルシールは、混合用部品と混合装置との間の、又は受入れ開口部内における、流体密封な接続の確立を可能にする。この目的のためには、下記の更なる詳細において記載するように、アキシャルシールが混合用部品上に固定して保たれ、混合装置の封止面に対して軸方向に作用する力によって押されることによって充分である。これは、単純で、それにもかかわらず非常に有効な封止方法を表している。
本発明による混合用部品が、特にポンプ輸送可能水硬性混合物、特に吹付コンクリート組成物への添加剤の計量添加のために有利であることもまた示された。吹付コンクリート組成物は、特に湿式、アースモイスト(earth―moist)、又は乾式吹付コンクリート組成物であることができる。
したがって、本発明による混合用部品は、ハウジングの取付け又はハウジングからの取外しの間、より容易に扱うことができ、それにもかかわらず信頼性が高い封止を可能にする点に留意する必要がある。
原則として、少なくとも一つの本発明によるアキシャルシールの他に、混合用部品上に一つ以上の更なるラジアルシールを備えることができる。特別な用途によっては、これはある条件下で適切である可能性がある。しかしながら、この場合、本発明の利点は少なくとも部分的に失われる。
アキシャルシールは、特に1つの部分において、好ましくは連続的に、くさび形に収束した断面を有する環状のシールリップとして設計することが特に好ましい。特に、シールリップのくさび先端の領域は、シーリングエッジとして設計されている。そのようなシールリップを用いて、機械的に安定で、きついアキシャルシールを、本明細書において製造することができる。くさび先端の領域は、より小さな支持面を有する上記のシーリングエッジを形成している。したがって、軸方向に作用する力の作用下、良好な封止効果を生ずる高圧が支持面において発生する。くさび先端の領域の後ろに位置するくさび先端のより幅広い領域は、同時に、シールリップ又は封止用部品の高い機械的安定性を確実にしている。
しかしながら、原則として、アキシャルシールは、例えば、矩形又は錐体形の断面を有するOリング又はフラットシールの形態であることもできる。
特に、シールリップのくさび角度は、10°〜80°、好ましくは20°〜70°、及び特に好ましくは25°〜35°と測定される。本明細書おけるくさび角度は、特にくさび先端で収束したシールリップの2つのくさび面の間の角度を意味する。そのような鋭いくさび角度は、最適な封止効果及び安定性の観点から特に適切であることがわかった。
しかしながら、原則として、10°未満、又は80°以上のくさび角度も可能である。
さらに、くさび先端の領域におけるシールリップが、特に好ましくはシーリングエッジとして凸状に湾曲したエッジ面を含むことがわかった。その結果、支持面はこの場合ほぼ支持ラインであるため、表面上のシーリングエッジの支持面は更に減らすことができる。同時に、凸状に湾曲したエッジ面を用いて、エッジへの損傷、例えば薄いエッジ領域におけてシールリップが裂ける危険性が低減するため、シールリップの機械的安定性は、鋭利なくさび先端と比較して改善される。
しかしながら、凸状に湾曲したエッジ面を使用することは必須ではない。原則として、くさび先端におけるシールリップは、例えば鋭いエッジで、又は平坦化したシーリングエッジで形成することもできる。
特に好ましい実施形態によれば、アキシャルシールは、混合用部品上に存在するフランジの前側に配置されている。フランジは、ここではアキシャルシールの支持用部品として機能する。これは、アキシャルシールを混合用部品上に配置することを容易にする。フランジは、管状混合用部品と軸方向において同じ平面であることが好ましい。
原則として、しかしながら、例えば、管状混合用部品の壁の前側、並びに/又は管状混合用部品のステップ形のテーパー及び/若しくは半径方向に挟まれたテーパーの前側に、アキシャルシールを配置することも考えられる。
フランジの前側に配置されたアキシャルシールは、アキシャルシールと壁との間に溝が存在するよう混合用部品の壁から少なくとも部分的に間隔をあけて、好ましくは完全に間隔をあけて配置されるように、配置することが好ましい。それに加えて、溝は、特に凹状に湾曲した境界面を有する。アキシャルシールの間隔のため、シールリップを、混合装置中の所定の封止支持部に対して、より良好に押圧することができる。特に、この場合、混合装置内の封止支持部に対して押圧する際に、くさび先端の領域が、半径方向の有限範囲に対して移動可能な状態を維持することが可能であり、したがって、封止支持部に対してより良好に押圧することができる。
例えば、シールリップの自動的なセンタリングを同時に可能にする、混合装置内において錐体形に収束するよう設計された封止支持部と組み合わせることは有利である。
溝の凹状に湾曲した境界面は、更に、溝の領域において、材料が固着する可能性のあるエッジがより少ないか、又は存在しないという利点を有する。その結果、混合装置内で混合用部品を使用する際に、材料の潜在的な蓄積及び詰まりに関連する危険性が低減される。それに加えて、そのような設計の溝は、洗浄がより容易である。
原則として、アキシャルシールは、混合用部品の壁に隣接して配置することもできる。類似して、非凹状に湾曲した境界面を有する溝を提供することができる。しかしながら、これらの場合、上述の利点は少なくとも部分的に排除される。
存在する場合の補強用部品を除いて、更なる好ましい実施形態によれば、プラスチックから、特に好ましくは50〜120のショアA硬さを有するプラスチックから、混合用部品及び/又はアキシャルシールを製造することが特に好ましい。プラスチックが70〜95のショアA硬さを有することが特に好ましい。例えば、適切なプラスチックはポリウレタンを含む。そのようなプラスチックは良好な機械的安定性を有し、軸方向の力を適用すると、良好な封止効果が得られるように、最適な変形性を示す。これは特に、水硬性混合物、特に湿式、アースモイスト(earth―moist)、又は乾式吹付コンクリート組成物との比較的厳しい接触の下で混合用部品を使用するときに示された。
少なくとも一つの封止用部品、及び/又はアキシャルシールについては、混合用部品に結合した材料によって接続していることが好ましい。その結果、最適な位置決め及び封止効果が確実となる。それに加えて、混合用部品の取付け又は取外しの間に、封止用部品を失くす危険性がない。
特に、少なくとも一つの封止用部品及び/又はアキシャルシールは、混合用部品の一体的な構成部品である。これは特に、混合用部品は、少なくとも一つの封止用部品の領域において、アキシャルシールとして設計できることを意味する。この場合、少なくとも一つの封止用部品及び/又はアキシャルシールは、少なくとも、特に少なくとも一つの封止用部品の領域において、混合用部品と同じ材料から成る。混合用部品、並びに少なくとも一つの封止用部品又はアキシャルシールは、この場合、結合した材料によって接続された単位を形成する。特に有利なことに、混合用部品は、少なくとも一つの封止用部品の領域では、プラスチックから、特に好ましくは50〜120のショアA硬さを有するプラスチックから少なくとも製造される。70〜95のショアA硬さを有するプラスチックがさらに有利である。あるとすれば補強用部品を除いて、単一部品によって完全に形成されるように、混合用部品を設計することが最も好ましい。これは特に、アキシャルシール、及び用いてもよい任意の他の部品、例えば少なくとも一つのフランジを共に有する混合用部品は、例えば、結合した材料によって接続した単位を形成していることを意味する。有利な変形によれば、混合用部品は、単一部品のキャスト本体、及び任意にキャスト本体の中に少なくとも部分的に埋め込まれた補強用部品から成る。キャスト本体は、特にプラスチック、及び特に好ましくは50〜120のショアA硬さを有するプラスチックから成る。70〜95のショアA硬さを有するプラスチックがさらに有利である。その結果、特に安定な混合用部品を経済的に製造することができる。特に、単一部品のキャスト本体からなる混合用部品は、高価な仕上げをすることなく単一の作業工程で製造することができる。補強用部品、特に環状の補強用部品を使用する場合、補強用部品が媒体又はポンプ輸送可能混合物と接触しないように、補強用部品は、有利には少なくとも部分的に、特に完全に、キャスト本体中に埋め込まれる。そのような補強用部品は、後述するキャスティングの間に、キャスト本体中に直接埋め込むことができる。
原則として、混合用部品は、明確でない接続及び/又は明確な接続によって接続したいくつかの個々の部分から成ることもできる。
更に有利な実施形態において、他の封止用部品が更に混合用部品上に存在し、この封止用部品は、少なくとも一つの封止用部品から、管状混合用部品の長軸の方向に間隔をあけて離れている。更なる封止用部品は、特に更なるアキシャルシールとして設計される。更なる封止用部品もまた、くさび形の断面を有し、かつ、くさび先端の領域において、特に好ましくはシーリングエッジとして凸状に湾曲したエッジ面を含むシーリングエッジとして設計した、環状のシールリップとして設計することが最も特に好ましい。更なる封止用部品のシールリップのくさび角度は、有利には特に10°〜80°、好ましくは20°〜70°、及び特に好ましくは25°〜35°と測定される。
特に好ましい実施形態において、更なる封止用部品は、管状混合用部品のステップ形のテーパー及び/又は半径方向に挟まれたテーパーの前側に配置する。挟まれたテーパーの前側に配置したアキシャルシールは、アキシャルシールと壁との間に、有利には凹状に湾曲した境界面を有する溝が存在するような態様において、少なくとも部分的に、好ましくは完全に混合用部品の壁から間隔をあけて離れるように、配置することが好ましい。
原則として、第二の封止用部品は、しかしながら、更なる突出したフランジ上、又は管状混合用部品の壁の前側に適用することもできる。原則として、さらに、シールリップの代わりに又はそれに加えて、例えば、くさび形の断面を有しない、例えばOリング又は矩形の断面を有するフラットシールなどの、異なって設計した封止用部品を備えることができる。
2つの相互に間隔をあけた封止用部品の場合、運搬ライン内に導く開口部を、例えば、少なくとも一つの封止用部品と更なる封止用部品との間に配置することができる。この場合、開口部の領域は、2つの封止用部品、特にアキシャルシールの形態の封止用部品によって、ハウジング内に完全に封止することができる。これは、ポンプ輸送可能混合物、特にポンプ輸送可能水硬性混合物、特に湿式、アースモイスト(earth―moist)、又は乾式吹付コンクリート組成物への添加剤の、制御された計量添加の観点において有利である。
管状混合用部品の長軸に対して垂直方向及び/又は半径方向において、少なくとも一つの封止用部品の最大範囲、特に最大外径より小さい、更なる封止用部品の最大範囲、特に最大外径を使用することが特に有利である。そのような設計は、更なる封止用部品を有する管状混合用部品を、対応して設計した混合装置のハウジングの開口部内へと軸方向において前方へ、実質的にいかなる力も発揮することなく、少なくとも一つの封止用部品及び更なる封止用部品が、この目的のために備えられた封止支持部に対して圧迫されるまで、押すことを可能にする。管状混合用部品の取り外しもまた、力を発揮することなく、反対方向に行うことができる。それに加えて、この実施形態において、混合用部品は明確に定められた位置に自動的に来ることが確実となる。その結果、誤った方向への混合用部品の不測の取付けが防止される。
しかしながら、原則では、実質的に等しい寸法を有する2つの封止用部品を設計すること、及びそれらを、例えば、管状混合用部品の2つの末端側の壁の前側に適用することが考えられる。例えば、実質的に等しい最大範囲を有する2つの封止用部品を提供すること、及び混合用部品の取付けのために少なくとも部分的に取り外し可能な開口部を有する特別なハウジングを提供することもできる。しかしながら、これは少なくとも部分的に上述の利点を排除する。
更なる実施形態によれば、管状混合用部品は、好ましくは構造的な補強用部品を含む。補強用部品は、有利には、流体を導通するチャネル又は混合部の材料より低い弾性を有する材料から成る。原則として、いくつかの間隔をあけた、及び/又は相互に接続した補強用部品が存在することも可能である。
補強用部品は、例えば、プラスチック、金属、及び/又は複合材料から製造することができる。補強用部品によって、管状混合用部品の特に半径方向における機械的安定性を、部分的な領域において目的の態様で増加させることができ、必要な軸方向の弾性が保たれる。
補強用部品は、金属、特にスチールから製造することが特に好ましい。その結果、管状混合用部品の最適な強化が達成される。
特に有利な実施形態において、補強用部品は、環状及び/又は中空円筒状の部品として、特に金属リングとして設計する。したがって、補強用部品は、例えば、流体を導通するチャネルに、半径方向の最適な支持作用を得ることができる簡単な態様において配置することができる。原則として、しかしながら、異なって設計した補強用部品を提供することも可能である。それらは、例えば、繊維、格子、又は繊維でできた網目構造であることができる。したがって、軸方向の必要な可撓性を失わずに、半径方向における管状混合用部品の強化を達成することもできる。
補強用部品、特に金属リングの、混合用部品の軸方向における長さは、有利には混合用部品の全長の5〜50%、及び特に10〜30%である。補強用部品、特に金属リングの厚みは、有利には、補強用部品の領域において、管状混合用部品の壁の厚さより小さい。その結果、小さな寸法を有し、及び軸方向における必要な弾性を維持した最適な強化作用が達成される。それに加えて、補強用部品は、したがって、突出することなく混合用部品の壁内に完全に埋め込むことができる。
補強用部品については、管状混合用部品の壁内又は流体を導通するチャネル内に、少なくとも部分的に、好ましくは完全に埋め込むことが特に好ましい。その結果、特に、通常の条件下では半径方向に変形することができず、したがって、幅広い領域においてシールリップの機能が保たれる混合用部品を達成する。それに加えて、補強用部品が管状混合用部品の内部に突出してない場合、有利である。その結果、補強用部品によって、他の影響の中でも、流体を導通するチャネル内におけるポンプ輸送可能混合物の流動挙動に影響を及ぼす可能性がある突起が形成されない。
特に、補強用部品は、流体を導通するチャネル又は混合部の領域に配置される。混合用部品が2つの封止用部品を含む限り、補強用部品は、有利にも2つの封止用部品の間の領域に配置される。
しかしながら、原則として、補強用部品は、他の領域に存在することもできる。
以下、ポンプ輸送可能混合物、特にポンプ輸送可能水硬性混合物、特に吹付コンクリート組成物への添加剤の制御された注入のための混合装置の、本発明によるハウジング用部品の議論を提供する。ハウジング用部品は貫流開口部を有するベース本体を含み、この貫流開口部は、上記に記載のように、少なくとも部分的に混合用部品を受け入れるよう設計されている。ハウジング用部品は特に、混合用部品の封止用部品(アキシャルシールとして設計された部品)のためにハウジング用部品(200)に配置された少なくとも一つの封止支持部が存在するという点、並びに貫流開口部内に少なくとも部分的に受け入れられる混合用部品のアキシャルシールが、力を発揮するための手段によって封止支持部に対して押圧されるように、貫流開口部の軸方向及び/又は長手方向に、混合用部品へと作用する力を発揮するための手段が存在するという点において特徴づけられる。特に、ハウジング用部品は、それに加えて、添加剤を貫流開口部に供給するための接続を含む。
ハウジング用部品の貫流開口部は、特に少なくともいくつかの部分において、本発明による混合用部品と実質的に相補的に設計されている。さらに、混合用部品を、ハウジング用部品の貫流開口部内に、特に同軸で受け入れることができる。
封止支持部及び力を適用するための手段の共同作用によって、上述したように、管状混合用部品の取付け及び取外しの間の取扱いが実質的に単純化され、同時に、それにもかかわらず信頼性の高い封止が確実となる。特に、従来の系に起こるようなハウジング用部品の管状混合用部品の封止用部品の詰まりが、効果的に防止される。
混合用部品に軸方向に働く力を適用するための手段は、原則として、要求によって選択することができる。この目的のため、当業者はいくつかの適切な技術的装置を利用できる。装置は、例えば、ベース本体又はハウジング用部品に配置した膝レバー機構であることができる。ハウジング用部品に存在し、開口部から部分的に突出した管状混合用部品は、この場合、例えば膝レバー機構上に配置された一つ以上のクランプによって内包することができ、また、膝レバー機構の張力をかける際に、開口部内へと軸方向に押すことができる。ハウジング用部品上に取り付けられた予め張力をかけた一つ以上のバネが、管状混合用部品をハウジング用部品の開口部内へと軸方向に押し込む、バネ張力機構を備えることも考えられる。差し込みピン閉鎖接続技術も考えられる。
特に、混合用部品上へ力を発揮するための手段として、ベース本体上へ螺合することができるユニオンナットを備えることが好ましい。この目的のために、ベース本体は、外側の領域において、螺合するネジ山、特に外ネジを好ましくは含む。
ベース本体の封止支持部及び混合用部品は、特に、貫流開口部から突出した混合用部品の末端をユニオンナットによって内包することができるように、混合用部品が封止支持部に対して圧迫される際に、混合用部品が部分的にベース本体の出口開口部から突出するような態様の寸法とする。
ユニオンナットは、特に、長軸の方向に伸びた螺合するネジ山を有する、特に内ねじを有する、第一の中空円筒状末端を含む。ユニオンナットの他端において、有利にも、第一の末端の反対側に、テーパーがつけられた円形開口部が存在する。テーパー開口部の直径は、有利には管状混合用部品の運搬ラインの内径と少なくともと同じ大きさ、及び好ましくはより大きく、及び/又は、同時に、前側末端上の管状混合用部品の最大寸法、特に外径より小さい。その結果、ユニオンナットは前側の管状混合用部品を含むことができ、また、同時に、混合装置を通ってポンプ圧送される混合物のための最適な通路が残る。
そのような設計は、この場合、ハウジング用部品内に存在し、及びハウジング用部品の開口部から部分的に突出している管状混合用部品を、ユニオンナットの螺合運動による単純で信頼性の高い態様において、開口部内へと押すことを可能にする。その結果、混合用部品の少なくとも一つの封止用部品又はアキシャルシールは、ベース本体の封止支持部に押しつけられる。
軸方向に混合用部品上へ作用する力を発揮するための手段としてのユニオンナットの使用は、更に、混合装置を簡単な態様において他の成分に接続することを可能にする。したがって、ユニオンナットは、例えば、吹付コンクリートのための、入口側に配置された取付けフランジを有するパイプライン、管ライン、及び/又はノズルを含むこともでき、及びそれらを流体密封の態様で混合装置に接続することもできる。ユニオンナットによる螺合接続のため、吹付コンクリートのための、異なるフランジ厚を有するパイプライン、管ライン、及び/又はノズルを使用することができ、取付けフランジの厚みは、幅広い範囲で補うことができる。
ベース本体の少なくとも一つの封止支持部を、錐台の外側面として、及び/又は錐体形に収束した表面として設計することが有利である。錐台の外側面、及び/又は錐体形に収束した表面は、ここで、ベース本体の長軸に関して特に回転対称である。錐台の外側面、及び/又は錐体形に収束した表面の開口角度は、有利には70〜270°と測定され、又は長軸若しくは運搬方向の軸に対して35〜135°の半開口角度と測定される。錐体外側表面として構成された錐台の側部表面は、有利には180〜220°の開口角度、又は90〜110°の半開口角度(長軸若しくは運搬方向の軸から測定した)を有する。錐体内側表面として構成された錐台の側部表面は、特に80〜100°の開口角度、又は40〜50°の半開口角度(長軸若しくは運搬方向の軸から測定した)を有する。錐体外側表面、及び錐体内側表面の両者がある場合、錐体内側表面の開口角度に対する錐体外側表面の開口角度の比率は、有利には1.8〜2.75の範囲である。示されたように、これはベース本体における混合用部品のアキシャルシールのセンタリングを容易にし、全体的な封止を改善する。
くさび形の断面を有するシールリップの形態の、好ましくはそれに加えて少なくとも部分的に、特に好ましくは完全に、混合用部品の壁から間隔をあけて離れたアキシャルシールと組み合わせることは特に有利である。シールリップのくさび先端の領域が、封止支持部又は混合装置の錐台の外側面に対して押圧される際に、シールリップは、半径方向の有限範囲で移動することができ、したがって、封止面に対してさらにより良好に押圧されることができる。その結果、特に封止を更に改善することができる。
しかしながら、原則として、特に、管状混合用部品の所定の挿入方向に対して垂直な、及び/又はベース本体に挿入する混合用部品の長軸に対して垂直な平面に位置した、平坦な封止面もまた提供することができる。
更なる好ましい実施形態によれば、混合用部品上に存在し、アキシャルシールとして設計した更なる封止用部品のための、ベース本体内に配置した更なる封止支持部が存在する。
したがって、アキシャルシールの形態の少なくとも2つの封止用部品を有する対応する混合用部品は、簡単な態様において、受け入れ部分に導入することができ、及び受け入れ部分から取り外すことができ、同時に高い封止効果が達成される。添加剤を運搬ラインに導入するための、混合用部品上に存在する開口部の領域は、したがって、ハウジング用部品の両側において封止することができる。これは、ポンプ輸送可能混合物、特にポンプ輸送可能水硬性混合物、特に湿式、アースモイスト(earth―moist)、又は乾式吹付コンクリート組成物への添加剤の制御された計量添加の観点において有利である。
更なる封止支持部に加えて又はその代わりに、例えば、ベース本体に一体化したラジアルシール、例えばOリングを提供することもできる。しかしながら、この場合、ある条件下では取扱いがより困難となる。
更なる封止支持部の最小直径より大きい、少なくとも一つの封止支持部の最小直径を使用することが好ましい。したがって、上述のように、異なるサイズの2つのアキシャルシールを有する混合用部品の受け入れが可能となる。しかしながら、異なって設計した混合用部品について、例えば、封止支持部は、ほぼ等しい外径を有することもできる。
ここで、少なくとも一つの封止支持部を錐体内側表面として設計し、及び/又は更なる封止支持部を錐体外側表面として設計することが好ましい。2つのアキシャルシールの間のハウジング内に存在する混合用部品が外側からの圧力を受ける場合、外向き及び/又は内向きの半径方向の力がアキシャルシール上に働く。この2つの封止面の設計のため、アキシャルシールの関連する半径方向の動きが効果的に低減され、又はアキシャルシールの封止効果が、半径方向の更なる圧縮力のため、更に増加する。
原則として、ハウジング用部品、及び/又はベース本体のための材料として、繊維強化の有無を問わず、金属、プラスチック、又は複合材料を使用することを考えることができる。
金属としては、例えばステンレススチール、及び/又はアルミニウムが適切である。しかしながら、ハウジング用部品を、プラスチック、特にポリオキシメチレンコポリマー(以下POM―Cと記載する)から作ることが特に有利である。POM―Cは、特に様々な供給元から商業上入手可能な、式―[(CH2―O)n―(CH2―CH2―O―)m]の構造単位に基づくポリマーを意味する。その結果、ハウジング用部品の質量を低く保つことができ、それに加えて、高い機械的安定性及び化学的安定性が確実となり、このことは特にポンプ輸送可能水硬性混合物に関して、特に湿式、アースモイスト(earth―moist)、又は乾式吹付コンクリート組成物について、有利である。プラスチックでできたハウジング用部品は、金属又は複合材料と比較して、比較的経済的に効果的に、例えば、キャスティングによって製造することができる。
ベース本体、及び混合用部品の軸方向に作用する力を発揮するための手段としてユニオンナットを有するハウジング用部品の場合、特に好ましい実施形態によれば、ベース本体及びユニオンナットもまた、プラスチック、特にPOM―Cから単一部品の形態で各々製造される。
上述した管状混合用部品は、同様に上述したハウジング用部品と共に一組の装置として有利に利用される。混合用部品上の2つの封止用部品の間の軸方向の間隔は、特に、ハウジング用部品上の2つの封止支持部の間の間隔に実質的に対応する。ハウジング用部品内の貫流開口部は、特に、貫流開口部内に混合用部品を少なくとも部分的に受け入れることができるような態様において設計する。
更なる有利な実施形態及び本発明の特徴の組合せは、以下の詳細な説明及び請求項の全体から生じる。
実施形態の例を説明するために用いる図面において、
図1は、アキシャルシールとして設計された2つのシールリップを有する中空円筒状の混合用部品を斜視図で表す。 図2は、図1の混合用部品を通るラインA―Bに沿った縦断面図を表す。 図3は、封止支持部として2つの錐台表面と、混合用部品の軸方向及び/又は長手方向に作用する力を発揮する手段としてのユニオンナットとを有する、ハウジング用部品を表す。 図4は、図1〜2の混合用部品が付けられ、吹付コンクリートのための輸送チューブ及びノズルが更に接続された、図3のハウジング用部品を表す。 図5は、2つのシールリップの間の領域の中にキャスト―イン(cast−in)された環状の補強用部品を有する、図1の中空円筒状の混合用部品の変形を縦断面図で表す。同一部分は、基本的に、図において同じ参照番号を付している。
[混合用部品]
図1及び2に本発明の管状混合用部品100を表す。混合用部品100は、ベース本体102を完全に通って伸び、ポンプ輸送可能混合物の混合部又は運搬ラインとして使用する、長軸101.2に沿って伸びた循環円筒状貫流通路101を有する中空円筒状のベース本体102を含む。
一端において、ベース本体102上に、周囲フランジ105が配置されている。ベース本体102の他端に面するフランジ105の前側面に、長軸101.2に関して回転対称であるように設計された第一の環状円周シールリップ110が、封止用部品として配置されている。第一のシールリップ110はアキシャルシールとして設計されており、また、フランジ105の前側から離れる方向にくさび形のテーパーがついた断面を有する。第一のシールリップ110のくさび角度111.1は、例えば、約30°である。外周面の領域において、シールリップは、フランジ105の外側の外側面へと継ぎ目なく移行している。
第一のシールリップ110の自由端111の領域又はくさび先端の領域は凸状に湾曲しており、また、シールリップ110のシーリングエッジを形成している。それに加えて、半径方向において凹状に湾曲した境界面を有する第一の円周方向の溝112が、ベース本体102とシールリップ110との間の壁に存在するように、シールリップ110はベース本体102から間隔をあけて離れている。
他端の領域では、管状混合用部品100は、ステップ形のテーパー又は半径方向に挟まれたテーパーを有しており、その上に更なる円周シールリップ120の形態の、更なる封止用部品が配置されている。第一のシールリップ110の様に、第二のシールリップ120もまたアキシャルシールとして設計されており、くさび形のテーパーがついた断面を有し、また、長軸101.2に関して回転対称である。半径方向に小さくなった直径を除いては、更なるシールリップ120は、実質的に第一のシールリップ110と同様に、設計され、配置されている。したがって、第二のシールリップ120もまた、例えば、約30°のくさび角度121.1を有し、また、更なるシールリップ120の自由端121の領域は、凸状に湾曲したシーリングエッジを形成している。さらに、凹状に湾曲した境界を有する更なる円周方向の溝121が、ベース本体102の壁と更なるシールリップ120との間に存在するように、更なるシールリップ120がベース本体102の壁から半径方向に間隔をあけて離れている。ここで、更なるシールリップ120は、中空円筒状のベース本体102の壁へと継ぎ目なく移行している。
それに加えて、管状混合用部品100の2つの末端の間のほぼ中央に、及び、2つのシールリップ110と120との間のほぼ中央に、例えば、環状の円筒状貫流101の中へ半径方向に導かれた6つの等間隔の開口部103が、中空円筒状のベース本体102の壁に設けられている。前記開口部を用いて、添加剤を、混合部として提供される環状の円筒状貫流通路101の中に導入する。例えば、4又は8つの開口部を提供することもでき、長軸に関して角度をとることもできる。
長軸101.2に沿って測定した混合用部品100の全長は、例えば、約125mmと測定される。管状混合用部品100の長軸101.2に対して垂直方向に測定した第一のシールリップ110の外径110.1は、例えば、約100mmと測定され、更なるシールリップ120の外径120.1は、例えば、約87mmである。したがって、更なる封止用部品の外径120.1は、第一の封止用部品の外径より約13%小さい。混合用部品100の内径101.1は、例えば約60mmである。
管状混合用部品100は、特に完全にプラスチックの単一部品の形態で製造される。適切なプラスチックの例としては、約50〜120のショアA硬さ、例えば、ショアA75、又はショアA90を有するポリウレタンである。
[ハウジング用部品]
図3は、中心の貫流開口部201を有する管状ベース本体225を含む、本発明によるハウジング用部品200の縦断面図を表す。この貫流開口部201は、長手方向中心軸201.1に沿って、ベース本体225を完全に通って、第一の末端230から第二の末端240まで伸びている。この貫流開口部201は、異なる内径を有するいくつかの領域に分けられており、これらの全ての領域は、長手方向中心軸201.1に関して回転対称に設計されている。
ベース本体225上の第一の末端230から、貫流開口部201は錐体形にテーパーがつけられている。換言すれば、貫流開口部201の第一の末端230から始まる部分は、錐台の外側面又は錐体内側表面210のように設計されている。錐体内側表面210はここで、ベース本体225に受け入れる混合用部品のアキシャルシールのための封止支持部として使用されている。これは、例えば、図1〜2に示すような混合用部品100である。錐体内側表面210の開口角度は、例えば、約90°と測定される(長手方向中心軸から45°と測定される)。
錐体内側表面210に、一定の内径を有する第一の中空円筒状部分202が続き、錐体中間領域203を経て、増加した内径を有する第二の中空円筒状の部分204に移行する。
第二の中空円筒状部分204は、続いて第三の中空円筒状部分205に導かれている。第二及び第三の中空円筒状部分の間の移行は、ベース本体225に受け入れる混合用部品の更なるアキシャルシールのための更なる封止支持部として使用される、錐台の外側面又は錐体外側表面220のようなステップ形に設計されている。錐体外側表面220の開口角度は、例えば、約200°と測定される(長軸から100°と測定される)。
第三の中空円筒状部分205は最後に、拡大された直径を有する接続領域206へと、ステップ形の態様で移行する。接続領域206は、例えば、運搬ライン又は輸送チューブの接続のために設計されている。
それに加えて、2つの半径方向の孔213a、213bは、添加剤を貫流開口部201内へと導入するための供給ラインとして、直径方向に反対の方向から、第二の中空円筒状部分204の領域に導かれている。一つの孔213aは、例えば、閉鎖キャップ402によって閉じられ、一方で、管ライン又はパイプ401は湾曲した接続用部品400によって他の孔213bに接続している。用途に応じて、2つの孔213a、213bを、接続用部品400を用いて提供することも可能である。
錐体内側表面210の最小直径に対応する第一の中空円筒状部分202の内径202.1は、錐体外側表面220の最小直径に対応する第三の中空円筒状部分205の内径205.1より大きい。換言すれば、更なる封止支持部(錐体外側表面220)の最小直径は、したがって、ハウジング用部品200の第一の封止支持部(錐体内側表面210)の最小直径より小さい。
さらに、第一の末端230の領域において、外ネジ250が、ベース本体225に備えられている。
ユニオンナット300が、外ネジ250上へ螺合されている。ユニオンナット300は、長軸の方向に伸びた内ネジ301を備えた第一の中空円筒状末端を有する。ユニオンナットの他端において、第一の末端から向かいあうステップ形の態様でテーパーがつけられた環状円筒状開口部302が存在する。その結果、ユニオンナット300の内部において、混合用部品及び/又は更なる管状部品のための接触面として提供された、開口部302に隣接したプレート形の前表面303が存在する。開口部の直径302.1は、内ネジ301の直径より小さい。
ベース本体225の外ネジ250上にユニオンナット300を螺合する動作によって、ユニオンナットは、軸方向又は長軸201.1方向に、ベース本体225に向かって移動することができる。したがって、ユニオンナット300の開口部302及び前表面303に対する支持点の後ろに配置される部品、例えば、図1〜2に示す混合用部品100を、ハウジング用部品に対して押圧することができる。その結果、軸方向又は長軸201.1方向に作用する力を発揮するための手段として、ユニオンナットを用いることができる。
ベース本体225及びユニオンナット300は、有利にはそれぞれ単一部品を形成するプラスチックから製造される。プラスチックとしては、例えば、POM―Cが適切である。
[一組の装置]
混合用部品100及びハウジング用部品200は合わせて一組の装置を形成している。混合用部品100上の2つのシーリングエッジ111、121の間の間隔は、実質的にハウジング用部品200上の2つの封止支持部210、220の間の間隔に対応する。2つのシールリップ110、120の間の混合用部品100の外径は、第一の2つの中空円筒状部分202、204、及び錐体中間領域203の領域の内径よりさらに小さい。その結果、混合用部品100を、半径方向に遊びを有して、貫流開口部201内に受け入れることができる。
図4は、ハウジング用部品200内に受け入れられる図1〜2の混合用部品100を有する図3のハウジング用部品200を含む配置を、長手方向断面図で表す。この配置は、ポンプ輸送可能水硬性混合物、特に湿式、アースモイスト(earth―moist)、又は乾式吹付コンクリート組成物への添加剤の制御投与のための混合装置に対応する。
混合用部品100の第一のシールリップ110は、自由端111又はシーリングエッジによって、ベース本体225の錐体内側表面210に対して支持されている。類似して、混合用部品100の更なるシールリップ120は、自由端121又はシーリングエッジによって、ベース本体225の錐体外側表面220に対して支持されている。ここで、フランジ105の領域は、ベース本体225の第一の末端230を軸方向に越えて、ユニオンナット300の内側領域へと突出している。それに加えて、吹付コンクリートのためのノズル600の入口側フランジ601が、混合用部品100のフランジ側末端と、ユニオンナット300の前表面303との間に配置されている。吹付コンクリートのためのノズル600の入口側フランジ601の外径は、ユニオンナット300の開口部302の直径より大きい。ユニオンナット300を締めることによって、吹付コンクリートのためのノズル600の入口側フランジ601は、混合用部品100のフランジ側末端に押しつけられ、その結果、2つのシールリップ110、120は、それぞれの支持面210、220に対して軸方向に押圧される。その結果、シールリップ110、120と、結合された支持面210、220との間に、流体密封な接続が存在する。接続用部品400を通って最初の2つの中空円筒状部分202、204、及び錐体中間領域203に到達した流体、例えば、吹付コンクリート組成物のための添加剤は、したがって、混合用部品100の開口部103を通ってのみ流出することができ、その結果、混合用部品100の混合部101内への、又はその中に運搬されたポンプ輸送可能混合物内への、流体の制御された混合が可能となる。
ハウジング用部品200の接続領域206において、結合装置を用いて提供された運搬パイプ又は輸送チューブ500の開放端が、公知の態様において更に接続されている。運搬パイプ又は輸送チューブ500によって、ポンプ輸送可能混合物、例えば吹付コンクリート組成物を、混合用部品100内へと運搬することができる。運搬パイプ又は輸送チューブ500の内径は、実質的に管状混合用部品100の内径101.1に対応する。
図5は、本発明による更なる管状混合用部品800を断面図で表す。この部品は図1及び2の混合用部品100に設計したものと実質的に同一であるが、しかしながら、それに加えて、2つの封止用部品810、820の間の領域に、補強用部品850を含む。補強用部品850はスチール環として設計され、管状混合用部品800の壁内に完全に埋め込まれ、又はキャストされている。補強用部品の軸方向の長さは、例えば、混合用部品800の軸方向の全長の約17%と測定される。
[取付け/取外し手順]
図4の配置の取付けは、簡単な態様でできる。第一の工程において、ベース本体225から取り外されているユニオンナット300を、入口側フランジ601がユニオンナットのプレート形の前表面303に支持されるまで、吹付コンクリートのためのノズル600上をスライドさせる。その後又は同時に、管状混合用部品100を、2つのシールリップ110、120が、ベース本体225のそれぞれの封止支持部210、220に支持されるまで、第一の末端230からハウジング用部品200の貫流開口部201内へと押す。その後、ユニオンナット300を、吹付コンクリートのためのノズル600と共にベース本体225の外ネジ250上へ螺合し、締める。ユニオンナット300を螺合するにつれて、2つのシールリップ110、120は、結合した封止支持部210、220に対して自動的に押圧される。運搬パイプ又は輸送チューブ500は、任意の望ましいときに、残っている構成部品とは独立して、接続することができる。
混合用部品100を交換又は取り外すために、ユニオンナット300を完全に取り外し、ベース本体225から取り外す。その後、混合用部品をフランジ側の末端に把持し、相当の力を使うことなく貫流開口部から引き出すことができる。
この取付け及び取外し手順は、図5の管状混合用部品800にも類似して機能する。
本発明によるハウジングの耐圧性を試験するために、POM―Cでできたハウジング用部品200(図3)に、約90のショアA硬さを有するポリウレタンでできた混合用部品100(図1〜2)を付けた。接続領域206、並びにユニオンナット300の開口部302を、ブランクのフランジを用いて流体密封の態様で、それぞれ閉じた。その後、接続用部品400を通して、加圧水を供給し、水圧を連続的に増加させた。この工程において、得られたこの配置の耐圧性は、ユニオンナット300の材料の膨張の結果として圧力解放が起こる前において、50〜60barであった。ユニオンナット300も接続領域206も、この工程では損傷を受けず、その結果、繰り返し試験を行うことができた。これは、人の損傷につながる可能性がある、ハウジング用部品又は混合用部品が破裂及び裂ける危険性がないため、作業安全性の観点から特に有利である。
シールリップ110及び120の耐圧性を試験するために孔103を更に密閉し、また、1つのブランクのフランジ内に、開口部101に対する孔を設けた。したがって、ブランクのフランジ内の孔を通って水が出る際の、封止系の漏出は、約10barと検出された。換言すれば、この密封システムは、約10barの圧力まで締まっている。
図3の混合用部品800を用いた対応する試験において、漏出は、約30barでさえ起こり始めるのみであった。したがって、この密封システムは、約30barの圧力まででさえ締まっている。
75及び90のショアA硬さを有するポリウレタンでできた混合用部品100(図1―2)及び800(図5)、並びにPOM―Cでできたハウジング用部品200(図3)を、様々な条件下で、スプレーコンクリートの用途のための従来の配置においても試験した。示したように、本発明による装置は少なくとも、従来の系と同様に、吹付コンクリートの適用のために良く適しているが、しかし、洗浄の間の取扱い易さ及び混合用部品の交換し易さは、著しく良好である。
しかしながら、上記した実施形態は、本発明の文脈において所望のように使用することができる図解例としてのみ理解すべきである。
例えば、図1〜2の混合用部品100の場合、シールリップ110、120の一方、又は両方をOリングに置き換えることができる。第一のシールリップ110の場合、例えば、フランジ105の前側に対して支持するようにOリングを配置することができる。
類似して、2つのシールリップ110、120に加えて、更なる封止用部品、特に更なるシールリップを付けることができる。ここで、必要に応じて、従来のラジアルシールを備えることもできる。したがって、封止効果を更に改善すること、及び/又は混合用部品の軸方向において異なる位置に異なる添加剤を添加するために別々の計量添加を実施することが可能となる。
開口部103に加えて又はその代わりに、混合用部品の壁に、更なる又は異なって設計した開口部、例えばスリットを備えることもできる。
図3のハウジング用部品200の場合、例えば、錐体内側表面210及び/又は錐体外側表面220を、特にハウジングの製造を単純化するために、平坦な環状の表面に置き換えることも考えられる。
それに加えて、ハウジング用部品200は、半径方向の孔213a、213bの代わりに又はこれに加えて、更なる又は異なって設計した更なる開口部を含むことができる。
混合用部品100の混合部101、及び/又はハウジング用部品200の貫流開口部201は、錐体形に収束した断面を有することもできる。これは、例えば、変流器を実施するために有利なことがある。
類似して、混合用部品100、ベース本体225、及び/又はユニオンナット300を、プラスチックとは異なる材料、例えばスチール及び/又はアルミニウムから、部分的に又は完全に製造することも可能である。
混合用部品100の代わりに、図4の配置の一組の装置の中に、又は取付け/取外し手順の間に、図5からの管状混合用部品800を使用することも可能である。
要約すると、かなりより簡単に扱うことができ、同時に信頼性の高い封止を可能にした、新規な混合用部品及び関連するハウジング用部品が提供された点に留意する必要がある。

Claims (17)

  1. ポンプ輸送可能混合物への添加剤の制御された計量添加のための混合装置内に受け入れる管状混合用部品(100)であって、前記混合用部品(100)は、前記混合用部品(100)を通って延びている、前記ポンプ輸送可能混合物を運搬するための混合部(101)を有し、また、前記混合用部品(100)の壁に、前記添加剤を前記混合部(101)内へ導入する目的で、前記混合部(101)内へ導かれている少なくとも1つの開口部(103)が設けられており、また、この前記混合用部品(100)上に、前記混合用部品(100)と前記混合装置との間に少なくとも部分的に流体密封な接続を確立するための少なくとも一つの封止用部品(110)が存在し、
    ここで、少なくとも一つの前記封止用部品(110)が、前記管状混合用部品(100)の長軸(101.2)に対するアキシャルシールとして設計されていること
    前記アキシャルシール(110)が環状のシールリップとして設計されていること、
    前記シールリップのくさび角度(111.1)が、10°〜80°と測定されること、及び
    前記混合用部品が、少なくとも一つの前記封止用部品の領域において、プラスチックから製造されていること
    を特徴とする、管状混合用部品。
  2. 前記アキシャルシール(110)が、前記混合用部品(100)上に形成されているフランジ(105)の前側に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の管状混合用部品。
  3. 前記フランジ(105)の前側に配置されている前記アキシャルシール(110)が、前記アキシャルシール(110)と前記壁との間に溝(112)が存在するようにして、少なくとも部分的に、前記混合用部品(100)の前記壁(102)から間隔をあけて離れて配置されていることを特徴とする、請求項2に記載の管状混合用部品。
  4. 少なくとも一つの前記封止用部品(110)から前記管状混合用部品(100)の長軸(101.2)の方向に間隔をあけて離れた、少なくとも一つの更なる封止用部品(120)が存在することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の管状混合用部品。
  5. 前記更なる封止用部品(120)の、前記管状混合用部品(100)の長軸(101.2)に対して垂直方向の最大範囲(120.1)が、少なくとも一つの前記封止用部品(110)の最大範囲(102.1)より小さいことを特徴とする、請求項4に記載の混合用部品。
  6. 少なくとも一つの前記封止用部品(110)が前記混合用部品に結合した材料によって接続されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の管状混合用部品。
  7. 前記混合用部品が、少なくとも一つの前記封止用部品の領域において、アキシャルシールとして設計されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の管状混合用部品。
  8. 少なくとも一つの前記封止用部品(110)が、前記混合用部品の一体的な構成部品を形成していることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の管状混合用部品。
  9. 少なくとも一つの前記封止用部品(110)が、少なくとも一つの前記封止用部品の領域において、前記混合用部品と同じ材料から構成されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の管状混合用部品。
  10. 前記混合用部品(100)が、単一部品のキャスト本体から構成されていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の管状混合用部品。
  11. ポンプ輸送可能混合物への添加剤の制御された注入のための混合装置のハウジング用部品(200)であって、前記ハウジング用部品(200)は、貫流開口部(201)を有するベース本体(225)を具備しており、また、前記貫流開口部(201)は、請求項1〜10のいずれか一項に記載の混合用部品(100)を少なくとも部分的に受け入れるように設計されており、ここで、前記ハウジング用部品(200)上に配置された少なくとも一つの封止支持部(210)が、アキシャルシールとして設計された前記混合用部品(100)の封止用部品のために存在し、また、前記貫流開口部(201)内に少なくとも部分的に受け入れられる前記混合用部品(100)のアキシャルシールが、前記封止支持部に対して力を発揮するための手段(300)によって押圧されるようにして、前記貫流開口部の軸方向及び/又は長手方向の力を前記混合用部品上に作用させる前記手段(300)が存在することを特徴とする、ハウジング用部品。
  12. 前記混合用部品上に力を作用させるための前記手段(300)として、ベース本体に螺合することができるユニオンナットが存在することを特徴とする、請求項11に記載のハウジング用部品。
  13. 前記混合用部品(100)上に存在し、アキシャルシールとして設計された更なる封止用部品のために、前記ベース本体(225)内に配置された更なる封止支持部(220)が更に存在することを特徴とする、請求項11〜12のいずれか一項に記載のハウジング用部品。
  14. 少なくとも一つの前記封止支持部(210)が錐体内側表面として構成されており、かつ/又は更なる前記封止支持部(220)が錐体外側表面として構成されていることを特徴とする、請求項13に記載のハウジング用部品。
  15. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の管状混合用部品(100)、及び請求項11〜14のいずれか一項に記載のハウジング用部品(200)を含む、一組の装置。
  16. 請求項5〜10のいずれか一項に記載の混合用部品(100)、及び請求項13〜14のいずれか一項に記載のハウジング用部品(200)を有し、前記混合用部品(100)上の2つの前記封止用部品(110、120)の間の間隔が、前記ハウジング用部品(200)上の2つの前記封止支持部(210、220)の間の間隔に実質的に対応している、請求項15に記載の一組の装置。
  17. ポンプ輸送可能混合物に、添加剤を計量添加するための、請求項1〜10のいずれか一項に記載の管状混合用部品(100)の使用方法。
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