JP2562795B2 - 不定形耐火物等の乾式吹付ノズル - Google Patents
不定形耐火物等の乾式吹付ノズルInfo
- Publication number
- JP2562795B2 JP2562795B2 JP6268243A JP26824394A JP2562795B2 JP 2562795 B2 JP2562795 B2 JP 2562795B2 JP 6268243 A JP6268243 A JP 6268243A JP 26824394 A JP26824394 A JP 26824394A JP 2562795 B2 JP2562795 B2 JP 2562795B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- spray nozzle
- water injection
- ring
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は不定形耐火物工事や土建
工事での乾式吹付工法に用いられる水漏れ防止型の吹付
ノズルに関するものである。
工事での乾式吹付工法に用いられる水漏れ防止型の吹付
ノズルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の不定形耐火物等の吹付ノズルにお
いて、ウォーターリングは注水部内部に嵌め込まれ、材
料供給管により圧送されてきた微粉材料に注水口より水
を噴射して混入する。
いて、ウォーターリングは注水部内部に嵌め込まれ、材
料供給管により圧送されてきた微粉材料に注水口より水
を噴射して混入する。
【０００３】しかしながら、リング注水口より噴射され
るよりもリング外周からの片寄りの水漏れが多く、材料
供給管により圧送されてきた微粉材料との混合が不安定
な状態となり、吹き付けられたモルタルの出来上がり内
に多くのラミネーション（層状分化）を散在させ、熱間
での使用中に剥落損傷を起こし、特に内圧容器の場合に
はケーシングが高温となり、装置の運転を中止する場合
もある。また、部品の損耗も多くなり不経済であり、な
おかつ、ノズルマンの吹付技量と経験実績が要求される
ような問題点が多くあった。
るよりもリング外周からの片寄りの水漏れが多く、材料
供給管により圧送されてきた微粉材料との混合が不安定
な状態となり、吹き付けられたモルタルの出来上がり内
に多くのラミネーション（層状分化）を散在させ、熱間
での使用中に剥落損傷を起こし、特に内圧容器の場合に
はケーシングが高温となり、装置の運転を中止する場合
もある。また、部品の損耗も多くなり不経済であり、な
おかつ、ノズルマンの吹付技量と経験実績が要求される
ような問題点が多くあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、層状分化がなぜ起きるのかをウォーターリングの
水漏れが主原因とつきとめ、その改良として水漏れ防止
のウォーターリング構造を採用した不定形耐火物等の乾
式吹付ノズルを提供することである。
的は、層状分化がなぜ起きるのかをウォーターリングの
水漏れが主原因とつきとめ、その改良として水漏れ防止
のウォーターリング構造を採用した不定形耐火物等の乾
式吹付ノズルを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本発明の不定形耐火物等の乾
式吹付ノズルは、不定耐耐火物等の微粉材料の供給管８
途上に注水部９を設けた微粉材料の乾式吹付ノズルであ
って、ウォーターリング１が嵌め込まれる注水部ボディ
ー９に内周フランジ１１，１２を設け、該内周フランジ
１１，１２に対面する外周フランジ２、外周肩部１３を
ウォーターリング１に設け、ウォーターリング１の外周
フランジ２と外周肩部１３の環状溝に装着したＯーリン
グ３，４を注水部ボディー９に対するノズルボディー６
または材料供給管８のねじ込みによって注水部ボディー
９の内周フランジ１１，１２に圧接させる。
符号を用いて説明すると、本発明の不定形耐火物等の乾
式吹付ノズルは、不定耐耐火物等の微粉材料の供給管８
途上に注水部９を設けた微粉材料の乾式吹付ノズルであ
って、ウォーターリング１が嵌め込まれる注水部ボディ
ー９に内周フランジ１１，１２を設け、該内周フランジ
１１，１２に対面する外周フランジ２、外周肩部１３を
ウォーターリング１に設け、ウォーターリング１の外周
フランジ２と外周肩部１３の環状溝に装着したＯーリン
グ３，４を注水部ボディー９に対するノズルボディー６
または材料供給管８のねじ込みによって注水部ボディー
９の内周フランジ１１，１２に圧接させる。
【０００６】
【作用】この不定形耐火物等の乾式吹付ノズルでは、材
料供給管８によって圧送されて来た微粉材料に対して、
注水部９に送られて来た水がウォーターリング１の注水
口１０より噴射され、微粉材料と水が混合されることに
より出来たモルタル状物がノズル６の噴出口より被吹付
面に噴射される。
料供給管８によって圧送されて来た微粉材料に対して、
注水部９に送られて来た水がウォーターリング１の注水
口１０より噴射され、微粉材料と水が混合されることに
より出来たモルタル状物がノズル６の噴出口より被吹付
面に噴射される。
【０００７】
【実施例】図１に示した実施例では、ウォーターリング
１はリングの中心軸に垂直な平面において中心軸に向か
って１６個の注水口１０が設けられている。注水部９に
はバルブが取り付けられ、注水部９に流れ込む水の量を
調節できるようになっている。
１はリングの中心軸に垂直な平面において中心軸に向か
って１６個の注水口１０が設けられている。注水部９に
はバルブが取り付けられ、注水部９に流れ込む水の量を
調節できるようになっている。
【０００８】図６に示した実施例では、ウォーターリン
グ１の外周胴部１４と外周首部１５の環状溝にＯーリン
グ３，４を設け、該Ｏーリング３，４が前記注水部ボデ
ィー９の内周フランジ１１，１２に圧接されることによ
って水漏れを防止する。
グ１の外周胴部１４と外周首部１５の環状溝にＯーリン
グ３，４を設け、該Ｏーリング３，４が前記注水部ボデ
ィー９の内周フランジ１１，１２に圧接されることによ
って水漏れを防止する。
【０００９】図７に示した実施例では、前記注水部ボデ
ィー９の内周フランジ１１，１２とウォーターリング１
との間に環状パッキング部材１６を入れ込み、注水部ボ
ディー９に対するノズルボディー６または材料供給管８
のねじ込みによって、ウォーターリングが注水部ボディ
ー９の内部に押し込まれ、パッキング部材１６が内周フ
ランジ１１，１２に圧接されることによって水漏れを防
止する。
ィー９の内周フランジ１１，１２とウォーターリング１
との間に環状パッキング部材１６を入れ込み、注水部ボ
ディー９に対するノズルボディー６または材料供給管８
のねじ込みによって、ウォーターリングが注水部ボディ
ー９の内部に押し込まれ、パッキング部材１６が内周フ
ランジ１１，１２に圧接されることによって水漏れを防
止する。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明の不定形耐火物等の
乾式吹付ノズルでは、リング外周からの片寄りの水漏れ
を的確に抑止でき、水と微粉材料の混合が安定な状態と
なるため、モルタルの出来具合が良く、品質の向上及び
リバンドロスの減少により経済性及び装置の長期安全運
転が可能となる。
乾式吹付ノズルでは、リング外周からの片寄りの水漏れ
を的確に抑止でき、水と微粉材料の混合が安定な状態と
なるため、モルタルの出来具合が良く、品質の向上及び
リバンドロスの減少により経済性及び装置の長期安全運
転が可能となる。
【図１】本発明の一実施例に係る不定形耐火物等の乾式
吹付ノズルの主要部の断面図である。
吹付ノズルの主要部の断面図である。
【図２】該乾式吹付ノズルのウォーターリングの断面図
である。
である。
【図３】従来のウォーターリングの断面図である。
【図４】従来の不定型耐火物等の乾式吹付ノズルの断面
図である。
図である。
【図５】本発明の別の実施例に係るウォーターリングの
断面図である。
断面図である。
【図６】本発明の更に別の実施例に係るウォーターリン
グの断面図である。
グの断面図である。
１ ウォーターリング ２ ウォーターリングのフランジ部 ３ Ｏーリング ４ Ｏーリング ５ 板ゴム製パッキング部材 ６ ノズル ７ 噴出口 ８ 材料供給管 ９ 注水部 １０ ウォーターリングの注水口 １１ 内周フランジ １２ 内周フランジ １３ 外周肩部 １４ 外周胴部 １５ 外周首部 １６ パッキング部材 １７ 材料供給管の抑え金具 １８ ノズルの抑え金具
Claims (1)
- 【請求項１】 不定形耐火物等の微粉材料の供給管８途
上に注水部９を設けた微粉材料の乾式吹付ノズルであっ
て、ウォーターリング１が嵌め込まれる注水部ボディー
９に内周フランジ１１，１２を設け、該内周フランジ１
１，１２に対面する外周フランジ２、外周肩部１３をウ
ォーターリング１に設け、ウォーターリング１の外周フ
ランジ２と外周肩部１３の環状溝に装着したＯーリング
３，４を注水部ボディー９に対するノズルボディー６ま
たは材料供給管８のねじ込みによって注水部ボディー９
の内周フランジ１１，１２に圧接させたことを特徴とす
る不定形耐火物等の乾式吹付ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6268243A JP2562795B2 (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 不定形耐火物等の乾式吹付ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6268243A JP2562795B2 (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 不定形耐火物等の乾式吹付ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08103699A JPH08103699A (ja) | 1996-04-23 |
| JP2562795B2 true JP2562795B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=17455890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6268243A Expired - Lifetime JP2562795B2 (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 不定形耐火物等の乾式吹付ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2562795B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2798091B1 (fr) * | 1999-09-06 | 2001-11-16 | Lafarge Refractories | Procede de projection d'un beton par voie seche, lance de projection et bague de mouillage correspondantes |
| FR2798092B1 (fr) * | 1999-11-15 | 2001-11-30 | Lafarge Refractories | Lance de projection d'un beton par voie seche et bague de mouillage correspondante |
| EP2476530A1 (de) | 2011-01-12 | 2012-07-18 | Sika Technology AG | Beigabestück und Gehäuseelement für eine Mischeinrichtung |
-
1994
- 1994-10-06 JP JP6268243A patent/JP2562795B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08103699A (ja) | 1996-04-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960709 |