JP5436134B2 - ロッカアーム及び動弁機構 - Google Patents

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本発明は、駆動用カムとバルブとの間に介装されるロッカアーム及びロッカアームを備えた動弁機構に関する。
ロッカアームの中には、図8に示す従来例のロッカアーム90のように、先端部にラッシュアジャスタ95を内蔵し、該ラッシュアジャスタ95の作用部96で直接バルブ8を押圧するものがある(特許文献1等が関連)。
特開平6−193411号公報
ところが、上記の従来例のロッカアーム90では、ラッシュアジャスタ95の作用部96で直接バルブ8を押圧する関係上、重量物であるラッシュアジャスタ95を揺動中心から遠いロッカアーム90の先端部に配置しなければならず、それにより揺動時の慣性質量が増加して該ロッカアーム90の運動性が悪化してしまう。
そこで、ロッカアームにラッシュアジャスタを内蔵するとともに、該ロッカアームの運動性を従来例よりも良くすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のロッカアームは、駆動用カムとバルブとの間に介装されるロッカアームにおいて、揺動可能に設けられた第一アームと、前記第一アームに、該第一アームと一緒に揺動する回動軸を中心に回動可能に取り付けられるとともに、揺動時に前記バルブを押圧する押圧部を備えた第二アームと、前記第一アームに、該第一アームと一緒に揺動するように取り付けられるとともに、前記第二アームに作用して該第二アームを前記押圧部と前記バルブとの間のバルブクリアランスがなくなる側の回動方向に付勢する作用部を備えたラッシュアジャスタとを含み構成され、前記第二アームの押圧部よりも、前記ラッシュアジャスタの作用部の方が、前記第一アームの揺動中心の近くに配置され、前記第一アームは、前記揺動中心上に設けられた支持シャフトによって揺動可能に支持され、該支持シャフトには、前記ラッシュアジャスタとの接触を回避するための切欠が設けられ、前記ラッシュアジャスタは、その一部が前記切欠の内側にかかるまで前記揺動中心に接近して配置されたことを特徴とする。
ここで、前記ラッシュアジャスタは、その一部が前記切欠の内側にかかるまで前記揺動中心に接近して配置されているのは、より揺動時の慣性質量を軽減することができるからである。
前記ロッカアームを含み構成される動弁機構は、特に限定されないが、次の[i][ii]の動弁機構を例示する。
[i]駆動用カムとバルブとの間に介装される入力部材及び出力部材と、前記入力部材と前記出力部材とを連結した連結状態とその連結を解除した非連結状態との間で切換を行う切換装置とを備え、該切換により前記バルブの開閉量を変更する可変動弁機構において、前記出力部材は、前記本発明のロッカアームであり、前記切換装置は、前記回動軸上に設けられた連結ピンと、該連結ピンを前記回動軸の長さ方向に前記入力部材と前記出力部材との間を跨ぐ連結位置と跨がない非連結位置との間で駆動するピン駆動装置とを含み構成されたことを特徴とする可変動弁機構。
ここで、連結ピンを回動軸上に設けるのは、該回動軸上に設ければ、ラッシュアジャスタによるバルブクリアランスの自動調整機能により、第二アームが第一アームに対して相対回動しても、その影響が連結ピンに及ぶことはないからである。
[ii]バルブを、開閉量を変更しないで一定の開閉量で駆動する動弁機構において、前記本発明のロッカアームを含み構成されたことを特徴とする動弁機構。
また、同目的を達成するため、本発明の可変動弁機構は、駆動用カムとバルブとの間に介装される入力部材及び出力部材と、前記入力部材と前記出力部材とを連結した連結状態とその連結を解除した非連結状態との間で切換を行う切換装置とを備え、該切換により前記バルブの開閉量を変更する可変動弁機構において、前記出力部材は、前記駆動用カムと前記バルブとの間に介装されるロッカアームであって、揺動可能に設けられた第一アームと、前記第一アームに、該第一アームと一緒に揺動する回動軸を中心に回動可能に取り付けられるとともに、揺動時に前記バルブを押圧する押圧部を備えた第二アームと、前記第一アームに、該第一アームと一緒に揺動するように取り付けられるとともに、前記第二アームに作用して該第二アームを前記押圧部と前記バルブとの間のバルブクリアランスがなくなる側の回動方向に付勢する作用部を備えたラッシュアジャスタとを含み構成され、前記第二アームの押圧部よりも、前記ラッシュアジャスタの作用部の方が、前記第一アームの揺動中心の近くに配置され、前記切換装置は、前記回動軸上に設けられた連結ピンと、該連結ピンを前記回動軸の長さ方向に前記入力部材と前記出力部材との間を跨ぐ連結位置と跨がない非連結位置との間で駆動するピン駆動装置とを含み構成され、前記揺動中心が前記ラッシュアジャスタと前記連結ピンとの間に位置することを特徴とする。
本願発明によれば、バルブを押圧する押圧部よりもラッシュアジャスタの作用部の方が揺動中心の近くに配置されているため、バルブを押圧する押圧部にラッシュアジャスタの作用部が配置される従来例に比べて、揺動時のラッシュアジャスタの慣性質量が軽減される。そのため、ロッカアームの運動性を、従来例よりも良くすることができる。
実施例1の可変動弁機構を示す斜視図である。 同実施例1の可変動弁機構を示す分解斜視図である。 同実施例1の可変動弁機構を示す平面図である。 同実施例1の可変動弁機構を示す側面断面図である。 同実施例1の可変動弁機構において、入力部材と出力部材との連結を解除した際の様子を(a)に示し、連結した際の様子を(b)に示す平面断面図である。 同実施例1の可変動弁機構において、入力部材と出力部材との連結を解除した際の様子を(a)に示し、連結した際の様子を(b)に示す側面図である。 実施例2の可変動弁機構を示す平面図である。 従来例の可変動弁機構を示す側面断面図である。
図1〜図6に示す本実施例1の可変動弁機構9は、同一気筒に対して設けられた2本の吸気用又は排気用のバルブ8,8に対して設けられており、該2本のバルブ8,8を開閉するとともに、その開閉量を内燃機関の運転状況に応じて零(休止状態)と所定量(駆動状態)との間で2段階に変更する。この可変動弁機構9は、次に示すカムシャフト10と、支持シャフト20と、入力部材24と、出力部材29,29と、切換装置60と、バルブスプリング70とを含み構成されている。
[カムシャフト10]
カムシャフト10は左右方向に延びるシャフトであって、内燃機関が回転するのに従い回転駆動される。このカムシャフト10には、次に示す駆動用カム14と、補助カム19,19とがそれぞれ一体形成されている。駆動用カム14は、基本部分となる断面形状が真円のベース円(図示略)と、該ベース円から突出したカムノーズ15とを含み構成されている。補助カム19,19は、駆動用カム14の左右両側に設けられており、断面形状が真円のベース円のみからなる。なお、各補助カム19には、駆動用カム14のカムノーズ15よりもリフト量が小さいカムノーズを設けてもよい。
[支持シャフト20]
支持シャフト20は、入力部材24及び出力部材29,29を揺動可能に支持するためのパイプ状の左右方向に延びるシャフトであって、そのパイプの内側は、ラッシュアジャスタ50,50にオイルを供給するための油路21となっている。また、この支持シャフト20の出力部材29,29を支持する部分には、該出力部材29,29に内蔵されるラッシュアジャスタ50,50との接触を回避するための切欠23,23が設けられており、該切欠23,23と油路21との間には、該切欠23,23にオイルを供給するための貫通孔22,22が設けられている。
[入力部材24]
入力部材24は、左右方向に直交する一方向に延びるアーム(ロッカアーム)であって、後端部に被支持孔25を備え、該被支持孔25に支持シャフト20が挿通されることよって、該支持シャフト20に揺動可能に支持されている。また、該入力部材24の先端部には、駆動用カム14に当接するローラ26が軸材27を介して回転可能に取り付けられている。また、入力部材24とシリンダヘッド7との間には、該入力部材24を駆動用カム14方向に付勢することによって、休止状態(非連結状態)の時にも該入力部材24を駆動用カム14に追従させるロストモーションスプリング(図示略)が取り付けられている。
[出力部材29,29]
出力部材29,29は、入力部材24と平行に延びる該入力部材24よりも長いアーム(ロッカアーム)であって、該入力部材24の左右両側に設けられている。そして、各出力部材29は、次に示す第一アーム30と、第二アーム40と、ラッシュアジャスタ50とを含み構成されている。
第一アーム30は、鋳造(ダイキャスト)によって形成されたアームである。この第一アーム30は、長さ方向中間部に被支持孔35を備え、該被支持孔35に支持シャフト20が挿通されることよって、該支持シャフト20に揺動可能に支持されている。また、該第一アーム30の先端部には、補助カム19に当接するローラ36が軸材37を介して回転可能に取り付けられるとともに、第二アーム40の長さ方向中間部が同じ軸材37を介して回動可能に支持されている。この第一アーム30の先端部の軸材37は、連結状態の時、及び非連結状態の時における駆動用カム14のカムノーズ15が入力部材24のローラ26に当接しないカムノーズ非当接時には、入力部材24の先端部の軸材27の延長線上に並ぶように配置されている。また、該第一アーム30は、後端部に取付穴31を備え、該取付穴31にラッシュアジャスタ50が取り付けられている。この取付穴31の側部は、支持シャフト20の切欠23に連通しており、該切欠23からラッシュアジャスタ50にオイルが供給されるようになっている。
第二アーム40は、板金によって形成されたアームであって、第一アーム30と一緒に揺動してバルブ8を開閉する。この第二アーム40は、長さ方向中間部に被支持孔45を備え、該被支持孔45に第一アーム30の先端部の軸材37が挿通されることよって、該第一アーム30の先端部に該軸材37を介して回動可能に支持されている。この第二アーム40は、後端部にラッシュアジャスタ50に当接する被作用部41を備え、先端部にバルブ8のステムエンドに当接して該ステムエンドを揺動時に押圧する押圧部46を備えている。また、該第二アーム40は、補助カム19の左右の側面に当接する当接面48,48を備え、該左右の側面に該当接面48,48が当接することによって、出力部材29の左右方向への変位が規制される。また、それによって、両出力部材29,29の間に配された入力部材24の左右方向への変位も規制される。
ラッシュアジャスタ50は、現行品の油圧式のラッシュアジャスタであって、第一アーム30,30の取付穴31,31に取り付けられて該第一アーム30と一緒に揺動する。このラッシュアジャスタ50は、その一部が支持シャフト20の切欠23の内側にかかるまで出力部材29の揺動中心Pに接近して配置される。各ラッシュアジャスタ50は、ボディ51及びプランジャ52と、プランジャ52が下降(リークダウン)した際には、ボディ51の内部でプランジャ52に押圧される高圧油室56と、該高圧油室56に逆止弁58を介して連通し得る、プランジャ52の内部に設けられた低圧油室57と、プランジャ52を上方へ押し返すスプリング59とを含み構成されている。そして、プランジャ52が下降した際には、高圧油室56のオイルが、プランジャ52とボディ51と間のクリアランスを経て低圧油室57へリークし、プランジャ52が上昇した際には、低圧油室57のオイルが、逆止弁58を経て高圧油室56へ流入する仕組みとなっている。そして、プランジャ52の先端には、第二アーム40の被作用部41に作用して、該第二アーム40を、その押圧部46とバルブ8との間のバルブクリアランスがなくなる側の回動方向に付勢する作用部53が設けられている。
[切換装置60]
切換装置60は、入力部材24と出力部材29とを相互に相対回動不能に連結した連結状態とその連結を解除した非連結状態との間で切換を行う装置である。この切換装置60は、次に示す連結ピン61,61と、ピン駆動装置66とを含み構成されている。
連結ピン61,61は、入力部材24の軸材27の軸心に設けられた入力側連結穴62と、出力部材29,29の軸材37,37の軸心に設けられた出力側連結穴63,63との間を跨ぐ連結位置と跨がない非連結位置との間で変位可能に構成されている。入力側連結穴62と左右一方の出力側連結穴63とは、貫通穴状に形成されており、左右他方の出力側連結穴63は有底穴状に形成されている。
ピン駆動装置66は、連結ピン61,61の左右一方側に設けられたアクチュエータ67と、左右他方側に設けられたリターンスプリング69とを含み構成されている。アクチュエータ67は、油圧式ピストンや電磁ソレノイド等のアクチュエータであって、図5(a)に示すように、左右一方側の出力側連結穴63に挿入された駆動ピン68を介して連結ピン61,61を左右他方に駆動することによって、両連結ピン61,61を、入力側連結穴62と各出力側連結穴63,63との間を跨がない非連結位置に駆動する。それによって、図6(a)に示すように、入力部材24のみが支持シャフト20を軸に揺動する休止状態に切り換わる。また、リターンスプリング69は、左右他方の出力側連結穴63の底面と左右他方側の連結ピン61の端面との間に設けられたスプリングであって、図5(b)に示すように、アクチュエータ67の押圧力がなくなった時又は弱まった時に連結ピン61,61を左右一方側に押し返すことによって、両連結ピン61,61を入力側連結穴62と各出力側連結穴63,63との間を跨ぐ連結位置に駆動する。それによって、図6(b)に示すように、入力部材24と出力部材29,29とが支持シャフト20を軸に一体的に揺動してバルブ8,8を開閉する駆動状態に切り換わる。
[バルブスプリング70,70]
バルブスプリング70,70は、バルブ8,8を閉じる方向に押し戻すためのスプリングであって、各バルブ8,8に対して1つずつ設けられている。
本実施例1によれば、次の[A]〜[F]の効果を得ることができる。
[A]出力部材29においては、バルブ8を押圧する押圧部46よりもラッシュアジャスタ50の作用部53の方が揺動中心Pの近くに配置されているため、バルブを押圧する押圧部にラッシュアジャスタの作用部が配置される従来例に比べて、揺動時のラッシュアジャスタ50の慣性質量が軽減される。そのため、出力部材29の運動性を、従来例よりも良くすることができる。
[B]ラッシュアジャスタ50は、揺動中心Pの近くにあるので、該揺動中心Pにある油路21からラッシュアジャスタ50までの油圧経路(貫通孔22、切欠23、取付穴31)を短く抑えることができる。そのため、油路形成のために出力部材29が大きくなるのを抑えることができる。また、このように、ラッシュアジャスタ50に関わる油圧経路は、支持シャフト20にある油路21、貫通孔22、切欠23、及び第一アーム30にある取付穴31のみで完結するため、シリンダヘッド7やその他の部品に複雑な油圧経路を加工する必要がない。
[C]連結ピン61は、第二アーム40の第一アーム30に対する回動軸Q上にあるので、ラッシュアジャスタ50によるバルブクリアランスの自動調整機能により第二アーム40が第一アーム30に対して回動してもその影響が連結ピン61に及ぶことはない。
[D]出力部材29は、従来どおりのラッシュアジャスタ50を取り付けられるように構成されているため、ラッシュアジャスタ50の形状等を設計変更する必要がない。
[E]出力部材29は、鋳造(ダイキャスト)により形成された第一アーム30と、板金により形成された第二アーム40とを組み合わせることで、軽量、かつ、コンパクトに形成することができる。
[F]ロッカアームをラッシュアジャスタで支持する従来の動弁系のラッシュボア(ラッシュアジャスタの取付穴)付近に、本実施例1の可変動弁機構9を搭載することでコンパクトにレイアウトできる。
図7に示す本実施例2の動弁機構80は、実施例1の可変動弁機構9と略同様であるが、バルブ8を、開閉量を変更しないで一定の開閉量で駆動する(すなわち、可変機能を備えていない)点で相違している。詳しくは、該動弁機構80は、入力部材24及び切換装置60を備えず、また、カムシャフト10には、入力部材24を駆動する駆動用カム14が形成されておらず、また、該カムシャフト10には、補助カム19,19の代わりに、出力部材(ロッカアーム)29,29のローラ36,36に当接して該出力部材(ロッカアーム)29,29を駆動する駆動用カム14,14が形成されている点で実施例1と相違している。
本実施例2によれば、実施例1で示した[A][B]及び[D]〜[F]の効果を得ることができる。
なお、本発明は上記実施例1,2の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で変更して具体化することもできる。
8 バルブ
9 可変動弁機構
14 駆動用カム
20 支持シャフト
23 切欠
24 入力部材
29 出力部材(ロッカアーム)
30 第一アーム
40 第二アーム
46 押圧部
50 ラッシュアジャスタ
53 作用部
60 切換装置
61 連結ピン
66 ピン駆動装置
80 動弁機構
P 第一アームの揺動中心
Q 第二アームの回動軸

Claims (4)

  1. 駆動用カム(14)とバルブ(8)との間に介装されるロッカアームにおいて、
    揺動可能に設けられた第一アーム(30)と、
    前記第一アーム(30)に、該第一アーム(30)と一緒に揺動する回動軸(Q)を中心に回動可能に取り付けられるとともに、揺動時に前記バルブ(8)を押圧する押圧部(46)を備えた第二アーム(40)と、
    前記第一アーム(30)に、該第一アーム(30)と一緒に揺動するように取り付けられるとともに、前記第二アーム(40)に作用して該第二アーム(40)を前記押圧部(46)と前記バルブ(8)との間のバルブクリアランスがなくなる側の回動方向に付勢する作用部(53)を備えたラッシュアジャスタ(50)とを含み構成され、
    前記第二アーム(40)の押圧部(46)よりも、前記ラッシュアジャスタ(50)の作用部(53)の方が、前記第一アーム(30)の揺動中心(P)の近くに配置され
    前記第一アーム(30)は、前記揺動中心(P)上に設けられた支持シャフト(20)によって揺動可能に支持され、該支持シャフト(20)には、前記ラッシュアジャスタ(50)との接触を回避するための切欠(23)が設けられ、
    前記ラッシュアジャスタ(50)は、その一部が前記切欠(23)の内側にかかるまで前記揺動中心(P)に接近して配置されたことを特徴とするロッカアーム。
  2. 駆動用カム(14)とバルブ(8)との間に介装される入力部材(24)及び出力部材(29)と、前記入力部材(24)と前記出力部材(29)とを連結した連結状態とその連結を解除した非連結状態との間で切換を行う切換装置(60)とを備え、該切換により前記バルブ(8)の開閉量を変更する可変動弁機構において、
    前記出力部材(29)は、請求項1記載のロッカアームであり、
    前記切換装置(60)は、前記回動軸(Q)上に設けられた連結ピン(61)と、該連結ピン(61)を前記回動軸(Q)の長さ方向に前記入力部材(24)と前記出力部材(29)との間を跨ぐ連結位置と跨がない非連結位置との間で駆動するピン駆動装置(66)とを含み構成されたことを特徴とする可変動弁機構。
  3. バルブ(8)を、開閉量を変更しないで一定の開閉量で駆動する動弁機構において、
    請求項1記載のロッカアームを含み構成されたことを特徴とする動弁機構。
  4. 駆動用カム(14)とバルブ(8)との間に介装される入力部材(24)及び出力部材(29)と、前記入力部材(24)と前記出力部材(29)とを連結した連結状態とその連結を解除した非連結状態との間で切換を行う切換装置(60)とを備え、該切換により前記バルブ(8)の開閉量を変更する可変動弁機構において、
    前記出力部材(29)は、前記駆動用カム(14)と前記バルブ(8)との間に介装されるロッカアームであって、揺動可能に設けられた第一アーム(30)と、前記第一アーム(30)に、該第一アーム(30)と一緒に揺動する回動軸(Q)を中心に回動可能に取り付けられるとともに、揺動時に前記バルブ(8)を押圧する押圧部(46)を備えた第二アーム(40)と、前記第一アーム(30)に、該第一アーム(30)と一緒に揺動するように取り付けられるとともに、前記第二アーム(40)に作用して該第二アーム(40)を前記押圧部(46)と前記バルブ(8)との間のバルブクリアランスがなくなる側の回動方向に付勢する作用部(53)を備えたラッシュアジャスタ(50)とを含み構成され、前記第二アーム(40)の押圧部(46)よりも、前記ラッシュアジャスタ(50)の作用部(53)の方が、前記第一アーム(30)の揺動中心(P)の近くに配置され、
    前記切換装置(60)は、前記回動軸(Q)上に設けられた連結ピン(61)と、該連結ピン(61)を前記回動軸(Q)の長さ方向に前記入力部材(24)と前記出力部材(29)との間を跨ぐ連結位置と跨がない非連結位置との間で駆動するピン駆動装置(66)とを含み構成され、
    前記揺動中心(P)が前記ラッシュアジャスタ(50)と前記連結ピン(61)との間に位置することを特徴とする可変動弁機構。
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