JP5991177B2 - 塗工ファンシー紙 - Google Patents
塗工ファンシー紙 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5991177B2 JP5991177B2 JP2012268012A JP2012268012A JP5991177B2 JP 5991177 B2 JP5991177 B2 JP 5991177B2 JP 2012268012 A JP2012268012 A JP 2012268012A JP 2012268012 A JP2012268012 A JP 2012268012A JP 5991177 B2 JP5991177 B2 JP 5991177B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- coated
- pigment
- base paper
- coating layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
塗工ファンシー紙は、印刷を施した際の印刷部の光沢である印刷光沢が比較的高いグロス系と、印刷光沢が低いマット系に分類されることがあるが、いずれも、非塗工紙の持つ表面凹凸感や触感、低光沢な外観を模して非塗工紙風合いを有するように仕上げられている。塗工ファンシー紙は、原紙上に顔料塗工層を有するため、非塗工紙と比較して印刷品質が良好であることが特徴である。すなわち、非塗工紙の風合いを持ちつつ、塗工紙の印刷品質をも両立させた紙である。
前記の如く、塗工ファンシー紙は、非塗工紙と塗工紙の良い面を併せ持ってはいるが、これまでの塗工ファンシー紙に印刷を行った場合には幾つかの欠点があった。
特定の平滑度を有する基材上に有機填料を特定量配合した塗工層を形成し、塗工面の表面粗さを特定の範囲に調整した塗工印刷用紙(特許文献1参照)、バインダーと艶消し剤を含む塗工層を設けてなる印刷用艶消し塗工紙(特許文献2参照)、原紙上に、顔料と接着剤を主とする塗工層を設けた印刷用塗工紙において、最表層を特定の塗工量として設け、次いで該最表層を特定の凹凸を有するように凹凸加工を施す方法(特許文献3参照)、原紙上にカオリンと有機合成顔料等を含有し、さらにバインダーとしてスチレン−ブタジエン共重合体ラテックスと特定澱粉を特定量含有する塗被層を設けた高級印刷用紙(特許文献4)が提案されている。
(3)前記顔料塗工層が、エアーナイフコーター、カーテンコーター、スロットダイコーター、スプレーコーターから選ばれる非接触計量形式の塗工装置によって形成されている顔料塗工層であることを特徴とする、(1)項又は(2)項に記載の塗工ファンシー紙。
(5)前記顔料塗工層が、顔料平均粒子径0.1〜1.0μmのデラミネーテッドカオリンを全顔料100質量部中に30質量部以下の量で含有する顔料塗工層である、(1)〜(4)項のいずれか1項に記載の塗工ファンシー紙。
(7)前記顔料塗工層が、平均粒子径が0.2〜0.6μmである立方形状軽質炭酸カルシウムを全顔料100質量部中10〜30部含有する顔料塗工層である、(4)項〜(6)項のいずれか1項に記載の塗工ファンシー紙。
(9)マット調塗工ファンシー紙である、(1)項〜(8)項のいずれか1項に記載の塗工ファンシー紙。
本発明の塗工ファンシー紙は、高級印刷分野で印刷物の差別化、高級化を図るために使用されている、紙に色・模様・柄などを付したり、原紙中に毛染繊維を混抄したりした、装飾性の高い印刷用紙であって、一般に、ファンシー紙(ファンシーペーパー)やファインペーパーと呼ばれている印刷用紙のうち、非塗工紙の持つ表面凹凸感や触感、低光沢な外観を模して非塗工紙風合いを有するように仕上げられた顔料塗工層を有する塗工ファンシー紙である。
アルカリ酸素漂白が施されたパルプは次いで洗浄工程へ送られる。パルプは洗浄後、多段漂白工程へ送られる。
また、歩留向上剤、濾水性向上剤、紙力増強剤の具体例としては、例えば、アルミニウム等の多価金属化合物(具体的には硫酸バンド、塩化アルミニウム、アルミン酸ソーダ、塩基性アルミニウム化合物等)、各種澱粉類、ポリアクリルアミド、尿素樹脂、ポリアミドポリアミン樹脂、ポリエチレンイミン、ポリアミン、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキサイド等が例示できる。
サイズプレス工程における塗工装置としては、サイズプレス工程における塗工液が顔料を含まないクリアサイズプレスであるか、顔料を含むピグメントサイズプレスであるかにかかわらず、2ロールコーター、ゲートロールコーター等の公知のサイズプレスコーターが使用できる。断紙等のトラブルによる生産効率低下回避、塗工の均一性確保のため、フィルムトランスファー方式のロール塗工装置であることが好ましい。フィルムトランスファー方式のロール塗工装置としては、計量装置としてブレードまたはロッドを使用することにより、原紙に接する前のロール表面上にあらかじめ所望の塗工液量を計量し、この塗工液を原紙に接触、転移させることでサイズプレス、すなわち塗工が実施される。計量装置として、装置の耐久性を考慮すると、ロッドを使用したロッドメタリングサイズプレスであることがより好ましい。
デラミネーテッドカオリンの平均粒子径が0.1μm未満の場合、デラミネーテッドカオリン配合によるコスレ汚れ向上効果が発現されにくく、他方、平均粒子径が1.0μmを越えると、インキ乾燥性が低下しコスレ汚れ改善効果が発現しにくくなる場合がある。また、デラミネーテッドカオリンの配合量が30質量部を越えると、塗工紙表面の非塗工紙風合いが損なわる場合がある。
LBKP100部に、填料として軽質炭酸カルシウム(商品名:タマパールTP−121、奥多摩工業社製)を10部添加した後、パルプスラリーの全固形分に対して硫酸アルミニウム1.5%、カチオン澱粉(商品名:エースK100、王子コーンスターチ社製)0.5%、アルキルケテンダイマーサイズ剤(商品名:サイズパインK−287、荒川化学社製)0.4%、ポリアクリルアミド(商品名:ポリストロン851、荒川化学社製)1.5%を順次添加し、紙料を調製した。この紙料を長網式フォーマーにて抄紙し、安定した非塗工紙風合いを得るため、プレス形式としてトライニッププレス形式のプレスを用い、1P/2P/3Pのプレス圧として40/40/65kN/mの条件でプレスした後、乾燥を行い、坪量120.0g/m2の原紙Aを得た。
原紙Aと同様の紙料から、原紙Aと同様にして表1〜表3に示す坪量とステキヒトサイズ度を有する原紙B〜I,M〜Qを得た。
原紙Aを得る紙料で使用されているサイズ剤を含まない紙料を調製し、この紙料から原紙Aと同様にして抄紙し、プレスした後、乾燥を行って原紙を得た。この原紙に対して、サイズプレス工程で、PVA溶液(商品名:PVA117、株式会社クラレ製、固形分濃度8.5%)を両面に塗工・乾燥して、PVA塗工層を形成した坪量128g/m 2 の実験例11の原紙Kを得た。また、原紙KにおいてPVAサイズプレス工程で使用したPVA溶液の代わりに、サイズプレス工程で、PVA溶液(商品名:PVA117、前出)にさらに増粘剤(商品名:SNシックナー929−S、サンノプコ株式会社製)をPVA/増粘剤=5/1(水溶液比として)となるよう両面に塗工・乾燥して形成した坪量128g/m 2 の実験例12の原紙Lを得た。
タルクに分散剤(商品名:アロンT−50、東亞合成社製)0.4部を添加し、濃度60%のスラリーを調製した。また、デラミネーテッドカオリンに分散剤(商品名:アロンT−50、前出)0.1部を添加し、濃度70%のスラリーを調製した。粉体で供給される軽質炭酸カルシウムは、分散剤(商品名:アロンT−50、前出)0.3部を添加し、濃度55%のスラリーを調製した。
粉体で供給される重質炭酸カルシウムは、分散剤(商品名:アロンT−50、前出)0.3部を添加し、濃度55%のスラリーを調製した。
タルクスラリー、デラミネーテッドカオリンスラリー、重質炭酸カルシウムスラリー、軽質炭酸カルシウムスラリーを表1に示す配合で攪拌した後、澱粉(商品名:エースA、王子コーンスターチ株式会社製)3部とラテックス(商品名:OJ−3000H、JSR株式会社製、平均粒子径80nm)15部を加え、さらに助剤として消泡剤および染料を順次加え、更に水を加えて顔料塗工層用水性塗工液を得た。表1、表2及び表3に記載の各塗工ファンシー紙には以下の顔料を用いた。
商品名 PD―680、WMC Industrial Minerals社製、平均粒子径2.8μm
(カオリン)
デラミネーテッドカオリン、商品名 ハイドラシーン、KaMin社製、平均粒子径:0.14μm
(重質炭酸カルシウム)
G1:商品名 ハイドロカーブ90、備北粉化工業株式会社製、平均粒子径:0.72μm、0.2μm以下の粒子割合:16%
G2:商品名 FMT-OP、株式会社ファイマテック製、平均粒子径0.64μm、0.2μm以下の粒子割合:9%
(軽質炭酸カルシウム)
P1:商品名 TP−221GS、奥多摩工業株式会社製、平均粒径0.45μm、紡錘形状
P2:商品名 ブリリアント15、白石カルシウム工業株式会社製、平均粒径0.34μm
ISO 8254−1(1999)に準じて、入射・受光角75度の光沢値を光沢度計(型式:GM−26D、村上色彩技術研究所社製)を使用して測定した。
ISO 2813(1994)に準じて、入射・受光角60度の光沢値を光沢度計(型式:GM−26D、村上色彩技術研究所社製)を使用して測定した。
染色堅ろう度用摩擦試験機(東洋精機製作所製)を用い、印刷していない塗工紙2枚を対向させ、500gの荷重を負荷した条件で4往復させて表面強度の試験を行った。試験後、塗工紙の擦られた部分の擦られていない部分との光沢差を目視評価し、表面強度評価を行った。点数が高いほどコスレ傷が目立たずに表面強度が良好である。
RI印刷試験機を用い、墨インキ(商品名:バリウスG墨Sタイプ、大日本インキ社製)を0.6g計量して展開し、各塗工紙に印刷を行った。印刷後、室温にて24時間放置してインキを乾燥させた後、染色堅ろう度用摩擦試験機(前出)を用い、印刷面と非印刷面を対向させ、500gの荷重を負荷した条件で4往復させてコスレ汚れ試験を行った。試験後、非印刷面の墨インキによる汚れ具合を目視評価し、コスレ汚れ評価を行った。点数が高いほどコスレ汚れが少なく良好である。
RI印刷試験機を用い、墨インキ(商品名:バリウスG墨Sタイプ、大日本インキ社製)を0.6g計量して展開し、試験紙への印刷を施した後、印刷直後から時間間隔を変更してロールニップにおいて印刷面とカレンダー処理により平滑性を向上させた一般PPC用紙を対向させて圧着し、PPC用紙へのインキ転移性を比較した。PPC用紙へのインキ転移性が高いほどインキ乾燥性が劣るとして判断し、インキ転移性をインキ乾燥性として目視評価して、インキ乾燥性評価を行った。点数が高いほど、インキ乾燥性が良好である。
各実験例(参考例、実施例及び比較例)で得られた塗工紙の非塗工紙風合いを、表面性を目視で評価するとともに、触感において塗工紙・非塗工紙いずれの感触に近いかを含め、総合的に評価した。点数が高いほど、非塗工紙風合いが良好である。
表1〜表3における「カレンダー処理」の項目における符号S1,S2,S3は以下のとおりである。非塗工紙風合いを維持させる観点からは、顔料塗工液乾燥後、線圧100kN/m以下で2ニップ以下のカレンダー処理が好ましい。
S1 : 線圧が60kN/m 1Nip
S2 : 線圧が30kN/m 2Nip
S3 : 線圧が60kN/m 4Nip
Claims (4)
- 原紙の坪量が30〜400g/m2で、原紙のステキヒトサイズ度が10〜800秒であり、かつ、原紙の坪量(g/m2)の数値をBとし、原紙のステキヒトサイズ度(秒)の数値をSとして、B/S=0.2〜4.0である原紙の少なくとも片面に、全顔料100質量部中に、平均粒子径2.0〜4.0μmのタルクを5質量部以上40質量部未満の量で含有し、炭酸カルシウムを30質量部以上の量で含有し、かつ、平均粒子径0.1〜1.0μmのデラミネーテッドカオリンを30質量部を越えない量で含有する顔料と接着剤を主成分とする顔料塗工層を設けてなる塗工ファンシー紙。
- 前記顔料塗工層の片面の塗工量が3〜16g/m2であることを特徴とする、請求項1に記載の塗工ファンシー紙。
- 前記顔料塗工層における全顔料100質量部中に30質量部以上の量で含まれる炭酸カルシウムが、平均粒子径が0.5〜1.0μmで、かつ、粒子径0.2μm以下の粒子の割合が15質量%未満である重質炭酸カルシウム及び平均粒子径が0.2〜0.6μmである立方形状軽質炭酸カルシウムから選ばれる炭酸カルシウムよりなり、塗工面のISO 8254−1(1999)に準じて測定される入射・受光角75度の白紙光沢度が3以上20未満であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の塗工ファンシー紙。
- マット調塗工ファンシー紙である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の塗工ファンシー紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012268012A JP5991177B2 (ja) | 2012-12-07 | 2012-12-07 | 塗工ファンシー紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012268012A JP5991177B2 (ja) | 2012-12-07 | 2012-12-07 | 塗工ファンシー紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014114515A JP2014114515A (ja) | 2014-06-26 |
JP5991177B2 true JP5991177B2 (ja) | 2016-09-14 |
Family
ID=51170824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012268012A Active JP5991177B2 (ja) | 2012-12-07 | 2012-12-07 | 塗工ファンシー紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5991177B2 (ja) |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0827693A (ja) * | 1994-07-12 | 1996-01-30 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 記録用紙及び塗工用原紙 |
JPH08144193A (ja) * | 1994-09-22 | 1996-06-04 | New Oji Paper Co Ltd | 高級印刷用紙 |
JP3555258B2 (ja) * | 1995-07-24 | 2004-08-18 | 王子製紙株式会社 | 非塗工紙風合いを有する艶消し塗工紙 |
JPH10226152A (ja) * | 1997-02-14 | 1998-08-25 | Canon Inc | インクジェット用記録媒体及びインクジェット記録方法 |
JP4154752B2 (ja) * | 1998-04-23 | 2008-09-24 | 王子製紙株式会社 | ダル調塗工紙 |
JP4093529B2 (ja) * | 2000-08-21 | 2008-06-04 | 日本製紙株式会社 | 艶消し塗被紙 |
JP2003055893A (ja) * | 2001-08-17 | 2003-02-26 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | オフセット印刷用塗工紙およびその塗工原紙、並びに該塗工原紙の製造方法 |
JP4485563B2 (ja) * | 2007-11-05 | 2010-06-23 | 大王製紙株式会社 | 塗工紙 |
JP5159275B2 (ja) * | 2007-11-30 | 2013-03-06 | 日清紡ホールディングス株式会社 | 塗工紙 |
JP2009143406A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Mazda Motor Corp | 車両のサスペンション装置 |
JP2010031390A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 印刷用紙 |
-
2012
- 2012-12-07 JP JP2012268012A patent/JP5991177B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014114515A (ja) | 2014-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5682460B2 (ja) | 印刷用塗工紙の製造方法 | |
JP2013527340A (ja) | 軟らかい手触りの上質塗工紙 | |
JP2010053481A (ja) | 塗工白板紙 | |
JP5949168B2 (ja) | 塗工ファンシー紙 | |
JP2009221613A (ja) | 印刷用塗工紙およびその製造方法 | |
JP2008274464A (ja) | 印刷用塗工紙およびその製造方法 | |
JP2007204856A (ja) | 印刷用塗被紙 | |
JP2006249607A (ja) | 印刷用艶消し塗被紙 | |
JP2008075200A (ja) | 印刷用塗工紙およびその製造方法 | |
JP6041755B2 (ja) | 印刷用塗工紙 | |
JP5691858B2 (ja) | 印刷用塗工紙 | |
JP5991177B2 (ja) | 塗工ファンシー紙 | |
JP2018162551A (ja) | 塗工紙およびその製造方法 | |
JP4344930B2 (ja) | 印刷用塗被紙 | |
JP6633251B2 (ja) | 印刷用塗工紙 | |
JP6389367B2 (ja) | 塗工紙およびその製造方法 | |
JP4873973B2 (ja) | グラビア印刷用塗工紙の製造方法及びその塗工紙 | |
JP6389371B2 (ja) | 塗工白板紙 | |
JP2003268695A (ja) | オフセット印刷用塗工紙およびその製造方法 | |
JP5601392B2 (ja) | 印刷用両面塗工紙の製造方法 | |
JP4377425B2 (ja) | 微塗工紙の製造方法 | |
JP5315907B2 (ja) | 印刷用両面塗工紙の製造方法 | |
JP5076853B2 (ja) | 印刷用塗被紙 | |
JP2007270405A (ja) | 嵩高艶消し軽塗工量印刷用塗工紙 | |
JP2004277975A (ja) | 嵩高な艶消し塗工紙およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160719 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160801 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5991177 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |