JP5996881B2 - 可変動弁機構 - Google Patents

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本発明は、内燃機関の運転状況に応じてバルブの駆動状態を変更する可変動弁機構に関する。
可変動弁機構の中には、図10(a)に示す従来例1(特許文献1)の可変動弁機構110のように、駆動カム111と、該駆動カム111に駆動されて揺動する入力アーム113と、該入力アーム113の隣に揺動可能に設けられた出力アーム114,114と、入力アーム113に出力アーム114,114を連結して該出力アーム114,114でバルブ7,7を駆動する駆動状態とその連結を解除してバルブ7,7の駆動を休止する休止状態との間で切換を行う切換機構(図示略)とを含み構成されたものがある。
特開2008−208746号公報 特開2009−091969号公報
上記の従来例1では、出力アーム114,114は、駆動状態の時には入力アーム113に連結されるため、ばたつくことはないが、休止状態の時には該入力アーム113との連結が解除されるため、エンジンから伝わる振動等によりばたついてしまうおそれがある。
そこで、本発明者等は、図10(b)に示す従来例2(特許文献2)の可変動弁機構120のように、駆動カム111のカムシャフト112にベース円のみからなる補助カム121,121を設けるとともに、出力アーム114,114にパッド124,124を取り付け、休止状態の時には、該補助カム121,121にパッド124,124を摺接させてなる摺接式のホールド機構を考えた。その摺接式のホールド機構によれば、休止状態の時における出力アーム114,114のばたつきを防止することはできたが、該休止状態の時には、補助カム121,121は常時パッド124,124に対して摺動しながら回転するため、その摺動摩擦により摩耗が発生するという問題や燃費が低下するという問題が新たに発生した。
そこで、休止状態の時における出力アームのばたつきを、摺動摩擦を発生させることなく防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の可変動弁機構は、カムシャフトに形成された駆動カムと、該駆動カムに駆動されて揺動する入力アームと、該入力アームの隣に揺動可能に設けられた出力アームと、前記入力アームに前記出力アームを連結して該出力アームでバルブを駆動する駆動状態とその連結を解除して前記バルブの駆動を休止する休止状態との間で切換を行う切換機構と、前記休止状態の時に前記入力アームを押圧して該入力アームが前記駆動カムに追従して揺動するようにするロストモーション機構とを含み構成された可変動弁機構において、前記休止状態の時に前記出力アームに前記バルブ側とは反対側の揺動方向側から摺ることなく当接して該出力アームのばたつきを防止する非摺接式のホールド機構を設け、前記休止状態の時に前記出力アームに前記バルブ側とは反対側の揺動方向側から摺りながら当接して該出力アームのばたつきを防止する摺接式のホールド機構を設けず、前記カムシャフトの軸線方向に直交する一の仮想平面内に、前記駆動カムと、前記ロストモーション機構及びそれに当接する前記入力アームの当接部と、前記ホールド機構及びそれに当接する前記出力アームの当接部とを、該仮想平面の面方向にずらして設置していることを特徴とする。
より具体的には、次の態様を例示する。すなわち、前記ロストモーション機構と前記ホールド機構とは、いずれも筒状のボディを備えている。そして、前記ロストモーション機構のボディの中心線を入力アーム側の反対側に延長した延長線と、前記ホールド機構のボディの中心線を出力アーム側の反対側に延長した延長線とが交わる角度で、前記ロストモーション機構と前記ホールド機構とを設置している。
ここで、前記非摺接式のホールド機構の具体的な態様は、特に限定されないが、次の[i][ii]の態様を例示する。
[i]前記非摺接式のホールド機構は、前記出力アームに当接するホールドリフタと、該ホールドリフタを前記出力アームに押圧するホールドスプリングとを含み、前記ホールドリフタは、前記駆動状態の時には前記出力アームに追従して動き、前記休止状態の時には静止するように構成された態様。
[ii]前記非摺接式のホールド機構は、前記出力アームに当接するホールド部と、該ホールド部を前記出力アームに遠近する方向に位置調整する位置調整機構とを含み、前記ホールド部は、前記駆動状態の時にも前記休止状態の時にも静止するように構成された態様。
本発明によれば、非摺接式のホールド機構を設け、摺接式のホールド機構を設けないことによって、休止状態の時における出力アームのばたつきを、摺動摩擦を発生させることなく防止することができる。
実施例1の可変動弁機構を示す側面断面図である。 実施例1の可変動弁機構を示す斜視図である。 実施例1の可変動弁機構を示す分解斜視図である。 (a)は、実施例1の可変動弁機構の駆動状態の時の様子を示す正面断面図であり、(b)は、実施例1の可変動弁機構の休止状態の時の様子を示す正面断面図である。 実施例1の可変動弁機構の駆動状態の時の様子を示す側面断面図である。 実施例1の可変動弁機構の休止状態の時の様子を示す側面断面図である。 実施例2の可変動弁機構を示す側面断面図である。 実施例2の可変動弁機構の駆動状態の時の様子を示す側面断面図である。 実施例2の可変動弁機構の休止状態の時の様子を示す側面断面図である。 (a)は、従来例1の可変動弁機構を示す斜視図であり、(b)は、従来例2の可変動弁機構を示す斜視図である。
図1〜図6に示す本実施例1の可変動弁機構9は、シリンダヘッド(図示略)に取り付けられた1本のバルブ7をバルブスプリング8の復元力に抗して押圧して該バルブ7を駆動する機構である。この可変動弁機構9は、次に示す、駆動カム10と、ロッカシャフト20と、入力アーム30と、出力アーム40と、連結機構50と、油圧機構60と、ロストモーション機構70と、ホールド機構80とを含み構成されている。そして、連結機構50と油圧機構60とが、入力アーム30に出力アーム40を連結して該出力アーム40でバルブ7を駆動する駆動状態とその連結を解除してバルブ7の駆動を休止する休止状態との間で切換を行う切換機構を構成している。なお、以下ではロッカシャフト20の軸線方向の一方を右といい、軸線方向の他方を左というが、右と左とが反対であってもよい。
[駆動カム10]
駆動カム10は、バルブ7を駆動するための部材であって、内燃機関の回転とともに回転するカムシャフト15に一体的に形成されている。この駆動カム10は、断面形状が真円形のベース円11と、該ベース円11から突出したカムノーズ12とを含み構成されている。
[ロッカシャフト20]
ロッカシャフト20は、入力アーム30と出力アーム40とを揺動可能に軸支するための左右方向に延びるパイプ状のシャフトであって、そのパイプの内側はシャフト油路21となっている。そして、該ロッカシャフト20の入力アーム30を支持する部分の外周面には、シャフト油路21にまで連通した油圧孔23が貫設されており、出力アーム40を支持する部分の外周面には、シャフト油路21にまで連通した潤滑孔24が貫設されている。
[入力アーム30]
入力アーム30は、左右方向に間隔をおいて並設された左右一対のアウタアーム部31,31と、その左右一対のアウタアーム部31,31の後端部どうしを繋いだローラ軸33と、上端部どうしを繋いだ上側連結部35と、下端部どうしを繋いだ下側連結部37とを含み構成されている。そして、左右一対のアウタアーム部31,31の先端部には、ロッカシャフト20を挿通させるための揺動中心孔32,32がそれぞれ左右方向に貫設されている。また、後端部のローラ軸33には、駆動カム10に当接する入力ローラ34が回転可能に軸支されている。また、上側連結部35には、ロストモーション機構70に当接するロストモーション当接突起36が突設されている。
[出力アーム40]
出力アーム40は、左右一対のアウタアーム部31,31の相互間に設けられたインナアームであって、その後端部にはロッカシャフト20を挿通させるための揺動中心孔42が貫設され、先端部にはバルブ7に当接する出力部43が設けられている。その出力部43は、出力アーム40の先端部に上下方向に貫設された取付孔45に取り付けられて下方に突出した出力軸44と、該出力軸44の側面視で円形の下端部にその円周方向に回動可能に取り付けられた出力リフタ46とからなり、出力リフタ46の下面にバルブ7に当接する出力面47が形成されている。また、該出力アーム40の内部には、ロッカシャフト20の潤滑孔24から出力部43にまでオイルを送るための潤滑油路48が設けられている。また、該出力アーム40の上端部には、ホールド機構80に当接するホールド当接突起49が突設されている。
[連結機構50]
連結機構50は、入力アーム30と出力アーム40とを連結解除可能に連結するための機構である。この連結機構50は、右側のアウタアーム部31と出力アーム40との間を跨ぐ左側の連結位置と跨がない右側の非連結位置との間で変位可能に設けられた第一連結ピン51と、出力アーム40と左側のアウタアーム部31との間を跨ぐ左側の連結位置と跨がない右側の非連結位置との間で変位可能に設けられた第二連結ピン52と、それら第一連結ピン51および第二連結ピン52を左側の連結位置側に押圧するリターンスプリング56とを含み構成されている。
詳しくは、第一連結ピン51は、右側のアウタアーム部31に貫設された第一連結穴53に挿入されている。そして、該第一連結穴53と出力アーム40に貫設された第二連結穴54との間を跨ぐ左側の連結位置と跨がない右側の非連結位置との間で変位可能となっている。また、第二連結ピン52は、前述の第二連結穴54に挿入されており、該第二連結穴54と左側のアウタアーム部31に凹設された第三連結穴55との間を跨ぐ左側の連結位置と跨がない右側の非連結位置との間で変位可能となっている。また、第一連結穴53の右側(出力アーム40側とは反対側)の開口部にはリテーナ57が取り付けられており、リターンスプリング56は、該リテーナ57と第一連結ピン51の右側の端面との間に取り付けられている。
[油圧機構60]
油圧機構60は、第一連結ピン51および第二連結ピン52をそれぞれの左側の連結位置と右側の非連結位置との間で駆動するための機構である。この油圧機構60は、第三連結穴55の右側の開口が油圧ピン62によって閉塞されてなる油圧室61と、ロッカシャフト20の油圧孔23から該油圧室61にまで油圧を送るための左側のアウタアーム部31の内部に設けられた油圧路63とを含み構成されている。
[ロストモーション機構70]
ロストモーション機構70は、入力アーム30と出力アーム40との連結が解除される休止状態の時にも該入力アーム30が駆動カム10に追従して揺動するようにするための機構である。このロストモーション機構70は、シリンダヘッド(図示略)に取付部72を介して固着された筒状のボディ71と、該ボディ71の上端部に取り付けられたリテーナ73と、該リテーナ73によって上端部が保持されたロストモーションスプリング75と、該ロストモーションスプリング75の下端部に取り付けらて入力アーム30のロストモーション当接突起36に当接するロストモーションリフタ76とを含み構成されている。
[ホールド機構80]
ホールド機構80は、入力アーム30と出力アーム40との連結が解除される休止状態の時に該出力アーム40がばたつくのを防止するための機構である。このホールド機構80は、シリンダヘッド(図示略)に取付部82を介して固着された筒状のボディ81と、該ボディ81の上端部に取り付けられたリテーナ83と、該リテーナ83によって上端部が保持されたホールドスプリング85と、該ホールドスプリング85の下端部に取り付けらて出力アーム40のホールド当接突起49に当接するホールドリフタ86とを含み構成されている。
以上に示した可変動弁機構9の様子を、{1}入力アーム30と出力アーム40とを連結してバルブ7を駆動する駆動状態の時(連結時)と、{2}その連結を解除してバルブ7の駆動を休止する休止状態の時(非連結時)とに分けて以下に説明する。
{1}駆動状態の時(連結時)
バルブ7を駆動する駆動状態の時には、図4(a)に示すように、油圧室61の油圧が下がることによってリターンスプリング56の復元力で第一連結ピン51と第二連結ピン52とが左側のそれぞれの連結位置に駆動される。それにより、入力アーム30と出力アーム40とが連結されて、図5に示すように、出力アーム40が入力アーム30と共に揺動してバルブ7を駆動する。このとき、ホールド機構80のホールドリフタ86は、出力アーム40とホールドスプリング85とにより押圧されることによって、出力アーム40に追従して動く。
{2}休止状態の時(非連結時)
バルブ7の駆動を休止する休止状態の時には、図4(b)に示すように、油圧室61の油圧が上がることによってその油圧で第一連結ピン51と第二連結ピン52とがリターンスプリング56の復元力に抗して右側のそれぞれの非連結位置に駆動される。それにより、入力アーム30と出力アーム40との連結が解除されて、図6に示すように、出力アーム40は静止し、入力アーム30のみが駆動カム10とロストモーション機構70とにより押圧されて空振りする。このとき、ホールド機構80のホールドリフタ86は、ホールドスプリング85の復元力で出力アーム40に押し付けられることにより、静止した状態で出力アーム40に摺べることなく当接するとともに、該出力アーム40をバルブ7のステムエンドに押し付けて該出力アーム40のばたつきを防止する。
本実施例1によれば、次の[ア]〜[ウ]の効果を得ることができる。
[ア]休止状態の時には、ホールドリフタ86が出力アーム40にバルブ7側とは反対側の揺動方向側から摺ることなく当接するため、休止状態の時における出力アーム40のばたつきを、摺動摩擦を発生させることなく防止することができる。そのため、摺りながら当接する摺接式のホールド機構を設けた場合(従来例2)に比べて、フリクション低減による燃費の向上、摩耗低減、コスト低減等の利点を得ることができる。
[イ]ホールドスプリング85の荷重は、出力アーム40がバルブ7を駆動する側の方向に進むに従い小さくなるので、出力アーム40のばたつきを防止する必要のない駆動状態の時には、ホールドスプリング85による荷重を小さく抑えることができる。
[ウ]本実施例1のカムシャフト15に、従来例2の場合のようにベース円のみからなる補助カムを設けて、該補助カムで出力アーム40のばたつきを防止した場合には、該補助カムの径の大きさによって出力アーム40の非連結時(休止状態の時)における静止位置が決まるが、該静止位置がずれた場合には、入力アーム30(左右一対のアウタアーム31,31)の第一連結穴53および第三連結穴55に出力アーム40の第二連結穴54が合わさらなくなるため、該補助カムの径の大きさの精度は重要になる。しかし、本実施例1では、バルブスプリング8よりも弱いホールドスプリング85の押圧力で出力アーム40をバルブ7のステムエンドに押え付けているため、ホールド機構80により出力アーム40の静止位置が決まることはなく、そのため、ホールド機構80の高精度の調整が不要となる。
図7〜図9に示す本実施例2の可変動弁機構89は、ホールド機構90のみが実施例1のホールド機構80と相違し、その他の部分については実施例1と同様である。
そのホールド機構90は、シリンダヘッド(図示略)に取付部92を介して固着された筒状のボディ91と、該ボディ91の上端部に取り付けられて雌ネジ状の雌ネジ孔94を備えたリテーナ93と、該リテーナ93の雌ネジ孔94に螺着された雄ネジ状の雄ネジ部材95と、該雄ネジ部材95の下端部に設けられた傘状のホールド部96とを含み構成され、該ホールド部96の下端部が出力アーム40のホールド当接突起49に当接している。そして、雌ネジ孔94と雄ネジ部材95とが、ホールド部96を上下方向(出力アーム40に遠近する方向)に位置調整するための位置調整機構を構成している。
以上に示した可変動弁機構89の様子を、{1}入力アーム30と出力アーム40とを連結してバルブ7を駆動する駆動状態の時(連結時)と{2}その連結を解除してバルブ7の駆動を休止する休止状態の時(非連結時)とに分けて以下に説明する。
{1}駆動状態の時(連結時)
バルブ7を駆動する駆動状態の時には、油圧室61の油圧が下がることによってリターンスプリング56の復元力で第一連結ピン51と第二連結ピン52とが左側のそれぞれの連結位置に駆動される。それにより、入力アーム30と出力アーム40とが連結されて、図8に示すように、出力アーム40が入力アーム30と共に揺動してバルブ7を駆動する。このとき、ホールド機構90のホールド部96は、静止してバルブ7のリフト量が零になるときにのみ出力アーム40のホールド当接突起49に当接する。
{2}休止状態の時(非連結時)
バルブ7の駆動を休止する休止状態の時には、油圧室61の油圧が上がることによってその油圧で第一連結ピン51と第二連結ピン52とがリターンスプリング56の復元力に抗して右側のそれぞれの非連結位置に駆動される。それにより、入力アーム30と出力アーム40との連結が解除されて、図9に示すように、出力アーム40は静止し、入力アーム30のみが駆動カム10とロストモーション機構70とにより押圧されて空振りする。このとき、ホールド機構90のホールド部96は、静止した状態で出力アーム40に当接することにより、該出力アーム40のばたつきを防止する。
本実施例2によれば、実施例1で示した[ア]の効果を得られるのに加え、次の[エ]の効果も得ることができる。
[エ]実施例1では、ホールドスプリング85の押圧力(復元力)でホールドリフタ86を出力アーム40に押圧するため、それにより駆動状態の時には若干の摩擦や抵抗が発生するが、本実施例2では、そのような押圧力も完全になくなるため、より摩擦や抵抗を少なくすることができる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で変更して具体化することもできる。
7 バルブ
9 可変動弁機構
10 駆動カム
30 入力アーム
40 出力アーム
50 連結機構(切換機構の一部)
60 油圧機構(切換機構の一部)
80 ホールド機構(非摺接式)
85 ホールドスプリング
86 ホールドリフタ
89 可変動弁機構
90 ホールド機構
94 雌ネジ孔(調整機構の一部)
95 雄ネジ部(調整機構の一部)
96 ホールド部

Claims (4)

  1. カムシャフト(15)に形成された駆動カム(10)と、該駆動カムに駆動されて揺動する入力アーム(30)と、該入力アームの隣に揺動可能に設けられた出力アーム(40)と、前記入力アーム(30)に前記出力アーム(40)を連結して該出力アームでバルブ(7)を駆動する駆動状態とその連結を解除して前記バルブ(7)の駆動を休止する休止状態との間で切換を行う切換機構(50,60)と、前記休止状態の時に前記入力アーム(30)を押圧して該入力アーム(30)が前記駆動カム(10)に追従して揺動するようにするロストモーション機構(70)とを含み構成された可変動弁機構において、
    前記休止状態の時に前記出力アーム(40)に前記バルブ(7)側とは反対側の揺動方向側から摺ることなく当接して該出力アーム(40)のばたつきを防止する非摺接式のホールド機構(80,90)を設け、
    前記休止状態の時に前記出力アーム(40)に前記バルブ(7)側とは反対側の揺動方向側から摺りながら当接して該出力アーム(40)のばたつきを防止する摺接式のホールド機構を設けず、
    前記カムシャフト(15)の軸線方向に直交する一の仮想平面内に、前記駆動カム(10)と、前記ロストモーション機構(70)及びそれに当接する前記入力アームの当接部(36)と、前記ホールド機構(80,90)及びそれに当接する前記出力アームの当接部(49)とを、該仮想平面の面方向にずらして設置していることを特徴とする可変動弁機構。
  2. 前記ロストモーション機構(70)と前記ホールド機構(80,90)とは、いずれも筒状のボディ(71,81,91)を備え、
    前記ロストモーション機構(70)のボディ(71)の中心線を入力アーム(20)側の反対側に延長した延長線と、前記ホールド機構(80,90)のボディ(81,91)の中心線を出力アーム(40)側の反対側に延長した延長線とが交わる角度で、前記ロストモーション機構(70)と前記ホールド機構(80,90)とを設置している請求項1記載の可変動弁機構。
  3. 前記非摺接式のホールド機構(80)は、前記出力アーム(40)に当接するホールドリフタ(86)と、該ホールドリフタ(86)を前記出力アーム(40)に押圧するホールドスプリング(85)とを含み、
    前記ホールドリフタ(86)は、前記駆動状態の時には前記出力アーム(40)に追従して動き、前記休止状態の時には静止するように構成された請求項1又は2記載の可変動弁機構。
  4. 前記非摺接式のホールド機構(90)は、前記出力アーム(40)に当接するホールド部(96)と、該ホールド部(96)を前記出力アーム(40)に遠近する方向に位置調整する位置調整機構(94,95)とを含み、
    前記ホールド部(96)は、前記駆動状態の時にも前記休止状態の時にも静止するように構成された請求項1又は2記載の可変動弁機構。
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